JPH0591488A - 放送受信装置 - Google Patents
放送受信装置Info
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- JPH0591488A JPH0591488A JP27471591A JP27471591A JPH0591488A JP H0591488 A JPH0591488 A JP H0591488A JP 27471591 A JP27471591 A JP 27471591A JP 27471591 A JP27471591 A JP 27471591A JP H0591488 A JPH0591488 A JP H0591488A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 所定の番組の所定頁を予約すると、予約頁の
放送時間にのみ電源を自動的に投入して受信処理を行な
い、消費電力の節約を図ることを目的としている。 【構成】 受信頁指定モードに設定されると(ステップ
S1)、予約された番組の受信・復号処理を行ない(ス
テップS3)、その受信・復号結果から予約頁の放送時
刻を判別する(ステップS4)。受信頁指定モードが解
除されたか、また予約頁の放送時刻の所定時間前になっ
たかどうかチェックし(ステップS5、S6)、予約頁
の放送時刻の所定時間前までは、電源をオフにする(ス
テップS7)。予約頁の放送時刻の所定時間前になる
と、電源をオンにして予約頁の受信・復号処理を行ない
(ステップS8、S9)、全ての予約頁の受信を完了す
るまで、同様の処理を行なう(ステップS10、S5〜
S10)。
放送時間にのみ電源を自動的に投入して受信処理を行な
い、消費電力の節約を図ることを目的としている。 【構成】 受信頁指定モードに設定されると(ステップ
S1)、予約された番組の受信・復号処理を行ない(ス
テップS3)、その受信・復号結果から予約頁の放送時
刻を判別する(ステップS4)。受信頁指定モードが解
除されたか、また予約頁の放送時刻の所定時間前になっ
たかどうかチェックし(ステップS5、S6)、予約頁
の放送時刻の所定時間前までは、電源をオフにする(ス
テップS7)。予約頁の放送時刻の所定時間前になる
と、電源をオンにして予約頁の受信・復号処理を行ない
(ステップS8、S9)、全ての予約頁の受信を完了す
るまで、同様の処理を行なう(ステップS10、S5〜
S10)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放送受信装置に関し、詳
細には、頁単位で番組が放送される際に、あらかじめ予
約した番組の予約頁が放送されるときにのみ受信処理を
行なうことにより消費電力の節減を図った放送受信装置
に関する。
細には、頁単位で番組が放送される際に、あらかじめ予
約した番組の予約頁が放送されるときにのみ受信処理を
行なうことにより消費電力の節減を図った放送受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】放送受信装置としては、料理情報や交通
情報等が頁単位で放送される番組の放送電波を受信可能
な放送受信装置、例えば、文字放送受信装置等がある。
このような頁単位の放送を受信する放送受信装置におい
ては、従来、電源が投入され、チャンネルや番組の選局
が指定されると、指定された番組の放送電波の受信処理
を行ない、順次頁単位で送信されてくる放送番組の信号
処理を行なって表示出力あるいは(および)拡声出力し
ている。視聴者は、頁単位で放送され、出力される放送
内容を見たり、聞いたりして必要な情報を入手する。
情報等が頁単位で放送される番組の放送電波を受信可能
な放送受信装置、例えば、文字放送受信装置等がある。
このような頁単位の放送を受信する放送受信装置におい
ては、従来、電源が投入され、チャンネルや番組の選局
が指定されると、指定された番組の放送電波の受信処理
を行ない、順次頁単位で送信されてくる放送番組の信号
処理を行なって表示出力あるいは(および)拡声出力し
ている。視聴者は、頁単位で放送され、出力される放送
内容を見たり、聞いたりして必要な情報を入手する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の放送受信装置にあっては、電源が投入され、
番組の選局が行なわれると、選局された番組の放送電波
の受信処理を行ない、順次頁単位で送信されてくる放送
番組の信号処理を行なっているため、必要としない頁の
放送電波をも受信・信号処理し、不必要に電力を消費す
るという問題があった。すなわち、頁単位で放送される
番組では、例えば、交通情報のように、視聴者が必要と
する交通情報は、当該放送番組のうち所定頁で放送され
る地域の交通情報だけであり、他の地域の交通情報は必
要とはしていない。ところが、従来の放送受信装置で
は、電源を投入して、番組の選局を行なうと、必要とす
る頁がいつ放送されるか分らないため、必要な頁以外の
頁であっても全て受信し、信号処理して出力していたた
め、不必要に電力を消費していた。そこで、本発明は、
あらかじめ予約された放送番組の予約頁の放送時間を判
別し、その番組の予約頁の放送時間のみ受信および信号
処理を行なうようにして、消費電力を削減することを目
的としている。
うな従来の放送受信装置にあっては、電源が投入され、
番組の選局が行なわれると、選局された番組の放送電波
の受信処理を行ない、順次頁単位で送信されてくる放送
番組の信号処理を行なっているため、必要としない頁の
放送電波をも受信・信号処理し、不必要に電力を消費す
るという問題があった。すなわち、頁単位で放送される
番組では、例えば、交通情報のように、視聴者が必要と
する交通情報は、当該放送番組のうち所定頁で放送され
る地域の交通情報だけであり、他の地域の交通情報は必
要とはしていない。ところが、従来の放送受信装置で
は、電源を投入して、番組の選局を行なうと、必要とす
る頁がいつ放送されるか分らないため、必要な頁以外の
頁であっても全て受信し、信号処理して出力していたた
め、不必要に電力を消費していた。そこで、本発明は、
あらかじめ予約された放送番組の予約頁の放送時間を判
別し、その番組の予約頁の放送時間のみ受信および信号
処理を行なうようにして、消費電力を削減することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
放送番組が頁単位で放送される放送電波を受信する受信
手段と、前記受信手段で受信した放送電波に応じた放送
内容を出力する出力手段と、受信手段により受信される
放送番組内の予約頁を記憶する予約頁記憶手段と、前記
