JPH0588839A - 情報表示装置 - Google Patents
情報表示装置Info
- Publication number
- JPH0588839A JPH0588839A JP3252373A JP25237391A JPH0588839A JP H0588839 A JPH0588839 A JP H0588839A JP 3252373 A JP3252373 A JP 3252373A JP 25237391 A JP25237391 A JP 25237391A JP H0588839 A JPH0588839 A JP H0588839A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- function
- display
- windows
- size
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Image Generation (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】アプリケーションプログラムによるウィンドウ
操作機能とウインド操作メニューに表示されているウィ
ンドウ操作用機能との連携をとり、それぞれの特性を考
慮した効率の良い情報の表示制御を行う。 【構成】この発明は、ファイリング業務処理部1からの
アプリケーションプログラムのそれぞれのウィンドウに
ついて、ウィンドウ表示制御部3のウィンドウ管理テー
ブル24で管理し、それぞれのウィンドウに対する個々
のウィンドウ操作機能の許可条件に許可(真)または禁
止(偽)を設定し、ファイリング業務処理部1のアプリ
ケーションプログラムからの要求で動的にその設定を変
更し、オペレータがウィンドウに対して操作をする場合
にアプリケーションプログラムからの要求による設定を
優先するようにしたものである。
操作機能とウインド操作メニューに表示されているウィ
ンドウ操作用機能との連携をとり、それぞれの特性を考
慮した効率の良い情報の表示制御を行う。 【構成】この発明は、ファイリング業務処理部1からの
アプリケーションプログラムのそれぞれのウィンドウに
ついて、ウィンドウ表示制御部3のウィンドウ管理テー
ブル24で管理し、それぞれのウィンドウに対する個々
のウィンドウ操作機能の許可条件に許可(真)または禁
止(偽)を設定し、ファイリング業務処理部1のアプリ
ケーションプログラムからの要求で動的にその設定を変
更し、オペレータがウィンドウに対して操作をする場合
にアプリケーションプログラムからの要求による設定を
優先するようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば実行中の複数
の異なるプログラムによる情報の表示出力を、それぞれ
ウィンドウとして割り当てられた領域に対して行うマル
チウィンドウシステムを採用した情報表示装置に関す
る。
の異なるプログラムによる情報の表示出力を、それぞれ
ウィンドウとして割り当てられた領域に対して行うマル
チウィンドウシステムを採用した情報表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、異なる複数のアプリケーションプ
ログラムを少なくとも見かけ上、同時に実行させ、それ
ぞれのアプリケーションプログラムがそれぞれウィンド
ウと呼ばれる画面上で指定される領域に対して情報を表
示する、例えば特開昭63-20525号公報に掲載されている
ような、いわゆるマルチウィンドウシステムを採用した
情報表示装置が広く使われてきている。
ログラムを少なくとも見かけ上、同時に実行させ、それ
ぞれのアプリケーションプログラムがそれぞれウィンド
ウと呼ばれる画面上で指定される領域に対して情報を表
示する、例えば特開昭63-20525号公報に掲載されている
ような、いわゆるマルチウィンドウシステムを採用した
情報表示装置が広く使われてきている。
【0003】このようなマルチウィンドウシステムにお
いては、各ウィンドウの表示位置やサイズなどを管理
し、実際のウィンドウ表示を制御するウィンドウ制御部
が存在するのが一般的である。アプリケーションプログ
ラムの処理において、ウィンドウを表示する際には、ア
プリケーションプログラムからウィンドウ制御部に対し
て表示要求がわたされる。そして、この表示要求をウィ
ンドウ制御部が受けとると、あらかじめ指定されたパラ
メータにしたがって、アプリケーションプログラムによ
り指定された条件でウィンドウが表示されるようになっ
ている。
いては、各ウィンドウの表示位置やサイズなどを管理
し、実際のウィンドウ表示を制御するウィンドウ制御部
が存在するのが一般的である。アプリケーションプログ
ラムの処理において、ウィンドウを表示する際には、ア
プリケーションプログラムからウィンドウ制御部に対し
て表示要求がわたされる。そして、この表示要求をウィ
ンドウ制御部が受けとると、あらかじめ指定されたパラ
メータにしたがって、アプリケーションプログラムによ
り指定された条件でウィンドウが表示されるようになっ
ている。
【0004】また、ウィンドウの最上位化表示(一番手
前に表示)を始めとするウィンドウの上下関係の変更に
ついても、アプリケーションプログラムからの要求に応
じて個々に反映されるようになっている。さらに、マウ
スやキーボードを介してのオペレータによるウィンドウ
表示位置もしくはサイズ変更要求についても、入力部を
介して同様に処理される。
前に表示)を始めとするウィンドウの上下関係の変更に
ついても、アプリケーションプログラムからの要求に応
じて個々に反映されるようになっている。さらに、マウ
スやキーボードを介してのオペレータによるウィンドウ
表示位置もしくはサイズ変更要求についても、入力部を
介して同様に処理される。
【0005】表示中の各ウィンドウに対してオペレータ
が操作可能な機能操作項目としては、ウィンドウの移
動、サイズ変更そして重なり具合の変更などがある。オ
ペレータが、これらの機能のなかから1つを選択して実
行するためには、例えば次の2つの手段が用意されてい
る。
が操作可能な機能操作項目としては、ウィンドウの移
動、サイズ変更そして重なり具合の変更などがある。オ
ペレータが、これらの機能のなかから1つを選択して実
行するためには、例えば次の2つの手段が用意されてい
る。
【0006】第1に、オペレータがウィンドウ上に表示
された操作キーを指定する手段がある。まずアプリケー
ションプログラムは、ウィンドウで可能な操作の種類を
あらかじめウィンドウ制御部に対して指定しておく。ウ
ィンドウ制御部は指定された操作名の一覧を各ウィンド
ウの一部の領域に例えばキーに見せかけるなどして表示
させる。オペレータは、実行したい機能を示すその領域
にマウスカーソルをもって行き、そこでマウスボタンを
