JP2009044620A - 固体撮像素子の画素混合読出方法及び撮像装置 - Google Patents

固体撮像素子の画素混合読出方法及び撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】固体撮像素子から画素混合して検出信号を読み出すときの歪みを無くす。
【解決手段】二次元アレイ状に配列形成された複数の画素を備えるカラー画像撮像用の固体撮像素子であって、隣接する同一色の複数画素の重心位置の色配列が前記二次元アレイ状に配列された画素色配列と異なる固体撮像素子の画素混合読出方法において、前記重心位置の色配列が前記画素色配列と同じとなる部分の色(G,B)については前記隣接する同一色の複数画素の検出信号を加算して読み出し、前記重心位置の色配列が前記画素色配列と異なる部分の色(R)については前記隣接する同一色の複数画素のうち前記画素色配列と同じになる位置の画素の検出信号を個別に読み出す。
【選択図】図5

Description

本発明は、固体撮像素子から画素混合して撮像データを読み出す画素混合読出方法及び撮像装置に関する。
CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等の固体撮像素子を用いて被写体の静止画像を撮像する場合には、固体撮像素子に搭載されている数百万画素という多数の画素の検出信号を個々に読み出して高精細な静止画像を生成する。
しかし、例えば被写体の動画像を撮像する場合には、固体撮像素子から1秒間に30フレームという画像データを高速に読み出す必要があるため、固体撮像素子が搭載する多数の画素の個々を個別に読み出す時間が無く、縮小した画像データを読み出すのが普通である。このとき、隣接する同一色の画素の検出信号を加算して読み出す画素混合が行われる。
画素混合は、例えば、下記特許文献1に記載されている様にして行われる。この特許文献1記載の固体撮像素子における画素色配列は、図10に示す様に、緑色(G)のカラーフィルタを搭載した画素(以下、G画素という。)が一行に並ぶ行と、赤色(R)のカラーフィルタを搭載した画素(以下、R画素という。)と青色(B)のカラーフィルタを搭載した画素(以下、B画素という。)とが交互に並ぶ行とが交互に設けられ、R画素,B画素の配列に対してG画素の画素位置が1/2ピッチずれるように設けられている。
この画素色配列における固体撮像素子において、水平方向の画素混合を行う場合には、図11(a)に示す様に、線で結んだ水平方向に隣接する同一色の画素の検出電荷を加算し、加算した信号の位置を、図11(b)に示す様に、加算対象とした2つの画素の重心位置とする。
特開2003―264844号公報
図10に示すR,G,Bの画素色配列と、図11(b)に示す重心位置の色配列とは異なってしまう。図10では、R画素とG画素の位置は水平方向にずれた位置になっているが、図11(b)では、画素混合したR画素信号と、画素混合したG画素信号の水平位置は同じになっている。
このため、図10の個々の画素の検出信号から生成した静止画像に対して、図11(b)の画素混合で生成した動画像は、G画素信号とR画素信号の水平位置が同じなため、歪んだ画像になってしまう。
この歪みを解消するには、静止画像生成用の画像処理装置の他に、動画像生成用の画像処理装置を別途用意し、動画像を生成するときには、図11(b)に示す点線八角形位置に混合R画素信号があるとして画像処理し、歪みを修正する必要が生じる。しかし、動画用の画像処理装置を静止画像処理用画像処理装置の他に用意するのは、コストが嵩んでしまうという問題がある。
本発明の目的は、画素混合した場合でも低コストで混合画素信号の処理ができる固体撮像素子の画素混合読出方法及び撮像装置を提供することにある。
本発明の固体撮像素子の画素混合読出方法は、二次元アレイ状に配列形成された複数の画素を備えるカラー画像撮像用の固体撮像素子であって、隣接する同一色の複数画素の重心位置の色配列が前記二次元アレイ状に配列された画素色配列と異なる固体撮像素子の画素混合読出において、前記重心位置の色配列が前記画素色配列と同じとなる部分(箇所)の色については前記隣接する同一色の複数画素の検出信号を加算して読み出し、前記重心位置の色配列が前記画素色配列と異なる部分(箇所)の色については前記隣接する同一色の複数画素のうち前記画素色配列と同じになる位置の画素の検出信号を個別に読み出すことを特徴とする。
本発明の固体撮像素子の画素混合読出方法は、前記隣接する同一色の複数画素のうち、検出信号が前記個別に読み出された画素と対になる他方の画素の検出信号を廃棄することを特徴とする。
