JPH0589956A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPH0589956A
JPH0589956A JP25176491A JP25176491A JPH0589956A JP H0589956 A JPH0589956 A JP H0589956A JP 25176491 A JP25176491 A JP 25176491A JP 25176491 A JP25176491 A JP 25176491A JP H0589956 A JPH0589956 A JP H0589956A
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JP
Japan
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voltage
circuit
varistor
transistor
switching
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JP25176491A
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English (en)
Inventor
Masayuki Aoki
政幸 青木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周波数変換回路を構成するコイルに高い電圧
が加わっても、スイッチング素子に破壊に至るような高
い電圧が印加されないようにすることができる高周波加
熱装置を提供する。 【構成】 マグネトロン15が例えば管内放電を起こす
と、昇圧トランス17の一次コイル17aに高電圧が誘
起される。すると、一次コイル17aと直列接続したス
イッチングトランジスタ22の印加電圧が上昇するも、
この印加電圧の上昇によりバリスタ51を通じて比較的
大きな電流が流れることにより、スイッチングトランジ
スタ22の印加電圧が減少する。また、バリスタ51を
通じて電流が流れると、該バリスタ51と抵抗52との
共通接続点の電圧が上昇する。これにより保護回路35
のコンパレータ45の出力がハイレベルとなり、スイッ
チングトランジスタ22のベース電圧はロウレベルに落
ちる。このため、スイッチングトランジスタ22がオフ
し、長時間にわたりバリスタ51に繰り返し大きな電流
が流れることによるバリスタ51の破壊が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング素子のオ
ン,オフ周期の制御により商用電源を高周波電源に変換
する周波数変換回路を備え、この周波数変換回路の交流
出力を昇圧トランスにより昇圧してマグネトロンに与え
るようにした高周波加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の高周波加熱装置にあって、その
周波数変換回路は、一般に、昇圧トランスの一次コイル
とコンデンサとで振動回路を構成し、一次コイルと直列
に接続されたスイッチング素子のオン,オフ周期を制御
することにより、一次コイルに高周波電流を発生させる
ように構成している。そして、昇圧トランスの二次コイ
ルの出力を直流に変換してマグネトロンに与えるように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マグネトロ
ンは、発振開始初期に、ヒータが暖まっていても何等か
の理由で発振できない現象、いわゆるモーディングを起
こすことがある。マグネトロンがモーディングを起こす
と、昇圧トランスの二次コイルに大きな電流が流れ、こ
の結果、一次コイルに高電圧が誘起される。また、マグ
ネトロンが管内放電を起こすと、同様に昇圧トランスの
一次コイルに高電圧が誘起される。更に、商用電源側の
サージ電圧によっても、昇圧トランスの一次コイルに高
電圧が加わることがある。
【0004】一方、上記構成の高周波加熱装置にあっ
て、そのスイッチング素子としては、通常、半導体素子
例えばスイッチングトランジスタが用いられている。こ
のようなスイッチングトランジスタを用いて構成された
周波数変換回路にあって、上述のようにして昇圧トラン
スの一次コイルに高電圧が加わると、スイッチングトラ
ンジスタに定格電圧を越える高い電圧が印加されること
があり、このようになると、スイッチングトランジスタ
