JPH0588797A - ポータブルコンピユータ - Google Patents

ポータブルコンピユータ

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JPH0588797A
JPH0588797A JP3249140A JP24914091A JPH0588797A JP H0588797 A JPH0588797 A JP H0588797A JP 3249140 A JP3249140 A JP 3249140A JP 24914091 A JP24914091 A JP 24914091A JP H0588797 A JPH0588797 A JP H0588797A
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    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、HLT命令を実行する前に、システ
ムタイマの割込み(55ms)を無効にし、RTCタイマ
のPeriodic割込みを500ms周期で有効にする手段と、
HLT命令の実行後にシステムタイマの割込み(55m
s)を有効にし、RTCタイマのPeriodic割込みを無効
にする手段とを設けて、HLT命令の実行時間を長くす
ることを特徴とする。 【構成】55msのタイマ割込みを発生するシステムタイ
マ13と、500msのPeriodic割込みを発生するRTC
タイマ14と、CPU11が低消費電流モードにあると
きシステムタイマ13のタイマ割込みを禁止し、CPU
11が通常動作モードにあるとき、システムタイマ13
のタイマ割込みを許可する割込みコントローラ16とを
具備してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードウェア割込みに
より、通常動作モードと低消費電流モードとが切替え可
能なCPUを備えたポータブルコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携行の容易なパーソナルコンピュ
ータに於いては、商用交流電源(例えばAC100v)を使用
することなく、内蔵バッテリィで動作可能なラップトッ
プタイプ、ブックタイプ等の可搬形パーソナルコンピュ
ータが広く普及してきた。この種、内蔵バッテリィで動
作可能なパーソナルコンピュータに於いて、無駄な電力
消費を抑制する技術の一つに、CPUスリープと称され
る技術がある。
【0003】このCPUスリープ方式の一例として、処
理速度が遅くてもユーザに影響を与えないとき、例えば
キー入力を待っているときに、HLT命令を実行するC
PUスリープ方式がある。
【0004】このCPUスリープ方式では、HLT命令
を実行すると、バスをアクセスしなくなるため、バスを
ドライブすることによる電力消費がなくなり、従ってC
PUの消費電流が減少される。この際、CPUは、HL
T命令を実行すると、ハードウェア割込みが発生するま
で、バスをアクセスしないHLT(HALT)状態が続く。
【0005】システムタイマ割込み、キーボード割込み
等のハードウェア割込みが発生すると、HLT命令が解
除されて、CPUは消費電流の少ないモードから通常の
コマンド処理モードに復帰する。
【0006】上記したようなHLT命令によるCPUス
リープ機能をもつパーソナルコンピュータに於いては、
通常、PIT(Programmable Interval Timer )と称さ
れるシステムタイマによりハードウェア割込みが発生す
るが、従来のシステム構成に於いては、上記したスリー
プ効果が十分に発揮されないという問題がある。
【0007】即ち、従来のパーソナルコンピュータ、例
えば従来のIBMーPC/AT互換のパーソナルコンピ
ュータでは、システムタイマのハードウェア上の理由か
ら、55ms毎に1回の割合でシステムタイマによるハー
ドウェア割込み(システムタイマ割込み)が発生するよ
うになっている。このことは、上記HLT命令の実行に
よる消費電流の少ないモードになっても、その低消費電
流モードは55msしか続かないことになる。従って、従
来では、余程頻繁にHLT命令を実行するプログラムで
ない限り、スリープの効果は少ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
では、HLT命令の実行による消費電流の少ないモード
になっても、そのモードは、システムタイマ割込みによ
る、55msという比較的短い周期で解除されてしまうこ
とから、十分なスリープ効果を期待できないという問題
があった。