予約頁記憶手段に記憶されている予約頁が前記受信手段
による受信状態から当該予約頁の放送開始時刻か放送終
了時刻かを判別する放送時刻判別手段と、電源手段と、
前記放送時刻判別手段の判別結果に基づいて、前記予約
情報記憶手段に記憶されている予約頁が放送される時間
のみ前記電源手段から自動的に電源を供給し、前記受信
手段及び前記出力手段により受信及び出力の各処理を行
なわせる制御手段と、を備えたことを特徴としており、
また、例えば、請求項2に記載するように、前記予約頁
記憶手段に記憶された予約頁を前記受信手段により受信
すると、該予約頁の放送内容を記憶する放送内容記憶手
段をさらに設けてもよい。さらに、例えば、請求項3に
記載するように、前記受信手段が、頁単位で放送される
文字放送電波を受信するものであってもよい。
放送番組が頁単位で放送される放送電波を受信する受信
手段と、前記受信手段で受信した放送電波に応じた放送
内容を出力する出力手段と、受信手段により受信される
放送番組内の予約頁を記憶する予約頁記憶手段と、前記
予約頁記憶手段に記憶されている予約頁が前記受信手段
による受信状態から当該予約頁の放送開始時刻か放送終
了時刻かを判別する放送時刻判別手段と、電源手段と、
前記放送時刻判別手段の判別結果に基づいて、前記予約
情報記憶手段に記憶されている予約頁が放送される時間
のみ前記電源手段から自動的に電源を供給し、前記受信
手段及び前記出力手段により受信及び出力の各処理を行
なわせる制御手段と、を備えたことを特徴としており、
また、例えば、請求項2に記載するように、前記予約頁
記憶手段に記憶された予約頁を前記受信手段により受信
すると、該予約頁の放送内容を記憶する放送内容記憶手
段をさらに設けてもよい。さらに、例えば、請求項3に
記載するように、前記受信手段が、頁単位で放送される
文字放送電波を受信するものであってもよい。
【0005】
【作用】本発明では、例えば、文字放送のように、放送
内容が頁単位で放出される放送電波を受信手段で受信
し、放送電波に応じた放送内容を出力手段により出力す
る。また受信手段により受信される放送番組内の予約頁
を予約頁記憶手段に記憶させ、該予約頁記憶手段に予約
頁が記憶されると、記憶されている予約頁の受信状態か
ら放送時刻判別手段により予約頁の放送開始時刻か放送
終了時刻かを判別する。該放送時刻判別手段の判別結果
に基づいて、制御手段が、前記予約頁記憶手段に記憶さ
れている予約頁が放送される時間のみ電源手段から電源
を供給し、受信及び出力の各処理を行なわせる。このと
き、受信した予約頁の放送内容を放送内容記憶手段に記
憶するようにしてもよい。したがって、視聴者が必要と
する放送番組内の特定の予約頁が放送される時間のみ電
源を自動的に投入し、受信処理、信号処理および出力処
理を行なうことができる。その結果、不必要な電源の消
費を無くし、消費電力を節減することができる。
内容が頁単位で放出される放送電波を受信手段で受信
し、放送電波に応じた放送内容を出力手段により出力す
る。また受信手段により受信される放送番組内の予約頁
を予約頁記憶手段に記憶させ、該予約頁記憶手段に予約
頁が記憶されると、記憶されている予約頁の受信状態か
ら放送時刻判別手段により予約頁の放送開始時刻か放送
終了時刻かを判別する。該放送時刻判別手段の判別結果
に基づいて、制御手段が、前記予約頁記憶手段に記憶さ
れている予約頁が放送される時間のみ電源手段から電源
を供給し、受信及び出力の各処理を行なわせる。このと
き、受信した予約頁の放送内容を放送内容記憶手段に記
憶するようにしてもよい。したがって、視聴者が必要と
する放送番組内の特定の予約頁が放送される時間のみ電
源を自動的に投入し、受信処理、信号処理および出力処
理を行なうことができる。その結果、不必要な電源の消
費を無くし、消費電力を節減することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図6は、本発明に係る放送受信装置の一
実施例を示す図であり、文字放送受信装置に適用したも
のである。図1は、本発明の一実施例の放送受信装置1
のブロック図であり、放送受信装置1は、アンテナ2、
チューナー3、VIF4、マイクロプロセッサー5、エ
ラー検出器6、テキストVRAM7、CG8、表示コン
トローラ9、表示部10、CPU11、メモリ12、キ
ーボード13、原信号発生器14、分周回路15及び電
源装置16等を備えている。この放送受信装置1は、文
字放送や特定項目の番組を頁単位で繰り返し行なう放送
を受信することのできるものである。
明する。図1〜図6は、本発明に係る放送受信装置の一
実施例を示す図であり、文字放送受信装置に適用したも
のである。図1は、本発明の一実施例の放送受信装置1
のブロック図であり、放送受信装置1は、アンテナ2、
チューナー3、VIF4、マイクロプロセッサー5、エ
ラー検出器6、テキストVRAM7、CG8、表示コン
トローラ9、表示部10、CPU11、メモリ12、キ
ーボード13、原信号発生器14、分周回路15及び電
源装置16等を備えている。この放送受信装置1は、文
字放送や特定項目の番組を頁単位で繰り返し行なう放送
を受信することのできるものである。
【0007】電源装置(電源手段)16は、外部電源あ
るいは電池(図示略)からの電源を所定の電圧に変換
し、放送受信装置1の各部に供給する。この電源装置1
6には、CPU11からの制御信号が入力され、電源装
置16は、この制御信号により電源供給の開始及び停止
を行なう。
るいは電池(図示略)からの電源を所定の電圧に変換
し、放送受信装置1の各部に供給する。この電源装置1
6には、CPU11からの制御信号が入力され、電源装
置16は、この制御信号により電源供給の開始及び停止
を行なう。
【0008】放送受信装置1は、そのアンテナ(受信手
段)2により放送電波を受信し、アンテナ2で受信した
放送電波は、チューナー3に送られる。チューナー(選
局手段)3は、コイル、容量及び抵抗等で構成されたい
わゆる電子チューナーであり、CPU13からの制御下
で作動する。チューナー3は、CPU13から指示され
た周波数の電波を同調処理し、その周波数の信号を取り
出して、VIF4に出力する。
段)2により放送電波を受信し、アンテナ2で受信した
放送電波は、チューナー3に送られる。チューナー(選
局手段)3は、コイル、容量及び抵抗等で構成されたい
わゆる電子チューナーであり、CPU13からの制御下
で作動する。チューナー3は、CPU13から指示され
た周波数の電波を同調処理し、その周波数の信号を取り
出して、VIF4に出力する。
【0009】VIF4は、復調回路や検波回路等で構成
され、チューナー3から入力される信号を復調及び検波
