JP2007295230A - 固体撮像装置およびその駆動方法、カメラ - Google Patents

固体撮像装置およびその駆動方法、カメラ Download PDF

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Abstract

【課題】垂直方向および水平方向での画素間引きを行うモニターモードにおいて、スミア混入を防止し、高画質の画像が得られる固体撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明の固体撮像装置は、垂直転送部13における転送電極が6相の電極群を繰り返して構成され、垂直最終段21は3列毎に同じ転送電極構成を有し、かつ第3相電極(V3B、V3R、V3L)および第5相電極(V3B、V3R、V3L)が他とは独立して駆動可能である。垂直転送部13から水平転送部14へ電荷を転送する際、垂直最終段21における第3相電極および第5相電極を駆動させ、列毎に異なる電荷転送動作を行い、かつ水平転送部14での1〜2段の転送動作を組み合わせることにより、水平転送部14内で信号成分とスミア成分とを分離する。
【選択図】図5

Description

本発明は、CCDイメージセンサ等の固体撮像装置およびその駆動方法に関し、特に、間引き駆動時のスミア等のノイズ低減技術に関する。
従来、受けた光を電気信号に変換し、映像信号として出力する固体撮像素子が知られており、この固体撮像素子から得た映像信号を静止画像として表示するディジタルスチルカメラ等のカメラが知られている。近年では、このような固体撮像素子を用いたカメラは、画質および機能のさらなる向上が要望され、画素の高密度化が進んでいる。
このような固体撮像素子において、特にモニターモード等で出力スピードを向上させるために、信号電荷を読み出す画素を間引くことにより出力映像信号中の画素数を減らす駆動方法が、例えば特許文献1、2に開示されている。
しかし、このような間引き駆動において、スミアや暗電流等のノイズ成分が問題となる。このことについて図30を用いて説明する。
図30は特許文献3に開示された従来技術の課題を説明するための模式図である。図30の模式図において、白抜きの丸(○)は垂直転送部13上のノイズ成分を、黒塗りの丸(●)は水平ブランキング期間一回に転送されるノイズ成分を含む信号成分をそれぞれ示している。
静止画撮像モード等で用いられる全画素読み出し駆動では、図30(a)に示すように、全画素の信号電荷(図中、黒塗りの四角で示す)を同一時刻に垂直転送部13に一斉に読み出し、当該垂直転送部13中で混合することなく独立に垂直方向に転送し、さらにその信号電荷を水平転送部14により水平方向に転送し、電荷検出部15を介して読み出すようにしている。
この全画素読み出し駆動(a)では、水平ブランキング期間当りの垂直転送部1本での転送画素数は1画素である。また、一回に出力される信号画素数は1画素であり、一回に出力されるノイズ量は垂直転送部1個分(1パケット分のノイズ量)である。なお、ここでは、全画素読み出しでも、メカシャッタを使わないことを前提としている。
一方、モニターモード等で用いられる間引き読み出し駆動では、図30(b)に示すように、例えば垂直方向において1画素おきに間引く場合には、奇数行(図中、1,3,5,……)の画素の信号電荷のみを垂直転送部13に読み出す。このとき、垂直転送部13には空パケットが存在する。そして、信号パケットと空パケットを対にして垂直方向に転送し、さらにその2パケット分の電荷を水平転送部14中で混合して水平方向に転送し、電荷検出部15を介して読み出すようにしている。
この間引き読み出し駆動(b)では、水平ブランキング期間当りの垂直転送部1本での転送画素数は2画素である。また、一回に出力される信号画素数は1画素であり、一回に出力されるノイズ量は垂直転送部2個分(2パケット分のノイズ量)である。
上述した動作説明から明らかなように、間引き読み出しの駆動方法(b)でノイズが助長されるのは、信号電荷が読み出されない空パケットが存在し、しかもこの空パケットにも垂直転送部13上のノイズ成分が蓄積されることから、水平転送部14において垂直2画素(上下2パケット)間で混合を行うことにより、1画素分の信号成分に対して2パケット分のノイズ成分が加算され、S/Nが2倍(6dB)悪化することになるからである。
この問題を解決するための提案が従来よりなされており、上記特許文献3にその一手法が開示されている。この技術について以下に説明する。
図31は従来技術に係る固体撮像素子を示す概略構成図である。ここでは、例えば全画素読み出し駆動方式CCD撮像素子において、全画素読み出しモードの他に、垂直方向において例えば1画素おきに画素情報を間引く処理を行う間引き読み出しモードをとり得る場合を例に挙げて説明するものとする。
図31において、撮像部(撮像エリア)11は、半導体基板上にマトリクス状に配列され、入射光をその光量に応じた電荷量の信号電荷に変換して蓄積するフォトダイオード等の複数個の受光素子(画素)12と、これら複数個の受光素子12の垂直列ごとにその配列方向に沿って設けられた複数本の垂直転送部13とから構成されている。
複数本の垂直転送部13は、各画素に1:1の対応関係を持って設けられた信号パケットと、これら信号パケットの垂直転送方向前方側に1個ずつ配された空パケットの集合(パケット列)からなり、各パケットの転送チャネル上には3つの転送電極(図示せず)が転送方向に配列されている。ここで、パケットとは、信号電荷の転送路上において、信号を転送する単位を言う。そして、垂直転送部13は、例えば3相の垂直転送パルスVφ1,Vφ2,Vφ3によって転送駆動される。
すなわち、垂直転送部13は、水平ブランキング期間において、1行(1ライン)分の信号電荷を、3相の垂直転送パルスVφ1,Vφ2,Vφ3に応じて1ラインずつ転送(以下、これをラインシフトと称す)する動作を行う。ここで、垂直転送部13の転送電極の一部が読み出しゲート電極を兼ねていることから、垂直転送パルスVφ1,Vφ2,Vφ3のうちのいずれか1つは、低レベル、中間レベルおよび高レベルの3値レベルをとり、その3値目の高レベルのパルスが読み出しパルスとなる。
ただし、3相の垂直転送パルスVφ1,Vφ2,Vφ3の各パケットへの与え方は、間引き読み出しモードでは全画素読み出しモードと異なる。すなわち、信号電荷の読み出しが間引かれる画素については、当然のことながら、読み出しパルスが与えられないことになる。また、垂直転送部13において、全画素読み出しモードでは水平ブランキング期間に1回ラインシフトが行われるのに対して、1画素おきの間引き読み出し駆動では、水平ブランキング期間に2回ラインシフトが行われることになる。
