JPH0988355A - ロータリークラッシャ - Google Patents

ロータリークラッシャ

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JPH0988355A
JPH0988355A JP24946095A JP24946095A JPH0988355A JP H0988355 A JPH0988355 A JP H0988355A JP 24946095 A JP24946095 A JP 24946095A JP 24946095 A JP24946095 A JP 24946095A JP H0988355 A JPH0988355 A JP H0988355A
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JP
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crushed
rotor
plate
casing
attached
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JP24946095A
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Akihiko Nojima
明彦 野嶋
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JIYAKUTEI ENG KK
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JIYAKUTEI ENG KK
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/40Dippers; Buckets ; Grab devices, e.g. manufacturing processes for buckets, form, geometry or material of buckets
    • E02F3/407Dippers; Buckets ; Grab devices, e.g. manufacturing processes for buckets, form, geometry or material of buckets with ejecting or other unloading device
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F7/00Equipment for conveying or separating excavated material
    • E02F7/06Delivery chutes or screening plants or mixing plants mounted on dredgers or excavators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Shovels (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータリークラッシャを油圧式掘削機にアタ
ッチメント式に取り付け可能とすることにより、破砕作
業や、被破砕物を分散、散布する作業の作業効率の向上
と作業に要するコストの低減を図る。 【解決手段】 外周に打撃板21を有するロータ20
と、このロータ20を回転させる駆動手段24と、上記
ロータ20の打撃板21との間に所定の隙間を隔てて対
向する反射板31,32と、走行装置12を有する油圧
式掘削機13のアーム14に着脱自在に取り付け可能な
ブラケット38とを備える。反射板31,32は打撃板
21との間の隙間を調節可能に取り付けている。ロータ
20、駆動手段24及び反射板31,32を取付けたケ
ーシング16の一部16gが取り外し可能である。ロー
タ20の打撃板21と反射板31,32との間に被破砕
物5を案内するバケット40を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建造物の解体時に
発生する石材、コンクリート材等のガラ(被破砕物)を
破砕するロータリークラッシャに関し、特に、パワーシ
ョベル等の油圧式掘削機のアームにアタッチメント式に
取り付け可能として、被破砕物を破砕する作業及び破砕
した被破砕物を盛土として分散、散布する作業の作業効
率の向上とコストの低減を図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建造物の解体時に発生する石
材、コンクリート材等のガラ(被破砕物)は、土砂状に
細かく破砕され、盛土として再利用されている。図6
(A)に示すように、上記被破砕物5は、まず、パワー
