JPH058911B2 - - Google Patents
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- JPH058911B2 JPH058911B2 JP61003363A JP336386A JPH058911B2 JP H058911 B2 JPH058911 B2 JP H058911B2 JP 61003363 A JP61003363 A JP 61003363A JP 336386 A JP336386 A JP 336386A JP H058911 B2 JPH058911 B2 JP H058911B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/60—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
- H04N25/62—Detection or reduction of noise due to excess charges produced by the exposure, e.g. smear, blooming, ghost image, crosstalk or leakage between pixels
- H04N25/625—Detection or reduction of noise due to excess charges produced by the exposure, e.g. smear, blooming, ghost image, crosstalk or leakage between pixels for the control of smear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この発明は、一般的にいえばテレビジヨン・カ
メラに、具体的には、線転送型の電荷結合素子
(CCD)イメージヤ(以下便宜上、撮像器とい
う)における転送スミアを減殺する技術に関する
ものである。
メラに、具体的には、線転送型の電荷結合素子
(CCD)イメージヤ(以下便宜上、撮像器とい
う)における転送スミアを減殺する技術に関する
ものである。
<発明の背景>
線転送型のCCD撮像器は、画像(イメージ)
レジスタを有し、このレジスタは、その上に放射
エネルギ画像が投射される複数の等長電荷転送チ
ヤンネルの平行アレイで構成されている。この画
像の素子は、光電変換されて、静的クロツク信号
を受ける上記の様な電荷転送チヤンネルの一つの
電荷転送段中に累積した電荷パケツトになる。フ
イールド転送期間中の画像部分すなわち活性部分
の期間中、電荷転送チヤンネルの、連続するも
の、連続する一つおきのもの、または連続する対
群が少なくとも次の線期間の線掃引部分に対して
動(ダイナミツク)クロツク信号を受入れるよう
に、線走査周波数で選択される。この動クロツク
信号に応じて各選択された電荷転送チヤンネル
は、そこに累積された電荷パケツトをCCD線マ
ルチプレクサへ、そこから更に電荷検出段へと転
送してビデオ信号サンプル線を生成する。この線
マルチプレクサは、たとえば側方負荷型(サイ
ド・ローデツド)CCDシフト・レジスタのよう
な装置でよく、或いは別の例として電荷フアンネ
ル、すなわち画像レジスタ中の並列に並んでいる
電荷転送チヤンネルの出力ポートを包容するに足
る幅の広い入力ポートと電荷検出段にする比較的
幅狭の出力ポートを有するCCDシフト・レジス
タであつてもよい。
レジスタを有し、このレジスタは、その上に放射
エネルギ画像が投射される複数の等長電荷転送チ
ヤンネルの平行アレイで構成されている。この画
像の素子は、光電変換されて、静的クロツク信号
を受ける上記の様な電荷転送チヤンネルの一つの
電荷転送段中に累積した電荷パケツトになる。フ
イールド転送期間中の画像部分すなわち活性部分
の期間中、電荷転送チヤンネルの、連続するも
の、連続する一つおきのもの、または連続する対
群が少なくとも次の線期間の線掃引部分に対して
動(ダイナミツク)クロツク信号を受入れるよう
に、線走査周波数で選択される。この動クロツク
信号に応じて各選択された電荷転送チヤンネル
は、そこに累積された電荷パケツトをCCD線マ
ルチプレクサへ、そこから更に電荷検出段へと転
送してビデオ信号サンプル線を生成する。この線
マルチプレクサは、たとえば側方負荷型(サイ
ド・ローデツド)CCDシフト・レジスタのよう
な装置でよく、或いは別の例として電荷フアンネ
ル、すなわち画像レジスタ中の並列に並んでいる
電荷転送チヤンネルの出力ポートを包容するに足
る幅の広い入力ポートと電荷検出段にする比較的
幅狭の出力ポートを有するCCDシフト・レジス
タであつてもよい。
半導体撮像器で、画像中の放射エネルギの強い
部分を通つて電荷パケツトの転送が行なわれると
転送スミアが生ずる。転送スミアは、フイールド
転送型のCCD撮像器における問題であつて、フ
イールド転送期間中画像レジスタに対する照射を
阻止するように撮像器を遮蔽(シヤツタリング)
することによつて除去していた。線転送型の
CCD撮像器では光学系の設計に関する専門家に
は容易に判るように、上記の如き遮蔽(シヤツタ
リング)は非実用的である。この発明の発明者
は、過去に、非遮蔽(アンシヤツタード)フイー
ルド転送型CCD撮像器から供給されるビデオ信
号中の転送スミアを抑制できる研究を行なつた。
一般にこれは、転送スミアで汚損された黒レベル
信号を転送スミアで汚損されたビデオ信号と差動
的に合成する電気的技法を使つて行なわれる。
部分を通つて電荷パケツトの転送が行なわれると
転送スミアが生ずる。転送スミアは、フイールド
転送型のCCD撮像器における問題であつて、フ
イールド転送期間中画像レジスタに対する照射を
阻止するように撮像器を遮蔽(シヤツタリング)
することによつて除去していた。線転送型の
CCD撮像器では光学系の設計に関する専門家に
は容易に判るように、上記の如き遮蔽(シヤツタ
リング)は非実用的である。この発明の発明者
は、過去に、非遮蔽(アンシヤツタード)フイー
ルド転送型CCD撮像器から供給されるビデオ信
号中の転送スミアを抑制できる研究を行なつた。
一般にこれは、転送スミアで汚損された黒レベル
信号を転送スミアで汚損されたビデオ信号と差動
的に合成する電気的技法を使つて行なわれる。
転送スミアを電気的に補償しようとする際に、
誰でもフイールドごとに画像が変化するかしない
かによつてこの転送スミアの問題を分類できるこ
とに気が付く。すべての画像素子がフイールドこ
との変化は、たとえば、テレビジヨン・カメラを
パン(左右回転)している期間に発生する。この
パンニングおよびその他多くの形式のスクリンを
横切る画像の動きは所定水平方向における撮像器
と画像の相対的な動きを含んでいる。転送スミア
による不自然さ(アーテイフアクト)は、それが
上記運動の方向よりも運動と直交する方向に発生
したとき、CCD撮像器の出力信号から再生した
テレビジヨン画像の観察者にとつて一層目障わり
になり易い。転送スミアは、フイールド転送型の
CCD撮像器では縦のストリーキングとして生ず
るが、線転送型のCCD撮像器では水平のストリ
ーキングとして現われる。
誰でもフイールドごとに画像が変化するかしない
かによつてこの転送スミアの問題を分類できるこ
とに気が付く。すべての画像素子がフイールドこ
との変化は、たとえば、テレビジヨン・カメラを
パン(左右回転)している期間に発生する。この
パンニングおよびその他多くの形式のスクリンを
横切る画像の動きは所定水平方向における撮像器
と画像の相対的な動きを含んでいる。転送スミア
による不自然さ(アーテイフアクト)は、それが
上記運動の方向よりも運動と直交する方向に発生
したとき、CCD撮像器の出力信号から再生した
テレビジヨン画像の観察者にとつて一層目障わり
になり易い。転送スミアは、フイールド転送型の
CCD撮像器では縦のストリーキングとして生ず
るが、線転送型のCCD撮像器では水平のストリ
ーキングとして現われる。
CCD撮像器における転送スミアの激しさは電
荷パケツトを画像中の強い放射エネルギ部分を通
過して移動させるに要する時間に関係している。
或る与えられた量の駆動電力に対してCCD素子
中で電荷が移動できる速さは、クロツク信号源の
抵抗と駆動されているゲート電極の静電位にある
