JPH0588673B2 - - Google Patents
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- JPH0588673B2 JPH0588673B2 JP63083748A JP8374888A JPH0588673B2 JP H0588673 B2 JPH0588673 B2 JP H0588673B2 JP 63083748 A JP63083748 A JP 63083748A JP 8374888 A JP8374888 A JP 8374888A JP H0588673 B2 JPH0588673 B2 JP H0588673B2
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- fastener
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- bag
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は袋体及びフアスナ付袋体に関し、より
詳しくはヒートシール性とガスバリア性を有する
積層体よりなる袋体及びフアスナ付の袋体に関す
る。
詳しくはヒートシール性とガスバリア性を有する
積層体よりなる袋体及びフアスナ付の袋体に関す
る。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題]
多層積層構造の積層体で形成された袋本体の一
辺の内面に対向配置され融着されたフアスナを有
するフアスナ付袋体が、その密封保存性と開封容
易性のために食品、医療品等多くの分野の包装袋
体として使用されるようになつてきた。
辺の内面に対向配置され融着されたフアスナを有
するフアスナ付袋体が、その密封保存性と開封容
易性のために食品、医療品等多くの分野の包装袋
体として使用されるようになつてきた。
このようなフアスナは袋体用のフアスナとして
ポリプロピレンもしくはポリエチレン製の材質が
用いられており、袋本体の最内層に配置するシー
ラント部にはフアスナと同質材料が使用され、融
着され、フアスナと袋本体は一体化されている。
ポリプロピレンもしくはポリエチレン製の材質が
用いられており、袋本体の最内層に配置するシー
ラント部にはフアスナと同質材料が使用され、融
着され、フアスナと袋本体は一体化されている。
しかしながら、フアスナの材質としてポリプロ
ピレンやポリエチレンのようなオレフイン系重合
体を使用してシール機によりフアスナを袋本体最
内層のシーラント部に融着させる場合は、高温に
して熱をかけなければならず、フアスナ取付け部
が変形するという問題が発生する。
ピレンやポリエチレンのようなオレフイン系重合
体を使用してシール機によりフアスナを袋本体最
内層のシーラント部に融着させる場合は、高温に
して熱をかけなければならず、フアスナ取付け部
が変形するという問題が発生する。
シール部のフアスナ取付け部の変形を解決する
ため低温で融着させようとするとフアスナが不完
全融着になるか、シール機のスピードを下げなけ
ればならないという問題が生じる。
ため低温で融着させようとするとフアスナが不完
全融着になるか、シール機のスピードを下げなけ
ればならないという問題が生じる。
これらの対策として、最内層のシーラントを低
温熔着タイプのものに変更し、さらにフアスナも
同じ材質のものに変更するという方法がとられて
いる。しかし、フアスナの材質が一般仕様でなく
なるためにコストアツプとなつてしまう。
温熔着タイプのものに変更し、さらにフアスナも
同じ材質のものに変更するという方法がとられて
いる。しかし、フアスナの材質が一般仕様でなく
なるためにコストアツプとなつてしまう。
[課題を解決するための手段]
本発明は以上のごとき問題点を解決するもの
で、フアスナの材料として、従来一般的な仕様と
して使用されてきたオレフイン系重合体を用いて
もフアスナの取付け加工が低温・短時間で容易に
行なえ、また、袋本体シール部のシール強度も大
きいフアスナ付袋体と、このようなフアスナが付
いておらず、シール部のシール強度に優れ、その
高いガスバリア性から内容物の保存性に優れた袋
体を提供することを目的とするものである。
で、フアスナの材料として、従来一般的な仕様と
して使用されてきたオレフイン系重合体を用いて
もフアスナの取付け加工が低温・短時間で容易に
行なえ、また、袋本体シール部のシール強度も大
きいフアスナ付袋体と、このようなフアスナが付
いておらず、シール部のシール強度に優れ、その