が破壊するおそれがある。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、周波数変換回路を構成するコイルに高
い電圧が加わっても、スイッチング素子に破壊に至るよ
うな高い電圧が印加されないようにすることができる高
周波加熱装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに本発明の高周波加熱装置は、スイッチング素子のオ
ン,オフ周期の制御により商用電源を高周波電源に変換
する周波数変換回路と、この周波数変換回路からの交流
出力を一次側に受けて昇圧する昇圧トランスと、この昇
圧トランスの二次側の出力が与えられるマグネトロンと
を備えたものにおいて、前記スイッチング素子と並列に
設けられ該スイッチング素子の印加電圧が所定値を越え
たことを検出するバリスタを含む検出手段を設け、この
検出手段からの検出信号に基づいて前記スイッチング素
子をオフ状態にする保護手段を設けたことを特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】スイッチング素子に所定値を越えた高い電圧が
印加されると、バリスタが動作して電流を流す。このバ
リスタを通じて電流が流れることにより、スイッチング
素子の印加電圧が低下する。
【0008】また、バリスタを通じて電流が流れると、
保護手段が動作してスイッチング素子をオフ状態にする
ため、周波数変換回路はその周波数変換動作を停止し、
この結果、長い時間高電圧が繰り返えし印加されること
によるバリスタの破壊が防止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を電子レンジに適用
して図面に基づき説明する。
【0010】電子レンジの電気的な概略構成を示す図4
において、商用交流電源のコンセントに接続されるプラ
グ1の一方の端子にはヒューズ2、サーマルスイッチ3
及び図示しない本体の扉の閉鎖に応動してオンするドア
スイッチ4を介して母線5が接続されており、他方の端
子には上記扉の閉鎖に応動してオンするドアスイッチ6
及びリレースイッチ7を介して母線8が接続されてい
る。そして、ドアスイッチ6及びリレースイッチ7の共
通接続点と母線5との間には、上記扉の閉鎖に応動して
オフするドアスイッチ9が接続されていると共に、両母
線5及び8間には、庫内灯10、ターンテーブルの駆動
モータ11及びマグネトロン用冷却ファンの駆動モータ
12が並列に接続されている。
【0011】また、サーマルスイッチ3及びドアスイッ
チ4の共通接続点とプラグ1の前記他方の端子との間に
降圧トランス13の一次コイル13aが接続されてい
る。この降圧トランス13の二次コイル13bの出力は
マイクロコンピュータを含んで構成された制御回路14
に入力され、この制御回路14が有する整流回路及び平
滑回路により整流・平滑されて電子回路用の直流電源と
して供給されるようになっている。上記制御回路14は
電子レンジの運転を制御するもので、使用者により設定
された調理時間に応じて前記リレースイッチ7をオンオ
フ制御する。
【0012】さて、マグネトロン15は高電圧の直流電
源により駆動される。この高電圧直流電源は、まず商用
電源を周波数変換回路(インバータ回路)16により高
周波電源に変換し、この高周波電源を昇圧トランス17
により昇圧し整流することによって得られる。
【0013】すなわち、上記周波数変換回路16におけ
る整流回路18の交流入力端子は前記両母線5及び8に
接続されている。この整流回路18はダイオードをブリ
ッジ接続して構成され、その直流出力端子間にはチョー
ク19及びコンデンサ20からなる平滑回路21が接続
されている。また、この周波数変換回路16の主要素た
る振動回路は、コンデンサ20と並列に昇圧トランス1
7の一次コイル17aとスイッチング素子たる半導体素
子例えばスイッチングトランジスタ22との直列回路を
接続し、一次コイル17aと並列に共振コンデンサ23
を接続し、スイッチングトランジスタ22と並列にダン
パダイオード24を接続して構成されている。
【0014】一方、昇圧トランス17には二次コイル1
7b,17cが設けられており、そのうち一方の二次コ
イル17bの両端子は、ダイオード25,26及びコン
デンサ27からなる倍電圧整流回路28を介してマグネ
トロン15の陽極及び陰極に接続されている。また、他
方の二次コイル17cの両端子は、マグネトロン15の
ヒータに接続されている。
【0015】上記スイッチングトランジスタ22は、イ
