JPH0588423A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0588423A
JPH0588423A JP3276189A JP27618991A JPH0588423A JP H0588423 A JPH0588423 A JP H0588423A JP 3276189 A JP3276189 A JP 3276189A JP 27618991 A JP27618991 A JP 27618991A JP H0588423 A JPH0588423 A JP H0588423A
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Takao Ishida
貴朗 石田
Muneo Tokita
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Abstract

(57)【要約】 【目的】補給手段と収納手段を一体化するとともに、清
掃手段、現像手段に対し着脱可能とすることにより、ユ
ーザの保守回数が少なくなると同時にランニングコスト
も削減でき、しかも、ユニットの着脱動作を簡便に行い
得る画像形成装置を提供する。 【構成】トナー補給部54と廃トナー収納部55とを一
体化してカートリッジ式ユニットであるキット56を構
成するとともに、このキット56を付勢手段64,85
により画像形成ユニット53を構成する現像装置23並
びにクリーナ25から抜く方向に常時付勢するととも
に、この付勢手段の付勢力に抗して装置の動作時の第1
のロック位置および若干抜け出た第2のロック位置に前
記キット56を固定するユニットロック装置110を設
けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ等の電
子写真プロセスを用いて画像を形成する画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、画像形成装置は、帯電、露光、現
像、転写、剥離、清掃等を行なう電子写真プロセスユニ
ットの画像転写部に用紙を通過させることにより像の転
写が行なわれ、この像が転写された用紙を定着ローラ対
間に通すことにより用紙への像の定着を行なう構成とな
っている。
【0003】従来、この種の画像形成装置、例えばレー
ザープリンタにおいては、装置本体内に内蔵された現像
ユニットに現像剤(以下、トナーという)を補給するの
に用いられる現像剤補給装置として、使い捨てのカート
リッジ式のものが採用され、このトナー補給用カートリ
ッジ(補給容器)は装置本体内に組み込まれた現像ユニ
ットに対し、取外し交換自在に装填されるような構成と
なっている。
【0004】また、画像転写部において用紙に転写され
なかった未転写トナーは、清掃装置にて感光体より掻き
取られ、さらに、プロセスユニットの外部へと移送さ
れ、使い捨てのカートリッジ式の容器に溜められてい
た。
【0005】このトナー回収用カートリッジ(収納容
器)も、また、装置本体内に組み込まれたプロセスユニ
ットに対し、取外し交換自在に装填されるような構成と
なっている。
【0006】装置本体は補給トナーカートリッジの空の
状態及び回収カートリッジの満杯状態を検知してオペレ
ータに知らせることにより、オペレータはそれぞれのカ
ートリッジを適宜交換していた。
【0007】ところで、従来、上記補給容器と収納容器
は、各々分離されて構成されているか、あるいは、各々
の手間を一本化するため、補給容器と収納容器を現像手
段、清掃手段、及び感光体ドラム等と一体化していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、補給容
器と収納容器とを分離すると、ユーザは現像剤の補給あ
るいは、使用済現像剤の廃棄の毎に各々の容器を交換し
なければならず、手間取るという問題がある。
【0009】また、後者のように、一体化した場合に
は、交換の手間は一体化されるが、実用的な一体化ユニ
ットの大きさの制限から、補給用現像剤量、使用済現像
剤の収納量が制限される。このため、ユニット全体の交
