JPH058813Y2 - - Google Patents

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JPH058813Y2
JPH058813Y2 JP1987011669U JP1166987U JPH058813Y2 JP H058813 Y2 JPH058813 Y2 JP H058813Y2 JP 1987011669 U JP1987011669 U JP 1987011669U JP 1166987 U JP1166987 U JP 1166987U JP H058813 Y2 JPH058813 Y2 JP H058813Y2
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JP
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transmission cover
mower deck
mower
cover
transmission
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、モアーの伝動カバー取付装置に関す
るものである。
(従来の技術) トラクタ等に装着して使用するモアーにおいて
は、モアーデツキの下側に複数個の刈刃体を配置
し、これをモアーデツキ上に備えた巻掛伝動機
構、例えばベルト伝動機構を介して駆動するよう
にしたものである。
この種のモアーでは、ベルト伝動機構を刈草等
から保護するためにモアーデツキ上に伝動カバー
を設け、その周縁部を多数のボルトによりモアー
デツキに着脱自在に取付けている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来は、前述のように伝動カバーを多数のボル
トによりモアーデツキに取付けていたので、ベル
ト伝動機構のメンテナンスに際しての伝動カバー
の取付け取外しが非常に煩雑になると云う欠点が
あつた。特にトラクタに装着して使用するモアー
の場合、モアーデツキ上に装着装置があるため、
それを避けながら大きな伝動カバーを着脱する作
業は非常に困難であつた。
本考案は、このような従来の問題点を鑑み、伝
動カバーを極く簡単な操作で容易に着脱できるよ
うにすることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、そのための手段として、モアーデツ
キ13の下側に配置された刈刃体14を駆動する
ための巻掛伝動機構15をモアーデツキ13上に
備え、この巻掛伝動機構15をおおう伝動カバー
26をモアーデツキ13上に着脱自在に取付けて
成るモアーにおいて、伝動カバー26を上方に向
けて山形状に突出するように変形可能に構成し、
モアーデツキ13上に、伝動カバー26の両端部
をその離間方向への移動を規制すべく係合する対
の係合具30を設け、伝動カバー26を上方に向
けて山形状に変形した状態に保持するように、前
記対の係合具30の離間幅を、伝動カバー26の
幅よりも小さく形成し、伝動カバー26を伸展さ
せるように下方に押えてモアーデツキ13側に固
定する固定具32を設けたものである。
(作用) 伝動カバー26をモアーデツキ13に取付ける
時には、4個の係合具30にカバー板27,28
を係合させ、ボルト32をねじ孔34に螺合して
伝動カバー26の屈折部近傍を下方に押え付け
る。
取外す際には、上記の逆の順序で行なう。
(実施例) 以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第1図乃至第3図において、1はトラクタ車
体、2は前車軸ケース、3は前輪である。4はト
ラクタ車体1の前端部に設けられたステツプで、
このステツプ4にハンドルポスト5を介してハン
ドル6が設けられている。7は運転席である。
8はモアーで、トラクタ車体1の前方に連結リ
ンク9及び吊上げ装置10を介して装着されてい
る。連結リンク9は左右一対あり、その各連結リ
ンク9の後端はトラクタ車体1側に上下動自在に
枢着されている。吊上げ装置10は左右一対のリ
フトシリンダ11と、これによつて上下揺動自在
なリフトアーム12とを備え、リフトシリンダ1
1の伸縮によりモアー8が昇降自在である。
モアー8は、モアーデツキ13と、このモアー
デツキ13の下側に配置された三枚の刈刃体14
を有し、その刈刃体14はモアーデツキ13上に
設けられたベルト伝動機構15を介して駆動され
るようになつている。モアーデツキ13は前部側
を上方に突出させて形成した刈草通路16を有
し、その通路16は一側の放出口17側に連通状
となつている。なお、モアーデツキ13にはリミ
ツトゲージ輪18、刈高さ調節用ゲージ輪19が
取付けられている。
刈刃体14は縦方向の回転軸20を介してモア
ーデツキ13に支持されている。ベルト伝動機構
15は各回転軸20に固設されたプーリー21
と、テンシヨンプーリー22とにベルト23を掛
装して成る。また三枚の刈刃体14の内、中央の
刈刃体14の回転軸20は原動用であつて、ギヤ
ーケース24内のベベルギヤー機構を介して入力
軸25に連動連結されている。なお、ギヤーケー
ス24はモアーデツキ13にブラケツトを介して
取付けられている。
ベルト伝動機構15は、ギヤーケース24の左
右両側でモアーデツキ13上に設けられた伝動カ
バー26によりおおわれている。伝動カバー26
はL字状の2枚のカバー板27,28を蝶番29
により屈折自在に枢着して成る。一方、モアーデ
ツキ13上には、各伝動カバー26の左右両端部
に対応するように、モアーデツキ13の中央部及
び左右両端部側に夫々前後一対ずつの係合具30
が設けられている。各係合具30は、第4図に示
すように、舌片をモアーデツキ13上面に溶接等
で固着したものであつて、モアーデツキ13との
間に伝動カバー26の端縁側を挿入して上下から
挾むようになつている。
伝動カバー26の屈折部には、第5図及び第6
図に示すようにノブ31付きのボルト32が上下
に挿通されており、このボルト32は、伝動カバ
ー26の両端部を係合具30に係合させた状態
で、モアーデツキ13側のブラケツト33に形成
したねじ孔34に螺合させることにより、伝動カ
バー26を伸展方向に押え付けてモアーデツキ1
3側に固定するようになつている。ボルト32に
は押え用の鍔部35と抜止めピン36とが設けら
れている。なお、このボルト32は固定具を構成
