JP2006150236A - 破砕装置 - Google Patents

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泰範 京増
Eiichi Muramoto
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Abstract

【課題】ケースの下面開口部に設ける固定破砕体のスクリーンの破損、亀裂の発生あるいは変形を防止できてスクリーンの延命化が図れると共に、スクリーンの穴の破砕屑による詰まりを防止して破砕作業の能率向上が図れる構成の破砕装置を提供する。
【解決手段】ケース31の下面開口部23に設けられ、回転破砕体38との間で被破砕物を破砕する固定破砕体57を備える。固定破砕体57は、破砕された破砕屑を落下させる複数の穴54を有しかつ側面形状が弧状をなすスクリーン55と、ホルダ56とからなる。このスクリーン55の後方となる部位に対応するホルダ56の上端部に前記ケースへの取付け板64を設ける。この取付け板64をほぼ横向きもしくは斜めに構成する。あるいはスクリーン55と取付け板との間隔をスクリーンの穴のサイズより大とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ケース内に設けた破砕ローラを回転することによりコンクリートブロック、玉石、岩等を破砕する破砕装置に係り、特にケース下部の開口部に設ける固定破砕体の構造に関する。
コンクリート建造物等を解体することにより得られるコンクリートブロックや、玉石、岩等を所定の大きさに破砕して再利用に供することが行われている。この破砕には、例えば特許文献1に記載のような破砕装置が用いられている。この破砕装置は、図8に示すように、コンクリート解体物等の被破砕物が投入されるケース91と、このケース内に設けられた回転破砕体93と、ケース91の前壁94と後壁95にそれぞれ設けられた固定破砕体96と、ケース91の下面開口部に取付けられた固定破砕体97とを備える。
回転破砕体93は、モータにより回転駆動される中心軸98と、この中心軸98に中心部が固定された2枚の回転板92と、両回転板92間を連結する複数本の軸98および各軸98にそれぞれ回転自在に嵌合した破砕ローラ99とからなる。
ケース91の下面開口部に設けられる固定破砕体97は、側面形状が弧状のスクリ−ン100とこれを支持してケース91にボルト101により取付けるホルダ102とからなる。スクリーン100は被破砕物を落下させる複数の穴103(図9参照)を有する。スクリーン100と破砕ローラ99の最外周の回転軌跡との間の間隙Gは、回転破砕体93が回転する方向(矢印Rで示す。)に見て後となる部分ほど狭くなるように形成される。ホルダ102は回転破砕体93の回転方向に見て後に縦板104aと横板104bからなる取付け板104を有し、横板104bをボルト101によりケース91に固定する。前記縦板104aとスクリーン100との間隔gはスクリーン100の穴103のサイズ(正方形の穴103の一辺の長さ)より小さく設計されている。
この破砕装置において、ケース91内に導入された岩石やコンクリート等の被破砕物は、回転破砕体93が矢印Rで示す方向に回転する動作に伴い、破砕ローラ99と固定破砕体96との間で破砕され、続いてスクリーン100と破砕ローラ99との間で破砕されて穴103のサイズ以下のものが落下する。
特開2003−278180号公報
上述した特許文献1に記載の破砕装置においては、スクリーン100の後部100aとホルダ102の縦板104aとの間に破砕された破砕屑105が詰まる現象が生じ、この詰まった破砕屑が後部100aの先端の支えになり、破砕ローラ99とスクリーン100との間に岩石等が強く挟まれると、このスクリーン100の後部100aが図9の展開図に示すように破損したり(100bが破損部を示す。)亀裂が発生したり変形したりするという問題点があった。
また、縦板104aとスクリーン100の後部100aとの間に詰まった破砕屑105により、後部100aの穴103も詰まってしまい、破砕効率を悪化させるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、ケースの下面開口部に設ける固定破砕体のスクリーンの破損、亀裂の発生あるいは変形を防止できてスクリーンの延命化が図れると共に、スクリーンの穴の破砕屑による詰まりを防止して破砕作業の能率向上が図れる構成の破砕装置を提供することを目的とする。