本発明の固体撮像素子の画素混合読出方法は、前記固体撮像素子が、水平電荷転送路と垂直電荷転送路とを備えるCCD型であり、前記垂直電荷転送路の転送方向端部と前記水平電荷転送路との間に前記垂直電荷転送路から受け取った電荷を一時蓄積するラインメモリを備えることを特徴とする。
本発明の固体撮像素子の画素混合読出方法は、前記廃棄を前記水平電荷転送路の掃出駆動で行うことを特徴とする。
本発明の固体撮像素子の画素混合読出方法は、前記掃出駆動期間に前記垂直電荷転送路の転送を開始することを特徴とする。
本発明の固体撮像素子の画素混合読出方法は、前記二次元アレイ状に配列形成された複数の画素の奇数行の画素行が偶数行の画素行に対して1/2画素ピッチずらして配列されていることを特徴とする。
本発明の撮像装置は、二次元アレイ状に配列形成された複数の画素を備えるカラー画像撮像用の固体撮像素子であって隣接する同一色の複数画素の重心位置の色配列が前記二次元アレイ状に配列された画素色配列と異なる固体撮像素子と、前記重心位置の色配列が前記画素色配列と同じとなる部分の色については前記隣接する同一色の複数画素の検出信号を加算して読み出し前記重心位置の色配列が前記画素色配列と異なる部分の色については前記隣接する同一色の複数画素のうち前記画素色配列と同じになる位置の画素の検出信号を個別に読み出す撮像素子駆動手段と、前記固体撮像素子から出力される信号を処理して被写体画像データを生成する画像処理手段とを備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置の前記画像処理手段は、前記個別に読み出された検出信号を、前記加算した画素数と同数倍して前記被写体画像データを生成することを特徴とする。
本発明の撮像装置は、前記隣接する同一色の複数画素のうち検出信号が前記個別に読み出された画素と対になる他方の画素の検出信号を廃棄することを特徴とする。
本発明の撮像装置は、前記固体撮像素子が、水平電荷転送路と垂直電荷転送路とを備えるCCD型であり、前記垂直電荷転送路の転送方向端部と前記水平電荷転送路との間に前記垂直電荷転送路から受け取った電荷を一時蓄積するラインメモリを備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置は、前記廃棄を前記水平電荷転送路の掃出駆動で行うことを特徴とする。
本発明の撮像装置は、前記掃出駆動期間に前記垂直電荷転送路の転送を開始することを特徴とする。
本発明の撮像装置は、前記二次元アレイ状に配列形成された複数の画素の奇数行の画素行が偶数行の画素行に対して1/2画素ピッチずらして配列されていることを特徴とする。
本発明によれば、空間的な歪みが生じることなく、低コストで、画素混合した撮像画像を生成することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの機能ブロック図である。このデジタルカメラは、撮像部21と、撮像部21から出力されるアナログの画像データを自動利得調整(AGC)や相関二重サンプリング処理(CDS)等のアナログ処理するアナログ信号処理部22と、アナログ信号処理部22から出力されるアナログ画像データをデジタル画像データに変換するアナログデジタル変換部(A/D)23と、後述のシステム制御部(CPU)29からの指示によってA/D23,アナログ信号処理部22,撮像部21の駆動制御を行う駆動部(タイミングジェネレータTGを含む)24と、CPU29からの指示によって発光するフラッシュ25とを備える。
撮像部21は、被写界からの光を集光する光学レンズ系21aと、該光学レンズ系21aを通った光を絞る絞りやメカニカルシャッタ21bと、光学レンズ系21aによって集光され絞りによって絞られた光を受光し撮像画像データ(アナログ画像データ)を出力する単板式のカラー画像撮像用固体撮像素子100とを備える。
本実施形態のデジタルカメラは更に、A/D23から出力されるデジタル画像データを取り込み補間処理やホワイトバランス補正,RGB/YC変換処理等を行うデジタル信号処理部26と、画像データをJPEG形式などの画像データに圧縮したり逆に伸長したりする圧縮/伸長処理部27と、メニューなどを表示したりスルー画像や撮像画像を表示する表示部28と、デジタルカメラ全体を統括制御するシステム制御部(CPU)29と、フレームメモリ等の内部メモリ30と、JPEG画像データ等を格納する記録メディア32との間のインタフェース処理を行うメディアインタフェース(I/F)部31と、これらを相互に接続するバス40とを備え、また、システム制御部29には、ユーザからの指示入力を行う操作部33が接続されている。