ンバータ制御回路29によってオン,オフ周期が制御さ
れることにより、昇圧トランス17の一次コイル17a
に高周波電圧及び高周波電流を発生させる。そして、一
次コイル17aで発生した高周波電圧は昇圧トランス1
7により昇圧され倍電圧整流回路28に与えられること
により、高電圧直流電源がマグネトロン15に入力さ
れ、該マグネトロン15が駆動される。この場合、マグ
ネトロン15の陽極電流の大きさは、スイッチングトラ
ンジスタ22のオン時間幅によって決定され、そのオン
時間幅が大きいほど陽極電流は大きくなり、マグネトロ
ン15の出力は大となる。
【0016】ここで、インバータ制御回路29は示す図
3に示すようにドライブ回路30、スイッチング制御回
路31、インターフェース回路32、タイミング回路3
3、電流検知回路34及び保護回路35から構成されて
いる。
【0017】上記インターフェース回路32の一方の入
出力端子は制御回路14に接続され、他方の入出力端子
はスイッチング制御回路31に接続されている。そし
て、このインターフェース回路32は、制御回路14か
ら使用者が設定した調理内容に応じた出力設定信号を受
けてこれをスイッチング制御回路31に出力する。
【0018】タイミング回路33の一方の入力端子は平
滑回路21のチョーク19及びコンデンサ20の共通接
続点に接続されていると共に、他方の入力端子は一次コ
イル17a及びスイッチングトランジスタ22の共通接
続点に接続され、出力端子はスイッチング制御回路31
に接続されている。そして、このタイミング回路33
は、一方の入力端子からの電圧信号により平滑回路20
の出力電圧が使用可能範囲となっているか否かを判定
し、範囲内のときにはスイッチング制御回路31に許可
信号を出力し、範囲外のときにはスイッチング制御回路
31に停止信号を出力する。また、タイミング回路33
は、他方の入力端子からの電圧信号により一次コイル1
7aの印加電圧を検出し、スイッチングトランジスタ2
2のオン開始タイミングとなった時点(一次コイル17
aの電流が零になった時点)を判定してオン開始信号を
スイッチング制御回路31に出力する。
【0019】また、電流検知回路34の入力端子はマグ
ネトロン15の陽極側の通電路に設けられた変流器36
に接続され、出力端子はスイッチング制御回路31に接
続されている。そして、この電流検知回路33は変流器
36が検出するマグネトロン15の陽極電流に応じた電
流信号をスイッチング制御回路31に出力する。
【0020】しかして、スイッチング制御回路31は、
平滑回路21の出力電圧が使用範囲内にあるとき、タイ
ミング回路32からのタイミング信号に基づいたタイミ
ングでドライブ回路35にハイレベルのオン信号を出力
する。この場合、そのオン信号の出力時間は、インター
フェース回路32からの出力設定信号に基づいて決定さ
れる基準時間幅を、電流検知回路34からの電流信号の
大小により補正した時間に設定するように構成されてお
り、これによりマグネトロン15の出力が調理内容に応
じた一定出力に制御される。
【0021】さて、ドライブ回路35の具体的回路構成
は図1に示されている。この図1において、電源ライン
(+Vcc)とグランドとの間には、抵抗37、ダイオ
ード38及びトランジスタ39の直列回路が接続されて
いる。また、電源ライン(+Vcc)とグランドとの間
には、トランジスタ40、抵抗41及びトランジスタ4
2の直列回路が接続されており、トランジスタ40のベ
ースは抵抗37及びダイオード38の共通接続点に接続
され、トランジスタ42のベースはダイオード38及び
トランジスタ39の共通接続点に接続されている。そし
て、トランジスタ39のベースがスイッチング制御回路
31の出力端子に接続されていると共に、抵抗41及び
トランジスタ42の共通接続点が前記スイッチングトラ
ンジスタ22のベースに抵抗43を介して接続されてい
る。
【0022】上記のドライブ回路30において、トラン
ジスタ39のベースにスイッチング制御回路31からハ
イレベルのオン信号が入力されると、トランジスタ39
がオンし、これによりトランジスタ40がオンすると共
に、トランジスタ42がオフする。このため、抵抗41
及びトランジスタ42の共通接続点の電位がハイレベル
となり、スイッチングトランジスタ22がオンする。ま
た、スイッチング制御回路31から信号がロウレベルの
オフ信号に変化すると、トランジスタ39がオフし、こ
れによりトランジスタ40がオフすると共に、トランジ
スタ42がオンする。このため、抵抗41及びトランジ
