JP2015102677A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 側板に設けられた開口部からプロセスカートリッジの挿抜を行う画像形成装置において、ユーザビリティの低下を抑制しながら、物流時にプロセスカートリッジが装着位置から外れてしまうことを抑制可能な画像形成装置を提供すること。【解決手段】 画像形成装置に着脱可能に設けられた複数のプロセスカートリッジに対応して、画像形成装置前側に回動可能な回動部材を設け、プロセスカートリッジに加わる正面方向の力を挿抜方向に垂直な力に変換させ、かつ、プロセスカートリッジが装着された際に該回動部材の回転を使用済みトナー回収容器によって規制することで、ユーザビリティの低下を抑制しながら、物流時にプロセスカートリッジが装着位置から外れてしまうことを抑制する。【選択図】 図6

Description

従来、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に画像担持体の軸方向に着脱可能とされた画像形成装置において、画像形成装置本体内の正規位置に装着されていないプロセスカートリッジを誤って検出してしまうことが課題として知られている。プロセスカートリッジを正規位置に位置決めする手段として、特許文献1が提案されている。特許文献1では、プロセスカートリッジに設けられた回動可能に支持されたフックによって画像形成装置に係止し、圧縮バネによって抜け出す方向に付勢することで、プロセスカートリッジの位置を保証している。
特開2006−30420
特許文献1の場合、フックによって、プロセスカートリッジを係止する構成のため、例えば、物流時にプロセスカートリッジが本体から飛び出す方向に力を受けても、飛びださないようにすることが可能となる。しかしながら、特許文献1の場合、フックを解除するためにレバーが新たに必要となる。また、プロセスカートリッジを取出す場合は、フック解除動作が新たに必要となり、操作性が低下する課題がある。
そこで、本発明の目的は、物流時にプロセスカートリッジが本体から飛び出すことを簡易な構成で抑制しながら、ユーザビリティの低下を抑制可能な画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、
装置本体に着脱可能に設けられたプロセスカートリッジと、
装置本体に着脱可能に設けられ、前記プロセスカートリッジの挿入方向上流側で前記プロセスカートリッジに対して着脱可能に接続され、前記プロセスカートリッジから排出されるトナーを回収する回収容器と、
前記回収容器の着脱動作に伴って回動可能な回動部材であって、前記回収容器が装着位置にあるときに前記プロセスカートリッジの挿入方向と交差する方向から前記回収容器によって回動が規制されることで、前記プロセスカートリッジが脱方向へ移動することを規制可能な第1位置に回動され、前記回収容器が本体から脱された場合に、前記プロセスカートリッジの規制が解除される第2位置に回動可能な回動部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、物流時にプロセスカートリッジが本体から飛び出すことを簡易な構成で抑制しながら、ユーザビリティの低下を抑制可能な画像形成装置を提供できる。
画像形成装置の構成の概略を説明する構成図 本実施例における画像形成装置内部外観図 本実施例におけるプロセスカートリッジPの外観図 回収トナーボックスの構成を説明する概略図 回収トナーボックスの画像形成装置への着脱状態を説明する概略図 本実施例の実施の形態で提案している飛び出し防止機構の外観図 本実施例の実勢の形態で提案している飛び出し防止機構の断面図
[画像形成装置]
本実施例のプロセスカートリッジ及びそれを備えた画像形成装置を説明する。
図1は、画像形成装置10の構成の概略を説明する断面図である。図1において、11a・11b・11c・11dは、イエロー・マゼンダ・シアン・ブラックの4色に対応する感光ドラムである。感光ドラム11aの周囲には、感光ドラムの表面を均一に帯電させる帯電装置12a、感光ドラムの帯電面に記録すべき画像情報に基づいて変調したレーザー光を投射する露光装置13が配置される。また、露光装置13から投射されたレーザー光により感光ドラム表面に形成された画像潜像を現像する現像装置14a、感光ドラム11aの表面に残留したトナーを清掃し回収する現像装置クリーニング装置15aが配置されている。11a以外の感光ドラム11b・11c・11dの周囲も、使用されるトナーの色と露光装置13の照射位置が異なる以外は11aと同様の構成になっている。感光ドラム11、帯電装置12、現像装置14、現像装置クリーニング装置15は、各色毎に一体となっておりプロセスユニットPと呼ばれる。