素子に対するキヤパシタンスとに依存するRC時
定数によつて制限される。フイールド転送型の
CCD撮像器では、画像およびフイールド蓄積レ
ジスタ中のすべての電荷転送チヤンネルがフイー
ルド転送期間中に同時に前進方向にクロツク制御
されるが、フイールド転送時間は、各走査線の時
間が線掃引期間と線帰線期間とより成るものとし
て通常走査線期間の10倍程度である。線転送型
CCD撮像器における選ばれた電荷転送チヤンネ
ルの前進方向クロツク制御は、通常、1線掃引期
間で行なわれ、1線時間中に転送される電荷パケ
ツトの数は、フイールド転送型のCCD撮像器の
フイールド転送期間中に転送される電荷パケツト
の数(すなわち、フイールド線ごとに1個)の2
〜3倍である。従つて、線転送型の非遮蔽CCD
撮像器の転送スミアのひどさはフイールド転送型
の非遮蔽CCD撮像器の転送スミアの10分の1乃
至30分の1であるが、それでも転送スミアは大き
な問題である。
荷パケツトを画像中の強い放射エネルギ部分を通
過して移動させるに要する時間に関係している。
或る与えられた量の駆動電力に対してCCD素子
中で電荷が移動できる速さは、クロツク信号源の
抵抗と駆動されているゲート電極の静電位にある
素子に対するキヤパシタンスとに依存するRC時
定数によつて制限される。フイールド転送型の
CCD撮像器では、画像およびフイールド蓄積レ
ジスタ中のすべての電荷転送チヤンネルがフイー
ルド転送期間中に同時に前進方向にクロツク制御
されるが、フイールド転送時間は、各走査線の時
間が線掃引期間と線帰線期間とより成るものとし
て通常走査線期間の10倍程度である。線転送型
CCD撮像器における選ばれた電荷転送チヤンネ
ルの前進方向クロツク制御は、通常、1線掃引期
間で行なわれ、1線時間中に転送される電荷パケ
ツトの数は、フイールド転送型のCCD撮像器の
フイールド転送期間中に転送される電荷パケツト
の数(すなわち、フイールド線ごとに1個)の2
〜3倍である。従つて、線転送型の非遮蔽CCD
撮像器の転送スミアのひどさはフイールド転送型
の非遮蔽CCD撮像器の転送スミアの10分の1乃
至30分の1であるが、それでも転送スミアは大き
な問題である。
<発明の概要>
この発明は、転送スミアのみのサンプルと共に
転送スミアで汚損されたビデオ信号のサンプルを
供給するようにされた線転送型のCCD撮像器と、
上記両サンプルを差動的に組合せて転送スミアが
抑制されたビデオ信号サンプルを発生させる装置
との組合わせとして具体化することができる。
転送スミアで汚損されたビデオ信号のサンプルを
供給するようにされた線転送型のCCD撮像器と、
上記両サンプルを差動的に組合せて転送スミアが
抑制されたビデオ信号サンプルを発生させる装置
との組合わせとして具体化することができる。
<詳細な説明>
以下、図面を参照して詳細に説明する。
図面において、CCD撮像器は今日実用上好ま
しいとされている薄い半導体基板上に形成された
背面照射型のものであり、かつこれら撮像器はそ
の背面から見たものとして、その画像レジスタ中
の電荷パケツト位置と普通のテレビジヨン・スク
リン上の転送スミアによる不自然さの間の関係が
逆になつたように図示されているものとする。非
反転光学系がこのCCD撮像器と共に使用されて、
画像レジスタ中の画像の頂部とテレビジヨン表示
スクリン上の画像の頂部とは共に図の上方を向い
ているものと仮定する。
しいとされている薄い半導体基板上に形成された
背面照射型のものであり、かつこれら撮像器はそ
の背面から見たものとして、その画像レジスタ中
の電荷パケツト位置と普通のテレビジヨン・スク
リン上の転送スミアによる不自然さの間の関係が
逆になつたように図示されているものとする。非
反転光学系がこのCCD撮像器と共に使用されて、
画像レジスタ中の画像の頂部とテレビジヨン表示
スクリン上の画像の頂部とは共に図の上方を向い
ているものと仮定する。
第1図には、一参考例として、放射エネルギ像
によつて照射される画像レジスタ10と、上記の
照射から遮蔽されている画像レジスタ延長部11
とを有する線転送CCD撮像器2が示されている。
より具体的には、画像レジスタ10とその延長部
11は共に電荷転送チヤンネルの平行アレイを構
成している。上記のチヤンネルは第1図には明示
されていないがレジスタ10と延長部11を横切
つて左から右へ延長している。これら電荷転送チ
ヤンネルの平行に並んだ出力部は、電荷マルチプ
レクサを通して電位計12または他の電荷検出出
力段に対して電荷パケツトを選択的に供給する。
電荷マルチプレクサは種々の形態のものゝ何れで
もよいが、第1図には電荷フアンネル13と
CCDシフト・レジスタ14との縦続接続体より
成るものとして示してある。
によつて照射される画像レジスタ10と、上記の
照射から遮蔽されている画像レジスタ延長部11
とを有する線転送CCD撮像器2が示されている。
より具体的には、画像レジスタ10とその延長部
11は共に電荷転送チヤンネルの平行アレイを構
成している。上記のチヤンネルは第1図には明示
されていないがレジスタ10と延長部11を横切
つて左から右へ延長している。これら電荷転送チ
ヤンネルの平行に並んだ出力部は、電荷マルチプ
レクサを通して電位計12または他の電荷検出出
力段に対して電荷パケツトを選択的に供給する。
電荷マルチプレクサは種々の形態のものゝ何れで
もよいが、第1図には電荷フアンネル13と
CCDシフト・レジスタ14との縦続接続体より
成るものとして示してある。
線選択器15は、画像レジスタ10の電荷転送
チヤンネルとその延長部11とを選択的に前進ク
ロツク制御する。画像レジスタ10のこれら電荷
転送チヤンネルの部分には電荷パケツトが累積さ
れる。この累積は、電荷転送チヤンネル中に誘起
された電位エネルギ・ウエル内に、画像レジスタ
10に投射された放射エネルギ像の素子の光電変
換によつて発生した電荷キヤリアを収集した結果
である。線選択器15は接続16を介してこの画
像レジスタ10に順次動クロツク信号を印加す
る。これによつて、画像走査線のサンプルを直列
的に表わしている電荷転送パケツトの、連続する
もの、連続する1つおきのもの、または連続する
対群が、電荷フアンネル13とCCDシフト・レ
ジスタ14中に読出される。電荷フアンネル13
とCCDレジスタ14は、フイールド掃引中画像
レジスタ10とその延長部11中の選択された電
荷転送チヤンネルと同期して、またその後はそれ
らの縦続接続を通して電荷パケツトの進行を完了
させるように、連続的に前進クロツク制御され
る。電荷フアンネル13は、画像レジスタ10と
その延長部11中の平行アレイ中の電荷転送チヤ
ンネルの並列に並んでいる出力ポートを横切つて
接続できるように充分幅の広い入力ポートを有す
るCCD電荷転送チヤンネルである。電荷フアン
ネル13はその入力ポートから出力ポートへ向け
て幅が狭くなつていて、チヤンネル内電圧応答を
電位計12で容易に検出できる入力電荷レベルに
回復させる。CCDシフト・レジスタ14は電位
計12に供給される電荷パケツト中に或る遅れを
導入する。これは、画像レジスタ10とその延長
部11中の電化転送チヤンネルに動進みクロツク
制御を選択的に加える場合に付帯して撮像器の基
板に対する共有キヤパシタンスを介して電位計1
2の入力ポートに静電的に結合される過度的変化
が、線掃引期間中電位計12の電圧応答に電圧擾
乱を生じさせないようにするために、行なわれ
る。
チヤンネルとその延長部11とを選択的に前進ク
ロツク制御する。画像レジスタ10のこれら電荷
転送チヤンネルの部分には電荷パケツトが累積さ
れる。この累積は、電荷転送チヤンネル中に誘起
された電位エネルギ・ウエル内に、画像レジスタ
10に投射された放射エネルギ像の素子の光電変
換によつて発生した電荷キヤリアを収集した結果
である。線選択器15は接続16を介してこの画
像レジスタ10に順次動クロツク信号を印加す
る。これによつて、画像走査線のサンプルを直列
的に表わしている電荷転送パケツトの、連続する
もの、連続する1つおきのもの、または連続する
対群が、電荷フアンネル13とCCDシフト・レ
ジスタ14中に読出される。電荷フアンネル13
とCCDレジスタ14は、フイールド掃引中画像
レジスタ10とその延長部11中の選択された電
荷転送チヤンネルと同期して、またその後はそれ
