JPH0590909A - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置

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JPH0590909A
JPH0590909A JP3274711A JP27471191A JPH0590909A JP H0590909 A JPH0590909 A JP H0590909A JP 3274711 A JP3274711 A JP 3274711A JP 27471191 A JP27471191 A JP 27471191A JP H0590909 A JPH0590909 A JP H0590909A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地域ごとに受信可能な番組を登録することに
より、地域を指定することで、受信可能な番組を自動選
局し、選局の操作性を向上させることを目的としてい
る。 【構成】 放送地域が変化し、受信状況が悪くなると、
放送内容に対応した項目及び受信地域を指定する。項目
及び受信地域が指定されると(ステップP1)、メモリ
から選択された項目について、指定された受信地域に対
応して登録されている番組を読み出し(ステップP
2)、該当する番組の受信処理及び表示処理を行なう
(ステップP3)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放送受信装置に関し、詳
細には、地域ごとに放送電波の受信状況が異なる場合
に、各地域ごとに受信可能な放送番組の選局を適切に行
なえるようにした放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放送受信装置は、放送局からの放送電波
を受信し、受信した放送電波を信号処理して表示出力あ
るいは(および)拡声出力している。一般に放送局から
送信される放送電波は、地形等からくる障害物や電波の
出力の大きさから、放送電波ごとに受信可能な地域が限
られている。したがって、携帯型の放送受信装置や移動
型の放送受信装置にあっては、地域によって受信可能な
放送電波が異なるため、従来、ある地域で良好な受信状
況にあった番組が、移動にともなって、受信状況が悪く
なり、選局操作を行なって、選局をやり直して受信状態
の良好な番組を選局している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の放送受信装置にあっては、移動にともなって
受信状況が変化すると、選局操作を行なって選局をやり
直していたため、移動にともなって受信状況が変化する
ごとに選局操作を行なう必要があり、選局操作が面倒
で、放送受信装置の操作性・便宜性が悪いだけでなく、
必要な情報を速やかに入手することができず、放送受信
装置の利用性が悪いという問題があった。そこで、本発
明は、移動にともなって受信状況が変化すると、特定の
地域を指定するだけで、当該地域で受信可能な番組を自
動的に選局するようにして、放送受信装置の選局上の操
作性を向上させ、放送受信装置の操作性・便宜性を向上
させるとともに、必要な情報を速やかに入手できるよう
にして、放送受信装置の利用性を向上させることを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
放送電波を受信する受信手段と、前記受信手段で受信し
た放送電波から所定の電波に同調して放送信号を取り出
す選局手段と、前記選局手段で選局した放送信号に応じ
た放送内容を出力する出力手段と、放送番組を受信地域
毎に地域別受信情報として記憶する受信情報記憶手段
と、受信地域を指定する地域指定手段と、前記地域指定
手段により受信地域が指定されると、指定された受信地
域に対応する地域別受信情報が前記受信情報記憶手段か
ら読み出され、読み出された地域別受信情報に基づい
て、前記選局手段を制御して当該指定された受信地域に
対応する放送番組を自動的に選局させる選局制御手段
と、を備えたことを特徴としており、前記受信手段は、
例えば、請求項2に記載されているように、前記放送電
波として、頁単位で放送される文字放送電波を受信す
る。
【0005】
【作用】本発明では、文字放送や一般放送等の放送電波
を受信手段で受信し、選局手段により放送信号を取り出
す。選局手段で選局された放送信号は、信号処理された
後、出力手段により出力され、また放送番組を受信地域
毎に地域別受信情報として受信情報記憶手段に記憶す
る。地域指定手段により受信地域が指定されると、選局
制御手段により、指定された受信地域に対応する地域別
受信情報を、受信情報記憶手段から読み出し、読み出し
た地域別受信情報に基づいて、選局手段を制御して当該
指定された受信地域に対応する放送番組を自動的に選局
させる。したがって、移動することにより受信地域が変
化して受信状況が悪化すると、当該新たな受信地域を指
