JPH0546341A - 情報表示装置 - Google Patents

情報表示装置

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JPH0546341A
JPH0546341A JP3200706A JP20070691A JPH0546341A JP H0546341 A JPH0546341 A JP H0546341A JP 3200706 A JP3200706 A JP 3200706A JP 20070691 A JP20070691 A JP 20070691A JP H0546341 A JPH0546341 A JP H0546341A
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JP
Japan
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window
function
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JP3200706A
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Nobuhisa Yoda
信久 依田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、マルチウィンドウシステムを採用す
る情報表示装置に係り、ウィンドウ操作における制御効
率を向上することを最も主要な特徴とする。 【構成】ウィンドウ表示制御部23に、たとえばウィン
ドウのサイズ変更機能を設定するウィンドウ操作機能変
更キーコードテーブル23aと、その機能についての設
定の変更を管理するウィンドウ管理テーブル23bとを
用意する。今、表示中の任意のウィンドウの1つに対し
て、サイズ変更機能についての設定変更の要求がキーボ
ード28またはファイリング業務処理部21より指示さ
れたとする。すると、上記テーブル23a,23bより
求められるウィンドウとその項目値とにしたがって、該
当するウィンドウ上のサイズ変更ボタンを表示または消
去する構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば実行中の複
数の異なるプログラムによる情報の表示出力を、それぞ
れウィンドウとして割り当てられた領域に対して行うマ
ルチウィンドウシステムを採用した情報表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、異なる複数のアプリケーションプ
ログラムを、少なくとも見かけ上同時に実行させ、それ
ぞれのアプリケーションプログラムがそれぞれウィンド
ウと呼ばれる画面上で指定される領域に対して情報を表
示する、たとえば特開昭63−20525号公報に掲載
されているような、いわゆるマルチウィンドウシステム
を採用した情報表示装置が広く使われてきている。
【0003】このようなマルチウィンドウシステムにお
いては、各ウィンドウの表示位置やサイズなどを管理
し、実際のウィンドウ表示を制御するウィンドウ制御部
が存在するのが一般的である。すなわち、アプリケーシ
ョンプログラムの処理において、ウィンドウを表示する
際には、アプリケーションプログラムからウィンドウ制
御部に表示要求がわたされる。そして、この表示要求を
ウィンドウ制御部が受け取ると、あらかじめ指定された
パラメータにしたがって、アプリケーションプログラム
により指定された条件でウィンドウが表示されるように
なっている。
【0004】また、ウィンドウの最上位化表示(一番手
前に表示)を始めとするウィンドウの上下関係の変更に
ついても、アプリケーションプログラムからの要求に応
じて個々に反映されるようになっている。さらに、マウ
スやキーボードを介してのオペレータによるウィンドウ
表示位置もしくはサイズ変更要求についても、入力部を
介して同様に処理されている。
【0005】表示中の各ウィンドウに対して操作可能な
機能(操作項目)としては、ウィンドウの移動、サイズ
変更、そして重なり具合の変更などがある。オペレータ
が、これら操作可能な機能のなかから1つを選択して実
行するためには、たとえば次のような手段が用意されて
いる。
【0006】まず、個々のウィンドウで操作可能な機能
の一覧を、各ウィンドウの一部の領域に、たとえばボタ
ンに見せかけるなどして表示する。この場合、オペレー
タが実行したい機能を示すその項目表示部分にマウスカ
ーソルをもっていき、そこでマウスボタンを押すと、指
定された処理がそのウィンドウに対して施される。従来
は、これらの表示状態は、そのウィンドウが初めて表示
されるときに1回だけ設定されることになっていた。
【0007】ところで、最近のマルチウィンドウシステ
ムにおいては、たとえば画像ラスタデータのような大量
のデータからなる情報をウィンドウ内に表示させること
が多い。このような場合、1回の画像データをウィンド
