JPH0590840A - 周波数シンセサイザ回路 - Google Patents
周波数シンセサイザ回路Info
- Publication number
- JPH0590840A JPH0590840A JP3273504A JP27350491A JPH0590840A JP H0590840 A JPH0590840 A JP H0590840A JP 3273504 A JP3273504 A JP 3273504A JP 27350491 A JP27350491 A JP 27350491A JP H0590840 A JPH0590840 A JP H0590840A
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- JP
- Japan
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- low
- frequency
- characteristic
- lpf
- high speed
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- Pending
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速ロックアップ特性と超低周波変調特性を
併有する周波数シンセサイザ回路を提供する。 【構成】 電圧制御発振器と可変分周器と位相比較器と
ローパスフィルタと基準発振器により構成される周波数
シンセサイザにおいて、前記位相比較器又は前記電圧制
御発振器の変換利得の高低に従って、前記ローパスフィ
ルタの遮断周波数が低高となるように同時に切り換える
構成を有している。
併有する周波数シンセサイザ回路を提供する。 【構成】 電圧制御発振器と可変分周器と位相比較器と
ローパスフィルタと基準発振器により構成される周波数
シンセサイザにおいて、前記位相比較器又は前記電圧制
御発振器の変換利得の高低に従って、前記ローパスフィ
ルタの遮断周波数が低高となるように同時に切り換える
構成を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信装置などに使
用される周波数シンセサイザに関するものである。
用される周波数シンセサイザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信機器、特にコードレス電
話の発表にはめざましいものがあり、年間数百万台の割
合でその生産高は増加している。
話の発表にはめざましいものがあり、年間数百万台の割
合でその生産高は増加している。
【0003】図5は、従来方式のシンセサイザの1例で
あって、R1 ,R2 は抵抗、Cはローパスフィルタを形
成するためのコンデンサであって、電圧制御発振器1は
その入力VCONT端子に加えられる信号電圧により、発振
周波数fv が定まる発振器で、本例の場合にはローパス
フィルタの出力電圧と、変調信号入力端子に加えられる
変調信号電圧の和VCONT, 発振周波数fv が制御されて
いる。可変分周器2は電圧制御発振器出力を任意回数N
分周して位相比較器に加えるもので、位相比較器3はこ
の分周出力(fV /N)と水晶発振器などによる基準発
振器の出力fr との周波数, 位相と比較し、両者が等し
くなるよう制御電圧Ve を送り出し、そして、fV /N
=fr となったときこの回路は安定する。この安定状態
に達するまでの時間、すなわちロックアップタイムは、
R1 ,R2 ,Cにより形成される。ローパスフィルタの
時定数と、電圧制御発振器および位相比較器の変換利得
とにより定まる。
あって、R1 ,R2 は抵抗、Cはローパスフィルタを形
成するためのコンデンサであって、電圧制御発振器1は
その入力VCONT端子に加えられる信号電圧により、発振
周波数fv が定まる発振器で、本例の場合にはローパス
フィルタの出力電圧と、変調信号入力端子に加えられる
変調信号電圧の和VCONT, 発振周波数fv が制御されて
いる。可変分周器2は電圧制御発振器出力を任意回数N
分周して位相比較器に加えるもので、位相比較器3はこ
の分周出力(fV /N)と水晶発振器などによる基準発
振器の出力fr との周波数, 位相と比較し、両者が等し
くなるよう制御電圧Ve を送り出し、そして、fV /N
=fr となったときこの回路は安定する。この安定状態
に達するまでの時間、すなわちロックアップタイムは、
R1 ,R2 ,Cにより形成される。ローパスフィルタの
時定数と、電圧制御発振器および位相比較器の変換利得
とにより定まる。
【0004】本例の場合において例えば高速ロックアッ
