JPH0590990U - ユニットシャーシの取付構造 - Google Patents

ユニットシャーシの取付構造

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JPH0590990U
JPH0590990U JP3248292U JP3248292U JPH0590990U JP H0590990 U JPH0590990 U JP H0590990U JP 3248292 U JP3248292 U JP 3248292U JP 3248292 U JP3248292 U JP 3248292U JP H0590990 U JPH0590990 U JP H0590990U
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JP
Japan
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hole
unit chassis
guide pin
bottom plate
guide
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Pending
Application number
JP3248292U
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English (en)
Inventor
保 窪
Original Assignee
株式会社東芝
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガイドピン及びこのガイドピンに嵌合させられ
る穴部の位置調整を必要とせずに、ユニットシャーシを
ガイドレールに取付けることができるユニットシャーシ
の取付構造の提供。 【構成】電子機器の筐体に設けられたガイドレール3に
ユニットシャーシ21が載置されて取付けられるユニット
シャーシの取付構造において、ユニットシャーシ21は、
その底板21a に穴部211 が形成され、かつ、穴部211 よ
りも小さな穴部23a が形成された調整板23が穴部211 に
対して穴部23a が対向し得る範囲でスライド自在に底板
21a に設けられ、ガイドレール3には穴部211 に挿入さ
れて穴部23a に嵌合させられるガイドピン5が立設され
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子機器の筐体にスライド自在に取付けられるユニットシャーシの取 付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2乃至図4に筐体内にユニットシャーシがスライド自在に取付けられた電子 機器を示す。
【0003】 電子機器の筐体1内の両側壁には、図3及び図4に示す如く、スライドレール 3,3及びこのスライドレール3に取付けられたガイドレール(取付用レール) 4が設けられており、ガイドレール4には一対のガイドピン5,5が立設されて いる。ユニットシャーシ7は底板7aにガイドピン5と嵌合する穴部が設けられて おり、この穴部にガイドピン5が挿入された状態でカイドレール4に載置される ことによりレール4に取付けられている。従って、図3に示す矢印b方向にユニ ットシャーシ7をスライドさせることにより、ユニットシャーシ7を筐体1内に 収納することができ、ユニットシャーシ7の前面に設けられたハンドル8を持っ て矢印a方向に引くことにより、ユニットシャーシ7を筐体1から引き出すこと ができる。
【0004】 ところで、ユニットシャーシ7の底板7a側に形成される穴部はガイドピン5が 振動等で抜けないようにガイドピン5と嵌合する径とする必要があるが、ユニッ トシャーシ7の底板7aには四隅にこのような穴部が設けられ、これらの夫々にガ イドピン5を嵌合させる必要があるので、ガイドピン5と穴部との位置合わせを 正確に行う必要がある。そのため、従来は、図6に示す構成により両者の位置合 わせを行っていた。
【0005】 ガイドピン5とこのガイドピン5と嵌合させられる穴部との位置合わせは、ユ ニットシャーシ7の底板7a、この底板7aに載置される調整板9、底板7aに調整板 9を固定する固定板11により行われる。底板7aには、ガイドピン5の外径よりも 十分大きな穴部71及び皿ねじ14を挿入するための挿入穴72が設けられている。調 整板9には、ガイドピン5と嵌合する径とされた嵌合穴9a及び皿ねじ14の軸径よ りも十分大きくされた挿入穴9bが形成されている。固定板11には、ガイドピン5 の外径よりも十分大きな径とされた穴部11a 及び皿ねじ14と螺合するねじ穴11b が形成されている。そして、三者は、穴部71,9a,11a が一致させられた状態で 、皿ねじ14にて共締される。
【0006】 上記嵌合穴9a及びガイドピン5の互いの位置決めは、図5に示す如き位置決め 治具16を用いてなされる。この治具16はガイドピン5と嵌合する径の穴部16a が 四隅に形成されており、穴部16a の両側には皿ねじ14を回すための工具の挿入穴 16b が設けられている。この治具16による調整は次のようにしてなされる。
【0007】 まず、ガイドピン5をガイドレール4に固定しているねじ18を緩めた状態とし 、4本のガイドピン5を位置決め治具16の夫々の穴部16a に嵌合させ、ねじ18を 締付けガイドピン5をレール4に固定する。これで、ガイドレール4に対するガ イドピン5の位置の微調整が終了する。次に、図6に示す如く、ガイドピン5と 同形状とされたピン19を位置決め治具16の穴部16a に立設し、このピン18をユニ ットシャーシ7側の穴部71,9a,11a に挿入し、皿ねじ14を締付けて調整板9を 底板7aに固定する。これで、調整板9に設けられた嵌合穴9aはガイドピン5と対 応する位置に正確に位置付けられたことになり、ガイドピン5を嵌合させること によりユニットシャーシ7をガイドレール4に取付けることができる。
【0008】 しかしながら、上記構成では、位置決め治具16を用いて、ガイドピン5及び嵌 合穴9aの両者の位置調整を行わねばならないので、ユニットシャーシ7の取付作 業が非常に煩雑であった。また、ユニットシャーシ7の形状、寸法が変更される たびに、新たな治具16を用意する必要があり、製品コストが高くなるという不具 合もあった。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如く、従来のユニットシャーシの取付構造では、取付用レールに設けら れたガイドピンとユニットシャーシ側に設けられた穴部との位置調整を位置決め 治具を用いて行っていたので、ユニットシャーシの取付作業に多くの工数を要し ていた。