押すと指定された処理がそのウィンドウに対して施され
る。
された操作キーを指定する手段がある。まずアプリケー
ションプログラムは、ウィンドウで可能な操作の種類を
あらかじめウィンドウ制御部に対して指定しておく。ウ
ィンドウ制御部は指定された操作名の一覧を各ウィンド
ウの一部の領域に例えばキーに見せかけるなどして表示
させる。オペレータは、実行したい機能を示すその領域
にマウスカーソルをもって行き、そこでマウスボタンを
押すと指定された処理がそのウィンドウに対して施され
る。
【0007】第2に、ウインド操作メニューを使用した
選択方法も提供されている。すなわち、ウィンドウ制御
部は、システムで提供しているウィンドウ操作用機能を
ウインド操作メニュー形式で一覧表示する。オペレータ
はそのうちの1機能を選択する。つぎにその操作を施す
ウィンドウをマウスカーソルの表示位置またはウィンド
ウ番号の入力などにより指定する。そしてウィンドウ制
御部は、オペレータに指定されたウィンドウに対して操
作機能の処理を実行している。
選択方法も提供されている。すなわち、ウィンドウ制御
部は、システムで提供しているウィンドウ操作用機能を
ウインド操作メニュー形式で一覧表示する。オペレータ
はそのうちの1機能を選択する。つぎにその操作を施す
ウィンドウをマウスカーソルの表示位置またはウィンド
ウ番号の入力などにより指定する。そしてウィンドウ制
御部は、オペレータに指定されたウィンドウに対して操
作機能の処理を実行している。
【0008】このように、従来のシステムでは複数のウ
ィンドウ操作手段を提供することにより、オペレータは
自分の熟練度に適した操作を選択することができ、ま
た、ウインド操作メニューで表示されるウィンドウ操作
用機能は表示中のすべてのウィンドウに対して実行可能
であった。
ィンドウ操作手段を提供することにより、オペレータは
自分の熟練度に適した操作を選択することができ、ま
た、ウインド操作メニューで表示されるウィンドウ操作
用機能は表示中のすべてのウィンドウに対して実行可能
であった。
【0009】最近のマルチウィンドウシステムにおいて
は、例えば画像ラスタデータのような大量のデータから
なる情報をウィンドウ内に表示することが多い。マルチ
ウィンドウ表示機能を搭載した電子画像ファイル装置な
どが代表的な例である。このような場合、1個の画像デ
ータをウィンドウ内に表示するために要する時間が、比
較的データ量が少ないベクトルデータに比べよりかか
る。
は、例えば画像ラスタデータのような大量のデータから
なる情報をウィンドウ内に表示することが多い。マルチ
ウィンドウ表示機能を搭載した電子画像ファイル装置な
どが代表的な例である。このような場合、1個の画像デ
ータをウィンドウ内に表示するために要する時間が、比
較的データ量が少ないベクトルデータに比べよりかか
る。
【0010】ところが、ウィンドウの表示環境が変更に
なる度に画像表示領域のクリッピング処理を行い、画像
データを再描画する必要がでてくるため、システム全体
の処理能力にオーバーヘッドが生じ操作環境に悪影響を
与えていた。ウィンドウの重なり状態が変更になった場
合の処理としては、例えば重なり部分をあらかじめ退避
させ、変更になった領域だけを転送することなどにより
画面修復の効率を向上していた。
なる度に画像表示領域のクリッピング処理を行い、画像
データを再描画する必要がでてくるため、システム全体
の処理能力にオーバーヘッドが生じ操作環境に悪影響を
与えていた。ウィンドウの重なり状態が変更になった場
合の処理としては、例えば重なり部分をあらかじめ退避
させ、変更になった領域だけを転送することなどにより
画面修復の効率を向上していた。
【0011】しかし、特にウィンドウのサイズが変更に
なった場合など表示する画像データの表示サイズが変更
になった場合には、変更のある度に描画データのクリッ
ピング領域を再設定し、画像データをデータ記憶部から
転送する必要があり、いずれにしても処理に時間がかか
り改善が求められていた。
なった場合など表示する画像データの表示サイズが変更
になった場合には、変更のある度に描画データのクリッ
ピング領域を再設定し、画像データをデータ記憶部から
転送する必要があり、いずれにしても処理に時間がかか
り改善が求められていた。
【0012】上記のような現象を軽減するために、従来
のシステムでは、たとえば、サイズを変更すべきでない
ウィンドウについてはアプリケーションプログラムがウ
ィンドウ制御部に対して、サイズ変更指定キーを項目ウ
ィンドウ上の機能一覧表示領域に表示しないように要求
することがあった。これにより、ウィンドウ上にウィン
ドウサイズ変更用の指定キーがないのでオペレータはウ
ィンドウ操作を指定することができなかった。
のシステムでは、たとえば、サイズを変更すべきでない
ウィンドウについてはアプリケーションプログラムがウ
ィンドウ制御部に対して、サイズ変更指定キーを項目ウ
ィンドウ上の機能一覧表示領域に表示しないように要求
することがあった。これにより、ウィンドウ上にウィン
ドウサイズ変更用の指定キーがないのでオペレータはウ
ィンドウ操作を指定することができなかった。
【0013】しかしながら、もう1つの操作手段として
オペレータがウィンドウ操作メニューを表示させ、機能
を選択してから操作対象ウィンドウを指定して操作する
手段があった。例えばウィンドウ制御部がウィンドウ操
作名をウィンドウ上に表示しない状態であっても、オペ
レータがウインド操作メニューを用いてその操作を指定
すると実行されてしまうということがあった。
オペレータがウィンドウ操作メニューを表示させ、機能
を選択してから操作対象ウィンドウを指定して操作する
手段があった。例えばウィンドウ制御部がウィンドウ操
作名をウィンドウ上に表示しない状態であっても、オペ
レータがウインド操作メニューを用いてその操作を指定
すると実行されてしまうということがあった。
【0014】このようなウインド操作メニューに表示さ
れるウィンドウ操作機能とアプリケーションプログラム
によるウィンドウ操作機能との機能制限の違いは、ウイ
ンド操作メニューが表示中のシステム全体で備えている
ウィンドウ操作機能を一括管理して一覧表示するのに対
し、アプリケーションプログラムによるウィンドウ操作
機能は各ウィンドウ個別であり、他のウィンドウについ
て設定した機能と独立して管理されているものである。
れるウィンドウ操作機能とアプリケーションプログラム
によるウィンドウ操作機能との機能制限の違いは、ウイ
ンド操作メニューが表示中のシステム全体で備えている
ウィンドウ操作機能を一括管理して一覧表示するのに対
し、アプリケーションプログラムによるウィンドウ操作
機能は各ウィンドウ個別であり、他のウィンドウについ
て設定した機能と独立して管理されているものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の情報表示装置において、たとえばサイズを変更すべき