感光ドラム11の上部には、感光ドラム11上のトナー像が転写される中間転写ベルト16が配置されている。転写ベルト16内には感光ドラム各々に対向する位置に1次転写ローラ17a・17b・17c・17d、転写ベルト16の周囲には中間転写ベルト16の表面に残留したトナーを回収する中間転写ベルトクリーニング装置18が配置されている。
転写ベルト16を挿んで中間転写ベルトクリーニング装置18の反対側、中間転写ベルト16に対向する位置には、2次転写ローラ19が配置されている。給紙装置20から給紙された記録媒体Pが中間転写ベルト16と2次転写ローラ19との間の転写位置に搬送されるように構成されている。転写位置を通過した記録媒体Pの搬送方向下流側には、定着装置21、排紙トレイ22が配置されている。以上説明した画像形成装置10の動作はコントローラ23により制御される。現像装置クリーニング装置15及び中間転写ベルトクリーニング装置18で回収されたトナーは、画像形成装置の前面に配置された回収トナーボックス30へと排出される。
次に、画像形成装置の動作の概略を説明する。感光ドラム11は、図示しない駆動装置により矢印A方向に一定速度で回転する。帯電装置12により均一に帯電された感光ドラム11の表面には、露光装置13から記録すべき画像情報に基づいて変調されたレーザー光が投射され、画像潜像が形成される。感光ドラム11上の画像潜像は現像装置14の内部に装填されているトナーにより現像され、トナー像が形成される。
感光ドラム11の矢印A方向の回転により、感光ドラム11上のトナー像が中間転写ベルト16への1次転写位置にくると、1次転写ローラ17の作用によりトナー像が中間転写ベルト16に転写される。1次転写位置で転写されなかった感光ドラム11上の残留トナーは現像装置クリーニング装置15により回収され、感光ドラム11の表面は清掃されて次の画像形成に備える。回収されたトナーは回収トナーボックス30へと排出される。
中間転写ベルト16は、図示しない駆動装置により矢印B方向に一定速度で回転する。この回転により中間転写ベルト16上のトナーが2次転写位置にくるタイミングに合わせて、給紙装置20から記録媒体が給紙され、2次転写位置では2次転写ローラ19の作用によりトナー像が記録媒体に転写される。2次転写位置で転写されなかった中間転写ベルト16上の残留トナーは中間転写ベルトクリーニング装置18により回収され、中間転写ベルト16の表面は清掃されて次の画像形成に備える。回収されたトナーは回収トナーボックス30へと排出される。
トナーが転写された記録媒体は、定着装置21により定着処理され、排出トレイ22に排出される。
[装置本体とプロセスカートリッジの接続]
次にプロセスカートリッジが接続される画像形成装置内部の構成について図2に示す。図2(a)は、本実施例による画像形成装置の内部を正面から見た図である。(外装、プロセスカートリッジ、トナーボトルは不図示)領域Aを図2(b)に拡大図として示す。領域Aには、トナー補給口100をはじめ、現像駆動部101、感光体駆動部102及び接点部99が配置され、後側板103を介して取付けられている。プロセスカートリッジが挿入されると、これらを接合することでトナー補給され、駆動や電気系統の入力がプロセスカートリッジへ行われる。
[プロセスカートリッジ]
次に図3にプロセスカートリッジPの外観図を示す。本実施例では、感光体11と現像部14とが一体となったプロセスカートリッジPを用いて説明する。プロセスカートリッジPは、装置本体に着脱可能に構成されている。図3の左側側面は、プロセスカートリッジの本体挿入方向下流側である後端側となる。プロセスカートリッジの後端側は、画像形成装置と接合する側となり、現像駆動入力部111、感光体11を駆動する感光体駆動入力部112が設けられている。また、本体側と電気的に接続され、電圧の供給を受ける接点部113とトナー補給部挿入口114が設けられている。図3(b)のように前記トナー補給部挿入口114にトナー補給口100が接続される。そして、トナー補給部100から搬送されたトナーをプロセスカートリッジPに供給するために、プロセスカートリッジPの挿抜により開閉するシャッター機構が前記トナー補給部挿入口114に内蔵されている。
