JPH0590914A - 電圧制御型発振器 - Google Patents

電圧制御型発振器

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JPH0590914A
JPH0590914A JP4022923A JP2292392A JPH0590914A JP H0590914 A JPH0590914 A JP H0590914A JP 4022923 A JP4022923 A JP 4022923A JP 2292392 A JP2292392 A JP 2292392A JP H0590914 A JPH0590914 A JP H0590914A
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JP
Japan
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data
frequency
controlled oscillator
signal
voltage controlled
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JP4022923A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Miki
務 三木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K7/00Modulating pulses with a continuously-variable modulating signal
    • H03K7/06Frequency or rate modulation, i.e. PFM or PRM

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作電圧および動作温度に依存しない変換特
性を有しかつ任意の変換特性に設定可能な電圧制御型発
振器を提供することである。 【構成】 メモリ2に周波数を表わす周波数データが予
め記憶される。A/D変換器1が、入力信号Vをディジ
タルデータに変換する。そのディジタルデータによりメ
モリ2のアドレス指定が行なわれ、指定されたアドレス
から周波数データが読出される。カウンタ回路4は所定
のクロックパルスをカウントし、カウントデータを出力
する。比較器5は、周波数データとカウントデータとを
比較し、その比較結果を表わす信号を出力するととも
に、カウンタ回路4をリセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力電圧により発振
周波数が制御される電圧制御型発振器(VCO)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】無線機の同調回路、電子楽器の音声合成
回路などの種々の回路に電圧制御型発振器が用いられて
いる。
【0003】図12は、アナログ回路により構成される
従来の電圧制御型発振器の回路図である。この電圧制御
型発振器は、差動増幅器10、比較器11、バッファア
ンプ12、NPN型トランジスタ13、抵抗21〜30
およびコンデンサ31を含む。入力端子14に入力信号
Vが与えられ、その入力信号Vの電圧に対応する周波数
を有する出力信号Fが出力端子15から得られる。この
電圧制御型発振器の動作電圧はVDDである。抵抗21の
抵抗値は2Rであり、抵抗22〜24の抵抗値はそれぞ
れRである。また、抵抗26,27,29の抵抗値はそ
れぞれR′である。コンデンサ31の容量値はCであ
る。
【0004】この電圧制御発振器の動作を説明する。ま
ず、出力信号Fが“L”であるときには、トランジスタ
30はオフ状態になっている。また、バッファアンプ1
2の出力が接地電位になるので、比較器11の正入力端
子N2の電位は抵抗26,27,29により(1/3)
・VDDに設定されている。トランジスタ13がオフ状態
にあるときに、正の電圧を有する入力信号Vが入力端子
14に与えられると、抵抗21を介してコンデンサ31
が充電される。差動増幅器10の負入力端子N1の電位
は固定電位であるので、差動増幅器10の出力電圧が低
下する。この出力電圧が比較器11の正入力端子N2の
電圧(1/3)・VDDよりも低くなった時点で、比較器
11の出力信号Fが“H”に反転する。
【0005】その結果、トランジスタ13がオン状態に
なる。それにより、コンデンサ31が放電され、差動増
幅器10の出力電圧が増加する。また、バッファアンプ
12の出力が電源電位VDDとなるので、比較器11の正
入力端子N2の電位が抵抗26,27,29により(2
/3)・VDDに設定される。差動増幅器10の出力電圧
が比較器11の正入力端子N2の電位(2/3)・VDD
よりも高くなった時点で、比較器11の出力信号Fが