して、該信号から映像信号部分を取り出す。
され、チューナー3から入力される信号を復調及び検波
して、該信号から映像信号部分を取り出す。
【0010】マイクロプロセッサー5は、A/D変換
器、バッファ及びデコーダー等を備えており、マイクロ
プロセッサー5は、VIF4から入力されるアナログの
映像信号をそのA/D変換器によりディジタル信号に変
換して、バッファに蓄える。また、マイクロプロセッサ
ー5は、そのデコーダーによりディジタル信号に変換さ
れた入力信号を復号して文字データに変換する。
器、バッファ及びデコーダー等を備えており、マイクロ
プロセッサー5は、VIF4から入力されるアナログの
映像信号をそのA/D変換器によりディジタル信号に変
換して、バッファに蓄える。また、マイクロプロセッサ
ー5は、そのデコーダーによりディジタル信号に変換さ
れた入力信号を復号して文字データに変換する。
【0011】マイクロプロセッサー5のバッファに蓄え
られたディジタル信号は、順次取り出されてエラー検出
器6に出力され、エラー検出器6は、その中のエラー数
を検出して、検出したエラー数をマイクロプロセッサー
5およびCPU11に出力する。
られたディジタル信号は、順次取り出されてエラー検出
器6に出力され、エラー検出器6は、その中のエラー数
を検出して、検出したエラー数をマイクロプロセッサー
5およびCPU11に出力する。
【0012】テキストVRAM7は、CPU11の制御
下で、表示画面上の文字位置、大きさ及び文字コードを
記憶する。
下で、表示画面上の文字位置、大きさ及び文字コードを
記憶する。
【0013】CG8は、大きさとコードに対応する表示
ドットパターンを記憶しており、テキストVRAM7か
ら大きさ及びコードが入力されると、その表示ドットパ
ターンを表示コントローラ9に出力する。
ドットパターンを記憶しており、テキストVRAM7か
ら大きさ及びコードが入力されると、その表示ドットパ
ターンを表示コントローラ9に出力する。
【0014】表示コントローラ9は、入力順カウンター
及び表示位置制御回路で構成され、CG8から入力され
たドットパターン列を表示画面の左上から右下に順次表
示するように、位置信号と表示信号とを発生して表示部
10に出力する。
及び表示位置制御回路で構成され、CG8から入力され
たドットパターン列を表示画面の左上から右下に順次表
示するように、位置信号と表示信号とを発生して表示部
10に出力する。
【0015】表示部(出力手段)10は、Y−CTR2
1、X−CTR22及びLCD(液晶表示装置)23で
構成され、LCD23は、Y−CTR21及びX−CT
R22からの駆動信号により駆動される。Y−CTR2
1及びX−CTR22は、表示コントローラ9から入力
される位置信号及び表示信号に基づいてLCD23の各
座標に対して、指定されたオン/オフを制御する駆動信
号をLCD23に出力する。LCD23は、表示画素が
ドットマトリックス状に配置されており、Y−CTR2
1及びX−CTR22からの駆動信号により点灯(例え
ば、黒表示)あるいは消灯(透明表示)する。
1、X−CTR22及びLCD(液晶表示装置)23で
構成され、LCD23は、Y−CTR21及びX−CT
R22からの駆動信号により駆動される。Y−CTR2
1及びX−CTR22は、表示コントローラ9から入力
される位置信号及び表示信号に基づいてLCD23の各
座標に対して、指定されたオン/オフを制御する駆動信
号をLCD23に出力する。LCD23は、表示画素が
ドットマトリックス状に配置されており、Y−CTR2
1及びX−CTR22からの駆動信号により点灯(例え
ば、黒表示)あるいは消灯(透明表示)する。
【0016】CPU11は、マイクロプロセッサー、R
OM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access M
emory)等で構成され、ROM内には、放送受信装置1と
してのプログラムや後述する予約された放送番組の予約
頁の放送時刻を判別する放送時刻判別処理プログラム、
予約頁の放送時間のみ電源を投入させて受信および信号
処理を行なう受信制御処理プログラム等が格納されてい
るとともに、選択可能なチャンネルの番号とそのチャン
ネル番号に対応した周波数等が記憶されている。RAM
は、ワークメモリとして利用され、マイクロプロセッサ
ーが、ROM内のプログラムに従って放送受信装置1の
各部を制御して、放送受信装置1として機能させる。C
PU11は、キーボード13により選択された番組に応
じてチューナー3やマイクロプロセッサー5を制御して
選択された番組の選局を行なうとともに、後述するよう
に、メモリ12に記憶された予約情報を検索して、予約
された番組の予約頁の放送時間かどうか判断し、放送時
間のときにのみ電源装置16を制御して電源を投入し
て、受信処理、信号処理および表示出力処理を行なわせ
る。したがって、CPU11は、予約番組の指定が行な
われると、当該予約番組の予約頁の放送開始時刻か、放
送終了時刻かを判別する放送時刻判別手段として機能
し、また、予約頁の放送時刻のみ電源を投入して受信お
よび出力の各処理を行なわせる制御手段として機能す
る。
OM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access M
emory)等で構成され、ROM内には、放送受信装置1と
してのプログラムや後述する予約された放送番組の予約
頁の放送時刻を判別する放送時刻判別処理プログラム、
予約頁の放送時間のみ電源を投入させて受信および信号
処理を行なう受信制御処理プログラム等が格納されてい
るとともに、選択可能なチャンネルの番号とそのチャン
ネル番号に対応した周波数等が記憶されている。RAM
は、ワークメモリとして利用され、マイクロプロセッサ
ーが、ROM内のプログラムに従って放送受信装置1の
各部を制御して、放送受信装置1として機能させる。C
PU11は、キーボード13により選択された番組に応
じてチューナー3やマイクロプロセッサー5を制御して
選択された番組の選局を行なうとともに、後述するよう
に、メモリ12に記憶された予約情報を検索して、予約
された番組の予約頁の放送時間かどうか判断し、放送時
間のときにのみ電源装置16を制御して電源を投入し
て、受信処理、信号処理および表示出力処理を行なわせ
る。したがって、CPU11は、予約番組の指定が行な
われると、当該予約番組の予約頁の放送開始時刻か、放
送終了時刻かを判別する放送時刻判別手段として機能
し、また、予約頁の放送時刻のみ電源を投入して受信お
よび出力の各処理を行なわせる制御手段として機能す
る。
【0017】キーボード13は、図2に示すように、項