請求項1の破砕装置は、上部に被破砕物の投入口となる開口部を有するケースと、
前記ケース内に回転可能に設けられ、駆動装置により回転される回転破砕体と、
前記ケースの下面開口部に設けられ、前記回転破砕体との間で被破砕物を破砕する固定破砕体とを備え、
前記固定破砕体は、破砕された破砕屑を落下させる複数の穴を有しかつ側面形状が弧状をなすスクリーンと、このスクリーンを支持するとともにこのスクリーンを前記ケースに取付けるホルダとからなり、
前記スクリーンは、前記回転破砕体が回転する方向に見て後方となる部位が地面に対して斜めまたは起立姿勢にあり、かつこのスクリーンの後方となる部位に対応するホルダの上端部に前記ケースへの取付け板を設け、この取付け板をほぼ横向きもしくは斜めに構成した
ことを特徴とする。
請求項2の破砕装置は、上部に被破砕物の投入口となる開口部を有するケースと、
前記ケース内に回転可能に設けられ、駆動装置により回転される回転破砕体と、
前記ケースの下面開口部に設けられ、前記回転破砕体との間で被破砕物を破砕する固定破砕体とを備え、
前記固定破砕体は、破砕された被破砕物を落下させる複数の穴を有しかつ側面形状が弧状をなすスクリーンと、このスクリーンを支持するとともにこのスクリーンを前記ケースに取付けるホルダとからなり、
前記スクリーンは、前記回転破砕体が回転する方向に見て後方となる部位が地面に対して斜めまたは起立姿勢にあり、かつこのスクリーンの後方となる部位に対応する前記ホルダの後部に前記ケースへの取付け板を設け、
前記取付け板と前記スクリーンとの間隔を、前記スクリーンに設ける被破砕物を通過させる穴のサイズより大きくした
ことを特徴とする
請求項1の発明においては、回転破砕体の回転方向に見て、スクリーンの後方となる部位(破砕ローラが後で到達する部位)に対応するホルダの上端部にケースへの取付け板を設け、その取付け板を横向きまたは斜めにしたので、取付け板の下はオープン構造となる。このため、スクリーンの穴から落下する破砕屑はスクリーンとホルダの取付け板との間に詰まることなく、円滑に落下する。このため、スクリーンの後部の破損や亀裂の発生あるいは変形等が起こらなくなり、スクリーンの延命化が達成できる。また、スクリーンの穴に破砕屑が詰まりことが防止されるので、破砕能率が上がる。
請求項2の発明においては、ホルダの後部の取付け板とスクリーンとの間隔を、前記スクリーンに設ける破砕屑落下用の穴のサイズより大きくしたので、スクリーンの穴から出た破砕屑が縦板とスクリーンとの間に滞ることなく、円滑に落下する。このため、破砕屑の詰まりによるスクリーンの後部の破損や亀裂の発生あるいは変形等が起こらなくなり、スクリーンの延命化が達成できる。また、スクリーンの穴に破砕屑の詰まりことが防止されるので、破砕能率が上がる。
図1は本発明による破砕装置の一実施の形態を示す破砕機の側面図である。本発明の破砕装置は据え付け式の破砕装置、あるいは前記特許文献1に記載のような自走式破砕機の車体上に設置するものとしても実現可能であるが、本実施の形態は、油圧ショベルからなる作業機1の作業用アーム2に破砕機アタッチメント3を着脱自在に取付けてなるものを示す。
本実施の形態において、作業機1は、走行体4上に旋回装置5を介して旋回体6を取付け、この旋回体6に作業用アーム2を取付けてなる。作業用アーム2は、ブームシリンダ7により旋回体6に起伏自在に取付けられたブーム8と、このブーム8の先端にアームシリンダ9により上下回動自在に取付けられたアーム10とからなる。
破砕機アタッチメント3は、一端がアーム10の先端にピン11により回動自在に連結して取付けられる。この破砕機アタッチメント3の回動装置は、一端がアーム10にピン12により連結されたバケットシリンダ13と、このバケットシリンダ13の他端とアーム10との間にそれぞれピン14、15により連結して取付けられたアームリンク16と、前記バケットシリンダ13の他端と破砕機アタッチメント3との間にそれぞれピン14、17により連結して取付けられたバケットリンク18とからなる。
図2ないし図5は前記破砕機アタッチメント3の詳細を示す図である。図2(A)の平面図、図2(B)の側面図および図3(A)の底面図、図3(B)の平面図に示すように、破砕機アタッチメント3は、掘削爪20を有するバケット21内に破砕装置22を設けたもので、バケット底面には後述のスクリーン55およびそのホルダ56を取付ける開口部23(図4の断面図参照)を有する。