換サイクルが短期化され、比較的高価な現像手段、清掃
手段、感光体ドラムの寿命より早くユニットを交換する
ことになり、ランニングコストが上昇するという問題が
あった。
【0010】そこで、この発明は、補給手段と収納手段
を一体化するとともに、清掃手段、現像手段に対し着脱
可能とすることにより、ユーザの保守回数が少なくなる
と同時にランニングコストも削減でき、しかも、ユニッ
トの着脱動作を簡便に行い得る画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく、像担持体上に現像剤像を形成する現像手段と、
この現像手段にて形成された現像剤像を転写材に転写す
る転写手段と、この転写手段による転写後に前記像担持
体に残留する現像剤を除去する清掃手段と、前記現像手
段に現像剤を補給する補給手段と、前記清掃手段により
像担持体から除去された現像剤を収納する収納手段と、
前記補給手段と収納手段とを一体化して具備し前記現像
手段並びに清掃手段に対して着脱可能であるユニット
と、このユニットを前記現像手段並びに清掃手段から抜
く方向に常時付勢する付勢手段と、この付勢体の付勢力
に抗して装置の動作時の位置および前記ユニットが装置
本体から取出されるまでの所定の位置に前記ユニットを
固定するロック手段とを具備してなる構成としたもので
ある。
【0012】
【作用】本発明は、補給手段と収納手段を一体化してユ
ニットを構成するとともに、このユニットを前記現像手
段並びに清掃手段に対して着脱可能としたから、一度の
手間で補給手段と収納手段を交換できる。また、ユニッ
トを付勢手段により前記現像手段並びに清掃手段から抜
く方向に常時付勢するとともに、この付勢体の付勢力に
抗して装置の動作時の位置に前記ユニットを固定するロ
ック手段を設けたから、ロック手段のロック動作を解除
することにより自動的にユニットが装着位置から若干抜
け出た状態となり、その後の取出しが容易となる。ま
た、ユニットを付勢手段の付勢力に抗して押し込んだ位
置でロック手段によるロックされるため、作業者は、装
着の状態を感覚的に知ることができ装着不良等を未然に
防ぐことが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例を参照し
て説明する。
【0014】図2は、半導体レーザーを用いた電子写真
方式の画像形成装置としてのレーザープリンタの外観を
示し、図3はその内部構成を示す。
【0015】図中1は装置本体であり、この装置本体1
内の中央部には、主制御基板2が配置されている。この
主制御基板2の後方(図3の状態において右方向)に
は、画像を形成するための画像形成手段3が配置されて
おり、その前方下部には、複数枚の機能追加用制御基板
4…を収容する制御基板収容部5が、また、その前方上
部には、排紙部6が形成された状態となっている。
【0016】また、図中11は用紙Pを収容した給紙カ
セット11であり、12は排紙トレイ12である。
【0017】さらに、前記排紙部6の左側に位置する装
置本体1の左枠部1aの上面には、表示手段としての表
示用LED13、2桁の状態表示用セグメント14、及
びスイッチ15を配置したコントロールパネル16が配
置されている。一方、前記装置本体1の後端面側には、
手差しトレイ17が装着されている。
【0018】次に、帯電、露光、現像、転写、剥離、清
掃及び定着等の画像形成プロセスを実行する画像形成手
段3の構成について図3を参照して説明する。
【0019】図中20は、像担持体としての感光体ドラ
ムである。
【0020】この感光体ドラム20の周囲には、その回
転方向に沿って帯電手段としてのスコロトロン21、静
電潜像形成手段としてのレーザー露光ユニット22、現
像手段としての磁気ブラシ式現像装置23、転写手段と
してのスコロトロン24、清掃手段としてのブレード式
クリーナ25、及び前露光手段として発光装置26がそ
れぞれ順次配設されている。
【0021】また、図中29は、前記装置本体1内に形
成された用紙搬送路で、前記給紙カセット11から給紙
ローラ27を介して給紙された用紙Pあるいは手差しト
レイ17から手差し給紙された用紙Pを前記感光体ドラ