“L”に反転する。それにより、トランジスタ13がオ
フ状態となる。
【0006】このようにして、入力信号Vの電圧に対応
する周波数を有する出力信号Fが得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の電圧制御型発振
器において、入力信号Vの入力電圧Vinと出力信号F
の周波数fO との関係は次式で表わされる。
【0008】 fO =(3/8)・(Vin/R・C・VDD) …(1) 上式(1)から明らかなように、アナログ回路により構
成される従来の電圧制御型発振器においては、電圧−周
波数の変換特性が動作電圧VDD、入力抵抗の値Rおよび
コンデンサ31の容量値Cに依存している。特に、コン
デンサ31は温度特性を有している。したがって、動作
電圧および動作温度の変動により変換特性が変動し、安
定な特性を得ることが困難である。
【0009】また、入力電圧Vinと周波数fO とがほ
ぼ比例する線型の変換特性が得られ、非線型の変換特性
を得ることができない。さらに、その変換特性を変更す
る場合には、抵抗の抵抗値およびコンデンサの容量値を
再設定することが必要となる。
【0010】この発明の目的は、動作電圧および動作温
度が変動しても安定に動作することができるとともに、
任意の変換特性を容易に得ることができる電圧制御型発
振器を提供することである。
【0011】この発明の他の目的は、変換特性を容易に
変更することができる電圧制御型発振器を提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る電圧制
御型発振器は、アナログディジタル変換手段、記憶手
段、クロックパルス発生手段、カウント手段、および比
較手段を備える。アナログディジタル変換手段は、入力
電圧をディジタル信号に変換する。記憶手段は、周波数
に対応する周波数データを予め各アドレスに記憶し、デ
ィジタル信号により指定されたアドレスから周波数デー
タを読出す。クロックパルス発生手段は、クロックパル
スを発生する。カウント手段は、クロックパルス発生手
段から発生されたクロックパルスをカウントし、カウン
ト値を示すカウントデータを出力する。比較手段は、記
憶手段から読出された周波数データとカウント手段から
出力されたカウントデータとを比較し、比較結果を示す
信号を出力するとともに、周波数データとカウントデー
タとが一致したときにカウント手段をリセットする。
【0013】第2の発明に係る電圧制御型発振器におい
ては、記憶手段が書換え可能な記憶手段からなる。
【0014】
【作用】第1および第2の発明に係る電圧制御型発振器
においては、入力電圧がアナログディジタル変換手段に
よりディジタル信号に変換される。そのディジタル信号
をアドレス信号として用いることにより、記憶手段から
周波数データが読出される。一方、カウンタ手段により
クロックパルスがカウントされ、カウントデータが出力
される。比較手段により周波数データとカウントデータ
とが比較され、その比較結果が出力される。周波数デー
タとカウントデータとが一致したときにカウント手段が
リセットされる。したがって、比較手段から出力される
信号は、周波数データに対応する周波数を有する。
【0015】この電圧制御型発振器においては、ディジ
タル処理により電圧−周波数変換が行なわれるので、そ
の変換特性が動作電圧および動作温度に依存しない。そ
のため、動作電圧および動作温度が変動しても、安定な
変換特性が得られる。
【0016】また、記憶手段に任意の周波数データを記
憶させることができるので、入力電圧と発振周波数との
関係を任意に設定することができる。したがって、任意
の変換特性を得ることが可能となる。
【0017】特に、第2の発明に係る電圧制御型発振器
によれば、記憶手段に予め記憶された周波数データを書
換えることができるので、変換特性を容易に変更するこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0019】図1は、この発明の一実施例による電圧制
御型発振器の構成を示すブロック図である。
【0020】図1において、電圧制御型発振器10は、
A/D(アナログディジタル)変換器1、メモリ2、ラ
ッチ回路3、カウンタ回路4、比較器5、1/2分周器
6およびクロック発生回路7を含む。好ましくは、これ
らの各回路は1チップ上に形成される。
【0021】A/D変換器1は、クロック発生回路7か
ら与えられるスタート信号STに応答して、外部から与
えられる入力信号VをディジタルデータDDに変換す
る。このディジタルデータDDは、アドレス信号として
メモリ2に与えられる。このメモリ2の各アドレスに
は、予め周波数に対応する周波数データが記憶されてい
る。メモリ2から読出された周波数データMDはラッチ
回路3に与えられる。ラッチ回路3は、クロック発生回
路7から与えられるラッチ信号LTに応答して、その周
