JPH0589899U - プロペラファンの吹出グリル構造 - Google Patents

プロペラファンの吹出グリル構造

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JPH0589899U
JPH0589899U JP3146192U JP3146192U JPH0589899U JP H0589899 U JPH0589899 U JP H0589899U JP 3146192 U JP3146192 U JP 3146192U JP 3146192 U JP3146192 U JP 3146192U JP H0589899 U JPH0589899 U JP H0589899U
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blowout
grill
propeller fan
blow
blowing
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Abstract

(57)【要約】 【目的】旋回流に沿う方向に複数の鋼線を適宜配して矩
形状の吹出グリルを構成し、吹出グリル後流におけるエ
ネルギー損失を抑制しつつ、吹出風音の低減化を図る。 【構成】プロペラファン2 による吹出風が吹出す矩形状
の吹出グリル1 を、その中心部において互いに隣接する
内端辺13a 〜16a 同士による四角形が形成されるように
4つの吹出部13〜16に区画し、該各吹出部13〜16に、そ
の内端辺13a 〜16a に対して外方へ所定間隔置きに略平
行に延びる複数の鋼線21, …を配する。さらに、上記各
吹出部13〜16における複数の鋼線21, …を、プロペラフ
ァン2の回転方向に位置する各吹出部13〜16の内端辺13
a 〜16a の略半分の鋼線21, …を基端部とする各吹出部
13〜16の他方の短辺13d 〜16d より吹出グリル1 の枠体
11にそれぞれ収束させるように直線状に伸ばして配す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プロペラファンによる吹出風が複数の鋼線を配してなる略矩形状の 吹出グリルを介して吹き出すようにしたプロペラファンの吹出グリル構造に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、このようなプロペラファンの吹出グリルは、例えば、特開平3−152 323号公報に開示されるように、空気調和装置における室外機の吹出口などに 用いられていて、この吹出口の形状と略一致する矩形状の枠体に対して、所定間 隔置きに縦横に延びる複数の鋼線を格子状に配して構成されているものがある。
【0003】 また、図4に示すように、吹出グリル(a) が、枠体(b) と相似形となるように 複数の鋼線(c),…を所定間隔置きに配して構成されるようにしたものもある。こ の場合、1つの相似形は、4本の鋼線(c),…を縦横に配して矩形状に形成してい る。また、図中(d) は軸部(e) に固着された4枚の羽根(f),…からなるプロペラ ファンであり、このプロペラファン(d) は、図中破線矢印方向へ回転する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、プロペラファンにより吹出す旋回流(吹出風)は、その風速分布が プロペラファンの中央部から外部側にかけて最大値をとる上、旋回流の流線が遠 心力の影響によりプロペラファンの中心を通る直線との交差角度がプロペラファ ンの中心から外方へ離れるに従い90°よりも徐々に大きくなっている。そのた め、上記の如き枠体(b) と相似形に複数の鋼線(c),…を縦横に配してなる吹出グ リル(a) の場合、吹出グリル(a) の角部において縦横の鋼線(c),(c) 同士が直交 するため、吹出グリル(a) の角部における旋回流の流線(図4に示す実線矢印) と鋼線との交差角度は外側に近付くほど直角に近くなり、吹出グリルが矩形状で あるが故に吹出グリル後流の角部において拡がる風速分布の高い旋回流の空気抵 抗が著しく増大することになる。このため、吹出グリル後流において発生する乱 流によりエネルギー損失を招いたり、吹出風量を確保する上で騒音が増大したり するという欠点を有している。