でないウィンドウについては、アプリケーションプログ
ラムがウィンドウ制御部に対して、サイズ変更指定キー
を項目ウィンドウ上の機能一覧表示領域に表示しないよ
うに要求し、ウィンドウ上にウィンドウサイズ変更用の
指定キーを表示せず、オペレータがウィンドウサイズ変
更の操作をできないようにしていた。しかしながら、他
の操作手段にオペレータがウィンドウ操作メニューを表
示させ機能を選択して操作する方法があり、オペレータ
がこのウィンドウ操作メニューによってたとえばウィン
ドウサイズ変更を操作した場合、実行されてしまうとい
う問題があった。
の情報表示装置において、たとえばサイズを変更すべき
でないウィンドウについては、アプリケーションプログ
ラムがウィンドウ制御部に対して、サイズ変更指定キー
を項目ウィンドウ上の機能一覧表示領域に表示しないよ
うに要求し、ウィンドウ上にウィンドウサイズ変更用の
指定キーを表示せず、オペレータがウィンドウサイズ変
更の操作をできないようにしていた。しかしながら、他
の操作手段にオペレータがウィンドウ操作メニューを表
示させ機能を選択して操作する方法があり、オペレータ
がこのウィンドウ操作メニューによってたとえばウィン
ドウサイズ変更を操作した場合、実行されてしまうとい
う問題があった。
【0016】そこで、本発明は、アプリケーションプロ
グラムによるウィンドウ操作機能とウインド操作メニュ
ーに表示されているウィンドウ操作用機能との連携をと
り、それぞれの特性を考慮した効率の良い情報表示装置
を提供することを目的とする。
グラムによるウィンドウ操作機能とウインド操作メニュ
ーに表示されているウィンドウ操作用機能との連携をと
り、それぞれの特性を考慮した効率の良い情報表示装置
を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の情報表示装置
は、同時に実行状態にある複数のアプリケーションプロ
グラムの入出力を、少なくとも部分的に重なりあった複
数のウィンドウとして画面上に選択的に表示できる情報
表示装置において、上記画面上における各ウィンドウの
表示状態を制御する制御手段と、この制御手段の制御に
より上記画面上に表示される各ウィンドウの許可条件を
含む表示環境を管理する管理手段と、この管理手段で管
理される複数のウィンドウのそれぞれについて操作可能
な機能を選択する選択手段と、この選択手段により選択
された機能に対する上記管理手段で管理されている許可
条件に応じて、その機能の実行が許可か否かを判断する
判断手段と、この判断手段により上記機能の実行が許可
と判断された場合にその機能を実行処理する処理手段と
を具備している。
は、同時に実行状態にある複数のアプリケーションプロ
グラムの入出力を、少なくとも部分的に重なりあった複
数のウィンドウとして画面上に選択的に表示できる情報
表示装置において、上記画面上における各ウィンドウの
表示状態を制御する制御手段と、この制御手段の制御に
より上記画面上に表示される各ウィンドウの許可条件を
含む表示環境を管理する管理手段と、この管理手段で管
理される複数のウィンドウのそれぞれについて操作可能
な機能を選択する選択手段と、この選択手段により選択
された機能に対する上記管理手段で管理されている許可
条件に応じて、その機能の実行が許可か否かを判断する
判断手段と、この判断手段により上記機能の実行が許可
と判断された場合にその機能を実行処理する処理手段と
を具備している。
【0018】本発明の情報表示装置は、同時に実行状態
にある複数のアプリケーションプログラムの入出力を、
少なくとも部分的に重なりあった複数のウィンドウとし
て画面上に選択的に表示できる情報表示装置において、
上記画面上における各ウィンドウの表示状態を制御する
制御手段と、この制御手段の制御により上記画面上に表
示される各ウィンドウの許可条件を含む表示環境を管理
する管理手段と、この管理手段で管理される複数のウィ
ンドウのそれぞれについて操作可能な機能を選択する選
択手段と、この選択手段により選択された機能に対する
上記管理手段で管理されている許可条件に応じて、その
機能の実行が許可か否かを判断する判断手段と、この判
断手段により上記機能の実行が否と判断された場合にそ
の機能の禁止を案内する案内手段とを具備している。
にある複数のアプリケーションプログラムの入出力を、
少なくとも部分的に重なりあった複数のウィンドウとし
て画面上に選択的に表示できる情報表示装置において、
上記画面上における各ウィンドウの表示状態を制御する
制御手段と、この制御手段の制御により上記画面上に表
示される各ウィンドウの許可条件を含む表示環境を管理
する管理手段と、この管理手段で管理される複数のウィ
ンドウのそれぞれについて操作可能な機能を選択する選
択手段と、この選択手段により選択された機能に対する
上記管理手段で管理されている許可条件に応じて、その
機能の実行が許可か否かを判断する判断手段と、この判
断手段により上記機能の実行が否と判断された場合にそ
の機能の禁止を案内する案内手段とを具備している。
【0019】
【作用】この発明は、同時に実行状態にある複数のアプ
リケーションプログラムの入出力を、少なくとも部分的
に重なりあった複数のウィンドウとして画面上に選択的
に表示できるものにおいて、上記画面上における各ウィ
ンドウの表示状態を制御手段で制御し、この制御により
上記画面上に表示される各ウィンドウの許可条件を含む
表示環境を管理手段で管理し、この管理される複数のウ
ィンドウのそれぞれについて操作可能な機能を選択手段
で選択し、この選択された機能に対する上記管理手段で
管理されている許可条件に応じて、その機能の実行が許
可されるか否かを判断し、この判断により上記機能の実
行が許可された場合に、その機能を実行処理するように
したものである。
リケーションプログラムの入出力を、少なくとも部分的
に重なりあった複数のウィンドウとして画面上に選択的
に表示できるものにおいて、上記画面上における各ウィ
ンドウの表示状態を制御手段で制御し、この制御により
上記画面上に表示される各ウィンドウの許可条件を含む
表示環境を管理手段で管理し、この管理される複数のウ
ィンドウのそれぞれについて操作可能な機能を選択手段
で選択し、この選択された機能に対する上記管理手段で
管理されている許可条件に応じて、その機能の実行が許
可されるか否かを判断し、この判断により上記機能の実
行が許可された場合に、その機能を実行処理するように
したものである。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係るマルチウィンドウシ
ステムを採用した情報表示装置の概念を示すものであ
る。
して説明する。図1は本発明に係るマルチウィンドウシ
