JPH05921A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH05921A
JPH05921A JP17905091A JP17905091A JPH05921A JP H05921 A JPH05921 A JP H05921A JP 17905091 A JP17905091 A JP 17905091A JP 17905091 A JP17905091 A JP 17905091A JP H05921 A JPH05921 A JP H05921A
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JP
Japan
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molecular weight
peptide
wheat
weight
hair
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Application number
JP17905091A
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English (en)
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Hirobumi Motoi
博文 本井
Hiroaki Tamura
博明 田村
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NIHON SURFACTANT KOGYO KK
NIPPON SAAFUAKUTANTO KOGYO KK
Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
NIHON SURFACTANT KOGYO KK
NIPPON SAAFUAKUTANTO KOGYO KK
Nisshin Seifun Group Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 分子量が100〜30,000の範囲に分布
し且つメインピークが分子量5,000〜10,000の
範囲に存在し、しかも分子量5,000以上のペプチド
の割合が50重量%以上であり且つ分子量10,000
以下のペプチドの割合が70重量%以上である小麦蛋白
加水分解物を含有する化粧料。 【効果】 本発明の化粧料は、毛髪用化粧料とした場合
には毛髪の滑りを改善して櫛の通りをよくするとともに
毛髪に柔軟性を付与することができ、また皮膚用化粧料
とした場合は、皮膚にしっとり感とはりを与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小麦蛋白質の加水分解
物を含有する化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】小麦蛋白質の主要成分であるグルテンは
水に不溶であり、その利用が限られていた。グルテンを
プロテアーゼによって部分加水分解すると、水に可溶の
ペプチドを生成し、このペプチドは気泡性、乳化性とい
った界面活性能、湿潤性を示す。そして、グルテン由来
のペプチドのそのような性質は化粧料として適している
ところから、グルテン由来のペプチドをシャンプー、リ
ンス、乳液等の化粧料中に配合して、毛髪に柔軟性を付
与したり、皮膚にはりを与えることが従来から試みられ
ている。
【0003】そして、そのような従来技術として特開昭
63−253012号公報および特開昭62−5390
9号公報を挙げることができる。特開昭63−2530
12号公報に記載された発明は、分子量が1万以下にあ
り、主体成分の分子量が5,000〜3,000付近のペ
プチドからなるグルテン加水分解抽出物を含有する化粧
料に係るものであるが、この化粧料で使用されているペ
プチドは、主体成分の分子量が5,000〜3,000付
近と低過ぎるために、化粧料において重要な要素を占め
る気泡性、乳化性等の界面活性能に劣っており、毛髪等
に柔軟性やすべり性を充分に付与することができない。
また、小麦蛋白質をあまりに低分子化することで、生成
するペプチドに着色や異臭を生じ易く、化粧料に添加し
た場合にその品質を低下させるという問題があった。し
かも、低分子量のペプチドを製造することが必要である
ことにより、高価な酵素の使用量の増加や反応時間の延
