JP2004167443A - ジョークラッシャの歯板吊り上げ構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固定歯(20)及び動歯(40)の少なくともいずれか一方に、着脱時に吊り上げるための吊上部(26,26a,26b)を設け、該吊上部(26,26a,26b)を、固定歯(20)又は動歯(40)の破砕面(21,41)から背面(22,42)方向に隔離した位置に設ける。吊上部(26,26a,26b)を、固定歯(20)及び/又は動歯(40)の上部と下部にそれぞれ設けた方がよい。吊上部(26)は、固定歯(20)及び/又は動歯(40)の外周面に設けられた穴部(27)と、前記穴部(27)を横断して設けた棒状部材(28)とを有するのが好ましい。吊上部(26,26a)は、破砕面(21,41)側から背面(22,42)側に向けて傾斜して設ける。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジョークラッシャの歯板を交換する時に、歯板を吊り上げるための吊り上げ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ジョークラッシャは、ケースに取付けられた固定部に着脱自在に固定歯を取着し、回転駆動される偏心駆動軸に揺動自在に取付けたスイングアームの前記固定歯に対向する位置に動歯を着脱自在に取着し、動歯の揺動運動に伴なって固定歯と動歯との間で被破砕物である岩石や鉄筋コンクリート等の塊を破砕し、固定歯と動歯との下部隙間から破砕物を排出するものである。固定歯及び動歯は、使用して偏磨耗した場合には上下反転して取り付けられ、その後に全体磨耗したり損傷した場合には新品と交換される。その場合には、固定歯及び動歯をクレーン等で吊り上げる。このため、一般的に、固定歯及び動歯には、クレーン等の吊上げ手段のワイヤロープ等を掛けるための吊上部が設けられている。
【0003】
上記のジョークラッシャの固定歯や動歯を吊り上げるための吊上部に関する特許文献は見当たらない。従って、従来のジョークラッシャに一般的に設けられている固定歯や動歯の吊上部の構成の一例について、以下に説明する。
【0004】
図12は従来の固定歯60の一例を示す平面図であり、図の右半分は破砕面61を、左半分は背面62を示している。図12において、固定歯60の左右側面部の、上部及び下部には、溝部64,64,64,64よりなる鉤型の吊上部63,63,63,63が、破砕面61から背面62に貫通して設けられ、吊り上げ時には例えばワイヤロープを掛けるようになっている。
【0005】
図13は従来の動歯70の一例を示す平面図であり、図の右半分は破砕面71を、左分は背面72を示している。図13において、動歯70の左右側面部の、上部及び下部には、吊上部73,73,73,73が設けられている。図14は図13のG矢視図である。図14において、吊上部73は、動歯70の破砕面71から背面72に貫通する溝部74と、溝部74の中央部に設けられたフック部75とから構成されており、吊り上げ時には例えばワイヤロープを溝部74に入れ、フック部75に掛けるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成においては、固定歯60、動歯70共に、それぞれの吊上部63,73は破砕面61,71から背面62,72に貫通する溝部64,74を有している。そのため、作業時に土砂や、被破砕物の岩石またはコンクリートの破片等が溝部64,74内に侵入して固着してしまうので、吊り上げ時には、ワイヤロープを掛ける際に溝部64,74を清掃する必要がある。この固着物は非常に硬く、除去するのに多大の労力と時間とを要する。そのために交換時間がかかり、作業効率が悪いという問題がある。また、溝部64,74が破砕面61,71に露出しているため、例えば鉄筋コンクリートの鉄筋等が溝部64,74に引っ掛かり、ここに被破砕物が詰まり、その結果それらを排出困難となって破砕効率を低下させ、過負荷になったり、オーバフローして作業効率を低下させる恐れがある。
【0007】