目選択キー31、番組選択キー32、チャンネル選択キ
ー33、電源のオン/オフキー(ON/OFF)34、
送りスクロールキー35、戻りスクロールキー36、頁
選択キー37及び登録キー38等を備えており、放送受
信装置1に対する種々の操作を行なう。項目キー31に
よりあらかじめ選択する番組の項目(例えば、天気、交
通情報、株価情報、ニュース及び料理等の番組の種別を
示す項目)を選択することができ、チャンネルキー33
により放送局のチャンネルを選択することができる。ま
た、番組選択キー32により各チャンネルの番組を選択
することができ、オン/オフキー34により放送受信装
置1の電源のオン/オフを操作することができる。スク
ロールキー35、36は、各項目キー31が投入された
ときには、CPU11のROMにあらかじめ記憶されて
いる複数の項目や後述するメモリ12に登録された複数
の項目を正順あるいは逆順にスクロールすることがで
き、また、番組キー32が投入されたときには、選局可
能な番組のスクロールを行なうことができる。さらに、
チャンネルキー33が投入されているときには、選局可
能なチャンネルをスクロールキー35、36により選局
することができる。
目選択キー31、番組選択キー32、チャンネル選択キ
ー33、電源のオン/オフキー(ON/OFF)34、
送りスクロールキー35、戻りスクロールキー36、頁
選択キー37及び登録キー38等を備えており、放送受
信装置1に対する種々の操作を行なう。項目キー31に
よりあらかじめ選択する番組の項目(例えば、天気、交
通情報、株価情報、ニュース及び料理等の番組の種別を
示す項目)を選択することができ、チャンネルキー33
により放送局のチャンネルを選択することができる。ま
た、番組選択キー32により各チャンネルの番組を選択
することができ、オン/オフキー34により放送受信装
置1の電源のオン/オフを操作することができる。スク
ロールキー35、36は、各項目キー31が投入された
ときには、CPU11のROMにあらかじめ記憶されて
いる複数の項目や後述するメモリ12に登録された複数
の項目を正順あるいは逆順にスクロールすることがで
き、また、番組キー32が投入されたときには、選局可
能な番組のスクロールを行なうことができる。さらに、
チャンネルキー33が投入されているときには、選局可
能なチャンネルをスクロールキー35、36により選局
することができる。
【0018】頁選択キー37及び登録キー38は、メモ
リ12に予約する番組や予約する頁を登録する際に使用
するキーであり、また頁選択キー37は、メモリ12に
頁単位で記憶した受信情報(放送内容)からLCD23
に表示出力させる頁を指定する際に使用する。
リ12に予約する番組や予約する頁を登録する際に使用
するキーであり、また頁選択キー37は、メモリ12に
頁単位で記憶した受信情報(放送内容)からLCD23
に表示出力させる頁を指定する際に使用する。
【0019】メモリ12は、RAM等で構成され、予約
情報や放送内容を記憶する。すなわち、メモリ12は、
図3に示すように、大きく項目毎に記憶領域が区分され
ており、各項目の記憶領域には、チャンネル番号、番組
及び予約頁とを対応付けて予約番組として記憶する。こ
の各予約番組には、その番組のうち受信を希望する頁を
予約頁として記憶することができ、各番組ごとに予約頁
を複数頁分登録可能となっている。このメモリ12への
項目、チャンネル、番組及び予約頁の登録は、上記キー
ボード13を操作することにより行なうことができる。
すなわち、項目キー31を投入すると、項目が1つだけ
ROMから読み出されてLCD23に表示される。表示
された項目が希望する項目でないときには、スクロール
キー35、36を操作し、順次表示される項目を切り換
え、希望する項目が表示されると、登録キー38を投入
してその項目を選択する。CPU11は、項目の選択が
行なわれると、選択された項目をメモリ12の所定の項
目記憶領域に記憶する。上記処理を順次登録したい項目
について行なうことにより、複数の項目をメモリ12に
登録することができる。また、各項目に対応させて、チ
ャンネル及び番組を登録するときには、同様に、チャン
ネルキー33や番組キー32を投入し、スクロールキー
35、36で希望するチャンネル番号や番組をLCD2
3に表示させて、該当するチャンネル番号や番組が表示
されると、登録キー38を投入してそのチャンネル番号
や番組を選択する。次に、各番組ごとに、予約頁を登録
する。この予約頁の登録は、キーボード13の頁選択キ
ー37を投入し、頁指定モードにした後、LCD23に
表示される頁を順次スクロールキー35、36を操作し
て希望する予約頁を選択する。希望する予約頁がLCD
23に表示されると、登録キー38を投入してメモリ1
2の該当する項目、チャンネル及び番組の頁記憶領域に
登録する。同じ番組に対して複数頁登録するときには、
同様の処理を行なって、希望する頁を予約頁として登録
する。また、他の項目や番組に対して予約頁を登録する
ときには、上記同様に、項目、チャンネル及び番組を選
択した後、同様に、予約頁を指定してメモリ12に登録
する。したがって、メモリ12は、受信手段により受信
される放送番組内の予約頁を記憶する予約頁記憶手段と
して機能する。
情報や放送内容を記憶する。すなわち、メモリ12は、
図3に示すように、大きく項目毎に記憶領域が区分され
ており、各項目の記憶領域には、チャンネル番号、番組
及び予約頁とを対応付けて予約番組として記憶する。こ
の各予約番組には、その番組のうち受信を希望する頁を
予約頁として記憶することができ、各番組ごとに予約頁
を複数頁分登録可能となっている。このメモリ12への
項目、チャンネル、番組及び予約頁の登録は、上記キー
ボード13を操作することにより行なうことができる。
すなわち、項目キー31を投入すると、項目が1つだけ
ROMから読み出されてLCD23に表示される。表示
された項目が希望する項目でないときには、スクロール
キー35、36を操作し、順次表示される項目を切り換
え、希望する項目が表示されると、登録キー38を投入
してその項目を選択する。CPU11は、項目の選択が
行なわれると、選択された項目をメモリ12の所定の項
目記憶領域に記憶する。上記処理を順次登録したい項目
について行なうことにより、複数の項目をメモリ12に
登録することができる。また、各項目に対応させて、チ
ャンネル及び番組を登録するときには、同様に、チャン
ネルキー33や番組キー32を投入し、スクロールキー
35、36で希望するチャンネル番号や番組をLCD2
3に表示させて、該当するチャンネル番号や番組が表示
されると、登録キー38を投入してそのチャンネル番号