ウ内に表示するために要する時間が、比較的データ量が
少ないベクトルデータに比べよりかかる。これは、ウィ
ンドウの表示環境が変更になるたびに画像表示領域のク
リッピング処理を行い、画像データを再描画する必要が
でてくるためであり、システム全体の処理能力に影響を
与えるものとなっていた。
【0008】ウィンドウの重なり具合が変更になった場
合の処理としては、たとえば重なりあった部分の描画デ
ータをあらかじめ退避させておき、変更になった領域の
画像データだけを転送するなどにより、画面修復の効率
を向上させていた。しかし、特にウィンドウのサイズが
変更になった場合など、表示する画像データの表示サイ
ズが変更になった場合には、変更のあるたびに描画デー
タのクリッピング領域を再設定し、画像データをデータ
格納部から転送する必要があり、処理の改善が求められ
ていた。
【0009】そこで、上記のような問題点を軽減するた
めに、従来のシステムでは、たとえばサイズを変更すべ
きでないウィンドウについては、サイズ変更の機能表示
をウィンドウ上の一覧表示から削除するようにしてい
る。
【0010】しかしながら、それらの機能は、そのウィ
ンドウが初めて表示される際にだけ設定されるものであ
り、表示中のウィンドウについてはその一覧表示の内容
を変更することはできなかった。ところが、同一ウィン
ドウであっても、そのウィンドウに表示される情報の内
容によって、サイズ変更などの機能を制限する必要があ
る場合とない場合とがある。たとえば、描画時間が長い
画像データなどが表示されている場合はウィンドウサイ
ズを変更する機能を禁止することにより、画像データの
再描画の頻度が減る効果がある。その反面、そのウィン
ドウに描画時間が短くてすむ情報が表示されている場合
には、サイズを変更してもそう支障はない。また、その
ときにウィンドウのサイズの変更を必要以上に制限する
と、ウィンドウの操作環境の効率低下につながる。
【0011】このように、従来のマルチウィンドウシス
テムにおいては、ウィンドウに対する操作可能な機能の
設定を、そのウィンドウの表示中に動的に変更すること
ができなかったため、ウィンドウ操作の改善が求められ
ていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、ウィンドウに対する操作可能な機能の設定
を、そのウィンドウの表示中に動的に変更することがで
きないという欠点があった。
【0013】そこで、この発明は、アプリケーションプ
ログラムおよびオペレータがそのウィンドウに表示され
ている情報の内容にしたがってウィンドウに対する操作
可能な機能の設定を動的に制限または拡張でき、ウィン
ドウ操作における制御効率を向上することが可能な情報
表示装置を提供することを目的としている。 [発明の構成]
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の情報表示装置にあっては、同時に実行
状態にある複数のアプリケーションプログラムの入出力
を、少なくとも部分的に重なりあった複数のウィンドウ
として画面上に選択的に表示できるものにおいて、前記
画面上における各ウィンドウの表示状態を制御する制御
手段と、この制御手段の制御により前記画面上に表示さ
れる各ウィンドウの表示環境を管理する管理手段と、こ
の管理手段で管理される複数のウィンドウのそれぞれに
ついて操作可能な機能を個別に設定する設定手段と、こ
の設定手段で設定された前記複数のウィンドウのそれぞ
れに対する操作可能な機能を、そのウィンドウ上に表示
する表示手段と、前記設定手段で設定された、各ウィン
ドウの操作可能な機能に対する、前記アプリケーション
プログラムからの指定要求を検知する第1の検知手段
と、前記設定手段で設定された、各ウィンドウの操作可
能な機能に対する、オペレータからの変更要求を検知す
る第2の検知手段と、前記第1の検知手段で検知される
指定要求または第2の検知手段で検知される変更要求の
いずれかにより、表示中のある特定のウィンドウに対す
る操作可能な機能の設定を変更する変更手段とから構成
されている。
【0015】
【作用】この発明は、上記した手段により、1つまたは
複数のウィンドウが表示されている状態において、表示
中の任意のウィンドウの1つに対して、ウィンドウに対
する操作可能な機能の設定をオペレータまたはアプリケ
ーションからの要求により変更できるようになるため、
たとえばオペレータが表示中の任意のウィンドウに対し
て、そのウィンドウをいったん消去したりせずに、その
ウィンドウの任意の操作可能な機能についての設定変更
が動的に可能となるものである。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明にかかるマルチウィン
ドウシステムを採用した情報表示装置の概念を示すもの
である。
【0017】すなわち、ファイリング業務処理部21は
全体を制御するものであり、この部分は検索部21a、