【0009】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
HLT命令の実行によるCPUスリープ機能をもつポー
タブルコンピュータに於いて、既存の実装ハードウェア
機能を有効に用いて、スリープ効果を高め、無駄な電力
消費を抑えて、内蔵バッテリィの駆動可能時間を延長で
きるポータブルコンピュータを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、HLT命令を
実行する前に、システムタイマの割込みを無効にし、既
存のハードウェア構成要素であるRTC(Real-Time Cl
ock )タイマの一定周期(Periodic)割込みを500ms
周期で有効にする手段と、HLT命令の実行後にシステ
ムタイマの割込みを有効にし、RTC(Real-Time Cloc
k )タイマの一定周期(Periodic)割込みを無効にする
手段とを設けて、HLT命令の実行時間を長くする。
【0011】
【作用】CPUはキー入力割込みがあるか否かをチェッ
クし、キー入力割込みがないとき、システムタイマの割
込み(55ms周期)を無効にし、代ってRTCタイマの
周期的割込み(500ms周期)を有効として、HLT命
令を実行する。その後、RTCタイマの割込みを含むハ
ードウェア割込みが発生すると、HLT命令を解除し、
システムタイマの割込み(55ms周期)を有効にする。
このようなHLT命令の実行によるCPUスリープ処理
機能によって、スリープ効果を高め、CPUの無駄な電
力消費を抑えて、内蔵バッテリィの駆動時間を延長でき
る。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例による構成を示すブロッ
ク図である。
【0013】図1に於いて、11はシステム全体の制御
を司るCPUであり、ここではBIOSーROM12に
格納されたシステム制御プログラムに含まれるキー入力
判別処理ルーチンの実行時に於いて、図2に示すよう
な、HLT命令の実行に伴うタイマ割込みの切換え制御
(システムタイマ割込み/RTCタイマ割込み)を実行
する。
【0014】12はシステムバス10を介してCPU1
1によりアクセスされるBIOS(基本入出力プログラ
ム)を格納したBIOSーROMであり、ここではシス
テム制御プログラム内に図2に示すようなキー入力判別
処理を実行するサブルーチンをもつ。
【0015】13はシステムタイマ(PIT)であり、
CPU11の制御の下に設定周期で割込みを発生するも
ので、ここでは55ms周期でタイマ割込み(割込み要求
信号IRQ0)を発生する。
【0016】14はRTCタイマであり、RTCレジス
タ41の設定内容に従うタイマカウントを実行するもの
で、ここでは、図2に示すHLT命令の実行に際し、C
PU11の制御の下に、RTCレジスタ41に500ms
の割込み周期が設定され、この設定に従い、500msの
周期的タイマ割込み(割込み要求信号 IRQ8)を発生す
る。
【0017】15はキーボードコントローラ(KBC)
であり、キーボード(KB)上でキー入力があると、割
込み要求信号( IRQ1)をアクティブにし、CPU11
にキー入力割込みがあったことを知らせる。
【0018】16は割込みコントローラであり、CPU
11の制御の下に、ある特定のハードウェア割込みを無
効化できる。ここでは、ハードウェア割込みとして、本
発明に直接関係する、システムタイマ13からの割込み
要求信号( IRQ0)と、RTCタイマ14からの割込み
要求信号( IRQ8)と、キーボードコントローラ15か
らの割込み要求信号( IRQ1)とを選択的に示してい
る。この割込みコントローラ16で受け付けたハードウ
ェア割込み(INT)は割込み要求ラインを介してCP
U11に送出される。図2は上記実施例に於けるBIO
SーROM12内に格納された、キー入力判別処理を実
行するサブルーチンの処理フローを示すフローチャート
である。
【0019】図2に於いて、S1 はキー入力割込みの有
無を判断するステップであり、キーボードコントローラ
15からキー入力割込みがあったか否か、即ち割込み要
求信号( IRQ1)がアクティブになっているか否かをチ
ェックする。
【0020】S2 は上記キー入力割込みの有無判断(ス
テップS1 )でキー入力割込みがなかったとき、即ち割
込み要求信号( IRQ1)がインアクティブであるとき、
上記システムタイマ割込み(55ms)より大きな所定の
周期で、RTCタイマ14より、周期的割込みを発生す
るように、RTCタイマ14のレジスタ設定を行なうス
テップであり、ここではRTCタイマ14内のRTCレ
