JPH0588635U - ジョ−クラッシャ - Google Patents

ジョ−クラッシャ

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JPH0588635U
JPH0588635U JP3765892U JP3765892U JPH0588635U JP H0588635 U JPH0588635 U JP H0588635U JP 3765892 U JP3765892 U JP 3765892U JP 3765892 U JP3765892 U JP 3765892U JP H0588635 U JPH0588635 U JP H0588635U
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stationary tooth
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JP3765892U
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JP2578908Y2 (ja
Inventor
晃一郎 大串
Original Assignee
株式会社中山鉄工所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不動歯取付側フレームの摩耗を防止する構造
を備え、加工や組立て、着脱作業を極めて容易に行うこ
とができる技術の提供。 【構成】 前記不動歯30の裏面側上端および下端に沿
って突出縁31、32が設けられ、両突出縁の内面31
a、32a同士の間隔aがフレーム1の内端面上下幅b
より適宜広く形成されると共に、前記突出縁の内面31
a、32a両端部であって不動歯30の両側方に向け高
さHが低くなる傾斜状切欠部33が設けられ、かつ前記
フレームの内端面11a上面部両側に、該内端面に取付
けた不動歯の切欠部33内に装着した状態で該不動歯の
両側に向け摺動自在に形成されたコッター34が設けら
れている構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ジョークラッシャに関し、特に不動歯の取付けを容易にしたジョー クラッシャに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ジョークラッシャの不動歯は、図5に示すように、動歯と対向するフレ ーム50の内端面51に裏面全体が面合した状態に取付けられ、不動歯52の上 端とフレーム50の上部延設部53との間にクサビ状締付片54を挿入して固定 していたが、この固定部分が材料投入側に露出した構造のものや、また、図6に 示すように、不動歯52の上下端縁をフレームのコーナ55を覆うまで突出させ 、この突出縁56でフレーム側を保護する構造のものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、クサビ状締付片54が材料投入側に露出したものでは、投入材 料によってフレームの上部延設部が摩耗して締付け不能になるし、また、締付用 ナットがフレームの前方側に配置されるが、この上部には材料供給機の架台やシ ュートが設けられるため締付作業等が困難であるという問題があった。 また、不動歯の上下端に突出縁56、56を設けたものでは、不動歯52をフ レームに取付けた状態で、突出縁56とフレーム内端面51の端部との間には、 使用中に不動歯が変動しないように1〜2ミリ程度のギャップしか許されないた め、加工や組立てに大変手間取るし、特に足場の悪い現場サイドでの取付けや反 転作業等は大変困難であるという問題があった。
【0004】 本考案は、かかる従来の問題点を解決するためになされたものであって、その 目的とするところは、不動歯取付側フレームの摩耗を防止する構造を備え、加工 や組立てが容易であり、特に足場の悪い現場サイドでの不動歯反転作業等を簡単 に行うことができるジョークラッシャを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための手段として本考案のジョークラッシャでは、フレー ムに軸支された偏心軸で揺動する動歯と、該動歯に対向して前記フレームの内端 面に着脱自在に固定された不動歯とを備えたジョークラッシャにおいて、前記不 動歯の裏面側上端および下端に沿って突出縁が設けられ、両突出縁の内面側同士 の間隔が前記フレームの内端面上下幅より適宜広く形成されると共に、前記突出 縁の内面側両端部であって不動歯の両側方に向け高さが低くなる傾斜状切欠部が 設けられ、かつ前記フレームの内端面側上面部両側に該内端面に取付けた不動歯 の切欠部内に装着した状態で該不動歯の両側に向け摺動自在に形成されたクサビ 状締付片が設けられている構成とした。
【0006】
【作用】