高いガスバリア性から内容物の保存性に優れた袋
体を提供することを目的とするものである。
本発明は以上の目的を達成するために、少なく
とも一層のガスバリア性層を有し、最内層がエチ
レン−メタクリル酸エステル共重合体を主体とす
る樹脂より形成され、開放端の一部または全部が
シール部により密封されたことを特徴とする袋
体、並びに、少なくとも一層のガスバリア性層を
有し、最内層がエチレン−メタクリル酸エステル
共重合体を主体とする樹脂よりなる積層体で形成
され開放端がシール部により密封された袋本体
と、該袋本体の一辺に平行に内面に対向配置され
る凸条係止片および凹部係止片を備えたフアスナ
とを有し、該フアスナは袋本体の最内層に融着さ
れたことを特徴とするフアスナ付袋体を提供する
ものである。
とも一層のガスバリア性層を有し、最内層がエチ
レン−メタクリル酸エステル共重合体を主体とす
る樹脂より形成され、開放端の一部または全部が
シール部により密封されたことを特徴とする袋
体、並びに、少なくとも一層のガスバリア性層を
有し、最内層がエチレン−メタクリル酸エステル
共重合体を主体とする樹脂よりなる積層体で形成
され開放端がシール部により密封された袋本体
と、該袋本体の一辺に平行に内面に対向配置され
る凸条係止片および凹部係止片を備えたフアスナ
とを有し、該フアスナは袋本体の最内層に融着さ
れたことを特徴とするフアスナ付袋体を提供する
ものである。
[実施例]
以下本発明の実施例を図面に従い説明する。
第1図は本発明の袋体を形成する積層体の一例
を示す概略断面図である。第1図において、1は
最内層、2は紙層、3,5は接着層、4はガスバ
リア性層である。紙層2は耐屈曲性等の機械的耐
性と袋体外部からの熱伝導を遮断し、かつ、熱に
よつて熔融したりしない熱的耐性を付与する。紙
層2の厚さは例えば100μm前後である。
を示す概略断面図である。第1図において、1は
最内層、2は紙層、3,5は接着層、4はガスバ
リア性層である。紙層2は耐屈曲性等の機械的耐
性と袋体外部からの熱伝導を遮断し、かつ、熱に
よつて熔融したりしない熱的耐性を付与する。紙
層2の厚さは例えば100μm前後である。
また、ガスバリア性層4は、積層体にガスバリ
ア性を付与する層であり、その厚さは7〜12μm
である。
ア性を付与する層であり、その厚さは7〜12μm
である。
接着層3,5は紙層2とガスバリア性層4との
接着、ガスバリア性層4と最内層1との接着に寄
与する。接着層3,5としてはドライラミネート
接着剤またはエクストルージヨンラミネートによ
るポリエチレン、特に低密度ポリエチレンが使用
され、その厚さは3〜20μmである。
接着、ガスバリア性層4と最内層1との接着に寄
与する。接着層3,5としてはドライラミネート
接着剤またはエクストルージヨンラミネートによ
るポリエチレン、特に低密度ポリエチレンが使用
され、その厚さは3〜20μmである。
また、最内層1は、エチレン−メタクリル酸エ
ステル共重合体を主体とする樹脂よりなる。本発
明におけるエチレン−メタクリル酸エステル共重
合体を主体とする樹脂としては、エチレン−メタ
クリル酸エステル共重合体のみよりなる樹脂の他
に、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体に
50重量%未満の他の重合体または共重合体をブレ
ンドした樹脂も使用される。エチレン−メタクリ
ル酸エステルとしては、例えばエチレン−メタク
リル酸メチルが使用される。
ステル共重合体を主体とする樹脂よりなる。本発
明におけるエチレン−メタクリル酸エステル共重
合体を主体とする樹脂としては、エチレン−メタ
クリル酸エステル共重合体のみよりなる樹脂の他
に、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体に
50重量%未満の他の重合体または共重合体をブレ
ンドした樹脂も使用される。エチレン−メタクリ
ル酸エステルとしては、例えばエチレン−メタク
リル酸メチルが使用される。
単独使用する場合のエチレン−メタクリル酸メ
チル共重合体としては、例えば該共重合体中のメ
タクリル酸メチルの含量が10〜40重量%の範囲に
あるものが使用される。
チル共重合体としては、例えば該共重合体中のメ
タクリル酸メチルの含量が10〜40重量%の範囲に
あるものが使用される。
エチレン−メタクリル酸メチル共重合体にブレ
ンドして用いる樹脂としては、例えばエチレン−
メタクリル酸メチル−無水マレイン酸の三元共重
合体がある。この三元共重合体としては、メルト