ジスタ41に、500ms周期で割込みが発生するよう所
定のタイマカウント値をセットする。
【0021】S3 はシステムタイマ13からの割込み
(55ms)を無効にし、RTCタイマ14からの周期的
割込み(500ms)を有効にするように、割込みコント
ローラ16のレジスタ設定を行なうステップであり、C
PU11の制御の下に、割込みコントローラ16内の割
込みマスクレジスタ61に、システムタイマ13の割込
み(55ms)を無効にし、RTCタイマ14の周期的割
込み(500ms)を有効にするレジスタ値(ハードウェ
アの許可/禁止を示すビット値)が設定される。S4 は
HLT命令を実行するステップである。
【0022】S5 はシステムタイマ13からの割込み
(55ms)を有効にし、RTCタイマ14からの周期的
割込み(500ms)を無効にするように、割込みコント
ローラ16のレジスタ設定を行なうステップであり、C
PU11の制御の下に、割込みコントローラ16内の割
込みマスクレジスタ61に、システムタイマ13の割込
み(55ms)を有効にし、RTCタイマ14の周期的割
込み(500ms)を無効にするレジスタ値(ハードウェ
アの許可/禁止を示すビット値)が設定される。
【0023】S6 は上記キー入力割込みの有無判断(ス
テップS1 )でキー入力割込みがあったとき、即ち割込
み要求信号( IRQ1)がアクティブであるとき、上記キ
ーボードコントローラ15よりキーコードをリードする
ステップである。
【0024】図3は上記RTCタイマ14に設けられる
RTCレジスタ41の構成を示す図であり、ここではR
TCレジスタ41が、図3(a)に示すRTCレジスタ
A(411)と図3(b)に示すRTCレジスタB(4
12)とで構成される。
【0025】図3(a)に示すRTCレジスタA(41
1)に於いて、最上位ビット(MSB=ビット7)の
[UIP]は、タイマのアップデートが行なわれている
か否かを示すビット情報であり、ここでは“1”のと
き、タイマのアップデートが行なわれているか又は開始
直前にあることを示し、“0”のとき、アップデートが
行なわれていないことを示す。ビット6〜4の[DV
2]〜[DV0]は、RTCタイマ14の基本周波数を
示す設定情報である。
【0026】ビット3〜0の[RS3]〜[RS0]
は、RTCタイマ14の周期的(Periodic)割込みの周
期を示す設定情報であり、ここでは、RS3,RS2,
RS1,RS0=“1111”のとき、割込み周期「5
00ms」を示している。
【0027】この実施例に於いては、図2のステップS
2 に於いて、割込み周期「500ms」を指定する、RS
3,RS2,RS1,RS0=“1111”のビット情
報がセットされる。その他の各ビット情報の詳細はここ
では省略する。
【0028】図3(b)に示すRTCレジスタB(41
2)に於いて、ビット7の[SET]は、アップデート
サイクルであるか否かを示すビット情報であり、“1”
のとき、アップデートサイクルを中断して、データ設定
を可能とする。
【0029】ビット6の[PIE]は、周期的(Period
ic)割込み要求を許可/禁止するビット情報であり、
“1”のとき、周期的割込み要求を許可し、“0”のと
き、周期的割込み要求を禁止する。
【0030】ビット5の[AIE]は、アラーム割込み
要求を許可/禁止するビット情報である。ビット4の
[UIE]は、アップデート割込み要求を許可/禁止す
るビット情報である。ビット3の[SQWE]は、図3
に示すRTCレジスタA(411)のRSビットで指定
された周波数のスクウェアウェーブの出力を許可/禁止
するビット情報である。ビット2の[DM]は、時間と
カレンダの表示をバイナリ形式とするかBCD形式とす
るかを指定するビット情報である。ビット1の[24/1
2]は、24時間/12時間モードを指定するビット情
報である。ビット0の[DSE]は、夏時間更新を許可
/禁止するビット情報である。その他の各ビット情報の
詳細はここでは省略する。
【0031】図4は割込みコントローラ16に設けられ
る割込みマスクレジスタ61の構成を示す図であり、こ
こでは図4(a)に示すマスクレジスタA(611)と
図4(b)に示すマスクレジスタB(612)とで構成
され、ハードウェア割込み要求を発生する周辺機器と予
め対応付けされた各ビットが、それぞれハードウェア割
込みの許可/禁止を指定するもので、ここでは、“1”
のとき、対応するハードウェア割込みを禁止し、“0”
のとき同割込みを許可する。
【0032】図4(a)に示すマスクレジスタA(61
1)に於いて、ビット7の[PR1]は、プリンタ1の
