JPH0589028U - 内外気切換ドアの駆動力伝達機構 - Google Patents
内外気切換ドアの駆動力伝達機構Info
- Publication number
- JPH0589028U JPH0589028U JP3771292U JP3771292U JPH0589028U JP H0589028 U JPH0589028 U JP H0589028U JP 3771292 U JP3771292 U JP 3771292U JP 3771292 U JP3771292 U JP 3771292U JP H0589028 U JPH0589028 U JP H0589028U
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- Japan
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- outside air
- air switching
- cable
- heater
- lever
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 隔てられて設置された、インテークドアと内
外気切換レバーの接続において、作業性よく容易に接続
が行えること。 【構成】 少なくともブロアユニットをエンジンルーム
側に設け、その内外気切換ドアを駆動するために、一端
が接続の中継ケーブルの他端をファイアーボードを介し
て、車室内に配されたヒータユニットのヒータケース外
面に導き、内外気切換レバーに一端が接続のヒーコンケ
ーブルの他端を前記ヒータユニットのヒータケース外面
に導いて前記中継ケーブルに接続するようにしたこと。
外気切換レバーの接続において、作業性よく容易に接続
が行えること。 【構成】 少なくともブロアユニットをエンジンルーム
側に設け、その内外気切換ドアを駆動するために、一端
が接続の中継ケーブルの他端をファイアーボードを介し
て、車室内に配されたヒータユニットのヒータケース外
面に導き、内外気切換レバーに一端が接続のヒーコンケ
ーブルの他端を前記ヒータユニットのヒータケース外面
に導いて前記中継ケーブルに接続するようにしたこと。
Description
【0001】
この考案は、車室外に設置されたブロアユニットに吸込側に形成される車室内 空気又は車外空気を選択導入する内外気切換ドアに駆動力を伝達する伝達装置に 関する。
【0002】
従来、車両用空調装置のブロアユニットは、車室内のインストルメントパネル の下部に配置されているので、そのブロアユニットの吸込側に配される内気又は 外気を選択的に導入するための内外気切換装置も当然ながら車室内に配されてい る。したがって、内外気切換ドアを駆動するケーブルも、内外気切換レバーから 内外気切換ドアの駆動軸へ車両内側から配索できるものであった。
【0003】
しかし、近年エアバッグ搭載車が増える傾向の中、運転席側は勿論のこと、助 手席側にも設置されると、エアバック設置スペース確保のため、一例としてブロ アユニットをエンジンルーム内に移設して、それによって生じたスペースにエア バックが設置されることが考えられる。
【0004】 エンジンルーム内にブロアユニットが配置されると、内外気切換ドアを駆動す るための駆動ケーブルの装着は、ファイヤーボードを挟んで行わなければならず 、エンジンルーム内及び車室内において、それぞれ配索しなければならず、接続 がしずらくなるという問題が生じる。
【0005】 そこで、この考案は、エンジンルーム内にあるブロアの吸込口に設けられる内 外気切換装置に駆動力を伝達する伝達機構の配索作業の簡素化を図る内外気切換 ドアの駆動力伝達機構を提供することにある。
【0006】
しかして、この考案は、少なくともブロアユニットをエンジンルーム側に設け 、その内外気切換ドアを駆動するために、一端が接続の中継ケーブルの他端をフ ァイアーボードを介して、車室内に配されたヒータユニットのヒータケース外面 に導き、内外気切換レバーに一端が接続のヒーコンケーブルの他端を前記ヒータ ユニットのヒータケース外面に導いて前記中継ケーブルに接続することにある。
【0007】
したがって、ヒータユニットのケースの外面に内外気切換装置に一端を固定し た中継ケーブルの他端をファイヤーボードを介して車室内に導き、車室内側から 内外気切換レバーに一端を固定のヒーコンケーブルの他端をヒータユニットのヒ ータケースの外面まで導いて、前記中継ケーブルと車室内側で接続することがで き、上記課題が達成できるものである。
【0008】
以下、この考案の実施例について図面により説明する。
【0009】 図1及び図2において、自動車用空調装置1は、概してブロアユニット2、ク ーラユニット3及びヒータユニット4を連設して構成され、そのブロアユニット 2及びクーラユニット3は、ファイヤーボード5を挟んでエンジンルーム6内に 、そしてヒータユニット4は車室7内にそれぞれ配されている。
【0010】 ブロアユニット2は、内部にブロア8が配されると共に、このブロア8がブロ アモータ9により回転され、空気を吸引し、自動車用空調装置1内に空気の流れ を作るものである。