や番組を選択する。次に、各番組ごとに、予約頁を登録
する。この予約頁の登録は、キーボード13の頁選択キ
ー37を投入し、頁指定モードにした後、LCD23に
表示される頁を順次スクロールキー35、36を操作し
て希望する予約頁を選択する。希望する予約頁がLCD
23に表示されると、登録キー38を投入してメモリ1
2の該当する項目、チャンネル及び番組の頁記憶領域に
登録する。同じ番組に対して複数頁登録するときには、
同様の処理を行なって、希望する頁を予約頁として登録
する。また、他の項目や番組に対して予約頁を登録する
ときには、上記同様に、項目、チャンネル及び番組を選
択した後、同様に、予約頁を指定してメモリ12に登録
する。したがって、メモリ12は、受信手段により受信
される放送番組内の予約頁を記憶する予約頁記憶手段と
して機能する。
【0020】なお、チャンネル番号や番組の登録及び予
約頁の登録は、上記方法に限るものでないことはいうま
でもない。
約頁の登録は、上記方法に限るものでないことはいうま
でもない。
【0021】原信号発生器14は、水晶、抵抗及び容量
等で構成された、いわゆる水晶発振器であり、一定周波
数の原クロック信号を発生する。
等で構成された、いわゆる水晶発振器であり、一定周波
数の原クロック信号を発生する。
【0022】分周回路15は、例えば、バイナリーカウ
ンターを数段組み合わせることにより形成されており、
原信号発生器14から入力される原クロック信号を分周
して、時計用の基準信号として利用できる1Hzのクロ
ック信号を生成してCPU11に出力する。CPU11
は、この分周回路15からのクロック信号により現在時
刻を計時して、LCD23に現在時刻を表示させたり、
放送受信装置1の電源のオン/オフ制御を行なったり等
の各種制御に利用している。
ンターを数段組み合わせることにより形成されており、
原信号発生器14から入力される原クロック信号を分周
して、時計用の基準信号として利用できる1Hzのクロ
ック信号を生成してCPU11に出力する。CPU11
は、この分周回路15からのクロック信号により現在時
刻を計時して、LCD23に現在時刻を表示させたり、
放送受信装置1の電源のオン/オフ制御を行なったり等
の各種制御に利用している。
【0023】次に、作用を説明する。放送受信装置1
は、時刻表示も行なうことができ、放送の受信を行なっ
ていないときには、LCD23に時刻表示を行なってい
る。すなわち、放送受信装置1は、キーボード13のオ
ン/オフキー34がオフにされているときには、CPU
11により分周回路15から入力されるクロック信号に
より現在時刻を計時し、表示位置を決定してテキストV
RAM7の対応する位置に現在時刻の情報を出力する。
このテキストVRAM7からCG8を介して表示コント
ローラ9に現在時刻の情報を出力し、LCD23の所定
位置に現在時刻を表示させる。
は、時刻表示も行なうことができ、放送の受信を行なっ
ていないときには、LCD23に時刻表示を行なってい
る。すなわち、放送受信装置1は、キーボード13のオ
ン/オフキー34がオフにされているときには、CPU
11により分周回路15から入力されるクロック信号に
より現在時刻を計時し、表示位置を決定してテキストV
RAM7の対応する位置に現在時刻の情報を出力する。
このテキストVRAM7からCG8を介して表示コント
ローラ9に現在時刻の情報を出力し、LCD23の所定
位置に現在時刻を表示させる。
【0024】この状態で、キーボード13のオン/オフ
キー34がオンにされると、CPU11は、電源装置1
6にオンを指示する制御信号(例えば、「H」の信号)
を出力し、電源装置16は、オンを指示する制御信号が
入力されると、チューナー3、VIF4、マイクロプロ
セッサー5及びエラー検出器6に電源を供給する。ま
た、CPU11は、マイクロプロセッサー5にリセット
信号を出力し、マイクロプロセッサー5にイニシャライ
ズ処理を行なわせる。イニシャライズ処理が完了する
と、アンテナ2で受信した放送電波からチューナー3で
所定のチャンネルに対応した周波数の信号を取り出し、
VIF4で復調・検波処理を行なった後、CPU11か
ら指定された番組に対応する映像信号を選択してマイク
ロプロセッサー5に出力する。マイクロプロセッサー5
は、映像信号をA/D変換器でディジタル変換してか
ら、1走査ライン分毎にバッファに蓄え、エラー検出器
6に出力してエラー検出器6でエラー信号の検出を行な
わせる。エラー検出器6は、検出したエラー数をマイク
ロプロセッサー5及びCPU11に出力し、マイクロプ
ロセッサー5は、エラー数がエラー回復可能な範囲内に
あるときには、内蔵するデコーダーで復号して、テキス
トVRAM7に出力する。テキストVRAM7は、文字
コード、大きさを表示画面の左上から右下へと順次CG
8に出力し、CG8は、テキストVRAM7から送られ
てきたデータに対応するパターンを表示コントローラ9
に出力し、表示コントローラ9は、表示位置及び表示内
容を決定して、Y−CTR21及びX−CTR22を制
御する。Y−CTR21及びX−CTR22は、LCD
23に駆動信号を出力して、LCD23の対応する位置
に対応する内容を表示させる。この放送受信装置1は、
頁単位で送信されてくる放送電波を受信し、頁単位で上
記受信処理や復号処理を行なってLCD23に表示出力
し、またメモリ12に頁単位で受信データ(放送内容)
を記憶する。
キー34がオンにされると、CPU11は、電源装置1
6にオンを指示する制御信号(例えば、「H」の信号)
を出力し、電源装置16は、オンを指示する制御信号が
入力されると、チューナー3、VIF4、マイクロプロ
セッサー5及びエラー検出器6に電源を供給する。ま
た、CPU11は、マイクロプロセッサー5にリセット
信号を出力し、マイクロプロセッサー5にイニシャライ
ズ処理を行なわせる。イニシャライズ処理が完了する
と、アンテナ2で受信した放送電波からチューナー3で
所定のチャンネルに対応した周波数の信号を取り出し、
VIF4で復調・検波処理を行なった後、CPU11か
ら指定された番組に対応する映像信号を選択してマイク
ロプロセッサー5に出力する。マイクロプロセッサー5
は、映像信号をA/D変換器でディジタル変換してか
ら、1走査ライン分毎にバッファに蓄え、エラー検出器
6に出力してエラー検出器6でエラー信号の検出を行な
わせる。エラー検出器6は、検出したエラー数をマイク
ロプロセッサー5及びCPU11に出力し、マイクロプ
ロセッサー5は、エラー数がエラー回復可能な範囲内に
あるときには、内蔵するデコーダーで復号して、テキス
トVRAM7に出力する。テキストVRAM7は、文字
コード、大きさを表示画面の左上から右下へと順次CG
