JPH0588672A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH0588672A
JPH0588672A JP3168509A JP16850991A JPH0588672A JP H0588672 A JPH0588672 A JP H0588672A JP 3168509 A JP3168509 A JP 3168509A JP 16850991 A JP16850991 A JP 16850991A JP H0588672 A JPH0588672 A JP H0588672A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 踏み込んだ時に、オン/オフ状態が逆になる
スイッチ型や、抵抗値の大小が逆になるボリューム型な
どのいかなるタイプのフットペダルでも接続できる電子
楽器を提供する。 【構成】 ジャック7の接点ピンJ1は抵抗R1によっ
て電源電圧にプルアップルされる。また、プラグが挿し
込まれていない時に、接点ピンJ1に押接される中立接
点ピンJ3は抵抗R1によって接地される。A/D変換
器8はジャック7の接点ピンJ1の電圧をデジタル信号
に変換し、これをCPU1に供給する。プラグが挿し込
まれていないと、A/D変換器8には電源電圧の中間値
である2.5Vが供給される。プラグが挿し込まれると
接点CNが離れ、この時、踏み込まれるとオン状態にな
るメイク型のフットペダルが接続されると、A/D変換
器8には、2.5V以上の電圧が供給され、踏み込まれ
るとオフ状態になるブレーク型のフットペダルが接続さ
れると、2.5V以下の電圧が供給される。CPU1は
A/D変換器8が出力するデジタル値によって、いずれ
のフットペダルが接続されたかを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の操作子によっ
て、さまざまな楽音を合成して発音する電子楽器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子楽器では、鍵盤による演奏の
他に、フットペダルを用いて楽音に音響効果を付与する
ことがある。フットペダルには、踏込んだときにオン状
態をとるタイプや(メイク型)、その逆の状態をとるタ
イプ(ブレーク型)がある。これらのフットペダルは、
電子楽器本体に設けられたジャック(メス型)に、該フ
ットペダルから伸びたコード端に設けられたプラグを挿
し込むことによって接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した電
子楽器では、フットペダルの種類を判断する機能がない
ため、使用するフットペダルを自由に選択できないとい
う問題を生じた。この発明は上述した事情に鑑みてなさ
れたもので、いかなるタイプのフットペダルでも接続で
きる電子楽器を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、この発明では、演奏者の足の踏み込み状態に
応じて特性を変化させる素子を備える操作子と、中立出
力を有し、前記操作子の素子の特性変化を検出し、前記
中立出力を変化させる検出手段と、前記検出手段の出力
に基づいて、前記素子が、前記踏み込みに応じて前記検
出手段の中立出力を増加させるタイプであるか、あるい
はその逆のタイプであるかを判断する判断手段と、前記
判断手段の判断結果に基づいて、合成した楽音信号に音
響効果を付与する楽音発生手段とを備えるとともに、前
記素子は前記タイプのいずれかの特性変化を有し、前記
操作子は着脱自在で、交換可能であることを特徴とす
る。
【0005】
【作用】検出手段は、操作子の素子の特性変化を検出
し、操作子が装着されていない時には、中立出力を判断
手段に供給し、操作子が装着されると、上記素子に応じ
て中立出力を変化させる。判断手段は、検出手段の出力
に基づいて、前記素子が、前記踏み込みに応じて前記検
出手段の中立出力を増加させるタイプであるか、あるい
はその逆のタイプであるかを判断する。そして、楽音発
生手段は、この判断結果に基づいて楽音に音響効果を付
与する。
【0006】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。図1はこの発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。この図において、CPU1は、電子楽
器全体を制御するために、所定のプログラムを実行し、
各種データ(パラメータ)をデータバスDBを介して各
部へ供給する。また、このプログラムの実行の際に得ら
れる各種データは、RAM2へ格納される。パネルスイ
ッチ3には、音色や音響効果などを設定するための複数
のスイッチやボリューム等が設けられており、これらの
状態(オン/オフ等)は、インターフェイス3aによっ
てデータ処理された後、CPU1によって読み込まれ
る。
【0007】また、鍵盤回路4は、白鍵および黒鍵から
なるいわゆるキーボードであり、各鍵の状態(押鍵、離