定するだけで、当該受信地域で受信可能な番組を自動的
に選局させることができる。その結果、移動にともなっ
て受信状況が悪化するたびに選局操作を行なう必要がな
く、放送受信装置の操作性・便宜性を向上させることが
できる。また、受信地域に対応した番組を速やかに選局
させることができるので、必要な情報を速やかに入手す
ることができ、放送受信装置の利用性を向上させること
ができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図6は、本発明に係る放送受信装置の一
実施例を示す図であり、文字放送受信装置に適用したも
のである。図1は、本発明の一実施例の放送受信装置1
のブロック図であり、放送受信装置1は、アンテナ2、
チューナー3、VIF4、マイクロプロセッサー5、エ
ラー検出器6、テキストVRAM7、CG8、表示コン
トローラ9、表示部10、CPU11、メモリ12、キ
ーボード13、原信号発生器14、分周回路15及び電
源装置16等を備えている。この放送受信装置1は、文
字放送や特定項目の番組を頁単位で繰り返し行なう放送
を受信することのできるものである。
【0007】電源装置16は、外部電源あるいは電池
(図示略)からの電源を所定の電圧に変換し、放送受信
装置1の各部に供給する。この電源装置16には、CP
U11からの制御信号が入力され、電源装置16は、こ
の制御信号により電源供給の開始及び停止を行なう。
【0008】放送受信装置1は、そのアンテナ(受信手
段)2により放送電波を受信し、アンテナ2で受信した
放送電波は、チューナー3に送られる。チューナー(選
局手段)3は、コイル、容量及び抵抗等で構成されたい
わゆる電子チューナーであり、CPU13からの制御下
で作動する。チューナー3は、CPU13から指示され
た周波数の電波を同調処理し、その周波数の信号を取り
出して、VIF4に出力する。
【0009】VIF4は、復調回路や検波回路等で構成
され、チューナー3から入力される信号を復調及び検波
して、該信号から映像信号部分を取り出す。
【0010】マイクロプロセッサー5は、A/D変換
器、バッファ及びデコーダー等を備えており、マイクロ
プロセッサー5は、VIF4から入力されるアナログの
映像信号をそのA/D変換器によりディジタル信号に変
換して、バッファに蓄える。また、マイクロプロセッサ
ー5は、そのデコーダーによりディジタル信号に変換さ
れた入力信号を復号して文字データに変換する。
【0011】マイクロプロセッサー5のバッファに蓄え
られたディジタル信号は、順次取り出されてエラー検出
器6に出力され、エラー検出器6は、その中のエラー数
を検出して、検出したエラー数をマイクロプロセッサー
5およびCPU11に出力する。
【0012】テキストVRAM7は、CPU11の制御
下で、表示画面上の文字位置、大きさ及び文字コードを
記憶する。
【0013】CG8は、大きさとコードに対応する表示
ドットパターンを記憶しており、テキストVRAM7か
ら大きさ及びコードが入力されると、その表示ドットパ
ターンを表示コントローラ9に出力する。
【0014】表示コントローラ9は、入力順カウンター
及び表示位置制御回路で構成され、CG8から入力され
たドットパターン列を表示画面の左上から右下に順次表
示するように、位置信号と表示信号とを発生して表示部
10に出力する。
【0015】表示部(出力手段)10は、Y−CTR2
1、X−CTR22及びLCD(液晶表示装置)23で
構成され、LCD23は、Y−CTR21及びX−CT
R22からの駆動信号により駆動される。Y−CTR2
1及びX−CTR22は、表示コントローラ9から入力
される位置信号及び表示信号に基づいてLCD23の各
座標に対して、指定されたオン/オフを制御する駆動信
号をLCD23に出力する。LCD23は、表示画素が
ドットマトリックス状に配置されており、Y−CTR2
1及びX−CTR22からの駆動信号により点灯(例え
ば、黒表示)あるいは消灯(透明表示)する。
【0016】CPU11は、マイクロプロセッサー、R
OM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access M
emory)等で構成され、ROM内には、放送受信装置1と
してのプログラムや後述する地域ごとに登録された放送
番組を自動選局する選局制御処理プログラム等が格納さ
れているとともに、選択可能なチャンネルの番号とその
チャンネル番号に対応した周波数及び地域情報等が記憶
されている。RAMは、ワークメモリとして利用され、
マイクロプロセッサーが、ROM内のプログラムに従っ
て放送受信装置1の各部を制御して、放送受信装置1と
して機能させる。CPU11は、キーボード13により
選択された番組に応じてチューナー3やマイクロプロセ
ッサー5を制御して選択された番組の選局を行なうとと
もに、後述するように、メモリ12に記憶された地域別
受信情報を検索して、地域ごとに登録された番組の自動