プ動作するために各素子の値を定めると、超域減変調は
全くかからないシンセサイザとなり、超低域変調を行う
ためには、各素子の値を低速に変更しなければならな
い。ゆえに両者を同時に実現することは不可能である。
プ動作するために各素子の値を定めると、超域減変調は
全くかからないシンセサイザとなり、超低域変調を行う
ためには、各素子の値を低速に変更しなければならな
い。ゆえに両者を同時に実現することは不可能である。
【0005】このような従来のコードレス電話の無線回
路部に搭載された周波数シンセサイザ回路に求められる
技術的要求としては、高速のロックアップ(チャンネル
切替)タイム特性か、あるいは逆にこの高速ロックアッ
プを行わない代わりに50ヘルツ程度の超低周波域まで
直接FM変調を可能とさせるもののみで、両者の特性を
同時に実現させる要求はなかった。すなわち高速ロック
アップを行うと超低周波変調は不可能となり逆に超低周
波変調を実現すると高速ロックアップが不可能となると
いう技術的問題が内在しているのである。
路部に搭載された周波数シンセサイザ回路に求められる
技術的要求としては、高速のロックアップ(チャンネル
切替)タイム特性か、あるいは逆にこの高速ロックアッ
プを行わない代わりに50ヘルツ程度の超低周波域まで
直接FM変調を可能とさせるもののみで、両者の特性を
同時に実現させる要求はなかった。すなわち高速ロック
アップを行うと超低周波変調は不可能となり逆に超低周
波変調を実現すると高速ロックアップが不可能となると
いう技術的問題が内在しているのである。
【0006】一方、コードレス電話を発展させたシステ
ムコードレス電話においては自動車電話などのセルラー
方式と同様に複数の基地局が形成する異なったセル間を
通話を途切れることなく移動できるいわゆるハンドオー
バー技術が使用されている。このため、通話中のゾーン
切替を自動的に行うために、その制御のため音声通話帯
域外の例えば300Hz以下の超低域周波数を引きあて
て使用する場合が一般的である。
ムコードレス電話においては自動車電話などのセルラー
方式と同様に複数の基地局が形成する異なったセル間を
通話を途切れることなく移動できるいわゆるハンドオー
バー技術が使用されている。このため、通話中のゾーン
切替を自動的に行うために、その制御のため音声通話帯
域外の例えば300Hz以下の超低域周波数を引きあて
て使用する場合が一般的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような動作を行う
システムコードレス電話の無線部分にはシステム全体の
動作タイミングの都合や、空きチャンネル制御通話瞬断
防止のために、そのチャンネル切替時間には高速性が要
求される、これを行うにはシンセサイザのロックアップ
タイムを低速にすることはできない。そのため、従来の
場合はシンセサイザに直接変調することを採用せずに回
路が複雑化し、かつコストアップを招く他の変調回路を
搭載してシンセサイザを高速とするか、あるいは超低域
の直接変調を行うものの、高速動作をあきらめるかのい
ずれかであった。また、高速動作を行うシンセサイザの
出力信号は、低速のものに比べ、C/N,S/Nが悪化
していた。
システムコードレス電話の無線部分にはシステム全体の
動作タイミングの都合や、空きチャンネル制御通話瞬断
防止のために、そのチャンネル切替時間には高速性が要
求される、これを行うにはシンセサイザのロックアップ
タイムを低速にすることはできない。そのため、従来の
場合はシンセサイザに直接変調することを採用せずに回
路が複雑化し、かつコストアップを招く他の変調回路を
搭載してシンセサイザを高速とするか、あるいは超低域
の直接変調を行うものの、高速動作をあきらめるかのい
ずれかであった。また、高速動作を行うシンセサイザの
出力信号は、低速のものに比べ、C/N,S/Nが悪化
していた。
【0008】本発明の目的は、従来技術のこのような欠
点を解消し、高速ロックアップ特性と超低周波変調特性
を併有する周波数シンセサイザ回路を提供することにあ
る。
点を解消し、高速ロックアップ特性と超低周波変調特性
を併有する周波数シンセサイザ回路を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の周波数シンセサイザ回路は、電圧制御発振
器と可変分周器と位相比較器とローパスフィルタと基準
発振器により構成される周波数シンセサイザにおいて、
前記位相比較器又は前記電圧制御発振器の変換利得の高
低に従って、前記ローパスフィルタの遮断周波数が低高
となるように同時に切り換える構成を有している。
に、本発明の周波数シンセサイザ回路は、電圧制御発振