鍵、押離鍵速度等)は、インターフェイス4aによって
データ処理された後、CPU1によって読み込まれる。
楽音信号発生部5は、CPU1が供給する楽音情報(あ
るいはデータ)に従って、所定の音高、音響効果が付与
された楽音信号を合成し、スピーカ6によって発音す
る。
【0008】次に、ジャック7は、後述するフットペダ
ルに設けられたプラグが挿し込まれると、接点CNが離
れるタイプのものである。プラグの一方の電極、すなわ
ち信号が供給される電極が接する接点ピンJ1は、抵抗
R1によって+5Vにプルアップされているとともに、
直列接続された抵抗R2とコンデンサCを介してA/D
(アナログ/デジタル)変換器8の入力端へ接続されて
いる。上記抵抗R2とコンデンサCとは、後述するプラ
グをジャック7に接続する際のノイズを除去するための
ものである。
【0009】また、プラグの他方の電極、すなわちアー
ス側の電極が接する接点ピンJ2は、接地されている。
上述した接点ピンJ1と接点CNを有する中点接点J3
は、プラグが挿し込まれていない状態において、抵抗R
1を介して接地される。なお、この実施例では、プルア
ップする抵抗R1と上記中点接点J3を接地している抵
抗R1とは同じ抵抗値を有する。上述したA/D変換器
8は、上記ジャック7を介して供給される信号をデジタ
ル信号に変換して出力する。
【0010】次に、上述したフットペダルFPについて
図2(a)〜(d)を参照して説明する。まず、図2
(a)は踏込んだ際にスイッチSW1がオン状態となる
メイク型スイッチを備えるフットペダルFP1の構成を
示す説明図である。スイッチSW1の状態は、2線コー
ドによってプラグの各電極に接続される。また、図2
(b)は踏込んだ際にスイッチSW2がオフ状態となる
ブレーク型スイッチを備えるフットペダルFP2の構成
を示す説明図である。該フットペダルFP2では、スイ
ッチSW2の状態は上述したフットペダルFP1と同様
にしてプラグへ接続される。
【0011】次に、図2(c)および(d)は、上述し
たフットペダルFP1およびFP2に備えられていたス
イッチSW1、SW2に代わって、可変抵抗器VR1、
VR2が備えられたフットペダルFP3およびFP4の
構造を示す説明図である。図2(c)には、踏込んだ際
に抵抗値が減少するように設けられた可変抵抗器VR1
を備えるフットペダルFP3が示されている。また、図
2(d)には、踏込んだ際に抵抗値が増加するように設
けられた可変抵抗器VR2を備えるフットペダルFP4
が示されている。可変抵抗器VR1,VR2は、0〜∞
Ωの抵抗値をとるものとする。上述したフットペダルF
P1〜FP4に設けられたプラグが図1に示すジャック
7に挿し込まれるようになっている。
【0012】上述したジャック7は、上記プラグが挿し
込まれていない時には、中点接点J3が接点CNに押接
されているため、プルアップル抵抗R1と接地用の抵抗
R1とは直列接続され、A/D変換器8には、電源電圧
の半値である2.5Vが供給される。これに対して、図
2(a)に示すメイク型のフットペダルのプラグが挿し
込まれると、接点CNが離れ、ペダルが踏み込まれてい
ない状態では、スイッチSW1がオープン状態となるた
め、A/D変換器8には、電源電圧の5Vが供給される
ようになっている。また、ペダルが踏み込まれた状態で
は、スイッチSW1がクローズ状態となり、接点ピンJ
1が接地されるため、A/D変換器8には、2.5V以
下(ほぼ0V)が供給されるようになっている。
【0013】また、図2(b)に示すブレーク型のフッ
トペダルのプラグが挿し込まれると、上述同様に接点C
Nが離れ、ペダルが踏み込まれていない状態では、スイ
ッチSW2がクローズ状態となり、接点ピンJ1が接地
されるため、A/D変換器8には、2.5V以下(ほぼ
0V)が供給されるようになっている。また、ペダルが
踏み込まれた状態では、スイッチSW2がオープン状態
となるため、A/D変換器8には、電源電圧の5Vが供
給されるようになっている。
【0014】また、図2(c)に示すフットペダルは、
上述した図2(a)のメイク型のフットペダルと同様の
信号をA/D変換器8に与え、図2(d)に示すフット
ペダルは、上述した図2(b)のブレーク型のフットペ
ダルと同様の信号をA/D変換器8に与える。ただし、
スイッチの代りに可変抵抗器を用いているため、0〜5
Vの間の電圧をA/D変換器8に与える。
【0015】次に、上述した構成による電子楽器の動作
について図3〜図6に示すフローチャートを参照して説
明する。まず、電源が投入されると、図3に示すメイン
ルーチンがCPU1によって実行される。メインルーチ
ンが実行されると、まず、ステップSA1において、レ
ジスタ、フラグ等を初期値に設定するために、初期設定
が行なわれる。次に、ステップSA2において、図4に
示すジャック処理1が行なわれる。
【0016】図4に示すジャック処理1では、まず、ス
テップSB1において、レジスタOLDにA/D変換器
8が出力するデジタルデータが格納される。次に、ステ
ップSB2において、レジスタOLDが2.5Vより小
さいか、2.5Vであるか(等しいか)、あるいは2.