長等を伴い、ペプチド製造上も有利ではなかった。
【0004】また、上記特開昭62−53909号公報
には、化粧料に使用する大豆や小麦等の植物種子蛋白質
の水溶性加水分解物の分子量について、「この発明にお
いて水溶性蛋白分解物の平均分子量は1,000〜10,
000程度が最も好ましく使用できる」と簡単に記載し
ているだけであり、その分子量分布等についての具体的
な説明は全くなされていない。そして、本発明者らが、
この公報における小麦蛋白加水分解物を使用した唯一の
実施例である実施例3を追試したところ、実施例3のグ
ルテン加水分解物は、分子量10,000以上のペプチ
ドの含有割合が35重量%以上を占める疎水性の強いペ
プチドであった。しかも、この実施例3のグルテン加水
分解物を整髪料に配合したところ、毛髪のすべりが改善
されず、その上毛髪等に柔軟性を付与しにくいことが明
らかになった。
【0005】
【発明の内容】本発明者らは、小麦蛋白質の有効利用の
一つとして、上記した従来技術におけるような欠点を有
せず、化粧料に一層適した小麦蛋白加水分解物を得るこ
とそしてそのような加水分解物を含有する化粧料を開発
することを目的として研究を行ってきた。その結果、化
粧料に従来使用されてきた上記の小麦蛋白加水分解物と
は異なった分子量分布を有する特定の小麦蛋白加水分解
物が、化粧料として極めて適しており、毛髪用化粧料に
使用した場合は、毛髪の滑りを改善して櫛通りをよく
し、且つ毛髪に柔軟性を付与すること、さらに皮膚用化
粧料に使用した場合は、皮膚にしっとり感とはりを与え
ることを見出した。
【0006】すなわち、本発明は、分子量が100〜3
0,000の範囲に分布し且つメインピークが分子量5,
000〜10,000の範囲に存在し、しかも分子量5,
000以上のペプチドの割合が50重量%以上であり且
つ分子量10,000以下のペプチドの割合が70重量
%以上である小麦蛋白加水分解物を含有することを特徴
とする化粧料である。
【0007】ここで、本発明における小麦蛋白加水分解
物の分子量および分子量分布は下記の方法により測定し
た。 《分子量および分子量分布の測定法》 (1) 検量線の作成 分子量既知の下記の3種の物質を分子量マーカーとして
使用して、サイズ排除高速液体クロマトグラフィー(S
E−HPLC)を下記の測定条件で行って検量線を作成
した。分子量マーカー リボヌクレアーゼA(RNアーゼA)(分子量13,7
00;ファルマシアファインケミカルズ社製) アプロチニン(Aprotinin)(分子量6,500;シグマ
ケミカル社製) ブラジキニン(Bradykinin)(分子量1,060;ペプ
チド研究所製)測 定 条 件 使 用 カ ラ ム:Asahipak 320[旭化成
(株)製] 溶 離 液:0.1%トリフルオロ酢酸を含む40
%アセトニトリル溶液 溶 離 液 流 速:1.0ml/分 検 出 法:L4000UV(日立製作所製)を使用
して220nmの紫外部吸光度を測定。検量線の作成 上記測定の結果、RNアーゼA(分子量13,700)は
溶離液容量8.14mlの時点に、アプロチニン(分子
量6,500)は溶離容量液8.88mlの時点に、そし
てブラジキニン(分子量1,060)は溶離容量液10.
50mlの時点に220nmの紫外線吸収があったの
で、片対数紙に、分子量[log(MW)]を縦軸に、
溶離液容量(ml)を横軸にしてそれらの値をプロット
したところ、直線性を認めたので一次回帰で校正して直
線を引き、この校正直線を検量線として用いた。
【0008】(2)小麦蛋白加水分解物の分子量および分
子量分布の測定 小麦蛋白質の加水分解物に対して、上記各分子量マーカ
ーに対して行ったのと同様にして、サイズ排除高速液体
クロマトグラフィーを行って、その220nmにおける
紫外部吸光度を測定した。そして、縦軸を紫外部吸光度
とし、横軸を上記で作成した検量線と同一目盛りの溶離
液容量(すなわち分子量)として紫外部吸収曲線を記録
して、小麦蛋白加水分解物の分子量分布を測定した。
【0009】また、本発明でいう「小麦蛋白加水分解
物」とは、小麦グルテンを主要蛋白質とし場合によって
小麦中に含まれている他の蛋白質を少量含有する小麦蛋
白質を、部分加水分解することによって製造されたペプ
チド類の混合物である。そしてこのペプチド混合物は、
小麦蛋白質の完全加水分解によって生ずるアミノ酸を場
合により少量含有していてもよい。
【0010】本発明で使用する小麦蛋白加水分解物は、