【0010】 本考案はこのような従来の欠点を解決するべくなされたものであり、ガイドピ ン及びこのガイドピンと嵌合させられる穴部の位置調整を必要とせずに、ユニッ トシャーシをガイドレールに取付けることができるユニットシャーシの取付構造 を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案では、電子機器の筐体に設けられたガイドレールにユニットシャーシが 載置されて取付けられるユニットシャーシの取付構造において、前記ユニットシ ャーシは、その底板に第1の穴部が形成され、かつこの第1の穴部よりも小さな 第2の穴部が形成された調整板が前記第1の穴部に対して前記第2の穴部が対向 し得る範囲でスライド自在に前記底板に設けられ、前記ガイドレールには前記第 1の穴部に挿入されて前記第2の穴部に嵌合させられるガイドピンが立設された 構成となっている。
【0012】
【作用】
本考案では、第1の穴部の範囲で第2の穴部が移動し得るように、調整板がス ライド自在にユニットシャーシの底板に設けられているので、ガイドレールのガ イドピンを第1の穴部から第2の穴部へと挿入せんとすると、ガイドピンの押圧 力により調整板が底板に沿って微移動し、ガイドピンと対応する位置に第2の穴 部が位置付けられる。
【0013】
【実施例】 以下、本考案の実施例を図1を参照して詳述する。
【0014】 本考案に係るユニットシャーシ21は、従来例と同様、図2及び図3に示す電子 機器の筐体1のガイドレール3に取付けられるものであり、ガイドレール3に設 けられたガイドピン5がシャーシ21の底板21a 側に設けられた嵌合穴に挿入され た状態でガイドレール3にシャーシ21が載置されることにより、ガイドレール3 に取付けられる。
【0015】 本実施例では、ガイドピン5とこのガイドピン5と嵌合させられる嵌合穴との 位置合わせは、ユニットシャーシ21の底板21a 、この底板21a に載置される調整 板23及び調整板23を底板21a に取付けるための段付ナット25にて行われる。
【0016】 底板21a には、ガイドピン5が挿入される穴部(第1の穴部)211 が形成され ている。この穴部211 の直径D1は、ガイドピン5の直径をDとすると、D+2 ΔLとなっている。また、穴部211 の両側には皿ねじ27が挿入される挿入穴28が 設けられている。
【0017】 調整板23には、ガイドピン5と嵌合する径とされた嵌合穴(第2の穴部)23
a 及び段付ナット25の段部25a が挿入される穴部23b が設けられている。この調
整 板23の板厚は段付ナット25の高さ寸法よりもΔSだけ小さくされ、穴部23b の半 径は段部25a の半径よりもΔLだけ大きくされている。
【0018】 上記調整板23は、その穴部23b に段付ナット25の段部25a が挿入され、この段 付ナット25が皿ねじ27により底板21a に固定されることにより、底板21a に取付 けられており、嵌合穴23a は底板21a の穴部211 に対向するように位置付けられ ている。従って、調整板23は最大2ΔLの範囲で底板21a に沿って移動可能であ るので、ガイドピン5を穴部211 から嵌合穴23a へと挿入せんとすると、調整板 23はガイドピン5のテーパ面5aが第2の穴部23a に当接することにより底板21 a に沿って微移動する。そして、調整板23の微移動により、嵌合穴23a はガイド ピン5と対応する位置に位置付けられるので、ガイドピン5を嵌合穴23a に容易 に嵌合させることができる。従って、ユニットシャーシ21をガイドレール3に取 付けるに際して、ガイドピン5及びこのガイドピン5と嵌合させられる嵌合穴23 a の位置の微調整を行う必要はない。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のユニットシャーシの取付構造では、ガイドレール に設けられたガイドピンをシャーシ底板に設けられた第1の穴部から調整板に設 けられた第2の穴部へと挿入せんとすると、ガイドピンの押圧力により調整板が 底板に沿って微移動し、ガイドピンと対応する位置に第2の穴部が位置付けられ るので、ガイドピン及びこのガイドピンと嵌合させられる第2の穴部の位置の調 整をしなくとも、第2の穴部にガイドピンを嵌合させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るユニットシャーシの取
付構造を説明する断面図。
【図2】従来の電子機器の筐体の外観斜視図。
【図3】上記筐体の側面図。
【図4】上記筐体のガイドレールへのユニットシャーシ
の取付けを説明する断面図。
【図5】従来の位置決め治具を説明する図であり、(a)
は側面図、(b) は底面図。
【図6】上記位置決め治具を用いて、ユニットシャーシ
の嵌合穴の位置の調整を行う状態を説明した断面図。
【符号の説明】
3 ガイドレール 5 ガイドピ
ン 5a テープ面. 21 ユニット
シャーシ 21a 底板 211 第1の
穴 23 調整板 23a 第2の
穴部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の筐体に設けられたガイドレー
    ルにユニットシャーシが載置されて取付けられるユニッ
    トシャーシの取付構造において、前記ユニットシャーシ
    は、その底板に第1の穴部が形成され、かつこの第1の
    穴部よりも小さな第2の穴部が形成された調整板が前記
    第1の穴部に対して前記第2の穴部が対向し得る範囲で
    スライド自在に前記底板に設けられ、前記ガイドレール
    には前記第1の穴部に挿入されて前記第2の穴部に嵌合
    させられる先端川にテーパ部を有するガイドピンが立設
    されていることを特徴とするユニットシャーシの取付構
    造。
JP3248292U 1992-05-18 1992-05-18 ユニットシャーシの取付構造 Pending JPH0590990U (ja)

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JP3248292U JPH0590990U (ja) 1992-05-18 1992-05-18 ユニットシャーシの取付構造

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JP3248292U JPH0590990U (ja) 1992-05-18 1992-05-18 ユニットシャーシの取付構造

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JPH0590990U true JPH0590990U (ja) 1993-12-10

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JP3248292U Pending JPH0590990U (ja) 1992-05-18 1992-05-18 ユニットシャーシの取付構造

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