ステムを採用した情報表示装置の概念を示すものであ
る。
【0021】すなわち、この情報表示装置は、ファイリ
ング業務の各種処理を行うファイリング業務処理部1、
記憶される文書についてのデータベースであり登録およ
び検索業務に使用するデータベース管理部2、各表示ウ
ィンドウの制御を行うウィンドウ制御部3、文書画像デ
ータについて読出し書込み等の入出力を行う文書データ
入出力部4、文書データ入出力部4から入力された文書
画像データを一時的に書込み、ファイリング業務処理部
1やウィンドウ制御部3などからの要求により書込みさ
れた文書画像データを出力する文書データ管理部5とか
ら構成されている。
ング業務の各種処理を行うファイリング業務処理部1、
記憶される文書についてのデータベースであり登録およ
び検索業務に使用するデータベース管理部2、各表示ウ
ィンドウの制御を行うウィンドウ制御部3、文書画像デ
ータについて読出し書込み等の入出力を行う文書データ
入出力部4、文書データ入出力部4から入力された文書
画像データを一時的に書込み、ファイリング業務処理部
1やウィンドウ制御部3などからの要求により書込みさ
れた文書画像データを出力する文書データ管理部5とか
ら構成されている。
【0022】ファイリング業務処理部1は、検索部1
1、登録部12、削除部13、編集部14、メインテナ
ンス部15などのファイリング業務の各処理部により構
成されている。これら、ファイリング業務処理部1を構
成する各部それぞれが独立して動作される。
1、登録部12、削除部13、編集部14、メインテナ
ンス部15などのファイリング業務の各処理部により構
成されている。これら、ファイリング業務処理部1を構
成する各部それぞれが独立して動作される。
【0023】ウィンドウ表示部制御部3は、端末入出力
部21およびインターフェース22を介してCRTディ
スプレイ23に表示する複数のウィンドウWa,Wbに
ついて、それらの識別子、表示位置、サイズなどウィン
ドウを表示する許可条件を含む環境をウィンドウ管理テ
ーブル24にて管理する。また、ウィンドウ管理テーブ
ル24およびウィンドウ操作機能変更キーコードテーブ
ル25に記述されている情報を基にウィンドウ表示制御
部3は、各ウィンドウWa,Wbの表示を制御する。さ
らに、ファイリング業務処理部1からのウィンドウ表示
環境に関する設置要求により画面表示環境を変更した
り、端末入出力部21を経由するインターフェース26
を介したキーボード27およびインターフェース28を
介したマウス29からのオペレータによる設定要求を受
信し、ファイリング業務処理部1にそのイベントの発生
を通知するものである。
部21およびインターフェース22を介してCRTディ
スプレイ23に表示する複数のウィンドウWa,Wbに
ついて、それらの識別子、表示位置、サイズなどウィン
ドウを表示する許可条件を含む環境をウィンドウ管理テ
ーブル24にて管理する。また、ウィンドウ管理テーブ
ル24およびウィンドウ操作機能変更キーコードテーブ
ル25に記述されている情報を基にウィンドウ表示制御
部3は、各ウィンドウWa,Wbの表示を制御する。さ
らに、ファイリング業務処理部1からのウィンドウ表示
環境に関する設置要求により画面表示環境を変更した
り、端末入出力部21を経由するインターフェース26
を介したキーボード27およびインターフェース28を
介したマウス29からのオペレータによる設定要求を受
信し、ファイリング業務処理部1にそのイベントの発生
を通知するものである。
【0024】文書データ入出力部4は、文書画像データ
についてインターフェース31を介してそれを光ディス
ク32に書込み、読出し、またはインターフェース33
を介してスキャナ34から文書画像データを入力し、ま
たはインターフェース35を介してプリンタ36へ文書
画像データを出力し、さらにはインターフェース37を
介してLAN通信回線38による他の装置との間での文
書画像データの送受信などを制御するものである。
についてインターフェース31を介してそれを光ディス
ク32に書込み、読出し、またはインターフェース33
を介してスキャナ34から文書画像データを入力し、ま
たはインターフェース35を介してプリンタ36へ文書
画像データを出力し、さらにはインターフェース37を
介してLAN通信回線38による他の装置との間での文
書画像データの送受信などを制御するものである。
【0025】文書データ管理部5は、文書データ入出力
部4から装置に入力された文書画像データをインターフ
ェース41を介してページメモリ42上に一時的に書込
み、そして例えばウィンドウ表示制御部3やファイリン
グ業務処理部1などからの要求によりインターフェース
41を介してページメモリ42から文書画像データを読
出すものである。
部4から装置に入力された文書画像データをインターフ
ェース41を介してページメモリ42上に一時的に書込
み、そして例えばウィンドウ表示制御部3やファイリン
グ業務処理部1などからの要求によりインターフェース
41を介してページメモリ42から文書画像データを読
出すものである。
【0026】図2は、上記したウィンドウ管理テーブル
24の記述例を示すもので、ウィンドウ管理テーブル2
4は、ウィンドウ表示制御部3で管理されるものであ
り、少なくとも個々のウィンドウについてウィンドウI
D(識別子)51、表示順位52、ウィンドウ名53、
ウィンドウ表示始点54、ウィンドウサイズ55、そし
て操作機能56の項目により構成されている。
24の記述例を示すもので、ウィンドウ管理テーブル2
4は、ウィンドウ表示制御部3で管理されるものであ
り、少なくとも個々のウィンドウについてウィンドウI
D(識別子)51、表示順位52、ウィンドウ名53、
ウィンドウ表示始点54、ウィンドウサイズ55、そし
て操作機能56の項目により構成されている。
【0027】ウィンドウの表示順位52は、「1」が最
上位、すなわち一番手前で表示することを示し、順位の
数値が増えるにしたがってウィンドウの順位が下がり、
順に奥に表示される。
上位、すなわち一番手前で表示することを示し、順位の
数値が増えるにしたがってウィンドウの順位が下がり、
順に奥に表示される。
【0028】操作機能56は、移動56a、アイコン化
56b、サイズ変更56c、最上位化56dなどの各ウ
ィンドウ操作機能にわかれ、それぞれ「真」または
「偽」に対応するいずれかの値が設定されている。それ
ぞれの機能において、もし真である場合にはそのウィン
ドウに対してその操作をすることができることを示し
(許可)、一方、偽である場合にはその操作を禁止して
いることを示す(禁止)。
56b、サイズ変更56c、最上位化56dなどの各ウ
ィンドウ操作機能にわかれ、それぞれ「真」または
「偽」に対応するいずれかの値が設定されている。それ
ぞれの機能において、もし真である場合にはそのウィン