波数データMDをラッチして比較器5に出力する。
【0022】一方、クロック発生回路7は、所定の周波
数のクロック信号CK0を発生する。カウンタ回路4
は、そのクロック信号CK0のクロックパルスをカウン
トし、カウント値を示すカウントデータCDを比較器5
に与える。比較器5は、ラッチ回路3から与えられる周
波数データLDとカウンタ回路4から与えられるカウン
トデータCDとを比較し、その比較結果を示す出力信号
Mを1/2分周器6に与える。また、比較器5は、ラッ
チデータLDとカウントデータCDとが一致したとき
に、リセット信号RSTをカウンタ回路4に与える。そ
れにより、カウンタ回路4がリセットされる。1/2分
周器6は、出力信号Mを1/2分周し、デューティ50
%の矩形波を出力信号Fとして外部に出力する。
【0023】図2は、図1の電圧制御型発振器10の各
部分の詳細な構成を示すブロック図である。A/D変換
器1は、入力信号Vを受ける入力端子IN、スタート信
号STを受けるスタート端子STARTおよび10ビッ
トのデータ出力端子D0〜D9を有する。メモリ2は、
10ビットのアドレス入力端子A0〜A9および8ビッ
トのデータ出力端子MD0〜MD7を有する。このメモ
リ2はたとえば不揮発性メモリからなる。ラッチ回路3
は、8ビットのデータ入力端子LD0〜LD7、8ビッ
トのデータ出力端子LQ0〜LQ7およびラッチ信号L
Tを受けるクロック端子CKを有する。
【0024】カウンタ回路4は、クロック信号CK0を
受けるクロック端子CK、カウントデータを出力する8
ビットのデータ出力端子CD0〜CD7およびリセット
信号RSTを受けるリセット端子Rを有する。
【0025】比較器5は、8個の排他的論理和ゲート5
0〜57、NORゲート58およびDタイプフリップフ
ロップ59を含む。ゲート50〜57の一方の入力端子
はラッチ回路3のデータ出力端子LQ0〜LQ7にそれ
ぞれ接続され、ゲート50〜57の他方の入力端子はカ
ウンタ回路4のデータ出力端子CD0〜CD7にそれぞ
れ接続される。ゲート50〜57の出力端子はゲート5
8の入力端子に接続される。ゲート58の出力端子はフ
リップフロップ59のデータ入力端子Dに接続される。
フリップフロップ59のクロック端子CKおよびリセッ
ト端子Rにはクロック発生回路7からそれぞれクロック
信号CK1,CK2が与えられる。フリップフロップ5
9のデータ出力端子Qはカウンタ回路4のリセット端子
Rに接続される。1/2分周器6は、Dタイプフリップ
フロップ31を含む。フリップフロップ59の出力端子
Qはフリップフロップ31のクロック端子CKにも接続
される。
【0026】クロック発生回路7には、TCXO(Te
mperature Controlled Crys
tal Oscillator)のように温度に依存し
ない発振周波数を有する発振器が用いられる。
【0027】次に、図3および図4の波形図を参照しな
がら図2の電圧制御型発振器の動作を説明する。
【0028】メモリ2には、発振周波数を表わす複数個
の8ビットの周波数データが予め記憶されている。図3
に示されるスタート信号STが“H”に立上がると、A
/D変換器1は入力信号Vを10ビットのディジタルデ
ータDDに変換するA/D変換動作を開始する。A/D
変換動作が終了すると、スタート信号STが“L”に立
ち下がる。A/D変換器1は、変換されたディジタルデ
ータDDをデータ出力端子D0〜D9から出力する。そ
のディジタルデータDDはメモリ2のアドレス入力端子
A0〜A9に与えられる。それにより、ディジタルデー
タDDによりメモリ2内のアドレスが指定され、その指
定されたアドレスからデータ出力端子MD0〜MD7に
周波数データMDが読出される。
【0029】ラッチ回路3は、図3に示されるラッチ信
号LTの立上がりに応答して、データ入力端子LD0〜
LD7に与えられる周波数データMDをラッチし、それ
をデータ出力端子LQ0〜LQ7から周波数データLD
として出力する。
【0030】一方、カウンタ4は、図4に示すようにク
ロック端子CKに与えられるクロック信号CK0のパル
スをカウントし、カウントデータCDをデータ出力端子
CD0〜CD7から出力する。
【0031】周波数データLDとカウントデータCDと
が一致すると、ゲート50〜57の出力信号がすべて
“L”となる。したがって、ゲート58の出力信号が
“H”に立上がる。フリップフロップ59のデータ入力
端子Dに与えられる信号がクロック信号CK1に応答し
てデータ出力端子Qから出力された後、クロック信号C
K2に応答してフリップフロップ59がリセットされ
る。このようにして、フリップフロップ59の出力信号
は一旦“H”に立上がり、その後“L”に立下がる。フ
リップフロップ59の出力信号がリセット信号RSTと
してカウント回路4に与えられるとともに、比較結果を
示す信号Mとして1/2分周器6に与えられる(図4参
照)。