ム20と転写手段24との間の画像転写部28を経て装
置本体1の上面側に設けられた排紙部6に導くようにな
っている。
【0022】この用紙搬送路29の画像転写部28の上
流側には、搬送ローラ対30、アライニングローラ対3
1、及び搬送ローラ対32が配置され、その下流側に
は、定着手段しての定着ユニット33及び排紙手段とし
ての排紙ローラユニット34が配置されている。
【0023】なお、図中35は、前記搬送ローラ対32
の上方に配置した冷却ファンユニット、36は前記アラ
イニングローラ対31の近傍に設けたアライニングスイ
ッチ、37は前記画像転写部28の近傍に設けた搬送ガ
イドである。
【0024】なお、この様に構成されたレーザプリンタ
による画像形成動作については本願と直接関係しないの
で省略する。
【0025】また、前記感光体ドラム20、磁気ブラシ
式現像装置23、およびブレード式クリーナ25は、図
1および図4に示すように一体化され、装置本体1のユ
ニット装着部52(図1参照)に対し挿脱自在な画像形
成ユニット53を構成している。
【0026】さらに、このように構成された画像形成ユ
ニット53の一端側には、前記現像装置23に現像剤で
あるトナーtを補給するトナー補給手段としてのトナー
補給部54と、前記クリーナ25により感光体ドラム2
0から除去されて搬送スパイラル40を介して排出され
る廃現像剤である廃トナーt′を収納する収納手段とし
ての廃トナー収納部55とを一体化したカートリッジ式
のユニットであるキット56が着脱可能となっている。
【0027】前記キット56は、前記装置本体1の右枠
部1bの側部からキット収納部57に対し取外し可能に
差し込まれるようになっている。そして、図4に示すよ
うに、キット56のトナー補給部54の下面側に形成さ
れたトナー供給口54aが現像装置23の一端側上部に
形成されたトナー補給口23aに連通するようになって
いる。
【0028】また、それと同時にクリーナ25の一端側
に突出するトナー排出部25aがキット56の廃トナー
収納部55に形成された廃トナー受入口55aに差し込
まれるようになっている。
【0029】図5は、トナー排出部25aが廃トナー受
入口55aに差し込まれる前の状態を示し、図6は差し
込まれた状態を示す。
【0030】図6に示すように、差し込まれた状態とな
ると、スライドシャッタ60の鍔部60aが、廃トナー
受入口55aの開口縁部に引掛かって圧縮バネ61の付
勢力に抗してスライドし、トナー排出部25aに形成さ
れた廃トナー放出口62が容器55b内で完全に開放状
態になる。これにより、搬送スパイラル40により送ら
れた廃トナーt′は支障なく回収される。
【0031】このとき、廃トナー受入口55aを閉塞す
るキャップ63は、トナー排出部25aの先端面で押さ
れ、スプリング64の付勢力に抗して変位した状態とな
っている。押し退けられた状態となっている。
【0032】なお、スプリング64は、キット56を画
像形成ユニット53から抜く方向に常時付勢する付勢手
段を兼用している。
【0033】また、キット56のトナー補給部54は、
図7に示すように、攪拌羽根69を内蔵してなる横長状
のトナー収納容器70と、このトナー収納容器70の底
部右側に片寄らせた位置に連設され内部にトナー搬送手
段としてのスパイラル軸71が組み込まれたトナー供給
部72とを有する。
【0034】トナー供給部72の下面かつスパイラル軸
71によるトナーtの移送方向には、前記現像装置23
のトナー補給口23aへトナーtを落下供給するトナー
供給口54aが開口し、このトナー供給口54aに対応
してロータリシャッタ75とスライドシャッタ76が配
置されている。
【0035】ロータリシャッタ75は、スパイラル軸7
1の中空軸内に遊嵌状態で挿入された状態に軸支された
支軸77の一端部に取付けられている。支軸77の他端
部には操作レバー78が取り付けられているとともに、
一方向に回動付勢する戻しバネ79によりロータリーシ
ャッタ75の切欠口75aが常に図8に示すように前記
トナー供給口54aの対応位置から回避する位置、すな
わち「閉」の状態になるように付勢された状態となって