【0005】 本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、旋回流 に沿う方向に複数の鋼線を適宜配して吹出グリルを構成することにより、吹出グ リル後流におけるエネルギー損失を抑制しつつ、吹出風音の低減化を図ることに ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案が講じた解決手段は、プロペラ ファン(2) による吹出風が複数の鋼線(21),(37),(48)を配してなる略矩形状の枠 体(11),(38),(49)を有する吹出グリル(1),(31),(41) を介して吹出すようにした プロペラファンの吹出グリル構造を前提とする。そして、上記吹出グリル(1),(3 1),(41) を、その吹出グリル(1),(31),(41) の中心部において互いに隣接する内 端辺(13a) 〜(16a),(32a) 〜(36a),(42a) 〜(47a) 同士による多角形が形成され るように複数の吹出部(13)〜(16),(32) 〜(36),(42) 〜(47)に区画し、該各吹出 部(13)〜(16),(32) 〜(36),(42) 〜(47)に、その各吹出部(13)〜(16),(32) 〜(3 6),(42) 〜(47)の内端辺(13a) 〜(16a),(32a) 〜(36a),(42a) 〜(47a) に対して 外方へ所定間隔置きに略平行に延びる複数の鋼線(21),(37),(48)を配する。さら に、上記各吹出部(13)〜(16),(32) 〜(36),(42) 〜(47)における複数の鋼線(21) ,(37),(48)を、プロペラファン(2) の逆回転方向に隣接する吹出部(13)〜(16),( 32) 〜(36),(42) 〜(47)の内端辺(13a) 〜(16a),(32a) 〜(36a),(42a) 〜(47a) を基端部として吹出グリル(1) の枠体(11),(38),(49)にそれぞれ収束させるよう に配する構成としたものである。
【0007】 また、請求項2記載の考案が講じた解決手段は、上記請求項1記載の考案の吹 出グリル(1) を限定し、吹出グリル(1) の中心部に互いに隣接する内端辺(13a) 〜(16a) 同士による四角形が形成されるように4つの吹出部(13)〜(16)に区画す る構成としたものである。
【0008】
【作用】
上記の構成により、請求項1記載の考案では、吹出グリル(1),(31),(41) 後流 の角部において拡がる風速分布の高い旋回流は、プロペラファン(2) の逆回転方 向に隣接する吹出部(13)〜(16),(32) 〜(36),(42) 〜(47)の内端辺(13a) 〜(16a ),(32a) 〜(36a),(42a) 〜(47a) を基端部として吹出グリル(1),(31),(41) の枠 体(11),(38),(49)にそれぞれ収束させるように配された,各吹出部(13)〜(16),( 32) 〜(36),(42) 〜(47)の内端辺(13a) 〜(16a),(32a) 〜(36a),(42a) 〜(47a) に対して外方へ所定間隔置きに略平行に延びる複数の鋼線(21),(37),(48)により 、該各吹出部(13)〜(16),(32) 〜(36),(42) 〜(47)の複数の鋼線(21),(37),(48) に沿いつつ吹出グリル(1),(31),(41) の枠体(11),(38),(49)まで円滑に案内され て吹出される。このため、吹出グリル(1),(31),(41) の角部における旋回流の流 線と鋼線との交差角度は小さなものとなり、吹出グリル(1),(31),(41) が矩形状 であるにも拘らず吹出グリル(1),(31),(41) 後流の角部において拡がる旋回流の 空気抵抗を効果的に低減させることができる。
【0009】 また、請求項2記載の考案では、吹出グリル(1) 後流の角部において拡がる風 速分布の高い旋回流は、吹出グリル(1) の中心部に互いに隣接する内端辺(13a) 〜(16a) 同士による四角形を形成する4つの吹出部(13)〜(16)に配された複数の 鋼線(21), …に沿いつつ吹出グリル(1) の枠体(11)まで円滑に案内されて吹出さ れる。しかも、矩形状の吹出グリル(1) の中心に内端辺(13a) 〜(16a) 同士によ り四角形を形成する4つの吹出部(13)〜(16)の配置によっては、該各吹出部(13) 〜(16)を全て同一形状に形成することも可能となり、共用可能な吹出部(13)〜(1 6)によって吹出グリル(1) が簡単に製造される。
【0010】
【考案の効果】