[回収トナーボックス]
次に回収容器としての回収トナーボックス30の構成を説明する概略図を図4に示す。図4(a)は回収トナーボックスの正面断面図であり、図4(b)は背面図、図4(c)は斜視概略図である。
図4において、31は回収トナーボックス内の収容部32に溜まったトナーを撹拌するための撹拌スクリューであり、33は撹拌スクリュー31に駆動を伝達するためのスクリューフラグである。スクリューフラグ33には入力ギア34に立てられたボスを介して、画像形成装置本体から駆動が伝達される。
撹拌パドル35はスクリュー31の回転からクランクシャフトの原理で往復運動を行い、中間転写ベルトクリーニング装置18から回収トナーボックス30に排出された回収トナーを収容部32にかき落とす。
回収トナーボックス30は、本体への装着動作に伴って、プロセスカートリッジPの挿入方向上流側でプロセスカートリッジPに対して接続可能となっている。回収トナーボックス30を画像形成装置10に対して着脱させたときの状態について、図5に示す。図5(a)は、回収トナーボックス30が取り外された第一の状態における画像形成装置10の斜視図、図5(b)は、回収トナーボックス30が取り付けられた第二の状態における画像形成装置10の斜視図を示す。回収トナーボックス30は、プロセスカートリッジPの挿抜方向に沿ってスライドして本体に装着可能となっている。
第一の状態は前記複数プロセスユニットPのクリーニング装置15の回収トナー受渡部50が完全に回収トナーボックス10の外部にあり、回収トナーボックス30が画像形成装置10から取り外された状態である。そして第二の状態は、回収トナーボックス30が画像形成装置10の正面から挿抜され、複数プロセスユニットPのクリーニング装置15の回収トナー受渡口50が完全に回収トナーボックス30に接続された状態である。同時に中間転写ベルトクリーニング装置18と回収トナーボックス30も接続された状態である。
第一の状態では、受渡部50が接続される受入口37と収容部32の間は封止部材36(図4(c))によって封止される。封止部材36は引張バネ40によって付勢されており、回収トナーボックスが第一の状態にあるとき、常に封止状態を保つ。受入口37には受入口シャッター41が各々設けられており、受入口シャッター41は封止部材36に連動して開閉し、第一の状態にあるとき常に封止状態が保たれている。
同様に、中間転写ベルトクリーニング装置18と回収トナーボックス30の接続口にはシャッター38が設けられ、図示しないバネによって付勢されたシャッター38がスライドすることによって接続口は封止される。
回収トナーボックス30が画像形成装置に接続され第二の状態になると、受入口シャッター41が受渡部50と当接し開放される。受入口シャッター41と連動することで封止部材36がスライドし、受入口37と収容部32の間が開放される。
シャッター38も画像形成装置に装着される際にスライドし、中間転写ベルトクリーニング装置18との接続口が開放される。
第二の状態において、現像装置クリーニング装置15で回収された使用済みトナーは、受渡部50が受入口37を通して回収トナーボックス30内に収容され状態で受渡口51から排出される。
回収トナーボックス30へと排出された回収トナーは、撹拌スクリュー31の高さにまで溜まると撹拌スクリュー31によって収容部32内でまんべんなく均されながら、収容部32の両端からトナー量検知部39に向けて搬送される。
収容部32内で均された回収トナーがトナー量検知部39の上側に設けられた入口39aに到達すると、回収トナーはトナー量検知部39の内側に入り込む。トナー量検知部39は図示しない光学式検知センサによって常時監視されており、トナー量検知部入口39aから入り込んだ回収トナーが検知部分39bに溜まり、光学センサの光線が遮断されると、その情報がコントローラ23へと伝えられる。トナー量検知部が反応した直後、あるいは検知後から所定の枚数印刷後、回収トナーボックス30が回収トナーで満タンであると判定し、ユーザーに回収トナーボックス30を交換するようユーザーに向けて通知する。ここで検知センサは、収容部に回収された回収トナーの粉面がある一定の高さに入ったのち、トナー量検知部に入り込んだことを直接的・間接的に検知する方式であれば周知の方法で検知可能である。例えば、光学式以外に超音波センサやインダクセンサ等の非接触方式、ピエゾセンサやプッシュスイッチを用いた接触方式等が考えられる。