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであり、固定歯及び動歯の吊り上げが容易で、交換時間を短くでき、また、被破砕物が詰まることなく、作業効率の良いジョークラッシャの歯板吊り上げ構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、第1発明は、ジョークラッシャにおいて、ケースと、ケースに設けられた固定部と、固定部に着脱自在に取付けられた固定歯と、ケースに回転自在に支持された偏心駆動軸と、偏心駆動軸に回動自在に取付けられたスイングアームと、スイングアームの前記固定歯に対向する部位に着脱自在に取付けられた動歯とを備え、前記固定歯及び動歯の少なくともいずれか一方は、着脱時に吊り上げるための吊上部を有し、前記吊上部は、前記固定歯又は動歯の破砕面から該破砕面と反対の背面の方向に隔離した位置に設けられた構成としている。
【0009】
第1発明によると、ジョークラッシャの固定歯及び動歯の少なくともいずれか一方の吊上部を、破砕面から隔離した位置に設けた。そのため、吊上部の、例えば溝や穴が破砕面に現れることは無く、被破砕物である岩石やコンクリートの破片等が、吊上部の溝や穴に侵入して固着する恐れは無い。したがって、従来のように、吊り上げ時に、例えば吊り上げ用のワイヤロープを吊上部の溝に装着するに際して、吊上部の溝や穴に固着した岩石等を除去する必要は無く、よって作業が簡単で、歯板交換時間が短縮され、作業性が向上できる。また、従来のように、吊上部の溝や穴に被破砕物の鉄筋コンクリートの鉄筋等が引っ掛かって被破砕物が詰まり、排出困難となって破砕効率を低下させて、過負荷になったりオーバフローするという問題は無く、作業効率を向上できる。
【0010】
第2発明は、第1発明において、前記吊上部は、前記固定歯及び動歯の少なくともいずれか一方の上部と下部にそれぞれ設けられた構成としている。
【0011】
第2発明によると、吊上部を、固定歯及び動歯の少なくともいずれか一方の上部と下部にそれぞれ設けた。そのため、偏磨耗した固定歯及び動歯を上下反転して使用する場合に吊り上げが容易であり、作業性が向上する。
【0012】
第3発明は、第1又は第2発明において、前記吊上部は、前記固定歯及び動歯の少なくともいずれか一方の外周面に設けられた穴部と、前記穴部を横断して設けた棒状部材とを有する構成としている。
【0013】
第3発明によると、吊上部を、穴部と、穴部を横断して設けた棒状部材とで構成したため、汎用のフックを穴部に挿入して棒状部材に引っ掛け、容易に吊り上げることができ、作業性を向上できると共に、簡単な構造にできる。また、固定部に固定歯を取付けた場合、及びスイングアームに動歯を取付けた場合に、それぞれの穴部が、固定歯及び動歯を固定する取付部材によって覆われる構造にすることにより、穴部への被破砕物の破片等の侵入を防止できる。
【0014】
第4発明は、第1、第2又は第3発明において、前記吊上部は、破砕面側から背面側に向けて傾斜して設けた構成としている。
【0015】
第4発明によると、吊上部を、破砕面側から背面側に向けて傾斜して設けたため、例えばフックを吊上部の穴部に挿入する場合に挿入しやすく、作業性を向上できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係るジョークラッシャの歯板吊り上げ構造の実施形態について、図面を参照して詳述する。
【0017】
先ず、図1に示す本発明に係るジョークラッシャの側面断面図により説明する。図1において、ジョークラッシャ1のケース2に取付けられた固定部10には、固定歯20が着脱自在に取付けられている。ケース2には、図示しない駆動源により回転駆動される偏心駆動軸3が回転自在に設けられ、偏心駆動軸3にはスイングアーム4が回動自在に取付けられている。スイングアーム4には、固定歯20に対向する位置に動歯40が着脱自在に取付けられている。ケース2に取付けられた隙間調整装置7とスイングアーム4の背面下端部とは、それぞれに設けられた係止溝部にトグルプレート8の両端をそれぞれ摺動自在に挿入して連接されている。
