JPS5810836B2 - 誘導加熱装置 - Google Patents
誘導加熱装置Info
- Publication number
- JPS5810836B2 JPS5810836B2 JP4630478A JP4630478A JPS5810836B2 JP S5810836 B2 JPS5810836 B2 JP S5810836B2 JP 4630478 A JP4630478 A JP 4630478A JP 4630478 A JP4630478 A JP 4630478A JP S5810836 B2 JPS5810836 B2 JP S5810836B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- voltage
- heating device
- induction heating
- switching element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、低周波交流電源から高周波電源に変換する半
導体スイッチング素子を用いた周波数変換回路を有する
誘導加熱装置において、スイッチング素子の誤動作およ
び熱的破壊を未然に防止することを目的とするものであ
る。
導体スイッチング素子を用いた周波数変換回路を有する
誘導加熱装置において、スイッチング素子の誤動作およ
び熱的破壊を未然に防止することを目的とするものであ
る。
かかる誘導加熱装置における半導体スイッチング素子の
ターンオフタイムは、上記周波数変換回路の回路定数と
、負荷条件、さらには発振開始時の上記半導体スイッチ
ング素子端子間電圧によって決定されるが、上記半導体
スイッチング素子端子間電圧が低い電圧にて、周波数変
換回路を発振させた場合、ターンオフタイムが十分にと
れず、上記半導体スイッチング素子は連続導通となり熱
的破壊をもたらす。
ターンオフタイムは、上記周波数変換回路の回路定数と
、負荷条件、さらには発振開始時の上記半導体スイッチ
ング素子端子間電圧によって決定されるが、上記半導体
スイッチング素子端子間電圧が低い電圧にて、周波数変
換回路を発振させた場合、ターンオフタイムが十分にと
れず、上記半導体スイッチング素子は連続導通となり熱
的破壊をもたらす。
本発明は上記問題を解消するとともに、瞬時停電時等の
場合には、自動的に発振停止させ、上記半導体スイッチ
ング素子の安定な発振条件を保障することにより、誤動
作及び熱的破壊の防止を図ったものである。
場合には、自動的に発振停止させ、上記半導体スイッチ
ング素子の安定な発振条件を保障することにより、誤動
作及び熱的破壊の防止を図ったものである。
以下、本発明の一実施例につき第1図〜第4図を用いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図において、1は低周波交流電源、2は上記低周波
交流電源1を全波整流する整流回路、3は高周波バイパ
ス用コンデンサ、4はチョークコイル、5は半導体スイ
ッチング素子(以下、サイリスタと称す)、6は上記サ
イリスタ5に逆並列に接続されたダイオード、7,8は
上記サイリスタ5とダイオード6に並列関係に、直列接
続された共振用コンデンサと共振用インダクターであり
、この共振用インダクターは加熱コイルとして使用され
る。
交流電源1を全波整流する整流回路、3は高周波バイパ
ス用コンデンサ、4はチョークコイル、5は半導体スイ
ッチング素子(以下、サイリスタと称す)、6は上記サ
イリスタ5に逆並列に接続されたダイオード、7,8は
上記サイリスタ5とダイオード6に並列関係に、直列接
続された共振用コンデンサと共振用インダクターであり
、この共振用インダクターは加熱コイルとして使用され
る。
9は上記のような回路構成からなる高周波電源に変換す
る周波数変換回路である。
る周波数変換回路である。
10はサイリスタ5の端子間電圧を、端子A、Bにより
検知し、ある一定の設定値以上になると、タイマー開始
信号を出力し、サイリスタ5の安定な発振条件なる端子
間電圧を検出するVF設定回路、11は上記VF設定回
路10よりタイマー開始信号が出力されると、ある設定
時間後にサイリスタ5ヘゲート信号を出力するタイマー
回路である。
検知し、ある一定の設定値以上になると、タイマー開始
信号を出力し、サイリスタ5の安定な発振条件なる端子
間電圧を検出するVF設定回路、11は上記VF設定回
路10よりタイマー開始信号が出力されると、ある設定
時間後にサイリスタ5ヘゲート信号を出力するタイマー
回路である。
そして、上記サイリスク5へのゲート信号は端子Gから
出力される。
出力される。
12は上述した構成をもつVF設定回路10、タイマー
回路11からなるゲート信号回路である。
回路11からなるゲート信号回路である。
上記ゲート信号回路12の具体的一実施例を第2図に示
す。
す。
同図において、101,103゜105は抵抗、102
は、あるしきい値をもつツェナーダイオード、104,
111はトランジスタ、112,113は充放電用抵抗
、114は充放電用コンデンサ、115,116はタイ
マー回路11の設定時間を設定する抵抗分割用抵抗、1
17は比較器、118はサイリスタ5のゲート電流値設
定抵抗、119はサイリスタ5のゲート・カソード間抵
抗である。
は、あるしきい値をもつツェナーダイオード、104,
111はトランジスタ、112,113は充放電用抵抗
、114は充放電用コンデンサ、115,116はタイ
マー回路11の設定時間を設定する抵抗分割用抵抗、1
17は比較器、118はサイリスタ5のゲート電流値設
定抵抗、119はサイリスタ5のゲート・カソード間抵
抗である。
なお第3図に、サイリスクの端子電圧検知回路10の他
の実施例を示す。
の実施例を示す。
201.202はサイリス・す5の端子間電圧分圧抵抗
、203,204は設定値用抵抗、205は比較器、2