本実施形態では、ユーザ操作部33からの撮影指示が静止画像撮影指示であるか動画像撮影指示であるかによって、CPU29が画素混合せずに撮像画像データを固体撮像素子100から出力させるか、画素混合して固体撮像素子100から出力させるかを判断する。そして、駆動部24は、CPU29からの指示により、固体撮像素子100の駆動制御を行う。
図2は、固体撮像素子100の表面模式図である。本実施形態のデジタルカメラでは、固体撮像素子100として、所謂、ハニカム画素配列のCCD型固体撮像素子を用いている。
半導体基板の表面部には複数の光電変換素子(フォトダイオードPD:以下、画素という。)101が二次元アレイ状に配列形成されている。そして、奇数行の画素行に対して偶数行の画素行が1/2画素ピッチずつずらして形成され、奇数行(または偶数行)の各画素に緑色(G)のカラーフィルタが積層されている。
偶数行(または奇数行)の画素行には、赤色(R)フィルタと青色(B)フィルタとが交互に積層されたRBRB…の並びの行と、逆のBRBR…の並びの行とが交互に設けられている。
各画素列に沿って、垂直電荷転送路(VCCD)102が各画素101を避けるように蛇行して形成され、各垂直電荷転送路102の転送方向端部に沿って、水平電荷転送路(HCCD)103が設けられ、水平電荷転送路103の出力部に、転送されてきた電荷の電荷量に応じた電圧値信号を撮像データとして出力するアンプ104が設けられている。
本実施形態のCCD型固体撮像素子100では、水平方向の画素混合を容易に行えるように、各垂直電荷転送路102の転送方向端部と水平電荷転送路103との間に、ラインメモリ(LM)105が設けられている。
ラインメモリ105は、各垂直電荷転送路102毎に、対応する垂直電荷転送路102から受け取った信号電荷を一時蓄積するバッファ領域105aを備える。そして、図1に示す駆動部24からのラインメモリ駆動パルスと水平転送パルスとの組み合わせに従って、各バッファ領域105aの蓄積電荷を水平電荷転送路103に転送するタイミングが制御される。
尚、「水平」,「垂直」という用語を用いて説明しているが、これは、半導体基板表面に沿う「1方向」,「この1方向に略垂直な方向」という意味に過ぎない。
図3は、水平電荷転送路(HCCD)103の電極配線を示す図である。画素混合を行うために、本実施形態の水平電荷転送路103は、8相(H1〜H8)の水平転送パルスによって駆動され、この水平転送パルスに、ラインメモリ(LM)駆動パルスが組み合わされることで、画素混合が行われる。
尚、水平転送パルスHi(i=1〜8)が印加される水平転送電極を電極Hiと呼ぶことにする。
図3に示すラインメモリ(LM)105上に記載したRGBは、夫々R画素,G画素,B画素から読み出され転送されてきた信号電荷を示している。図2に示す下から2行づつの各画素行が夫々一ラインの信号電荷としてラインメモリ(LM)105内に一時蓄積される。
即ち、R画素,B画素の信号電荷が垂直電荷転送路102に読み出され、2段の転送電極分だけ垂直方向に転送されたとき、G画素から信号電荷が垂直電荷転送路102に読み出されると、RGBGRGBG…のラインと、BGRGBGRG…のラインとが交互に垂直電荷転送路102からラインメモリ105に転送されてくることになる。
図4は、ラインメモリ(LM)105を利用し、水平電荷転送路103上で水平方向の画素混合を行う様子を示す説明図である。
ラインメモリLMには、左端から、RGBGRGBG…と信号電荷が蓄積されている。このとき、時刻t1において
ラインメモリLM→H、
水平転送電極H1→H、
水平転送電極H2→L、
水平転送電極H3→L、
水平転送電極H4→H、
水平転送電極H5→L、
水平転送電極H6→L、
水平転送電極H7→H、
水平転送電極H8→H、
の信号レベルが印加されると、電極H2,3,5,6下に電位井戸が形成され、ラインメモリLMからこれらの電極H2,3,5,6下に信号電荷が移される。
ラインメモリLMの信号レベルがLになった状態で、時刻t2,t3,t4と水平転送パルスH1〜H8が印加されると、赤色(R)電荷以外のG電荷とB電荷の水平転送路上の位置が少しずつ進む。
そして、時刻t5で、
ラインメモリLM→H、
水平転送電極H1→H、
水平転送電極H2→H、
水平転送電極H3→H、
水平転送電極H4→L、
水平転送電極H5→L、
水平転送電極H6→H、
水平転送電極H7→L、
水平転送電極H8→L、
になると、水平電極H2下に移動してきた内部にG電荷が入っている電位井戸内に、ラインメモリLMからG電荷が入り、この電位井戸内で、2つのG画素の電荷が加算されることになる。同様に、水平電極H3下の電位井戸内に、青色(B)の加算電荷が入り、水平電極H6下の電位井戸内に緑色(G)の加算電荷が入る。