ドウに対してその操作をすることができることを示し
(許可)、一方、偽である場合にはその操作を禁止して
いることを示す(禁止)。
【0029】例えば、サイズ変更の項目値が真である場
合には、そのウィンドウのサイズを変更することを許可
し、その時、ウィンドウ上にはサイズ変更指定用のキー
を表示する。一方、偽の時にはそのウィンドウのサイズ
を変更することを禁止し、ウィンドウ上にはサイズ変更
指定用のキーを表示しない。
合には、そのウィンドウのサイズを変更することを許可
し、その時、ウィンドウ上にはサイズ変更指定用のキー
を表示する。一方、偽の時にはそのウィンドウのサイズ
を変更することを禁止し、ウィンドウ上にはサイズ変更
指定用のキーを表示しない。
【0030】例えば、ウィンドウWaに対して、ウィン
ドウID「1」、表示順位「1」、ウィンドウ名「表示
画像」、ウィンドウ始点「x:100,y:100」、
ウィンドウサイズ「x:600,y:400」、操作機
能の移動に対して「偽」、操作機能のアイコン化に対し
て「偽」、操作機能のサイズ変更に対して「偽」、操作
機能の最上位化に対して「偽」が記憶されている。
ドウID「1」、表示順位「1」、ウィンドウ名「表示
画像」、ウィンドウ始点「x:100,y:100」、
ウィンドウサイズ「x:600,y:400」、操作機
能の移動に対して「偽」、操作機能のアイコン化に対し
て「偽」、操作機能のサイズ変更に対して「偽」、操作
機能の最上位化に対して「偽」が記憶されている。
【0031】図3は、上記したウィンドウ操作機能変更
キーコードテーブル25の記述例を示すものである。こ
のテーブル25は、キー値とウィンドウ操作機能名の2
個の項目から構成され、端末入出力部21から渡される
入力キー値とともに、指定されたウィンドウ操作機能名
を判別するために用いられる。
キーコードテーブル25の記述例を示すものである。こ
のテーブル25は、キー値とウィンドウ操作機能名の2
個の項目から構成され、端末入出力部21から渡される
入力キー値とともに、指定されたウィンドウ操作機能名
を判別するために用いられる。
【0032】例えば、キー値「1」に対して「移動」が
記憶され、キー値「2」に対して「アイコン化」が記憶
され、キー値「3」に対して「サイズ変更」が記憶さ
れ、キー値「4」に対して「最上位化」が記憶されてい
る。
記憶され、キー値「2」に対して「アイコン化」が記憶
され、キー値「3」に対して「サイズ変更」が記憶さ
れ、キー値「4」に対して「最上位化」が記憶されてい
る。
【0033】図4は、CRTディスプレイ23の画面上
に、サイズ変更指定用キーSaが表示されているウィン
ドウWaとサイズ変更指定用キーSbが表示されている
ウィンドウWbとの2つのウィンドウがある表示例を示
すものである。
に、サイズ変更指定用キーSaが表示されているウィン
ドウWaとサイズ変更指定用キーSbが表示されている
ウィンドウWbとの2つのウィンドウがある表示例を示
すものである。
【0034】ウインドウWaは、検索または登録中の画
像データを表示するために用いられるもので、ファイリ
ング業務部1の要求によりウィンドウ表示制御部3が端
末入出力部21を介してCRTディスプレイ23に表示
させる。高速頁めくり表示など、画像において頁をめく
るように逐次表示する機能もこのウィンドウ内で行われ
る。一方、ウインドウWbは、画像データを検索または
登録中に画像タイトルを表示するために用いられ、この
ウィンドウについてもファイリング業務部1の要求によ
りウィンドウ表示制御部3がCRTディスプレイ23に
表示させる。次に、従来の実施例によるウインドウWa
におけるサイズ変更処理が許可されている場合のサイズ
変更処理の画面操作例を図面を参照して説明する。
像データを表示するために用いられるもので、ファイリ
ング業務部1の要求によりウィンドウ表示制御部3が端
末入出力部21を介してCRTディスプレイ23に表示
させる。高速頁めくり表示など、画像において頁をめく
るように逐次表示する機能もこのウィンドウ内で行われ
る。一方、ウインドウWbは、画像データを検索または
登録中に画像タイトルを表示するために用いられ、この
ウィンドウについてもファイリング業務部1の要求によ
りウィンドウ表示制御部3がCRTディスプレイ23に
表示させる。次に、従来の実施例によるウインドウWa
におけるサイズ変更処理が許可されている場合のサイズ
変更処理の画面操作例を図面を参照して説明する。
【0035】まず、図4には、CRTディスプレイ23
の画面上に、サイズ変更指定用キーSaが表示されてい
るウインドウWaとサイズ変更指定用キーSbが表示さ
れているウインドウWbとの2つのウィンドウがあるも
のとする。
の画面上に、サイズ変更指定用キーSaが表示されてい
るウインドウWaとサイズ変更指定用キーSbが表示さ
れているウインドウWbとの2つのウィンドウがあるも
のとする。
【0036】この場合、まず、オペレータによるマウス
29の操作によりマウスカーソルMcがウインドウWa
内に移動され、図示していないマウスボタンが押下され
る。すると、図5に示す如く、ウィンドウ表示制御部3
はウィンドウ操作メニューMを表示させる。続いて、オ
ペレータによるマウス29の操作によりウィンドウ操作
メニューMの中からサイズ変更M2の領域にマウスカー
ソルMcが移動され、図示していないマウスボタンが押
下され、サイズを変更するモードに突入する。
29の操作によりマウスカーソルMcがウインドウWa
内に移動され、図示していないマウスボタンが押下され
る。すると、図5に示す如く、ウィンドウ表示制御部3
はウィンドウ操作メニューMを表示させる。続いて、オ
ペレータによるマウス29の操作によりウィンドウ操作
メニューMの中からサイズ変更M2の領域にマウスカー
ソルMcが移動され、図示していないマウスボタンが押
下され、サイズを変更するモードに突入する。
【0037】あるいはウィンドウ操作を指定するもう1
つの方法として、図6に示す如く、オペレータによるマ
ウス29の操作によりマウスカーソルMcが、ウインド
ウWaのサイズ変更指定用キーSaに移動され、図示し
ていないマウスボタンが押下される。すると、図7に示
す如く、サイズ変更指定用キーSaが強調表示され、ウ
インドウWaのサイズを変更するモードに突入される。
つの方法として、図6に示す如く、オペレータによるマ
ウス29の操作によりマウスカーソルMcが、ウインド
ウWaのサイズ変更指定用キーSaに移動され、図示し
ていないマウスボタンが押下される。すると、図7に示
す如く、サイズ変更指定用キーSaが強調表示され、ウ
インドウWaのサイズを変更するモードに突入される。
【0038】続いて、オペレータがマウスボタンを押し
たままの状態で、格子状に表示される点線の枠の大きさ
を目安にサイズ変更後のウィンドウサイズが指定され