分子量が100〜30,000の範囲に分布すると共に
分布のメインピークが分子量5,000〜10,000の
範囲に存在し、しかも分子量5,000以上のペプチド
の割合が50重量%以上であり、且つ分子量10,00
0以下のペプチド、またはペプチドとアミノ酸の割合が
70重量%以上である加水分解物である限り、その製法
は問わない。
【0011】小麦蛋白質の加水分解法としては、例え
ば、酵素よる方法、酸による方法、アルカリによる方法
等の種々の方法が知れており、本発明ではそれらのいず
れの方法も使用できるが、酵素による加水分解法が温和
な条件下で目的とする加水分解物を効率よく且つ確実に
得ることができ望ましい。
【0012】酵素によって部分加水分解する場合は、エ
ンド型のプロテアーゼが適しており、該エンド型プロテ
アーゼの例としては、動物起源のペプシン、植物起源の
パパインやブロメライン、微生物起源のアスパルテック
プロテアーゼ、金属プロテアーゼ等を挙げることができ
る。そのうちでも、ペプシン、微生物起源のアスパルテ
ックプロテアーゼ等の酸性側に至適pHを有するいわゆ
る酸性プロテアーゼが好ましい。プロテアーゼは遊離の
状態で使用してもまたは固定して使用してもよい。プロ
テアーゼの使用量は、小麦蛋白質1g当たり25〜50
0units、特に50〜150unitsがよい。加水分解反応
は、通常、小麦蛋白質を水等に分散させて水分散液と
し、液のpHを約1.5〜5.0にして、温度約30〜5
5℃で約2〜40時間行うのがよい。反応条件を適宜選
択することによって、上記した分子量分布の範囲で、望
みの分子量分布を有する加水分解物を得ることができ
る。得られた加水分解物は、限外濾過膜に濾過、ゲル濾
過等の手段により分画、精製してもよい。
【0013】本発明の化粧料で使用する小麦蛋白加水分
解物は、上記したように、分子量が100〜30,00
0の範囲に分布すると共にそのメインピークが分子量
5,000〜10,000の範囲に存在し、しかも分子量
5,000以上のペプチドの割合が、加水分解物の全重
量の基づいて、50重量%(以後重量%を単に%とい
う)以上であり、且つ分子量10,000以下のペプチ
ドまたはペプチドとアミノ酸の割合が、加水分解物の全
重量に基づいて70%以上であることが必要である。
【0014】メインピークが分子量5,000よりも低
い位置にあり、しかも分子量5,000以上のペプチド
の割合が50%よりも少ない低分子量の小麦蛋白質由来
のペプチドは、化粧料において必要とされる気泡性、乳
化性等の界面活性能が劣り、毛髪等に柔軟性やすべり性
を充分に付与することができない。しかも、着色や異臭
を生じ易く化粧料の品質を低下させる。その上、小麦蛋
白質の加水分解の程度を大きくする必要から酵素使用量
の増加や反応時間の延長等を伴い、ペプチド製造上も不
利である。
【0015】一方、分子量が100〜30,000の範
囲に分布し、且つメインピークが分子量5,000〜1
0,000の範囲に存在し、しかも分子量5,000以上
のペプチドの割合が50%以上であっても、分子量1
0,000以下のペプチドまたはペプチドとアミノ酸の
割合が70%よりも少ない加水分解物の場合は、疎水性
の程度が強くなって、毛髪等に潤滑性や柔軟性を付与し
にくくなり、しかも化粧液中で経時的に沈殿分離し易
い。
【0016】本発明で使用する小麦蛋白加水分解物は、
上記した分子量分布の要件の他に、更に、加水分解物の
全重量に基づいて、分子量1,000以下のペプチドや
アミノ酸の割合が約20%以下であり、そして分子量1
5,000以上のペプチドの割合が10%以下であるの
が望ましい。
【0017】本発明の化粧料は、ヘアーリンス、ヘアー
シャンプー、ヘアートリートメント、ヘアーコンディシ
ョナー、ヘアーリキッド、ヘアークリーム等の毛髪用化
粧料;および化粧水、クリーム、乳液等の肌用化粧料を
包含し、特に毛髪用化粧料とした場合に有効である。毛
髪用化粧料の場合は、上記した小麦蛋白加水分解物を通
常約0.1〜3.0%程度配合すると、毛髪に柔軟性、湿
潤性、潤滑性、くし通り性等を付与し、サラサラ、しっ
とりとした柔軟な毛髪状態にすることができる。また、
肌用化粧料の場合は、上記小麦蛋白加水分解物を通常約
0.01〜3.0%程度配合すると、肌に湿潤性を付与
し、しっとりとさせることができる。しかしながら、小
麦蛋白加水分解物の化粧料における配合量は、上記範囲
に限定されるものではなく、化粧料の種類やその他の状
況により適宜変えることができる。