インデツクスが0.1〜30g/10分、メタクリル酸
メチルの共重合割合が少なくとも0.05重量%でこ
れらの合計量として多くとも20重量%である共重
合体が使用される。また、このブレンド物のエチ
レン−メタクリル酸メチル共重合体としては、例
えばメルトインデツクスが0.1〜30g/10分、メ
タクリル酸メチルの共重合割合が0.5〜30重量%
である共重合体が使用される。
ンドして用いる樹脂としては、例えばエチレン−
メタクリル酸メチル−無水マレイン酸の三元共重
合体がある。この三元共重合体としては、メルト
インデツクスが0.1〜30g/10分、メタクリル酸
メチルの共重合割合が少なくとも0.05重量%でこ
れらの合計量として多くとも20重量%である共重
合体が使用される。また、このブレンド物のエチ
レン−メタクリル酸メチル共重合体としては、例
えばメルトインデツクスが0.1〜30g/10分、メ
タクリル酸メチルの共重合割合が0.5〜30重量%
である共重合体が使用される。
本発明の積層体は少なくとも一層のガスバリア
性層を有することと、最内層がエチレン−メタク
リル酸エステル共重合体を主体とする樹脂よりな
ること以外の構成については材質、積層数等にお
いて制限はない。
性層を有することと、最内層がエチレン−メタク
リル酸エステル共重合体を主体とする樹脂よりな
ること以外の構成については材質、積層数等にお
いて制限はない。
ガスバリア性層の材料としてはアルミニウム以
外にポリアイド樹脂、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステ
ル樹脂、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、
塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体等の
塩化ビニリデン系樹脂等が挙げられる。これらの
ガスバリア性層は2層以上用いてもよく、またそ
の場合、異なる材質であつてもよい。例えば、ア
ルミニウム層とポリエチレンテレフタレート層を
併用したり、ポリエチレンテレフタレート層に塩
化ビニリデン系樹脂のエマルジヨンを塗布したも
のを使用してもよい。
外にポリアイド樹脂、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステ
ル樹脂、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、
塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体等の
塩化ビニリデン系樹脂等が挙げられる。これらの
ガスバリア性層は2層以上用いてもよく、またそ
の場合、異なる材質であつてもよい。例えば、ア
ルミニウム層とポリエチレンテレフタレート層を
併用したり、ポリエチレンテレフタレート層に塩
化ビニリデン系樹脂のエマルジヨンを塗布したも
のを使用してもよい。
なお、上記バリア性樹脂層は一軸または二軸に
延伸された延伸フイルムで形成すると、積層体の
強度が高くなり好ましい。また、上記以外の層と
して、一軸または二軸に延伸されたポリプロピレ
ン、セロハン等種々の樹脂層も適宜使用できる。
延伸された延伸フイルムで形成すると、積層体の
強度が高くなり好ましい。また、上記以外の層と
して、一軸または二軸に延伸されたポリプロピレ
ン、セロハン等種々の樹脂層も適宜使用できる。
また、積層体の製造方法については特に限定は
なく、エクストルージョンラミネートやドライラ
ミネート等いずれの方法によつて製造してもよ
い。
なく、エクストルージョンラミネートやドライラ
ミネート等いずれの方法によつて製造してもよ
い。
次に第2図は本発明のフアスナ付袋体の平面図
第3図は同要部の断面図、第4図はフアスナの概
略断面図である。
第3図は同要部の断面図、第4図はフアスナの概
略断面図である。
第2図〜第4図において、6は袋本体、7はフ
アスナ、8a,8bはフアスナ片である。袋本体
6は、開放端がシール部9により密封されてい
る。そして、フアスナ7は袋本体6の内面に対向
配置される凸条係止片10及び凹部係止片11を
有し、凸条係止片10はフアスナ片8aに設けら
れ、凹部係止片11はフアスナ片8bに設けられ
る。そしてフアスナ片8a,8bは袋本体6の一
辺に平行にその内面に融着されている。1は袋本
体の最内層である。
アスナ、8a,8bはフアスナ片である。袋本体
6は、開放端がシール部9により密封されてい
る。そして、フアスナ7は袋本体6の内面に対向