登録部21b、削除部21c、編集部21d、およびメ
ンテナンス部21eにより構成されている。これら、フ
ァイリング業務処理部21を構成する各部は、それぞれ
が独立して動作される。データベース管理部22は、装
置(たとえば、光ディスク34)に格納されている文書
についてのデータベースであり、登録および検索業務に
使用される。
【0018】ウィンドウ表示制御部23は、文書画像デ
ータをCRTディスプレイ32のウィンドウに表示させ
るものであり、端末入出力部26が接続されるととも
に、この端末入出力部26を介して、キーボード28を
接続するためのインタフェース回路(I/F)27、マ
ウス30を接続するためのI/F29、およびCRTデ
ィスプレイ32を接続するためのI/F31がそれぞれ
接続されている。
【0019】また、ウィンドウ表示制御部23は、端末
入出力部26を介してCRTディスプレイ32に表示す
る複数のウィンドウについて、それらの識別子、表示位
置、サイズなど、ウィンドウを表示する環境を管理する
ウィンドウ管理テーブル23bを有し、このウィンドウ
管理テーブル23bおよびウィンドウ操作機能変更キー
コードテーブル23aに記述されている条件にしたがっ
て各ウィンドウの表示を制御するようになっている。
【0020】さらに、ウィンドウ表示制御部23は、フ
ァイリング業務処理部21からのウィンドウの表示環境
に関する設定要求により画面表示の環境を変更したり、
端末入出力部26を経由してのキーボード28およびマ
ウス30からのオペレータによる設定要求などを受信
し、そのイベントの発生をファイリング業務処理部21
に通知したりするものである。
【0021】文書データ入出力部24は、I/F33を
介しての光ディスク34に対する文書画像データの書き
込み,読み出し、またはI/F35を介してのスキャナ
36による文書画像データの入力、またはI/F37を
介してのプリンタ38による文書画像データの出力、さ
らにはI/F39を介してのLAN通信回線40による
他の装置との間での文書画像データの送受信などを制御
するものである。
【0022】文書データ管理部25は、文書データ入出
力部24より入力された文書画像データをI/F41を
介してページメモリ42上に一時的に書き込み、そし
て、たとえばウィンドウ表示制御部23やファイリング
業務処理部21などからの要求に応じて、この書き込ん
だ文書画像データをページメモリ42上から読み出すも
のである。図2は、上記したウィンドウ管理テーブル2
3bの記述例を示すものである。
【0023】このテーブル23bは、上記のウィンドウ
表示制御部22で管理されるものであり、少なくとも個
々のウィンドウについて、ウィンドウID(識別子)、
表示順位、ウィンドウ名、ウィンドウ表示始点、ウィン
ドウサイズ、および操作機能の各項目によって構成され
ている。
【0024】ウィンドウ表示順位の項目は、「1」が最
上位、つまり一番手前で表示することを示し、順位の数
値が増えるにしたがってウィンドウの順位が下がり、順
に奥に表示される。
【0025】操作機能の項目は、移動、アイコン化、サ
イズ変更、最上位化の各機能に分けられ、それぞれTR
UE(許可)またはFalse(禁止)のいずれかの値
が設定されている。それぞれの機能において、もしTR
UEである場合には、そのウィンドウに対してその操作
をすることができることを示し、一方、Falseであ
る場合には、その操作を禁止していることを示してい
る。
【0026】たとえば、サイズ変更の項目値がTRUE
である場合には、そのウィンドウのサイズを変更するこ
とが許可され、そのときのウィンドウ上にはサイズ変更
指定用のボタンが表示される。一方、Falseのとき
には、そのウィンドウのサイズを変更することが禁止さ
れ、ウィンドウ上にはサイズ変更指定用のボタンは表示
されない。図3は、上記したウィンドウ操作機能変更キ
ーコードテーブル23aの記述例を示すものである。
【0027】このテーブル23aは、キー値とウィンド
ウ操作機能名の2個の項目から構成され、端末入出力部
26から渡される入力キー値ともとに、指定されたウィ
ンドウ操作機能名を判別するために用いられる。図4
は、ウィンドウのサイズ変更処理が許可されている場合
の、ウィンドウサイズ変更処理中における画面の表示例
を示すものである。
【0028】たとえば今、図4の(a)に示す如く、C
RTディスプレイ32の画面上に、サイズ変更指定用ボ
タンSaが表示されているウィンドウ1とサイズ変更指
定用ボタンSbが表示されているウィンドウ2とがある
とする。
【0029】この場合、まず、オペレータによるマウス
30の操作によりマウスカーソルMcがウィンドウ1の
サイズ変更指定用ボタンSa内に移動され、図示してい
ないマウスボタンが押下される。すると、図4の(b)
に示す如く、サイズ変更指定用ボタンSaが強調表示さ
れ、そのウィンドウ1のサイズを変更するモードに突入
される。
【0030】続いて、オペレータがマウスボタンを押し
たままの状態で、格子状に表示される点線の枠の大きさ