スタ42の共通接続点の電位がロウレベルとなり、スイ
ッチングトランジスタ22がオフする。このようにして
スイッチングトランジスタ22がオンオフ制御されるも
のである。
【0023】しかして、保護回路35はスイッチングト
ランジスタ22の印加電圧が所定値、例えばスイッチン
グトランジスタ22の定格電圧より若干低い電圧を越え
たとき、スイッチングトランジスタ22をオフする保護
手段として機能する。この保護回路35は図1に示すよ
うにトランジスタ44及びコンパレータ45を備えてお
り、トランジスタ44のコレクタはドライブ回路30の
抵抗43及びスイッチングトランジスタ22の共通接続
点に接続され、エミッタはグランドに接続されている。
【0024】一方、コンパレータ44の反転入力端子は
電源ライン(+Vcc)とグランドとの間に直列接続さ
れた2個の抵抗46及び47からなる基準電圧発生回路
48に接続され、非反転入力端子はスイッチングトラン
ジスタ22の印加電圧が所定値を越えたことを検出する
ための検出手段たる検出回路49に抵抗50を介して接
続されている。そして、コンパレータ45の出力端子は
トランジスタ50のベース及びスイッチング制御回路3
1に接続されており、スイッチング制御回路31はコン
パレータ45からハイレベル信号が入力されると、ドラ
イブ回路30への出力をロウレベルに落としたままに維
持するように構成されている。
【0025】上記検出回路49はスイッチングトランジ
スタ22と並列に接続されたバリスタ51及び抵抗52
の直列回路から構成されている。このバリスタ51はス
イッチングトランジスタ22のコレクタ−エミッタ間に
印加される電圧が該スイッチングトランジスタ22の定
格電圧より若干低い電圧を越えると、あたかもその時点
でオン動作したような状態になって比較的大きな電流を
流すように構成されている。そして、バリスタ43及び
抵抗44の接続点がコンパレータ44の非反転入力端子
に接続されている。
【0026】上記構成において、リレースイッチ7がオ
ンし、調理が開始されると、スイッチング制御回路31
によりドライブ回路30のトランジスタ39がオンオフ
制御されることにより、スイッチングトランジスタ22
がオンオフ制御される。これによって昇圧トランス17
の一次コイル17aと共振コンデンサ23からなる振動
回路に振動電流が流れ、それに応じて一次コイル17a
に高周波電圧及び高周波電流が誘起される。そして、一
次コイル17aに誘起された高周波電圧は昇圧トランス
17により昇圧されて倍電圧整流回路28に与えられる
ことにより、高圧直流電圧がマグネトロン15に出力さ
れ、マグネトロン15が駆動される。
【0027】このマグネトロン15の駆動中において、
スイッチングトランジスタ22のコレクタ電流及びコレ
クタ−エミッタ間に印加される電圧をそれぞれ図2
(a)及び(b)にIC 及びVCEで示す。そして、正常
状態にある期間Aにあっては、スイッチングトランジス
タ22のコレクタ−エミッタ間に印加される電圧VCEは
スイッチングトランジスタ22の定格電圧VCE・MAX を
越えることはない。
【0028】マグネトロン15が例えば管内放電を起こ
すと、二次コイル17bに大きな電流が流れ、その結
果、一次コイル17aに大きな電流が流れ高電圧が誘起
される。すると、図2の期間Bに示すように、スイッチ
ングトランジスタ22のコレクタ電流IC 及びコレクタ
−エミッタ間の電圧VCEが大きくなる。
【0029】そして、仮にバリスタ51を備えた検出回
路49が設けられていないとすると、電圧VCEは図2
(d)に破線で示すように定格電圧VCE・MAX を越えて
しまう。しかしながら、本実施例ではバリスタ51を備
えた検出回路49が設けられているため、電圧VCEが定
格電圧VCE・MAX よりも若干低い或る電圧V0 を越える
と、図2(c)にIで示すようにバリスタ51を通じて
電流が流れ、これにより図2(b)に実線で示すように
電圧VCEは電圧VCE以上になることが防止されるもので
ある。
【0030】さて、バリスタ51を通じて電流が流れる
と、図2(d)にVで示すようにバリスタ51及び抵抗
52の共通接続点の電圧が上昇するため、コンパレータ
45の非反転入力端子の電圧が反転入力端子の電圧を上
回るようになり、コンパレータ45からハイレベル信号
が出力される。すると、トランジスタ44がオンし、こ
れによりドライブ回路30のトランジスタ39がオンオ
フいずれの状態にあっても、スイッチングトランジスタ