【0018】また、本発明の化粧料は、小麦蛋白加水分
解物の他に、毛髪用化粧料や肌用化粧料において通常使
用されている種々の成分、例えば小麦蛋白加水分解物以
外の界面活性剤、油脂類、染顔料、香料、紫外線吸収
剤、安定剤、防腐剤、ビタミンやその他の栄養補給剤等
を必要に応じて適宜含有することができる。
【0019】以下に本発明を実施例等により具体的に説
明するが、本発明はそれにより限定されない。また、以
下の実施例等におけるプロテアーゼ活性(units)は、
次のようにして測定した。プロテアーゼ活性(units)の測定法 基質として米国メルク社製のハマーステインカゼイン1
%溶液を用い、アンソン−萩原変法[赤堀四郎編“酵素
研究法”第2巻、第237頁(昭和36年1月10日、
朝倉書店発行)]により測定した。反応は30℃で30
分間行い、1分間に1μgのチロシン相当量を遊離する
のに要するプロテアーゼ量を1unitとした。
【0020】《参考例 1》(小麦グルテン加水分解物
の調製) 粉末状の小麦グルテン534gを0.02Nクエン酸水
溶液3500mlに撹拌下に分散させてpH4.0のグ
ルテンの水性分散液を調製した。これに酸性プロテアー
ゼ[アマノM:天野製薬(株)製]0.8g(75units/
グルテン1g)を加えて、45℃で5時間反応させた。
反応後、液のpHを5.0に調整し、80℃で30分間
加熱して酸性プロテアーゼを失活させた。冷却後、5,
000Gで20分間遠心分離して、未分解の沈殿物を除
去した。上澄液3200mlに活性炭[タケコール:武
田薬品工業(株)製]12g、ケイソウ土[ラジオライ
ト:昭和化学(株)製]60gを加えて室温で1時間撹
拌した。濾紙を通して濾過した後、更に孔径0.45μ
mのメンブランフィルターを使用して膜濾過した。得ら
れた清澄液を噴霧乾燥して、小麦ペプチド加水分解物の
粉末(ペプチド含有率70〜95%)(小麦ペプチド
A)300gを得た。
【0021】上記で得た小麦ペプチドAの分子量および
分子量分布を先に記載したサイズ排除高速液体クロマト
グラフィーにより求めたところ、図1に示すとおりの分
子量分布を示し、その具体的な分布内容は、下記の表1
に示すとおりであった。また、小麦ペプチドAの重量平
均分子量を区分求積法により測定したところ、表1に示
すとおりであった。
【0022】《参考例 2》(小麦グルテン加水分解物
の調製) 酸性プロテアーゼによる加水分解反応を48時間とした
他は上記参考例1と同じにして、小麦ペプチド加水分解
物の粉末(ペプチド含有率70〜95%)(小麦ペプチ
ドB)330gを得た。この小麦ペプチドBについて
も、小麦ペプチドAの場合と同様にして、分子量および
分子量分布を調べた。その結果を図2および表1に示
す。なお、この小麦ペプチドBは、前記した特開昭63
−253012号公報記載の発明で使用しているグルテ
ン加水分解物に相当する。また、参考例1におけるのと
同様にして、小麦ペプチドBの重量平均分子量を測定し
たところ、表1に示すとおりであった。
【0023】《参考例 3》(小麦グルテン加水分解物
の調製) グルテンをn−ヘキサンで充分洗浄して脂質を除去した
後、n−ヘキサンを減圧下で留去したもの100gに水
900mlを加え、液のpHを塩酸で1.5に調整し、
これにペプシン0.5g(50units/グルテン1g)を
加えて40℃で5時間加水分解した。反応後、70℃で
30分間加熱してペプシンを失活させた。冷却後、水酸
化ナトリウムでpH5.0に調整し、5,000Gで20
分間遠心分離して未分解の沈殿物を除去した。上澄液7
00mlに、参考例1で使用したのと同じ活性炭3g、
ケイソウ土15gを加えて室温で1時間撹拌した後、濾
紙および孔径0.45μmのメンブランフィルターを使
用して順次濾過した。得られた清澄液を噴霧乾燥して、
小麦ペプチド加水分解物の粉末(ペプチド含有率70〜
95%)(小麦ペプチドC)50gを得た。
【0024】この小麦ペプチドCについても、小麦ペプ
チドAと同様にして、分子量および分子量分布を調べ
た。その結果を図3および表1に示す。この小麦ペプチ
ドCは、前記した特開昭62−53909号公報の実施
例3で使用しているグルテン加水分解物に相当する。ま
た、参考例1におけるのと同様にして、小麦ペプチドC
の重量平均分子量を測定したところ、表1に示すとおり
であった。
【0025】