撮像部11の図面上の下側には、複数本の垂直転送部13の転送方向側端部に隣接して水平転送部14が配されている。この水平転送部14は、間引き読み出しモードでは、信号成分とノイズ成分を対にして転送する必要があるために、水平方向の画素数の2倍の数(倍密度)のパケットの配置(パケット列)からなる構成となっている。そして、互いに逆相の水平転送パルスHφ1,Hφ2によって転送駆動される。この水平転送パルスHφ1,Hφ2は、水平転送部14が倍密度で構成されていることから、その周波数も通常の2倍に設定されている。
水平転送部14の転送先側の端部には、この水平転送部14によって転送されてくる信号電荷を検出し、これを信号電圧に変換して出力する例えばフローティングディフュージョン・アンプ構成の電荷検出部15が配されている。この電荷検出部15は、水平転送部14の最終出力ゲート16に隣接して設けられたFD(フローティングディフュージョン)部17と、電荷を掃き出すRD(リセットドレイン)部18と、FD部17の電荷をRD部18へ排出するRG(リセットゲート)部19とから構成されている。
この電荷検出部15において、RD部18には、所定のドレイン電圧Vrdが与えられている。また、RG部19には、水平転送パルスHφ1,Hφ2と例えば同周期のリセットゲートパルスRGφが印加される。そして、FD部17からは、信号電荷を信号電圧に変換して得られる信号出力Voutが導出される。なお、垂直転送パルスVφ1〜Vφ3、水平転送パルスHφ1,Hφ2およびリセットゲートパルスRGφを含む各種のタイミング信号は、タイミング発生回路20で生成される。
図32に、水平転送パルスHφ1,Hφ2、リセットゲートパルスRGφおよび信号出力Voutのタイミング関係を示す。信号出力Voutの波形において、P相はプリセット部、D相はデータ部であり、水平転送部14が2パケットを1単位とした倍密度構成であることから、水平方向前方側のパケットの情報がP相に、後方側のパケットの情報がD相として出力されることになる。
次に、上記構成の全画素読み出し駆動方式のCCD撮像素子の各駆動モードの動作について、図33、図34の模式図を用いて説明する。なお、図33、図34の各模式図において、白抜きの丸(○)は垂直転送部13上のノイズ成分を、黒塗りの丸(●)は水平ブランキング期間一回に転送されるノイズ成分を含む信号成分をそれぞれ示している。
先ず、モード切替え信号によって全画素読み出しモードが設定されると、タイミング発生回路20は、当該モードに対応したタイミングの垂直転送パルスVφ1〜Vφ3を出力する。これにより、図33の模式図において、全画素の信号電荷(図中、黒塗りの四角で示す)が同一時刻に垂直転送部13に一斉に読み出される(図33(a))。
続いて、垂直転送部13においてラインシフトが行われるのであるが、その前に、水平転送部14は2パケットを1単位としていることから、このパケット対のうちの水平転送方向後方側のパケットに信号電荷を供給するために、水平転送部14ではあらかじめ1ビット(1パケット)分のシフト(以下、これを1ビットシフトと称す)が行われる。その後、水平ブランキング期間内において1回ラインシフトが行われる。その結果、1ライン(1行)分の信号電荷が水平転送部14にシフトされる(図33(b))。
このようにして、垂直転送部13から水平転送部14にシフトされた1ライン分の信号電荷は、水平転送パルスHφ1,Hφ2にて水平方向に転送され、電荷検出部15に画素単位で順に注入される。電荷検出部15においては、水平転送パルスHφ1,Hφ2と同周期でリセットゲートパルスRGφがリセットゲート部19に印加されることにより、FD部17の残留電荷をRD18に排出するリセット動作が行われる。
これにより、FD部17からは、図32に示す如き波形の信号出力Voutが導出される。なお、全画素読み出しモードにおいては、先述した動作説明から明らかなように、前方側のパケットには垂直転送部13から何ら情報が与えられないようになっている。したがって、信号出力Voutにおいて、P相には何ら情報は乗らず、このP相は後述する信号処理の際の基準となり、またD相には信号成分の情報が乗ることになる。
一方、モード切替え信号によって間引き読み出しモードが設定されると、タイミング発生回路20は、当該モードに対応したタイミングの垂直転送パルスVφ1〜Vφ3を出力する。これにより、図34の模式図において、例えば偶数行(図中、2,4,……)の画素の信号電荷(図中、黒塗りの四角で示す)のみが垂直転送部13に読み出される(図34(a))。
続いて、垂直転送部13において、水平ブランキング期間内において1回目のラインシフトが行われる。これにより、水平転送部14のパケット対のうちの水平転送方向前方側のパケットに、垂直転送部13から1ライン分のノイズ成分の電荷が供給されることになる(図34(b))。その後引き続いて、水平転送部14において、1ビットシフトが行われる。
次に、垂直転送部13において、同じブランキング期間内において2回目のラインシフトが行われる。これにより、水平転送部14のパケット対のうちの水平転送方向後方側のパケットに、垂直転送部13から1ライン分の信号成分の電荷が供給されることになる(図34(c))。その結果、水平転送部14上において、パケット対の前方にノイズ成分の電荷が、後方に信号成分の電荷がそれぞれ蓄積されることになる。
このようにして、水平ブランキング期間内においてラインシフトが2回行われることによって垂直転送部13から水平転送部14にシフトされたノイズ成分および信号成分の各電荷は対で水平方向に転送され、電荷検出部15に順に注入される。電荷検出部15では、水平転送パルスHφ1,Hφ2と同周期のリセットゲートパルスRGφによってリセット動作が行われ、その結果、図32に示す如き波形の信号出力Voutにおいて、P相にはノイズ成分の情報が乗り、D相には信号成分の情報が乗ることになる。
この電荷検出部15において、水平転送部14の転送周期と同周期でリセット動作が行われることにより、P相とD相の間でもリセット動作が行われることになる。その結果、P相には1パケット分のノイズ成分が乗り、D相には1パケット分の信号成分+ノイズ成分が乗ることになる。
上述したように、全画素読み出し駆動方式のCCD撮像素子において、間引き読み出しモード時に、信号パケットと空パケットの各電荷を組(本例では、対)にして水平転送し、この水平転送される電荷を順に電気信号に変換して空パケットのノイズ成分をP相に乗せ、信号パケットの信号成分をD相に乗せて出力することにより、画素情報と同一画素列、即ち水平方向の同アドレスのノイズ情報をその画素情報と組で得ることができる。
