JPH0589752U - トランクロック装置 - Google Patents

トランクロック装置

Info

Publication number
JPH0589752U
JPH0589752U JP3317892U JP3317892U JPH0589752U JP H0589752 U JPH0589752 U JP H0589752U JP 3317892 U JP3317892 U JP 3317892U JP 3317892 U JP3317892 U JP 3317892U JP H0589752 U JPH0589752 U JP H0589752U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
support shaft
latch
cancel
trunk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3317892U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2584205Y2 (ja
Inventor
悟 後工田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U-SHINLTD.
Original Assignee
U-SHINLTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by U-SHINLTD. filed Critical U-SHINLTD.
Priority to JP3317892U priority Critical patent/JP2584205Y2/ja
Publication of JPH0589752U publication Critical patent/JPH0589752U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2584205Y2 publication Critical patent/JP2584205Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数の少ないトランクロック装置を提供
することを目的とする。 【構成】 第2支軸32に摺動可能に取り付けられたキ
ャンセルレバー40は、弾性保持部44によってロック
位置あるいはアンロック位置のいずれかに位置決めされ
ている。そして、ロック位置に位置決めした状態では、
車内側からの操作によってオープンレバー50を回動さ
せても、このオープンレバー50はキャンセルレバー4
0を回動させることなく空振りするだけとなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のトランクに適用されるトランクロック装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、トランクロック装置としては、例えば、図5および図6に示すように、 他人に自動車を貸す場合等に、キー操作あるいはオープナー操作によって勝手に トランクを開放できないようにしたものがある。
【0003】 すなわち、このトランクロック装置では、トランクリッド側に設けられたベー スプレート1には切欠部2が形成され、下記する複数の回動部材が回動自在に取 り付けられている。 ラッチ3は前記ベースプレート1に支軸4を中心として回動自在に取り付けら れ、スプリング5によって図中反時計回り方向に付勢されている。このラッチ3 は、略U字形の切欠保持部6を前記切欠部2に出没させることにより、車体側に 設けたストライカ7を係脱する。
【0004】 クローレバー8は前記ベースプレート1に支軸9を中心として回動自在に取り 付けられ、スプリング10によって図6中時計回り方向に付勢されている。この クローレバー8は前記ラッチ3に係合して、ラッチ3とストライカ7との係合状 態を維持する。
【0005】 キャンセルレバー11は前記クローレバー8に支軸12を中心として回動自在 に取り付けられ、アクションスプリング13によって縁部同士が連結されている 。また、このキャンセルレバー11はキー操作によってロッド11aを介して図 5中支軸12を中心として回動する。この場合、キャンセルレバー11は、プラ イマリーキーを使用すれば、図5に示す初期状態から時計回り方向および反時計 回り方向(ロック位置側)のいずれにも回動させることができる。そして、前記 キャンセルレバー11をロック位置に回動させた状態では、セカンダリーキーに よっては回動不能である。
【0006】 オープンレバー14は前記クローレバー8とともに前記支軸9に回動自在に取 り付けられている。このオープンレバー14の縁部には、支軸9に固定したスプ リング15が係止されるとともに、前記支軸12に係止されたスプリング14a の一端部が固定されて回動位置が規制されている。そして、オープンレバー14 は、車内に設けたオープナー(図示せず)を操作することにより支軸9を中心と して反時計回り方向に回動する。
【0007】 このような従来のトランクロック装置では、例えば、他人に車を貸す場合にト ランクを開放できないようにするために、予めプライマリーキーを操作してキャ ンセルレバー11を支軸12を中心として時計回り方向に回動させておく。そし て、他人にセカンダリーキーを渡しておけば、キー操作ではトランクを開放でき ない。しかも、たとえオープナーを操作してオープンレバー14を回動させたと しても、このオープンレバー14はキャンセルレバー11を回動させることなく 空振りするので、やはりトランクは開放できない。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記トランクロック装置では、ラッチ3を付勢するためにスプ リング5を必要とし、キャンセルレバー11を位置決めするためにアクションス プリング13を必要としていた。つまり、部品点数が多く組立性が悪かった。 本考案は前記問題点に鑑み、部品点数の少ないトランクロック装置を提供する ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、ベースプレートに第1支軸を中心として回 動自在に取り付けられ、ストライカと係脱するラッチと、前記ベースプレートに 第2支軸を中心として回動自在に取り付けられ、前記ラッチと係合して、該ラッ チと前記ストライカとを係合した状態に維持し、キー操作によって回動して、前 記係合状態を解除するクローレバーと、前記第2支軸に摺動可能に取り付けられ 、ロック位置あるいはアンロック位置に位置決め可能な弾性保持部を有し、前記 クローレバーと一体的に回動するキャンセルレバーと、車内側からの操作により 回動し、前記キャンセルレバーがロック位置に摺動している場合に、当該キャン セルレバーを介して前記クローレバーを回動させることにより、ラッチとストラ イカの係合を解除するオープンレバーとを備えたものである。
【0010】
【作用】
本考案によれば、キャンセルレバーをロック位置あるいはアンロック位置に摺 動させるだけで、弾性保持部によって位置決めできる。そして、ロック位置に位 置決めした状態では、車内側からの操作によってオープンレバーを回動させても 、このオープンレバーはキャンセルレバーを回動させることなく空振りするだけ となる。
【0011】
【実施例】
次に、本考案に係るトランクロック装置の一実施例について図1ないし図3を 参照して説明する。 図1において、20はトランクリッド側に設けられたベースプレートで、車体 側に設けたストライカ21が出入りする切欠部22が形成されている。