器と可変分周器と位相比較器とローパスフィルタと基準
発振器により構成される周波数シンセサイザにおいて、
前記位相比較器又は前記電圧制御発振器の変換利得の高
低に従って、前記ローパスフィルタの遮断周波数が低高
となるように同時に切り換える構成を有している。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。図1
は本発明の実施例の一例であって、SW1 はローパスフ
ィルタの時定数(濾波特性)を切り換えるスイッチであ
り、SW1 閉時は高速動作に適した値が、SW1 開時は
低域変調に適した値が選ばれる。SW2 は位相比較器の
出力する制御電圧Ve の変化範囲を、トランジスタに加
える電圧をダイオードD1 の順方向電圧降下分だけ減じ
て、変換利得を減ずるか否かを切り換えるスイッチであ
る。これら2つのスイッチSW1 ,SW2 は連動してお
り、SW1 が閉のときSW2 が開、逆にSW1 が開であ
るときSW2 は閉という動作をする。他の部分について
は図5の従来例と同様の構成である。
は本発明の実施例の一例であって、SW1 はローパスフ
ィルタの時定数(濾波特性)を切り換えるスイッチであ
り、SW1 閉時は高速動作に適した値が、SW1 開時は
低域変調に適した値が選ばれる。SW2 は位相比較器の
出力する制御電圧Ve の変化範囲を、トランジスタに加
える電圧をダイオードD1 の順方向電圧降下分だけ減じ
て、変換利得を減ずるか否かを切り換えるスイッチであ
る。これら2つのスイッチSW1 ,SW2 は連動してお
り、SW1 が閉のときSW2 が開、逆にSW1 が開であ
るときSW2 は閉という動作をする。他の部分について
は図5の従来例と同様の構成である。
【0011】次に、図1の回路の動作を説明する。回路
が動作を始め出力周波数が安定するまでの間、SW1 は
閉の状態、SW2 は開の状態を保つ。SW1 が閉である
ときローパスフィルタの特性は高速動作に適した値とな
るので回路は高速に安定し、高速ロックアップ特性を得
る。回路が安定したのち、SW1 を開とする。するとロ
ーパスフィルタの特性は超低域変調が可能となる値とな
り、変調入力端子から変調信号と入力すれば、出力には
FM変調波が得られる。なおかつ、動作が低速化するの
で、出力信号のS/N,C/Nの改善も見込まれる。
が動作を始め出力周波数が安定するまでの間、SW1 は
閉の状態、SW2 は開の状態を保つ。SW1 が閉である
ときローパスフィルタの特性は高速動作に適した値とな
るので回路は高速に安定し、高速ロックアップ特性を得
る。回路が安定したのち、SW1 を開とする。するとロ
ーパスフィルタの特性は超低域変調が可能となる値とな
り、変調入力端子から変調信号と入力すれば、出力には
FM変調波が得られる。なおかつ、動作が低速化するの
で、出力信号のS/N,C/Nの改善も見込まれる。
【0012】しかしこのとき、単にSW1 のみを切り換
えただけでこの動作をおこなうと以下のような問題が生
ずる。それは、動作開始から安定するまでの間のSW1
を閉じている状態のとき、Ve に含まれる交流成分V
eAC とVCONTに含まれる交流成分VCAC との間には、コ
ンデンサCのインピーダンスが、R1 ,R2 ,R3 の抵
抗値r1 ,r2 ,r3 に比べて充分インピーダンスが低
いとみなせるので の関係が成立する。
えただけでこの動作をおこなうと以下のような問題が生
ずる。それは、動作開始から安定するまでの間のSW1
を閉じている状態のとき、Ve に含まれる交流成分V
eAC とVCONTに含まれる交流成分VCAC との間には、コ
ンデンサCのインピーダンスが、R1 ,R2 ,R3 の抵
抗値r1 ,r2 ,r3 に比べて充分インピーダンスが低
いとみなせるので の関係が成立する。
【0013】次にSW1 を開とした瞬間、両者の関係は
(2)式のようになる。 ここで、(1)(2)式のVCAC とV’CAC を比較した
場合、r1 >0 r2 >0 r3 >0 であれば次式が
成り立つので VCAC とV’CAC は VCAC >V’CAC ……(4) となる。すなわち、SW1 を閉から開にした瞬間、V
CONTに含まれている交流成分が、いきなりVCAC から
V’CAC に変わりこの変化後のV’CAC がVCAC より瞬
間的に少なくなるためこの減少した分電圧制御発振器の
出力周波数fv が変動し、出力に大きなポップノイズの
FM変調がかかってしまい、通信路に大きな衝撃音とな
って入りこむことになる。よってSW1 を切り換えるの
みでは通信に供するに耐えぬものとなる。この様子を図
2に示す。
(2)式のようになる。 ここで、(1)(2)式のVCAC とV’CAC を比較した