ショベル1のアーム2の先端に取り付けた公知のコンク
リート小割機4により、小割状態に破砕される。次に、
この小割された被破砕物5は、図6(B)に示すよう
に、アーム2にバケット6を取り付けたパワーショベル
1により、図6(B)に示すような設置型のクラッシャ
7や図7に示すような自走型のクラッシャ8に供給さ
れ、これらのクラッシャ7,8により土砂状に細かく破
砕される。
【0003】上記クラッシャ7,8には、ジョークラッ
シャ、ドラムクラッシャ、ロータリークラッシャ等があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6
(B)に示す設置型のクラッシャ7を使用する場合、コ
ンクリート小割機4により小割状に破砕した被破砕物5
を、クラッシャ7の設置場所までトラック等により運搬
する必要がある。また、クラッシャ7により土砂等を破
砕した被破砕物5′を、盛土として再利用する現場まで
トラック等により運搬する必要もある。このように、設
置型のクラッシャ7を使用した場合、破砕作業を効率良
く行うのが困難であり、作業に要するコストが高い。
【0005】一方、図7に示す自走型のクラッシャ8
は、走行装置9を備えているため、解体作業の現場内を
自由に移動することができる。しかし、上記走行装置9
は無軌道型であるため、このクラッシャ8は、一般道路
を走行することはできず、解体作業現場まで大型のトラ
ック等により輸送する必要がある。
【0006】さらに、上記設置型、自走型のいずれのク
ラッシャ7,8を使用した場合にも、土砂状に破砕され
た被破砕物5を盛土として利用するためには、パワーシ
ョベル等により被破砕物5′の分散、散布をする必要が
あり、この点でも作業を効率良く行うことが困難であ
り、作業に要するコストが高い。
【0007】また、上記設置型、自走型のいずれのクラ
ッシャ7,8も、破砕作業用の専用機であるため、大型
で高価である。特に、これらのクラッシャ7,8は、破
砕した被破砕物5′を排出するためのコンベア10を備
えているため、大型かつ高価である。
【0008】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、被破砕物を破砕するロータリークラッシャを
パワーショベル等の油圧式掘削機にアタッチメント式に
取り付け可能とすることにより、破砕作業や、破砕した
被破砕物を盛土として分散、散布する作業の作業効率の
向上と、作業に要するコストの低減を図ることを目的と
してなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1では、外周に打撃板を有するロー
タと、該ロータを回転させる駆動手段と、上記ロータの
打撃板との間に所定の隙間を隔てて対向する反射板と、
走行装置を有する油圧式掘削機のアームに着脱自在に取
り付け可能なブラケットとを備えたことを特徴とするロ
ータリークラッシャを提供するものである。
【0010】請求項1の構成であれば、ロータリークラ
ッシャのブラケットを油圧式掘削機のアームに取り付
け、この状態で走行装置により油圧式掘削機を建造物の
解体現場の所要位置まで自走できる。また、上記駆動手
段により、ロータで打撃板を回転させて、反射板との間
で被破砕物を破砕できる。
【0011】上記反射板は、上記ロータの打撃板との間
の隙間を調節可能に取り付けることが好ましい(請求項
2)
【0012】この構成であれば、被破砕物の破砕サイズ
を用途に応じて自由に変えることができる。
【0013】上記反射板は、上記ロータの回転方向に多
段で配置され、回転方向の前方側の隙間を広く、後方側
の隙間を狭く設定することが好ましい。(請求項3)
【0014】この構成であれば、被破砕物を無理なく段
階的に破砕することができる。
【0015】上記ロータ、駆動手段及び反射板は、ケー
シングに取り付けられ、上記反射板を取り付けたケーシ
ングの一部が取り外し可能であることが好ましい。(請
求項4)
【0016】この構成であれば、ロータの打撃板と反射
板との間に被破砕物が詰まった時には、ケーシングの一
部とともに反射板を取り外して、詰まった被破砕物を簡
単に取り除くことができる。
【0017】上記ケーシングの入口には、可撓性のゴム
仕切り板を取り付けることが好ましい。(請求項5)
【0018】この構成であれば、ゴム仕切り板がクッシ
ョンとなって、供給された被破砕物がロータの打撃板や
反射板に激突しなくなるので、損傷を防止できて耐久性
が向上する。
【0019】上記ロータの打撃板と反射板と間に被破砕
物を案内するバケットを備えていることが好ましい。
(請求項6)
【0020】上記構成であれば、油圧式掘削機のアーム
を駆動して被破砕物をバケット内にすくい取ると、被破
砕物はバケットに案内されてロータの打撃板と反射板と
