JPH0590614U - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH0590614U
JPH0590614U JP2763792U JP2763792U JPH0590614U JP H0590614 U JPH0590614 U JP H0590614U JP 2763792 U JP2763792 U JP 2763792U JP 2763792 U JP2763792 U JP 2763792U JP H0590614 U JPH0590614 U JP H0590614U
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茂雄 南
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク装置において、光ヘッドが光ディ
スクの一方のトラックから他方のトラックへシークする
とき、他方のトラックにおいて光ディスクの面振れに時
間遅れなく追従できるようにする。 【構成】 個々の光ディスク2の面振れ情報を記臆した
媒体1と、媒体1の情報を読み出す手段を持った記臆部
5と、一方のトラック9とシーク後の他方のトラック1
0の位置情報を受ける手段と一方のトラック9から他方
のトラック10へシークする所要時間を計算する手段
と、記臆部5から光ディスク2の面振れパターンを入手
し他方のとラック10へ光ヘッド4のシークが完了した
時点での光ディスク2の面振れモードを判断する判断手
段とを持った演算部6と、演算部6から他方のトラック
10でのシーク後時点での面振れモードの情報を受ける
手段と前記面振れモードとなるよう光ヘッド4を駆動す
る駆動手段を有した制御部7とを備えた光ディスク装
置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は光ディスク装置に関し、特に光ディスクの面振れに対して光ヘッドが 追従できるようにした制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の光ディスク装置においては、図9〜11に示すように、光ディスク2の 半径方向19の面振れ20に対して光ヘッド21、22の光軸23が光ディスク 2の記臆面24に垂直になるようにする光ヘッド21、22の制御方法が提案さ れている。
【0003】 図9に示す従来の光ディスク装置25は、光ディスク2に対面する光ヘッド2 1と、光ヘッド21に搭載された光ディスク面振れ検出手段26とで構成されて いた。従来の光ディスク装置25の光ヘッド21の制御方法は、光ディスク面振 れ検出手段26によって光ディスク2の面振れ20の量を検知し、この検出出力 によって光ヘッド21の光軸23を光ディスク2の記録面24に垂直にするもの であった。
【0004】 また、図10に示す従来の光ディスク装置27は、光ディスク2に対面する光 ヘッド22と、光ディスク2の内周から外周までのうちの任意の2点以上の半径 位置にスキュー(光ディスク2の記録面24に対する光ヘッド22の光軸の垂直 度)検出手段28を備えていた。この光ディスク2の光ヘッド22の制御方法は 、複数の光ディスクのスキュー角を実測した結果、図11(a),(b)のよう な傾向があったということに着目して、光ディスク2の半径位置に設置されたス キュー検出手段28からの検出出力と光ヘッド22の位置の例えばポテンショー メータからの出力とを演算回路に入れて演算して、この演算値を駆動電圧に変換 し、光ヘッド22のスキュー角を補正するものであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
図9に示す従来の光ディスク装置の光ヘッド制御方法においては、一方のトラ ックから他方のトラックへシークした時点からスキュー補正動作が始まるため光 ヘッドの光ディスクの面振れに対する追従が送れ、正確な光ヘッドの位置決めが 出来ないものであった。また、図10、11に示す従来の光ディスク装置の光ヘ ッド制御方法においては、複数の光ディスクの半径方向のスキュー角を測定し、 スキュー角が一定またはスキュー角の変化が一定と結論づけて、一方のトラック から他方のトラックへシークした時点からスキュー補正動作を初めても光ディス クの面振れに対する光ヘッドの追従は遅れないとしているが、光ディスクの半径 方向のスキュー角またはスキュー角の変化が一定なものとは限らないためやはり スキュー補正動作に遅れが生じ、光ディスクの面振れに対する光ヘッドの追従が 遅れ、正確な光ヘッドの位置決めが出来ない可能性があった。この様子を図12 に示す。図12に見るように、光ディスクの半径方向のスキュー角(あるいはス キュー角の変化)が一定でなく、図のように変化している場合、光ヘッドは、一 方のトラックから他方のトラックへシークするとき、光ディスクのスキュー角に 追従しようと動作するが光ディスクのそれぞれのスキュー角を検知してから動作 を始めるために光ディスクのそれぞれのスキュー角を検知してから動作を始める ために光ディスクの半径方向において時間的に光ヘッドのスキュー角の補正が遅 れ、従って図に見るように他方のと楽に光ヘッドが到着したときの光ヘッドの補 正スキュー角は光ディスクのスキュー角と合致しておらず、図に示す光ディスク と光ヘッドのスキュー角のずれ量としてあらわれることになる。 図9〜11の光ヘッド制御方法では光ディスクの半径方向のスキュー補正につい ての提案であり、光ディスクの円周方向の面振れについては適用できないもので あった。