受入口37と収容部32の間を封止部材36が封止する際、封止部材36はトナー量検知部入口39aと収容部32との間も封止する。すなわち、各色のプロセスユニットPと回収トナーボックス30が第一の状態にある時、トナー量検知部入口39aは封止され、トナー量検知部39bにトナーが入り誤検知することが防止されている。
次に、本発明の特徴となるプロセスカートリッジの飛び出し防止形状60について説明する。
近年、画像形成装置自体において、使用者が快適に操作できるように十分に考慮し、何事も容易に操作や交換ができるように求められている。さらに初期設置作業をできるだけ少なくし、電源を入れるとすぐに画像が出力できるような仕組みを取り入れるようになってきている。このような状況において、消耗品であるプロセスカートリッジPの初期出荷形態は、画像形成装置と同梱出荷して自動で設置できる設定になっていることが望ましい。
出荷時の画像形成装置は段ボールで梱包されており、段ボールと画像形成装置の底面、側面、上面には、それぞれ緩衝剤を介している。出荷後は、空路・海路・陸路等によって輸送される。電源を入れてすぐに画像出力を可能にするには、こういった輸送中に発生する振動や落下等、通常想定されるあらゆる輸送条件を考慮する必要がある。
本実施例のように前側板に設けられた開口部から画像形成装置にプロセスカートリッジを挿抜する方式を採用する場合、前面を下にした落下時による衝撃が加わった場合でもプロセスカートリッジが飛び出ることのない構成が求められる。
対策の一つとして可逆部材を利用した引き込み機構により、プロセスカートリッジに奥突き当て方向の付勢力を加えることで前面からの飛出しを抑制する構成が考えられる。しかし、約40Gにもなる落下の衝撃に耐え得るばね付勢力をプロセスカートリッジに加える場合、挿抜時の操作性は著しく悪化してしまう。別な対策として、ロック部材を手動で切り替えることによって装着状態と挿抜状態を切り替える方式も考えられるが、挿抜とは異なる操作が1手順増えることになる。
そこで、プロセスカートリッジの挿抜に連動して装着状態と挿抜状態を切り替え、かつプロセスカートリッジの操作性を悪化させない方式として、本実施例では回動する回動部材61を用いた飛び出し防止機構60を用いる。
[プロセスカートリッジの飛び出し防止機構]
飛び出し防止機構60の概略を図6に示す。図6は図5(a)における60a〜dを拡大した飛び出し防止機構60の図であり、画像形成装置10にプロセスカートリッジPが取付けられた状態である。飛び出し防止機構60は、回動部材61と、回動部材を回動可能に支持する回動軸62を有する。そして、回動部材61は、後述するように、回収トナーボックス30の着脱動作に伴って回動可能とおり、回収トナーボックス30が装着位置にあるときに回収トナーボックス30によって回動が規制される規制位置に位置される。この位置では、前記プロセスカートリッジが脱方向へ移動することが規制可能となっている。また、回動部材61は、回収トナーボックス30が本体から脱された場合に、プロセスカートリッジPの脱方向への規制が解除される解除位置に回動可能に設けられている。
飛び出し防止機構60の動作を説明するため、図6のB−B断面図を図7に示す。図7(a)はプロセスカートリッジP及び回収トナーボックス30が画像形成装置10から取り外された状態である。図7(b)はプロセスカートリッジPが画像形成装置10に装着された状態、図7(c)はプロセスカートリッジPと回収トナーボックス30が装着された状態をそれぞれ示す。
図7(a)に示す様に、プロセスカートリッジPが画像形成装置から取り外された状態では、プロセスカートリッジP挿入時に障害とならないよう、回動部材61はプロセスカートリッジPの挿入口から退避した位置にある。
プロセスカートリッジPが画像形成装置10に挿入されると、プロセスカートリッジPに設けられた当接形状117が回動部材61の回動当接部61aに当接し、回動部材61は回動し持ち上げられた状態で保持され図7(b)の状態になる。
本実施例では、回動部材61は、先端部である当接面61cの自重により、プロセスカートリッジPが挿入されていない状態では、挿入口から退避し、図7(a)の位置に配置することができる。このため、簡易な構成でプロセスカートリッジPの挿入動作が回動部材61によって阻害されることを防止できる。
さらに、回収トナーボックス30が挿入されると回収トナーボックス側の当接面42と回動部材の当接面61cが当接し、さらに回動部材61を回動させる。