らの縦続接続を通して電荷パケツトの進行を完了
させるように、連続的に前進クロツク制御され
る。電荷フアンネル13は、画像レジスタ10と
その延長部11中の平行アレイ中の電荷転送チヤ
ンネルの並列に並んでいる出力ポートを横切つて
接続できるように充分幅の広い入力ポートを有す
るCCD電荷転送チヤンネルである。電荷フアン
ネル13はその入力ポートから出力ポートへ向け
て幅が狭くなつていて、チヤンネル内電圧応答を
電位計12で容易に検出できる入力電荷レベルに
回復させる。CCDシフト・レジスタ14は電位
計12に供給される電荷パケツト中に或る遅れを
導入する。これは、画像レジスタ10とその延長
部11中の電化転送チヤンネルに動進みクロツク
制御を選択的に加える場合に付帯して撮像器の基
板に対する共有キヤパシタンスを介して電位計1
2の入力ポートに静電的に結合される過度的変化
が、線掃引期間中電位計12の電圧応答に電圧擾
乱を生じさせないようにするために、行なわれ
る。
CCD撮像器2は照射に対し遮蔽されている画
像レジスタ延長部11を持つている点でこれまで
のものと異なつている。延長部11は1つのフイ
ールドの線転送後累積された転送スミアのサンプ
ルを次のフイールドの線転送まで蓄積するのに使
用される。この蓄積を行なう理由は、線転送型の
CCD撮像器における転送スミアの性質を簡単に
説明すれば良く理解されるように、それが静的画
像中の転送スミアを抑制する際の1ステツプであ
るからである。
像レジスタ延長部11を持つている点でこれまで
のものと異なつている。延長部11は1つのフイ
ールドの線転送後累積された転送スミアのサンプ
ルを次のフイールドの線転送まで蓄積するのに使
用される。この蓄積を行なう理由は、線転送型の
CCD撮像器における転送スミアの性質を簡単に
説明すれば良く理解されるように、それが静的画
像中の転送スミアを抑制する際の1ステツプであ
るからである。
第2図aは、画像レジスタ10の1個の画像素
子(すなわちピクセル)位置21中に電荷の累積
を生じさせる高輝度のスポツトが1個だけ黒い背
景中にあるとしたときの、転送スミア発生前に画
像レジスタ10中に蓄積された電荷パタンを示し
ている。ピクセル位置21を含む電荷転送チヤン
ネルがその蓄積内容を左から右へ転送するにつれ
て、このピクセル位置21の右側のピクセル位置
にある黒レベル・ピクセルは、画像レジスタ10
とその延長部から電荷フアンネル13とCCDシ
フト・レジスタ14を介して電位計12へと転送
出力され、その間ピクセル位置21の高輝度スポ
ツトの影響を受けることはない。従つて第2図b
に示されるテレビジヨン・スクリン22上では、
画像レジスタ10の空間におけるピクセル位置2
1と表示面空間で対応する点23の左方のビデオ
信号は黒レベルにある。
子(すなわちピクセル)位置21中に電荷の累積
を生じさせる高輝度のスポツトが1個だけ黒い背
景中にあるとしたときの、転送スミア発生前に画
像レジスタ10中に蓄積された電荷パタンを示し
ている。ピクセル位置21を含む電荷転送チヤン
ネルがその蓄積内容を左から右へ転送するにつれ
て、このピクセル位置21の右側のピクセル位置
にある黒レベル・ピクセルは、画像レジスタ10
とその延長部から電荷フアンネル13とCCDシ
フト・レジスタ14を介して電位計12へと転送
出力され、その間ピクセル位置21の高輝度スポ
ツトの影響を受けることはない。従つて第2図b
に示されるテレビジヨン・スクリン22上では、
画像レジスタ10の空間におけるピクセル位置2
1と表示面空間で対応する点23の左方のビデオ
信号は黒レベルにある。
画像レジスタ10中のピクセル位置21の左方
のピクセル位置に累積された電荷パケツトは、ピ
クセル位置21を通過するようクロツク制御され
るが、このピクセル位置21の高輝度スポツトは
光電変換されて上記の電荷パケツトに余分な電荷
を加算し、そのために白方向の転送スミアを発生
させる。画像背景が黒であるために前のフイール
ド期間中に蓄積された電荷パケツトが比較的小さ
な累積黒電流のみから成るこの例の場合には、転
送スミアはピクセル位置21を通過して転送され
る電荷パケツトの主成分になる。この転送スミア
は、第2図bのテレビジヨン・スクリン22中に
は、ピクセル位置21に輝点が現われた後で表示
される第1フイールド中の点23から右方に延び
る白方向の水平線転送スミアの不自然さ24とし
て示されている。
のピクセル位置に累積された電荷パケツトは、ピ
クセル位置21を通過するようクロツク制御され
るが、このピクセル位置21の高輝度スポツトは
光電変換されて上記の電荷パケツトに余分な電荷
を加算し、そのために白方向の転送スミアを発生
させる。画像背景が黒であるために前のフイール
ド期間中に蓄積された電荷パケツトが比較的小さ
な累積黒電流のみから成るこの例の場合には、転
送スミアはピクセル位置21を通過して転送され
る電荷パケツトの主成分になる。この転送スミア
は、第2図bのテレビジヨン・スクリン22中に
は、ピクセル位置21に輝点が現われた後で表示
される第1フイールド中の点23から右方に延び
る白方向の水平線転送スミアの不自然さ24とし
て示されている。
画像レジスタ10の最左端に発生する暗電流の
みをサンプリングする最後の電荷パケツトがクロ
ツク制御されてピクセル位置21を通過した後、
画像レジスタ10とその延長部11中の選ばれた
電荷転送チヤンネルはその電荷パケツトを電荷フ
アンネル13の入力ポートに移動させるに足る時
間にわたつてクロツク制御し続けることが必要で
ある。一連の空のウエルの電荷パケツト(事実
上、それよりも左方の空の画像レジスタ10か
ら)はピクセル位置21を通過してクロツク制御
され、高輝度スポツトはそれらに転送スミアを混
合する。
みをサンプリングする最後の電荷パケツトがクロ
ツク制御されてピクセル位置21を通過した後、
画像レジスタ10とその延長部11中の選ばれた
電荷転送チヤンネルはその電荷パケツトを電荷フ
アンネル13の入力ポートに移動させるに足る時
間にわたつてクロツク制御し続けることが必要で
ある。一連の空のウエルの電荷パケツト(事実
上、それよりも左方の空の画像レジスタ10か
ら)はピクセル位置21を通過してクロツク制御
され、高輝度スポツトはそれらに転送スミアを混
合する。
第3図aは、次のフイールドの期間中の、ピク
セル位置21を含む電荷転送チヤンネルの動クロ
ツク制御前における画像レジスタ10中に蓄積さ
れた電荷パタンを示している。前のフイールドに
おいて空ウエルのサンプリングによつて得られ転
送スミアが混合された電荷パケツトは積分された
暗電流成分も累加して、その電荷転送チヤンネル
中で線25に沿うピクセル位置に残留転送スミ
ア・サンプルとして現われる。残留転送スミア・
サンプルは、また、延長部11の電荷転送チヤン
ネルのその部分にも現われ、これは第1図の装置
を再び検討するときに念頭におくことが重要であ
る。延長部11は照射に対して遮蔽されているか
ら、その中の残留転送スミアは画像サンプルの成
分を含んでいない転送スミアのみのサンプルであ
る。中間に入るフイールドに亘つて累積される暗
電流によつて増加させられる点を除けばこれらの
残留転送スミアのみのサンプルはなお延長部11
中で時間的にそれ以後のフイールドでも利用でき
る。
セル位置21を含む電荷転送チヤンネルの動クロ
ツク制御前における画像レジスタ10中に蓄積さ
れた電荷パタンを示している。前のフイールドに
おいて空ウエルのサンプリングによつて得られ転
送スミアが混合された電荷パケツトは積分された
暗電流成分も累加して、その電荷転送チヤンネル
中で線25に沿うピクセル位置に残留転送スミ
ア・サンプルとして現われる。残留転送スミア・
サンプルは、また、延長部11の電荷転送チヤン
ネルのその部分にも現われ、これは第1図の装置
を再び検討するときに念頭におくことが重要であ
る。延長部11は照射に対して遮蔽されているか
ら、その中の残留転送スミアは画像サンプルの成
分を含んでいない転送スミアのみのサンプルであ
る。中間に入るフイールドに亘つて累積される暗
電流によつて増加させられる点を除けばこれらの
残留転送スミアのみのサンプルはなお延長部11
中で時間的にそれ以後のフイールドでも利用でき
る。
第3図bは、若しこの高輝度スポツトの位置が
変化しないとしたら、この第2フイールドおよび