【0011】 このブロアユニット2は、ブロアユニットケース10上に、内外気切換ボック ス11が一体的に形成され、該内外気切換ボックス11内に、導入空気を切り換 える内外気切換ドア12が配されている。また、内外気切換ボックス11には、 外気に開放の外気導入ダクト13と接続の外気口15と、車室7内に開口の内気 導入ダクト14と接続の内気口16とが形成され、これら両口15,16は前記 内外気切換ドア12にて選択的に開閉している。
【0012】 クーラユニット3は、導入空気を冷却する目的で、内部には冷却器(図示せず )が配されている。また、ヒータユニット4は、クーラユニット3からの空気の 全部又は一部を加熱する目的で加熱器とエアミックスドアを有し、加熱器からの 温風と冷風との混合比を変えて所定の吹出し温度とし、その空調空気は吹出モー ド別に、上吹出口18又は下吹出口19から車室7内に吹き出される。
【0013】 インテークレバー22は、略三角形をしており、前記内外気切換ボックス11 の外面で、前記インテークドア12の駆動軸23に設けられ、内側に係合溝が形 成されている。この係合溝には、インテークレバー26のピンが係合して、イン テークレバー26からインテークレバー22側へ動力が伝達されるように構成さ れている。
【0014】 インテークレバー26は、略菱形をしており、その中央の取付軸24を支点と して回動自在に動くように設置され、他方端には、下記する中継ケーブル29が 取り付けられている。
【0015】 中継ケーブル29は、外筒29aを有しており、その一端が前記インテークレ バー26に取り付けられ、その近くで取付具30を介して外筒29aが前記内外 気切換ボックス11に固定され、他端は、ファイヤーボード5を貫通して前記ヒ ータユニット4のヒータケース32に取り付けられている。下記する中継レバー 33に取り付けられ、その近くで外筒29aが取付具31を介してヒータケース 32に取り付けられている。
【0016】 中継レバー33は、図3に示すように、略菱形に形成され、その中央の取付軸 34を介してヒータケース32に取り付けられ、該取付軸34を支点として回動 するものである。この中継レバー33の両端にピン35,36が突設され、この 35には前記中継ケーブル29のリング37が嵌合されて、該中継ケーブル29 と連結され、ピン36には、下記するヒーコンケーブル38のリング39が嵌合 されて、該ヒーコンケーブル38と連結されている。
【0017】 ヒーコンケーブル38は、外筒38aを有しており、その一端に前記ヒーコン ケーブル38に嵌合用のリング39が取り付けられ、その近くで、取付具40を 介してヒータケース32に固着されている。このヒーコンケーブル38の他端は 、図1に示すように、内外気切換装置41の内外気切換レバー42と連結され、 該内外気切換レバー42の回動によって、該ヒーコンケーブル38は動力を伝達 すべく動かされる。
【0018】 したがって、前述したように、車室7内の内外気切換レバー42より開もしく は閉の操作がなされるとその駆動伝達は、前記内外気切換レバー42に接続のヒ ーコンケーブル38に伝わり、中継リンク23を介してその他端に係止されてい る中継ケーブル29を通り、その他端が接続されているインテークレバー26に 伝わり、インテークレバー26の支点を中心にしてその他方の端に突設したイン テークレバー22に嵌合するピンが所定の範囲内で回動し、それによりインテー クレバー22を揺動し、それに応動してインテークドア12が駆動され、開もし くは閉が行われるのである。
【0019】 ブロアユニット2がエンジンルーム6に設置されているため、中継ケーブル2 9は、一方の端はエンジンルーム6内のブロアユニット2に設置のインテークレ バー26に、他方の端はファイヤーボード5を介して、車室7内にあるヒータユ ニット4のヒータケース32の側面に設置された中継レバー33に係止されてい ることになるし、また、内外気導入の操作をするための手段は、内外気切換レバ ー42であり、車室7内にあることになる。
【0020】 このように、接続したい物がファイヤーボード5を挟んで設置されており、ケ ーブルにより接続する場合において、作業性の悪い側であるブロアユニット2側 に中継ケーブル29を取付け、その中継ケーブル29をファイヤーボード5を介 して車室7内のヒータケース32に導き、また、内外気切換レバー42に接続さ れているヒーコンケーブル38をヒータケース32に導いて、ヒータケース32 上に固着されている中継レバー33を介して両、中継ケーブル29とヒーコンケ ーブル38が連結されるものである。
【0021】 したがって、上述のような接続方法をしたために、車室7内側で接続すること ができ、内外気切換レバー42からインテークドア12へ駆動力を伝達する駆動 ケーブルの伝達機構の配索作業の簡素化が図れるわけである。
【0022】 接続方法に関しては、本考案では、中継レバー33を使用したが、それに限ら ず図4に示されるように、一方の中継ケーブル29に設けられたリング37に、 他方のヒーコンケーブル38に設けられた突起43を挿入して接続することもで きる。図示してはいないが、突起42にネジを設け、リング37を挿入してナッ トにて螺合してもよい。この両接続方法も前述の接続方法と同じ作用効果が得ら れるものである。