06はゲート電流値設定抵抗である。
、203,204は設定値用抵抗、205は比較器、2
06はゲート電流値設定抵抗である。
次に上記構成の動作を説明する。
VF設定回路10は、端子A、Hにより、サイリスタ5
の端子間電圧を検知する。
の端子間電圧を検知する。
いま第4図すに示すように、時間t0にて端子間電圧が
上昇したとしても、設定値V。
上昇したとしても、設定値V。
よりも低電圧であれば、すなわちツェナーダイオード1
02のツェナー降伏電圧よりも低電圧のときは、トラン
ジスタ104はオフであり、しかるにトランジスタ11
1はオンとなる。
02のツェナー降伏電圧よりも低電圧のときは、トラン
ジスタ104はオフであり、しかるにトランジスタ11
1はオンとなる。
しかし、時間t1にてサイリスタ5の端子間電圧が、設
定値VOに達すれば、トランジスタ104はオンとなり
、トランジスタ111はオフとなる。
定値VOに達すれば、トランジスタ104はオンとなり
、トランジスタ111はオフとなる。
トランジスタ111がオフとなると、抵抗112゜11
3を通し、コンデンサ114の充電が開始される。
3を通し、コンデンサ114の充電が開始される。
そしてコンデンサ114の充電電圧が、抵抗115,1
16によって設定された設定電圧V1に達すると、比較
器117により、サイリスタ5ヘゲート信号が出力され
る。
16によって設定された設定電圧V1に達すると、比較
器117により、サイリスタ5ヘゲート信号が出力され
る。
なお、第4図aは高周波振動電流波形、Cはコンデンサ
114の端子間電圧、dはゲート電流タイミングを示す
。
114の端子間電圧、dはゲート電流タイミングを示す
。
時間t2において、ゲート信号が出力されると、サイリ
スタ5がオンし、aなる高周波電流が流れ、bに示すよ
うに、サイリスタ5の端子間電圧が降下する。
スタ5がオンし、aなる高周波電流が流れ、bに示すよ
うに、サイリスタ5の端子間電圧が降下する。
そうすれば、トランジスタ104がオフし、トランジス
タ111がオンし、コンデンサ114は放電される。
タ111がオンし、コンデンサ114は放電される。
なお、第3図に示すようなVF設定回路10の場合は、
抵抗203,204によって設定値V。
抵抗203,204によって設定値V。
が設定される。
以上の説明から明らかなように、本発明の誘導加熱装置
は、サイリスク端子間電圧を検知し、ある設定値以上と
ならなければ、サイリスクへのゲート信号は出力されず
、したがって、瞬時停電あるいは、低周波交流電源電圧
の低下等の電源トラブルに際してもサイリスクのオフ時
間を延長させて周波数を下げるか、周波数変換回路の発
振動作を自動的に停止させるかによって、サイリスクの
安全が常に保たれ、安定な動作が保障できる。
は、サイリスク端子間電圧を検知し、ある設定値以上と
ならなければ、サイリスクへのゲート信号は出力されず
、したがって、瞬時停電あるいは、低周波交流電源電圧
の低下等の電源トラブルに際してもサイリスクのオフ時
間を延長させて周波数を下げるか、周波数変換回路の発
振動作を自動的に停止させるかによって、サイリスクの
安全が常に保たれ、安定な動作が保障できる。
さらに、またコンデンサ3の端子間電圧が大きなリップ
ル電圧を持つような場合にも、上述のごとく、低電圧の
ところでは周波数が低下するか、あるいは発振停止し、
サイリスタの安全が保障されているため、コンデンサ3
の容量を必要以上に大きな値に設計する必要もなくコス
トの低下及び回路定数設計が容易になる。
ル電圧を持つような場合にも、上述のごとく、低電圧の
ところでは周波数が低下するか、あるいは発振停止し、
サイリスタの安全が保障されているため、コンデンサ3
の容量を必要以上に大きな値に設計する必要もなくコス
トの低下及び回路定数設計が容易になる。
また、上記VF設定回路の検知設定値は、回路定数によ
り任意に選定できる。
り任意に選定できる。
そのためサイリスクのターンオフタイムは周波数変換回
路定数と、発振開始時のサイリスク端子間電圧、及び負
荷条件によって決定されることから、それらの一要素で
ある発振開始時のサイリスク端子間電圧が任意に選定で
きることも周波数変換回路定数設計を容易ならしめる。
路定数と、発振開始時のサイリスク端子間電圧、及び負
荷条件によって決定されることから、それらの一要素で
ある発振開始時のサイリスク端子間電圧が任意に選定で
きることも周波数変換回路定数設計を容易ならしめる。
なお第3図に示すVF設定回路の設定電圧は、抵抗分割
によって設定されるため、より精度を要する場合におい
て効果がある。
によって設定されるため、より精度を要する場合におい
て効果がある。
第1図は本発明の誘導加熱装置の一実施例を示す回路図
、第2図は同装置の制御回路の具体例を示す回路図、第
3図はVF設定回路の他の実施例を示す回路図、第4図
a = dは本発明の誘導加熱装置の動作を説明するた
めの電圧、電流波形図である。 1……低周波交流電源、5……サイリスク(半導体スイ
ッチング素子)、9……周波数変換回路、10……VF
設定回路、11……タイマ一回路、102……ツエナー
ダイオード、205……比較器。
、第2図は同装置の制御回路の具体例を示す回路図、第
3図はVF設定回路の他の実施例を示す回路図、第4図
a = dは本発明の誘導加熱装置の動作を説明するた
めの電圧、電流波形図である。 1……低周波交流電源、5……サイリスク(半導体スイ
ッチング素子)、9……周波数変換回路、10……VF
設定回路、11……タイマ一回路、102……ツエナー
ダイオード、205……比較器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 低周波交流電源から高周波電源に変換する周波数変
換回路と、上記周波数変換回路の半導体スイッチング素
子をオン・オフ動作させるゲート信号回路とからなり、
上記ゲート信号回路は、端子電圧検知回路と、タイマー