更に後続するフイールドで白方向転送スミアの不
自然さがテレビジヨン・スクリン22上にどの様
に現われるかを示している。選ばれた電荷転送チ
ヤンネルの部分25に蓄積された電荷パケツトが
線掃引の初めに電位計12に読出されるにつれ
て、電位計12はこれに応じてスクリン22上で
点23に向つて延びる白方向水平線の不自然さ2
6を発生する。その後、線掃引の完了する期間
中、白方向の水平線の不自然さ24′が前のフイ
ールドにおける水平線の不自然さ24と同様に発
生する。
変化しないとしたら、この第2フイールドおよび
更に後続するフイールドで白方向転送スミアの不
自然さがテレビジヨン・スクリン22上にどの様
に現われるかを示している。選ばれた電荷転送チ
ヤンネルの部分25に蓄積された電荷パケツトが
線掃引の初めに電位計12に読出されるにつれ
て、電位計12はこれに応じてスクリン22上で
点23に向つて延びる白方向水平線の不自然さ2
6を発生する。その後、線掃引の完了する期間
中、白方向の水平線の不自然さ24′が前のフイ
ールドにおける水平線の不自然さ24と同様に発
生する。
重畳の原理を応用すれば、上記よりも複雑など
の様な画像の転送スミアの発生も解析することが
できる。画像レジスタ10の延長部11の照射に
対する遮蔽は、延長部11に蓄積された転送スミ
アをサンプリングする電荷パケツトが上記の様な
重畳法において像により発生された電荷によつて
増加させられないことを意味している。フイール
ド相互間で転送スミアを生ずる画像が変化しない
場合には、延長部11に蓄積された電荷パケツト
によつて生成される転送スミア・サンプルは、そ
れら各電荷転送チヤンネル内で後続する画像成分
を持つた形で電荷パケツトの線全長に対する転送
スミアを表わすものとして観察することができ
る。これは第3図bを検討することによつておよ
び重畳の原理から容易に理解されよう。
の様な画像の転送スミアの発生も解析することが
できる。画像レジスタ10の延長部11の照射に
対する遮蔽は、延長部11に蓄積された転送スミ
アをサンプリングする電荷パケツトが上記の様な
重畳法において像により発生された電荷によつて
増加させられないことを意味している。フイール
ド相互間で転送スミアを生ずる画像が変化しない
場合には、延長部11に蓄積された電荷パケツト
によつて生成される転送スミア・サンプルは、そ
れら各電荷転送チヤンネル内で後続する画像成分
を持つた形で電荷パケツトの線全長に対する転送
スミアを表わすものとして観察することができ
る。これは第3図bを検討することによつておよ
び重畳の原理から容易に理解されよう。
第1図に示す参考例装置において、CCD撮像
器2からの出力信号サンプルはアナログ−デジタ
ル変換器17によつてデジタル化される。マルチ
プレクサ18は、線掃線期間中、画像レジスタ1
0の電荷転送チヤンネルのその部分に電荷パケツ
トが発生するに先立つて、延長部11からクロツ
ク制御されて出力する電荷パケツトに対する電位
計12のデジタル化された転送スミアのみの応答
を選択する。選択されたデジタル化転送スミアの
みのサンプルは後続線掃引期間のためにデジタ
ル・ラツチ19中に記憶される。マルチプレクサ
18は、上記後続する線掃引期間中画像レジスタ
10から読出され続けられる転送スミアで汚損さ
れたデジタル化画像サンプルを、減算器20の被
減数入力ポートに送る。ラツチ19中に記憶され
た転送スミアのみのサンプルは、この後続線掃引
期間を通じて減算器20の減数入力ポートに供給
する。ラツチ19はこの後続線掃引期間の終わり
にリセツトされる。減算器20の出力ポートは、
特にフイールド相互間で変化しない画像につい
て、転送スミアが抑圧されたデジタル化ビデオ・
サンプルを供給する。
器2からの出力信号サンプルはアナログ−デジタ
ル変換器17によつてデジタル化される。マルチ
プレクサ18は、線掃線期間中、画像レジスタ1
0の電荷転送チヤンネルのその部分に電荷パケツ
トが発生するに先立つて、延長部11からクロツ
ク制御されて出力する電荷パケツトに対する電位
計12のデジタル化された転送スミアのみの応答
を選択する。選択されたデジタル化転送スミアの
みのサンプルは後続線掃引期間のためにデジタ
ル・ラツチ19中に記憶される。マルチプレクサ
18は、上記後続する線掃引期間中画像レジスタ
10から読出され続けられる転送スミアで汚損さ
れたデジタル化画像サンプルを、減算器20の被
減数入力ポートに送る。ラツチ19中に記憶され
た転送スミアのみのサンプルは、この後続線掃引
期間を通じて減算器20の減数入力ポートに供給
する。ラツチ19はこの後続線掃引期間の終わり
にリセツトされる。減算器20の出力ポートは、
特にフイールド相互間で変化しない画像につい
て、転送スミアが抑圧されたデジタル化ビデオ・
サンプルを供給する。
第4図は、第1図示した装置の変形例を示すも
ので、この例では転送スミア抑圧より以前にアナ
ログ−デジタル変換器によるCCD撮像器2の出
力信号サンプルのデジタル化を行なわない。撮像
器2の後にはDC回復回路27が縦続接続されて
いる。各線走査の初期に、回路27は、撮像器2
が転送スミアのみの出力信号サンプルを供給する
線掃線期間の部分中、この出力信号を基準黒レベ
ルにクランプする。これで後続線掃引期間中、転
送スミアを抑圧する。
ので、この例では転送スミア抑圧より以前にアナ
ログ−デジタル変換器によるCCD撮像器2の出
力信号サンプルのデジタル化を行なわない。撮像
器2の後にはDC回復回路27が縦続接続されて
いる。各線走査の初期に、回路27は、撮像器2
が転送スミアのみの出力信号サンプルを供給する
線掃線期間の部分中、この出力信号を基準黒レベ
ルにクランプする。これで後続線掃引期間中、転
送スミアを抑圧する。
第5図は、第1図の装置のまた別の変形で、画
像レジスタ10として照射に対して遮蔽される延
長部11を必要としないCCD撮像器3を使用し
ている。空ウエルと転送スミアが加算されたサン
プルは、各線走査において転送スミアで汚損され
たビデオ・サンプルの線掃引に続いているが、画
像レジスタ10の延長部11中にフイールド期間
中保持されずCCD撮像器3から読出される。マ
ルチプレクサ28は、転送スミアで汚損されてい
る前位のビデオ・サンプル線が1水平線(1H)
デジタル遅延回路30の入力ポートに印加され終
つた後、線掃引に続くデジタル化された転送スミ
アのみのサンプルを選出してラツチ29に入力す
る。1H遅延回路30の出力ポートは減算器20
の被減数入力ポートに接続されており、またラツ
チ29の内容はこの減算器20の減数入力ポート
に印加される。CCD撮像器3の出力信号中の線
掃引に続く転送スミアのみのサンプルは、アナロ
グ−デジタル変換器17でデジタル化されるが、
1H遅延回路30の出力ポートに生ずる遅延かつ
デジタル化されたCCD撮像器3がサンプルした
出力信号の線掃引に先行する。こうして、上記遅
延されたデジタル化されたCCD撮像器3がサン
プルした出力信号からラツチ29の内容を減算す
ることによつて、減算器20の出力応答中の上記
サンプルに付帯する転送スミア成分が抑制され
る。
像レジスタ10として照射に対して遮蔽される延
長部11を必要としないCCD撮像器3を使用し
ている。空ウエルと転送スミアが加算されたサン
プルは、各線走査において転送スミアで汚損され
たビデオ・サンプルの線掃引に続いているが、画
像レジスタ10の延長部11中にフイールド期間
中保持されずCCD撮像器3から読出される。マ
ルチプレクサ28は、転送スミアで汚損されてい
る前位のビデオ・サンプル線が1水平線(1H)
デジタル遅延回路30の入力ポートに印加され終
つた後、線掃引に続くデジタル化された転送スミ
アのみのサンプルを選出してラツチ29に入力す
る。1H遅延回路30の出力ポートは減算器20
の被減数入力ポートに接続されており、またラツ
チ29の内容はこの減算器20の減数入力ポート
に印加される。CCD撮像器3の出力信号中の線
掃引に続く転送スミアのみのサンプルは、アナロ
グ−デジタル変換器17でデジタル化されるが、
1H遅延回路30の出力ポートに生ずる遅延かつ
デジタル化されたCCD撮像器3がサンプルした
出力信号の線掃引に先行する。こうして、上記遅
延されたデジタル化されたCCD撮像器3がサン
プルした出力信号からラツチ29の内容を減算す