したがって、後段の信号処理系において、D相の信号成分とP相のノイズ成分との差分をとる処理を行うことで、信号成分に含まれるノイズ成分をキャンセルすることができる。ここで、空パケットのノイズ成分とは、スミアや暗電流等の垂直転送と同方向に乗るノイズのことを言う。
また、特許文献4には読み出し画素から読み出された信号成分+スミア成分と、空パケットに含まれるスミア成分とを後段回路で差分してスミア成分を除去すること及び垂直転送路の最終部に転送阻止ゲートを設けることで垂直方向の間引きだけでなく水平方向の間引きにも対応できることが開示されている。
特開平9−298755号公報 特開平11−234688号公報 特開2000−299817号公報 特開2005−328212号公報
しかし、特許文献3、4に開示された上述の方法では以下に示す問題が生じる。
第1に特許文献3に開示された方法では水平方向で画素を間引く駆動方法に対応できない。例えば、水平方向に1画素おきに画素を読み出す場合を考えてみる。上述の駆動方法によれば、垂直転送部から水平転送部に信号電荷を転送した後、水平転送部で電荷を1ビット分シフトし、次に空パケットのノイズ成分を垂直転送部から水平転送部における電荷の入ったパケットの後段のパケットに送ってノイズ成分と信号成分との分離を図るものである。しかし、水平方向に画素を間引く場合には、信号が読み出された同一行に信号パケットと空パケットが交互に存在し、さらに信号が読み出されない間引き行はすべて空パケットという配列になる。よって、この方法のように垂直転送部から水平転送部に信号を転送した後、ビットシフトを行ったとしても信号パケットと空パケットとの分離がうまく行われない。
第2に特許文献3に開示された方法では水平転送部を水平方向の画素数の倍密度のパケット列からなる構成とする必要があるため、垂直転送路の1列に対する水平転送路の面積が大きくなってしまい、素子の微細化に適さない。また、飽和電荷量に対し大きすぎる容量を持つことになるため、高速転送時に信号なまりを生じるおそれがある。
第3に特許文献3に開示された方法では水平転送部の駆動周波数を通常の2倍に設定する必要があるため、駆動回路が複雑化するだけでなく消費電力の増大にもつながる。
第4に、特許文献4に開示された方法では信号パケットと空パケットを別々に水平転送する必要があり、水平転送数の削減による高速駆動が不可能である。また、水平転送パケットを倍密度にする方法は、特許文献3と同様の課題を有する。
また、水平方向の間引き数に応じて転送阻止ゲートを設け、同一垂直転送列の信号パケットと空パケットを分離する技術が開示されているが、転送阻止ゲートに阻止された電荷を排出するための技術については開示が無く、この電荷の排出ができなければ水平方向の間引きは実現できない。例えば、転送阻止ゲートの近傍に排出用のドレインを設けるか、阻止された電荷を別に水平転送して排出することが考えられるが、前者では構造的に微細化に対応困難であること、後者では、不要電荷排出のための水平転送が別に必要になるため高速化に不向きであることから現実的な方法ではない。また、転送阻止ゲートによって水平転送部に送られない信号成分はそのまま捨てられるため、この信号成分を画質向上等のために有効利用することもできない。
そこで、本発明は、水平方向で画素を間引く駆動モードにおいても大幅にスミア等のノイズを低減して高画質の画像が得られる固体撮像装置およびその駆動方法を提供とすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の固体撮像装置は、二次元配列の画素から読み出した信号電荷を垂直方向へ転送するために前記画素の各列に対応して設けられた垂直転送部と、前記垂直転送部から受け取った信号電荷を水平方向に転送する水平転送部とを有し、前記垂直転送部における前記水平転送部に最も近い転送段である垂直最終段が、m(mは2以上の整数)列毎に同じ転送電極構成を有し、前記m列のうち、一つの列以外の垂直最終段あるいは全ての列の垂直最終段に、当該垂直最終段から前記水平転送部への転送動作を、当該m列における他の列とは独立して制御するために、前記他の列とは独立した転送電極が設けられた固体撮像装置であって、画像信号として用いられる信号成分が入った第1のパケットと画像信号として用いられる信号成分が入っていない第2のパケットとを、1水平転送期間内に少なくとも1パケットずつ連続して垂直方向に転送する連続垂直転送駆動モードを備え、前記連続垂直転送駆動モードにおいて、前記第1のパケットと前記第2のパケットとが前記水平転送部内で振り分けられて分離されるように前記垂直転送段の転送電極および前記水平転送部の転送電極とにそれぞれ転送パルスが印加されることを特徴とする。
前記第1のパケットと前記第2のパケットとを前記水平転送部内で振り分ける際、前記第1のパケットが(m−1)パケット以下であることが好ましい。
前記各画素に対応したカラーフィルタが設けられていることが好ましい。
前記カラーフィルタはベイヤー配列で配置されていることが好ましい。
本発明の固体撮像装置の駆動方法は、撮像モードとして少なくとも垂直方向および水平方向に画素を間引いて読み出すモニターモードを備えた固体撮像装置の駆動方法であって、二次元配列の画素から読み出した信号電荷を垂直方向へ転送するための垂直転送部で、画像信号として用いられる信号成分が入った第1のパケットと画像信号として用いられる信号が入っていない第2のパケットとを転送するステップと、前記垂直転送部から受け取った信号電荷を水平方向に転送する水平転送部の所定の転送段に、任意の前記垂直転送部の列にある前記第2のパケットに含まれる電荷を前記垂直転送部から転送するステップと、前記水平転送部における前記所定の転送段とは異なる転送段に前記第1のパケットに含まれる電荷を前記垂直転送部から転送するステップと、前記水平転送部で各転送段に入った電荷を水平転送し、出力信号を得るステップとを有する。
前記垂直転送部内で前記電荷を加算した後、前記水平転送部に転送することが好ましい。
前記垂直転送部内で前記第1のパケットが連続して転送されるようにすることが好ましい。
前記垂直転送部における前記水平転送部に最も近い転送段である垂直最終段で、前記第1のパケット内の電荷と前記第2のパケット内の電荷とを混合するステップを有することが好ましい。
また、本発明のカメラは、被写体からの入射光を固体撮像装置の撮像面に結像するためのレンズ等を含む光学系と、前記固体撮像装置の駆動を制御する制御部と、前記固体撮像装置からの出力信号に対して様々な信号処理を施す画像処理部とを備えたカメラであって、前記固体撮像装置は上記本発明の固体撮像装置であることを特徴とする。