以上の如く、請求項1記載の考案におけるプロペラファンの吹出グリル構造に よれば、吹出グリル(1),(31),(41) の中心部に互いに隣接する内端辺(13a) 〜(1 6a),(32a) 〜(36a),(42a) 〜(47a) 同士による多角形を形成する複数の吹出部(1 3)〜(16),(32) 〜(36),(42) 〜(47)における複数の鋼線(21),(37),(48)により、 風速分布の高い旋回流を沿わせつつ吹出グリル(1),(31),(41) の枠体(11),(38), (49)まで円滑に案内して吹出させて、吹出グリル(1),(31),(41) の角部における 旋回流の流線と鋼線との交差角度を小さくしつつ、吹出グリル(1),(31),(41) 後 流の角部における旋回流の空気抵抗を効果的に低減させたので、吹出グリル(1), (31),(41) の後流での乱流によるエネルギー損失を抑制することができるととも に、吹出風量をプロペラファン(2) の回転量を減少させつつ確保して吹出風音の 低減化を図ることができる。
【0011】 また、請求項2記載の考案におけるプロペラファンの吹出グリル構造によれば 、吹出グリル(1) の中心部に内端辺(13a) 〜(16a) 同士で四角形を形成した4つ の吹出部(13)〜(16)の複数の鋼線(21), …により、風速分布の高い旋回流を円滑 に案内して吹出させるとともに、各吹出部(13)〜(16)を全て同一形状に形成して 共用可能とする吹出部(13)〜(16)により吹出グリル(1) 製造の簡単化を図ること ができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】 図1は本考案の第1実施例に係るプロペラファンの吹出グリルを示し、この吹 出グリル(1) は、図示しない室外機の略正方形状の吹出口に取付けられ、この吹 出口に対向する室外機内に設けられたプロペラファン(2) により吹出風を吹出す ようになっている。上記プロペラファン(2) は、軸部(2a)に固着された4枚の羽 根(2b), …からなる。
【0014】 また、上記吹出グリル(1) は、室外機の吹出口に合致する略正方形状に形成さ れた枠体(11)と、該枠体(11)の相似形(略正方形)に形成された中心部の中心板 (12)と、上記枠体(11)と中心板(12)との間に配され、互いに隣接する内端辺(13a ),(14a),(15a),(16a) (一方の長辺)同士により中心板(12)の周囲(四角形)が 形成されるように4つに区画された長方形状の吹出部(13),(14),(15),(16) とに より構成されている。該各吹出部(13)〜(16)は、中央(中心)に配した中心板(1 2)と共に四畳半畳に配置され、上記中心板(12)の周囲を形成する各吹出部(13)〜 (16)の内端辺(13a),(14a),(15a),(16a) としては、プロペラファン(2) の逆回転 方向に位置する内端辺(13a),(14a),(15a),(16a) の略半分が適用される。さらに 、上記吹出グリル(1) の枠体(11)は、互いに隣接する各吹出部(13)〜(16)の外側 に位置する他方の長辺(13b),(14b),(15b),(16b) および一方の短辺(13c),(14c), (15c),(16c) により構成されている。
【0015】 そして、上記各吹出部(13)〜(16)には、その内端辺(13a) 〜(16a) に対して外 方へ所定間隔置きに略平行に延びる複数の鋼線(21), …が配されている。上記各 吹出部(13)〜(16)は、その周囲、つまり2つの長辺(13a) 〜(16a),(13b) 〜(16b ) および2つの短辺(13c) 〜(16c),(13d) 〜(16d) に配された鋼線(21), …によ り構成されている。そして、上記各吹出部(13)〜(16)における複数の鋼線(21), …は、プロペラファン(2) の逆回転方向に隣接する吹出部(13),(14),(15),(16) の内端辺(13a) 〜(16a) のうち、プロペラファン(2) の回転方向に位置する略半 分の内端辺(13a) 〜(16a) における鋼線(21), …を基端部とする各吹出部(13)〜 (16)の他方の短辺(13d),(14d),(15d),(16d) より、吹出グリル(1) の枠体(11)( 一方の短辺(13c) 〜(16c) )にそれぞれ収束するように直線状に伸びて配されて いる。また、上記枠体(11)(鋼線(21), …)の4辺の中央位置には、吹出グリル (1) を室外機の吹出口に取付けるための取付具(22), …が固着されている。