しかし、赤色(R)電荷が入るべき水平電極H1,H5のうち、電極H5は、ラインメモリLMがHレベルになったとき常にLレベルの電位が印加されて電極H5下に電位井戸が形成されることが無いため、電極H5下に入るべきラインメモリLM上のR電荷は、ラインメモリLM上に残ることになる。
以後、t6,t7,…と経過するに従って、水平電荷転送路上の信号電荷は、出力端のアンプ14側に転送され、各電位井戸内に入っている電荷量に応じた電圧値信号が撮像データとしてアンプ14から出力される。
撮像データが出力された後には、ラインメモリLM上に、赤色(R)信号電荷が残留していることになる。そこで、図7に示す様に、データ出力のための転送後に、この残留電荷を水平電荷転送路に移し(LM転送)、水平電荷転送路を転送させることで、不要のR電荷の掃き出しを行う。そして、図3に示すラインメモリLMに接する次ラインの信号電荷を垂直電荷転送路(VCCD)102からラインメモリ(LM)105に移し、以下、同様にして画素混合を行う。
図4で説明した画素混合は、結果として図5の状態で行われる。即ち、水平方向に隣接するG画素の電荷が加算されて出力され、水平方向に隣接するB画素の電荷も加算されて出力される。
しかし、R画素については、これを加算すると、図11で説明した様に重心位置がG画素の加算信号位置と重なってしまう。そこで、本実施形態では、R画素については画素加算せずに、RGBの信号配置位置が固体撮像素子のRGB画素の配列と相似形の配列となる位置のR画素だけを読み出し、他方のR画素の信号を廃棄することとしている。しかし、このままでは、G信号,B信号に対して、R信号の信号量が減ってしまうため、R信号の信号量を2倍にして、再生画像の絵作りを行う。
図2に示す固体撮像素子100から読み出した画像データは、図1のデジタル信号処理部26が受け取って再生画像を生成することになる。このとき、固体撮像素子100から読み出された撮像データのRGBの配置は、図6の左側に示す配置位置となる。
即ち、その配置位置は、図2に示すハニカム画素配置,色配列と同じ相似同形となる。従って、静止画像を生成するときと同じアルゴリズムで画像処理することができる。
図1のデジタル信号処理部26は、市松位置の信号配列から当該信号位置のRGBの3色の信号成分を補間演算で求め、且つ、市松位置の残りの市松位置の信号の無い箇所のRGB信号を求める正方変換を行って、図6の右側に示す画像データを生成する。この様に生成された画像データは、図11で説明した空間的歪みを持たない出力信号に基づくため、品質の良い画像データとなる。
図8は、図7で説明した掃き出し駆動の別実施形態を示すタイムチャートである。本実施形態では、不要となるR電荷の掃き出し駆動を、通常の水平電荷転送路の転送駆動よりも高速で行い、掃き出し時間の短縮を図っている。これにより、全画面読み出しのフレームレートを上げることができる。
図9は、掃き出し駆動時の別実施形態を示すタイムチャートである。本実施形態では、掃き出し駆動時(高速駆動でも通常駆動でも良い。)に、並列に、垂直電荷転送路の転送駆動を行う。これにより、全画面の読み出しのフレームレートを更に向上させることが可能となる。
以上述べた実施形態に係る画素混合読出方法によれば、空間歪みを生じることなく画素混合を行うことができ、画素混合した信号専用の画像処理アルゴリズムが不要となるため、低コストで画像処理装置を構成することができ、デジタルカメラ等に適用すると有用である。
尚、上述した実施形態では、ハニカム画素配列のラインメモリを備えるCCD型固体撮像素子を例に説明したが、同一色の隣接画素の信号を加算読出する固体撮像素子であれば固体撮像素子の形式によらずに本発明を適用できる。
即ち、混合する同一色の画素の重心位置の色配列と、元の固体撮像素子の各画素の色配列とが異なり空間的な歪みが生じてしまうとき、歪みを生じさせる色の画素については画素混合せずに、色配列が元の固体撮像素子の色配列と同じになる画素の信号を読み出し、この信号と、他の画素混合した信号とから画像を生成すればよい。
本発明の画素混合読出方法は、歪み無い画像データの生成を低コストで行うことができるため、デジタルカメラ等に適用すると有用である。
本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの機能ブロック構成図である。 図1に示す固体撮像素子の表面模式図である。 図2に示す水平電荷転送路の転送電極配線図である。 図2に示す固体撮像素子における画素混合の様子を示す図である。 本発明の実施形態に係る画素混合説明図である。 図1に示すデジタル信号処理部が行うデータ処理の様子を示す説明図である。 図2に示す固体撮像素子における画素混合読出のタイムチャートである。 図7に代わる実施形態の画素混合読出のタイムチャートである。 図8に代わる実施形態の画素混合読出のタイムチャートである。 固体撮像素子の画素の色配列の一例を示す図である。 従来の画素混合の説明図である。