破砕装置22は、図3(B)に示すように、左右の側壁27と前壁28と後壁29によりバケット21内にケース31を構成する。バケット21の両側板近傍に軸受33を設け、これらの軸受33に、前記側壁27に回転自在に貫通した中心軸34が支承される。この中心軸34における前記側壁27の内面の近傍には互いに対向する回転板35、35の中心を固定して取付ける。回転板35、35間には、図4に示すように、同心状に配置した複数本(図示例は4本)の軸36を、その各両端を回転板35、35に連結して設ける。各軸36にはそれぞれ破砕ローラ37を回転自在に嵌合する。破砕ローラ37は円筒体37aの外周に破砕用突起37bを設けたものである。これにより、破砕ローラ37は、軸36を中心に回転(自転)し、中心軸34を中心に回転(公転)する構成を有する。前記中心軸34、回転板35、軸36および破砕ローラ37により回転破砕体38を構成する。
図2(A)、(B)、図3(A)に示すように、バケット21における掘削爪20の反対側には、バケット21の両側より延出してブラケット41を設け、各ブラケット41に、破砕装置22の駆動用モータ40を取付ける。前記モータ40の出力軸と前記中心軸34にはそれぞれスプロケット42、43が取付けられ、これらのスプロケット42、43にチェーン44を掛けることにより、モータ40の回転力が回転破砕体38に伝達される。
前記回転破砕体38の前後はそれぞれ前記左右の側壁27と前壁28と後壁29とで囲まれており、前壁28は回転破砕体38の正転(図4の矢印Rで示すような破砕作業における回転)するときに、回転破砕体38の上面部が近づく位置にある壁である。これらの前壁28、後壁29の内面にはそれぞれ固定破砕体46が設けられ、これらの破砕体46は前記破砕ローラ37が回転途中で対向する。
本実施の形態の固定破砕体46は鋳造により製造されたもので、その内面に突起46aを形成したものである。なお、この固定破砕体46は、鋼板に超硬材でなる球体を溶接したものを用いてもよいが、本実施の形態のように鋳造によって固定破砕体46を製造することにより、製造工程が簡略化され、量産に適し、コスト低減に寄与する。
図3(B)、図4に示すように、前壁28に設ける固定破砕体46には、バケット21が上向きになった破砕作業時の姿勢において、回転破砕体38の上部より上方に位置し、かつ回転破砕体38側に突出し、かつ破砕用突起50aを有する突出部50を設ける。ここで、破砕用突起50aを設ける面50bが斜め下向きに傾斜していることが、被破砕物の上方への浮き上がりを防止して破砕効率を上げる上で好ましい。
破砕装置22の上部の被破砕物投入用開口部53には、破砕装置の回転駆動装置を被破砕物から保護し、かつ被破砕物を破砕装置22に案内するホッパ53aが設けられる。
ケース31における回転破砕体38の下方の開口部23には、図4と、図5の展開図に示すように、破砕屑を落下させる同じサイズの複数の穴54を有する弧状の板材でなるスクリーン55と、このスクリーン55を支持しかつケース31に取付けるためのホルダ56とからなる固定破砕体57が取付けられる。このスクリーン55と回転破砕体38の回転最外周軌跡との間の間隙Gは、回転破砕体38の正転方向について次第に狭くなるように形成して破砕屑がスクリーン55の穴54から下に強制的に押圧して落下させられるようになし、これにより篩分け効率を向上させている。なお、穴54のサイズは得るべき破砕屑のサイズ(例えば4cm、6cm、8cm)に応じて設定される。
このスクリーン55は側面形状が弧状をなし、可動破砕体28が回転する方向に見て後方となる部位55aが、その部位55aにおいて描ける接線が地面に対して斜めまたは起立した姿勢となるように構成される。本実施の形態においては、スクリーン55は鋳造により一体に形成され、2枚のスクリーン55が1枚のホルダ56に取付けられる例を示すがこの枚数は任意に変更できる。このスクリーン55の下面の左右には、1枚のスクリーン55についてそれぞれ4対の取付け板59を有する。
ホルダ56は、板面を縦向きにした複数枚(本例では4枚)の弧状板60と横の結合板61とにより井形状に組まれて溶接される。複数の弧状板60の前部、すなわち回転破砕体38の回転により破砕ローラ37が最初に到達する部分には複数の弧状板60に共通に取付け板62を設ける。この取付け板62は、複数の弧状板60の前端に溶接等により固着された縦板62a(ここで、縦とは、バケットが破砕作業姿勢、すなわち開口部53が上向きの姿勢にあるときにほぼ縦向きになるという意味である。以下同じ。)と、その縦板62aの前面に溶接等により固着された横板62bとからなり、横板62bにはボルト挿通孔63を有する。