前記出力信号を格納するためのメモリをさらに備えるのが好ましい。
前記水平転送部から出力される出力信号のうち、信号成分の量が同じでスミア成分の異なる信号間で差分を行い得られた1画素あたりのスミア成分を用いて、出力信号中のスミア成分を除去して画像信号を得ることが好ましい。
本発明に係る固体撮像装置によれば、垂直方向および水平方向での画素間引きを行う駆動時、多画素混合駆動時においても、信号電荷に対するスミア等のノイズを大幅に低減でき、モニターモードでもきわめて高い品質の画像を得ることができる。
(本発明に係る固体撮像装置の構成)
図1に本発明に係る固体撮像装置の概略構成図を示す。全体および各部の構成は図31に示したのとほぼ同様であるが、垂直転送部13を駆動するための垂直転送パルスおよび転送電極が基本的に6相であることと垂直最終段21における垂直転送電極の構成が異なる。また、この構成では、垂直・水平方向共に2画素おきにR・G・Bのそれぞれのカラーフィルタが周期的に配置されている。例えば、垂直方向2画素×水平方向2画素の計4画素を単位とすれば、左下の画素がR、右下および左上の画素がG、右上の画素がBとなるように、いわゆるベイヤー配列でカラーフィルタが配置されている。このフィルタ構成は以降に示す実施形態においても同様である。
ここで、垂直転送部の転送電極構造の一例を図2に示す。上述したように、V1〜V6の6相の転送電極(共通電極)の組を1転送段とし、複数の転送段を繰り返し配置して垂直転送部13の転送電極が構成されている。ただし、垂直方向の間引き駆動に対応させるため、間引き時の読み出し画素に対応する読み出し電極は他の電極と独立して駆動できる構成としている。具体的構成については図3に示す。また、垂直最終段21は、他の垂直転送段と電極構造が異なっている。すなわち、垂直最終段21は、他の垂直転送段のいずれとも独立して転送動作を行わせるために、第3相および第5相が、前述の共通電極とは異なる独立電極(V3B、V3R、V3L、V5B、V5R、V5L)により構成されている。
このような電極構造をとることにより、垂直最終段でそれ以外の転送段とは独立して転送動作を行わせることが可能となる。
なお、図2(b)に示すように、垂直最終段の6枚の電極中、水平転送部14から遠い側にある第1相電極を、他の垂直転送段の第1相とは独立した転送動作を行うために単独トランジェント電極22としてもよい。
この構成とすることにより図1に示した場合に比べて垂直転送における取り扱い電荷量を増加することができる。
なお、図2に示した電極構造等は特開2004−180284号公報に、図2に示した構造等は特開2006−14075号公報にそれぞれ詳細に開示されている。
(間引き駆動およびスミアの説明)
図3に間引き駆動時の画素と転送電極との配置関係を示す。図3(a)、(b)には信号読み出し画素と転送電極との配置関係を、図3(c)には転送電極の組におけるバリア電極と蓄積電極の配置関係をそれぞれ示している。また、図3(a)と図3(b)とでは垂直転送部内で画素混合を行う場合と行わない場合とに対応している。
この例では、垂直方向において9画素中2画素を読み出す間引き駆動モードについて説明する。垂直転送電極のうち間引き時の読み出し画素に対応する第3相、第5相の電極(V3A、V5A)が他とは独立して駆動できるように構成されている。よって、図2に示した電極構造のうち通常の垂直転送段における電極構造も図3に示したのと同様な周期構造である。
次に信号電荷の読み出し・転送動作について説明する。
図3(a)に示すように画素G1から読み出された信号電荷は垂直転送路内で転送され、次に画素G2から読み出された信号電荷と垂直転送路内で加算される。この際、画素加算は画素G2から垂直転送路へ信号電荷が読み出された時点で行われる。加算された信号電荷はさらに水平転送路へと転送動作が行われる。同様に、画素R1から読み出された信号電荷と画素R2から読み出された信号電荷とが垂直転送路内で加算されて水平転送路へと転送動作が行われる。
また、図3(b)に示す例では、画素G1、G2から読み出された信号電荷は垂直転送路内でそれぞれ転送され、水平転送路へと転送動作が行われる。
また、図3(c)に示すように画素から読み出された信号電荷はV1電極〜V4電極の4ゲート下に蓄積され、V5、V6電極はバリアゲートの役割を果たす。このときの信号電荷は、フォトダイオードから読み出された純粋な信号成分とスミアや暗電流等のノイズ成分を含んでいる。また、蓄積ゲートV1〜V4に蓄積された電荷が上述した1パケットに対応する。
このように6相ゲート電極構成とすることにより、電荷蓄積用のゲート数を増やすことができ、垂直転送路内を転送可能な電荷量を増加させることが可能となる。
スミアや暗電流などのノイズ成分は垂直転送中に各転送パケット中に生じてくる。例えばスミアであれば、各画素からの漏れ光などにより発生した擬信号が転送パケットに加算されていき、暗電流であれば、熱などにより誘起された電子が擬信号となり転送パケットに加算される。これは各フィールドでの1画面の垂直方向全画素分の転送中に加算されていき、水平転送部に転送されるときには同一垂直転送列の各パケットにほぼ均一にノイズ信号が存在することになる。
このノイズ信号は、各転送パケットの取り扱い可能電荷量内であればそこに入っている信号の如何に関わらず、垂直転送中に加算されていくものである。
そのノイズ抑圧レベルはノイズの信号比を対数表示して表すことが一般的で、例えばスミア抑圧比として
(スミア抑圧レベル)=20×LOG((スミア信号)/(信号)) (式1)
という計算式で表される。
スミアの改善度も同様に比率で表すことができ、
(スミア改善度)=20×log(スミア改善比率) (式2)
という計算式で表される。スミアの改善は上記の式からも読み取れるが、スミア信号そのものの低減と同時に、信号レベルの増加によっても改善が得られる。
なお、図3(a)に示した読み出し・転送動作にすることで、画素加算時に後から読み出す信号電荷にはスミア電荷が混入しないため信号電荷に対するスミア電荷の割合を低減できる。すなわち、図3(a)の読み出し・転送動作であれば、垂直転送1パケットに画素からの読み出し時に2画素分の信号を入れ、垂直転送は1パケット2画素分の信号の状態で行うので、前述したようにノイズ信号に対して信号レベルが2倍の比率になっている。従って、この読み出し・転送動作であれば、スミア抑圧レベルを改善することができる。
また、特に断らない限り、以降の実施形態において垂直方向9画素中2画素を読み出し、かつ垂直転送路内で2画素を混合する間引き駆動モード(図3(a))を前提として説明を行う。