配置される凸条係止片10及び凹部係止片11を
有し、凸条係止片10はフアスナ片8aに設けら
れ、凹部係止片11はフアスナ片8bに設けられ
る。そしてフアスナ片8a,8bは袋本体6の一
辺に平行にその内面に融着されている。1は袋本
体の最内層である。
本発明において、フアスナ7はオレフイン系重
合体からなり、より具体的には、一般式−CH2−
CHR−(但し、R=−HまたはCH3)を主構成単
位とするオレフイン系重合体よりなる。
合体からなり、より具体的には、一般式−CH2−
CHR−(但し、R=−HまたはCH3)を主構成単
位とするオレフイン系重合体よりなる。
上記一般式で表わされるオレフイン系重合体と
して、低密度ポリエチレン(LDPE)、中・高密
度ポリエチレン(MOPE,HDPE)、直鎖状低密
度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン等が
使用される。
して、低密度ポリエチレン(LDPE)、中・高密
度ポリエチレン(MOPE,HDPE)、直鎖状低密
度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン等が
使用される。
本発明のフアスナ付袋体のシール部9は最内層
のエチレン−メタクリル酸エステル共重合体どう
しが強固に融着するために、非常に接着強度が大
きい。
のエチレン−メタクリル酸エステル共重合体どう
しが強固に融着するために、非常に接着強度が大
きい。
なお、本発明の袋体には第2図に示すようにフ
アスナ7の長手方向の一端もしくは両端の近傍の
シール部9領域にI型もしくはV型のノツチが設
けられていてもよい。。
アスナ7の長手方向の一端もしくは両端の近傍の
シール部9領域にI型もしくはV型のノツチが設
けられていてもよい。。
第2図に示された袋体においては、ノツチを始
点とし、フアスナ片8a,8bの長手方向端縁を
案内として引き裂き、袋体の端部を除去し、次に
フアスナ7の凸条係止片10と凹部係止片11の
嵌合を解くことにより開口し、内容物を取り出
し、その後再び凸条係止片10と凹部係止片11
を嵌合させることにより再封することができる。
点とし、フアスナ片8a,8bの長手方向端縁を
案内として引き裂き、袋体の端部を除去し、次に
フアスナ7の凸条係止片10と凹部係止片11の
嵌合を解くことにより開口し、内容物を取り出
し、その後再び凸条係止片10と凹部係止片11
を嵌合させることにより再封することができる。
フアスナ片8a,8bを袋本体6に取付ける方
法としては、高周波ウエルダー、超音波ウエルダ
ー、加熱金属等を用いて融着することにより行わ
れる。このうち超音波ウエルダーが、フアスナ片
8a,8bの厚みや紙層2の熱絶縁性に抗して良
好な融着をもたらし、好ましい。
法としては、高周波ウエルダー、超音波ウエルダ
ー、加熱金属等を用いて融着することにより行わ
れる。このうち超音波ウエルダーが、フアスナ片
8a,8bの厚みや紙層2の熱絶縁性に抗して良
好な融着をもたらし、好ましい。
シール部9のシールについても上記のシール法
がいずれも採用でき、フアスナ7の取付けよりも
シールは容易である。
がいずれも採用でき、フアスナ7の取付けよりも
シールは容易である。
本発明の積層体を袋体に使用するに当たつて
は、積層体をそのままで使用に供してもよいし、
適宜印刷やエンボス等の表面加工を施して使用し
てもよい。
は、積層体をそのままで使用に供してもよいし、
適宜印刷やエンボス等の表面加工を施して使用し
てもよい。
第2図では四方の開放端部がシール部9に密封
された例を挙げたが、袋体の形状が三角形であれ
ば、三方の開放端部がシール部により密封される
こととなる。
された例を挙げたが、袋体の形状が三角形であれ
ば、三方の開放端部がシール部により密封される
こととなる。
また、第5図に示すように、一端が折り返しの
構造になつているものは、折り返し部14以外の
三方の開放端部がシール部9により密封される。
構造になつているものは、折り返し部14以外の
三方の開放端部がシール部9により密封される。
さらに、本発明の袋体は第6図に示されるよう
に底片15を設け、底部が広い自立性の形状とし
てもよい。この場合のシール部9は、三方の開放
端部に設けられる。第6図の自立性容器の場合
は、ノツチ13から引き裂いて袋体の端部を除去
し、フアスナ7の凸条係止片10と凹部係止片1
1との嵌合を解くことにより開封でき、内容物を
取り出した後再度閉封でき、内容物の小分け使用
が可能である。
に底片15を設け、底部が広い自立性の形状とし