選局処理を行なわせる。したがって、CPU11は、地
域別受信情報に基づいて、前記選局手段を制御して指定
された受信地域に対応する放送番組を自動的に選局させ
る選局制御手段として機能する。
【0017】キーボード13は、図2に示すように、項
目選択キー31、番組選択キー32、チャンネル選択キ
ー33、電源のオン/オフキー(ON/OFF)34、
送りスクロールキー35、戻りスクロールキー36、地
域選択キー37及び登録キー38等を備えており、放送
受信装置1に対する種々の操作を行なう。項目キー31
によりあらかじめ選択する番組の項目(例えば、天気、
交通情報、株価情報、ニュース及び料理等の番組の種別
を示す項目)を選択することができ、チャンネル選択キ
ー33により放送局のチャンネルを選択することができ
る。また、番組選択キー32により各チャンネルの番組
を選択することができ、オン/オフキー34により放送
受信装置1の電源のオン/オフを操作することができ
る。スクロールキー35、36は、各項目キー31が投
入されたときには、CPU11のROMにあらかじめ記
憶されている複数の項目や後述するメモリ12に登録さ
れた複数の項目を正順あるいは逆順にスクロールするこ
とができ、また、番組選択キー32が投入されたときに
は、選局可能な番組のスクロールを行なうことができ
る。さらに、チャンネル選択キー33が投入されている
ときには、選局可能なチャンネルをスクロールキー3
5、36により選局することができる。
【0018】地域選択キー37及び登録キー38は、メ
モリ12に地域別受信情報を登録する際に使用するキー
であり、また地域選択キー(地域指定手段)37は、受
信時に受信地域を指定する際に使用するキーである。
【0019】メモリ(受信情報記憶手段)12は、RA
M等で構成され、地域別受信情報や放送内容を記憶す
る。すなわち、メモリ12は、図3に示すように、大き
く項目毎に記憶領域が区分されており、各項目の記憶領
域には、地域区分、チャンネル番号及び番組が対応付け
られて地域別受信情報として記憶される。この地域別受
信情報には、各項目ごとに、受信地域で受信可能なチャ
ンネルとその番組を登録することができ、各項目につい
て複数の地域別受信情報を登録することができる。
【0020】このメモリ12への項目、地域、チャンネ
ル番号及び番組(地域別受信情報)の登録は、後述する
ように、上記キーボード13を操作することにより行な
うことができるが、これに限るものではなく、メモリ1
2を、例えば、コインメモリのように、放送受信装置1
に着脱可能なものとし、日本あるいは世界の各地域ごと
に受信可能な受信情報を記憶させたメモリ12を装着す
ることにより登録するようにしてもよい。
【0021】原信号発生器14は、水晶、抵抗及び容量
等で構成された、いわゆる水晶発振器であり、一定周波
数の原クロック信号を発生する。
【0022】分周回路15は、例えば、バイナリーカウ
ンターを数段組み合わせることにより形成されており、
原信号発生器14から入力される原クロック信号を分周
して、時計用の基準信号として利用できる1Hzのクロ
ック信号を生成してCPU11に出力する。CPU11
は、この分周回路15からのクロック信号により現在時
刻を計時して、LCD23に現在時刻を表示させたり、
放送受信装置1の電源のオン/オフ制御を行なったり等
の各種制御に利用している。
【0023】次に、作用を説明する。放送受信装置1
は、時刻表示も行なうことができ、放送の受信を行なっ
ていないときには、LCD23に時刻表示を行なってい
る。
【0024】すなわち、放送受信装置1は、キーボード
13のオン/オフキー34がオフにされているときに
は、CPU11により分周回路15から入力されるクロ
ック信号により現在時刻を計時し、表示位置を決定して
テキストVRAM7の対応する位置に現在時刻の情報を
出力する。このテキストVRAM7からCG8を介して
表示コントローラ9に現在時刻の情報を出力し、LCD
23の所定位置に現在時刻を表示させる。
【0025】この状態で、キーボード13のオン/オフ
キー34がオンにされると、CPU11は、電源装置1
6にオンを指示する制御信号(例えば、「H」の信号)
を出力し、電源装置16は、オンを指示する制御信号が
入力されると、チューナー3、VIF4、マイクロプロ
セッサー5及びエラー検出器6に電源を供給する。ま
た、CPU11は、マイクロプロセッサー5にリセット
信号を出力し、マイクロプロセッサー5にイニシャライ
ズ処理を行なわせる。イニシャライズ処理が完了する
と、アンテナ2で受信した放送電波からチューナー3で
所定のチャンネルに対応した周波数の信号を取り出し、
VIF4で復調・検波処理を行なった後、CPU11か
ら指定された番組に対応する映像信号を選択してマイク
ロプロセッサー5に出力する。マイクロプロセッサー5
は、映像信号をA/D変換器でディジタル変換してか
ら、1走査ライン分毎にバッファに蓄え、エラー検出器