【0032】カウンタ回路4は、リセット信号RSTの
立上がりに応答してリセットされ、再びカウント動作を
開始する。一方、1/2分周器6は、図4に示される信
号Mを1/2分周し、その分周された信号を出力信号F
として出力する。図4は、メモリ2から読出された周波
数データが“3”を表わしている場合を示している。
【0033】なお、図3に示されるスタート信号STお
よびラッチ信号LTは、図4に示されるクロック信号C
K0に同期している必要はない。
【0034】このように、上記の実施例においては、メ
モリ2から読出された周波数データに基づいてカウンタ
回路4のリセットタイミングを決定することにより、入
力信号Vの電圧に対応した任意の周波数を有する出力信
号をFが得られる。
【0035】図5は、この発明の他の実施例による電圧
制御型発振器の構成を示すブロック図である。図5の電
圧制御型発振器10aが図1の電圧制御型発振器10と
異なるのは、メモリ2の代わりにメモリ2aを含み、さ
らに入出力インタフェース回路8を含む点である。メモ
リ2aは電気的に書込みおよび読出しが可能な不揮発性
メモリからなる。メモリ2aには、入出力インタフェー
ス回路8を介して外部から周波数データDIを書込むこ
とができる。また、メモリ2aに記憶される周波数デー
タを入出力インタフェース回路8を介して外部に直接的
に読出すこともできる。
【0036】図1および図5の電圧制御型発振器におい
ては、入力電圧を発振周波数に変換するためにディジタ
ル処理が用いられるので、動作電圧および動作温度に依
存しない安定な変換特性が得られる。
【0037】また、メモリ2,2aに任意の周波数デー
タを記憶させることができるので、任意の変換特性が得
られる。
【0038】特に、図5の実施例においては、メモリ2
aに記憶された周波数データを容易に書換えることがで
きるので、変換特性を容易に変更することが可能とな
る。
【0039】図1および図5の電圧制御型発振器によれ
ば、図6に示される線型の変換特性を得ることも図7に
示される非線型の変換特性を得ることもできる。
【0040】図8に示すように、図5の電圧制御型発振
器10aの入出力インタフェース回路8にアービトレー
ション回路9を用いると、電圧制御型発振器10aの動
作を中断することなく、外部のマイクロプロセッサによ
りメモリ2aの内容を変更することができる。アービト
レーション回路9は、外部のマイクロプロセッサから与
えられる制御信号ARBにより制御される。アービトレ
ーション回路9には、マイクロプロセッサからアドレス
信号ADが与えられ、かつA/D変換器1から変換され
たディジタルデータDDが与えられる。また、メモリ2
aには、マイクロプロセッサから周波数データDATA
および書込信号WRが与えられる。
【0041】図9に示すように、制御信号ARBが
“L”のときには、アービトレーション回路9が、マイ
クロプロセッサからのアドレス信号ADをメモリ2aに
与える。制御信号ARBが“H”のときには、アービト
レーション回路9は、A/D変換器1からのディジタル
データDDをメモリ2aに与える。
【0042】このようにして、電圧制御型発振器10a
の動作を中断することなく、制御信号ARBが“L”の
期間に、マイクロプロセッサによりメモリ2aに記憶さ
れる周波数データを書換えることができる。
【0043】図10は、上記実施例の電圧制御型発振器
をテレビジョン受像機、ラジオ、携帯無線機等における
受信同調回路に応用した例を示すブロック図である。
【0044】図10の受信同調回路は、バンドパスフィ
ルタ101、混合器102、中間周波数検波器103、
電圧制御型発振器104、ローパスフィルタ105およ
びPLL(位相同期ループ)回路106を含む。電圧制
御型発振器104として図5の電圧制御型発振器10a
が用いられる。
【0045】従来の同調回路では、電圧制御型発振器の
発振周波数の範囲に制約がある。そのため、テレビジョ
ン放送のVHF帯信号、UHF帯信号、ラジオ放送のF
M信号およびAM信号等のように、異なる周波数帯の信
号を同調するためには、各周波数帯に対応する複数の電
圧制御型発振器が必要である。
【0046】しかし、上記実施例の電圧制御型発振器1
0aを用いると、外部のマイクロプロセッサにより電圧
制御型発振器10a内のメモリ2aの内容を変更するこ
とができる。それにより、容易に各周波数帯に対応する
発振信号を得ることができる。
【0047】図11は、上記実施例の電圧制御型発振器
を複数の周波数帯に対応する受信同調回路に応用した例
を示すブロック図である。
【0048】図11の受信同調回路は、バンドパスフィ
ルタ101、混合器102、中間周波数検波器103、
電圧制御型発振器104、ローパスフィルタ105、P
LL回路106およびマイクロプロセッサ107を含
む。電圧制御型発振器104として、図5の電圧制御型
発振器10aが用いられる。
【0049】マイクロプロセッサ107は、外部から与