てもよい。この場合のシール部9は、三方の開放
端部に設けられる。第6図の自立性容器の場合
は、ノツチ13から引き裂いて袋体の端部を除去
し、フアスナ7の凸条係止片10と凹部係止片1
1との嵌合を解くことにより開封でき、内容物を
取り出した後再度閉封でき、内容物の小分け使用
が可能である。
[作用]
本発明の袋体を形成する積層体は、ガスバリア
性層を有するためにガスバリア性に優れ、また、
最内層がエチレン−メタクリル酸エステル共重合
体を主体とする樹脂を使用しているために低温シ
ール性が良好であり、袋体に収容される内容物は
袋体外部のガスから遮断され、保存性に優れる。
また、本発明のフアスナ付袋体は、ガスバリア性
層を有するためにガスバリア性に優れ、また、最
内層にエチレン−メタクリル酸エステル共重合体
を主体とする樹脂を使用しており、このエチレン
−メタクリル酸エステル共重合体は優れた低温シ
ール性を有するために、フアスナに特殊な材料を
用いることなく、最も一般的なオレフイン系重合
体を使用しても、フアスナの取付けの際に高温に
せずとも融着でき、取付け加工を低温、かつ、短
時間に行なうことができる。また、シール部のシ
ールは優れた低温シール性を有するエチレン−メ
タクリル酸エステル共重合体どうしの融着によつ
てもたらされるのでそのシール強度は非常に大き
い。
性層を有するためにガスバリア性に優れ、また、
最内層がエチレン−メタクリル酸エステル共重合
体を主体とする樹脂を使用しているために低温シ
ール性が良好であり、袋体に収容される内容物は
袋体外部のガスから遮断され、保存性に優れる。
また、本発明のフアスナ付袋体は、ガスバリア性
層を有するためにガスバリア性に優れ、また、最
内層にエチレン−メタクリル酸エステル共重合体
を主体とする樹脂を使用しており、このエチレン
−メタクリル酸エステル共重合体は優れた低温シ
ール性を有するために、フアスナに特殊な材料を
用いることなく、最も一般的なオレフイン系重合
体を使用しても、フアスナの取付けの際に高温に
せずとも融着でき、取付け加工を低温、かつ、短
時間に行なうことができる。また、シール部のシ
ールは優れた低温シール性を有するエチレン−メ
タクリル酸エステル共重合体どうしの融着によつ
てもたらされるのでそのシール強度は非常に大き
い。
[効果]
以上の説明から明らかなように、本発明の袋体
を形成する積層体はガスバリア性と低温シール性
に優れるから、袋体に収容された内容物はシール
性に優れるから、袋体に収容された内容物は袋体
外部のガスから遮断され、保存性に優れる。ま
た、本発明のフアスナ付袋体は、フアスナの材料
として従来一般的な仕様として使用されてきたオ
レフイン系重合体を用いてもフアスナの取付け加
工が低温・短時間で容易に行なえ、また、シール
部のシール強度も大きい。
を形成する積層体はガスバリア性と低温シール性
に優れるから、袋体に収容された内容物はシール
性に優れるから、袋体に収容された内容物は袋体
外部のガスから遮断され、保存性に優れる。ま
た、本発明のフアスナ付袋体は、フアスナの材料
として従来一般的な仕様として使用されてきたオ
レフイン系重合体を用いてもフアスナの取付け加
工が低温・短時間で容易に行なえ、また、シール
部のシール強度も大きい。
第1図は本発明の袋体に用いられる積層体の一
例を示す概略断面図、第2図は本発明のフアスナ
付袋体の平面図、第3図は同要部断面図、第4図
はフアスナの概略断面図、第5図は別の実施例を
示す平面図、第6図は自立性の袋体とした実施例
を示す斜視図である。 1……最内層、2……紙層、3……接着層、4
……ガスバリア性層、5……接着層、6……袋本
体、7……フアスナ、8a,8b……フアスナ
片、9……シール部、10……凸条係止片、11
……凹部係止片、13……ノツチ、14……折り
返し部、15……底片。
例を示す概略断面図、第2図は本発明のフアスナ
付袋体の平面図、第3図は同要部断面図、第4図
はフアスナの概略断面図、第5図は別の実施例を
示す平面図、第6図は自立性の袋体とした実施例
を示す斜視図である。 1……最内層、2……紙層、3……接着層、4
……ガスバリア性層、5……接着層、6……袋本
体、7……フアスナ、8a,8b……フアスナ
片、9……シール部、10……凸条係止片、11
……凹部係止片、13……ノツチ、14……折り
返し部、15……底片。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも一層のガスバリア性層を有し、最
内層がエチレン−メタクリル酸エステル共重合体