ることによつて、減算器20の出力応答中の上記
サンプルに付帯する転送スミア成分が抑制され
る。
また別の変形例として、第5図に示された装置
と同様な転送スミア抑制装置は、CCD撮像器3
と同様なものではあるが画像レジスタ10の端部
にあつて照射から遮蔽されている画像レジスタ延
長部を有する形式の撮像器を使用することもでき
る。
と同様な転送スミア抑制装置は、CCD撮像器3
と同様なものではあるが画像レジスタ10の端部
にあつて照射から遮蔽されている画像レジスタ延
長部を有する形式の撮像器を使用することもでき
る。
画像レジスタ10を照射する像が1フイールド
と次のフイールドで変る様な場合には、テレビジ
ヨン伝送されている情景中の物体が動き或いはテ
レビジヨン伝送されている情景に対してカメラの
動きのために、転送スミア抑制の問題は一層複雑
なものとなる。これは、フイールド相互間で変化
しない像のみに対して転送スミア抑制が与えられ
るとすれば明らかであろう。CCD撮像器の画像
レジスタ中の電荷転送チヤンネルが向けられてい
る方向と直交する向きにCCDカメラをパンニン
グする場合に起るような或種の転送スミアの問題
は、電荷転送チヤンネルが向いている方向に
CCDカメラをパンニングしたときに生ずる上記
とは別の転送スミアの問題に比べて、一層目障わ
りである。テレビジヨン・カメラは垂直方向より
も水平方向により多くパン(回転)させられる。
そこで若しフイールドごとに変化する像に対する
転送スミアの抑制を特別に行なわないと仮定すれ
ば、画像レジスタに電荷転送チヤンネルが垂直方
向に延びるよう配置されているフイールド転送型
CCD撮像器を使用するよりも、画像レジスタ中
に電荷転送チヤンネルが水平に配置されている線
転送型のCCD撮像器を使用した方が有利になる。
しかし、今度はフイールドごとに変化する像につ
いての転送スミアの抑制が線転送型のCCD撮像
器に関連して如何にできるかを検討せねばならな
い。
と次のフイールドで変る様な場合には、テレビジ
ヨン伝送されている情景中の物体が動き或いはテ
レビジヨン伝送されている情景に対してカメラの
動きのために、転送スミア抑制の問題は一層複雑
なものとなる。これは、フイールド相互間で変化
しない像のみに対して転送スミア抑制が与えられ
るとすれば明らかであろう。CCD撮像器の画像
レジスタ中の電荷転送チヤンネルが向けられてい
る方向と直交する向きにCCDカメラをパンニン
グする場合に起るような或種の転送スミアの問題
は、電荷転送チヤンネルが向いている方向に
CCDカメラをパンニングしたときに生ずる上記
とは別の転送スミアの問題に比べて、一層目障わ
りである。テレビジヨン・カメラは垂直方向より
も水平方向により多くパン(回転)させられる。
そこで若しフイールドごとに変化する像に対する
転送スミアの抑制を特別に行なわないと仮定すれ
ば、画像レジスタに電荷転送チヤンネルが垂直方
向に延びるよう配置されているフイールド転送型
CCD撮像器を使用するよりも、画像レジスタ中
に電荷転送チヤンネルが水平に配置されている線
転送型のCCD撮像器を使用した方が有利になる。
しかし、今度はフイールドごとに変化する像につ
いての転送スミアの抑制が線転送型のCCD撮像
器に関連して如何にできるかを検討せねばならな
い。
第6図aは、第2図および第3図に関連して前
述した高輝度スポツトが画像レジスタ10内で新
しいピクセル位置31へ垂直移動した場合に転送
スミアの問題が如何に複雑なものになるかを理解
するのに都合の良い図である。この形の移動は、
たとえばCCD撮像器2または3を持つたテレビ
ジヨン・カメラを縦にパンニングしている期間中
に生ずる。前の線転送から残留転送スミア25は
高輝度スポツトの旧位置21の右側の位置に残つ
ている。
述した高輝度スポツトが画像レジスタ10内で新
しいピクセル位置31へ垂直移動した場合に転送
スミアの問題が如何に複雑なものになるかを理解
するのに都合の良い図である。この形の移動は、
たとえばCCD撮像器2または3を持つたテレビ
ジヨン・カメラを縦にパンニングしている期間中
に生ずる。前の線転送から残留転送スミア25は
高輝度スポツトの旧位置21の右側の位置に残つ
ている。
第6図bは、テレビジヨン表示スクリン22上
の表示を示すもので、画像の黒い背景中に空間的
にそれぞれ以前と現時点での高輝度スポツト位置
に相当する点23と33が示されている。白方向
の線状不自然さの形の転送スミア34が、第2図
bにおける点23の右方に延びる同様な線状不自
然さ24と同一の理由で点33の右側に現われて
いる。残留転送スミア25はこのフイールド期間
中すなわち1フイールド遅れて、表示スクリン2
2の左端から点23に向つて延びる白方向の線状
不自然さ26を生じさせる。後続するフイールド
では、高輝度スポツトがピクセル位置31から動
かないものとすれば、転送スミアによる白方向の
線の不自然さが点33を通過してスクリン22の
全幅を横切つて生ずる。縦方向のパンニングが持
続する場合には、高輝度画素を含むテレビジヨン
伝送画面中に垂直方向のにじみ(スマツジング)
が生ずることが、重畳の理論から理解されよう。
の表示を示すもので、画像の黒い背景中に空間的
にそれぞれ以前と現時点での高輝度スポツト位置
に相当する点23と33が示されている。白方向
の線状不自然さの形の転送スミア34が、第2図
bにおける点23の右方に延びる同様な線状不自
然さ24と同一の理由で点33の右側に現われて
いる。残留転送スミア25はこのフイールド期間
中すなわち1フイールド遅れて、表示スクリン2
2の左端から点23に向つて延びる白方向の線状
不自然さ26を生じさせる。後続するフイールド
では、高輝度スポツトがピクセル位置31から動
かないものとすれば、転送スミアによる白方向の
線の不自然さが点33を通過してスクリン22の
全幅を横切つて生ずる。縦方向のパンニングが持
続する場合には、高輝度画素を含むテレビジヨン
伝送画面中に垂直方向のにじみ(スマツジング)
が生ずることが、重畳の理論から理解されよう。
第7図aは、画像レジスタ10上で高輝度スポ
ツトがピクセル位置21から新しいピクセル位置
41へ水平方向に移動することによつて転送スミ
アの問題が如何に複雑化するかを理解するのに便
利である。第7図bのスクリン22上に示される
如く、この様な移動直後のフイールドでは、前の
フイールドからの転送スミアによる白方向の線状
不自然さ26は空間的に点41に対応する点43
から右方に延びる白方向の線状不自然さ44から
分離している。逆方向の水平パンニングをする
と、より新しい転送スミア線状不自然さが残留転
送スミア線状不自然さに重なることになり、この
2つの転送スミア線状不自然さが分断されること
はない。
ツトがピクセル位置21から新しいピクセル位置
41へ水平方向に移動することによつて転送スミ
アの問題が如何に複雑化するかを理解するのに便
利である。第7図bのスクリン22上に示される
如く、この様な移動直後のフイールドでは、前の
フイールドからの転送スミアによる白方向の線状
不自然さ26は空間的に点41に対応する点43
から右方に延びる白方向の線状不自然さ44から
分離している。逆方向の水平パンニングをする
と、より新しい転送スミア線状不自然さが残留転
送スミア線状不自然さに重なることになり、この
2つの転送スミア線状不自然さが分断されること
はない。
第8図は、この発明のテレビジヨン・カメラの
一実施例であつて、線転送型CCD撮像器3と転
送スミア抑制装置との組合わせを示し、この転送
スミア抑制装置は、一方において撮像器3からそ
の線転送期間中に転送出力される、その期間に累
積される比較的新しい転送スミア成分を処理する
と共に、これとは別個に他方において残留転送ス
ミアが生ずる線転送から1フイールド後の線転送
期間に撮像器3から転送出力される残留転送スミ
ア成分を処理する。線掃引期間後にマルチプレク
サ28によつて分離抽出される各線の転送スミア
のみのサンプルは、線進め周波数でクロツク制御
される段当りマルチ・ビツトのデジタル・シフ
ト・レジスタ50の入力ポートに印加される。シ
フト・レジスタ50の最初の蓄積段は最も新しく
掃引された線のデジタル化された転送スミアのみ
のサンプルを蓄積し、また同じく最終蓄積段は先
行フレームの対応する線におけるデジタル化され
た転送スミアのみのサンプルを蓄積する。上記両