【表1】 累 積 割 合(%) 分 子 量 小麦ペプチドA 小麦ペプチドB 小麦ペプチドC 196 4.1 9.1 0.9 291 6.5 14.5 1.9 432 8.9 19.2 3.0 642 11.9 25.2 4.2 954 17.0 34.4 6.3 1,418 23.1 43.9 10.1 2,106 30.8 54.8 15.9 3,128 39.5 65.7 23.0 4,645 50.7 76.9 32.2 6,899 63.9 87.0 44.3 10,247 81.8 95.5 65.3 15,219 94.9 99.0 86.0 22,602 99.9 99.9 99.1 33,569 100.0 100.0 100.0 49,856 − − − 重量平均分子量 4,735 2,519 6,915
【0026】図1〜図3および上記表1の結果から、本
発明の化粧料で使用する小麦蛋白質質の加水分解物に相
当する小麦ペプチドAは、分子量が100〜30,00
0の範囲に分布すると共にメインピークが分子量5,0
00〜10,000の範囲(分子量約7,000の位置)
に存在し、しかも、加水分解物の全重量に基づいて、分
子量5,000以上のペプチドの割合が50%以上であ
り、且つ分子量10,000以下のペプチドおよびアミ
ノ酸の割合が70%以上(約80%)であることがわか
る。
【0027】これに対して、小麦ペプチドBは、分子量
分布のメインピークが5,000よりも低い位置(分子
量約3,000の位置)にあり、しかも分子量5,000
以上のペプチドの割合が50%未満(25%未満)であ
って分子量5,000以下の低分子量ペプチドが極めて
多いことがわかる。
【0028】更に小麦ペプチドCは、分子量が200〜
30,000の範囲に分布し、メインピークが分子量5,
000〜10,000の範囲(分子量約7,000の位
置)に存在し、しかも分子量5,000以上のペプチド
の割合が50%以上であるものの、分子量10,000
以下のペプチドおよびアミノ酸の割合が65%未満であ
って70%よりも少なく、疎水性の程度が強くなってい
ることがわかる。
【0029】《参考例 4》(小麦ペプチドAと小麦ペ
プチドCの性質比較) 参考例1で得られた小麦ペプチドAを5mg/mlとな
るように蒸留水に溶かし、孔径0.45μmのメンブラ
ンフィルターを通過させた液を、逆相高速液体クロマト
グラフィーのカラム(μBondasphere−C18−300
Å;直径3.9mm、長さ150mm;Waters社
製)に供試した。ペプチドの溶出パターンは、0.1%
トルフルオロ酢酸水溶液(A液)および0.1%トリフ
ルオロ酢酸を含有する50%アセトニトリル溶液(B
液)を使用して、B液の濃度を0%から80%まで直線
的に増加する濃度勾配にで1.0ml/分の流速で溶出
させ、溶出液中のペプチド量を波長280nmでの吸光
度を測定することにより求めたところ図4に示す吸光度
チャートを得た。図4の吸光度チャートより各溶出液1
0ml(以下「溶出容量画分」という)中のペプチド含
量を算出したところ、下記の表2に示すとおりであっ
た。
【0030】また、参考例3で得られた小麦ペプチドC
についても、上記と同様にして逆相高速液体クロマトグ
ラフィーを行ったところ、図5に示す吸光度チャートを
得た。図5の吸光度チャートより各溶出容量画分中のペ
プチド含量の算出結果を下記の表2に記載する。
【0031】
【表2】 ペ プ チ ド 含 量 (%) 溶出容量画分(ml) 小麦ペプチドA 小麦ペプチドC 0〜10 48.9 20.3 10〜20 13.2 7.2 20〜30 22.3 46.8 30〜40 15.6 25.7 合 計 100.0 100.0
【0032】この参考例4で実施した逆相高速液体グロ
マトグラフィーでは、一般に、溶出の遅いペプチドほど
疎水性が強いことが知られている。そして、図4および
図5並びに表2の結果を見ると、小麦ペプチドCの方が
小麦ペプチドAに比べて溶出の遅いペプチドの割合が多
いことが明らかであり、このことから小麦ペプチドCの
方が小麦ペプチドAに比べて疎水性が強いことわかる。
そして、この参考例4で得られた結果は、参考例3にお
ける図1〜図3および表1で得られた結果と一致してい
る。
【0033】《実施例 1》(毛髪のすべり改善効果の
測定) 上記参考例1〜3で調製した小麦ペプチドA、Bおよび
C、並びにコラーゲンの加水分解ペプチド(分子量範囲
100〜15,000の範囲;メインピーク300〜1,
500の範囲に存在;日光ケミカルズCCP−100
P)の各々を蒸留水に溶解して各々5%水溶液を調製し