【0018】
上記構成によるジョークラッシャ1の作動は以下のとおりである。偏心駆動軸3を回転駆動すると、スイングアーム4は揺動運動をする。被破砕物である岩石や鉄筋コンクリート等の塊は固定歯20及び動歯40の間の破砕室内に上方から投入され、動歯40の揺動運動により破砕されて所定の大きさになると、固定歯20と動歯40との下部隙間から排出される。
【0019】
次に、本発明の第1実施形態に係る固定歯20について説明する。図2は第1実施形態に係る固定歯20の平面図であり、図の右半分は破砕面21を、左半分は背面22をそれぞれ示している。図2において、固定歯20の上下面の左右端部には勾配部25,25,25,25がそれぞれ形成されている。それぞれの勾配部25には、第1実施形態の吊上部26が設けられている。この吊上部26は、穴部27と棒状部材28とから成っている。図3は図2のA−A矢視図である。図2、図3において、穴部27は、勾配部25の、破砕面21から該破砕面21と反対側の背面22の方向に隔離した位置に、破砕面21側から背面22側に向けて、かつ勾配部25の端面から固定歯20の内側に向けて傾斜して設けられ、勾配部25と背面22とに貫通している。したがって、穴部27は破砕面21側には連通していない。また、棒状部材28は、穴部27を破砕面21側から背面22側に向かう方向に横断して設けられている。
【0020】
固定歯20の上下面23,23の、左右勾配部25,25を除く中央部には、破砕面21側よりも背面22側の端面が内方にへこんだ段付部24,24が設けられている。前記破砕面21には、凹凸の歯が設けられている。なお本例では、固定歯20は鋳物であり、穴部27及び棒状部材28は共に鋳出しで形成されている。
【0021】
図4は図1のC矢視図であり、固定歯20を固定部10に取付ける取付部の構成を示している。以下に固定歯20の取付構造について、図1、図4を参照して説明する。図1、図4において、固定部10は、下部板11と、左右の側板12,12と、上部板13と、底板14とから箱状に構成されている。固定部10に固定歯20を取付ける場合には、先ず、固定歯20の背面22を底板14に当接させ、固定歯20の下部の前記段付部24を下部板11に係合させる。次に、固定歯20の上部の左右勾配部25,25と、上部板13との間に、勾配形状の取付部材30,30を嵌め込み、それぞれボルト31とナット32により、バネ33を介して側板12に締着する。バネ33の付勢力によって取付部材30の勾配面で固定歯20の勾配部25を側板12の方向に押し付けるようになっており、これにより固定歯20は固定部10に固定される。この状態で、固定歯20の穴部27は取付部材30により殆ど覆われている。
【0022】
次に、本発明に係る動歯40について説明する。図5は第1実施形態の動歯40の平面図であり、図の右半分は破砕面41を、左半分は背面42をそれぞれ示している。図5において、動歯40の左右の上下面には破砕面41側から背面42側へ向けて外方に傾斜させた第1勾配面43,43,43,43が設けられ、背面42には上下2個の係合部44,44が設けられている。それぞれの第1勾配面43には吊上部26が設けられており、吊上部26は穴部27と棒状部材28とから成っている。図6は図5のB−B矢視図である。図5、図6において、破砕面41には凹凸の歯が設けられている。穴部27は、第1勾配面43の、破砕面41から該破砕面41と反対側の背面42の方向に隔離した位置に、破砕面41側から背面42側に向けて、かつ第1勾配面43から動歯40の内側に向けて傾斜して設けられ、第1勾配面43と背面42とに貫通している。したがって、この穴部27は破砕面41側には連通していない。また、棒状部材28は、穴部27を破砕面41側から背面42側に向かう方向に横断して設けられている。なお本例では、動歯40は鋳物であり、穴部27及び棒状部材28は共に鋳出しで形成されている。
【0023】
