JPH0589504A - 光出射量自動制御回路 - Google Patents

光出射量自動制御回路

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JPH0589504A
JPH0589504A JP3250744A JP25074491A JPH0589504A JP H0589504 A JPH0589504 A JP H0589504A JP 3250744 A JP3250744 A JP 3250744A JP 25074491 A JP25074491 A JP 25074491A JP H0589504 A JPH0589504 A JP H0589504A
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JP
Japan
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light
current
circuit
voltage
semiconductor laser
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Application number
JP3250744A
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English (en)
Inventor
Koichi Onouchi
功一 尾内
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光ディスク媒体の反射率の違いに対応して半導
体レーザ出射量を自動的に制御し、光検出器への入射光
量を常に一定にする。 【構成】光ディスク記録・再生装置の半導体レーザ1が
照射した光の記録媒体5からの反射光を光検出器8によ
り光電変換し、出力電流を電流・電圧変換回路16によ
り電圧に変換する。出力電圧と基準電圧発生回路17の
出力電圧とを比較回路18により比較し、比較出力に応
じた電流を電流駆動回路19により半導体レーザ1に流
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的に情報の記録・
再生を行う光ヘッドの光出射量自動制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク記録・再生装置における光ヘ
ッドでは、光ディスク媒体に光学系を介して半導体レー
ザ光を適切な出射量にして当て、光ディスク媒体上の情
報の記録・再生を行う。この適切な出射量を調整するた
め、半導体レーザ内部にあるフォトディテクタ、あるい
は、ビームスプリッタ端面からの出射光を入射したフォ
トディテクタを用いた光出射量自動制御回路により光デ
ィスク媒体に当てる出射量を調整する。
【0003】図2は従来の光出射量自動制御回路の一例
を示すブロック図である。
【0004】半導体レーザ1から放射状に出射した光ビ
ームは、コリメートレンズ2により平行光にされる。コ
リメートレンズ2で平行になった光ビーム12は、ビー
ムスプリッタ3に入射される。ビームスプリッタ3の反
射面3aは、P偏向の入射光に対して強度透過率(T
p)が70%、S偏向の入射光に対して強度反射率(R
s)が100%になる特性を持った反射膜が成膜されて
いる。光ビーム12は分割反射面3aに対してP偏向で
入射し、70%の光が第1の出射面3bから第1の出射
光13として出射し、30%の光が第2の出射光14と
して出射する。
【0005】第1の出射光13は対物レンズ4により収
束されてディスク5に照射される。ディスク5は光磁気
記録媒体である。
【0006】ディスク5からの反射光は、再び対物レン
ズ4を通過してビームスプリッタ3の第1の出射面3b
に入射し、分割反射面3aで反射されて、第3の出射面
3dから出射光15として出射する。第3の出射光15
は2分の1波長板6で偏光面が45°回転した後、収束
レンズ11で集光され偏光ビームスプリッタ7で2本の
ビームに分割されてそれぞれの光検出器8,9に照射さ
れ、記録情報の再生やフォーカス誤差,トラック誤差の
検出がなされる。
【0007】一方、第2の出射光14はビームスプリッ
タ3の端面に設けられたフォト・ディテクタ10に入射
する。フォト・ディテクタ10の出力は、電流・電圧変
換器16で光強度に比例した電圧値に変換される。電流
・電圧変換器16の出力は、基準光強度に相当する基準
電圧を発生する基準電圧発生回路17の出力と比較回路
18で比較され電流駆動装置19を制御し、半導体レー
ザ1からの出射光強度が基準強度になるように制御され
る。
【0008】この時、半導体レーザ1の出射光強度はビ
ームスプリッタ3の端面に設けられたフォト・ディテク
タ10に入射する光強度によりきまるので、光ディスク
媒体の反射率に依存しない光量が光検出器8,9に入射
するためエラー信号が安定しない。よって、エラー信号
を補正する回路(AGC回路)21が必要になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光出射
量自動制御回路では、半導体レーザ内蔵のフォト・ディ
テクタあるいはビームスプリッタ3端面からの出射量に
より半導体レーザ1の出射光強度を制御しているため、
光ディスク媒体5の反射率の違いにより光検出器8への
入射光量が一定でないために光検出器8のゲインを一定
にする自動利得制御回路(AGC回路)21が必要であ
るという問題点があった。
【0010】本発明の目的は、光ディスク媒体の反射率
の違いに対応して半導体レーザ出射量を自動的に制御
し、光検出器への入射光量を常に一定にすることにより
光検出器のエラー信号ゲインを一定にすることによりA
GC回路が不用になるAPC回路を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の光出射量自動制
御回路は、光学的に情報を記録再生する光ヘッドの光出
射量自動制御回路において、半導体レーザが照射した光
の記録媒体からの反射光を光電変換する光検出器と、こ
の光検出器の出力電流を電圧に変換する電流−電圧変換
回路と、あらかじめ定めた出力電圧を発生する基準電圧
発生回路と、前記電流−電圧発生回路の出力電圧と前記
基準電圧発生回路の出力電圧とを比較する比較回路と、
この比較回路の比較出力に応じた電流を前記半導体レー