いる。
【0036】そして、キット56が前記装置本体1のキ
ット収納部57に収納され、かつ前記装置本体1のトッ
プカバー50が、図2に示すように、閉塞状態にあると
きは、前記トップカバー50の内側面に設けた操作突起
80(図1参照)により操作レバー78が押されるよう
になっている。これにより、支軸77が回動し、これと
一体のロータリーシャッタ75が回動して図9に示すよ
うに切欠口75aが下方に向き、トナー供給口54aの
上部を開放するようになっている。
【0037】一方、トナー供給口54aの下面側を閉塞
するスライドシャッタ76は、圧縮バネ85により前記
トナー供給口54aを閉塞する位置にくるように付勢さ
れた状態となっている。
【0038】そして、キット56を装置本体1に装填時
した時、現像装置23のトナー補給口23aと対応する
位置に設けられた突当て板86が、キット56のスライ
ド溝87に差込まれて、前記スライドシャッタ76が、
図8の実線矢印で示す開方向に向け圧縮バネ85の付勢
力に抗してスライドさせられる。これにより、図9に示
すように、前記トナー供給口54aの下部を開口させる
ようになっているとともに、突当て板86に形成された
開口86aがトナー供給口54aに対応するようにな
り、トナーtの補給動作が可能な状態となる。
【0039】また、図1に示すように、キット56が収
容されるキット収納部57に対応して、ロックレバー9
0が回動可能に設けられている。ロックレバー90は、
図10および図11に示すように、装置本体1側に回動
可能に取付けられる支軸部90aを介して揺動自在に取
付けられている。ロックレバー90の一端側下面には第
1の係止爪90b、他端側下面には第2の係止爪90c
がそれぞれ突設された状態となっている。
【0040】また、ロックレバー90は、第1の係止爪
90bが形成された一端側の上面を、装置本体1側に設
けられた弾性片100で押さえられた状態となってい
る。
【0041】一方、キット56の廃トナー収納部55の
上面側には、前記第1の係止爪90bと係脱する第1の
係合部としての第1の係合凹部101が、また、前記第
2の係止爪90cと係脱する第2の係合部としての第2
の係合凹部102が形成されている。さらに、第1の係
合凹部101に対応して逃がし溝103が形成されてい
る。
【0042】また、第1の係止爪90bは、図12に示
すように、前端側が傾斜上端となる状態に傾斜面105
を有し、また、第2の係止爪90cは、図13に示すよ
うに、前端側が傾斜上端となる状態に傾斜面106を有
する。
【0043】そして、装置本体1側に設けられた前記ロ
ックレバー90と、キット56に形成された前記係合凹
部101,102、および逃がし溝103とにより、ロ
ック手段としてのユニットロック装置110を構成して
いる。
【0044】そして、前記キット56を、前記スライド
シャッタ76を付勢する圧縮バネ85、および廃トナー
受入口55a部を開閉するキャップ63用のスプリング
64などの付勢体の付勢力に抗して装置の動作時の第1
のロック位置、およびこの第1のロック位置より突出し
た第2のロック位置に固定するようになっている。
【0045】キット56をキット収納部57に装着した
状態においては、図10に示すように、ロックレバー9
0の第1の係止爪90bが、第1の係合凹部101に係
合した状態となっており、第1の係止爪90bの後端面
からなる係止部107がキット56の第1の係合凹部1
01の後壁面に引掛かった状態となっている。これによ
り、キット56は、前記圧縮バネ85、スプリング64
などの付勢体の付勢力に抗して装着位置である第1のロ
ック位置に固定される。
【0046】また、キット56をキット収納部57から
取外す場合には、図14に示すように、ロックレバー9
0の他端側上面に形成されたノブ部90dを弾性片10
0の付勢力に抗して矢印Aで示すように押す。これによ
り、ロックレバー90が支軸部90aを中心として図1
1の矢印B方向に回動する。これにより、ロックレバー
90の第1の係止爪90bが矢印Cで示すように上方に
移動して第1の係合凹部101から抜け、第2の係止爪
90cが矢印Dで示すように下方に移動して第2の係合