図7は図1のD矢視図であり、動歯40をスイングアーム4に取付ける取付部の構成を示している。以下に動歯40の取付構造について、図1、図7を参照して説明する。図1、図7において、スイングアーム4の、固定部10側の面の上部には勾配面を有する段付部6が形成され、下部には突起部5が設けられている。動歯40をスイングアーム4に取付ける場合には、先ず、動歯40の背面42の係合部44をスイングアーム4の突起部5に係合させる。次に、スイングアーム4の段付部6と、動歯40の上部の第1勾配面43との間に、上下に勾配面を有する断面テーパ状の取付部材34を挿入し、少なくとも左右2個所でボルト35とナット32によりバネ33を介してスイングアーム4に締着する。バネ33の付勢力によって取付部材34の勾配面で動歯40の第1勾配面43をスイングアーム4の方向に押し付けるようになっており、これにより動歯40はスイングアーム4に固定される。この状態で、動歯40の穴部27は取付部材34により覆われている。
【0024】
本発明に係るジョークラッシャの歯板吊り上げ構造は、上記のような構成としたため、以下のような効果が得られる。
固定歯及び動歯の吊上部の穴部は、破砕面に連通していない。このため、破砕作業時に岩石やコンクリート等の被破砕物の破片が破砕面側から吊上部内に侵入するのは困難となる。しかも、その取付部材で吊上部の穴部を覆うようにしたため、さらに確実に侵入が防止される。したがって、偏磨耗して歯板(固定歯及び動歯)を上下反転したり、交換するに際して、歯板を着脱するためにクレーン等のフック等を吊上部に掛けるときに、従来のように吊上部に固着した岩石等を除去する等の無駄な作業は不要となり、この結果作業が容易で、作業時間を短縮でき、作業効率を向上できる。
【0025】
吊上部を穴部と棒状部材とで構成したため、吊上げ用ワイヤロープの先端部に取付ける汎用のフックを使用でき、フックの取り付けも容易である。図8は、固定歯20にフック15を挿入する場合の説明図である。固定部10に取付けられている固定歯20を吊上げる場合、取付部材30を取り外し、フック15を穴部27に挿入して棒状部材28に掛ける。その際、穴部27を破砕面21側から背面22側に向けて傾斜させているため、図の2点鎖線に示すように、フック15を上部板13に干渉すること無く穴部27に挿入して棒状部材28に掛けることができる。また、動歯40の穴部27を傾斜させた作用効果についても固定歯20と同様である。この結果、歯板交換時間を短縮でき、作業性を向上できる。
【0026】
破砕面に吊上部の穴部や切り欠き部が露出していないため、従来のように吊上部の溝や穴に被破砕物の鉄筋コンクリートの鉄筋等が引っ掛かって被破砕物が詰まり、排出困難となって破砕効率を低下させて、過負荷になったりオーバフローするという問題は無くなり、作業効率を向上できる。
吊上部を鋳出しの穴部と棒状部材とで形成したため、構造が簡単になり、安いコストでできる。
【0027】
なお、本実施形態の吊上部の穴部は、破砕面側から背面側に向けて傾斜して設けているが、フックを容易に挿入可能であれば必ずしも傾斜させなくともよい。また、吊上部の穴部と棒状部材とは鋳物一体構成としているが、棒状部材を別部品のピンにして取付けてもよい。
【0028】
次に、図9および図10により第2実施形態を説明する。図9は第2実施形態の吊上部26aの構成を示す正面図であり、一例として動歯40の背面図を示している。図10は図9のE−E矢視図である。図9、図10において、動歯40の第1勾配面43から背面42にかけて吊上部26aの凹溝部50が設けられており、凹溝部50の底面は、第1勾配面43の破砕面41近傍位置から背面42側に向けて傾斜する第2勾配面51を形成している。第2勾配面51にはフック状部材52が設けられており、これらの凹溝部50及びフック状部材52は鋳出しで形成されている。動歯40を吊上げる場合には、吊上げ用のフックをフック状部材52に掛ける。本吊上部26aの作用効果は第1実施形態のものと同一なので説明は省略する。なお、固定歯20に対しても、上記と同様の吊上部26aを設けることができる。
【0029】
次に、図11により第3実施形態を説明する。図11は第3実施形態の吊上部26bの断面図である。図11において、例えば動歯40の背面42には凹溝部53が形成され、該凹溝部53の底面54は背面42に対して略平行に形成されている。凹溝部53には、フック状部材55が設けられている。固定歯についても、上記と同様に構成できる。なお、作用効果は第1実施形態のものと同一なので説明は省略する。