た。各水溶液に毛髪の束20gを浸し、ときどき混合し
ながら10分間水溶液中に浸漬した。次に、取り出して
水道水で1分間濯いだ後、タオルで水分を拭き取って自
然乾燥させた。また、ペプチドを含有しない蒸留水を用
いて、上記と同様の処理を行った。
【0034】上記で処理した毛髪の各々を用いて、下記
の測定用試料を作成した。測定用試料 図6に示すように、台1の上部に一定の間隔をあけて毛
髪取付部材2と3を平行に設け、一方の取付部材2には
毛根側4が、もう一方の取付部材3には毛先5がくるよ
うに揃えて1mmの間隔で20本の毛髪を並べて固定し
て測定用試料を作成した。上記の測定用試料を摩擦感テ
スター[KES−SE:カトーテック(株)製]の試料
台に設置し、摩擦感テスターの指紋センサーを毛根側か
ら毛先側に向けて移動させて摩擦係数を測定し、その平
均摩擦係数を算出して、毛髪のすべり改善効果を評価し
た。この毛髪のすべり改善効果の測定は、上記した処理
の直後と2週間後の2回行った。その結果を、下記の表
3に示す。
【0035】
【表3】 平 均 摩 擦 係 数 試 験 区 ペプチド 直 後 2週間後 1(本発明) 小麦ペプチドA 0.0311) 0.0321) 2(比較例) 小麦ペプチドB 0.0392) 0.048 3(比較例) 小麦ペプチドC 0.044 0.047 4(比較例) コラーゲン加水分解物 0.045 0.048 5(対照例) 無 添 加 0.048 0.049 1) 危険率1%で試験区5(対照例)と有意差あり 2) 危険率5%で試験区5(対照例)と有意差あり
【0036】表3の結果から、小麦ペプチドAを含有す
る水溶液で処理した本発明の試験区1の場合は、処理直
後および2週間後のいずれの場合も平均摩擦係数が小さ
く、毛髪のすべり改善効果が大きいこと、そしてすべり
改善効果は持続性があることがわかる。これに対して、
小麦ペプチドBを含有する水溶液で処理した試験区2の
場合は、処理直後は平均摩擦係数が小さく、毛髪のすべ
りは多少改善されるものの、2週間後には平均摩擦係数
が大きくなってしまって持続性がないことがわかる。更
に、小麦ペプチドCを使用した試験区3およびコラーゲ
ン加水分解物の水溶液を使用した試験区4では、処理直
後も2週間後も平均摩擦係数が大きく、毛髪のすべり改
善効果がないことがわかる。
【0037】《実施例 2》(毛髪への柔軟効果の測
定) 小麦ペプチドA、B、Cおよび実施例1におけるのと同
じコラーゲンの加水分解ペプチドの各々の5%水溶液を
調製し、各水溶液を用いて実施例1と同様にして毛髪の
処理を行った。また、ペプチドを含有しない蒸留水を用
いて、上記と同様の処理を行った。
【0038】上記で処理した毛髪を毛根側から長さ10
cmに切揃え、それを各区10本ずつ用いて、図7に示
すように、毛根側2cmが台6上に載るようにして1c
mの間隔をあけて平行に並べて取り付け、台6から垂れ
下がった毛髪の距離L(cm)を各々測定して、10本の
平均値をとった。その結果を下記の表4に示す。
【0039】
【表4】 試 験 区 ペプチド 垂れ下がった距離L(cm) 1(本発明) 小麦ペプチドA 7.51) 2(比較例) 小麦ペプチドB 6.1 3(比較例) 小麦ペプチドC 5.6 4(比較例) コラーゲン加水分解物 6.0 5(対照例) 無 添 加 6.1 1)危険率1%で試験区5(対照例)と有意差あり。他の試験区は有意差なし。
【0040】上記表4の結果から、小麦ペプチドAを含
有する水溶液で処理した本発明の試験区1の場合は、垂
れ下がった距離が無添加の試験区5に比べて大きく、毛
髪に対する柔軟効果があることがわかる。これに対し
て、小麦ペプチドBを含有する水溶液で処理した試験区
2およびコラーゲン加水分解物の水溶液を使用した試験
区4の場合は、無添加の試験区5の場合とほぼ同じであ
り、毛髪の柔軟効果がないこと、更に小麦ペプチドCを
含有する水溶液で処理した試験区3では、無添加の試験
区5よりも垂れ下がった距離が小さくなっており、柔軟
効果が全くないことがわかる。
【0041】《実施例 3》(ヘアーシャンプーの調
製) 参考例1〜3で調製した小麦ペプチドA、B、Cおよび
実施例1で使用したのと同じコラーゲンの加水分解ペプ
チドの各1重量部を精製水10重量部に溶解させたペプ
チド水溶液(a)を、他の成分を含有する下記の表5に示
した水性液(b)に加えて、表5に示したシャンプー配合
を有するヘアーシャンプーを各々調整した。また、比較
のため、ペプチドを含有しない他は同様の組成を有する