凹部102に入り込んだ状態となる。
【0047】そして、第1の係止爪90bと第1の係合
凹部101との係合が解除されることにより、キット5
6は、前記圧縮バネ85、スプリング64などの付勢体
の付勢力により、図11および図14に矢印Eで示すよ
うに前方に突出する。そして、第2の係止爪90cの後
端面からなる係止部108が第2の係合凹部102の後
壁面に引掛かった状態となる第2のロック位置に固定さ
れる。
【0048】この状態で、ノブ部90dから手を放せば
ロックレバー90は、弾性片100の付勢力により、図
11の反矢印B方向に回動し、第2の係止爪90cと第
2の係合凹部102との係合が解除されるとともに第1
の係止爪90bが逃がし溝103に落込んだ状態とな
る。これにより、キット56は、矢印Eで示す方向に取
り出すことができる。
【0049】第2のロック位置をもつ理由は、第1のロ
ック位置でロックを解除されたキット56は、圧縮バネ
61、スプリング64などの付勢体の付勢力により、強
い力で押し出されるため、第2の位置で止めないと装置
本体1から飛び出してしまう。
【0050】そこで、ロックを解除した動作により、キ
ット56がLだけ動いた位置に第2のロック位置を設け
る。距離Lは、図11に示すように第1の係合凹部10
1の後壁面と第2の係合凹部102の後壁面との間隔と
なる。
【0051】また、距離Lは、キット56を押出す付勢
体の力が十分減少し得るように設定されており、ノブ部
90dから手を放し、第2のロック位置でのロック動作
を解除してもキット56が飛び出さないようになってい
る。
【0052】このため、キット56のキット収納部57
からの取出しが容易かつ安全に行えることになる。
【0053】また、図15に示すように、キット56を
矢印Fで示す方向に押込む際、ロックレバー90の第1
の係止爪90bおよび第2の係止爪90cにキット56
が当るが、傾斜面105,106の作用により第1の係
止爪90bおよび第2の係止爪90cが押退けられて上
方に逃げる。これにより、キット56を押込むだけで容
易に装着することができる。
【0054】なお、図16は前記キット56を取外した
状態における画像形成ユニット53の取外し時の状態を
示し、図17は画像形成ユニット53のユニット装着部
52への取付け時の状態を示す。
【0055】また、図1、図18、図19に示すよう
に、キット収納部57には、装置の種類に対応して設定
された数のピン120…(実施例では2本のピン120
a,120b)が突設されている。一方、キット56に
は、図4、図18、図19に示すように、内部に収納し
たトナーtの種類等に対応して設定された数の凹部12
1…(実施例では2つの凹部121a,121b)が形
成されている。
【0056】そして、装置に適合したキット56であっ
た場合には、ピン120と凹部121の数と位置がこの
実施例のように一致した状態となり、図19に示すよう
に確実に嵌合してキット56を所定位置まで押込むこと
ができる。
【0057】しかし、図18の二点鎖線で示すように、
ピン120a,120bの他に第3のピン120cを有
する装置であった場合には、前記2つの凹部121a,
121bを有したキット56では装着できない。また、
キット56には凹部121aのみしかなく、ピン120
a,120bがある場合も同様である。したがって、ピ
ン120と凹部121の数と位置を組替えることによ
り、多数の組合わせが可能となることはいうまでもな
い。
【0058】このように、特有の装置には特有のキット
56のみを装着可能としたことにより、例えば、装置の
一部改造により色や成分等が異なる特殊なトナーtを収
納したキット56のみを装着させたい場合、または、装
置を数社に販売する場合、各々の会社向きのトナーtを
収納したキット56のみを装着させることが可能とな
る。これにより、仕様等に見合った適切な画像形成動作
が維持可能となる。
【0059】なお、本発明は、上記の一実施例に限定さ
れないものであり、本発明の要旨を変えない範囲で種々
変更実施可能なことは勿論である。
【0060】
【発明の効果】本発明は以上、説明したように、現像剤