(第1の実施形態)
図4に本発明の第1の実施形態における固体撮像装置の垂直、水平転送パルスのタイミングチャートを示し、図5〜図7に転送部での電荷の転送状態を説明するための図を示す。なお、図4には垂直最終段での転送パルスおよび水平転送パルスを示している。
以下に、本実施形態における電荷の信号成分およびスミア成分の転送動作について水平方向において3周期(B列、R列、L列)の画素から1画素を読み出す間引き駆動モードを例にとって説明する。
垂直最終段の転送電極が駆動して垂直転送段にある1パケット分の信号電荷が水平転送部14に転送される(図5)。このとき、R列を例に取ると、水平転送部に転送された信号電荷には2画素から読み出された信号成分(2×G1、2×R1)と1画素分に対応するスミア成分(S0)とが含まれる。スミア成分が1画素分であるのは上述した理由による。また、R列から転送される電荷には信号成分(2×G2、2×R2)と1画素分のスミア成分(S0)の他に前段のパケットに含まれていたスミア成分(S2)が加算されているが、これについては後で述べる。また、このときの垂直最終段の転送電極には図4の期間Aに示したタイミングで転送パルスが印加される。
次に、水平転送部14で1段分の転送がなされた後、L列の垂直転送段の電極V5LをLOWレベルのままとし、このゲートをバリアとしてL列の最終段に位置する空パケット内のスミア成分を水平転送部14に転送させず、後段の空パケットに加算させる。それ以外の、B列、R列のスミア成分は水平転送部14に送り、信号電荷に加算する(図6)。
なお、この空パケット内の信号は、スミア成分以外に垂直転送路内で発生した暗電流成分等が含まれたノイズ信号である。
また、このときの垂直最終段の転送電極には図4の期間Bに示したタイミングで転送パルスが印加される。
次に、再度、水平転送部14で1段分の転送がなされた後、R列の垂直転送段の電極V5RをLOWレベルのままとし、このゲートをバリアとしてR列の最終段に位置する空パケット内のスミア成分を水平転送部14に転送させず、後段の空パケットに加算させる。それ以外の、B列、L列のスミア成分は水平転送部14に送り、信号電荷に加算する(図7)。その結果、信号パケット内に含まれていた信号成分(G2、R2)およびスミア成分(S0)と空パケット内に含まれていたスミア成分(S1、S2)とが加算混合された段と、信号パケット内に含まれていた信号成分(G1、R1)およびスミア成分のみが存在する段とが水平転送部14内で分離される。
また、このときの垂直最終段の転送電極には図4の期間Bに示したタイミングで転送パルスが印加される。
この状態で水平転送部14が駆動して水平転送動作を行い、信号を出力する。つまり、1水平ブランキング期間内に図5〜図7に示した転送動作が行われる。
後者の信号(図7における水平転送部14において太枠で囲んだ信号)のみを最終的に画像信号として用いることで、画像に含まれるスミア信号を大幅に低減することができる。以降、上記図5〜図7の動作を繰り返し行って信号を出力する。
また、本実施形態では(G−R)行の読み出し・転送動作のみ説明したが、(G−B)行の読み出し・転送動作についても同様に行う。
以上のように本実施形態によれば、他と独立して駆動可能な垂直最終段21の転送電極によって列毎に垂直方向の転送動作を異ならせるようにし、かつ水平転送部14での転送動作と組み合わせることによりスミア成分と信号成分との分離を可能とし、垂直方向および水平方向での画素間引き駆動モードにおいて、画像信号として用いられる信号電荷内のスミア成分を最小とすることができる。よって、モニターモードにおいて、水平方向にも画素を間引くことによりさらに高速の画像読み出し、すなわち高フレームレートの実現が可能となるとともに、高画質の画像を得ることができる。また、図7に示したように垂直最終段21内でスミア成分を信号パケットに逆転送させることで、空パケットからのスミア成分の転送ステップが増えるのを防止し、フレームレートの低下を防止できる。
なお、上記実施形態では垂直転送路内で2画素加算混合を行う駆動モードについて説明したが、例えば、垂直方向の解像度を確保したい場合には、図3(b)に示したように垂直転送路内での画素混合を行わないことも考えられる。この場合、画像信号中のスミア成分は増加するが、後述するように従来の方法と比べれば大幅な低減が可能である。
しかし、この場合、図8(a)、(b)に示すように信号パケットが連続した状態で転送される必要がある。図8(c)のように信号パケットと空パケットとが交互に存在する場合、信号のみのパケットを作ろうにも必ずその間にスミアパケットを加算しなければならないからである。ただし、水平転送部14が2相駆動でなく、例えば、図9(d)に示すように4相駆動であれば水平転送路内で電荷を逆転送させる等すれば、図8(c)に示したパケットの配列であっても上記のように信号成分とスミア成分との分離が可能となる。
図10に全画素読み出し駆動モード(スチルモード)で得られる信号に対する種々の間引き駆動モード(モニターモード)でのスミア改善度を示す。
スチルモードでは、1画素からの信号電荷に1の信号成分と1のスミア成分を含んでいる。これに対して、垂直方向9画素から2画素を読み出す際、従来のモニターモードでは2画素の信号成分に対し、9画素分のスミア成分が加算されるため、スミアは20×LOG(9/2)≒13.1(dB)悪化する。一方、上記実施形態のうち、垂直転送路内で画素を混合しない場合(図3(b))には、2画素分の信号成分に対し2画素分のスミア成分が含まれることになるから、信号成分に対するスミア成分の比は同じ、すなわちスミア改善度は0(dB)である。さらに図5〜図7を用いて説明した垂直転送路内で2画素を加算混合するモードでは、2画素分の信号成分に対し1画素分のスミア成分が含まれることになるから、スミア改善度は20×LOG(1/2)≒−6.0(dB)、つまりスミアはスチルモードに比べて6(dB)程度良化する。
なお、スミアは垂直転送路中で転送する信号電荷に混入するノイズ成分であるから、水平方向の画素間引きはスミアの良化・悪化に関係しない。
以上からわかるように、本実施形態によれば従来のモニターモードで得られる出力に対し、垂直画素加算を行わない場合でも約13(dB)、垂直画素加算を行った場合には約19(dB)と大幅にスミアが改善される。
この改善度は垂直方向の間引き率によって変化するが、間引き率が高ければスミア改善度が良化することは明らかである。
なお、図5〜図9において、説明の便宜上、水平転送部14の1段を複数領域に分けて書いているが、実際には複数領域に分割されているわけではなく、特許文献3に開示されたような倍密度のパケット構成ではない。ただし、1段あたりの容量として信号電荷があふれ出さない程度に十分な容量に設定する必要がある。