ヘアーシャンプーを調製した。
【0042】
【表5】 [シ ャ ン プ ー 配 合]ペプチド水溶液(a) ペプチド 1.0重量部 精 製 水 10.0重量部水 性 液(b) ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム の27%液 30.0重量部 ラウリル硫酸トリエタノールアミン43%液 20.0重量部 ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン35%液 5.0重量部 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0重量部 クエン酸 0.1重量部 エデト酸二ナトリウム 0.1重量部 メチルパラベン 0.1重量部 精 製 水 30.7重量部 合 計 100.0重量部
【0043】女性のパネラー25名を各区5名ずつ5区
に分けて、上記で調製したヘアーシャンプーの各々を使
用して洗髪してもらい(シャンプーによる洗い1回、4
0℃の温水による濯ぎ3分)、その性能を評価してもら
った。性能の評価は、洗浄時の泡立ち、濯ぎ易さ、乾燥
後の櫛通りおよび毛髪のしなやかさを、下記の評価基準
にしたがって点数評価することにより行い、5名の平均
値を採った。
【0044】評価基準 5・・・非常に良い 4・・・良い 3・・・普通 2・・・やや悪い 1・・・悪い 上記の結果を下記の表6に示す。
【0045】
【表6】 洗 髪 時 乾 燥 後 総 合 試 験 区 ペプチド 泡 立 濯ぎ性 櫛通り しなやかさ 評 価 1(本発明) 小麦ペプチドA 3.3 3.4 3.7 3.5 3.5 2(比較例) 小麦ペプチドB 2.5 3.2 2.8 3.2 2.7 3(比較例) 小麦ペプチドC 2.6 3.2 3.2 3.2 3.1 4(比較例)コラーゲン加水分解物 2.5 3.0 3.0 3.1 2.8 5(対照例) 無 添 加 2.6 2.9 3.2 3.0 3.0
【0046】上記表6の結果から、小麦ペプチドAを含
有する試験区1(本発明)のシャンプーは、上記したす
べての特性において、無添加の試験区5に比べて優れて
いることがわかる。それに対して、小麦ペプチドBおよ
びC、またはコラーゲンの加水分解ペプチドを含有する
試験区2〜4のシャンプーは、特に洗浄時の泡立ちおよ
び乾燥後の櫛通りが無添加の試験区5に比べて劣ってお
り、シャンプーとしての適性に欠けることがわかる。
【0047】《実施例 4》(スキンローションの調
製) 下記の表7に示した(a)液、(b)液および(c)液
の各々からなるスキンローション用配合を準備した。
【0048】
【表7】 [スキンローション用配合] (a)液 ポリオキシエチレン(50)硬化ヒマシ油 0.6重量部 酢酸dl−α−トコフェノール 0.1重量部 エタノール 1.0重量部 香 料 0.1重量部 (b)液 1,3−ブチレングリコール 3.0重量部 濃グリセリン 3.0重量部 メチルパラベン 0.2重量部 精 製 水 70.0重量部 (c)液 小麦ペプチドA 2.0重量部 精 製 水 20.0重量部 合 計 100.0重量部
【0049】上記の(a)液を50℃に加温後、(b)
液を少量ずつ混合し、さらに(c)液を混合してスキン
ローションを調製した。このスキンローションを皮膚に
塗布したところ、しっとりとした感触が得られた。
【0050】《実施例 5》(乳液の調製) 下記の表8に示した(a)液、(b)液、(c)液およ
び(d)液の各々からなる乳液用配合を準備した。
【0051】
【表8】 [乳 液 用 配 合] (a)液 ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 1.0重量部 ステアリン酸ソルビタン 1.0重量部 テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビット 0.8重量部 HVステアリン酸 0.5重量部 パルミチン酸セチル 0.5重量部 ベヘニルアルコール 0.5重量部 スクワラン 15.0重量部 プロピルパラベン 0.1重量部 (b)液 メチルパラベン 0.1重量部 カーボポール940(Goodrich社製)1%水溶液 10.0重量部 1,3−ブチレングリコール 5.0重量部 精 製 水 40.5重量部 (c)液 トリエタノールアミン 0.2重量部 精 製 水 4.8重量部 (d)液 小麦ペプチドA 2.0重量部 精 製 水 18.0重量部 合 計 100.0重量部