割込みを許可/禁止するビット情報である。ビット6の
[FDD]は、フロッピーディスクドライブ(FDD)
の割込みを許可/禁止するビット情報である。ビット5
の[PR2]は、プリンタ2の割込みを許可/禁止する
ビット情報である。ビット4,ビット3の[COM
1],[COM2]は、通信レベル1,通信レベル2の
各割込みを許可/禁止するビット情報である。ビット2
の[PIC2]は、割込みコントローラ16とは別の割
込みコントローラ2(図示せず)の割込みを許可/禁止
するビット情報である。ビット1の[KB]は、キーボ
ード割込みを許可/禁止するビット情報である。
【0033】ビット0の[STMR]は、システムタイ
マ割込みを許可/禁止するビット情報であり、“1”の
とき、システムタイマ13からのタイマ割込み(55m
s)が禁止され、“0”のとき、同割込みが許可され
る。
【0034】この実施例では、図2のステップS3 に於
いて、“1”が設定されて、システムタイマ13からの
割込み(55ms)が禁止され(割込み要求信号 IRQ0が
無効となり)、ステップS5 に於いて、“0”が設定さ
れて、同割込みが許可される(割込み要求信号 IRQ0が
有効となる)。
【0035】マスクレジスタB(612)に於いて、ビ
ット6の[HDD]は、ハードディスク(HDD)割込
みを許可/禁止するビット情報である。ビット5の[N
DP]は、数値演算プロセッサの割込みを許可/禁止す
るビット情報である。
【0036】ビット0の[RTC]は、RTCタイマ割
込みを許可/禁止するビット情報であり、“1”のと
き、RTCタイマ14からの周期的タイマ割込み(50
0ms)が禁止され、“0”のとき、同割込みが許可され
る。
【0037】この実施例では、図2のステップS3 に於
いて、“0”が設定されて、RTCタイマ14からの周
期的割込み(500ms)が許可され(割込み要求信号 I
RQ8が有効となり)、図2のステップS5 に於いて、
“1”が設定されて、同割込みが禁止される(割込み要
求信号 IRQ8が無効となる)。図5は上記実施例の要部
の構成を簡潔に示すブロック図であり、上記図1と同一
部分には同一符号を付しその説明を省略する。ここで上
記図1乃至図5を参照して本発明の一実施例を説明す
る。
【0038】CPU11がキー入力待ち状態にあると
き、BIOSーROM12に格納された図2に示すキー
入力判別処理ルーチンに従う処理が実行され、キー入力
割込みが有るか否かがチェックされる(図2ステップS
1 )。
【0039】ここで、キーボードコントローラ15から
キー入力割込みが発生していると、即ち、割込み要求信
号( IRQ1)がアクティブになっていると、CPU11
は、キーボードコントローラ15よりキーコードをリー
ドして、キー入力待ちファンクションを終了する(図2
ステップS6 )。
【0040】又、キーボードコントローラ15からキー
入力割込みが発生していないとき、即ち割込み要求信号
( IRQ1)がインアクティブ状態にあるときは、RTC
タイマ14のRTCレジスタ41に500ms周期で割込
みが発生するよう所定のタイマカウント値をセットする
(図2ステップS2 )。即ち、図3(a)に示すRTC
レジスタA(411)のビット3〜0に、割込み周期
「500ms」を指定する、RS3,RS2,RS1,R
S0=“1111”のビット情報を設定する。
【0041】その後、システムタイマ割込みを無効(デ
ィセーブル)にし、代わってRTCタイマ割込みを有効
(イネーブル)にして、周期的なハードウェア割込みの
周期を55msから500msに切り換え、HLT命令を実
行する(図2ステップS3 ,S4 )。
【0042】即ち、この際は、割込みコントローラ16
に設けられた割込みマスクレジスタA(611)のビッ
ト0に、STMR=“1”を設定し、割込みマスクレジ
スタB(612)のビット0に、RTC=“0”を設定
して、システムタイマ13からのタイマ割込み(55m
s)に代わって、RTCタイマ14からの周期的割込み
(500ms)を有効にした後、HLT命令を実行する。
【0043】このハードウェア割込みの55msから50
0msへの切り換え後に於けるHLT命令の実行によっ
て、CPU11の消費電流を従来の55ms周期一定のと
きと比較して大幅に低減できる。
【0044】このHLT命令によるHLT状態は、割込
みコントローラ16からハードウェア割込み(INT)
が発生することにより解除されるが、周期的割込みの周
期は500msであるため、HLT状態は最長500ms続
く。
【0045】HLT命令が解除されると、システムタイ
マ割込みを有効(イネーブル)にし、代わってRTCタ
