JPH0590840U - 埋設用コンセント - Google Patents

埋設用コンセント

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JPH0590840U
JPH0590840U JP030550U JP3055092U JPH0590840U JP H0590840 U JPH0590840 U JP H0590840U JP 030550 U JP030550 U JP 030550U JP 3055092 U JP3055092 U JP 3055092U JP H0590840 U JPH0590840 U JP H0590840U
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JP
Japan
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box body
cord
outlet
plug
wall surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP030550U
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English (en)
Inventor
智恵野 田口
Original Assignee
タンク株式会社
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Publication date
Application filed by タンク株式会社 filed Critical タンク株式会社
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 差込プラグをボックス体内に収納し体裁と安
全性をもたせた埋設用コンセントを提供する。 〔構成〕 差込プラグ2が斜め収容しえる容積をもつ断
面三角形状の凹溝3を呈する埋設型ボックス体1を形成
し、該ボックス体1の傾斜奥端となる傾斜壁面部1aに
受刃穴5をもつコンセント本体4を配設すると共に、ボ
ックス体1に被せる蓋部7の前記受刃穴5に対向するの
開放端縁7aに差込プラグ側コード8のコード案内部9
を設け、非使用時に受刃穴5が露出しない平坦な閉蓋態
様とし、使用時にも差込プラグ2自体をボックス体1内
に斜め収納し、差込プラグ2端のコード8のみを蓋部7
のコード案内部9を斜めに外方へ導くものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は壁面等に備える埋設用コンセントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、屋内配線用コンセントの構成としては、壁面,床面,柱面などの所定 箇所に単に突設して取付ける露出タイプとか、コンセント主部を壁面等に埋設し コンセント受刃穴のみを露出する埋設タイプ等が知られている。この場合、従来 のコンセントではいずれも非使用中にコンセント受刃穴が露出した状態となって いるため体裁が悪い。また、使用中では受刃孔に差込む差込プラグ全体が突出し た状態となるため、体裁が悪く室内装飾に赴きをおく近時の住宅用コンセントと して最適でない。特に、差込プラグが突出された態様では、ベッド,タンス等の 家具を壁面一杯にセットすることができず不必要な空間を取ることが多く面倒な ものとなっている。また、近時はコンセント受刃穴を、非使用時に床面に没入さ せ目隠とする埋設用コンセント(フロアコンセント)も出現し、体裁のよい配線 器具としたものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記フロアコンセントにおいても、使用状態下では基本的にコンセン ト主部を床面上に回動繰出しをし、この傾斜突設となる露出の受刃穴に差込プラ グを差込むものである。即ち、このタイプでも床面上には少なくともコンセント の一部と差込プラグが突出した状態となるため、前記同様に家具等の配置に支障 を来す欠陥をもち、且つ、コンセント受刃穴が複数タイプでは差込プラグの外観 が所謂タコ足配線を呈し体裁も悪い。特に、この種の差込プラグの突出態様では 接続部(差込部分)に水しぶき等を浴び易く、台所,レストランの厨房,トイレ などのコンセント使用に問題を残す。
【0004】 本考案は上記実情に鑑み、差込プラグ全体が収容しえる埋設型ボックスと蓋体 を組み合わせ、コードのみを表面に導くようにしたことにより、上記課題を解決 する埋設用コンセントを提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、少なくとも差込プラグが斜めに収容しえる断面三角形状の凹溝をも つ埋設型ボックス体を形成し、該ボックス体の傾斜奥端となる傾斜壁面部にコン セント本体を配設し、このボックス体の正面開口部に壁面と平行となる蓋部を取 付けると共に、該蓋部の前記コンセント本体の受刃穴に対向する開放端縁に、差 込プラグ側コードのコード案内部を設けてなるものである。
【0006】
【作用】