蓄積段の中間の段は、中間の走査線の各転送スミ
アのみのサンプルを蓄積する。
一実施例であつて、線転送型CCD撮像器3と転
送スミア抑制装置との組合わせを示し、この転送
スミア抑制装置は、一方において撮像器3からそ
の線転送期間中に転送出力される、その期間に累
積される比較的新しい転送スミア成分を処理する
と共に、これとは別個に他方において残留転送ス
ミアが生ずる線転送から1フイールド後の線転送
期間に撮像器3から転送出力される残留転送スミ
ア成分を処理する。線掃引期間後にマルチプレク
サ28によつて分離抽出される各線の転送スミア
のみのサンプルは、線進め周波数でクロツク制御
される段当りマルチ・ビツトのデジタル・シフ
ト・レジスタ50の入力ポートに印加される。シ
フト・レジスタ50の最初の蓄積段は最も新しく
掃引された線のデジタル化された転送スミアのみ
のサンプルを蓄積し、また同じく最終蓄積段は先
行フレームの対応する線におけるデジタル化され
た転送スミアのみのサンプルを蓄積する。上記両
蓄積段の中間の段は、中間の走査線の各転送スミ
アのみのサンプルを蓄積する。
閾値検知器51は、転送スミアを発生させるか
も知れない高輝度スポツトを示す白方向の振れ
(エクスカージヨン)の存在を検知するもので、
この検知動作は、転送スミアによつて汚損されか
つ1H遅延回路30内で1走査線分だけ遅延を受
けたデジタル化ビデオ・サンプルに対して行なわ
れる。その様なスポツトの存在が検知されると、
シフト・レジスタ50の最初の段から最も新しい
転送スミアのみのサンプルがゲート52を通過し
て加算器53の入力ポートに送られる。その様な
スポツトの存在が検知されるまでゲート52は加
算器53の入力ポートに0を印加する(ゲート5
2は、たとえば3状態装置を使用して作り得る。)
加算器53の出力ポートは減算器20の減数入力
ポートに接続されている。それで、遅延された走
査線中に高輝度スポツトが検知されたあと、上記
走査線が生成されたと同じ線転送の期間中発生し
た転送スミアのみのサンプルが、転送スミアで汚
損されたビデオ信号サンプルが差引かれる。これ
で、24,24′,34および44のような転送
スミアの線状不自然さが抑圧される。
も知れない高輝度スポツトを示す白方向の振れ
(エクスカージヨン)の存在を検知するもので、
この検知動作は、転送スミアによつて汚損されか
つ1H遅延回路30内で1走査線分だけ遅延を受
けたデジタル化ビデオ・サンプルに対して行なわ
れる。その様なスポツトの存在が検知されると、
シフト・レジスタ50の最初の段から最も新しい
転送スミアのみのサンプルがゲート52を通過し
て加算器53の入力ポートに送られる。その様な
スポツトの存在が検知されるまでゲート52は加
算器53の入力ポートに0を印加する(ゲート5
2は、たとえば3状態装置を使用して作り得る。)
加算器53の出力ポートは減算器20の減数入力
ポートに接続されている。それで、遅延された走
査線中に高輝度スポツトが検知されたあと、上記
走査線が生成されたと同じ線転送の期間中発生し
た転送スミアのみのサンプルが、転送スミアで汚
損されたビデオ信号サンプルが差引かれる。これ
で、24,24′,34および44のような転送
スミアの線状不自然さが抑圧される。
第8図は上述の動作が次に説明するようにして
行なわれることを示している。リセツト−セツ
ト・フリツプフロツプ55は各線帰線期間中リセ
ツトされて、その出力を論理ゼロ(0)にQ出
力を論理1にする。フリツプフロツプ55からの
Q出力はORゲート54の1方の入力ポートに印
加される。このORゲート54の他方の入力ポー
トは閾値検知器51の出力ポートに接続されてお
り、この検知器51は高輝度スポツトが検知され
て論理1を供給するまでは論理0を供給する。
ORゲート54の出力ポートはSET信号をフリツ
プフロツプ55に供給してそのQ出力を論理1に
上げ、これはフリツプフロツプ55が線帰線期間
にリセツトされるまでORゲート54の出力を論
理1に維持する。ORゲート54の出力信号はゲ
ート52に対する制御信号である。論理1の制御
信号はゲート52にシフトレジスタ50の初段の
内容を加算器53に進めさせるようにし、論理0
の制御信号はゲート52に算術の0を送るように
させる。
行なわれることを示している。リセツト−セツ
ト・フリツプフロツプ55は各線帰線期間中リセ
ツトされて、その出力を論理ゼロ(0)にQ出
力を論理1にする。フリツプフロツプ55からの
Q出力はORゲート54の1方の入力ポートに印
加される。このORゲート54の他方の入力ポー
トは閾値検知器51の出力ポートに接続されてお
り、この検知器51は高輝度スポツトが検知され
て論理1を供給するまでは論理0を供給する。
ORゲート54の出力ポートはSET信号をフリツ
プフロツプ55に供給してそのQ出力を論理1に
上げ、これはフリツプフロツプ55が線帰線期間
にリセツトされるまでORゲート54の出力を論
理1に維持する。ORゲート54の出力信号はゲ
ート52に対する制御信号である。論理1の制御
信号はゲート52にシフトレジスタ50の初段の
内容を加算器53に進めさせるようにし、論理0
の制御信号はゲート52に算術の0を送るように
させる。
フリツプフロツプ55のQ出力の論理0から論
理1への転移は、ユニツト・ピクセル遅延器5
7、論理反転器58およびANDゲート59から
成る微分回路56によつて検出される。この転移
の位置はブライト(明るい)・ピクセル・メモリ
60中に1フレーム時間蓄積される。メモリ60
は、たとえばビツトマツプ・メモリのようなもの
で、これは走査線カウンタと各線におけるピクセ
ル走査をカウントするピクセル・カウンタによつ
てアドレスされ、しかも画像レジスタ10に対す
る像の高輝度スポツトの水平移動期間中過剰書込
みがなされないようにアドレスがフレーム・オフ
セツト当り1つの線で行なわれるものである。或
いはこのメモリ60はどの走査線における高輝度
スポツトのピクセル・アドレスでも蓄積するもの
であつて、これはメモリがコンパクトになる点で
好ましい。
理1への転移は、ユニツト・ピクセル遅延器5
7、論理反転器58およびANDゲート59から
成る微分回路56によつて検出される。この転移
の位置はブライト(明るい)・ピクセル・メモリ
60中に1フレーム時間蓄積される。メモリ60
は、たとえばビツトマツプ・メモリのようなもの
で、これは走査線カウンタと各線におけるピクセ
ル走査をカウントするピクセル・カウンタによつ
てアドレスされ、しかも画像レジスタ10に対す
る像の高輝度スポツトの水平移動期間中過剰書込
みがなされないようにアドレスがフレーム・オフ
セツト当り1つの線で行なわれるものである。或
いはこのメモリ60はどの走査線における高輝度
スポツトのピクセル・アドレスでも蓄積するもの
であつて、これはメモリがコンパクトになる点で
好ましい。
次に1H遅延回路30の遅延された走査線出力
が供給されている間に読出される、その1フレー
ム前にブライト・ピクセル・メモリ60に記憶さ
れた情報について考えて見よう。1H遅延回路3
0の出力ポートから得られる遅延を受けた走査線
中メモリ60が1フレーム前に高輝度スポツトが
あつたことを示している期間中は、メモリ60か
ら論理1が供給されてリセツト−セツト・フリツ
プフロツプ61の出力を論理0にセツトする。
制御信号としてフリツプフロツプ61の出力を
受入れる選択的な伝送ゲート62は、フリツプフ
ロツプ61の出力が論理0であることに応じて
走査線の残りに対して加算器53の一つの入力に
0を送るように動作する。各走査線の初めから論
理1にリセツトされているフリツプフロツプ61
のQ出力はこの時までゲート52を制御してシフ
トレジスタ50の最終段の内容を加算器53に送
り、続いて転送スミアのみのサンプルとして減算
器20の減数入力に供給されるようにする。この
転送スミアのみのサンプルは、減算器20の中
で、遅延回路30から減算器20の被減算入力ポ
ートに供給された転送スミアで汚損されたビデ
オ・サンプルから、差引かれる。
が供給されている間に読出される、その1フレー
ム前にブライト・ピクセル・メモリ60に記憶さ
れた情報について考えて見よう。1H遅延回路3
0の出力ポートから得られる遅延を受けた走査線
中メモリ60が1フレーム前に高輝度スポツトが
あつたことを示している期間中は、メモリ60か