【0012】 23はラッチで、前記ベースプレート20に第1支軸24を中心として回動自 在に取り付けられている。このラッチ23の外周部には、前記ベースプレート2 0の切欠部22に位置してストライカ21を保持できる切欠保持部25と、後述 するクローレバー30の係合部35が係合する係合受部26と、略直角に曲げ起 こされた係止部27とが形成されている。
【0013】 30はクローレバーで、前記ベースプレート20に鍔部31を有する第2支軸 32を中心として回動自在に取り付けられている。このクローレバー30の一端 部は斜め上方に曲げ起こされてキー操作によって移動するロッド33が連結され ている。また、その近傍には、ベース20に向かって折曲された係止部34と、 前記係合受部26が係合する係合部35とが形成されている。前記係止部34に は、前記ラッチ23の係止部27との間にスプリング36が係止されている。こ れにより、前記ラッチ23は第1支軸24を中心として反時計回り方向に付勢さ れ、前記クローレバー30は第2支軸32を中心として時計回り方向に付勢され る。さらに、クローレバー30の他端側には長手方向に長孔37が穿設されてい る(図3参照)。
【0014】 40はキャンセルレバーで、樹脂材で形成されている。このキャンセルレバー 40には、その側縁部から押圧部41が延設されている。また、摺動孔42が穿 設され、この摺動孔42を包囲するようにガイド部43が突設されている。前記 摺動孔42は第2支軸32が摺動可能な幅寸法である。前記ガイド部43は第2 支軸32の鍔部31が摺動可能な幅寸法で、中間部の一方に内方に膨出する弾性 保持部44が形成されている。この弾性保持部44は、図4に示すように、その 裏面側に切欠部44aが形成されることにより外方に弾性変形可能である。なお 、前記押圧部41の近傍の裏面にはピン45が設けられており、前記クローレバ ー30の長孔37に摺動自在に係合している。
【0015】 50はオープンレバーで、トランク本体側に支軸51を中心として回動自在に 取り付けられており、一端部にはロッド52が連結されている。そして、車内側 に設けた図示しないオープナーを操作することにより、前記ロッド52を介して 図1中支軸51を中心として時計回り方向に回動する。
【0016】 前記構成からなるトランクロック装置では、図1に示すように、アンロック状 態では、キャンセルレバー40は図において下方側に位置している。この状態で は、摺動孔42の上端が第2支軸32に接触し、ガイド部43の上部がその鍔部 31に係合することにより位置決めされている。
【0017】 ここで、オープナーを操作すると、オープンレバー50が図1中支軸51を中 心として時計回り方向に回動する。これにより、キャンセルレバー40の押圧部 41が図中右側に押圧される(図2参照)。キャンセルレバー40は、そのピン 45によってクローレバー30と一体的に第2支軸32を中心として反時計回り 方向に回動する。これにより、クローレバー30の係合部35がラッチ23の係 合受部26から退避し、ラッチ23とストライカ21との係合状態が解除され、 トランクは開放される。
【0018】 ところで、他人に車を貸す場合には、トランクを開放できないセカンダリーキ ーを渡すとともに、前記キャンセルレバー40の押圧部41を操作して、このキ ャンセルレバー40を図3に示すように上方に移動させる。この場合、キャンセ ルレバー40が上方に摺動する際、その鍔部31によってガイド部43の弾性保 持部44が外方に弾性変形する(図4に2点鎖線で示す)。このため、前記キャ ンセルレバー40の移動を節度良く行なうことができる。その後、ガイド部43 の下部が前記鍔部31に係合し、キャンセルレバー40は位置決めされる。
【0019】 この状態では、前記キャンセルレバー40の押圧部41はオープンレバー50 から離れ、オープナーを操作してオープンレバー50を支軸51を中心として時 計回り方向に回動させても、キャンセルレバー40を回動させることなく空振り し、トランクは開放できない。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係るトランクロック装置によれば、 キャンセルレバーを第2支軸に摺動可能に設け、弾性保持部によってロック位置 およびアンロック位置のいずれかに位置決めするようにしたので、従来必要であ ったサブレバーおよびそのスプリング、あるいは、キャンセルレバーに必要であ ったアクションスプリングが不要となり、構造が簡単で、部品点数の削減が図れ るとともに、組立容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係るトランクロック装置のアンロ
ック状態を示す平面図である。
【図2】 図1でオープンレバーを回動させた状態を示
す平面図である。
【図3】 本実施例に係るトランクロック装置のロック
状態を示す平面図である。
【図4】 本実施例のキャンセルレバーの平面図であ
る。
【図5】 従来例に係るトランクロック装置の平面図で
ある。
【図6】 図5の部分断面図である。
【符号の説明】
21…ストライカ、23…ラッチ、24…第1支軸、3
0…クローレバー、32…第2支軸、40…キャンセル
レバー、42…摺動孔、43…ガイド部、44…弾性保
持部、50…オープンレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレートに第1支軸を中心として
    回動自在に取り付けられ、ストライカと係脱するラッチ
    と、 前記ベースプレートに第2支軸を中心として回動自在に
    取り付けられ、前記ラッチと係合して、該ラッチと前記
    ストライカとを係合した状態に維持し、キー操作によっ
    て回動して、前記係合状態を解除するクローレバーと、 前記第2支軸に摺動可能に取り付けられ、ロック位置あ
    るいはアンロック位置に位置決め可能な弾性保持部を有
    し、前記クローレバーと一体的に回動するキャンセルレ
    バーと、 車内側からの操作により回動し、前記キャンセルレバー
    がロック位置に摺動している場合に、当該キャンセルレ
    バーを介して前記クローレバーを回動させることによ
    り、ラッチとストライカの係合を解除するオープンレバ
    ーとを備えたことを特徴とするトランクロック装置。
JP3317892U 1992-05-20 1992-05-20 トランクロック装置 Expired - Lifetime JP2584205Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3317892U JP2584205Y2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 トランクロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3317892U JP2584205Y2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 トランクロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0589752U true JPH0589752U (ja) 1993-12-07
JP2584205Y2 JP2584205Y2 (ja) 1998-10-30