上記のような構成のため、埋設用スボックスの取付けは従来同様に予め壁面等 に配置したコンセントボックへ嵌合し、このボックス体のフランジ部をビス止め 等でコンセントボックスに固定する。この埋設用コンセントは、非使用状態で正 面位置(壁面)には蓋部が覆っているためコンセント本体の受刃穴は露出せず、 且つ蓋部は1枚板の平坦面となっているために壁面と同等なクロス張り付け等も でき、壁面全体としてのデザイン上にも支障を来さない。また、差込プラグ使用 では、蓋部を単に開けて差込プラグを斜め状態としてボックス体内に案内し奥端 のコンセント受刃穴に差込みし閉蓋すれば、この差込プラグはボックス体に収容 されると共に、基端に連設のコードのみが蓋部端のコード案内部を経て外方へ引 出される状態となる。即ち、使用状態ではコンセント内に差込プラグが隠れ一種 の保護構成となり、且つ外方(蓋部上)には配線となるコードしか現れず体裁も よい。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明すれば、次の通りである。
【0008】 図示はコンセント受刃穴を2口とし蓋部を片開き態様とした実施例を示し、1 は差込プラグ2が斜めに収容しえる容積をもつた正面方形で断面三角形状を呈す 凹溝3となる埋設型ボックス体で、該ボックス体1の傾斜奥端となる傾斜壁面部 1aにコンセント本体4を、この受刃穴5が傾斜壁面1aに臨むように取付ける 。また、ボックス体1の正面開口部1cには一端をピン軸6aで蝶着6し開閉自 在とした壁面Aに平行となる偏平の蓋部7を取付けると共に、該蓋部7の開放端 縁7aにあって、コンセント本体4の傾斜せる受刃穴5とほぼ一線上となる対向 位置に差込プラグ側コード8を導くコード案内部9を、徐々に盛り上がる傾斜円 弧の括れ構造として形成し、且つ該コード案内部9端がコード径の開口10とな り、これら全体として埋設用コンセント11となる。この場合、断面三角形状の 凹溝3のコード案内側面となる他の傾斜壁面部1bは約30°ぐらいの緩やかな 傾きが最適である。12はボックス体1のコード出口位置の側壁面1dに設けた マグネットで、該マグネット12には蓋部7に設けた止鉄板13が接触するよう にし、蓋部7の磁着係止する構成とする。
【0009】 次にこの作用を説明すると、先ず壁面Aへの埋設用コンセント11の取付けに 際しては、従来のコンセント取付けと同様に予め壁面Aに配置した配線ボックス となるコンセントボックス16へボックス体1を嵌合し、該ボックス体1の周囲 に突設したフランジ部1eをコンセントボックス16側へビス14にて固定する と共に、ボックス体1の正面開口部1cには蓋部7を被せ一端をピン軸6aにて 蝶着6すればよい。この場合、コンセント11の壁面取付け態様は、図示のよう に差込プラグ2の差込み方向を横使用とするときは、ボックス体1内のコンセン ト本体4を横向位置としてコード8を横引き出しとするとか、図示はしないが差 込プラグ2の差込みを下方から上方へ向ける縦使用では、コンセント本体4を上 方位置にしてコード8を下引き出しとする等は自由である。
【0010】 ここにおいて、コンセント使用としては、先ず蓋部7を蝶着部を基点とし回動 して開ければボックス体1の奥部(底部)となるコンセント本体4の受刃穴5が 外部から覗けるようになる。
【0011】 ここで、配線使用とするコード8の先端に一体の差込プラグ2を斜めにしなが らボックス体1へ挿入すれば、該ボックス体1は差込プラグ2が全部収容しえる 容積をもった断面三角形状の凹溝3を呈しているため、差込プラグ2は完全にボ ックス体1内へ収まると共に、更に差込プラグ2を押し込めば差込刃部2aが傾 斜壁面部1aのコンセント本体4の受刃穴5へ差込まれ分岐接続となる。このと き、差込プラグ2端のコード8を受刃穴5の軸線上に来るよう真っ直ぐにして外 方へ引き出して置けば、蓋部7を閉じたとき、該蓋部7の開放端縁7aに有する 傾斜括れ形のコード案内部9にコード8が斜めに嵌まり位置規制され、且つ蓋部 7端に設けた止鉄板13がボックス体側のマグネット12に当接し磁着されるた め、蓋部7が一種のコードフックともなりコード8が押さえられ、差込プラグ2 自体とコード8が安定したコンセント接続,引き出しとなる。
【0012】 また、このコード8を押さえる蓋部7の形状は、図5,図6に示すようにコー ド案内部9を前記実施例のように基方から徐々に傾斜する括れ構造とせず、開放 端縁7aに円弧状切り欠き15したコード案内部9とし、該円弧状切り欠き15 を開口10としてもよい。
【0013】 即ち、コンセント使用状態下では、差込プラグ2はボックス体1内に完全に収 まり外部に直接露出せず、蓋部7の一端からはコード8のみが現れるため、家具 等を室内壁面に近接した位置でセットし得ることは勿論のこと、蓋部7は平坦面 構造のため、この表面に壁紙と同等なクロスを貼ることもできデザイン上もよい 。また、蓋部7から導かれるコード8は、斜めに挿入する差込プラグ2の軸線上 となる斜め引き出しとなるため、該コード8の曲率半径が大きくなり不必要な折 曲負荷を与えない。また、差込プラグ2がボックス体1内に隠れた状態となるた め、水しぶき等を直接受けることもなく、漏電等の安全性の点もよい。