22のベース電圧はロウレベルに落ちた状態にされ、従
って該スイッチングトランジスタ22はオフ状態にされ
る。
【0031】一方、スイッチング制御回路31はコンパ
レータ45からハイレベル信号が入力されると、ドライ
ブ回路30のトランジスタ39のベースへの出力をロウ
レベル状態のままにし、これによりスイッチングトラン
ジスタ22はオフ状態に維持されたままとなる。
【0032】このようにスイッチングトランジスタ22
の印加電圧VCEが或る電圧V0 を越えると、スイッチン
グトランジスタ22は保護回路35及びスイッチング制
御回路31の双方によりオフ状態に維持されるようにな
り、これにより周波数変換回路16はその周波数変換動
作を停止する。そして、周波数変換回路16が周波数変
換動作を停止すると、スイッチングトランジスタ22の
コレクタ−エミッタ間の電圧VCEは零に落ち、バリスタ
51の印加電圧も零となるので、バリスタ51に大きな
電圧が長時間にわたり繰り返し印加されることによるバ
リスタ51の破壊が防止される。
【0033】なお、上記実施例では検出回路49の検出
電圧がスイッチングトランジスタ22の定格電圧を越え
たとき、スイッチングトランジスタ22のベース電圧を
ロウレベルに落とすことにより、該スイッチングトラン
ジスタ22をオフ状態にする構成としたが、これは例え
ばリレースイッチ7をオフすることにより、スイッチン
グトランジスタ22をオフ状態にする構成としても良
い。
【0034】その他、本発明は上記し且つ図面に示す実
施例に限定されるものではなく、例えば電子レンジに限
らず周波数変換回路を備えた高周波加熱装置一般に広く
適用できるものである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
イッチング素子のオン,オフ周期の制御により商用電源
を高周波電源に変換する周波数変換回路を備えた高周波
加熱装置において、スイッチング素子と並列に設けられ
該スイッチング素子の印加電圧が所定値を越えたことを
検出するバリスタを含む検出手段を設け、この検出手段
からの検出信号に基づいて前記スイッチング素子をオフ
状態にする保護手段を設けたことにより、スイッチング
素子に所定値を越えた高い電圧が印加されると、バリス
タを通じて電流が流れ、これによりスイッチング素子の
印加電圧が低下するため、スイッチング素子に破壊に至
るような高い電圧が印加されないようにすることができ
る。
【0036】しかも、バリスタを通じて電流が流れる
と、保護手段が動作してスイッチング素子をオフ状態に
するため、周波数変換回路はその周波数変換動作を停止
し、この結果、バリスタに長い時間高い電圧が繰り返え
し印加されることを防止でき、バリスタの破壊を併せて
防止できる、という優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の電気回路構成図
【図2】各部の電流及び電圧波形図
【図3】周波数変換回路と共に示すインバータ制御回路
のブロック図
【図4】電子レンジ全体の電気回路構成図
【符号の説明】
14は制御回路、15はマグネトロン、16は周波数変
換回路、17は昇圧トランス、17aは一次コイル、1
8は整流回路、21は平滑回路、22はスイッチングト
ランジスタ、23は共振コンデンサ、30はドライブ回
路、31はスイッチング制御回路、33はタイミング回
路、34は電流検知回路、35は保護回路(保護手
段)、49は検出回路(検出手段)、51はバリスタで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子のオン,オフ周期の制
    御により商用電源を高周波電源に変換する周波数変換回
    路と、この周波数変換回路からの交流出力を一次側に受
    けて昇圧する昇圧トランスと、この昇圧トランスの二次
    側の出力が与えられるマグネトロンとを備えたものにお
    いて、前記スイッチング素子と並列に設けられ該スイッ
    チング素子の印加電圧が所定値を越えたことを検出する
    バリスタを含む検出手段と、この検出手段からの検出信
    号に基づいて前記スイッチング素子をオフ状態にする保
    護手段とを設けたことを特徴とする高周波加熱装置。
JP25176491A 1991-09-30 1991-09-30 高周波加熱装置 Pending JPH0589956A (ja)

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