【0016】 尚、図中、破線矢印はプロペラファン(2) の回転方向を、実線矢印は風速分布 の高い部位での旋回流の流線をそれぞれ示している。
【0017】 したがって、上記実施例では、吹出グリル(1) 後流の角部において拡がる風速 分布の高い旋回流は、プロペラファン(2) の回転方向に位置する各吹出部(13)〜 (16)の内端辺(13a) 〜(16a) の略半分の鋼線(21), …を基端部とする各吹出部(1 3)〜(16)の他方の短辺(13d) 〜(16d) より吹出グリル(1) の枠体(11)にそれぞれ 収束するように直線状に伸びて配された,各吹出部(13)〜(16)の内端辺(13a) 〜 (16a) (鋼線(21))に対して外方へ所定間隔置きに略平行に延びる複数の鋼線(2 1), …により、該各吹出部(13)〜(16)の複数の鋼線(21), …に沿いつつ吹出グリ ル(1) の枠体(11)まで円滑に案内されて吹出される。このため、吹出グリル(1) の角部における旋回流の流線と鋼線(21)との交差角度は、図4に示す従来の交差 角度よりも小さなものとなり、吹出グリルが矩形状であるにも拘らず吹出グリル (1) 後流の角部において拡がる旋回流の空気抵抗を効果的に低減させることがで きる。その結果、吹出グリル(1) 後流において発生する乱流によるエネルギー損 失を抑制することができるとともに、吹出風量を確保する上でプロペラファン(2 ) の回転数を少なくすることが可能となって吹出風音の低減化を図ることができ る。
【0018】 しかも、略正方形状の吹出グリル(1) の中心に内端辺(13a) 〜(16a) 同士によ り正方形を形成する4つの吹出部(13)〜(16)は、中央に配した中心板(12)と共に 四畳半畳に配置されているので、該各吹出部(13)〜(16)を全て同一形状に形成す ることが可能となり、共用可能な吹出部(13)〜(16)によって吹出グリル(1) を簡 単に製造することができる。
【0019】 次に、本考案の第2実施例を図2に基づいて説明する。
【0020】 この第2実施例は、上記第1実施例の吹出部の構成を変更したものである(尚 、上記実施例と同一の部分については同一の符号を付してその詳細な説明を省略 する)。
【0021】 すなわち、本例では、図2に示すように、吹出グリル(31)を、その中心部にお いて互いに隣接する内端辺(32a) 〜(36a) 同士による略等角な五角形の中心板(3 0)の周囲が形成されるように5つの吹出部(32)〜(36)に区画し、該各吹出部(32) 〜(36)には、その内端辺(32a) 〜(36a) に対して外方へ所定間隔置きに略平行に 延びる複数の鋼線(37), …を配する。そして、各吹出部(32)〜(36)における複数 の鋼線(37), …を、プロペラファン(2) の逆回転方向に隣接する吹出部(32)〜(3 6)の内端辺(32a) 〜(36a) のうち、プロペラファン(2) の回転方向に位置する残 る,内端辺(32a) 〜(36a) の鋼線(37), …を基端部とする各吹出部(32)〜(36)の 基端辺(32b) 〜(36b) より、吹出グリル(31)の枠体(38)つまり外端辺(32c) 〜(3 6c) にそれぞれ収束するように直線状に伸びて配している。
【0022】 この場合、吹出グリル(31)の角部における旋回流の流線と鋼線(37)との交差角 度はさらに小さなものとなり、吹出グリル(31)が矩形状であるにも拘らず吹出グ リル(31)後流の角部において拡がる旋回流の空気抵抗がさらに低減する。
【0023】 しかも、内端辺(32a) 〜(36a) に対して外方へ所定間隔置きに略平行に延びる 複数の鋼線(37), …を配した5つの吹出部(32)〜(36)により、吹出グリル(31)の 美観を優れたものにすることができる。
【0024】 次に、本考案の第3実施例を図3に基づいて説明する。
【0025】 この第3実施例は、上記第1実施例の吹出部の構成を変更したものである。
【0026】 すなわち、本例では、図3に示すように、吹出グリル(41)を、その中心部にお いて互いに隣接する内端辺(42a) 〜(47a) 同士による略等角な六角形の中心板(4 0)の周囲が形成されるように6つの吹出部(42)〜(47)に区画し、該各吹出部(42) 〜(47)には、その内端辺(42a) 〜(47a) に対して外方へ所定間隔置きに略平行に 延びる複数の鋼線(48), …を配する。そして、各吹出部(42)〜(47)における複数 の鋼線(48), …を、プロペラファン(2) の逆回転方向に隣接する吹出部(42)〜(4 7)の内端辺(42a) 〜(47a) のうち、プロペラファン(2) の回転方向に位置する残 る,内端辺(42a) 〜(47a) の鋼線(48), …を基端部とする各吹出部(42)〜(47)の 基端辺(42b) 〜(47b) より、吹出グリル(41)の枠体(49)つまり外端辺(42c) 〜(4 7c) にそれぞれ収束するように直線状に伸びて配している。