5Vより大きいかが判断される。これはフットペダルの
プラグがジャック7に挿し込まれたか否かを判断するた
めである。また、プラグがジャック7に挿し込まれた場
合には、メイク型か、あるいはブレーク型のフットペダ
ルであるかを判断するためである。
【0017】そして、ステップSB2において、レジス
タOLDが2.5Vより大きい場合、すなわちメイク型
のフットペダルが接続された場合には、ステップSB3
へ進む。ステップSB3では、フラグflagに「1」
をセットする。一方、ステップSB2において、レジス
タOLDが2.5Vより小さい場合、すなわちブレーク
型のフットペダルが接続された場合には、ステップSB
4へ進む。ステップSB4では、フラグflagに
「2」をセットする。そして、上記ステップSB3また
はSB4が終了するか、あるいは、上記ステップSB2
において、レジスタOLDが2.5Vである場合には、
接続されいないと判断し、図3に示すメインルーチンへ
戻る。
【0018】メインルーチンでは、次に、ステップSA
3へ進む。ステップSA3では、パネル処理が行なわれ
る。パネル処理では、図1に示すパネルスイッチ3のス
イッチの状態が読み込まれ、それらの状態に応じた値が
所定のレジスタへセットされる。次に、ステップSA4
へ進み、鍵盤処理が行なわれる。鍵盤処理では、図1に
示す鍵盤回路4の押離鍵等の状態が読み込まれ、それら
の状態に応じた値が所定の各部へ供給される。そして、
ステップSA5へ進む。ステップSA5では、ジャック
処理2が実行される。
【0019】ジャック処理2は、図5に示すフローチャ
ートに従って実行される。ジャック処理2では、まず、
ステップSC1において、レジスタNEWにA/D変換
器8が出力するデジタルデータが格納される。次に、ス
テップSC2へ進み、フラグflagが「0」であるか
否かが判断される。そして、このステップSC2におけ
る判断結果が「NO」の場合、すなわちメイク型か、あ
るいはブレーク型のいずれかのフットペダルが接続され
ている場合には、ステップSC3へ進む。ステップSC
3では、レジスタOLDがレジスタNEWに等しいか否
かが判断される。これは接続されたフットペダルが操作
されたか否かを判断するためである。
【0020】そして、このステップSC3における判断
結果が「YES」の場合、すなわちフットペダルは接続
されているが、何ら操作が行なわれていない場合には、
そのまま図3に示すメインルーチンへ戻る。そして、こ
の場合にはメインルーチンのステップSA6へ進み、そ
の他の処理を行なった後、再び、ステップSA3へ戻
り、上述したステップSA3〜SA6を繰返し実行す
る。
【0021】これに対して、フットペダルが接続され、
かつ、何らかの操作、すなわちペダルが踏み込まれる
と、レジスタOLDの内容とレジスタNEWの内容が異
なるため、ステップSC3における判断結果が「NO」
となり、ステップSC4へ進む。ステップSC4では、
レジスタNEWが2.5Vより小さいか、2.5Vであ
るか(等しいか)、あるいは2.5Vより大きいかが判
断される。
【0022】そして、ステップSC4において、レジス
タNEWが2.5Vより小さい場合には、ステップSC
5へ進む。ステップSC5では、フラグflagが
「1」であるか、「2」であるかを判断する。そして、
ステップSC5において、フラグflagが「1」であ
る場合、すなわちメイク型のフットペダルが接続されて
いる場合には、そのペダルが踏み込まれていると判断
し、ステップSC6へ進む。ステップSC6では、レジ
スタDATAをオンにする。一方、ステップSC5にお
いて、フラグflagが「2」である場合、すなわちブ
レーク型のフットペダルが接続されている場合には、そ
のペダルが踏み込まれていないと判断し、ステップSC
7へ進む。ステップSC7では、レジスタDATAをオ
フにする。
【0023】これに対して、ステップSC4において、
レジスタNEWが2.5Vより大きい場合には、ステッ
プSC8へ進む。ステップSC8では、フラグflag
が「1」であるか、「2」であるかを判断する。そし
て、ステップSC8において、フラグflagが「1」
である場合、すなわちメイク型のフットペダルが接続さ
れている場合には、そのペダルが踏み込まれていないと
判断し、ステップSC9へ進む。ステップSC9では、
レジスタDATAをオフにする。一方、ステップ8にお
