JPH05902A - 粒 剤 - Google Patents
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Abstract
薬剤などの分野で使用される持続性粒剤を提供する。 【構成】粒度分布が粒子径200〜600μmの範囲お
よび600〜1,700μmの範囲にそれぞれ少なくと
も一つのピークを示す固形担体中に、薬剤活性成分およ
び界面活性剤を担持させてなる粒剤である。 【効果】速効性および残効性を兼ね備えた長期間有効な
持続性粒剤であり、製剤物性の点でも付着性、流動性お
よびカサ高の改良された粒剤をが提供される。
Description
剤,殺菌剤など)や園芸用薬剤などの分野で使用される
持続性粒剤に関する。
土壌線虫を防除するための農薬粒剤に関する。
は、従来、臭化メチル,クロルピクリン,D−D剤等の
くん蒸剤の使用が大勢を占めている。
を耕起,整地してから薬剤を注入し、そのあと水封ある
いは鎮圧を十分行うのが常法である。
理後ガス抜きをしないと薬害の発生する危険性が高く、
また臭気が強いので付近住民への環境問題等もあり、近
年避けられつつあるものである。
として、土壌混和剤の使用が増えてきている。
剤では薬剤の溶出が早過ぎて薬害を起す可能性があった
り、または逆に薬剤の溶出が遅過ぎて十分な薬効を発揮
しなかったりという問題があった。
の水分量や天候(雨の有,無)によって粒剤の崩壊性は
大きな影響を受け、それによって薬剤の溶出性も左右さ
れ、生物効果が一定しないという欠点がある。
過ぎると薬剤の放出が妨げられ十分な薬効が発揮され
ず、逆に吸着性が弱過ぎると所定量の薬剤を吸着するこ
とができない。また、この吸着型粒剤は粒表面が湿潤す
るため粒同志が付着したり、取り扱い時に手や容器に付
着して取り扱い難いという欠点があった。
フト防止,付着力の増強や散布性改良の目的で、粒子径
に着目して種々の製剤が報告されている。
特開昭50-63143号公報には粒度分布の限定され
た微粒状農薬が開示されている。また、特開昭59-3
3201号公報には粒度分布の限定されたヘリコプター
による空中散布用粒剤が開示されている。
子を多く含むように製剤されており、二種以上の粒子径
を有する担体を使用する技術や、それを利用した持続性
製剤に関しては全く示唆されていない。また、実用に適
した持続性粒剤は得られていない。
は、有効成分の溶出をコントロールすることが困難であ
り、薬害の原因となったり、逆に効果不十分になる場合
もあった。
長期間有効な持続性粒剤の開発が望まれていた。
り、流動性が悪かったり、また見掛比重が小さく、カサ
高のため、小分,包装の点で支障を来すことがあった。
このような問題点も同時に解決する製剤が望まれてい
た。
径の異なる二種類の固形担体を用いて製剤化することに
より、製剤物性(付着性,流動性,見掛け比重等)を改
良することができ、また生物効果の点でも、速効性及び
残効性を兼ね備えた長期間有効な製剤を得ることを知見
し、本発明を完成するに至った。
00〜600μmの範囲および600〜1,700μm
の範囲にそれぞれ少なくとも一つのピークを示す固形担
体中に、薬剤活性成分および界面活性剤を担持させてな
る粒剤である。
性成分や園芸用肥料成分などが挙げられる。農薬活性成
分としては殺虫成分,除草成分,殺菌成分などが挙げら
れるが、特に土壌処理用殺虫成分が好適である。
使用されているものであれば特に制限されない。
処理剤として用いられるものを次に例示する。
イソキサゾール-3-イルホスホロチオアート], ・ダイアジノン:[O,O-ジエチル O-2-イソプロピ
ル-6-メチルピリミジン-4-イルホスホロチオアー
ト], ・ピラクロホス:[(RS)-[O-1-(4-クロロフェ
ニル)ピラゾール-4-イル=O-エチル=S-プロピルホス
ホロチオアート]], ・ジスルホトン:[O,O-ジエチル-S-2-エチルチオ
エチルホスホロジチオアート], ・プロチオホス:[O-2,4-ジクロロフェニルO-エチ
ル-S-プロピルホスホロジチオエート], ・ピリダフェンチオン:[O,O-ジエチル O-(2,3
-ジヒドロ-3-オクソ-2-フェニルピリダジン-6-イ
ル)ホスホロチオアート] などが例示される。
ルベンゾフラン-7-イルN-(ジブチルアミノチオ)-N
-メチルカルバメート], ・フラチオカルブ:[ブチル2,3-ジヒドロ-2,2-ジ