イマ割込みを無効(ディセーブル)にして、周期的なハ
ードウェア割込みの周期を500msから55msに切り換
えて、再びキー入力判別を行なう(図2ステップS5 ,
S1 )。
【0046】即ち、この際は、割込みコントローラ16
に設けられた割込みマスクレジスタA(611)のビッ
ト0に、STMR=“0”を設定し、割込みマスクレジ
スタB(612)のビット0に、RTC=“1”を設定
して、RTCタイマ14からの周期的割込み(500m
s)に代わって、システムタイマ13からのタイマ割込
み(55ms)を有効にした後、再びキー入力判別を行な
う。
【0047】このように、HLT命令によるHLT状態
下での周期的割込みの周期を55msから500msに切り
換えて、HLT命令の実行時間を延ばす機能構成とした
ことにより、CPUスリープ効果を高めることができ、
CPUの無駄な電力消費を抑えて内蔵バッテリィの駆動
時間を延長できる。
【0048】尚、上記した実施例に於いては、パーソナ
ルコンピュータを例にとって説明したが、例えばワード
プロセッサ等、他のポータブル形コンピュータ機器に於
いても全く同様に適用できる。
【0049】又、上記した実施例のCPUスリープ機構
を、例えばCPUクロック周波数を落とすことで低電力
消費モードに切り換えるCPUスリープ機構と併用する
ことにより、CPUの無駄な電力消費をより大幅に低減
できる。
【0050】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ハ
ードウェア割込みにより、通常動作モードと低消費電流
モードとが切替え可能なCPUを備えたポータブルコン
ピュータに於いて、一定周期の第1のタイマ割込み(例
えば55ms周期)を発生する第1のタイマと、この第1
のタイマ割込みより長い一定周期の第2のタイマ割込み
(例えば500ms周期)を発生する第2のタイマと、上
記各タイマ割込みを個別に許可/禁止制御するタイマ割
込み切替え手段をもつ割込みコントローラと、上記CP
Uが低消費電流モードにあるとき上記第1のタイマ割込
みを禁止し、上記CPUが通常動作モードにあるとき、
上記第1のタイマ割込みを許可するタイマ割込み制御手
段とを備えて、HLT命令の実行時間を延ばす構成とし
たことにより、CPUスリープ効果を高めることがで
き、CPUの無駄な電力消費を抑えて内蔵バッテリィの
駆動時間を延長できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による構成を示すブロック
図。
【図2】上記実施例に於けるBIOSーROM内に格納
された、キー入力判別処理を実行するサブルーチンの処
理フローを示すフローチャート。
【図3】上記実施例に於けるRTCレジスタの構成を示
す図。
【図4】上記実施例に於ける割込みマスクレジスタの構
成を示す図。
【図5】上記実施例の要部の構成を簡潔に示すブロック
図。
【符号の説明】
10…システムバス、11…CPU、12…BIOSー
ROM、13…システムタイマ、14…RTCタイマ、
15…キーボードコントローラ、16…割込みコントロ
ーラ、41…RTCレジスタ、61…割込みマスクレジ
スタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードウェア割込みにより、通常動作モ
    ードと低消費電流モードとが切替え可能なCPUを備え
    たポータブルコンピュータに於いて、一定周期の第1の
    タイマ割込みを発生する第1のタイマと、この第1のタ
    イマ割込みより長い一定周期の第2のタイマ割込みを発
    生する第2のタイマと、上記各タイマ割込みを個別に許
    可/禁止制御するタイマ割込み切替え手段をもつ割込み
    コントローラと、上記CPUが低消費電流モードにある
    とき上記第1のタイマ割込みを禁止し、上記CPUが通
    常動作モードにあるとき、上記第1のタイマ割込みを許
    可するタイマ割込み制御手段とを具備してなることを特
    徴とするポータブルコンピュータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0697645A3 (en) * 1994-08-19 1997-05-28 Int Data Matrix Inc Device, system and method for regulating energy consumption in a selectively activated process system
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