場合、r1 >0 r2 >0 r3 >0 であれば次式が
成り立つので VCAC とV’CAC は VCAC >V’CAC ……(4) となる。すなわち、SW1 を閉から開にした瞬間、V
CONTに含まれている交流成分が、いきなりVCAC から
V’CAC に変わりこの変化後のV’CAC がVCAC より瞬
間的に少なくなるためこの減少した分電圧制御発振器の
出力周波数fv が変動し、出力に大きなポップノイズの
FM変調がかかってしまい、通信路に大きな衝撃音とな
って入りこむことになる。よってSW1 を切り換えるの
みでは通信に供するに耐えぬものとなる。この様子を図
2に示す。
【0014】このポップノイズの発生した原因は、そも
そもSW1 を開くことによってVCONTに含まれる交流成
分の量がVCAC からV’CAC へ変動するためであった。
よってこの変動をなくし、(4)式において、次式が成
立するような VCAC =V’CAC ………(5) 条件を作り出せば、この変動は無くなるはずである。こ
こで例えば(1)式中のVeAC と(2)式中のVeAC と
をそれぞれ変化させたと仮定して、それぞれVeAC1,V
eAC2とする。すなわち、(1)式は (2)式は のように書き換えられる。ここで、(6),(7)を
(5)式に代入すると (8)式を展開して、(9)を得る。
そもSW1 を開くことによってVCONTに含まれる交流成
分の量がVCAC からV’CAC へ変動するためであった。
よってこの変動をなくし、(4)式において、次式が成
立するような VCAC =V’CAC ………(5) 条件を作り出せば、この変動は無くなるはずである。こ
こで例えば(1)式中のVeAC と(2)式中のVeAC と
をそれぞれ変化させたと仮定して、それぞれVeAC1,V
eAC2とする。すなわち、(1)式は (2)式は のように書き換えられる。ここで、(6),(7)を
(5)式に代入すると (8)式を展開して、(9)を得る。
【0015】従って、VeAC1とVeAC2の間に、(9)式
の関係が成立するようにすれば、(5)式が成立しポッ
プノイズを消すことができる。以上から、SW1 の切り
換えに同期してVe の交流成分量をVeAC1からVeAC2に
切り換えればよいことになる。
の関係が成立するようにすれば、(5)式が成立しポッ
プノイズを消すことができる。以上から、SW1 の切り
換えに同期してVe の交流成分量をVeAC1からVeAC2に
切り換えればよいことになる。
【0016】図1の回路例では、Ve の出力回路に加え
る電源電圧を、SW2 閉時は直接、SW2 開時にはダイ
オードD1 の順方向電圧降下分だけ減少させることによ
り、Ve に含まれる交流成分がr1 ‖r3 +r/r1 +
r2 倍に減少するようにループ全体の利得配分を行って
あるためSW2 開時すなわち、SW1 閉時にはVeAC1に
相当する出力が、SW 閉時にはすなわち、SW1 開時
にはVeAC2に相当する出力がローパスフィルタに加わり
結局ローパスフィルタの切替による分圧比の変化がこ
の、ローパスフィルタに加える電圧の変化で打ち消され
てローパスフィルタ出力にはポップノイズの原因となる
電圧変動が発生しないことになる。以上が本発明の原理
と実施例である。
る電源電圧を、SW2 閉時は直接、SW2 開時にはダイ
オードD1 の順方向電圧降下分だけ減少させることによ
り、Ve に含まれる交流成分がr1 ‖r3 +r/r1 +
r2 倍に減少するようにループ全体の利得配分を行って
あるためSW2 開時すなわち、SW1 閉時にはVeAC1に
相当する出力が、SW 閉時にはすなわち、SW1 開時
にはVeAC2に相当する出力がローパスフィルタに加わり
結局ローパスフィルタの切替による分圧比の変化がこ
の、ローパスフィルタに加える電圧の変化で打ち消され
てローパスフィルタ出力にはポップノイズの原因となる
電圧変動が発生しないことになる。以上が本発明の原理
と実施例である。
【0017】図3は本実施例の回路によるポップノイズ
除去後の様子である。
除去後の様子である。
【0018】また、図4は本発明の他の実施例で、位相
比較器を2台(3a,3b)備え、それぞれの変換利得
を一方は高く、他方は低く設定しておき、SW2 により
どちらの位相比較器を使用するかを選択する。この場合
もSW1 SW2 を同期して切替えて図1の実施例と同様
な結果を得ることができる。
比較器を2台(3a,3b)備え、それぞれの変換利得
を一方は高く、他方は低く設定しておき、SW2 により
どちらの位相比較器を使用するかを選択する。この場合
もSW1 SW2 を同期して切替えて図1の実施例と同様