ら論理1が供給されてリセツト−セツト・フリツ
プフロツプ61の出力を論理0にセツトする。
制御信号としてフリツプフロツプ61の出力を
受入れる選択的な伝送ゲート62は、フリツプフ
ロツプ61の出力が論理0であることに応じて
走査線の残りに対して加算器53の一つの入力に
0を送るように動作する。各走査線の初めから論
理1にリセツトされているフリツプフロツプ61
のQ出力はこの時までゲート52を制御してシフ
トレジスタ50の最終段の内容を加算器53に送
り、続いて転送スミアのみのサンプルとして減算
器20の減数入力に供給されるようにする。この
転送スミアのみのサンプルは、減算器20の中
で、遅延回路30から減算器20の被減算入力ポ
ートに供給された転送スミアで汚損されたビデ
オ・サンプルから、差引かれる。
以上説明したこの発明の回路の種々の変形がこ
れまでの記述からこの分野の専門家には容易に得
られることは当然で、この発明の範囲の解釈に当
つてはこの事を注意すべきである。一例をあげる
と、掃引−帰線マルチプレクサ28は、線帰線期
間当り1個以上の転送スミアのみのサンプルを選
出して、これらの値を平均した後減算器20の減
算入力ポートに供給することもできる。第8図の
実施例装置の更に別の変形として、幅の広い高輝
度面積または1線当り1個以上の高輝度スポツト
にうまく対処できるように構成することもでき
る。更にまた別の実施例として、第8図における
CCD撮像器3を画像レジスタ延長部を有する
CCD撮像器に代えれば、掃引−帰線マルチプレ
クサ28と線周波数でクロツク制御されるシフト
レジスタ50を1対の線周波数でクロツク制御さ
れるラツチに代えることができる。
れまでの記述からこの分野の専門家には容易に得
られることは当然で、この発明の範囲の解釈に当
つてはこの事を注意すべきである。一例をあげる
と、掃引−帰線マルチプレクサ28は、線帰線期
間当り1個以上の転送スミアのみのサンプルを選
出して、これらの値を平均した後減算器20の減
算入力ポートに供給することもできる。第8図の
実施例装置の更に別の変形として、幅の広い高輝
度面積または1線当り1個以上の高輝度スポツト
にうまく対処できるように構成することもでき
る。更にまた別の実施例として、第8図における
CCD撮像器3を画像レジスタ延長部を有する
CCD撮像器に代えれば、掃引−帰線マルチプレ
クサ28と線周波数でクロツク制御されるシフト
レジスタ50を1対の線周波数でクロツク制御さ
れるラツチに代えることができる。
第1図は、この発明を説明するための一参考例
として、線転送型CCD撮像器と転送スミアを抑
制する装置との組合わせの構成を示すブロツク
図、第2図と第3図は、線転送型CCD撮像器の
画像レジスタにおいて画像がフイールド相互間で
静止状態にある場合の転送スミアが発生している
電荷パタンaと、この電荷パタンに対応するテレ
ビジヨン画像bとを示す図、第4図と第5図は、
それぞれ線転送型CCD撮像器と転送スミアを抑
制する装置との組合わせの一参考例構成を示すブ
ロツク図、第6図と第7図は、線転送型CCD撮
像器の画像レジスタにおいてフイールド相互間で
画像に変化のある場合の転送スミアが生じている
電荷パタンaとその様な電荷パタンに対応するテ
レビジヨン画像bを示す図、第8図は、この発明
の一実施例である、線転送型CCD撮像器とパン
ニング操作中に生ずるようにフイールドごとに画
像に変化があるにも拘らず転送スミアを抑制する
装置との組合わせより成るテレビジヨン・カメラ
の構成を示すブロツク図である。 2,3……線転送型CCD撮像器、10……画
像レジスタ、11……画像レジスタの延長部、1
3……電荷フアンネル、14……CCDシフト・
レジスタ、12……電位計、17……アナログ−
デジタル変換器、18,19,20,27,2
8,29,30,20,28,30,50,5
2,53,20……サンプルを差動的に合成する
手段(掃引−帰線マルチプレクサ、ラツチ、加算
器、転送スミアのみのサンプルに対するDC回復
回路、掃引−帰線マルチプレクサ、ラツチ、1H
遅延器、加算器、掃引−帰線マルチプレクサ、
1H遅延器、シフトレジスタ、ゲート、加算器、
加算器)。
として、線転送型CCD撮像器と転送スミアを抑
制する装置との組合わせの構成を示すブロツク
図、第2図と第3図は、線転送型CCD撮像器の
画像レジスタにおいて画像がフイールド相互間で
静止状態にある場合の転送スミアが発生している
電荷パタンaと、この電荷パタンに対応するテレ
ビジヨン画像bとを示す図、第4図と第5図は、
それぞれ線転送型CCD撮像器と転送スミアを抑
制する装置との組合わせの一参考例構成を示すブ
ロツク図、第6図と第7図は、線転送型CCD撮
像器の画像レジスタにおいてフイールド相互間で
画像に変化のある場合の転送スミアが生じている
電荷パタンaとその様な電荷パタンに対応するテ
レビジヨン画像bを示す図、第8図は、この発明
の一実施例である、線転送型CCD撮像器とパン
ニング操作中に生ずるようにフイールドごとに画
像に変化があるにも拘らず転送スミアを抑制する
装置との組合わせより成るテレビジヨン・カメラ
の構成を示すブロツク図である。 2,3……線転送型CCD撮像器、10……画
像レジスタ、11……画像レジスタの延長部、1
3……電荷フアンネル、14……CCDシフト・
レジスタ、12……電位計、17……アナログ−
デジタル変換器、18,19,20,27,2
8,29,30,20,28,30,50,5
2,53,20……サンプルを差動的に合成する
手段(掃引−帰線マルチプレクサ、ラツチ、加算
器、転送スミアのみのサンプルに対するDC回復
回路、掃引−帰線マルチプレクサ、ラツチ、1H
遅延器、加算器、掃引−帰線マルチプレクサ、
1H遅延器、シフトレジスタ、ゲート、加算器、
加算器)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の電荷転送チヤンネルの各々が、線掃引
期間中はそこに放射エネルギ画像の素子に応じて
累積された電荷パケツトを転送し、また次に続く
線帰線期間の少なくとも一部の期間中は転送スミ
アを表わす電荷パケツトを転送するように、選択
的に前進方向にクロツク制御されるような画像レ
ジスタを有する線転送型のCCD撮像器と; 線掃引期間中に生じるCCD撮像器の出力信号
サンプルを実質的に完全な1線期間だけ遅延させ
る手段と; 各帰線期間に供給されるCCD撮像器の出力信
号サンプル中の転送スミアの値であつて転送スミ
アを表わすものを、1線期間および1フレーム期
間と1線期間の和に相当する期間だけそれぞれ記
憶する手段と; 上記の遅延されたCCD撮像器の出力信号サン
プル中の高輝度スポツトを検知する手段と; 各走査線上の高輝度スポツトが検知された位置
を1フレーム期間にわたつて記憶するブライト・
ピクセル・メモリ手段と; 各線期間中、1フレーム前に高輝度スポツトが
検知されたことを上記ブライト・ピクセル・メモ
リ手段が報知するまで、上記の遅延されたCCD
撮像器の出力信号サンプルから、1フレーム期間
と1線期間の和の期間だけ記憶されていた転送ス
ミアの値を差引く手段と; 各線期間のうち高輝度スポツトが検知された後
の期間中、上記CCD撮像器の出力信号サンプル
から、1線期間だけ記憶されていた転送スミアの
値を差引く手段と; を具備して成る、転送スミアが抑制されたビデオ
信号をサンプル形式で発生するテレビジヨン・カ
メラ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/690,249 US4594612A (en) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | Transfer smear reduction in line transfer CCD imagers |
US690249 | 1985-01-10 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3263000A Division JPH0646338A (ja) | 1985-01-10 | 1991-09-12 | テレビジョン・カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61167283A JPS61167283A (ja) | 1986-07-28 |