【0014】 なお、この蓋部7の構成は、図示のような片開きタイプとは限らず、スライド タイプとか観音開きタイプ等の如く各種蓋部使用が可能である。
【0015】
【考案の効果】 上記のように、本考案の埋設用コンセントはボックス体を差込プラグが斜めに 収容し得る構造とし、この奥端傾斜壁面にコンセント本体を配設し、且つ蓋部に コードが斜めに導き出せるコード案内部を設けてなるため、非使用時にあっては 蓋部でコンセント受刃穴は覆われ露出せず体裁がよく、且つ該蓋部自体は平坦面 のため壁面と同じクロスを貼ったりカラー塗装をすることが簡単にでき室内装飾 のデザイン上に支障を来さない。また、プラグ差込みの使用状態でも、差込プラ グ全体がボックス体内に収まり、外部へはコードのみが現れるため、水しぶき等 の防滴機能がある。従って、台所やレストランの厨房やトイレなどの防滴機能を 必要とする場所では、漏電などの心配がなく使用でき極めて安全である。しかも 、従来の差込プラグ使用のような突起物構成を採らないので、事務用機器,家具 等を壁面一杯に位置し得る。また、このときのコード横引き出し(又は下引き出 し)は傾斜収納の差込プラグに連続した斜め導きとなるため、該コードに対する 曲げ作用が少なく、延いてはコンセント配線で多々生ずる断線が起きない。更に 、本考案は構成が簡単であるため、加工,製作が容易で、且つ故障,破損等を招 かない等の実用的効果を有する。なお、上記実施例の説明は壁面に就いて述べた が、床面使用にも対処し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す使用状態の側面図であ
る。
【図2】蓋部の正面図である。
【図3】ボックス体の内部を示す正面図である。
【図4】同ボックス体の断面図である。
【図5】蓋部の他の実施例の正面図である。
【図6】同側面図である。
【符号の説明】
1 埋設型ボックス体 1a 傾斜壁面部 1c 正面開口部 2 差込プラグ 3 凹溝 4 コンセント本体 5 受刃穴 7 蓋部 7a 開放端縁 8 差込プラグ側コード 9 コード案内部 10 開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも差込プラグが斜めに収容しえ
    る断面三角形状の凹溝をもつ埋設型ボックス体を形成
    し、該ボックス体の傾斜奥端となる傾斜壁面部にコンセ
    ント本体を配設し、このボックス体の正面開口部に壁面
    と平行となる蓋部を取付けると共に、該蓋部の前記コン
    セント本体の受刃穴に対向する開放端縁に、差込プラグ
    側コードのコード案内部を設けてなる埋設用コンセン
    ト。
JP030550U 1992-05-11 1992-05-11 埋設用コンセント Pending JPH0590840U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP030550U JPH0590840U (ja) 1992-05-11 1992-05-11 埋設用コンセント

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JP030550U JPH0590840U (ja) 1992-05-11 1992-05-11 埋設用コンセント

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JPH0590840U true JPH0590840U (ja) 1993-12-10

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ID=12306906

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JP030550U Pending JPH0590840U (ja) 1992-05-11 1992-05-11 埋設用コンセント

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JP (1) JPH0590840U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007526600A (ja) * 2004-02-06 2007-09-13 ソシエテ ビック 基準をベースにした可換燃料電池カートリッジ
JP2012004087A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Endo Michiko プラグ回転収納型コンセント
JP2014171528A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Aiphone Co Ltd ナースコール子機におけるコネクタ構造
JP2021025714A (ja) * 2019-08-06 2021-02-22 ホシザキ株式会社 厨房機器

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