符号の説明
21 撮像部
24 駆動部(タイミングジェネレータを含む)
26 デジタル信号処理部
29 システム制御部(CPU)
100 固体撮像素子
101 画素
102 垂直電荷転送路(VCCD)
103 水平電荷転送路(HCCD)
104 出力アンプ
105 ラインメモリ

Claims (13)

  1. 二次元アレイ状に配列形成された複数の画素を備えるカラー画像撮像用の固体撮像素子であって、隣接する同一色の複数画素の重心位置の色配列が前記二次元アレイ状に配列された画素色配列と異なる固体撮像素子の画素混合読出方法において、前記重心位置の色配列が前記画素色配列と同じとなる部分の色については前記隣接する同一色の複数画素の検出信号を加算して読み出し、前記重心位置の色配列が前記画素色配列と異なる部分の色については前記隣接する同一色の複数画素のうち前記画素色配列と同じになる位置の画素の検出信号を個別に読み出すことを特徴とする固体撮像素子の画素混合読出方法。
  2. 前記隣接する同一色の複数画素のうち、検出信号が前記個別に読み出された画素と対になる他方の画素の検出信号を廃棄することを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子の画素混合読出方法。
  3. 前記固体撮像素子が、水平電荷転送路と垂直電荷転送路とを備えるCCD型であり、前記垂直電荷転送路の転送方向端部と前記水平電荷転送路との間に前記垂直電荷転送路から受け取った電荷を一時蓄積するラインメモリを備えることを特徴とする請求項2に記載の固体撮像素子の画素混合読出方法。
  4. 前記廃棄を前記水平電荷転送路の掃出駆動で行うことを特徴とする請求項3に記載の固体撮像素子の画素混合読出方法。
  5. 前記掃出駆動期間に前記垂直電荷転送路の転送を開始することを特徴とする請求項4に記載の固体撮像素子の画素混合読出方法。
  6. 前記二次元アレイ状に配列形成された複数の画素の奇数行の画素行が偶数行の画素行に対して1/2画素ピッチずらして配列されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の固体撮像素子の画素混合読出方法。
  7. 二次元アレイ状に配列形成された複数の画素を備えるカラー画像撮像用の固体撮像素子であって隣接する同一色の複数画素の重心位置の色配列が前記二次元アレイ状に配列された画素色配列と異なる固体撮像素子と、前記重心位置の色配列が前記画素色配列と同じとなる部分の色については前記隣接する同一色の複数画素の検出信号を加算して読み出し前記重心位置の色配列が前記画素色配列と異なる部分の色については前記隣接する同一色の複数画素のうち前記画素色配列と同じになる位置の画素の検出信号を個別に読み出す撮像素子駆動手段と、前記固体撮像素子から出力される信号を処理して被写体画像データを生成する画像処理手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  8. 前記画像処理手段は、前記個別に読み出された検出信号を、前記加算した画素数と同数倍して前記被写体画像データを生成することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記隣接する同一色の複数画素のうち検出信号が前記個別に読み出された画素と対になる他方の画素の検出信号を廃棄することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記固体撮像素子が、水平電荷転送路と垂直電荷転送路とを備えるCCD型であり、前記垂直電荷転送路の転送方向端部と前記水平電荷転送路との間に前記垂直電荷転送路から受け取った電荷を一時蓄積するラインメモリを備えることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記廃棄を前記水平電荷転送路の掃出駆動で行うことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記掃出駆動期間に前記垂直電荷転送路の転送を開始することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記二次元アレイ状に配列形成された複数の画素の奇数行の画素行が偶数行の画素行に対して1/2画素ピッチずらして配列されていることを特徴とする請求項7乃至請求項12のいずれかに記載の撮像装置。
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