また、本実施形態および以降の実施形態において、最終的に画像信号として用いられる信号成分には添字1を(例えば、G1、R1)、画像信号として用いられない信号成分には添字2を(例えば、G2、R2)付与している。また、各スミア成分(S0、S1、S2)は1画素あたりの成分につき、その電荷量は同じとして取り扱っている。
(第2の実施形態)
図11〜図16に本発明の第2の実施形態における転送部での電荷の転送状態を説明するための図を示す。本実施形態と第1の実施形態とで異なる主な点は、水平転送部14内で同色の信号成分を混合している点である。このようにすることで、画像信号における色信号成分を増やすことができ、感度の向上および画素の有効利用が図れる。
以下に電荷の転送動作について説明するが、本実施形態では(G−R)行(以下、第1色系列という)のG成分と(G−B)行(以下、第2色系列という)のG成分とを区別するため、第1色系列のG成分は、g1、g2等と標記することとする。
垂直最終段21に蓄積された第1色系列の信号のうち、R列の信号パケット内の信号電荷のみが水平転送部14に転送される(図11)。
次に水平転送部で2段転送された後、B列、L列の信号パケット内の信号電荷のみが水平転送部14に転送される(図12)。この転送動作によってG1成分を含む信号電荷が加算混合され、またR1成分を含む信号電荷が加算混合される。この際、図12に示すようにR列の空パケット(スミア成分もなし)は後段のパケット内と加算してもよい。
上記の垂直転送動作により、最終垂直段21に空パケットが転送されてくる。このうち、B列、R列の空パケットからスミア成分のみの電荷が水平転送部14に転送される(図13)。L列からのスミア成分の転送を止めることで、G1成分を含む信号電荷およびR1成分を含む信号電荷には空パケットからのスミア成分が混入されない。また、L列の空パケットにあるスミア成分は後段の空パケットに加算される。
次に、水平転送部14で2段転送された後、最終垂直段21にある空パケットのうち、L列、R列の空パケットからスミア成分のみの電荷が水平転送部14に転送される(図14)。
スミア成分の転送開始時点でG1成分を含む信号電荷およびR1成分を含む信号電荷はそれぞれB列に位置しているため、空パケットからのスミア成分が混入されない。
水平転送部14で1段転送された後、最終垂直段21にある空パケットのうち、B列の空パケットからスミア成分のみの電荷が水平転送部14に転送される(図15)。
スミア成分の転送開始時点でG1成分を含む信号電荷およびR1成分を含む信号電荷はそれぞれL列に位置しているため、空パケットからのスミア成分が混入されない。
上記の垂直転送動作により、最終垂直段21に第2色系列の信号パケットが転送される(図16)。
このとき、G1成分を含む信号電荷およびR1成分を含む信号電荷に空パケットからスミア成分が混入しない状態が水平転送部14内で実現される。すなわち、信号成分とスミア成分とをきちんと分離させることができる。
また、G1成分を含む信号電荷の入った転送段およびR1成分を含む信号電荷の入った転送段にはそれぞれ4画素分の信号成分が入っており、これらを水平転送して出力することにより第1の実施形態と比べて1パケットあたり2倍の出力が得られ、感度を向上できる。
この状態で水平転送部14を駆動させ、水平転送動作を行い、信号を出力する。つまり、1水平ブランキング期間内に図11〜図16に示した転送動作が行われる。
以降、同様の動作を繰り返すことにより、画像信号が得られる。
(第3の実施形態)
図17〜図25に本発明の第3の実施形態における転送部での電荷の転送状態を説明するための図を示す。本実施形態と第2の実施形態とで異なる主な点は、水平転送部14内に第1色系列、第2色系列の信号成分を含む信号電荷を両方とも読み出した状態で、水平転送動作を行う点である。このようにすることで、画像信号における色信号成分を増やすことができ、感度の向上および画素の有効利用が図れるとともに、1水平ブランキング期間内に転送できる信号の種類を増やすことができ、その結果、高速の画像読み出しを実現できる。
以下に電荷の転送動作について説明する。
垂直最終段21に蓄積された第1色系列の信号のうち、R列の信号パケット内の信号電荷のみが水平転送部14に転送される(図17)。
次に水平転送部が2段転送された後で、L列の信号パケット内の信号電荷のみが水平転送部14に転送される(図18)。この転送動作によってG1成分を含む信号電荷が加算混合され、またR1成分を含む信号電荷が加算混合される。
同様に、水平転送部がさらに2段転送された後で、B列の信号パケット内の信号電荷のみが水平転送部14に転送される(図19)。この転送動作によってG1成分を含む信号電荷が6画素分加算混合され、またR1成分を含む信号電荷が6画素分加算混合される。
上記の垂直転送動作により、最終垂直段21に空パケットが転送されてくる(図20)。
この空パケット内のスミア成分が、図17から図19に示した動作によって水平転送部14に転送される(図21)垂直最終段21からの転送動作完了時点でスミア成分は3画素分づつ加算混合されて水平転送部14の1段に集められる。図21に示した例では、スミア成分(S1)がB列下の転送段に、信号電荷(信号成分+スミア成分)がL列に分離して集められる。
さらに、同様の動作を繰り返してスミア成分と信号電荷とが分離されるように垂直最終段21から水平転送部14への電荷転送動作が行われる(図22)。また、上記の垂直転送動作により、最終垂直段21に第2色系列の信号パケットが転送されてくる。
次に図17から図19に示したのと同様の動作を行い、第1色系列の信号電荷およびスミア成分と分離した状態で、第2色系列の信号電荷が水平転送部14に転送される(図23)。
さらに、スミア成分(S3、S4)が信号成分と分離されて水平転送部14に転送される(図24)。
上記の垂直転送動作により、最終垂直段21に第1色系列の信号パケットが転送される(図25)。
このとき、G1成分、R1成分、g1成分、B1成分を含む信号電荷に空パケットからスミア成分が混入しない状態が水平転送部14内で実現される。すなわち、信号成分とスミア成分とをきちんと分離させることができる。
