JP2530279Y2 - ソファー - Google Patents

ソファー

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Publication number
JP2530279Y2
JP2530279Y2 JP4222492U JP4222492U JP2530279Y2 JP 2530279 Y2 JP2530279 Y2 JP 2530279Y2 JP 4222492 U JP4222492 U JP 4222492U JP 4222492 U JP4222492 U JP 4222492U JP 2530279 Y2 JP2530279 Y2 JP 2530279Y2
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JP
Japan
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backrest
sofa
seat
reinforcing member
soft foam
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4222492U
Other languages
English (en)
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JPH0593302U (ja
Inventor
勉 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoac Corp
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Publication date
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は軟質発泡体を表皮で覆
った座部および背もたれ部を有するソファーの改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来図5に示すような座部30および背
もたれ部32を有するソファとして、背もたれ部32が
そのB−B断面を示す図6のように軟質ポリウレタンフ
ォーム等の軟質発泡体34をファブリック等の表皮36
で覆った構成からなるものがある。
【0003】ところで前記のソファーにあっては、背も
たれ部32の厚みが大であると、置き場所を取る他に、
重くなる等の問題があるため、背もたれ部32の厚みを
薄くすることが求められていた。
【0004】しかし、背もたれ部32を構成する軟質発
泡体34を薄くすると、使用者がもたれた際に背もたれ
部32の変形が大きくなってソファーが後方へ転倒する
恐れがある。そのため、背もたれ部32の厚みを薄くす
るのには限度があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】そこでこの考案は、前
記の問題を解決して背もたれ部の厚みを薄くできるソフ
ァーを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、軟質発泡体
を表皮で覆った座部および背もたれ部を有するソファー
において、前記背もたれ部の軟質発泡体背面に段ボール
状中空プラスチック板からなる補強体を接着するととも
に、前記補強体の下部を背もたれ部底部から突出させて
前記座部の軟質発泡体背面に接着してなることを特徴と
するソファーに係る。
【0007】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説
明する。図1は、この考案の一実施例に係るソファーの
一部を切り欠いて示す斜視図、図2はA−A線に沿って
切断したソファーの断面図、図3は補強体の斜視図、図
4は他の実施例に係るソファーを背面側から見た斜視図
である。
【0008】この実施例のソファー10は、座部12と
背もたれ部14とからなるもので、しかも背もたれ部1
4が座部12の両側及び背部を包囲して背もたれ部14
の両端14a,14aが肘掛けを兼ねているものであ
る。座部12および背もたれ部14は、所定形状の軟質
発泡体16,18と補強体20と表皮22とからなる。
【0009】座部と背もたれ部の軟質発泡体16,18
は接着によって一体とされている。またこの実施例にお
いては、背もたれ部14が座部12の両側および背部を
包囲した形状からなるため、背もたれ部14の強度がよ
り高くなっている。軟質発泡体16,18としては、種
々の軟質発泡体が使用されるが中でも軟質ウレタンフォ
ームが好適である。
【0010】補強体20は、上部が背もたれ部14の軟
質発泡体18背面に、また下部が座部12の軟質発泡体
16背面に接着されている。この補強体20は、ソファ
ーの形状、大きさ等により背もたれ部14の背面全体
(背もたれ部14が座部12両側の肘掛け部まで続く場
合はその肘掛け部も含む)に、あるいは背面の一部に設
けられる。
【0011】補強体20は、図3に示すように、二枚の
プラスチック薄板20a,20bがリブ20cによって
結合された段ボール状中空プラスチック板からなる。リ
ブ20cの方向は、高い補強効果を得るためには上下方
向とするのが好ましいが、補強体20の設けられる部位
によっては横方向あるいは斜め方向にすることもある。
【0012】補強体20を構成するダンボール状中空プ
ラスチック板は、一枚に限らず、一部または全部を二枚
以上積層して用いることもあり、積層する場合にはリブ
20cの方向を異ならせることもある。ダンボール状中
空プラスチック板の材質としては、ポリプロピレンが好
適である。ダンボール状中空プラスチック板一枚の厚み
は、ダンボール状中空プラスチック板の材質、積層枚
数、ソファーの形状等によって異なるが、通常3〜5mm
とされる。またリブ20cの間隔は、ダンボール状中空
プラスチック板の厚み等によって異なるが、4〜5mm間
隔程度のものが好適である。このような構造からなる段
ボール状中空プラスチック板は、紙製ダンボールと比べ
て剛性に優れ、ソファーの背もたれ部14の補強体20
として最適なものである。
【0013】表皮22は、ソファーの外面を構成するも
ので、ソファーに求められる感触性および装飾性等に応
じてファブリックまたは革等で構成される。
【0014】図4に示すこの考案の他の実施例のソファ
ー23は、座部24と背もたれ部26と肘掛け部28,
28が別体からなり、背もたれ部26および座部24を
構成する軟質発泡体については背面に前記と同様の補強
体29が接着されている。なお、座部24、背もたれ部
26および肘掛け部28を構成する各軟質発泡体は接着
によって一体とされている。
【0015】
【考案の効果】以上図示し説明したように、この考案の
ソファーは、背もたれ部の軟質発泡体背面にダンボール
状中空プラスチック板からなる補強体を接着して、その
補強体の下部を座部の軟質発泡体背面に接着した構成か
らなる。そのため、背もたれ部の軟質発泡体を薄くして
背もたれ部の厚みを薄くしても、背もたれ部が十分な強
度を有し、使用時にソファーが後方に転倒する恐れがな
い。
【0016】またこの考案のソファーは、ダンボール状
中空プラスチック板からなる補強体を用い背もたれ部の
軟質発泡体の厚みを薄くできるため、軽量性に優れ、運
搬、配置換え等が容易になる利点がある。さらに補強体
を構成するダンボール状中空プラスチック板を積層して
用いることにより、背もたれ部の強度をより高くするこ
ともでき、特に強度が要求される部分についてのみ補強
体を多層にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るソファーを一部切り
欠いて示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断した断面図であ
る。
【図3】補強体の斜視図である。
【図4】この考案の他の実施例に係るソファーを背面か
ら見た斜視図である。
【図5】従来のソファーの斜視図である。
【図6】図5のB−B線に沿って切断した断面図であ
る。
【符号の説明】
12 座部 14 背もたれ部 16 座部の軟質発泡体 18 背もたれ部の軟質発泡体 20 補強体 22 表皮

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質発泡体を表皮で覆った座部および背
    もたれ部を有するソファーにおいて、前記背もたれ部の
    軟質発泡体背面に段ボール状中空プラスチック板からな
    る補強体を接着するとともに、前記補強体の下部を背も
    たれ部底部から突出させて前記座部軟質発泡体の背面に
    接着してなることを特徴とするソファー。
  2. 【請求項2】 請求項1において、背もたれ部が着座部
    の両側部および背部を包囲した形状からなるソファー。
JP4222492U 1992-05-26 1992-05-26 ソファー Expired - Lifetime JP2530279Y2 (ja)

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JP4222492U JP2530279Y2 (ja) 1992-05-26 1992-05-26 ソファー

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Publication Number Publication Date
JPH0593302U JPH0593302U (ja) 1993-12-21
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JP6136648B2 (ja) * 2013-06-28 2017-05-31 コクヨ株式会社 椅子

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