【0030】
以上説明したように、本発明によると、ジョークラッシャの歯板(固定歯、動歯)の吊上部を、破砕面と連通しないように、破砕面から背面方向に所定距離離間した位置に設けたため、被破砕物及び破砕物が吊上部内に侵入し難くなり、吊上部に被破砕物等が詰まって固着することがなくなる。従って、歯板の交換等の作業が容易に短時間ででき、作業性を向上できる。また、前記吊上部を歯板の上部と下部に設けることにより、歯板の上下反転を行う作業が容易に短時間ででき、作業性を向上できる。また、吊上部を破砕面側から背面側に向けて傾斜させて設けたので、吊り作業時のフックを吊上げ部に挿入する作業が容易となり、作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジョークラッシャの側面断面図である。
【図2】第1実施形態に係る固定歯の平面図である。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】図1のC矢視図である。
【図5】第1実施形態に係る動歯の平面図である。
【図6】図5のB−B矢視図である。
【図7】図1のD矢視図である。
【図8】穴部にフックを挿入する場合の説明図である。
【図9】第2実施形態の吊上部の正面図である。
【図10】図9のE−E矢視図である。
【図11】第3実施形態の吊上部の断面図である。
【図12】従来の固定歯の平面図である。
【図13】従来の動歯の平面図である。
【図14】図13のG矢視図である。
【符号の説明】
2…ケース、3…偏心駆動軸、4…スイングアーム、10…固定部、20…固定歯、21,41…破砕面、22,42…背面、25…勾配部、26,26a,26b…吊上部、27…穴部、28…棒状部材、40…動歯、43…第1勾配面、50,53…凹溝部、51…第2勾配面、52,55…フック状部材。
Claims (4)
- ジョークラッシャにおいて、
ケース(2)と、
ケース(2)に設けられた固定部(10)と、
固定部(10)に着脱自在に取付けられた固定歯(20)と、
ケース(2)に回転自在に支持された偏心駆動軸(3)と、
偏心駆動軸(3)に回動自在に取付けられたスイングアーム(4)と、
スイングアーム(4)の前記固定歯(20)に対向する部位に着脱自在に取付けられた動歯(40)とを備え、
前記固定歯(20)及び動歯(40)の少なくともいずれか一方は、着脱時に吊り上げるための吊上部(26,26a,26b)を有し、前記吊上部(26,26a,26b)は、前記固定歯(20)又は動歯(40)の破砕面(21,41)から該破砕面(21,41)と反対の背面(22,42)の方向に隔離した位置に設けられた
ことを特徴とするジョークラッシャの歯板吊り上げ構造。 - 請求項1記載のジョークラッシャの歯板吊り上げ構造において、
前記吊上部(26,26a,26b)は、前記固定歯(20)及び動歯(40)の少なくともいずれか一方の上部と下部にそれぞれ設けられた
ことを特徴とするジョークラッシャの歯板吊り上げ構造。 - 請求項1又は2記載のジョークラッシャの歯板吊り上げ構造において、
前記吊上部(26)は、前記固定歯(20)及び動歯(40)の少なくともいずれか一方の外周面に設けられた穴部(27)と、前記穴部(27)を横断して設けた棒状部材(28)とを有する
ことを特徴とするジョークラッシャの歯板吊り上げ構造。 - 請求項1、2又は3記載のジョークラッシャの歯板吊り上げ構造において、
前記吊上部(26,26a)は、破砕面(21,41)側から背面(22,42)側に向けて傾斜して設けた
ことを特徴とするジョークラッシャの歯板吊り上げ構造。
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JP4101623B2 (ja) | 2008-06-18 |
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