8に出力し、CG8は、テキストVRAM7から送られ
てきたデータに対応するパターンを表示コントローラ9
に出力し、表示コントローラ9は、表示位置及び表示内
容を決定して、Y−CTR21及びX−CTR22を制
御する。Y−CTR21及びX−CTR22は、LCD
23に駆動信号を出力して、LCD23の対応する位置
に対応する内容を表示させる。この放送受信装置1は、
頁単位で送信されてくる放送電波を受信し、頁単位で上
記受信処理や復号処理を行なってLCD23に表示出力
し、またメモリ12に頁単位で受信データ(放送内容)
を記憶する。
【0025】このように、放送受信装置1は、オン/オ
フキー34が投入されると、あらかじめ設定されている
チャンネルの内容をLCD23に表示させるが、視聴者
は、表示された内容が目的とする内容でないときには、
キーボード13を操作することによりその表示内容を変
更することができる。
フキー34が投入されると、あらかじめ設定されている
チャンネルの内容をLCD23に表示させるが、視聴者
は、表示された内容が目的とする内容でないときには、
キーボード13を操作することによりその表示内容を変
更することができる。
【0026】通常の表示内容の変更操作は、キーボード
13の番組キー32あるいはチャンネルキー33を操作
することにより行なう。すなわち、番組を変えるには、
番組キー32を投入し、スクロールキー35、36を操
作することにより、順次番組を変更することができ、又
チャンネルを変更するときには、チャンネルキー33を
投入した後、スクロールキー35、36を操作すること
によりチャンネルを変えることができる。このとき、C
PU11は、選択されたチャンネル番号をチューナー3
に出力して対応するチャンネルの電波を取り出させ、ま
た番組をマイクロプロセッサー5に出力して、マイクロ
プロセッサー5に当該番組に対応する映像信号を選択さ
せて復号及び表示処理を行なわせる。視聴者は、希望す
るチャンネルの番組が表示されると、選択が完了したこ
とになる。
13の番組キー32あるいはチャンネルキー33を操作
することにより行なう。すなわち、番組を変えるには、
番組キー32を投入し、スクロールキー35、36を操
作することにより、順次番組を変更することができ、又
チャンネルを変更するときには、チャンネルキー33を
投入した後、スクロールキー35、36を操作すること
によりチャンネルを変えることができる。このとき、C
PU11は、選択されたチャンネル番号をチューナー3
に出力して対応するチャンネルの電波を取り出させ、ま
た番組をマイクロプロセッサー5に出力して、マイクロ
プロセッサー5に当該番組に対応する映像信号を選択さ
せて復号及び表示処理を行なわせる。視聴者は、希望す
るチャンネルの番組が表示されると、選択が完了したこ
とになる。
【0027】ところが、従来では、電源を投入し、番組
を選局すると、選局した番組の頁が視聴者が目的とする
頁でないときでも受信処理し、信号処理して表示出力等
を行なっていたため、視聴者は、目的とする頁が放送さ
れてくるまで放送受信装置1の電源を投入して、受信処
理や信号処理及び表示出力させる必要があった。そのた
め、不必要な電力が消費されていた。
を選局すると、選局した番組の頁が視聴者が目的とする
頁でないときでも受信処理し、信号処理して表示出力等
を行なっていたため、視聴者は、目的とする頁が放送さ
れてくるまで放送受信装置1の電源を投入して、受信処
理や信号処理及び表示出力させる必要があった。そのた
め、不必要な電力が消費されていた。
【0028】そこで、この放送受信装置1では、視聴者
が目的とする番組の予約頁を登録すると、登録された番
組の予約頁の放送時間のみ電源を投入して受信処理等を
行なうことにより、消費電力の節約を行なっている。
が目的とする番組の予約頁を登録すると、登録された番
組の予約頁の放送時間のみ電源を投入して受信処理等を
行なうことにより、消費電力の節約を行なっている。
【0029】すなわち、図4に示すように、CPU11
は、電源が投入されていない状態で、受信頁指定モード
かどうか、すなわち、予約頁がメモリ12に登録されて
いるかどうかチェックしており(ステップS1)、受信
頁指定モードでないときには、通常の処理、すなわち上
述したように、電源が投入されて選局が行なわれると、
選局された番組の受信・復号及び表示処理を行なう(ス
テップS2)。
は、電源が投入されていない状態で、受信頁指定モード
かどうか、すなわち、予約頁がメモリ12に登録されて
いるかどうかチェックしており(ステップS1)、受信
頁指定モードでないときには、通常の処理、すなわち上
述したように、電源が投入されて選局が行なわれると、
選局された番組の受信・復号及び表示処理を行なう(ス
テップS2)。
【0030】ステップS1で受信頁指定モードである
と、CPU11は、電源装置16に電源の供給を指示
し、予約番組の受信・復号処理を行ない(ステップS
3)、この受信・復号処理に基づいて予約頁の放送時刻
を判別する(ステップS4)。
と、CPU11は、電源装置16に電源の供給を指示
し、予約番組の受信・復号処理を行ない(ステップS
3)、この受信・復号処理に基づいて予約頁の放送時刻
を判別する(ステップS4)。
【0031】この予約頁の放送時刻は、予約した番組の
放送形態や予約した頁の放送周期により異なり、以下の
ように判別する。
放送形態や予約した頁の放送周期により異なり、以下の
ように判別する。
【0032】いま、図5に示すように、予約番組をX番
組、予約番組以外の番組をY番組とし、X番組の3頁を
予約頁として登録しているものとする。また、予約番組
を放送するチャンネルが、まず、X番組の全ての頁を送
信し、次いでY番組の全ての頁を送信する送信形態を取
っているものとする。この場合、予約番組の予約頁の放
送時刻は、当該予約番組の予約頁を少なくとも2回受信
することにより判別することができる。すなわち、図5
において、X番組の3頁目を最初に受信した時刻から、
次にX番組の3頁目を受信するまでの時間を計時し、こ
の予約頁が放送される周期時間と2回目の放送を受信し
た現在時間から、以後に予約番組の予約頁が放送される
時間を演算することにより判別することができる。
組、予約番組以外の番組をY番組とし、X番組の3頁を
予約頁として登録しているものとする。また、予約番組
を放送するチャンネルが、まず、X番組の全ての頁を送
信し、次いでY番組の全ての頁を送信する送信形態を取
っているものとする。この場合、予約番組の予約頁の放
送時刻は、当該予約番組の予約頁を少なくとも2回受信
することにより判別することができる。すなわち、図5
において、X番組の3頁目を最初に受信した時刻から、