を主体とする樹脂より形成され、開放端の一部ま
たは全部がシール部により密封されたことを特徴
とする袋体。 2 少なくとも一層のガスバリア性層を有し、最
内層がエチレン−メタクリル酸エステル共重合体
を主体とする樹脂より形成され開放端がシール部
により密封された袋本体と、該袋本体の一辺に平
行に内面に対向配置される凸状係止片および凹部
係止片を備えたフアスナとを有し、該フアスナは
袋本体の最内層に融着されたことを特徴とするフ
アスナ付袋体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8374888A JPH01255534A (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 袋体及びファスナ付袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8374888A JPH01255534A (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 袋体及びファスナ付袋体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01255534A JPH01255534A (ja) | 1989-10-12 |
JPH0588673B2 true JPH0588673B2 (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=13811151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8374888A Granted JPH01255534A (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 袋体及びファスナ付袋体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01255534A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2529599B2 (ja) * | 1989-03-16 | 1996-08-28 | 出光石油化学株式会社 | 咬合具および咬合具付包装用袋 |
JP3001013U (ja) * | 1994-02-14 | 1994-08-16 | 久光製薬株式会社 | 貼付製剤用袋体 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141776A (ja) * | 1974-10-07 | 1976-04-08 | Asahi Dow Ltd | Kairyosaretapurasuchitsukusekisotai |
JPS53114886A (en) * | 1977-03-17 | 1978-10-06 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Skin packaging film |
JPS53129271A (en) * | 1977-04-18 | 1978-11-11 | Toppan Printing Co Ltd | Multi-layer film |
-
1988
- 1988-04-05 JP JP8374888A patent/JPH01255534A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141776A (ja) * | 1974-10-07 | 1976-04-08 | Asahi Dow Ltd | Kairyosaretapurasuchitsukusekisotai |
JPS53114886A (en) * | 1977-03-17 | 1978-10-06 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Skin packaging film |
JPS53129271A (en) * | 1977-04-18 | 1978-11-11 | Toppan Printing Co Ltd | Multi-layer film |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01255534A (ja) | 1989-10-12 |
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