の補給手段と使用済現像剤の収納手段を一体化してユニ
ットを構成するから、一度の手間で補給手段と収納手段
の交換作業を行なうことができ、作業性を向上できる。
【0061】また、ユニットを清掃手段及び現像手段に
対し、着脱可能とするから、ユニットを単独で交換で
き、清掃手段及び現像手段を無駄に交換する必要がな
く、経済的である。
【0062】さらに、ユニットを付勢手段により前記現
像手段並びに清掃手段から抜く方向に常時付勢するとと
もに、この付勢体の付勢力に抗して装置の動作時の位置
に前記ユニットを固定するロック手段を設けたから、ロ
ック手段のロック動作を解除することにより自動的にユ
ニットが装着位置から若干抜け出た状態となり、その後
の取出しが容易となる。また、ユニットを付勢手段の付
勢力に抗して押し込んだ位置でロック手段によるロック
されるため、作業者は、装着の状態を感覚的に知ること
ができ装着不良等を未然に防ぐことができるといった効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる要部の分解斜視図。
【図2】本発明の一実施例に係わる画像形成装置として
のレーザープリンタの外観図。
【図3】図1に示すレーザープリンタのの内部構造を概
略的に示す説明図。
【図4】画像形成ユニットとカートリッジ式ユニットで
あるキットとの接続状態を説明するための斜視図。
【図5】トナー排出部と廃トナー受入口との接続前の状
態を示す断面図。
【図6】トナー排出部と廃トナー受入口との接続後の状
態を示す断面図。
【図7】現像剤補給装置の要部の断面図。
【図8】現像剤補給装置の要部の断面図。
【図9】現像剤補給装置の要部の断面図。
【図10】ロック手段による第1のロック位置のロック
動作を示す説明図。
【図11】ロック手段による第2のロック位置のロック
動作を示す説明図。
【図12】ロックレバーの右側面図。
【図13】ロックレバーの左側面図。
【図14】キットの取出し動作を示す説明図。
【図15】キットの装着動作を示す説明図。
【図16】画像形成ユニットの取出し動作を示す説明
図。
【図17】画像形成ユニットの装着動作を示す説明図。
【図18】キットの装着規制を行う状態を説明する説明
図。
【図19】キットの装着状態を説明する説明図。
【符号の説明】
20…感光体ドラム(像担持体)、23…磁気ブラシ式
現像装置(現像手段)、24…スコロトロン(転写手
段)、25…クリーナ(清掃手段)、52…ユニット装
着部、53…画像形成ユニット、54…トナー補給部
(トナー補給手段)、55…廃トナー収納部(収納手
段)、56…キット(カートリッジ式ユニット)、64
…スプリング(付勢手段)、85…圧縮バネ(付勢手
段)、90…ロックレバー、90a…支軸部、90b…
第1の係止爪、90c…第2の係止爪、90d…ノブ
部、101…第1の係合凹部(第1の係合部)、102
…第2の係合凹部(第2の係合部)、103…逃がし
溝、110…ユニットロック装置(ロック手段)、t…
トナー(現像剤)、t′…廃トナー(廃現像剤)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に現像剤像を形成する現像手
    段と、 この現像手段にて形成された現像剤像を転写材に転写す
    る転写手段と、 この転写手段による転写後に前記像担持体に残留する現
    像剤を除去する清掃手段と、 前記現像手段に現像剤を補給する補給手段と、 前記清掃手段により像担持体から除去された現像剤を収
    納する収納手段と、 前記補給手段と収納手段とを一体化して具備し前記現像
    手段並びに清掃手段に対して着脱可能であるユニット
    と、 このユニットを前記現像手段並びに清掃手段から抜く方
    向に常時付勢する付勢手段と、 この付勢体の付勢力に抗して装置の動作時の位置および
    前記ユニットが装置本体から取出されるまでの所定の位
    置に前記ユニットを固定するロック手段と、を具備した
    ことを特徴とする画像形成装置。
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