えられるバンド切換信号BSWに応答して、それぞれ対
応するデータを電圧制御型発振器104およびPLL回
路106に書込む。電圧制御型発振器104は、ローパ
スフィルタ105により印加される直流電位に対応する
周波数で発振する。マイクロプロセッサ107により電
圧制御型発振器104内のメモリの内容を更新すること
によって、その発振周波数の中心周波数を制御すること
ができる。したがって、複数の周波数帯に対応する同調
を行なうことが可能になる。
【0050】なお、図5の実施例では、メモリ2aとし
て電気的に書込みおよび読出しが可能な不揮発性メモリ
を用いているが、メモリ2aとして電気的に書込みおよ
び読出しが可能な揮発性メモリを用いてもよい。
【0051】上記実施例では、デューティ50%の矩形
波を得るために1/2分周器6を用いているが、出力信
号のデューティが50%である必要がない場合には、1
/2分周器6は必要ではない。
【0052】さらに、A/D変換器6のデータ出力端子
のビット数、メモリ2のアドレス入力端子のビット数お
よびデータ出力端子のビット数、ラッチ回路3のデータ
入力端子およびデータ出力端子のビット数、カウンタ回
路4のデータ出力端子のビット数等は、図2の例には限
らず、他のビット数であってもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように第1および第2の発明によ
れば、動作電圧および動作温度が変動しても安定な動作
を行なうことができるとともに、任意の変換特性を有す
る電圧制御型発振器が得られる。
【0054】また、第2の発明によれば、変換特性を容
易に変更することが可能な電圧制御型発振器が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による電圧制御型発振器の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の電圧制御型発振器の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1および図2の電圧制御型発振器の動作を説
明するための信号波形図である。
【図4】図1および図2の電圧制御型発振器の動作を説
明するための信号波形図である。
【図5】この発明の他の実施例による電圧制御型発振器
の構成を示すブロック図である。
【図6】図1および図5の電圧制御型発振器の変換特性
の一例を示す図である。
【図7】図1および図5の電圧制御型発振器の変換特性
の他の例を示す図である。
【図8】アービトレーション回路を用いた入出力インタ
フェース回路の例を示すブロック図である。
【図9】図8の入出力インタフェース回路の動作を説明
するための信号波形図である。
【図10】図5の電圧制御型発振器の応用例を示すブロ
ック図である。
【図11】図5の電圧制御型発振器の他の応用例を示す
ブロック図である。
【図12】従来の電圧制御型発振器の構成を示す回路図
である。
【符号の説明】
1…A/D変換器 2,2a…メモリ 3…ラッチ回路 4…カウンタ回路 5…比較器 7…クロック発生回路 10,10a…電圧制御型発振器 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧をディジタル信号に変換するア
    ナログディジタル変換手段、 周波数に対応する周波数データを予め各アドレスに記憶
    し、前記ディジタル信号により指定されたアドレスから
    周波数データを読出す記憶手段、 クロックパルスを発生するクロックパルス発生手段、 前記クロックパルス発生手段から発生されたクロックパ
    ルスをカウントし、カウント値を示すカウントデータを
    出力するカウント手段、および前記記憶手段から読出さ
    れた周波数データと前記カウント手段から出力されたカ
    ウントデータとを比較し、その比較結果を示す信号を出
    力するとともに、前記周波数データと前記カウントデー
    タとが一致したときに前記カウント手段をリセットする
    比較手段を備えた、電圧制御型発振器
  2. 【請求項2】 前記記憶手段が書換え可能な記憶手段で
    ある、請求項1記載の電圧制御型発振器。
JP4022923A 1991-02-22 1992-02-07 電圧制御型発振器 Pending JPH0590914A (ja)

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DE4205065A DE4205065A1 (de) 1991-02-22 1992-02-19 Spannungsgesteuerter oszillator und betriebsverfahren dafuer

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