メチルベンゾフラン-7-イル N,N′-ジメチル-N,
N′-チオジカルバメート], ・カルボフラン:[2,3-ジヒドロ-2,2-ジメチルベ
ンゾフラン-7-イル N-メチルカルバメート] などが例示される。
ソ-2-シクロペンテニル(±)-シス,トランス-クリサ
ンサメート], ・フルシトリネート:[(RS)-α-シアノ-3-フェノ
キシベンジル(S)-2-(4-ジフルオロメトキシフェ
ニル)-3-メチルブチレート], ・テフルトリン:[2,3,5,6-テトラフルオロ-4-メ
チルベンジル シス-3-(Z-2-クロロ-3,3,3-トリ
フルオロプロップ-1-エニル)-2,2-ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレート], ・アルドリン:[(1R,4S,4aS,5S,8R,8a
R)-1,2,3,4,10,10-ヘキサクロロ-1,4,4
a,5,8,8a-ヘキサヒドロ-1,4:5,8-ジメタノナ
フタレン] などが例示される。
ル], ・ヘプタクロール:[1,4,5,6,7,8,8-ヘプタク
ロロ-3a-4,7,7a-テトラヒドロ-4,7-メタノイン
デン] などが例示される。
ル-オキシイミノ-2-(メチルチオ)アセトアミド], ・BPMC:[O-sec-ブチルフェニル N-メチルカル
バメート] などが例示される。
N-(2-プロポキシエチル)アセトアニド], ・メトラクロール:[2-クロロ-2'-エチル-N-(2-
メトキシ-1-メチルエチル) 6'-メチルアセトアニリ
ド]、 ・ベンチオカーブ:[S-(4-クロルベンジル)-N,N
-ジエチルチオカーバメート], などが挙げられる。
ジルチオホスフェート], ・エディフェンホス:[O-エチル-S,S-ジフェニルジ
チオホスフェート], ・ジノキャップ:[ジニトロメチルヘプチルフェニルク
ロトネート] などが挙げられる。
の農薬活性成分に限定されるものでもないが、なかでも
好ましいものとしては、ピラクロホス、フラチオカル
ブ、テフルトリン、BPMCなどが挙げられる。最も好
適には、ピラクロホスを含有する粒剤である。
であっても使用することができる。好ましくは液状であ
るものが選択される。
0.1〜30重量%の範囲,好ましくは0.5〜15重
量%の範囲で使用される。
くは複数種を混合して使用することもできる。このよう
な混合使用の場合、活性成分の使用量はその総和が上記
の範囲であればよい。
製剤に使用されるものである。ノニオン性界面活性剤、
アニオン性界面活性剤およびカチオン性界面活性剤から
選ばれる。なかでも、液状のものが好ましくは用いられ
る。
キシエチレンアルキルエーテル系界面活性剤[ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル(商品名:NP-4
5,NP-85,NP-95,NP-120等;三洋化
成),ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル
(商品名:ノイゲンTMEA-142;第一工業製薬),
ポリオキシエチレンジフェニルエーテル(商品名:DP
-70;竹本油脂)等]やポリオキシアルキレンスチリ
ルフェニルエーテル系界面活性剤(商品名:STP-8
00;三洋化成)などが挙げられる。
キシエチレンアルキルエーテル類のサルフェートアンモ
ニウム塩(例:ハイテノールTM;第一工業製薬社製)や
アルキルベンゼン類のスルホン酸カルシウム塩(例:D
BS-50X;竹本油脂社製)などが挙げられる。
キル四級アンモニウム塩類[例:塩化ジステアリルジメ
チルアンモニウム(カチオンDSTM;三洋化成社製)
等]などが挙げられる。
成分と相溶性のあるものが好ましくは選ばれる。
1〜10.0重量%の範囲で使用される。好ましくは、
0.5〜8.0重量%、さらに好ましくは、2.0〜5.0
重量%の範囲である。界面活性剤を2種以上混合して使
用する場合は、その総和が上記の範囲であればよい。
活性剤も、適当な溶媒を併用することによって使用する
ことができる。
フェニルキシリルエタン(日石ハイゾールSASTM;日
本石油社製),アルキルベンゼン(アルケン56NTM;
日本石油洗剤社製:アルキル基の主な炭素数は12であ
る種々の混合物)等]、リン酸エステル類[例:オクチ