また、このとき本実施形態においては水平方向に3列ずつ独立の垂直転送ゲートを備えているが、水平転送部内で信号成分は2パケット、スミア成分は1パケットに振り分けることで、信号成分とスミア成分の分離を行うことができる。すなわち、垂直最終段が、m(mは2以上の整数)列毎に同じ転送電極構成を有し水平方向にm列ずつに繰り返されるとき、従来ではm列全てに信号パケットとノイズ信号のみの空パケットを重畳させる形で出力していたのに対し、本実施形態のように(m−1)列の信号パケットと1列の空パケットに振り分ける事で、ノイズ信号を大幅に低減させた信号出力が実現できる(本実施形態ではm=3、水平転送部内の信号パケットが2列、ノイズ信号パケットが1列に相当する)。
また、G1成分を含む信号電荷の入った転送段およびR1成分を含む信号電荷の入った転送段にはそれぞれ4画素分の信号成分が入っており、これらを水平転送して出力することにより第1の実施形態と比べて1パケットあたり3倍の出力が得られ、感度を向上できる。
この状態で水平転送部14を駆動させ、水平転送動作を行い、信号を出力する。つまり、1水平ブランキング期間内に図17〜図25に示した転送動作が行われるが、第2の実施形態に示した場合と比べて、1回の水平転送動作で電荷検出部15に転送する情報は2倍となる。よって、画像信号の読み出しを高速化できる。
以降、同様の動作を繰り返すことにより、画像信号が得られる。
また、本実施形態に示したのと同様な方法によって、多画素混合のモニターモードにおいて高速読み出しおよび高画質の画像が実現できる。
例えば、図26(a)に示すように、水平方向に1画素おきの3画素を、垂直方向に1行おきの行分、合計9画素を一つの混合画素群として、上記の転送動作を行えば、スミア成分の低減が図れるとともに、全てのフォトダイオードの信号画素を捨てずに混合できるので、感度を向上させることができ、好ましい。この場合、RGBのそれぞれについての混合画素群の重心は、図26(a)に示したように、等間隔となる。従って、解像度が高くモワレが少ない画像を得ることができる。
また、図26(b)に示すように、図26(a)に示した9画素から、垂直方向における真ん中の行を間引いた、合計6画素を一つの混合画素群としても良い。この場合も、RGBのそれぞれについての混合画素群の重心が等間隔となるので、解像度が高くモワレが少ない画像を得ることができる。
(第4の実施形態)
図27に本発明の第4の実施形態におけるディジタルカメラの概略構成を示す。本ディジタルカメラは、被写体からの入射光を固体撮像装置1の撮像面に結像するためのレンズなどを含む光学系31と、固体撮像装置1の駆動を制御する制御部32と、固体撮像装置1からの出力信号に対して様々な信号処理を施す画像処理部33とを備えている。
固体撮像装置1は図1に示した構成であり、かつ上記第1〜第3の実施形態における電荷転送動作が可能である。また、タイミング発生装置20には制御部32から制御信号が送られる。
このディジタルカメラによれば、モニターモードでの撮像時にスミアの影響を大幅に低減した高画質撮像が可能となる。また、画像処理部33での信号処理機能を用いると、図10に示した以上のスミア低減効果が得られる。
図28に固体撮像装置1における出力信号を時系列に並べた例を示し、図29にスミア低減のための信号処理フローの一例を示す。
図28には、第1の実施形態における出力動作の例を示しており、水平方向に3転送段おきに画像信号として用いられる信号電荷が出力される。この3転送段を1周期として各信号に処理IDを付与する。例えば、画像信号に用いられるのは出力aとする。
次に図29に示すように画像処理部33で出力aと出力bとの差分を取る。この場合、出力aには2画素分の信号成分と1画素分のスミア成分、出力bには2画素分の信号成分と5画素分のスミア成分がそれぞれ含まれるから、4画素分のスミア成分の信号が差分として得られる。
次に、得られた差分信号を1/4倍して、約1画素分のスミア成分信号を得る。
最後に、出力aから得られたスミア成分信号を差分すると、ほぼスミアのない出力信号を得ることができる。このとき、出力a、b、cから得られる信号は1画素づつずれているが、モニターモードでは連続的に画像を出力しているため、視感上、問題とはならない。
なお、このような処理を行うためには、図27に示したようにデータを格納するメモリ34が必要である。
なお、第1〜第3の実施形態において、垂直転送電極群を6相1組としたが、それ以外の相数であってもよい。また、垂直最終段において他と独立で駆動可能な電極を増やしてもよい。例えば、1相目の電極の組を(V1B、V1R、V1L)としてもよい。
また、垂直方向および水平方向の画素の間引き方は、本発明の思想の範囲内で自由に設定できる。多画素混合モードも6画素混合、9画素混合に限らず、4画素混合モードや9以上の画素混合モードとしてもよい。
なお、固体撮像装置1の外部にタイミング発生回路20があってもよいし、内部にあってもよい。また、スミア低減のための信号処理方法は、第4の実施形態に示した例に限定されず、他の方法であってもよい。
なお、第1から第4の実施形態において、ノイズ信号を空パケットとして垂直転送する駆動モードに関してであるが、空パケットに色信号成分等の信号電荷が存在していても、このパケットを信号処理にて使用しない方法を用いれば、同様のノイズ低減効果が得られることは言うまでもない。
また、第1から第4の実施形態ではスミア成分の除去効果について主に、空パケット内には上述したとおり垂直転送時に混入する暗電流等のノイズ成分も含まれるため、画像信号からこれらのノイズを除去するのにも同様の効果が得られる。
本発明に係る固体撮像装置によれば、垂直方向および水平方向での画素間引き読み出しモードにおいて、スミアを大幅に低減した高画質の画像が得られ、高品質のディジタルカメラ等に適用する上で特に有用である。
本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置の概略構成図 本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置の垂直転送電極の構成図 本発明の第1の実施の形態における間引き駆動時の画素と転送電極との配置関係を示す図であり、(a)、(b)は信号読み出し画素と転送電極との配置関係を示す図、(c)は転送電極の組におけるバリア電極と蓄積電極の配置関係を示す図 本発明の第1の実施形態における固体撮像装置の垂直、水平転送パルスのタイミングチャート 本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置の転送部の状態を説明するための図であり、(a)、(b)は垂直画素加算が可能なパケット配置を示す図、(c)は垂直画素加算が可能でないパケット配置を示す図 図8(c)に示すパケット配置での駆動を可能とする水平転送部の概略構成図 本発明の第1の実施の形態におけるスチルモードで得られる信号に対する種々のモニターモードでのスミア改善度を示す図 