また、複数の弧状板60の後部の上端には取付け板64を設ける。この取付け板64は、複数の弧状板60に共通に溶接等により固着したもので、この取付け板64にはボルト挿通孔65を設ける。なお、本実施の形態においては、この取付け板64が上面開口部53が上向きとなる破砕作業姿勢においてほぼ水平となるような例を示しているが、取付けの障害にならない程度に傾斜していてもよい。具体的には、破砕作業姿勢において、水平面に対して±40度以内で傾斜していてもよい。また、この取付け板64は平板のみならず、曲板や段付き板であってもよい。
スクリーン55のホルダ56への固定は、ホルダ56の左右の弧状板60に、前記スクリーン55の下面の左右に設けたそれぞれ対をなす取付け板59を嵌合し、これらの取付け板59および弧状板60に設けたピン孔にピン66を挿着することにより行なう。
このようにしてスクリーン55を固定したホルダ56を、その前部の取付け板62の横板62bのボルト挿通孔63にボルト67を挿通し、そのボルト67をケース31の受座69に設けたねじ孔に螺合して固定する。また、ホルダ56の後部の取付け板64のボルト挿通孔65にボルト70を挿通し、ケース31の受座71に設けたねじ孔に螺合して固定する。この構成により、スクリーン55の摩耗や破損時には、ボルト67、70を外し、スクリーン55をホルダ56と共にケース31から外し、ホルダ56に新しいスクリーン55を取付けてケース31に付け替えることができる。
この破砕機は、自走により玉石やコンクリートブロック等の被破砕物のある場所に移動し、作業用アーム2の作動やバケット21の作動によって被破砕物をバケット21内に図1に示すように掘削爪20が作業機1側に向くように掬い上げ、前記モータ40を作動させて回転板35とともに破砕ローラ37を公転させ、破砕ローラ37と固定破砕体46との間で被破砕物の破砕を行なう。
この際、破砕ローラ37は、破砕ローラ37の公転と、公転に伴うバケット21内の被破砕物の移動および破砕ローラ37と固定破砕体46、57との間に挟み込まれる被破砕物により回転(自転)し、破砕用突起37bが被破砕物に衝突して破砕が促進される。この破砕ローラ37は、軸36に回転自在に嵌合されているから、破砕処理の際に、被破砕物の移動に応じて適宜回転し、破砕ローラ37や破砕用突起37bに無理な力が作用するときには、回転によりこれを逃がすことができる。そのため、破砕ローラ37、破砕用突起37bの損傷、摩耗の進行が抑制される。
破砕によりスクリーン55の穴54を通過可能となった破砕屑はスクリーン55の穴54から下方に落下し、トラック上あるいは集積場所上に集積させる。スクリーン55を通過できない被破砕物は、後壁29に固定した固定破砕体46と破砕ローラ37との間で再度破砕され、破砕された破砕屑は一部落下し、残りは再度前壁28に固定した固定破砕体46と破砕ローラ37との間で再度破砕される。このようにスクリーン55を通過できない被破砕物は通過できるまで破砕されることにより、例えば鉄筋等が長いままで通過することなく、最大サイズが揃った破砕屑に破砕される。
ここで、本実施の形態においては、スクリーンの後方となる部位55aの上端部に対応する前記ホルダ56の前記ケース31への取付け板64を横向きにしたので、スクリーン55の穴54から落下する破砕屑はホルダ56によって遮られることなく、円滑に落下する。このため、スクリーンの後部55aにおいて、破砕屑がホルダ56によって詰まることがなく、後部55aの破損や亀裂の発生あるいは変形等が起こらなくなる。その結果、スクリーン55の延命化が達成できる。また、スクリーン55の穴54に破砕屑が詰まることが防止されるので、破砕能率が上がる。
図6、図7はそれぞれ図4、図5に対応させて描いた本発明の他の実施の形態であり、図4、図5と同じ符号は同じ構成要素を示す。本実施の形態は、前記スクリーン55を着脱自在に取付ける前記ホルダ56の後部に、複数の弧状板60に共通に溶接等により固着した縦板73aと、その背面に溶接等により固着した横板73bとからなる取付け板73を設けたものである。
ここで、前記縦板73aと前記スクリーン55の後部55aとの間隔aを、穴54のサイズ(本冷では正方形をなす穴54の一辺の長さ)bより大きく(b<a)設定する。
この実施の形態においては、ホルダ56の前部のケース31への取付けは前記同様である。一方、ホルダ56の後部の取付け板73は、その縦板73a、横板73bを、それぞれケース31の受部74を構成する縦板74aと横板74bに合わせ、横板73bのボルト挿通孔75にボルト76を挿通して横板部74bにねじ孔に螺合して取付ける。