いて、フラグflagが「2」である場合、すなわちブ
レーク型のフットペダルが接続されている場合には、そ
のペダルが踏み込まれていると判断し、ステップSC1
0へ進む。ステップSC10では、レジスタDATAを
オンにする。
【0024】そして、上述したステップSC6、SC
7、SC9またはSC10の処理が終了すると、ステッ
プSC11へ進む。ステップSC11では、それぞれの
ステップにおいて設定したレジスタDATAの内容を図
1に示す楽音信号発生部5へ供給する。楽音信号発生部
5では、レジスタDATAの内容に従って、例えば、サ
ステイン等の音響効果を楽音に付与する。すなわち、レ
ジスタDATAがオンの時には、楽音に音響効果を付与
し、レジスタDATAがオフの時には、音響効果の付与
を取止める。
【0025】これに対して、ステップSC4において、
レジスタNEWが2.5Vである場合には、フットペダ
ルのプラグがジャック7から抜かれたと判断し、ステッ
プSC12へ進む。ステップSC12では、フラグfl
agに「0」をセットしする。
【0026】そして、上述したステップSC11または
上記ステップSC12の処理が終了すると、ステップS
C13へ進む。ステップSC13では、レジスタOLD
にレジスタNEWの内容を格納し、新しい値を古い値と
する。そして、当該ジャック処理2を終了し、図3に示
すメインルーチンへ戻る。メインルーチンでは、ステッ
プSA6のその他の処理を行なった後、再び、ステップ
SA3へ戻り、上述したステップSA3〜SA6を繰返
し実行する。
【0027】一方、上述したステップSC2における判
断結果が「YES」の場合、すなわち、この段階におい
ても、まだ、フットペダルが接続されていない場合(あ
るいは、一度、プラグが挿し込まれた後に抜かれた場
合)には、ステップSC14へ進む。ステップSC14
では、レジスタNEWが2.5Vより小さいか、2.5
Vであるか(等しいか)、あるいは2.5Vより大きい
かを判断する。これは再び、プラグが挿し込まれたか否
かを判断するためである。
【0028】そして、ステップSC14において、レジ
スタNEWが2.5Vより大きい場合、すなわちメイク
型のフットペダルが接続された場合には、ステップSC
15へ進む。ステップSC15では、フラグflagに
「1」をセットする。一方、ステップSC14におい
て、レジスタNEWが2.5Vより小さい場合、すなわ
ちブレーク型のフットペダルが接続された場合には、ス
テップSC16へ進む。ステップSC16では、フラグ
flagに「2」をセットする。
【0029】そして、上記ステップSC15またはSC
16が終了した場合には、ステップSC13へ進む。ス
テップSC13では、上述したように、レジスタOLD
にレジスタNEWの内容を格納し、新しい値を古い値と
する。そして、当該ジャック処理2を終了し、図3に示
すメインルーチンへ戻る。一方、ステップSC14にお
いて、レジスタNEWが2.5Vである場合には、接続
されいないと判断し、そのまま、図3に示すメインルー
チンへ戻る。メインルーチンでは、ステップSA6のそ
の他の処理を行なった後、再び、ステップSA3へ戻
り、上述したステップSA3〜SA6を繰返し実行す
る。
【0030】なお、上述した実施例では、プラグをジャ
ック7に挿し込む時、ペダルを踏み込んだままの状態で
行なうと、フットペダルの型を取り違えて判断してしま
う。しかしながら、これを利用して、足をペダルから離
した時に音響効果を付与するようにしてもよい。したが
って、この場合には、ペダルを踏み込んだまま、プラグ
をジャック7に挿し込むようにする。また、上述したジ
ャック7は、複数設けてもよく、また、1つのジャック
にサスティン、リステヌート等の効果機能を自由にアサ
インできるようにしてもよい。
【0031】また、上述した実施例では、プラグが挿し
込まれていない時には、A/D変換器8には2.5Vが
供給されたが、この場合の該A/D変換器8の精度は問
題としていない。例えば、4ビットの分解能を有するA
/D変換器を用いた場合には、該A/D変換器の出力
は、0〜15(10進)の値をとるため、2.5Vに対
しては、中間値の7という値をとる。また、2.5Vと
いう値を判断値とすると、ノイズの影響や、ハードウエ
アの精度誤差を吸収できないため、ある程度の不感帯を
設け、例えば、2.3〜2.7Vまでをプラグが挿し込