ルジフェニルホスフェート(#41;大八化学社製),
トリブチルホスフェート(大八化学社製)等]、グリコ
ールエーテル類[例:フェノキシエタノール(第一工業
製薬社製)等]、ナフテン類[ナフテゾール(日本石油
社製)等]などが挙げられる。上記のうち好ましいもの
は、フェニルキシリルエタンおよびアルキルベンゼンで
ある。
を溶解できる範囲である。通常は粒剤全体の30重量%
以下である。通常、1〜20重量%、好ましくは5〜1
5重量%の範囲で使用される。
しては、天然軽石や天然硬質ゼオライトなどが用いられ
る。
ライト工業製),カガライトTM(シルバー産業製),グ
ラストンTM(ニッポーグラストン製)等が挙げられる。
イトTM(丸山製粉製)などが挙げられる。
を有するものを選ぶのが好ましい。しかし、吸油能の低
い固形担体の場合は、その担体の使用量を多くすること
によって、本発明の粒剤を得ることができる。
1に準じて測定された吸油能が高いほどよい。通常、担
体の自重に対して、5重量%以上の吸油能を有するもの
が用いられる。好ましくは5〜100重量%、更に好ま
しくは10〜50重量%の範囲である。例えば、前記し
た石川ライト農薬2号および3号の吸油能はそれぞれ自
重に対して約30重量%および約10重量%の液体成分
を吸着できる程度である。吸油能が上記の範囲より低い
場合には、固形担体が活性成分を十分に吸着することが
できなくなることがある。
ち、好ましいものとしては、天然軽石である。
の粒度分布が粒子径200〜600μmの範囲および6
00〜1,700μmの範囲にそれぞれ少なくとも一つ
のピークを有するものである。好ましくは、粒度分布が
粒子径300〜600μmの範囲および600〜1,6
00μmの範囲に少なくとも一つのピークを有するもの
である。上記の範囲内にそれぞれ粒度分布のピークがな
い場合には、所望の持続性効果を得ることができないこ
とがある。
て使用される範囲であれば、特に制限されるものではな
いが、一般に、殆どの粒子の粒子径が200〜5,00
0μmの範囲、好ましくは200〜2,500μm,更
に好ましくは200〜1,700μmの範囲であるもの
がよい。特に、農薬粒剤としては、300〜1,600
μmが好ましい。上記の範囲外に全体の粒度が分布する
場合には、粒剤としての使用が困難になることがある。
る固形担体は、それぞれ異なる粒子径の固形担体を混合
することで簡便に得ることができる。もちろん、混合し
なくとも本発明の条件を満たす固形担体であれば何等支
障はない。その調製方法としては、粒度分布が粒子径2
00〜600μmの範囲に少なくとも一つのピークを有
する固形担体(粒子径の小さい方)と粒度分布が粒子径
600〜1,700μmの範囲に少なくとも一つのピー
クを有する固形担体(粒子径の大きい方)の混合割合を
10:1〜1:10,好ましくは5:1〜1:5,より
好ましくは3:1〜1:3の範囲内で混合することによ
って行われる。このような範囲内で、その薬剤活性成分
の配合割合や性質に応じて適宜選択することにより、持
続性を有する粒剤を得ることができる。
μm〜1,140μm)および石川ライト農薬3号(粒
径350μm〜590μm)を上記の比率で混合するこ
とにより、400μm付近に一つ目のピーク、650μ
m付近に二つ目のピークを有する粒度分布を示す固形担
体が得られる。この混合物を用いることにより、本発明
に使用される固形担体が得られる。
よって、得ることができる。
し、薬剤活性成分を1.0〜95(W/V)%、好ましくは5
〜85(W/V)%含有する混合液を調製する。次に、この
混合液を固形担体に担持させれば本発明の粒剤が得られ
る。
形担体の割合は、混合液/固形担体=5/95〜30/
70(重量比)の範囲で行われる。好ましくは。10/
90〜20/80の範囲である。
ては、例えば、V型混合機,ローラーミキサー,リボン
ミキサーなどの混合機中に固形担体を入れておき、これ
に該混合液を滴下あるいは液注やスプレーなどにより、
一定時間混合して、固形担体に混合液を十分吸着させれ
ばよい。
し難い時は、溶媒を使用して溶解させ、この溶液を固形
担体に吸着させてもよい。溶媒の添加量は液体成分の総
量が組成物全体の30重量%以下になるよう調整すれば
よい。この時使用される溶媒およびその使用量は前記し
たものと同じである。
0.1〜30.0重量%の薬剤活性成分と、0.1〜10.