間に確実に供給される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図5に示すように、ロータ
リークラッシャ11は、無限軌道型の走行装置12を有
するパワーショベル13のアーム14の先端に、アタッ
チメント式に着脱自在に取り付けられるものである。
【0022】上記ロータリークラッシャ11は、図1か
ら図4に示すように、上面を開口して入口16hを形成
した四角箱状のケーシング16を備えている。また、こ
のケーシング16の上部にはフランジ部16aが溶接固
定されている。上記ケーシング16の対向する側壁16
b,16bには、内周縁に円状の補強枠16c,16c
を溶接固定した組み込み穴16d,16dがそれぞれあ
けられ、上記各補強枠16c,16cには、組み込み穴
16d,16dを塞ぐように、外方からそれぞれ軸受け
板17,18がボルト19,…,19で着脱可能に固定
されている。上記ケーシング16の前壁16eには排出
穴16fがあけられている。
【0023】上記各軸受け板17,18の間にはロータ
20が配置され、このロータ20にはシャフト20aが
キー22,22で固定されている。また、シャフト20
aの両端部は、各軸受け板17,18に取り付けたベア
リング23,23で回転自在に軸受けされている。上記
ロータ20の外周には、打撃板21,21が円周上等角
度間隔(本例では180度)でボルト25,25により
固定されている。
【0024】また、シャフト20aの軸受け板18側の
端部には、スプライン穴20bが形成されている。上記
軸受け板18の外面には、油圧モータ24がボルト2
6,…,26で固定されている。油圧モータ24のスプ
ライン軸24aは、上記シャフト20aのスプライン穴
20bにスプライン結合している。油圧モータ24に
は、上記パワーショベル13に搭載された油圧源(図示
せず)からホース27を介して油圧が供給され、油圧モ
ータ24が作動することにより、ロータ20とともに打
撃板21,21が図1に矢印Fで示すように回転する。
【0025】ケーシング16の後壁16gの上端部と下
端部には、スリーブ29,29をそれぞれ固定してい
る。各スリーブ29,29には、側壁16b,16bを
貫通するシャフト30,30を挿通させ、このシャフト
30,30によりケーシング16の後壁16gを取り付
けている。よって、シャフト30,30をスリーブ2
9,29から抜き出せば、後壁16gをケーシング16
から取り外すことができる。
【0026】上記後壁16gの内面と上記ロータ20の
打撃板21との間には、円弧状の第1反射板31と第2
反射板32とが上下2段に配置されている。各反射板3
1,32の上部は後壁16gの内面にピン33a,33
aにより、それぞれ上下揺動自在に枢着されている。一
方、各反射板31,32の下部には、リンクシャフト3
3b,33bがピン33c,33cでそれぞれ枢着され
ている。各リンクシャフト33b,33bは、後壁16
gを貫通してそれぞれ外部に突出されている。
【0027】上記各リンクシャフト33b,33bは、
後壁16gの外部から複数枚のシム34を介してダブル
ナット35でそれぞれ締結されていている。
【0028】上記ケーシング16の前壁16e、後壁1
6gの内面には、破砕音を低減するためにゴムシート3
6を内張りしている。また、上記ケーシング16内部の
上面開口の入口16hには、可撓性のゴム仕切り板37
を取り付けている。この仕切り板37は、ケーシング1
6の後壁16g側を固定端、前壁16e側を自由端とし
ている。上記ケーシング16には、ブラケット38を設
け、このブラケット38が上記パワーショベル13のア
ーム14の先端の回動軸39に回動自在に取り付けられ
ている。
【0029】ケーシング16に、すくい爪40aを備え
るバケット40を取付けている。このバケット40の下
面には開口40bを設けている。また、バケット40の
下部にはフランジ部40cを溶接固定している。
【0030】バケット40のフランジ部40bとケーシ
ング16のフランジ部16aとをボルト41,…,41
で固定することにより、ロータリークラッシャ11の上
部にバケット40を一体的に連結している。
【0031】また、上記ケーシング16には、ブラケッ
ト38を設けている。このブラケット38は上記パワー
ショベル13のアーム14の先端の回動軸39に回動自
在に取り付けられる。よって、上記バケット40及びロ
ータリークラッシャ11は、パワーショベル13のアー
ム14に取り付けた油圧シリンダ42で回動軸39を中
心にして、上下方向に回動することができる。
【0032】次に、上記ロータリークラッシャ11によ
る被破砕物5の破砕作業を説明する。図5に示すよう
に、パワーショベル13のアーム14を伸ばした状態
で、油圧シリンダ42により回動軸39を中心にバケッ
ト40を矢印Dのように上回動させると、バケット40
内に被破砕物5がすくい取られるようになる。この状態