このとき、回収トナーボックス30の当接面42は、回収トナーボックス30の装着方向下流に向かって低くなるように傾斜するテーパー部を備える。そのため、回収トナーボックス30の装着動作に伴って回動部材61の回動がスムーズに行われるようにガイド可能となっている。そして、回収トナーボックス30の当接面42の装着方向上流側には、水平方向に平坦な平坦部が設けられている。図7(c)のように、回収トナーボックス30が装着完了したときに、この平坦部は回動部材61の回転を規制する規制部として機能している。即ち、回収トナーボックス30は、装着位置において回動部材61をプロセスカートリッジPの挿入方向と略直交する方向から当接、規制する規制部を有する。このため、回収トナーボックス30を装置本体に装着した後に、回収トナーボックス30が回動部材61の反力によって脱方向への力を受けることはほとんどない。
一方、図7(c)のように、回収トナーボックス30が装着位置に装着されると、回動部材61のプロセスカートリッジ当接面61bは、プロセスカートリッジ側の当接部材115に当接し、プロセスカートリッジPが脱方向に移動することを規制する。従って、回動部材61は、当接面61c、当接面61bによって、プロセスカートリッジが本体から飛び出す方向(カートリッジ挿抜方向)に力を受けた場合に、それと直交方向に力を変換可能な構成となっている。
このように、回動部材61は、回収トナーボックス30が装着されたときに、プロセスカートリッジPの挿入方向と交差する方向から回収トナーボックス30によって回動が規制されることで、プロセスカートリッジPの脱方向への移動を規制可能となっている。
尚、本実施例では、回動部材の回収トナーボックスによる規制方向は、プロセスカートリッジPの挿入方向と直交方向する方向を例に説明したが、必ずしも完全に直交する必要はない。プロセスカートリッジPの挿入方向と交差する方向であれば、プロセスカートリッジが本体から飛び出す方向(カートリッジ挿抜方向)への力を抑制することができる。但し、好ましくは、回動部材の回収トナーボックスによる規制方向は、プロセスカートリッジPの挿入方向と直交方向に対して10度以内であることが好ましい。
本構成の場合、仮に装置が前方に落下したとしても、プロセスカートリッジは図7(c)の左方向に移動しようとするが、その加重は回動部材61によって図7(c)の下方向の加重に変換され回収トナーボックス30に加えられる。回収トナーボックス30は画像形成装置10によって図7(c)下方向の移動が規制されている。引き込み力によってプロセスカートリッジPの飛び出し加重に対応する方式とは異なり、回収トナーボックス30自体の剛性でプロセスカートリッジの飛び出し加重に対応することができる。そのため、プロセスカートリッジPや回収トナーボックス30の挿抜力に影響することなく、プロセスカートリッジの飛び出しを抑制することができる。
本実施例では、回収トナーボックス30の当接面42を、回収トナーボックスの側面から突出した突出部の上面に設けられている。このように突出した形状部で回動部材を受ける構成のため、剛性が確保しやすい形状となっている。
また、本実施例では、回収トナーボックス30は、プロセスカートリッジPの装着方向に沿ってスライドして装着される構成となっているため、装着時に回動部材が61が図7(b)から図7(c)の状態への回動がスムースに行うことができる。
また、本実施例では、回動部材61を規制位置に回動させるにあたって、回動部材61の回動動作を回収トナーボックス30を本体前奥方向にスライドさせるスライド動作によって行っている。このため、回収トナーボックス30と回動部材61がスムーズに干渉するため、回動部材61の回動動作がスムーズに行える構成となっている。
[プロセスカートリッジの付勢による位置決め]
飛び出し防止機構60を採用する場合、前方落下後に回動部材61のプロセスカートリッジ当接面61bとプロセスカートリッジ側の当接部材115が当接した状態で、後側板103側とプロセスカートリッジPの位置精度を出す必要がある。本実施例のように、後側板103側でトナー補給部100、現像駆動部101、感光体駆動部102及び接点部99とプロセスカートリッジPが接続される場合は特に必要となる。しかし、実際はプロセスカートリッジの寸法ばらつき・側板間の寸法ばらつき・ロック部材の寸法ばらつき・固定部材の位置精度の影響を受けるため、プロセスカートリッジPの位置はばらつきを持ってしまう。この課題は、プロセスカートリッジPと固定部材である回収トナーボックス30の間に弾性部材を設けることによって解決することができる。