するものである。ノブ31に代えてレバー37を
設けても良い。伝動カバー26のギヤーケース2
4と反対側の端部は開放状である。
上記構成によれば、伝動カバー26の取付状態
では、両端が前後で夫々の係合具30に係合し、
かつ伝動カバー26中央の屈折部がボルト32で
モアーデツキ13側のブラケツト33に押圧して
締付けられており、従つて、伝動カバー26は係
合具30から外れることなく確実に固定できる。
また伝動カバー26は2枚のカバー板27,28
が若干く字状に屈折した状態にあるので、ボルト
32による押え力が各カバー体27,28に対し
て係合具30への係合方向に作用しており、伝動
カバー26のガタ付きも防止できる。
ベルト伝動機構15のメンテナンスに際して
は、ボルト32をブラケツト33のねじ孔34か
ら抜き、伝動カバー26の中央側をノブ31を持
つて上方に引き上げると、2枚のカバー板27,
28が蝶番29廻りに屈折するので、各カバー体
27,28の端部が係合具30から外れ、伝動カ
バー26を簡単に取外すことができる。この場
合、伝動カバー26上には連結リンク9がある
が、伝動カバー26が屈折するため、一枚の大き
なものに比較してモアーデツキ13上での取扱い
も容易である。
伝動カバー26を取付ける際には、前述とは逆
の手順で行ない、ボルト32をブラケツト33の
ねじ孔34に螺合すれば良く、この場合の作業も
容易である。
なお、実施例では、固定具としてボルト32を
例示したが、これは引掛式の金具等であつても良
い。
またモアー8はフロントマウント型の他、ミツ
ドマウント型、リヤマウント型等であつても同様
に実施できる。
ベルト伝動機構15に代えてチエーン等の巻掛
伝動機構を用いても良い。
ボルト32は屈折部の近傍であれば、カバー体
27,28の何れか一方に設けても良い。
蝶番29にはカバー板27,28を屈折方向に
付勢するつる巻バネを組込んでも良い。
(考案の効果) 本考案によれば、伝動カバー26を上方に向け
て山形状に突出するように変形可能に構成し、モ
アーデツキ13上に、伝動カバー26の両端部を
その離間方向への移動を規制すべく係合する対の
係合具30を設け、伝動カバー26を伸展させる
ように下方に押えてモアーデツキ13側に固定す
る固定具32を設けたので、従来のように多数の
ボルトを廻す必要がなく、伝動カバー26を簡単
に着脱することができる。
また、伝動カバー26を上方に向けて山形状に
変形した状態に保持するように、前記対の係合具
30の離間幅を、伝動カバー26の幅よりも小さ
く形成したので、対の係合具30を伝動カバー2
6の両端部に対して甘く係合するように形成して
いても、固定具32で伝動カバー26を伸展させ
るように下方に押えることによつて、対の係合具
30に対して伝動カバー26の両端部を強く圧着
させて、伝動カバー26をガタ付かないように強
固に固定することができる。しかも、係合具30
を甘く形成できるため、伝動カバー26の係合具
30への係合及び係合解除が非常に楽になし得る
ようになり、この点からも伝動カバー26をより
一層簡単かつ確実に着脱できるようになり、その
実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は平面
図、第2図は側面図、第3図はモアーの要部の背
面断面図、第4図は第3図の係合具の拡大図、第
5図は第3図の固定具の拡大断面図、第6図はそ
の平面図である。 13……モアーデツキ、14……刈刃体、15
……ベルト伝動機構、20……回転軸、26……
伝動カバー、27,28……カバー体、30……
係合具、32……ボルト(固定具)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モアーデツキ13の下側に配置された刈刃体1
    4を駆動するための巻掛伝動機構15をモアーデ
    ツキ13上に備え、この巻掛伝動機構15をおお
    う伝動カバー26をモアーデツキ13上に着脱自
    在に取付けて成るモアーにおいて、 伝動カバー26を上方に向けて山形状に突出す
    るように変形可能に構成し、モアーデツキ13上
    に、伝動カバー26の両端部をその離間方向への
    移動を規制すべく係合する対の係合具30を設
    け、伝動カバー26を上方に向けて山形状に変形
    した状態に保持するように、前記対の係合具30
    の離間幅を、伝動カバー26の幅よりも小さく形
    成し、伝動カバー26を伸展させるように下方に
    押えてモアーデツキ13側に固定する固定具32
    を設けたことを特徴とするモアーの伝動カバー取
    付装置。
JP1987011669U 1987-01-28 1987-01-28 Expired - Lifetime JPH058813Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987011669U JPH058813Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987011669U JPH058813Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

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Publication Number Publication Date
JPS63119323U JPS63119323U (ja) 1988-08-02
JPH058813Y2 true JPH058813Y2 (ja) 1993-03-04

Family

ID=30799091

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987011669U Expired - Lifetime JPH058813Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0353632Y2 (ja) * 1985-06-19 1991-11-25

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JPS63119323U (ja) 1988-08-02

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