【0023】 また、本考案では、インテークドア12側と内外気切換レバー42の接続にケ ーブルを用いたが、これに代えてロッドを用いてもよく同様の作用効果があるも のである。
【0024】
以上説明したように、この考案においては、ブロアユニットに固着される中継 ケーブルをファイヤーボードを介してヒータケース側に配し、この中継ケーブル と、内外気切換レバーに固着のヒーコンケーブルとを車室内側で接続することが できて、両ケーブルの接続作業が容易となるものである。
【図1】この考案に係わる実施例の部分平面図である。
【図2】この考案に係わる実施例の部分拡大断面図であ
る。
る。
【図3】この考案に係わる実施例の部分拡大図である。
【図4】この考案に係わる別の接続方法に関する部分拡
大図である。
大図である。
2 ブロアユニット 5 ファイヤーボード 6 エンジンルーム 7 車室 12 内外気切換ドア 29 中継ケーブル 38 ヒーコンケーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくともブロアユニットをエンジンル
ーム側に設け、その内外気切換ドアを駆動するために、
一端が接続の中継ケーブルの他端をファイアーボードを
介して、車室内に配されたヒータユニットのヒータケー
ス外面に導き、内外気切換レバーに一端が接続のヒーコ
ンケーブルの他端を前記ヒータユニットのヒータケース
外面に導いて前記中継ケーブルに接続するようにしたこ
とを特徴とする内外気切換ドアの駆動力伝達機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3771292U JPH0589028U (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 内外気切換ドアの駆動力伝達機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3771292U JPH0589028U (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 内外気切換ドアの駆動力伝達機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589028U true JPH0589028U (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=12505136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3771292U Pending JPH0589028U (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 内外気切換ドアの駆動力伝達機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0589028U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013226998A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-07 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両用空調装置 |
WO2022270594A1 (ja) * | 2021-06-24 | 2022-12-29 | サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 | 車両用空調装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0544621B2 (ja) * | 1985-05-10 | 1993-07-06 | Becton Dickinson Co |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP3771292U patent/JPH0589028U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0544621B2 (ja) * | 1985-05-10 | 1993-07-06 | Becton Dickinson Co |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013226998A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-07 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両用空調装置 |
WO2022270594A1 (ja) * | 2021-06-24 | 2022-12-29 | サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 | 車両用空調装置 |
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