では、バケット40で被破砕物5を確実かつ多量にすく
い取ることができると共に、バケット40内の被破砕物
5は、バケット40の下部開口からロータリークラッシ
ャ11のケーシング16の上部開口の入口16hに自重
で案内されて行く。
【0033】この状態で、走行装置12によりパワーシ
ョベル13を盛土を行う場所まで移動させた後、油圧モ
ータ24に油圧を供給して、ロータ20を回転させる。
これにより、ケーシング16の入口16hからロータ2
0の打撃板21と第1反射板31との間の隙間に供給さ
れた被破砕物5は土砂状に破砕され、ついで、ロータ2
0の打撃板21と第2反射板32との間の隙間で、さら
に細かい土砂状に破砕されながら下方に排出され、この
排出された被破砕物5′は、ケーシング16の排出穴1
6fから外部に落下して排出されるようになる。
【0034】このとき、アーム14を旋回させたり、走
行装置12を駆動したりして、ロータリークラッシャ1
1の位置を移動させつつ被破砕物5′を排出穴16fか
ら落下させれば、被破砕物5′を分散、散布することが
できる。
【0035】上記バケット40ですくい取った被破砕物
5を全て破砕し終わると、上記の作業をくりかえして、
被破砕物5の破砕作業を続けることができる。
【0036】上記破砕作業中に、ロータ20の打撃板2
1と各反射板31,32の間の隙間に被破砕物5が詰ま
って、ロータ20が回転しなくなった時には、上記シャ
フト30,30を抜き取って、各反射板31,32とと
もに後壁16gをケーシング16から取り外せば、詰ま
った被破砕物5を簡単に排除することができる。
【0037】上記実施形態であれば、バケット40のブ
ラケット38をパワーショベル13のアーム14に取り
付けた状態で、走行装置12によりパワーショベル13
を建造物の解体現場の所要位置まで自走させることがで
きるから、現場の所要位置で被破砕物5をアーム14の
作動でバケット40内にすくい取ることができる。
【0038】したがって、従来のように、被破砕物5を
トラック等で運搬する作業、バケットを取り付けたパワ
ーショベルで被破砕物を供給する作業、パワーショベル
等により土砂状に破砕した被破砕物を分散、散布する作
業を行う必要がなく、効率良く作業を行うことができる
と共に、作業に要するコストを低減することができるよ
うになる。
【0039】また、パワーショベル13は解体現場で必
ず使用されるものであるため、パワーショベル13のア
ーム14に着脱自在なロータリークラッシャ11であれ
ば、輸送に要するコストを低減することができる。さら
に、パワーショベル13のアーム14に取り付けたロー
タリークラッシャ11から被破砕物5を落下させること
ができるため、従来の設置型又は自走型のクラッシャの
ようなベルトコンベア等を使用する必要がなく、小型か
つ軽量になる。
【0040】上記のように各リンクシャフト33b,3
3bは、後壁16gの外部から複数枚のシム34を介し
てダブルナット35でそれぞれ締結されていているた
め、シム34の枚数を変えることにより、各リンクシャ
フト33b,33bを介して各反射板31,32の揺動
位置、つまり、ロータ20と打撃板21との間の隙間を
調節することができる。このようにロータ20と打撃板
12の隙間を調節することにより、被破砕物5の破砕サ
イズを用途に応じて自由に変えることができる。また、
各反射板31,32を多段に配置して、回転方向の前方
側の隙間を広く、後方側の隙間を狭く設定することによ
り、被破砕物5を無理なく段階的に破砕することができ
る。
【0041】さらに、上記ケーシング16の入口16h
にゴム仕切り板37を取り付けているから、ゴム仕切り
板37がクッションとなって、入口16hから供給され
た被破砕物5がロータ20の打撃板21や各反射板3
1,32に激突しなくなるので、損傷を防止できて耐久
性が向上する。
【0042】さらにまた、上記ロータ20の打撃板21
と各反射板31,32と間に被破砕物5を案内するバケ
ット40を一体的に連結することにより、パワーショベ
ル13のアーム14を駆動して被破砕物5をバケット4
0内にすくい取ると、被破砕物5はバケット40に案内
されてロータ20の打撃板21と各反射板31,32と
の間に自然に供給されるから、被破砕物5を確実にすく
い取り、すくい取った被破砕物5を直ちにロータ20の
打撃板21と各反射板31,32との間に供給できるか
ら、すくい取り、破砕、分散、散布等の作業効率が向上
するようになる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の請求項1のロータリークラッシャは、ロータリーク
ラッシャを油圧式掘削機のアームに取り付けた状態で、
走行装置により建造物の解体現場の所要位置まで自走で
き、被破砕物をアームの作動でロータリークラッシャ内