6に出力してエラー検出器6でエラー信号の検出を行な
わせる。エラー検出器6は、検出したエラー数をマイク
ロプロセッサー5及びCPU11に出力し、マイクロプ
ロセッサー5は、エラー数がエラー回復可能な範囲内に
あるときには、内蔵するデコーダーで復号して、テキス
トVRAM7に出力する。テキストVRAM7は、文字
コード、大きさを表示画面の左上から右下へと順次CG
8に出力し、CG8は、テキストVRAM7から送られ
てきたデータに対応するパターンを表示コントローラ9
に出力し、表示コントローラ9は、表示位置及び表示内
容を決定して、Y−CTR21及びX−CTR22を制
御する。Y−CTR21及びX−CTR22は、LCD
23に駆動信号を出力して、LCD23の対応する位置
に対応する内容を表示させる。この放送受信装置1は、
頁単位で送信されてくる放送電波を受信し、頁単位で上
記受信処理や復号処理を行なってLCD23に表示出力
し、またメモリ12に頁単位で受信データ(放送内容)
を記憶する。
【0026】このように、放送受信装置1は、オン/オ
フキー34が投入されると、あらかじめ設定されている
チャンネルの内容をLCD23に表示させるが、視聴者
は、表示された内容が目的とする内容でないときや、受
信状況が悪いときには、キーボード13を操作すること
によりその表示内容を変更することができる。
【0027】通常の番組の変更操作は、キーボード13
の番組選択キー32あるいはチャンネル選択キー33を
操作することにより行なう。すなわち、番組を変えるに
は、番組選択キー32を投入し、スクロールキー35、
36を操作することにより、順次番組を変更することが
でき、又チャンネルを変更するときには、チャンネル選
択キー33を投入した後、スクロールキー35、36を
操作することによりチャンネルを変えることができる。
このとき、CPU11は、選択されたチャンネル番号を
チューナー3に出力して対応するチャンネルの電波を取
り出させ、また番組をマイクロプロセッサー5に出力し
て、マイクロプロセッサー5に当該番組に対応する映像
信号を選択させて復号及び表示処理を行なわせる。視聴
者は、希望するチャンネルの番組が表示されると、選択
が完了したことになる。
【0028】ところが、携帯型や移動型の放送受信装置
1では、移動にともなって受信状況が変化し、受信状態
が悪くなることがある。このような場合、従来では、上
述したように視聴者が手でキーボード1を操作して選局
をやり直す必要があり、操作性に欠けるだけでなく、特
に文字放送では、必要な情報を速やかに入手することが
できなかった。
【0029】そこで、この放送受信装置1では、地域ご
とに受信可能な番組を地域別受信情報としてメモリ12
に登録することにより、受信地域をキーボード13から
指定するだけで、当該受信地域で受信可能な番組を自動
選局するようにして、操作性を向上させるとともに、情
報の速やかに入手を可能にしている。
【0030】まず、地域別受信情報の登録処理につい
て、図4に基づいて説明する。地域別受信情報を登録す
るには、項目、地域、チャンネル及び番組の選択を行な
う。まず、項目の選択を行なうために、項目キー31を
投入する。CPU11は、項目キー31が投入される
と、ROMから項目を一つだけ読み出してLCD23に
表示させる。表示された項目が希望する項目でないとき
には、スクロールキー35、36を操作し、順次表示さ
れる項目を切り換え、希望する項目が表示されると、登
録キー38を投入してその項目を選択して、メモリ12
に当該項目を登録させる。上記処理を順次登録したい項
目について行なうことにより、複数の項目をメモリ12
に登録することができる。また、各項目に対応させて、
地域、チャンネル及び番組の登録を行なう。すなわち、
まず、地域選択キー37を投入し、表示される地域名を
スクロールキー35、36でスクロールさせて希望する
地域を選択する。地域の選択が完了すると、次に、チャ
ンネル及び番組を、同様に、チャンネル選択キー33及
び番組選択キー32によりチャンネル及び番組をLCD
23に表示させ、スクロールキー35、36で希望する
チャンネルの番組を選択する。希望するチャンネルの番
組が表示されると、登録キー38を投入してそのチャン
ネルや番組を選択する。
【0031】CPU11は、地域、チャンネル及び番組
の選択が行なわれると(ステップS1)、登録キー38
が投入されるかどうかチェックし(ステップS2)、登
録キー38が投入されると、選択された番組の受信処理
を行なわせる(ステップS3)。CPU11は、受信を
開始すると、当該番組の受信状況が良好であるかどうか
をエラー検出器6からのエラー数に基づいて判断し(ス
テップS4)、受信状況が良好であると判断すると、当
該チャンネルの番組を選択された地域に対応させてメモ
リ12に登録する(ステップS5)。メモリ12への登
録が完了すると、ステップS1に戻って他の登録処理を
行なう。ステップS4で、受信状態が悪いときには、登