JPH058911B2 true JPH058911B2 (ja) | 1993-02-03 |
Family
ID=24771716
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61003363A Granted JPS61167283A (ja) | 1985-01-10 | 1986-01-09 | テレビジョン・カメラ |
JP3263000A Pending JPH0646338A (ja) | 1985-01-10 | 1991-09-12 | テレビジョン・カメラ |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3263000A Pending JPH0646338A (ja) | 1985-01-10 | 1991-09-12 | テレビジョン・カメラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4594612A (ja) |
JP (2) | JPS61167283A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6115475A (ja) * | 1984-07-01 | 1986-01-23 | Canon Inc | 撮像素子及び撮像装置 |
NL8500337A (nl) * | 1985-02-07 | 1986-09-01 | Philips Nv | Ladingsgekoppelde beeldopneeminrichting. |
JPS6449381A (en) * | 1987-08-20 | 1989-02-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | Solid-state image pickup device |
US4775799A (en) * | 1987-10-23 | 1988-10-04 | Eastman Kodak Company | Input scanner having digital and analog mode selection |
US5661521A (en) * | 1995-06-05 | 1997-08-26 | Eastman Kodak Company | Smear correction of CCD imager using active pixels |
US20110069204A1 (en) * | 2009-09-23 | 2011-03-24 | Zoran Corporation | Method and apparatus for image correction |
AU2014223163A1 (en) * | 2013-02-28 | 2015-08-20 | Olive Medical Corporation | Videostroboscopy of vocal chords with CMOS sensors |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5612178A (en) * | 1979-07-12 | 1981-02-06 | Sony Corp | Solid image pickup unit |
JPS5717276A (en) * | 1981-05-29 | 1982-01-28 | Hitachi Ltd | Noise rejecting method for solidstate image sensor |
JPS5962272A (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-09 | Sony Corp | スミアリデユ−サ |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4010319A (en) * | 1975-11-20 | 1977-03-01 | Rca Corporation | Smear reduction in ccd imagers |
JPS54130828A (en) * | 1978-03-31 | 1979-10-11 | Canon Inc | Photo sensor array device and image scanner using it |
US4237383A (en) * | 1978-09-20 | 1980-12-02 | Rca Corporation | High speed loading of output register of CCD array system |
US4314275A (en) * | 1980-03-24 | 1982-02-02 | Texas Instruments Incorporated | Infrared time delay with integration CTD imager |
FR2492616A1 (fr) * | 1980-10-17 | 1982-04-23 | Thomson Csf | Dispositif opto-electronique d'analyse d'images video-frequence par balayage rotatif |
US4387402A (en) * | 1980-10-28 | 1983-06-07 | Texas Instruments Incorporated | Charge injection imaging device for faithful (dynamic) scene representation |
JPS57133776A (en) * | 1981-02-13 | 1982-08-18 | Nec Corp | Solid-state image pickup device |
JPS585084A (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-12 | Hitachi Ltd | 固体撮像装置 |
NL8104103A (nl) * | 1981-09-04 | 1983-04-05 | Philips Nv | Televisie-opneeminrichting voorzien van een vaste-stof beeldopnemer. |
JPS59177960U (ja) * | 1983-05-17 | 1984-11-28 | 日本放送協会 | 固体撮像装置 |
-
1985
- 1985-01-10 US US06/690,249 patent/US4594612A/en not_active Expired - Fee Related
-
1986
- 1986-01-09 JP JP61003363A patent/JPS61167283A/ja active Granted
-
1991
- 1991-09-12 JP JP3263000A patent/JPH0646338A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5612178A (en) * | 1979-07-12 | 1981-02-06 | Sony Corp | Solid image pickup unit |
JPS5717276A (en) * | 1981-05-29 | 1982-01-28 | Hitachi Ltd | Noise rejecting method for solidstate image sensor |
JPS5962272A (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-09 | Sony Corp | スミアリデユ−サ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61167283A (ja) | 1986-07-28 |
JPH0646338A (ja) | 1994-02-18 |
US4594612A (en) | 1986-06-10 |
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