0重量%の界面活性剤を含有するように調製される。
用される薬剤活性成分に応じて、それ自体公知の手法で
使用される。
固形担体を、その吸油能に応じて適宜配合比率を変える
ことにより、含有する薬剤活性成分の効果を長期間持続
することのできるものである。
べて、袋詰めなどの作業において、カサ高くならず、ハ
ンドリングに優れている。
施例,参考例をあげて説明する。尚、ここにおいて用い
られる%及び部は、特記のない限り全て重量%及び重量
部を示す。
40μmの粒子径を有する天然軽石(流紋岩系天然硝
子,石川ライト農薬2号:石川ライト工業社製)と15
部の350μm〜590μmの粒子径を有する天然軽石
(流紋岩系天然硝子,石川ライト農薬3号:石川ライト
工業社製)をローラーミキサー中で混合する。これに2
5部の土壌殺虫成分ピラクロホスと5部のポリオキシア
ルキレンスチリルフェニルエーテル(STP-800:
三洋化成社製)を混合したものを滴下し、20分間混合
して、30%のピラクロホスを含有する粒剤を得た。
布を第1図に示す。
μmの粒子径を有する天然小粒軽石(カガライトK-2
号;シルバー産業社製)と30部の290〜597μm
の粒子径を有する天然小粒軽石(カガライトK-3号;
シルバー産業社製)を混合し、これに15部のピラクロ
ホスと5部のポリオキシエチレンジフェニルエーテル
(DP-70;竹本油脂社製)を混合したものを、実施
例1と同様の方法により吸着させ、15%のピラクロホ
スを含有する粒剤を得た。
40μmの粒子径を有する天然軽石(流紋岩系天然硝
子,石川ライト農薬2号:石川ライト工業社製)と46
部の350μm〜590μmの粒子径を有する天然軽石
(流紋岩系天然硝子,石川ライト農薬3号:石川ライト
工業社製)を混合し、これに6部のピラクロホスと2部
のポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(NP-
85;三洋化成社製)を混合したものを、実施例1と同
様の方法により吸着させ、6%のピラクロホスを含有す
る粒剤を得た。
40μmの粒子径を有する天然軽石(流紋岩系天然硝
子,石川ライト農薬2号:石川ライト工業社製)と45
部の350μm〜590μmの粒子径を有する天然軽石
(流紋岩系天然硝子,石川ライト農薬3号:石川ライト
工業社製)を混合し、これに6部のピラクロホスと4部
のポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル(ノイ
ゲンEA-142;第一工業製薬社製)を混合したもの
を、実施例1と同様の方法により吸着させ、6%のピラ
クロホスを含有する粒剤を得た。
40μmの粒子径を有する天然軽石(流紋岩系天然硝
子,石川ライト農薬2号:石川ライト工業社製)と30
部の350μm〜590μmの粒子径を有する天然軽石
(流紋岩系天然硝子,石川ライト農薬3号:石川ライト
工業社製)を混合し、これに6部のピラクロホスと2部
の高純度乳化分散剤(ハイテノールNF-13;第一工
業製薬社製),2部の汎用性乳化剤(ニューカルゲン2
360X-1;竹本油脂社製)を混合したものを、実施
例1と同様の方法により吸着させ、6%のピラクロホス
を含有する粒剤を得た。
のポリオキシアルキレンスチリルフェニルエーテル(S
TP-800;三洋化成社製)を混合し、これを65部
の500〜1,410μmの粒子径を有する珪藻土焼成
粒(イソライトCG1;イソライト工業社製)に吸着さ
せ、30%のピラクロホスを含有する粒剤を得た。
のポリオキシエチレンジフェニルエーテル(DP-7
0;竹本油脂社製)を混合し、これを80部の295〜
840μmの粒子径を有するセラミック多孔体(アプル
スN;イソライト工業社製)に吸着させ、15%のピラ
クロホスを含有する粒剤を得た。
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(NP-8
5;三洋化成社製)を混合し、これを92部の500〜
1,410μmの粒子径を有する珪藻土焼成粒(イソラ
イトCG1;イソライト工業社製)に吸着させ、6%の
ピラクロホスを含有する粒剤を得た。
μmの粒子径を有する粒剤用クレーに5部のデキストリ
ンを加え良く混合する。これに6部のピラクロホスと2
部のポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(NP
-85;三洋化成社製)を混合した液を加え、更に加水
して練合する。練合後、造粒,乾燥して、6%のピラク
ロホスを含有する粒剤を得た。
40μmの粒子径を有する天然軽石(流紋岩系天然硝
子,石川ライト農薬2号:石川ライト工業社製)に6部
のピラクロホスと4部のポリオキシエチレンオクチルフ
ェニルエーテル(ノイゲンEA-142;第一工業製薬
社製)を混合したものを、実施例1と同様の方法により
吸着させ、6%のピラクロホスを含有する粒剤を得た。
μmの粒子径を有する天然軽石(流紋岩系天然硝子,石
川ライト農薬3号:石川ライト工業社製)に6部のピラ
クロホスと4部のポリオキシエチレンオクチルフェニル