本考案のジョークラッシャでは、不動歯の裏面側上端および下端に沿って突出 縁が設けられている。この不動歯は、裏面の突出縁同士の間をフレームの内端面 側に嵌め込むように取付ける。従って、フレームの内端面は硬い不動歯によって 保護され、投入材料によって摩耗することはない。 そして、不動歯の突出縁内面側に設けた切欠部にクサビ状締付片を装着させ、 不動歯の両側に向け摺動させる。前記切欠部は、不動歯の両側方に向け高さが低 くなるように形成されているため、クサビ状締付片が不動歯を持ち上げて該不動 歯の下端に設けた突出縁をフレームの内端面側下面に係止させると共に、上端に 設けた突出縁をフレームの内端面側上面に固定させる。この場合、不動歯の両突 出縁の内面同士の間隔は、クサビ状締付片の作用に影響しないので、フレームの 内端面上下幅に対し幅広く設けることができる。従って、加工や組立ても容易で あるし上下反転作業等も簡単に行うことができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本実施例のジョークラッシャの不動歯側を示す説明図、図2は同上の不 動歯固定前の状態を示す説明図、図3は同上の不動歯固定後を示す説明図、図4 は同上のジョークラッシャを示す縦断面図である。 本実施例のジョークラッシャAは、フレーム1と、動歯部2と、不動歯部3と を主要な構成としている。
【0008】 前記フレーム1は、動歯部2や不動歯部3等を所定位置に配置させるものであ って、略中央上部に軸受10を有し、基端側には下方がフレーム1の中央寄り方 向に傾斜すると共に両フレームにクロスした固定板11を有している。
【0009】 前記動歯部2は、動歯20をスイングさせ不動歯部3との間で砕石を行うもの であって、別設置された動力源と連結された偏心軸12が前記軸受10に軸支さ れ、この偏心軸12に動歯20がスイングジョー21を介して揺動自在に保持さ れている。図中22は動歯20の揺動範囲の調整部、23はトッグルプレートで ある。
【0010】 前記不動歯部3は、前記動歯部2と対向して砕石を行わせるものであって、前 記固定板11に不動歯30を着脱自在に固定することにより形成されている。図 中11aは該不動歯30を面合させる内端面である。 前記不動歯30は、図1に示すように、上端に沿って上部突出縁31と下端に 沿って下部突出縁32が形成されている。前記上部突出縁31の内面31aと下 部突出縁32の内面32aとの間隔aは、前記固定板11の上面板11bの上端 と同固定板11の下端との間の距離bに比べ10mm程度長くなるように設けら れている。 そして、前記上部突出縁31の内面31aと下部突出縁32の内面32aとの 両端部には、それぞれ不動歯30の両側方に向け高さHが低くなる傾斜面33a を有する切欠部33が設けられている。
【0011】 前記不動歯30は、上部突出縁31と下部突出縁32との間に固定板11を嵌 め込んだ状態に取付けられる。この不動歯30を固定するために、フレーム1に は、不動歯30の上部突出縁31の両側位置であって固定板11の上端位置に、 それぞれ切欠部33の傾斜面33aと同一角度で傾斜した傾斜面34aを有する コッター34が設けられている。このコッター34は、内面31aを上面板11 bに載置した状態の不動歯30における切欠部33内に挿入可能な大きさに形成 されている。 また、前記コッター34は、それぞれフレーム1を着脱自在に挿通した長尺な ボルト34bが突設されると共に、フレーム1の外側においてスプリング35を 装着した状態でナット34cを螺着することにより組立てられる。
【0012】 次に作用を説明する。 まず、ナット34cを緩めて左右のコッター34、34を固定板11の中央寄 り位置に配置した後、不動歯30を固定板11の前面に挿入し、上部突出縁31 と下部突出縁32との間で該固定板11を覆うようにして不動歯30の裏面側を 内端面11aに面合させると共に、上部突出縁31の内面31aを固定板11上 の上面板11bに載置させる。このとき、コッター34、34は、切欠部33内 における傾斜面33aの高い位置に配置され、下部突出縁32の内面32aと固 定板11の下端との間には10mm程度のギャップが生じた状態となっている。 次に、フレーム1の外側に設けたナット34c、34cを均等に締付けてゆく と、左右のコッター34、34は、それぞれスプリング35、35に抗して左右 のフレーム側に移動する。コッター34がそれぞれ所定位置まで移動すると、そ の傾斜面34aが切欠部33の傾斜面33aと当接し、移動する距離に比例して 不動歯30を押し上げる。この不動歯30の上方移動によって下部突出縁32の 内面32aが固定板11の下端に係止するから、引続きナット34cを適宜トル クで締付けることにより、コッター34をそれぞれ固定板11と切欠部33の傾 斜面33aとの間に圧入させ不動歯30を固定板11に強固に固定することがで きる。