次にX番組の3頁目を受信するまでの時間を計時し、こ
の予約頁が放送される周期時間と2回目の放送を受信し
た現在時間から、以後に予約番組の予約頁が放送される
時間を演算することにより判別することができる。
【0033】また、予約番組を放送するチャンネルの放
送形態が、図6に示すように、X番組、Y番組及びZ番
組を放送しており、各番組について1頁づつ放送する場
合には、予約番組をX番組とし、予約頁を3頁とする
と、X番組の3頁を最初に受信し、他の番組や予約番組
の他の頁を受信した後、次にX番組の3頁を受信するま
での周期時間と2回目に予約頁を受信した現在時間か
ら、以後に予約番組の予約頁が放送される時間を判別す
ることができる。
送形態が、図6に示すように、X番組、Y番組及びZ番
組を放送しており、各番組について1頁づつ放送する場
合には、予約番組をX番組とし、予約頁を3頁とする
と、X番組の3頁を最初に受信し、他の番組や予約番組
の他の頁を受信した後、次にX番組の3頁を受信するま
での周期時間と2回目に予約頁を受信した現在時間か
ら、以後に予約番組の予約頁が放送される時間を判別す
ることができる。
【0034】このようにして予約頁の放送時刻の判別を
行なうと、判別した放送時刻をメモリ12あるいはCP
U11のRAM等に記憶しておき、予約頁の判定処理に
使用する。
行なうと、判別した放送時刻をメモリ12あるいはCP
U11のRAM等に記憶しておき、予約頁の判定処理に
使用する。
【0035】次に予約頁指定モードかどうか再度確認し
(ステップS5)、予約頁指定モードが解除されている
ときには、上記通常の処理に移行する(ステップS
2)。予約頁指定モードが解除されていないときには、
予約頁の放送時刻の所定時間前かどうかチェックし(ス
テップS6)、予約頁の放送時刻の所定時間前になって
いないときには、電源をオフにしてステップS5に移行
する(ステップS7)。同様に、受信頁指定モードかど
うか、予約ページの放送時刻の指定時間前かどうかをチ
ェックし(ステップS5、S6)、途中で受信頁指定モ
ードが解除されると、通常処理に移行し(ステップS
2)、受信頁指定モードが解除されないと、電源の供給
を停止した状態で予約頁の放送時刻の所定時間前になる
まで待機する。予約頁の放送時刻の所定時間前になる
と、CPU11は、電源装置16に電源の供給を指示し
て電源をオンにする(ステップS8)。電源の供給が行
なわれると、CPU11は、チューナー3やマイクロプ
ロセッサー5を制御して、予約番組の受信を開始し、予
約番組の予約頁の受信を行なうと、復号処理及び表示処
理を行ない、必要に応じてメモリ12の受信データ記憶
領域に復号した予約頁の番組データを記憶する(ステッ
プS9)。予約頁の受信及び復号処理が完了すると、メ
モリ12に登録された全ての予約頁の受信・復号処理が
完了したかどうかチェックし(ステップS10)、全て
の予約頁の受信を完了していないときには、ステップS
5に移行して、同様に、受信頁指定モードが解除された
かどうか、予約頁の放送時刻の所定時間前になったかど
うかチェックする(ステップS6)。このとき、予約頁
として複数頁が登録されており、次の予約頁の放送時刻
まで所定時間以上空いているときには、ステップS7に
移行して、電源の供給を停止し、同様に、受信頁指定モ
ードが解除されたか、また予約頁の放送時刻の所定時間
前になったかどうかチェックする。以下同様に、予約頁
の所定時間前になると、電源を投入して、予約頁の受信
・復号処理及びメモリ12への記憶処理を行ない(ステ
ップS8、S9、S10)、予約頁指定モードが解除さ
れると、通常の処理に移行する。
(ステップS5)、予約頁指定モードが解除されている
ときには、上記通常の処理に移行する(ステップS
2)。予約頁指定モードが解除されていないときには、
予約頁の放送時刻の所定時間前かどうかチェックし(ス
テップS6)、予約頁の放送時刻の所定時間前になって
いないときには、電源をオフにしてステップS5に移行
する(ステップS7)。同様に、受信頁指定モードかど
うか、予約ページの放送時刻の指定時間前かどうかをチ
ェックし(ステップS5、S6)、途中で受信頁指定モ
ードが解除されると、通常処理に移行し(ステップS
2)、受信頁指定モードが解除されないと、電源の供給
を停止した状態で予約頁の放送時刻の所定時間前になる
まで待機する。予約頁の放送時刻の所定時間前になる
と、CPU11は、電源装置16に電源の供給を指示し
て電源をオンにする(ステップS8)。電源の供給が行
なわれると、CPU11は、チューナー3やマイクロプ
ロセッサー5を制御して、予約番組の受信を開始し、予
約番組の予約頁の受信を行なうと、復号処理及び表示処
理を行ない、必要に応じてメモリ12の受信データ記憶
領域に復号した予約頁の番組データを記憶する(ステッ
プS9)。予約頁の受信及び復号処理が完了すると、メ
モリ12に登録された全ての予約頁の受信・復号処理が
完了したかどうかチェックし(ステップS10)、全て
の予約頁の受信を完了していないときには、ステップS
5に移行して、同様に、受信頁指定モードが解除された
かどうか、予約頁の放送時刻の所定時間前になったかど
うかチェックする(ステップS6)。このとき、予約頁
として複数頁が登録されており、次の予約頁の放送時刻
まで所定時間以上空いているときには、ステップS7に
移行して、電源の供給を停止し、同様に、受信頁指定モ
ードが解除されたか、また予約頁の放送時刻の所定時間
前になったかどうかチェックする。以下同様に、予約頁
の所定時間前になると、電源を投入して、予約頁の受信
・復号処理及びメモリ12への記憶処理を行ない(ステ
ップS8、S9、S10)、予約頁指定モードが解除さ
れると、通常の処理に移行する。
【0036】したがって、視聴者は、必要な番組の必要
な頁を予約頁として登録することにより、放送受信装置
1が予約頁の放送時刻を自動的に判別し、予約頁が放送
されるときにのみ、電源を投入して、受信・復号処理及
び必要なときには、メモリ12への記憶処理を行なう。
したがって、必要でない番組や頁が放送されているとき
に、放送受信装置1の電源を投入した状態にしておく必
要がなく、消費電力を節約することができる。また、メ
モリ12に予約頁の放送内容(番組内容)を記憶させて
おくことにより、必要なときに、すみやかに必要な情報
を入手することができ、放送受信装置1の利用性を向上
させることができる。
な頁を予約頁として登録することにより、放送受信装置
1が予約頁の放送時刻を自動的に判別し、予約頁が放送
されるときにのみ、電源を投入して、受信・復号処理及
び必要なときには、メモリ12への記憶処理を行なう。