回路とからなり、上記端子電圧検知回路は、上記半導体
スイッチング素子端子間電圧を検知し、その電圧が成る
一定の設定値以上になるとタイマー開始信号を出力する
ものであり、また、上記タイマー回路は、上記端子電圧
検知回路より上記タイマー開始信号が出力されてから、
ある設定時間後に、上記半導体スイッチング素子へ、ゲ
ート信号を出力する誘導加熱装置。 2 端子電圧検知回路は、その回路定数によって任意に
、しきい値を設定できる特許請求の範囲第1項記載の誘
導加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4630478A JPS5810836B2 (ja) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | 誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4630478A JPS5810836B2 (ja) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | 誘導加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54137751A JPS54137751A (en) | 1979-10-25 |
JPS5810836B2 true JPS5810836B2 (ja) | 1983-02-28 |
Family
ID=12743444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4630478A Expired JPS5810836B2 (ja) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | 誘導加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810836B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0529059Y2 (ja) * | 1986-12-25 | 1993-07-26 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007289304A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炊飯器 |
-
1978
- 1978-04-18 JP JP4630478A patent/JPS5810836B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0529059Y2 (ja) * | 1986-12-25 | 1993-07-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54137751A (en) | 1979-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5049790A (en) | Method and apparatus for operating at least one gas discharge lamp | |
US4586120A (en) | Current limit shutdown circuit with time delay | |
US4727308A (en) | FET power converter with reduced switching loss | |
US3987356A (en) | Controlled capacitive filter for active loads | |
US10651759B2 (en) | Switching power supply device and semiconductor device | |
US5570277A (en) | Switching power supply apparatus | |
US4158881A (en) | DC to DC converter | |
US7974110B2 (en) | Switching power supply unit and method for setting switching frequency | |
JPS5810836B2 (ja) | 誘導加熱装置 | |
JP2006500899A (ja) | 交流電圧を変換するための装置及び方法 | |
JP2892769B2 (ja) | スイッチングレギュレータ | |
JPS6349875B2 (ja) | ||
EP0060519A2 (en) | Power source device | |
JP3134913B2 (ja) | スイッチングデバイス | |
JPH01148064A (ja) | 電源装置の保護回路 | |
JPS5840838B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JPH07163142A (ja) | スイッチング電源 | |
JPS5842994B2 (ja) | 水平発振回路の電源装置 | |
JPS6118318B2 (ja) | ||
KR102049965B1 (ko) | 대기 전력 절감 기능을 구비하는 정류 장치 | |
JPS62144568A (ja) | 電源回路の起動方法 | |
JPS5821791B2 (ja) | 誘導加熱装置 | |
SU1644338A1 (ru) | Преобразователь посто нного напр жени | |
JP2511430B2 (ja) | 負荷制御装置 | |
RU2123755C1 (ru) | Источник вторичного электропитания |