本実施例では、プロセスカートリッジPは、プロセスカートリッジPの挿抜方向にプロセスカートリッジPを付勢可能な付勢部としての圧縮バネ116が設けられている。そして、図7(c)の固定状態において、当接部材115は圧縮バネ116によってプロセスカートリッジPの挿抜方向(挿入方向下流側)に付勢されている。回動部材61も当接部材115を介して圧縮バネ116によって回動方向に付勢されているが、回収トナーボックス30が装着された状態では回収トナーボックス側の当接面42と回動部材の固定部材当接面61cが当接している。このため、回動部材61の回動は規制される。そして、固定された回動部材61の反力によってプロセスカートリッジPは、画像形成装置10の後側板103に突き当て方向(装置本体奥側)に付勢され、プロセスカートリッジPの挿抜方向に関して位置決めされる。こうして、プロセスカートリッジPは、トナー補給部100、現像駆動部101、感光体駆動部102及び接点部99と確実に接続される。圧縮バネ116を用いることで、プロセスカートリッジPは後側の突き当てによって位置精度を保証しながら、回動部材61によって前方落下時の飛び出しを抑制する効果を得ることができる。
本実施例では、画像形成装置としてタンデム型画像形成装置を例として説明したが、その他各種画像形成装置においても本発明は適用可能である。
14a 現像装置
11a 感光体ドラム
30 回収トナーボックス
60 飛び出し防止機構
61 回動部材

Claims (7)

  1. 装置本体に着脱可能に設けられたプロセスカートリッジと、
    装置本体に着脱可能に設けられ、前記プロセスカートリッジの挿入方向上流側で前記プロセスカートリッジに対して着脱可能に接続され、前記プロセスカートリッジから排出されるトナーを回収する回収容器と、
    前記回収容器の着脱動作に伴って回動可能な回動部材であって、前記回収容器が装着位置にあるときに前記プロセスカートリッジの挿入方向と交差する方向から前記回収容器によって回動が規制されることで、前記プロセスカートリッジが脱方向へ移動することを規制可能な第1位置に回動され、前記回収容器が本体から脱された場合に、前記プロセスカートリッジの規制が解除される第2位置に回動可能な回動部材と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記回収容器は、本体に対してスライドすることで装着可能となっており、前記回収容器は、スライド動作に伴って前記回動部材と干渉して前記回動部材を回動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記回収容器は、装着時に前記回動部材と接触する位置に設けられ、前記回収容器の装着方向下流に向かって低くなるように傾斜するテーパー部と、前記テーパー部よりも前記回収容器の装着方向上流側に設けられ、装着位置において前記回動部材を前記プロセスカートリッジの挿入方向と略直交する方向から規制する規制部と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記プロセスカートリッジは、前記プロセスカートリッジの挿抜方向に前記プロセスカートリッジを付勢可能な付勢部を備え、前記付勢部は、前記回動部材が前記第1位置に位置されたときに前記プロセスカートリッジを前記挿入方向下流側に付勢して前記プロセスカートリッジを装置本体奥側に対して位置決めすることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記プロセスカートリッジは、前記プロセスカートリッジの挿入方向下流側で装置本体と接続され、前記プロセスカートリッジに駆動を伝達するための駆動入力部を備えることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記プロセスカートリッジは、前記プロセスカートリッジの挿入方向下流側で装置本体と接続され、装置本体と電気的に接続する接点部を備えることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記回収容器の前記回動部材によって当接される当接部は、前記回収容器の側面から突出した突出部であることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の画像形成装置。
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