【0013】 前記固定板11に装着した不動歯30を、上下反転して再使用する場合は、前 記と逆の手順で不動歯30を取り外し上下反転してから前記と同様の手順で取付 けることができる。
【0014】 以上、説明してきたように本実施例にあっては、不動歯30の上部突出縁31 で固定板11の上端部を覆った状態で保護するので、固定板11の摩耗を防止す ることができる。 また、不動歯30は、固定板11への嵌合部となる上部突出縁31の内面31 aと下部突出縁32の内面32aとの距離を、固定板11の上下幅に規制される ことなく大きく形成できるので、着脱を極めて容易に行うことができる。 また、切欠部33やコッター34等は、上部突出縁31の内面側に設けられて いるので、投入材料が固着せず、着脱作業を容易に行うことができる。 また、締付用ナット34cはフレームの側方に配置されるので、締付作業等を 簡単に行うことができる。
【0015】 以上、本考案の実施例を説明してきたが、本考案の具体的な構成はこの実施例 に限定されるものではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があって も本考案に含まれる。
【0016】 例えば、実施例では、不動歯30は、上部突出縁31の内面31aと下部突出 縁32の内面32aとの間の距離を固定板11の上下幅より10mm程度長くな るように設けるとしたが、これに限らず、内面同士の間隔は任意に設定すること ができる。
【0017】 また、固定板11の形状等も任意に設定することができる。
【0018】 また、コッター34はナット34cで締付けるとしたが、これに限らず、油圧 装置、リンク、コッター等で締付けるように形成することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上、説明してきたように本考案のジョークラッシャにあっては、前記構成と したため、不動歯は、裏面側上端に沿って設けられた突出縁でフレームの内端面 上部を覆うことになり、内端面上部が投入材料によって摩耗するのを防止するこ とができる。 また、不動歯は、嵌合部分のギャップを大きく形成することができるので、加 工や組立て、着脱作業を極めて容易に行うことができる。 また、不動歯を締付固定するための切欠部や締付片に材料が固着しないため、 着脱作業を容易に行うことができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のジョークラッシャの不動歯側を
示す説明図である。
【図2】同上の不動歯固定前の状態を示す説明図であ
る。
【図3】同上の不動歯固定後を示す説明図である。
【図4】同上のジョークラッシャを示す縦断面図であ
る。
【図5】従来のジョークラッシャの不動歯取付構造を示
す説明図である。
【図6】従来の他のジョークラッシャの不動歯取付構造
を示す説明図である。
【符号の説明】
A ジョークラッシャ a 上下突出縁間の距離 b 固定板の上下端間の距離 H 切欠部の傾斜面の高さ 1 フレーム 2 動歯部 3 不動歯部 10 軸受 11 固定板(フレームの内端面) 11a 内端面 12 偏心軸 20 動歯 21 スイングジョー 30 不動歯 31 上部突出縁(突出縁) 31a 上部突出縁の内面 32 下部突出縁(突出縁) 32a 下部突出縁の内面 33 切欠部 33a 切欠部の傾斜面 34 コッター(クサビ状締付片)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに軸支された偏心軸で揺動する
    動歯と、該動歯に対向して前記フレームの内端面に着脱
    自在に固定された不動歯とを備えたジョークラッシャに
    おいて、 前記不動歯の裏面側上端および下端に沿って突出縁が設
    けられ、両突出縁の内面側同士の間隔が前記フレームの
    内端面上下幅より適宜広く形成されると共に、前記突出
    縁の内面側両端部であって不動歯の両側方に向け高さが
    低くなる傾斜状切欠部が設けられ、かつ前記フレームの
    内端面側上面部両側に、該内端面に取付けた不動歯の切
    欠部内に装着した状態で該不動歯の両側に向け摺動自在
    に形成されたクサビ状締付片が設けられていることを特
    徴とするジョークラッシャ。
JP1992037658U 1992-05-08 1992-05-08 ジョ−クラッシャ Expired - Lifetime JP2578908Y2 (ja)

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JPH0588635U true JPH0588635U (ja) 1993-12-03
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