を目安にサイズ変更後のウィンドウサイズが指定され
る。このとき、マウスカーソルMcの形状は図示のよう
なサイズ変更用のカーソルになっている。たとえば、こ
の位置において、オペレータがマウスボタンをはなす
と、図4の(c)示す如く、ウィンドウ1のサイズ変更
が反映されて表示される。なお、ここまでは従来の設定
処理と同様である。次に、上記した構成における動作に
ついて説明する。図5は、本発明における、ウィンドウ
の操作可能な機能の動的な設定処理の流れを示すもので
ある。なお、本実施例では、オペレータのキー入力によ
って指定される設定処理についてのみ説明する。
【0031】まず、オペレータからのキー入力が発生す
ると、そのキー値とそのキーが入力されたときのマウス
カーソルMcの表示座標値とが、端末入出力部26より
ウィンドウ表示制御部23に送られる。
【0032】キー値とマウスカーソルMcの表示座標値
とをウィンドウ表示制御部23が受け取ると、ウィンド
ウ操作機能変更キーコードテーブル23aが参照され、
受け取ったキー値がどのウィンドウ操作機能の変更を指
定しているのかが判別される。また、先に端末入出力部
26から受け取ったマウスカーソルMcの表示座標値を
用いて、ウィンドウ管理テーブル23bが参照されるこ
とにより、キー入力発生時にマウスカーソルMcが対応
されていたウィンドウのウィンドウIDが求められる。
【0033】そして、そのウィンドウIDを持つウィン
ドウについて、操作機能の項目のうちの、上記にて判別
された変更の指定されている欄の項目値が参照される。
この後、その項目値がTRUEかFalseかによっ
て、対応するウィンドウ上の指定用ボタンの消去または
表示が行われる。
【0034】たとえば、入力されたキー値が「3」であ
り、ウィンドウサイズ変更用のキー値と一致すると判別
され、マウスカーソルMcの表示座標値よりウィンドウ
1に該当するウィンドウIDが求められたとする。そし
て、そのウィンドウIDを持つウィンドウ1に対する操
作機能の項目内のサイズ変更機能欄の項目値が、もしT
RUE(1)であった場合、図6の(a)に示すよう
に、ウィンドウ1に表示されるべきサイズ変更ボタンS
aが消去されて表示される。
【0035】このボタンSaを消去することにより、オ
ペレータはウィンドウ1のウィンドウサイズの変更指定
をすることができなくなり、その結果、ウィンドウ1の
サイズの変更を禁止したことになる。
【0036】また、このとき、ウィンドウ表示制御部2
3により、ウィンドウ管理テーブル23b内の操作機能
の項目のうち、ウィンドウ1に対応するサイズ変更機能
の欄がTRUE(1)からFalse(0)に設定し直
される。
【0037】一方、ウィンドウ1に対応するサイズ変更
機能の欄の項目値がFalse(0)であった場合に
は、ウィンドウ1のウィンドウサイズを変更することが
すでに禁止されていることとなる。この場合、つまり図
6の(a)のような画面が表示されている状態において
は、ウィンドウ管理テーブル23b上のウィンドウ1に
対応するサイズ変更機能の欄の項目値がFalse
(0)からTRUE(1)に設定し直される。これによ
り、図6の(b)に示すように、ウィンドウ1について
のサイズ変更ボタンSaが表示されてウィンドウ1が表
示される。
【0038】このボタンSaを表示することにより、オ
ペレータはウィンドウ1のボタンSaを選択することが
可能となり、その結果、ウィンドウ1のサイズを変更で
きるようになる。なお、上記した一連の処理によって、
ウィンドウ2に対する操作機能に影響を与えることはな
い。
【0039】上記の例では、オペレータのキー入力によ
るウィンドウ操作機能の変更処理についてのみ説明した
が、ウィンドウ操作機能の動的な変更処理を施す要因は
キー入力に限定されない。まず、キー以外の入力、たと
えば画面上であらかじめ指定された領域内にマウスカー
ソルMcをもっていき、マウスボタンによる入力が考え
られる。
【0040】また、たとえばファイリング業務処理部2
1のようなアプリケーションがウィンドウ内にオペレー
タからの入力欄を表示させ、入力を待つ場合があるとき
など、その入力欄を常にウィンドウ内に表示する必要が
生じることがある。その場合、表示中のそのウィンドウ
のサイズを変更する機能を、ウィンドウ表示中に動的に
禁止する必要がある。すなわち、ファイリング業務処理
部21がウィンドウ表示制御部23に対して操作機能の
変更要求を送り、変更要求の対象となるウィンドウのウ
ィンドウIDと変更する機能名とを指定することが考え
られる。このような場合にも、上記の説明と同様の要領
で変更処理は実行される。オペレータからの入力によっ
て任意のウィンドウの操作可能な機能を制限する場合と
しては、次のような場合も含まれる。
【0041】まず、複数のウィンドウ上に異なる画像を
表示し、それぞれを原寸大にて比較することがある。こ
こで、ウィンドウのサイズを変更すると、画像が拡大ま
たは縮小されて表示されるようなウィンドウを使用して