ザに流す電流駆動回路とを有している。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0013】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0014】図1の実施例において、半導体レーザ1か
ら放射状に出射した光ビームは、コリメートレンズ2に
より平行光にされる。コリメートレンズ2で平行になっ
た光ビーム12は、ビームスプリッタ3に入射される。
ビームスプリッタ3の反射面3aは、P偏光の入射光に
対して強度透過率(Tp)が70%、S偏光の入射光に
対して強度反射率(Rs)が100%になる特性を持っ
た反射膜が成膜されている。光ビーム1は分割反射面3
aに対してP偏光で入射し、70%の光が第1の出射面
3bから第1の出射光13として出射する。第1の出射
光13は対物レンズ4により収束されてディスク5に照
射される。ディスク5は光磁気記録媒体である。
【0015】ディスク5からの反射光は、再び対物レン
ズ4を通過してビームスプリッタ3の第1の出射面3b
に入射し、分割反射面3aで反射されて第3の出射面3
dから第3の出射光15として出射する。第3の出射光
15は2分の1波長板6で偏光面が45°回転した後、
偏光ビームスプリッタ7で2本のビームに分割されてそ
れぞれの光検出器8,9に照射され、記録情報の再生や
フォーカス誤差,トラック誤差の検出がなされる。ここ
で光検出器8,9はフォーカスセンサ8,トラックセン
サ9である。
【0016】本実施例では、サーボプルイン信号を切り
換え信号として、半導体レーザ内蔵フォトダイオードに
るAPC駆動からフォーカスセンサ8によるAPC駆動
に切り換え回路20で切り換えている。すなわち、始め
にフォーカス・トラックサーボがかかっていない状態で
は半導体レーザ1は内蔵するフォトダイオードの出力に
よりAPC駆動されている。ここでサーボプルイン信号
によりフォーカス・トラックサーボがかかってからフォ
ーカスセンサ8によるAPC駆動回路に切り替わる。フ
ォーカスセンサ8の出力は、電流・電圧変換器16でフ
ォーカスセンサ8に入射する光強度に比例した電圧値に
変換される。電流・電圧変換器16の出力は、フォーカ
スサムに相当する電圧を発生する基準電圧発生器17の
出力と比較回路18により比較され電流駆動回路19を
制御して、半導体レーザ1の出射光強度を決める。ここ
で、光ディスク媒体5の反射率が変化すると、媒体5の
反射率が高い場合フォーカスセンサ8への入射光量が多
くなるので電流・電圧変換回路16の電圧も大きくな
る。
【0017】本実施例では、電流・電圧変換回路16の
出力電圧が基準電圧発生器17であらかじめ定められた
基準電圧となるように比較回路18により電流駆動回路
19を制御して半導体レーザ1の出射光量を変えるの
で、電流・電圧変換回路16の出力が大きくなると半導
体レーザ1に流す電流を下げ半導体レーザ1の出射光量
を小さくするように働きフォーカスセンサ8の出力を一
定に保つ。逆に、媒体5の反射率が低い場合、上述した
媒体5の反射率が高い場合と逆の働きをする。即ち、フ
ォーカスセンサ8への入射量が少なくなるので電流・電
圧変換回路16の電圧は小さくなる。よって比較回路1
8により基準電圧発生器17のフォーカスサムに相当す
る電圧と等しくなるように電流駆動回路19を制御し
て、半導体レーザ1の出射光量を多くするように働きフ
ォーカスセンサ8の出力を一定に保つ。
【0018】本実施例では上述した出射量制御ループの
周波数応答を10Hzとしている。この周波数応答の変
更は容易にできる。また、サーボプルイン信号による半
導体レーザ1内蔵フォトダイオードとフォーカスセンサ
8出力との切り換え時期の変更も容易にできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
検出器出力で光照射量を制御することにより回路が簡素
化でき、かつ、光ディスク媒体の反射率に依存して光照
射量を自動的に制御するため、光検出器への入射光量を
一定にでき常に安定した読み出し信号及び安定したエラ
ー信号が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の光出射量自動制御回路の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 コリメートレンズ 3 ビームスプリッタ 4 対物レンズ 5 ディスク 6 1/2波長板 7 偏光ビームスプリッタ 8 フォーカスセンサ 9 トラックセンサ 11 集光レンズ 16 電流・電圧変換器 17 基準電圧発生回路 18 比較回路 19 電流駆動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的に情報を記録再生する光ヘッドの
    光出射量自動制御回路において、半導体レーザが照射し
    た光の記録媒体からの反射光を光電変換する光検出器
    と、この光検出器の出力電流を電圧に変換する電流−電
    圧変換回路と、あらかじめ定めた出力電圧を発生する基
    準電圧発生回路と、前記電流−電圧発生回路の出力電圧
    と前記基準電圧発生回路の出力電圧とを比較する比較回
    路と、この比較回路の比較出力に応じた電流を前記半導
    体レーザに流す電流駆動回路とを有することを特徴とす
    る光出射量自動制御回路。
JP3250744A 1991-09-30 1991-09-30 光出射量自動制御回路 Pending JPH0589504A (ja)

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JP3250744A JPH0589504A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 光出射量自動制御回路

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JPH0589504A true JPH0589504A (ja) 1993-04-09

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JP3250744A Pending JPH0589504A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 光出射量自動制御回路

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