録処理を行なわず、例えば、「受信状態が良くありませ
ん」等のメッセージをLCD23に表示出力し、ステッ
プS1に戻って他の番組の選択が行なわれるかどうかチ
ェックする。
【0032】なお、登録処理をエラー検出器6の検出結
果に基づいて行なっているが、これに限るものではな
く、表示出力された結果により、登録キー38が投入さ
れると、メモリ12に登録するようにしてもよい。
【0033】このようにして地域別受信情報が登録され
ると、受信時に地域毎の自動選局が可能となる。
【0034】すなわち、いま、図5に示すように、地域
1では、X番組とZ番組の受信状況が良好で、Y番組の
受信状況が悪く、地域2では、X番組とZ番組の受信状
況が悪く、Y番組の受信状況が良好であったとする。こ
のような受信状態で、地域1でX番組を受信しており、
地域2に移動したとすると、地域1から地域2に移動す
るにしたがって、受信状態が変化して、X番組の受信状
態が悪くなる。受信状態が悪くなった時点で、あるいは
地域2に入った時点で、視聴者は、項目選択キー31、
地域選択キー37及びスクロールキー35、36により
受信を希望する項目及び地域を選択する。
【0035】CPU11は、図6に示すように、受信
時、項目及び地域の選択が行なわれると(ステップP
1)、メモリ12を検索して、選択された項目から選択
された地域に対応して登録されている番組を読み出し
(ステップP2)、読み出した番組をチューナー3及び
マイクロプロセッサー5を制御して受信させる。受信し
た番組を信号処理及び復号処理してLCD23に表示出
力させる(ステップP3)。
【0036】したがって、移動型や携帯型の放送受信装
置1において、地域が変わって受信状況が悪くなると、
受信を希望する項目と、新しい地域を指定するだけで、
あらかじめ登録されている番組を自動的に選局する。そ
の結果、地域が変わって受信状況が悪くなるたびに手動
操作により選局する手間がかからず、放送受信装置1の
操作性を向上させることができるとともに、選局を速や
かに行なうことができ、必要な情報を速やかに入手する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、移動することにより放
送地域が変化して受信状況が悪化すると、当該新たな受
信地域を入力するだけで、当該受信地域で受信可能な番
組を自動的に選局させることができる。その結果、移動
にともなって受信状況が悪化するたびに選局操作を行な
う必要がなく、放送受信装置の操作性・便宜性を向上さ
せることができる。また、受信地域に対応した番組を速
やかに選局させることができるので、必要な情報を速や
かに入手することができ、放送受信装置の利用性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放送受信装置のブロック構成図。
【図2】図1の放送受信装置のキーボードの正面図。
【図3】図1のメモリの地域別受信情報及び放送内容の
記憶状態を示す図。
【図4】地域別受信情報の登録処理を示すフローチャー
ト。
【図5】地域により受信状態が変化する場合の説明図。
【図6】項目及び地域指定による自動選局処理を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
1 放送受信装置 2 アンテナ 3 チューナー 5 マイクロプロセッサー 6 エラー検出器 10 表示部 11 CPU 12 メモリ 13 キーボード 14 原信号発生器 15 分周回路 16 電源装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送電波を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した放送電波から所定の電波に同調
    して放送信号を取り出す選局手段と、 前記選局手段で選局した放送信号に応じた放送内容を出
    力する出力手段と、 放送番組を受信地域毎に地域別受信情報として記憶する
    受信情報記憶手段と、 受信地域を指定する地域指定手段と、 前記地域指定手段により受信地域が指定されると、指定
    された受信地域に対応する地域別受信情報が前記受信情
    報記憶手段から読み出され、読み出された地域別受信情
    報に基づいて、前記選局手段を制御して当該指定された
    受信地域に対応する放送番組を自動的に選局させる選局
    制御手段と、 を備えたことを特徴とする放送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記受信手段は、前記放送電波として、
    頁単位で放送される文字放送電波であることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の放送受信装置。
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