JPH0589124U - ワイパーピボット部のシール構造 - Google Patents
ワイパーピボット部のシール構造Info
- Publication number
- JPH0589124U JPH0589124U JP031750U JP3175092U JPH0589124U JP H0589124 U JPH0589124 U JP H0589124U JP 031750 U JP031750 U JP 031750U JP 3175092 U JP3175092 U JP 3175092U JP H0589124 U JPH0589124 U JP H0589124U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- pivot part
- finisher
- panel
- wiper
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、パネルとフィニッシャとの取付合
を確保すると共に、組立ての容易なワイパーピボット部
のシール構造を提供することを目的としている。 【構成】 一端がパネルに密着し、他端にフィニッシャ
と当接するフランジを有する円筒状のシールを、円筒状
の押さえ部材でピボット部に取付けている。
を確保すると共に、組立ての容易なワイパーピボット部
のシール構造を提供することを目的としている。 【構成】 一端がパネルに密着し、他端にフィニッシャ
と当接するフランジを有する円筒状のシールを、円筒状
の押さえ部材でピボット部に取付けている。
Description
【0001】
本考案は、自動車用ワイパーのピボット部を取付けるパネルとその外側にフィ ニッシャとを有するワイパーピボット部のシール構造に関する。
【0002】
例えば、図3に示すように、ワイパーはパネル3に取付けられたピボット部1 がそのパネル3の外側に設けられたフィニッシャ4の穴を貫通して外部に達し、 パイプ状に形成されたピボット部の中を貫通するシャフト2の先端部にワイパア ーム8が取付けられている。そして、パネル3とフィニッシャ4との穴位置の誤 差をも吸収してピボット部1との間をシールするように、パネルとピボット部の 間にはリング状のゴムシール15を設け、フィニッシャとピボット部との間には 、前記ゴムシール15を固定する円筒部を有する化粧用シール16を取付けてパ ネル3とフィニッシャ4との間隔誤差を吸収する技術は知られている。
【0003】
しかしながら、フィニッシャ部に設けられた穴とパネルに設けられたた穴との 組立センタ誤差の減少は困難で時間を要する作業である。また、パネルとピボッ ト部との間のゴムシールの取付けは作業性がよくなく、密着性が十分でない。
【0004】 また、本出願人による実開昭62−30968号公報が開示されているが、ワ イパの払拭面積を増加させる考案である。
【0005】 したがって、本考案は、パネルとフィニッシャとの取付合いを確保すると共に 、組立ての容易なワイパーピボット部のシール構造を提供することを目的として いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案によれば、自動車用ワイパーのピボット部を取付けるパネルとその外側 にフィニッシャとを有するワイパーピボット部のシール構造において、ピボット 部がフィニッシャを貫通する穴に円筒状に形成された弾性体のシールを設け、そ のシールは一端がフィニッシャの外側に当接するフランジと、他端が前記パネル に密着する内側方向のフランジとを有し、そのシールに挿入すると共にピボット 部に遊合する円筒状の押さえ部材を設けている。
【0007】 上記の弾性体はプラスティックラバーが好ましい。
【0008】
上記のように構成されたワイパーピボット部のシール構造において、円筒状の シールは押さえ部材を介して取付けられているので、そのシールの端部は、前記 パネルに密着すると共にセンタの誤差は吸収される。また、フィニッシャの外部 から簡単に取り付けられるので、組み立ては容易である。
【0009】
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
【0010】 図において、対応する部材には同じ符号を付して説明は省略する。
【0011】 図1および図2において、パネル3の穴3aに取付けられた円筒状のピボット 部1(取付部は図示しない)には、回転軸2が設けられその一端部にはワイパア ーム8の一端がボルト9で取付けられている。そして、そのアーム8の他端には ワイパブレード10が取付けられている。
【0012】 また、パネル3の前面に設けられたフィニッシャ4のピボット部1が貫通する 穴4aにはプラスチックラバで円筒状に形成されたシール5が挿入され、そのシ ールの端部の穴にはピボット部が貫通している。そして、シール5は円筒状の押 さえ部材6を介してナット7で固定されている。
【0013】 また、回転軸2の他端部には、レバー2aが固着されそのレバー2aの他端は 、ワイパモータ軸20に固着されたレバー20aの一端とリンク21で連結され ている。そして、図2の例は、2連式ワイパのため同様のワイパがリンク22で 連結されている。
【0014】 したがって、パネル3の穴3aとフィニッシャ4の穴4aとのセンタ誤差はシ ール5の端部で吸収され、パネル3とフィニッシャ4との間隔誤差は、シール5 のフランジ5aとフィニッシャ4との間で吸収される。
【0015】 そして、シール5は押さえ部材6でパネル3に密着しフィニッシャ4ともフラ ンジ5aでシールされているので取付部からの水漏れはない。
【0016】 なお、ワイパモータ軸20が、例えば、A方向に回転すればレバー2aの一端 はピボット部2を中心としてB,C間を往復し、したがって、ワイパアーム8は ピボット部2を中心として往復運動する。
【0017】
本考案は、以上説明したように構成されているので、フィニッシャの穴とシー ルとの取付合いが改善されると共に、部品点数が減少し作業性が良くなり、工数 が低減される。
【図1】本考案の一実施例を示すピボット部の側断面
図。
図。
【図2】2連式ワイパーの全体構成を説明する図。
【図3】従来の技術の例を示す図。
1…ピボット部 2…回転軸 3…パネル 4…フィニッシャ 5、15…シール 6…押さえ部材 8…ワイパアーム 16…化粧用シール
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車用ワイパーのピボット部を取付け
るパネルとその外側にフィニッシャとを有するワイパー
ピボット部のシール構造において、ピボット部がフィニ
ッシャを貫通する穴に円筒状に形成された弾性体のシー
ルを設け、そのシールは一端がフィニッシャの外側に当
接するフランジと、他端が前記パネルに密着する内側方
向のフランジとを有し、そのシールに挿入すると共にピ
ボット部に遊合する円筒状の押さえ部材を設けたことを
特徴とするワイパーピボット部のシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992031750U JP2585361Y2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | ワイパーピボット部のシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992031750U JP2585361Y2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | ワイパーピボット部のシール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589124U true JPH0589124U (ja) | 1993-12-03 |
JP2585361Y2 JP2585361Y2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=12339702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992031750U Expired - Lifetime JP2585361Y2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | ワイパーピボット部のシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585361Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62162160U (ja) * | 1986-04-04 | 1987-10-15 |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP1992031750U patent/JP2585361Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62162160U (ja) * | 1986-04-04 | 1987-10-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2585361Y2 (ja) | 1998-11-18 |
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Legal Events
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