にすくい取ることができるから、被破砕物をトラック等
で運搬する作業、バケットを取り付けたパワーショベル
で被破砕物を供給する作業、パワーショベル等により土
砂状に破砕した被破砕物を分散、散布する作業を行う必
要がなく、効率良く作業を行うことができると共に、作
業に要するコストを低減することができるようになる。
【0044】また、油圧式掘削機は解体現場で必ず使用
されるものであるため、油圧式掘削機のアームに着脱自
在なロータリークラッシャであれば、輸送に要するコス
トを低減することができると共に、アームに取り付けた
ロータリークラッシャから被破砕物を落下させることが
できるため、従来の設置型又は自走型のクラッシャのよ
うなベルトコンベア等を使用する必要がなく、小型かつ
軽量になる。
【0045】一方、請求項2のように、反射板をロータ
の打撃板との間の隙間を調節可能に取り付けると、被破
砕物の破砕サイズを用途に応じて自由に変えることがで
きる。また、請求項3のように、反射板をロータの回転
方向に多段で配置して、回転方向の前方側の隙間が広
く、後方側の隙間が狭く設定すると、被破砕物を無理な
く段階的に破砕することができる。
【0046】さらに、請求項4のように、ロータ、駆動
手段及び反射板をケーシングに取り付け、反射板を取り
付けたケーシングの一部を取り外し可能にすると、ロー
タの打撃板と反射板との間に被破砕物が詰まった時に
は、ケーシングの一部とともに反射板を取り外して、詰
まった被破砕物を簡単に取り除くことができる。さらに
また、請求項5のように、ケーシングの入口に、可撓性
ゴム仕切り板を取り付けると、ゴム仕切り板がクッショ
ンとなって、供給された被破砕物がロータの打撃板や反
射板に衝突しなくなるので、損傷を防止できて耐久性が
向上する。
【0047】また、請求項6のように、上記ロータの打
撃板と反射板と間に被破砕物を案内するバケットを備え
ていると、油圧式掘削機のアームを駆動して被破砕物を
バケット内にすくい取るだけで、被破砕物はバケットに
案内されてロータの打撃板と反射板との間に供給される
から、被破砕物を確実にすくい取り、すくい取った被破
砕物を直ちにロータの打撃板と反射板との間に自然に供
給できるので、すくい取り、破砕、分散、散布等の作業
効率が向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のバケットに固定したロータリークラ
ッシャの側面断面図である。
【図2】 図1のロータリークラッシャの側面図であ
る。
【図3】 図1のA−A線拡大断面図である。
【図4】 図2の底面図である。
【図5】 ロータリークラッシャを取り付けたパワーシ
ョベルの側面図である。
【図6】 (A)は従来の小割機による破砕作業の説明
図、(B)は設置型クラッシャによる破砕作業の説明図
である。
【図7】 自走型クラッシャによる破砕作業の説明図で
ある。
【符号の説明】
5,5′ 被破砕物 11 ロータリークラッシャ 12 走行装置 13 パワーショベル 14 アーム 16 ケーシング 16b 後壁 16h 入口 20 ロータ 21 打撃板 24 油圧モータ 31,32 反射板 37 ゴム仕切り板 38 ブラケット 39 回転軸 40 バケット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に打撃板を有するロータと、該ロー
    タを回転させる駆動手段と、上記ロータの打撃板との間
    に所定の隙間を隔てて対向する反射板と、走行装置を有
    する油圧式掘削機のアームに着脱自在に取り付け可能な
    ブラケットとを備えたことを特徴とするロータリークラ
    ッシャ。
  2. 【請求項2】 上記反射板は、上記ロータの打撃板との
    間の隙間を調節可能に取り付けられている請求項1に記
    載のロータリークラッシャ。
  3. 【請求項3】 上記反射板は、上記ロータの回転方向に
    多段で配置され、回転方向の前方側の隙間が広く、後方
    側の隙間が狭く設定されている請求項1又は請求項2に
    記載のロータリークラッシャ。
  4. 【請求項4】 上記ロータ、駆動手段及び反射板は、ケ
    ーシングに取り付けられ、上記反射板を取り付けたケー
    シングの一部が取り外し可能である請求項1から請求項
    3のいずれか1項に記載のロータリークラッシャ。
  5. 【請求項5】 上記ケーシングの入口に、可撓性のゴム
    仕切り板を取り付けている請求項4に記載のロータリー
    クラッシャ。
  6. 【請求項6】 上記ロータの打撃板と反射板との間に被
    破砕物を案内するバケットを備えた請求項1から請求項
    5のいずれか1項に記載のロータリークラッシャ。
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