この実施の形態においては、破砕作業の際に、スクリーン55の穴54から出た破砕屑は、スクリーン55と取付け板73との間を通過可能であるから、この間に破砕屑が留まることがなく、破砕屑の詰まりが生じることがない。このため、破砕屑の詰まりによって生じていた後部55aの破損や亀裂の発生あるいは変形等が起こらなくなり、スクリーンの延命化が達成できる。また、スクリーン55の穴54に破砕屑の詰まりことが防止されるので、破砕能率が上がる。
なお、図6、図7の実施の形態においても、縦板73a、横板73bは破砕作業姿勢において、垂直、水平である必要はなく、多少傾斜していてもよい。また、回転破砕体38の回転方向Rは逆方向でもよく、その場合は爪20側が後部となる。
本発明による破砕装置の一実施の形態を示す破砕機の側面図である。 (A)、(B)はそれぞれ本実施の形態の破砕装置を実現した破砕機アタッチメントの平面図、側面図である。 (A)は図2の破砕機アタッチメントの底面図、(B)は本実施の形態の破砕装置の平面図である。 本実施の形態の破砕装置を示す断面図である。 本実施の形態の固定破砕体の展開図である。 本発明の他の実施の形態の破砕装置を示す断面図である。 図6の実施の形態の固定破砕体の展開図である。 従来の破砕装置を示す断面図である。 図8の破砕装置の問題点を説明する展開図である。
符号の説明
1:作業機、2:作業用アーム、3:破砕機アタッチメント、4:走行体、5:旋回装置、6:旋回体、7:ブームシリンダ、8:ブーム、9:アームシリンダ、10:アーム、13:バケットシリンダ、16:アームリンク、18:バケットリンク、20:掘削爪、21:バケット、22:破砕装置、23:下面開口部、27:側壁、28:前壁、29:後壁、31:ケース、33:軸受、34:中心軸、35:回転板、36:軸、37:破砕ローラ、38:回転破砕体、40:モータ、41:ブラケット、42、43:スプロケット、44:チェーン、46:固定破砕体、46a:破砕用突起、50:突出部、50a:破砕用突起、50b:傾斜面、53:上面開口部、53a:ホッパ、55:固定破砕体、56:ホルダ、57:固定破砕体、59:取付け板、60:弧状板、61:結合板、62:取付け板、62a:縦板、62b:横板、63:ボルト挿通孔、64:取付け板、65:ボルト挿通孔、66:ピン、67:ボルト、69:受座、70:ボルト、71:受座、73:取付け板、73a:縦板、73b:横板、74:受部、75:ボルト挿通孔、76:ボルト

Claims (2)

  1. 上部に被破砕物の投入口となる開口部を有するケースと、
    前記ケース内に回転可能に設けられ、駆動装置により回転される回転破砕体と、
    前記ケースの下面開口部に設けられ、前記回転破砕体との間で被破砕物を破砕する固定破砕体とを備え、
    前記固定破砕体は、破砕された破砕屑を落下させる複数の穴を有しかつ側面形状が弧状をなすスクリーンと、このスクリーンを支持するとともにこのスクリーンを前記ケースに取付けるホルダとからなり、
    前記スクリーンは、前記回転破砕体が回転する方向に見て後方となる部位が地面に対して斜めまたは起立姿勢にあり、かつこのスクリーンの後方となる部位に対応するホルダの上端部に前記ケースへの取付け板を設け、この取付け板をほぼ横向きもしくは斜めに構成した
    ことを特徴とする破砕装置。
  2. 上部に被破砕物の投入口となる開口部を有するケースと、
    前記ケース内に回転可能に設けられ、駆動装置により回転される回転破砕体と、
    前記ケースの下面開口部に設けられ、前記回転破砕体との間で被破砕物を破砕する固定破砕体とを備え、
    前記固定破砕体は、破砕された被破砕物を落下させる複数の穴を有しかつ側面形状が弧状をなすスクリーンと、このスクリーンを支持するとともにこのスクリーンを前記ケースに取付けるホルダとからなり、
    前記スクリーンは、前記回転破砕体が回転する方向に見て後方となる部位が地面に対して斜めまたは起立姿勢にあり、かつこのスクリーンの後方となる部位に対応する前記ホルダの後部に前記ケースへの取付け板を設け、
    前記取付け板と前記スクリーンとの間隔を、前記スクリーンに設ける被破砕物を通過させる穴のサイズより大きくした
    ことを特徴とする破砕装置。
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