Family

ID=12379267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3317892U Expired - Lifetime JP2584205Y2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 トランクロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2584205Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010144337A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Kanto Auto Works Ltd 車両用ドアロック装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5938471A (ja) * 1982-08-24 1984-03-02 株式会社大井製作所 ロツク装置
JPH0445865U (ja) * 1990-08-21 1992-04-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5938471A (ja) * 1982-08-24 1984-03-02 株式会社大井製作所 ロツク装置
JPH0445865U (ja) * 1990-08-21 1992-04-17

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010144337A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Kanto Auto Works Ltd 車両用ドアロック装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2584205Y2 (ja) 1998-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4194377A (en) Locking means for automobile doors
US4773683A (en) Door lock device
JPS5850268A (ja) 自動車用ドアロツクの操作装置
EP0123251B1 (en) Door lock device
US5996381A (en) Automotive door lock device
JPH0589752U (ja) トランクロック装置
JP2516432B2 (ja) 自動車用ドアロック装置
JPH11141207A (ja) ラッチ錠
JP4559603B2 (ja) 自動車のトランクリッドロック装置
JPH0596349U (ja) トランクロック装置
US6113162A (en) Door open/close detector
JP2868254B2 (ja) 自動車用ドアロック装置
JPH0544455Y2 (ja)
JPH042290Y2 (ja)
JPS5831960Y2 (ja) ドアロツク装置
JPS58584Y2 (ja) バン型自動車のスライドドア
JPH0317015Y2 (ja)
JPH0237984Y2 (ja)
US3128113A (en) Rotary bolt door latch
JPS5817085Y2 (ja) 自動車等のロツク装置
JPS5835816Y2 (ja) 自動車用ドアロツク装置
JP2523631Y2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
JP2523630Y2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
JPS6135667Y2 (ja)
JPH0314544Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980721

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070821

Year of fee payment: 9