いるときには、それらの画像はもはや原寸大ではなくな
ってしまう。そこで、オペレータは操作ミスによるウィ
ンドウのサイズ変更を防ぐために、そのウィンドウに対
するサイズ変更機能を禁止することができる。
【0042】この外、複数の装置をネットワークで接続
し、他の装置が所有する画像データをウィンドウで表示
する場合など、同一の画素サイズを持つウィンドウを表
示するときでも、装置によって画面の解像度が異なるた
めに、ある装置で表示されているウィンドウのサイズが
他の装置上のウィンドウでは大きく異なることがある。
そのような場合には、複数の画像を原寸大で複数の装置
のウィンドウに表示し、それらを比較する際に、解像度
の違いを考慮したウィンドウサイズを誤って変更できな
いようにすることができる。
【0043】本実施例では、ウィンドウのサイズ変更機
能の動的な設定変更の処理についてのみ説明したが、こ
れに限らず、たとえばウィンドウの移動や最上位化な
ど、あらゆるウィンドウの操作可能な機能の種類に対し
ての変更処理を実現できる。その他、発明の要旨を変え
ない範囲において、種々変形実施可能なことは勿論であ
る。
【0044】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、アプリケーションプログラムおよびオペレータがそ
のウィンドウに表示されている情報の内容にしたがって
ウィンドウに対する操作可能な機能の設定を動的に制限
または拡張でき、ウィンドウ操作における制御効率を向
上することが可能な情報表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる情報表示装置の概
念を示す構成図。
【図2】同じく、ウィンドウ管理テーブルの記述例を説
明するために示す図。
【図3】同じく、ウィンドウ操作機能変更キーコードテ
ーブルの記述例を説明するために示す図。
【図4】同じく、ウィンドウサイズの変更処理にかかる
画面表示の変化を示す図。
【図5】同じく、ウィンドウの操作可能な機能の動的な
設定処理の流れを説明するために示すフローチャート。
【図6】同じく、ウィンドウの操作可能な機能の動的な
設定処理の流れを説明するために示す図。
【符号の説明】
21…ファイリング業務処理部、23…ウィンドウ表示
制御部、23a…ウィンドウ操作機能変更キーコードテ
ーブル、23b…ウィンドウ管理テーブル、26…端末
入出力部、28…キーボード、30…マウス、32…C
RTディスプレイ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同時に実行状態にある複数のアプリケー
    ションプログラムの入出力を、少なくとも部分的に重な
    りあった複数のウィンドウとして画面上に選択的に表示
    できる情報表示装置において、 前記画面上における各ウィンドウの表示状態を制御する
    制御手段と、 この制御手段の制御により前記画面上に表示される各ウ
    ィンドウの表示環境を管理する管理手段と、 この管理手段で管理される複数のウィンドウのそれぞれ
    について操作可能な機能を個別に設定する設定手段と、 この設定手段で設定された前記複数のウィンドウのそれ
    ぞれに対する操作可能な機能を、そのウィンドウ上に表
    示する表示手段と、 前記設定手段で設定された、各ウィンドウの操作可能な
    機能に対する、前記アプリケーションプログラムからの
    指定要求を検知する第1の検知手段と、 前記設定手段で設定された、各ウィンドウの操作可能な
    機能に対する、オペレータからの変更要求を検知する第
    2の検知手段と、 前記第1の検知手段で検知される指定要求または第2の
    検知手段で検知される変更要求のいずれかにより、表示
    中のある特定のウィンドウに対する操作可能な機能の設
    定を変更する変更手段とを具備したことを特徴とする情
    報表示装置。
  2. 【請求項2】 前記管理手段は、ウィンドウの識別子、
    表示順位、ウィンドウの表示始点、サイズ、そのウィン
    ドウに対する操作可能な機能名をはじめとする各項目に
    より、それぞれのウィンドウについての表示環境を管理
    するものであることを特徴とする請求項1に記載の情報
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記管理手段で管理されるウィンドウの
    操作可能な機能は、少なくともウィンドウの移動、サイ
    ズ変更、最上位化機能を含むものであることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報表示装置。
JP3200706A 1991-08-09 1991-08-09 情報表示装置 Pending JPH0546341A (ja)

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