【0052】(a)液および(b)液を各々80℃に加
温する。(a)液を撹拌しながら(b)液を少量ずつ加えて
乳化させる。さらに(c)液を加えて放冷した後、40
℃で(d)液を混合して乳液を調製した。この乳液を皮
膚に塗布したところ、皮膚にしっとりとした感触と張り
が得られた。
【0053】《実施例 6》(エモリエントクリームの
調製) 下記の表9に示した(a)液、(b)液および(c)液
の各々からなるエモリエントクリーム用配合を準備し
た。
【0054】
【表9】 [エモリエントクリーム用配合] (a)液 自己乳化性ステアリン酸グリセリン 4.5重量部 ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 2.0重量部 スクワラン 10.0重量部 トリオクタン酸グリセリン 10.0重量部 セタノール 3.5重量部 パルミチン酸セチル 2.0重量部 メチルパラベン 0.2重量部 プロピルパラベン 0.1重量部 (b)液 濃グリセリン 5.0重量部 精 製 水 42.7重量部 (c)液 小麦ペプチドA 3.0重量部 精 製 水 17.0重量部 合 計 100.0重量部
【0055】上記の(a)液および(b)液を各々80
℃に加温した。(a)液を撹拌しながら(b)液を少量
ずつ加えて乳化させた。放冷後、40℃で(c)液を混
合してエモリエントクリームを調製した。このスキンロ
ーションを皮膚に塗布したところ、皮膚にしっとりとし
た感触とはりを与えた。
【0056】
【発明の効果】化粧料において従来使用されてきたのと
は異なる、上記した特定の分子量分布を有する小麦蛋白
加水分解物を含有する本発明の化粧料は、毛髪用化粧料
とした場合には毛髪の滑りを改善して櫛の通りをよくす
るとともに、毛髪に柔軟性を付与することができる。ま
た、皮膚用化粧料とした場合は、皮膚にしっとり感とは
りを与える。さらに、上記特定の小麦蛋白加水分解物を
含有する本発明の化粧料は、該加水分解物に起因する着
色や異臭、沈殿の発生がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例1で得た小麦ペプチドAの分子量分布を
示す図である。
【図2】参考例2で得た小麦ペプチドBの分子量分布を
示す図である。
【図3】参考例3で得た小麦ペプチドCの分子量分布を
示す図である。
【図4】参考例1で得た小麦ペプチドAを逆相高速液体
クロマトグラフィーに供したときの波長280nmの吸
光度チャートを示す図である。
【図5】参考例3で得た小麦ペプチドCを逆相高速液体
クロマトグラフィーに供したときの波長280nmの吸
光度チャートを示す図である。
【図6】実施例1で使用した測定用試料の作成法を示す
図である。
【図7】実施例2における毛髪のすべり改善効果の測定
法を示す図である。
【符号の説明】
1 台 2 毛髪取付部材 3 毛髪取付部材 4 毛根側 5 毛先側 6 台

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 分子量が100〜30,000の範囲に
    分布し且つメインピークが分子量5,000〜10,00
    0の範囲に存在し、しかも分子量5,000以上のペプ
    チドの割合が50重量%以上であり且つ分子量10,0
    00以下のペプチドの割合が70重量%以上である小麦
    蛋白加水分解物を含有することを特徴とする化粧料。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0681826A3 (en) * 1994-05-10 1996-11-06 Neutrogena Corp Heat-proof hair treatment composition and its application.
KR20020037796A (ko) * 2000-11-15 2002-05-23 이후영 발모제 조성물 및 샴푸
JP2009269837A (ja) * 2008-05-01 2009-11-19 Noevir Co Ltd 水中油型乳化組成物
WO2014185610A1 (ko) * 2013-05-16 2014-11-20 제주대학교 산학협력단 밀기울 추출물을 유효성분으로 포함하는 탈모 방지 또는 육모 촉진 조성물

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