【0006】 また、図9に示すような方法では、光ディスク面振れ検出手段が光ヘッドに搭 載されているため、光ヘッドが重くなってその結果光ヘッドのシーク所要時間が 長くなってしまい、装置の機能が落ちる原因となり、また光ディスク面振れ検出 手段が光ヘッドと同様に光学機構となっているために高価なものとなっていた。
【0007】 また、図10、11に示すような方法では、図9の場合と同様な光学機構を持 ったスキュー検出手段を複数個有する必要があるために、やはり高価なものとな っていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
従って本考案は、上述の目的を達成する為に、光ディスクの面振れ情報を記憶 した媒体と、記憶部と演算部と制御部を備え記憶部は前記媒体の情報を読み出す 手段を持ち、演算部は光ヘッドに一方のトラックから他方のトラックへシークす る命令があったとき、一方のトラックとシーク後の他方のトラックの位置情報を 受ける手段と、一方のトラックから他方のトラックへシークする所要時間を計算 する手段と、記憶部から面振れパターンを入手し、他方のトラックへ光ヘッドの シークが完了した時点での光ディスクの面振れモードを判断する判断手段を有し 、制御部は演算部から他方のトラックへの光ヘッドのシーク完了時点での面振れ モードの情報を受ける手段と、光ヘッドが他方のトラックへシークが完了したと き他方のトラックでのシーク後時点での面振れモードとなるよう光ヘッドを駆動 する手段を備えたものである。
【0009】
【実施例】
次に本考案の一実施例について図1〜図8を参照して説明する。 図1において、光ディスク装置1は、光ディスク2と、光ディスク2を回転させ るスピンドルモータ3と、光ディスク2に対して情報を読んだり書いたりする光 ヘッド4と、記憶部5と演算部6と制御部7とを備えている。また、記憶部5に は光ディスク2の面振れ情報を記憶した媒体8が挿入されている。
【0010】 次に動作について説明する。図2に示すように、光ヘッド4にシーク命令があ ったとき、光ヘッド4は一方のトラック9から他方のトラック10へ矢印方向1 1へ移動し、光ディスク2上では光ディスク2が矢印方向12へ回転しているた め、矢印13の方向へ移動するが、図3に示すように光ディスク2の円周方向を 例に取れば光ディスク2は一方のトラック9及び他方のトラック10においてそ れぞれ面14に垂直な方向に歪によって生じる面振れパターン15、16がある 。図4に示すように光ヘッド4が一方のトラック9から他方のトラック10へ移 動するとき、前述したように光ヘッド4は矢印方向11に移動するが、光ディス ク2が矢印方向12へ回転しているために光ディスク2上では光ヘッド4は矢印 方向13へ移動し位置17へ到達する。
【0011】 従って、光ヘッド4が光ディスク2の位置17へ到達した時点において光ディ スク2の歪18に対応して光ヘッド4が位置決めされ、光ヘッド4のそれ以降の 動作は光ディスク装置1の記憶部5に挿入された媒体8に記憶された光ディスク 2の面振れ情報によって制御される。
【0012】 ここで媒体8について説明すると、媒体8は例えばROMカードのようなもの であり、これに個々の光ディスク2の面振れ情報が記憶されており、従って媒体 8は個々の光ディスク2に添付されることになる。面振れ情報の記憶の方法は、 図5に示すように光ディスク2の半径方向に1mm程度の間隔で他に用意した面 振れ測定器等で面振れ量を測定し、この情報をROMカード等に記臆する方法で ある。尚、測定間隔は1mmに特定されない。
【0013】 次に、光ヘッド4が媒体8の面振れ情報によって制御されるフローを図6に示 す。一方のトラック9から他方のトラック10へシークするシーク命令があると 、一方のトラック9と他方のトラック10の位置情報が光ディスク装置1の演算 部6の位置情報を受ける手段に入り、演算部6は一方のトラック9から他方のト ラック10へシークするに要する時間を計算手段にて計算し、なおかつ演算部6 は記臆部5から歪が計測された位置情報を入手し、他方のトラック10と位置情 報とから他方のトラック10に一番近い歪の計測され対置を選択手段によって割 り出し、記臆部5からこの位置での面振れパターンを入手し、前述した計算手段 によって計算した所要時間と他方のトラック10に一番近い歪の計測され対置で の面振れパターンとから光ヘッド4が他方のトラック10にシークが完了した時 点での面振れパターンとから、光ヘッド4が他方のトラック10にシークが完了 した時点での面振れモードを判断手段によって割り出す。