本発明の第2の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第2の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第2の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第2の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第2の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第2の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置の転送部での電荷の転送状態を説明するための図 本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置において混合される画素の組み合わせ(混合画素群)の一例を示す説明図 本発明の第4の実施形態におけるディジタルカメラの概略構成を示す図 本発明の第4の実施形態における固体撮像装置の出力信号を時系列に並べた図 本発明の第4の実施形態におけるスミア低減のための信号処理フローの一例を示す図 従来技術の課題を説明するための電荷転送状態を示す模式図 従来技術における固体撮像装置の概略構成図 従来技術における水平転送パルスHφ1,Hφ2、リセットゲートパルスRGφおよび信号出力Voutのタイミング関係を示す図 従来技術におけるCCD撮像素子の全画素読み出し駆動モードの動作を説明するための図 従来技術におけるCCD撮像素子の間引き駆動モードの動作を説明するための図
符号の説明
1 固体撮像装置
11 撮像部
12 受光素子(フォトダイオード)
13 垂直転送部
14 水平転送部
15 電荷検出部
16 最終出力ゲート
17 FD(フローティングディフュージョン)部
18 RD(リセットドレイン)部
19 RG(リセットゲート)部
20 タイミング発生回路
21 垂直最終段
22 単独トランジェント電極
31 光学系(レンズ)
32 制御部
33 画像処理部
34 メモリ

Claims (11)

  1. 二次元配列の画素から読み出した信号電荷を垂直方向へ転送するために前記画素の各列に対応して設けられた垂直転送部と、
    前記垂直転送部から受け取った信号電荷を水平方向に転送する水平転送部とを有し、
    前記垂直転送部における前記水平転送部に最も近い転送段である垂直最終段が、m(mは2以上の整数)列毎に同じ転送電極構成を有し、
    前記m列のうち、一つの列以外の垂直最終段あるいは全ての列の垂直最終段に、当該垂直最終段から前記水平転送部への転送動作を、当該m列における他の列とは独立して制御するために、前記他の列とは独立した転送電極が設けられた固体撮像装置であって、
    画像信号として用いられる信号成分が入った第1のパケットと画像信号として用いられる信号成分が入っていない第2のパケットとを、1水平転送期間内に少なくとも1パケットずつ連続して垂直方向に転送する連続垂直転送駆動モードを備え、
    前記連続垂直転送駆動モードにおいて、前記第1のパケットと前記第2のパケットとが前記水平転送部内で振り分けられて分離されるように前記垂直転送段の転送電極および前記水平転送部の転送電極とにそれぞれ転送パルスが印加されることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記第1のパケットと前記第2のパケットとを前記水平転送部内で振り分ける際、前記第1のパケットが(m−1)パケット以下であることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記各画素に対応したカラーフィルタが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記カラーフィルタはベイヤー配列で配置されていることを特徴とする請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 撮像モードとして少なくとも垂直方向および水平方向に画素を間引いて読み出すモニターモードを備えた固体撮像装置の駆動方法であって、
    二次元配列の画素から読み出した信号電荷を垂直方向へ転送するための垂直転送部で、画像信号として用いられる信号成分が入った第1のパケットと画像信号として用いられる信号成分が入っていない第2のパケットとを転送するステップと、
    前記垂直転送部から受け取った信号電荷を水平方向に転送する水平転送部の所定の転送段に、任意の前記垂直転送部の列にある前記第2のパケットに含まれる電荷を前記垂直転送部から転送するステップと、
    前記水平転送部における前記所定の転送段とは異なる転送段に前記第1のパケットに含まれる電荷を前記垂直転送部から転送するステップと、
    前記水平転送部で各転送段に入った電荷を水平転送し、出力信号を得るステップとを有する固体撮像装置の駆動方法。
  6. 前記垂直転送部内で前記電荷を加算した後、前記水平転送部に転送することを特徴とする請求項5記載の固体撮像装置の駆動方法。
  7. 前記垂直転送部内で複数の前記第1のパケットが連続して転送されるようにすることを特徴とする請求項5または6に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  8. 前記垂直転送部における前記水平転送部に最も近い転送段である垂直最終段で、前記第1のパケット内の電荷と前記第2のパケット内の電荷とを混合するステップを有する請求項5ないし7のいずれかに記載の固体撮像装置の駆動方法。
  9. 被写体からの入射光を固体撮像装置の撮像面に結像するためのレンズ等を含む光学系と、前記固体撮像装置の駆動を制御する制御部と、前記固体撮像装置からの出力信号に対して様々な信号処理を施す画像処理部とを備えたカメラであって、
    前記固体撮像装置は請求項1ないし4のいずれかに記載の固体撮像装置であることを特徴とするカメラ。
  10. 前記出力信号を格納するためのメモリをさらに備える請求項9記載のカメラ。
  11. 前記水平転送部から出力される出力信号のうち、信号成分の量が同じでスミア成分の異なる信号間で差分を行い得られた1画素あたりのスミア成分を用いて、出力信号中のスミア成分を除去して画像信号を得る請求項9または10に記載のカメラ。
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