したがって、必要でない番組や頁が放送されているとき
に、放送受信装置1の電源を投入した状態にしておく必
要がなく、消費電力を節約することができる。また、メ
モリ12に予約頁の放送内容(番組内容)を記憶させて
おくことにより、必要なときに、すみやかに必要な情報
を入手することができ、放送受信装置1の利用性を向上
させることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、視聴者が必要とする放
送番組内の特定の予約頁が放送される時間のみ電源を自
動的に投入し、受信処理や信号処理等を行なうことがで
きる。その結果、不必要な電源の消費を無くし、消費電
力を節減することができる。
送番組内の特定の予約頁が放送される時間のみ電源を自
動的に投入し、受信処理や信号処理等を行なうことがで
きる。その結果、不必要な電源の消費を無くし、消費電
力を節減することができる。
【図1】本発明に係る放送受信装置のブロック構成図。
【図2】図1の放送受信装置のキーボードの正面図。
【図3】図1のメモリの予約情報及び放送内容の記憶状
態を示す図。
態を示す図。
【図4】予約番組受信処理及び電源制御処理を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図5】番組の放送形態の一例を示す図。
【図6】番組の放送形態の他の例を示す図。
1 放送受信装置 2 アンテナ 3 チューナー 5 マイクロプロセッサー 6 エラー検出器 1 表示部 11 CPU 12 メモリ 13 キーボード 14 原信号発生器 15 分周回路 16 電源装置
Claims (3)
- 【請求項1】 放送番組が頁単位で放送される放送電波
を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した放送電波に応じた放送内容を出
力する出力手段と、 受信手段により受信される放送番組内の予約頁を記憶す
る予約頁記憶手段と、 前記予約頁記憶手段に記憶されている予約頁が前記受信
手段による受信状態から当該予約頁の放送開始時刻か放
送終了時刻かを判別する放送時刻判別手段と、 電源手段と、 前記放送時刻判別手段の判別結果に基づいて、前記予約
情報記憶手段に記憶されている予約頁が放送される時間
のみ前記電源手段から自動的に電源を供給し、前記受信
手段及び前記出力手段により受信及び出力の各処理を行
なわせる制御手段と、 を備えたことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項2】 前記予約頁記憶手段に記憶された予約頁
を前記受信手段により受信すると、該予約頁の放送内容
を記憶する放送内容記憶手段をさらに備えたことを特徴
とする請求項1記載の放送受信装置。 - 【請求項3】 前記受信手段により、頁単位で放送され
る放送電波は、文字放送電波であることを特徴とする請
求項1または請求項2記載の放送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03274715A JP3127521B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03274715A JP3127521B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 放送受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591488A true JPH0591488A (ja) | 1993-04-09 |
JP3127521B2 JP3127521B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=17545564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03274715A Expired - Fee Related JP3127521B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 放送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3127521B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0959574A2 (en) * | 1998-05-20 | 1999-11-24 | Sony Corporation | Power saving system in a broadcast receiver, comprising an intermittent power supply to certain circuits only during periods when relevant data is being received |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP03274715A patent/JP3127521B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0959574A2 (en) * | 1998-05-20 | 1999-11-24 | Sony Corporation | Power saving system in a broadcast receiver, comprising an intermittent power supply to certain circuits only during periods when relevant data is being received |
EP0959574A3 (en) * | 1998-05-20 | 2003-09-03 | Sony Corporation | Power saving system in a broadcast receiver, comprising an intermittent power supply to certain circuits only during periods when relevant data is being received |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3127521B2 (ja) | 2001-01-29 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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