な結果を得ることができる。
【0019】図6は、従来の方式により超低周波変調が
可能となるようなシンセサイザを構成した場合の出力が
安定するまでに要する時間を図3と同一条件で測定した
ものである。非常に長い時間を要していたことが判る。
可能となるようなシンセサイザを構成した場合の出力が
安定するまでに要する時間を図3と同一条件で測定した
ものである。非常に長い時間を要していたことが判る。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は一
つのシンセサイザ回路で、高速ロックアップ特性と超低
周波変調特性とを同時に実現したものである。応用分野
はシステムコードレステレホン,フルコードレスボタン
電話,その他高速ロックアップタイムと超低周波変調を
同時に必要とする無線通信機器をはじめとするシンセサ
イザ応用製品であり、実用的価値は大である。
つのシンセサイザ回路で、高速ロックアップ特性と超低
周波変調特性とを同時に実現したものである。応用分野
はシステムコードレステレホン,フルコードレスボタン
電話,その他高速ロックアップタイムと超低周波変調を
同時に必要とする無線通信機器をはじめとするシンセサ
イザ応用製品であり、実用的価値は大である。
【図1】本発明の1実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の動作を説明するための特性図である。
【図3】本発明によるロックアップ特性例図である。
【図4】本発明の他の実施を示す回路図である。
【図5】従来方式のシンセサイザの構成例を示す回路図
である。
である。
【図6】従来の方式によるシンセサイザのロックアップ
特性例図である。
特性例図である。
1 電圧制御発振器 2 分周波器 3,3a,3b 位相比較器 4 基準発振器 R1 ,R2 ,R3 抵抗 SW1 ,SW2 スイッチ D1 ダイオード
Claims (1)
- 【請求項1】 電圧制御発振器と可変分周器と位相比較
器とローパスフィルタと基準発振器により構成される周
波数シンセサイザにおいて、 前記位相比較器又は前記電圧制御発振器の変換利得の高
低に従って、前記ローパスフィルタの遮断周波数が低高
となるように同時に切り換える構成を有することを特徴
とする周波数シンセサイザ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3273504A JPH0590840A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 周波数シンセサイザ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3273504A JPH0590840A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 周波数シンセサイザ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0590840A true JPH0590840A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17528816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3273504A Pending JPH0590840A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 周波数シンセサイザ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0590840A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7667553B2 (en) | 2006-02-15 | 2010-02-23 | Rohm Co., Ltd. | Frequency modulator using PLL |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP3273504A patent/JPH0590840A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7667553B2 (en) | 2006-02-15 | 2010-02-23 | Rohm Co., Ltd. | Frequency modulator using PLL |
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