エーテル(ノイゲンEA-142;第一工業製薬社製)
を混合したものを、実施例1と同様の方法により吸着さ
せ、6%のピラクロホスを含有する粒剤を得た。
ンチュウ高汚染土壌) 供試植物:トマト(品種:大型福寿) 試験スケール:1/10,000aポット 処理方法:土壌全面混和 調査方法:薬剤処理後1日1回表面灌水を行いトマト植
え付け27日後の根りゅうの程度を次の基準で調査し
た。
%) 3 ゴールが多数認められる(根系の50〜75
%) 4 ゴールが多数連続している(根系の76%以
上) (2)試験結果 供試薬剤の平均根りゅう程度を〔表1〕に示す。この結
果はn=3で試験したものの平均値で示した。
は、長期間にわたり殺虫効果を維持することができる優
れた製剤といえる。
により散布したときの感応を示した。モニター数は5名
である。
行)の第55〜56頁に記載された測定法に基づき測定
した。
200mlを入れて、これにサンプル約1gを投入し、
25℃にて1日間または6日間静置する。
出した有効成分量を測定し、投下薬量に対する比を求
め、水中溶出とした。その結果を〔表2〕に示す。
する天然軽石を用いた粒剤(参考例5)は手指への付着
性や流動性の面では、問題は無いが、見かけ比重は軽
い。そのため、製剤そのものが嵩張ることになる。ま
た、水中溶出率も十分とはいえない。
有する天然軽石を用いた粒剤(参考例6)は手指への付
着性や流動性の点で問題が有る。更には、1日後におい
て、水中溶出率は既に76%を越える程であり、一度に
薬剤を放出してしまった。
例4)はいずれの点でも優れたものであった。
を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】粒度分布が粒子径200〜600μmの範
囲および600〜1,700μmの範囲にそれぞれ少な
くとも一つのピークを示す固形担体中に、薬剤活性成分
および界面活性剤を担持させてなる粒剤。 - 【請求項2】薬剤活性成分が土壌用殺虫成分である請求
項1記載の粒剤。 - 【請求項3】薬剤活性成分が液状である請求項1または
2記載の粒剤。
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JP29907391A JP3288734B2 (ja) | 1990-11-14 | 1991-11-14 | 粒 剤 |
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---|---|---|---|
JP2-309230 | 1990-11-14 | ||
JP30923090 | 1990-11-14 | ||
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05902A true JPH05902A (ja) | 1993-01-08 |
JP3288734B2 JP3288734B2 (ja) | 2002-06-04 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP29907391A Expired - Lifetime JP3288734B2 (ja) | 1990-11-14 | 1991-11-14 | 粒 剤 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011037752A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | Kokusai Eisei Kk | 害虫防除用粒剤 |
WO2021117484A1 (ja) | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 住友化学株式会社 | 土壌処理用含浸型農薬粒状組成物 |
-
1991
- 1991-11-14 JP JP29907391A patent/JP3288734B2/ja not_active Expired - Lifetime
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WO2021117484A1 (ja) | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 住友化学株式会社 | 土壌処理用含浸型農薬粒状組成物 |
EP4074176A1 (en) | 2019-12-09 | 2022-10-19 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Impregnated pesticide granular composition for soil treatment |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3288734B2 (ja) | 2002-06-04 |
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