る。この時、マウスカーソルMcの形状は図示のような
サイズ変更用のカーソルになっている。たとえば、この
位置において、オペレータがマウスボタンをはなすと、
図8に示す如く、ウインドウWaのサイズ変更が反映さ
れて表示される。
たままの状態で、格子状に表示される点線の枠の大きさ
を目安にサイズ変更後のウィンドウサイズが指定され
る。この時、マウスカーソルMcの形状は図示のような
サイズ変更用のカーソルになっている。たとえば、この
位置において、オペレータがマウスボタンをはなすと、
図8に示す如く、ウインドウWaのサイズ変更が反映さ
れて表示される。
【0039】次に、このような構成において本実施例に
係るウィンドウ上のウィンドウ操作指定キーの表示状態
がウインド操作メニューによる操作制限と連携が取ら
れ、しかも、ウィンドウ操作指定キーの設定がウインド
操作メニューによるウィンドウ操作機能の設定よりも優
先する動作について、図9に示すフローチャートを参照
しつつ説明する。
係るウィンドウ上のウィンドウ操作指定キーの表示状態
がウインド操作メニューによる操作制限と連携が取ら
れ、しかも、ウィンドウ操作指定キーの設定がウインド
操作メニューによるウィンドウ操作機能の設定よりも優
先する動作について、図9に示すフローチャートを参照
しつつ説明する。
【0040】図10は、CRTディスプレイ23の画面
上にウインドウWaとウインドウWbとの2つのウィン
ドウがある表示例である。まず、ウインドウWaにはサ
イズ変更指定用キーSaが表示されていないので、図6
で示した要領でオペレータはウインドウWaのサイズを
変更することができない。そこでオペレータは図5で示
した方法を用いる。
上にウインドウWaとウインドウWbとの2つのウィン
ドウがある表示例である。まず、ウインドウWaにはサ
イズ変更指定用キーSaが表示されていないので、図6
で示した要領でオペレータはウインドウWaのサイズを
変更することができない。そこでオペレータは図5で示
した方法を用いる。
【0041】すなわち、まず、オペレータによるマウス
29の操作によりマウスカーソルMcがウインドウWa
内に移動され、図示していないマウスボタンが押下され
る。すると、図11に示す如く、ウィンドウ表示制御部
3はウィンドウ操作メニューMを表示させる。続いて、
オペレータによるマウス29の操作によりウィンドウ操
作メニューMの中からサイズ変更M2の領域にマウスカ
ーソルMcが移動され、図示していないマウスボタンが
押下される。
29の操作によりマウスカーソルMcがウインドウWa
内に移動され、図示していないマウスボタンが押下され
る。すると、図11に示す如く、ウィンドウ表示制御部
3はウィンドウ操作メニューMを表示させる。続いて、
オペレータによるマウス29の操作によりウィンドウ操
作メニューMの中からサイズ変更M2の領域にマウスカ
ーソルMcが移動され、図示していないマウスボタンが
押下される。
【0042】すると、図12に示す如く、マウスカーソ
ルの形状がウィンドウサイズ変更用の形状に変わる。そ
してオペレータは、ウィンドウのサイズ変更を試みるウ
ィンドウ、すなわち、ウインドウWa上にマウスカーソ
ルを移動する。
ルの形状がウィンドウサイズ変更用の形状に変わる。そ
してオペレータは、ウィンドウのサイズ変更を試みるウ
ィンドウ、すなわち、ウインドウWa上にマウスカーソ
ルを移動する。
【0043】ここで、オペレータによるマウス29の図
示しないマウスボタンが押されるとウィンドウ表示制御
部3は、操作対象とされたウィンドウWaのウィンドウ
ID51をもとに図2に示すウィンドウ管理テーブル2
4を参照し、ウインドウWaの操作機能の制限を確認す
る。この場合、指定されたウィンドウWaのウィンドウ
IDは「1」であり、ウィンドウ管理テーブル24にお
けるサイズ変更56cは「偽」となっている。
示しないマウスボタンが押されるとウィンドウ表示制御
部3は、操作対象とされたウィンドウWaのウィンドウ
ID51をもとに図2に示すウィンドウ管理テーブル2
4を参照し、ウインドウWaの操作機能の制限を確認す
る。この場合、指定されたウィンドウWaのウィンドウ
IDは「1」であり、ウィンドウ管理テーブル24にお
けるサイズ変更56cは「偽」となっている。
【0044】ウィンドウ制御部3は、サイズ変更56c
が偽となっていることを確認し、ウインドウWaのサイ
ズを変更することが禁止されているとして、図13に示
すウィンドウ操作エラーメッセージEをCRTディスプ
レイ23の画面上に表示する。 ウィンドウ操作エラー
メッセージEでは、対象ウィンドウに対してサイズ変更
操作ができないことを表示し、オペレータに対して警告
を通知する。
が偽となっていることを確認し、ウインドウWaのサイ
ズを変更することが禁止されているとして、図13に示
すウィンドウ操作エラーメッセージEをCRTディスプ
レイ23の画面上に表示する。 ウィンドウ操作エラー
メッセージEでは、対象ウィンドウに対してサイズ変更
操作ができないことを表示し、オペレータに対して警告
を通知する。
【0045】次に、アプリケーションプログラムとウィ
ンドウ制御部3とが連携を取り、特定のウィンドウに対
する操作機能制限の変更処理動作を図14を参照して説
明する。この実施例は、ファイリング業務処理部1のア
プリケーションプログラムを実行している場合を想定す
る。
ンドウ制御部3とが連携を取り、特定のウィンドウに対
する操作機能制限の変更処理動作を図14を参照して説
明する。この実施例は、ファイリング業務処理部1のア
プリケーションプログラムを実行している場合を想定す
る。
【0046】まず、ファイリング業務処理部1は、ウィ
ンドウID51が「1」であるウインドウWaのサイズ
変更を禁止する要求をウィンドウ表示制御部3に出力す
る。この要求を受けてウィンドウ表示制御部3は、ウィ
ンドウ管理テーブル24内のウィンドウIDが「1」の
ウィンドウのサイズ変更56cを「偽」に変更する。
ンドウID51が「1」であるウインドウWaのサイズ
変更を禁止する要求をウィンドウ表示制御部3に出力す
る。この要求を受けてウィンドウ表示制御部3は、ウィ
ンドウ管理テーブル24内のウィンドウIDが「1」の
ウィンドウのサイズ変更56cを「偽」に変更する。
【0047】さらに、ウィンドウ表示制御部3は、ウィ
ンドウIDが「1」のウィンドウ上に表示されているサ
イズ変更指定用キーSaを消去する。そしてウィンドウ
表示制御部3は、ファイリング業務処理部1に対して、
ウィンドウIDが「1」に対応するウィンドウのサイズ
変更機能を禁止する要求を満たしたことを通知し、変更
処理を終了する。
ンドウIDが「1」のウィンドウ上に表示されているサ
イズ変更指定用キーSaを消去する。そしてウィンドウ
表示制御部3は、ファイリング業務処理部1に対して、
ウィンドウIDが「1」に対応するウィンドウのサイズ