【0014】 制御部7は、図7に示すように光ヘッド4が他方のトラック10にシークが完 了した時点において演算部6で割り出された光ディスク2の面振れモードに追従 するように光ヘッドの駆動を制御し、以後、他方のトラック10に一番近い歪の 計測され対置での面振れパターンに従って光ヘッド4は制御される。
【0015】 よって、この光ヘッド制御方法によれば、図8に示すように光ヘッド4は光デ ィスク2の面振れに対して時間遅れなく追従することが出来る。
【0016】 尚、媒体の記憶容量については、光ディスクの歪を半径方向に1mm間隔で計 測し記臆するならば数キロビットであり、各トラックで計測するならば数メガビ ットでいずれも実現可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、個々の光ディスクの面振れパターンを記臆した 媒体を使用して光ディスクに対する光ヘッドの駆動を制御することにより、光デ ィスクの円周方向のみならず半径方向の面振れに対しても光ヘッドの動作は追従 でき、従って光ディスクに対して光ヘッドは性格に情報の読み出し書き込みが可 能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の側断面図である。
【図2】図1に示した実施例の光ディスク上での光ヘッ
ドの動作を説明する図である。
【図3】光ディスクの面振れ状態図である。
【図4】図2に示した光ディスク上での光ヘッドの動作
を詳細に説明する図である。
【図5】図1に示した実施例の光ディスクの面振れパタ
ーンの計測を説明する図である。
【図6】図1に示した実施例の光ヘッドの制御方法を説
明するフローチャート図である。
【図7】図1に示した実施例の光ヘッドの動作を説明す
る図である。
【図8】図1に示した実施例の光ヘッドの追従特性を説
明する図である。
【図9】従来例の側面図である。
【図10】従来例の上面図である。
【図11】図10に示した実施例の光ディスク半径方向
のスキューの変化を示す図である。
【図12】図9、図10に示した実施例の光ヘッドの追
従特性を説明する図である。
【符号の説明】
1 光ディスク装置 2 光ディスク 3 スピンドルモータ 4 光ヘッド 5 記臆部 6 演算部 7 制御部 8 媒体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクと、光ディスクを回転させる
    スピンドルモータと、光ディスクの半径方向にアクセス
    し、光ディスクに置かれた情報を読み出したり光ディス
    クへ情報を書き込んだりする光ヘッドとを備えた光ディ
    スク装置において、光ディスクの面振れ情報を記憶した
    媒体と記憶部と演算部と制御部を備え、記憶部は前記媒
    体の情報を読み出す手段を持ち、演算部は光ヘッドに一
    方のトラックから他方のトラックへシークする命令があ
    ったとき、一方のトラックとシーク後の他方のトラック
    の位置情報を受ける手段と、一方のトラックから他方の
    トラックへシークする所要時間を計算する手段と、記憶
    部から面振れパターンを入手し、他方のトラックへ光ヘ
    ッドのシークが完了した時点での光ディスクの面振れモ
    ードを判断する判断手段を有し、制御部は演算部から他
    方のトラックでのシーク後時点での面振れモードの情報
    を受ける手段と、光ヘッドが他方のトラックへシークが
    完了したとき他方のトラックでのシーク後時点での面振
    れモードとなるよう光ヘッドを駆動する手段を有したこ
    とに特徴を有する光ディスク装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03228230A (ja) * 1990-02-01 1991-10-09 Nec Corp 面振れ量測定装置
JPH041937A (ja) * 1990-04-18 1992-01-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd トラッキング制御装置
JPH0419833A (ja) * 1989-04-17 1992-01-23 Mitsubishi Electric Corp 光ディスク装置

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