【0027】 この場合、吹出グリル(41)の角部における旋回流の流線と鋼線(48)との交差角 度はさらに小さなものとなり、吹出グリル(41)が矩形状であるにも拘らず吹出グ リル(41)後流の角部において拡がる旋回流の空気抵抗がより低減する。
【0028】 しかも、内端辺(42a) 〜(47a) に対して外方へ所定間隔置きに略平行に延びる 複数の鋼線(48), …を配した6つの吹出部(42)〜(47)により、吹出グリル(41)の 美観をさらに優れたものにすることができる。
【0029】 尚、本考案は上記各実施例に限定されるものではなく、その他種々の変形例を 包含するものである。例えば、上記第1実施例では、各吹出部(13)〜(16)を中心 板(12)と共に四畳半畳に配置したが、中心板が枠体に対して平行にならないよう に傾斜させて配置しても良い。
【0030】 また、上記各実施例では、4つの吹出部(13)〜(16)、5つの吹出部(32)〜(36) 又は6つの吹出部(42)〜(47)にそれぞれ区画したが、3つおよび7つ以上の複数 の吹出部に吹出グリルが区画されるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る吹出グリルの正面図である。
【図2】第2実施例に係る図1相当図である。
【図3】第3実施例に係る図1相当図である。
【図4】従来例に係る図1相当図である。
【符号の説明】
(1),(31),(41) 吹出グリル (2) プロペラファン (21),(37),(48) 鋼線 (11),(38),(49) 枠体 (13)〜(16),(32) 〜(36),(42) 〜(47) 吹出部 (13a) 〜(16a),(32a) 〜(36a),(42a) 〜(47a) 内端

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロペラファン(2) による吹出風が複数
    の鋼線(21),(37),(48)を配してなる略矩形状の枠体(1
    1),(38),(49)を有する吹出グリル(1),(31),(41) を介し
    て吹出すようにしたプロペラファンの吹出グリル構造に
    おいて、上記吹出グリル(1),(31),(41) は、その吹出グ
    リル(1),(31),(41) の中心部において互いに隣接する内
    端辺(13a) 〜(16a),(32a) 〜(36a),(42a) 〜(47a) 同士
    による多角形が形成されるように複数の吹出部(13)〜(1
    6),(32) 〜(36),(42) 〜(47)に区画され、該各吹出部(1
    3)〜(16),(32) 〜(36),(42) 〜(47)には、その各吹出部
    (13)〜(16),(32) 〜(36),(42) 〜(47)の内端辺(13a) 〜
    (16a),(32a) 〜(36a),(42a) 〜(47a) に対して外方へ所
    定間隔置きに略平行に延びる複数の鋼線(21),(37),(48)
    が配されており、各吹出部(13)〜(16),(32) 〜(36),(4
    2) 〜(47)における複数の鋼線(21),(37),(48)は、プロ
    ペラファン(2) の逆回転方向に隣接する吹出部(13)〜(1
    6),(32) 〜(36),(42) 〜(47)の内端辺(13a) 〜(16a),(3
    2a) 〜(36a),(42a) 〜(47a) を基端部として吹出グリル
    (1),(31),(41) の枠体(11),(38),(49)にそれぞれ収束す
    るように配されていることを特徴とするプロペラファン
    の吹出グリル構造。
  2. 【請求項2】 吹出グリル(1) は、その吹出グリル(1)
    の中心部に互いに隣接する内端辺(13a) 〜(16a) 同士に
    よる四角形が形成されるように4つの吹出部(13)〜(16)
    に区画されていることを特徴とする請求項1記載のプロ
    ペラファンの吹出グリル構造。
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