変更機能を禁止する要求を満たしたことを通知し、変更
処理を終了する。
【0048】さて、アプリケーションプログラムのウィ
ンドウに対するマウス29の入力環境として、画面上で
予め指定された領域内にマウスカーソルMcを移動させ
マウスボタンにより入力する方法における、たとえばフ
ァイリング業務処理部1のようなアプリケーションプロ
グラムが、ウィンドウ内に入力欄を設置しオペレータか
らの入力を待つ場合がある。
ンドウに対するマウス29の入力環境として、画面上で
予め指定された領域内にマウスカーソルMcを移動させ
マウスボタンにより入力する方法における、たとえばフ
ァイリング業務処理部1のようなアプリケーションプロ
グラムが、ウィンドウ内に入力欄を設置しオペレータか
らの入力を待つ場合がある。
【0049】この場合、常に入力欄をウィンドウ内に表
示しオペレータに見せておく必要がある。そのための手
段として表示中のそのウィンドウのサイズ変更をする機
能をウィンドウ表示中に動的に禁止することによって、
ファイリング業務の操作効率を向上させる。この際、フ
ァイリング業務処理部1は、ウィンドウ表示制御部3に
対して操作機能の変更要求を送り、変更要求の対象とな
るウィンドウIDと変更する機能名を指定する。
示しオペレータに見せておく必要がある。そのための手
段として表示中のそのウィンドウのサイズ変更をする機
能をウィンドウ表示中に動的に禁止することによって、
ファイリング業務の操作効率を向上させる。この際、フ
ァイリング業務処理部1は、ウィンドウ表示制御部3に
対して操作機能の変更要求を送り、変更要求の対象とな
るウィンドウIDと変更する機能名を指定する。
【0050】また、画像表示中に画像表示ウィンドウの
操作機能を制限する場合、複数のウィンドウ上に異なる
画像を入力表示し、それぞれを原寸大に表示し比較する
業務が考えられる。もしここで、ウィンドウのサイズを
変更すると画像が拡大または縮小されて表示されるよう
なウィンドウを使用しているときには、ウィンドウのサ
イズを変更するとそれらの画像がもはや原寸大ではなく
なってしまう。そこで、ウィンドウのサイズ変更を防ぐ
ためにファイリング業務処理部1は、そのウィンドウに
対するサイズ変更機能を禁止するようにウィンドウ表示
制御部3に要求する。
操作機能を制限する場合、複数のウィンドウ上に異なる
画像を入力表示し、それぞれを原寸大に表示し比較する
業務が考えられる。もしここで、ウィンドウのサイズを
変更すると画像が拡大または縮小されて表示されるよう
なウィンドウを使用しているときには、ウィンドウのサ
イズを変更するとそれらの画像がもはや原寸大ではなく
なってしまう。そこで、ウィンドウのサイズ変更を防ぐ
ためにファイリング業務処理部1は、そのウィンドウに
対するサイズ変更機能を禁止するようにウィンドウ表示
制御部3に要求する。
【0051】さらに、最近のように複数の情報表示装置
をネットワークで接続して他の情報表示装置に存在する
画像データをウィンドウで表示する場合など、同一の画
素サイズを持つウィンドウを表示する場合でも、情報表
示装置によって画面の解像度が異なるために実際の表示
サイズが異なる場合が生じる。その様な場合に複数の画
像を入力時の原寸大で複数の情報表示装置のウィンドウ
に表示し、それらを比較するときには、解像度の違いを
考慮したウィンドウサイズを算出し、オペレータがその
ウィンドウのサイズを誤って変更できないようにする必
要がある。
をネットワークで接続して他の情報表示装置に存在する
画像データをウィンドウで表示する場合など、同一の画
素サイズを持つウィンドウを表示する場合でも、情報表
示装置によって画面の解像度が異なるために実際の表示
サイズが異なる場合が生じる。その様な場合に複数の画
像を入力時の原寸大で複数の情報表示装置のウィンドウ
に表示し、それらを比較するときには、解像度の違いを
考慮したウィンドウサイズを算出し、オペレータがその
ウィンドウのサイズを誤って変更できないようにする必
要がある。
【0052】また、本実施例では、ウィンドウのサイズ
変更機能の動的な設定変更の処理について説明したが、
設定変更する機能の種類はこれに限定しない。たとえば
ウィンドウの移動や最上位化など、あらゆるウィンドウ
操作機能に対して変更処理を実行することができる。
変更機能の動的な設定変更の処理について説明したが、
設定変更する機能の種類はこれに限定しない。たとえば
ウィンドウの移動や最上位化など、あらゆるウィンドウ
操作機能に対して変更処理を実行することができる。
【0053】さらに、システム上でサポートしているウ
ィンドウ操作機能を一覧表に示し、そのうちの1つをオ
ペレータに選択させる手段としては本実施例のようなウ
インド操作メニューを介した手段に限定しない。他の手
段、たとえばキーボードを介して操作機能名の入力によ
るウィンドウ操作機能の指定も容易に可能である。
ィンドウ操作機能を一覧表に示し、そのうちの1つをオ
ペレータに選択させる手段としては本実施例のようなウ
インド操作メニューを介した手段に限定しない。他の手
段、たとえばキーボードを介して操作機能名の入力によ
るウィンドウ操作機能の指定も容易に可能である。
【0054】以上説明したように上記実施例によれば、
1つまたは複数のウィンドウが表示されている場合に、
個々のウィンドウについての操作機能について、アプリ
ケーションプログラムからの要求による制限をオペレー
タからの操作要求よりも優先することにより、アプリケ
ーションプログラムが画像表示装置の特性を考慮した効
率の良い業務処理環境を提供することができる。また、
ウィンドウ操作の許可、禁止判定をウィンドウ表示制御
部内のみで一括管理することにより、判定処理がアプリ
ケーションプログラムの処理動作に影響せず、処理の流
れを簡略化、局部化そして高速化することができる。
1つまたは複数のウィンドウが表示されている場合に、
個々のウィンドウについての操作機能について、アプリ
ケーションプログラムからの要求による制限をオペレー
タからの操作要求よりも優先することにより、アプリケ
ーションプログラムが画像表示装置の特性を考慮した効
率の良い業務処理環境を提供することができる。また、
ウィンドウ操作の許可、禁止判定をウィンドウ表示制御
部内のみで一括管理することにより、判定処理がアプリ
ケーションプログラムの処理動作に影響せず、処理の流
れを簡略化、局部化そして高速化することができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ア
プリケーションプログラムによるウィンドウ操作機能と
ウインド操作メニューに表示されているウィンドウ操作
用機能との連携をとり、それぞれの特性を考慮した効率
の良い情報表示装置を提供することができる。
プリケーションプログラムによるウィンドウ操作機能と