まれていない状態と判断するようにしてもよい。この場
合、A/D変換器8のビット精度を下げても同様の効果
が得られる。
【0032】上述した不感帯は、あまり広くすると、ボ
リューム型のフットペダルを用いた場合、踏み込まれた
時や足がペダルから離された時に移行中のペダルが不感
帯の位置にあると、プラグが挿し込まれていない状態と
判断される恐れがある。これを防ぐには、不感帯を連続
して数回検出した場合に、初めてプラグが抜かれたと判
断するようにすればよい。
【0033】また、上述した実施例では、ボリーム型と
スイッチ型の区別をつけずに処理していたが、0V,5
V,2.5V以外の中間値を検出した時には、ボリュー
ム型と判断し、スイッチ型と区別して処理すればよい。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、検出手段は、操作子の素子の特性変化を検出し、操
作子が装着されていない時には、中立出力を判断手段に
供給し、操作子が装着されると、操作子の操作の状態に
応じた出力を判断手段に供給し、判断手段は、上記検出
手段の出力に基づいて、上記素子が、踏み込みに応じて
検出手段の中立出力を増加させるタイプであるか、ある
いはその逆のタイプであるかを判断するようにしたた
め、いかなるタイプのフットペダルでも接続できるとい
う利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 (a)は踏込んだ際にスイッチSW1がオン
状態となるメイク型スイッチを備えるフットペダルFP
1の構成を示す説明図、(b)は踏込んだ際にスイッチ
SW2がオフ状態となるブレーク型スイッチを備えるフ
ットペダルFP2の構成を示す説明図、(c)および
(d)は、上述したフットペダルFP1およびFP2に
備えられていたスイッチSW1、SW2に代わって、可
変抵抗器VR1、VR2が備えられたフットペダルFP
3およびFP4の構造を示す説明図である。
【図3】 本実施例の動作を説明するためのメインルー
チンのフローチャートである。
【図4】 本実施例の動作を説明するためのジャック処
理1のフローチャートである。
【図5】 本実施例の動作を説明するためのジャック処
理2のフローチャートである。
【符号の説明】
1……CPU(判断手段)、3……パネルスイッチ、4
……鍵盤回路、5……楽音信号発生回路(楽音発生手
段)、7……ジャック(検出手段)、8……A/D変換
器(検出手段)、FP1〜FP4……フットペダル(操
作子)、SW1,SW2……スイッチ(素子)、VR
1,VR2……可変抵抗(素子)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏者の足の踏み込み状態に応じて特性
    を変化させる素子を備える操作子と、 中立出力を有し、前記操作子の素子の特性変化を検出
    し、前記中立出力を変化させる検出手段と、 前記検出手段の出力に基づいて、前記素子が、前記踏み
    込みに応じて前記検出手段の中立出力を増加させるタイ
    プであるか、あるいはその逆のタイプであるかを判断す
    る判断手段と、 前記判断手段の判断結果に基づいて、合成した楽音信号
    に音響効果を付与する楽音発生手段とを備えるととも
    に、 前記素子は前記タイプのいずれかの特性変化を有し、前
    記操作子は着脱自在で、交換可能であることを特徴とす
    る電子楽器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009169061A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Roland Corp スイッチ操作検出装置
JP2010256408A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Yamaha Corp 電子打楽器

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JP2009169061A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Roland Corp スイッチ操作検出装置
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