ウインド操作メニューに表示されているウィンドウ操作
用機能との連携をとり、それぞれの特性を考慮した効率
の良い情報表示装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る情報表示装置の構成を
概略的に示すブロック図。
概略的に示すブロック図。
【図2】ウィンドウ管理テーブルの構成を概略的に示す
図。
図。
【図3】ウィンドウ操作機能変更キーコードテーブルの
構成を概略的に示す図。
構成を概略的に示す図。
【図4】従来の実施例におけるウィンドウのサイズ変更
操作の画面表示例を示す図。
操作の画面表示例を示す図。
【図5】従来の実施例におけるウィンドウのサイズ変更
操作の画面表示例を示す図。
操作の画面表示例を示す図。
【図6】従来の実施例におけるウィンドウのサイズ変更
操作の画面表示例を示す図。
操作の画面表示例を示す図。
【図7】従来の実施例におけるウィンドウのサイズ変更
操作の画面表示例を示す図。
操作の画面表示例を示す図。
【図8】従来の実施例におけるウィンドウのサイズ変更
操作の画面表示例を示す図。
操作の画面表示例を示す図。
【図9】ウィンドウサイズ変更処理の動作を説明するた
めのフローチャート。
めのフローチャート。
【図10】本実施例におけるウィンドウのサイズ変更操
作の画面表示例を示す図。
作の画面表示例を示す図。
【図11】本実施例におけるウィンドウのサイズ変更操
作の画面表示例を示す図。
作の画面表示例を示す図。
【図12】本実施例におけるウィンドウのサイズ変更操
作の画面表示例を示す図。
作の画面表示例を示す図。
【図13】本実施例におけるウィンドウのサイズ変更操
作の画面表示例を示す図。
作の画面表示例を示す図。
【図14】特定のウィンドウに対する操作機能制限の動
的な変更処理動作を説明するためのフローチャート。
的な変更処理動作を説明するためのフローチャート。
1…ファイリング業務処理部、2…データベース管理
部、3…ウィンドウ表示制御部、4…文書データ入出力
部、5…文書データ管理部、11…検索部、12…登録
部、13…削除部、14…編集部、15…メンテナンス
部、21…端末入出力部、23…CRTディスプレイ、
24…ウィンドウ管理テーブル、25…ウィンドウ操作
機能変更キーコードテーブル、27…キーボード、29
…マウス、32…光ディスク、34…スキャナ、36…
プリンタ、38…LAN通信回線、42…ページメモ
リ。
部、3…ウィンドウ表示制御部、4…文書データ入出力
部、5…文書データ管理部、11…検索部、12…登録
部、13…削除部、14…編集部、15…メンテナンス
部、21…端末入出力部、23…CRTディスプレイ、
24…ウィンドウ管理テーブル、25…ウィンドウ操作
機能変更キーコードテーブル、27…キーボード、29
…マウス、32…光ディスク、34…スキャナ、36…
プリンタ、38…LAN通信回線、42…ページメモ
リ。
Claims (2)
- 【請求項1】 同時に実行状態にある複数のアプリケー
ションプログラムの入出力を、少なくとも部分的に重な
りあった複数のウィンドウとして画面上に選択的に表示
できる情報表示装置において、 上記画面上における各ウィンドウの表示状態を制御する
制御手段と、 この制御手段の制御により上記画面上に表示される各ウ
ィンドウの許可条件を含む表示環境を管理する管理手段
と、 この管理手段で管理される複数のウィンドウのそれぞれ
について操作可能な機能を選択する選択手段と、 この選択手段により選択された機能に対する上記管理手
段で管理されている許可条件に応じて、その機能の実行
が許可か否かを判断する判断手段と、 この判断手段により上記機能の実行が許可と判断された
場合にその機能を実行処理する処理手段と、 を具備することを特徴とする情報表示装置。 - 【請求項2】 同時に実行状態にある複数のアプリケー
ションプログラムの入出力を、少なくとも部分的に重な
りあった複数のウィンドウとして画面上に選択的に表示
できる情報表示装置において、 上記画面上における各ウィンドウの表示状態を制御する
制御手段と、 この制御手段の制御により上記画面上に表示される各ウ
ィンドウの許可条件を含む表示環境を管理する管理手段
と、 この管理手段で管理される複数のウィンドウのそれぞれ
について操作可能な機能を選択する選択手段と、 この選択手段により選択された機能に対する上記管理手
段で管理されている許可条件に応じて、その機能の実行
が許可か否かを判断する判断手段と、 この判断手段により上記機能の実行が否と判断された場
合にその機能の禁止を案内する案内手段と、 を具備することを特徴とする情報表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3252373A JPH0588839A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 情報表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3252373A JPH0588839A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 情報表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0588839A true JPH0588839A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17236407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3252373A Pending JPH0588839A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 情報表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0588839A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021182397A (ja) * | 2014-09-09 | 2021-11-25 | ライブパーソン, インコーポレイテッド | 動的コード管理 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3252373A patent/JPH0588839A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021182397A (ja) * | 2014-09-09 | 2021-11-25 | ライブパーソン, インコーポレイテッド | 動的コード管理 |
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