JPH0587950A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

Info

Publication number
JPH0587950A
JPH0587950A JP3248037A JP24803791A JPH0587950A JP H0587950 A JPH0587950 A JP H0587950A JP 3248037 A JP3248037 A JP 3248037A JP 24803791 A JP24803791 A JP 24803791A JP H0587950 A JPH0587950 A JP H0587950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic timepiece
calendar
rotor
display
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3248037A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Ohira
辰夫 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP3248037A priority Critical patent/JPH0587950A/ja
Publication of JPH0587950A publication Critical patent/JPH0587950A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】時刻表示用の指針と他の部材とをそれぞれ独立
に回転駆動することができ且つ構造が簡単で小型化、薄
型化が容易な電子時計を提供することである。 【構成】電子時計のケース内に格納されるハウジング5
は、その中央部に時針及び分針を回転駆動するためのア
ナログムーブメント9が埋設され、周辺部にはロータ1
4、ステータ15、及び圧電素子16からなるリング状
の超音波モータを収納する孔19を備えている。ロータ
14には、「1」から「31」までの日付が印刷された
カレンダ板18が固定され、超音波駆動により矢印Aの
方向に1日に一度カレンダ板18に印刷された日付の数
字1日分だけ回転する。文字盤6には中央に時針及び分
針の回転軸用の孔、周辺部にカレンダ表示用の窓20を
有しており、カレンダ板18に印刷された日付を表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、時刻を指示する指針をス
テップモータで回転させると共に、指針とは異なる部材
を超音波モータで回転させてカレンダ等を表示する電子
時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、指針式電子時計において、時刻を
表示する指針ばかりでなく、他の部材を回転させること
により時刻表示以外の機能を持たせたものが知られてい
る。
【0003】
【従来技術の問題点】しかし、上記従来の指針式電子時
計において、時刻表示する指針を回転駆動するためのス
テップモータを、他の部材を回転駆動するために利用す
ると、時刻表示する指針の回転周期に従って他の部材を
回転させなければならないため他の部材の回転周期が制
約を受け、自由な機能設計が出来ないという問題があっ
た。さらにまた、時刻表示する指針と他の部材とを回転
させるためにトルクの大きな大型のステップモータを用
いなければならず小型の時計を設計できないという問題
もあった。この問題を解決するために、時刻表示用の指
針を駆動するステップモータとは別に、他の部材用とし
て小型のステップモータを設けた場合、この小型のステ
ップモータの小さなトルクから大きな駆動力を得るため
に、モータを高速に回転させておき、減速機構を介して
他の部材に回転駆動を伝達する方法を採る必要があり、
この減速機構を設ける構造が複雑になるという欠点があ
った。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は時刻表示用の指針と他の部材とをそ
れぞれ独立に回転駆動することができ且つ構造が簡単で
小型化、薄型化が容易な電子時計を提供することにあ
る。
【0005】
【発明の要点】本発明は、上記目的を達成するために、
時刻表示用の指針をステップモータで回転させ、他の部
材をリング状の超音波モータで回転させるようにして、
その超音波モータ機構の内側に、上記時刻表示用の指針
に対するステップモータからの回転駆動伝達機構を設け
るようにしたことを要点とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の一実施例に係る電
子時計の内部構成を示す断面図であり、また図2はその
分解斜視図である。電子時計1は、本体側面を形成する
ケース2、本体上面を被うガラス3、及び本体底面を被
う裏蓋4で構成される外殼を有している。その外殼内部
には、各種の時計構成部材を収納するハウジング5が設
けられ、そのハウジング5の上面を被って文字板6が取
り付けられている。その文字板6とガラス3との間に
は、中央で回転する2重構造の回転軸にそれぞれ取り付
けられ、回転しながら時刻を指示する時針7及びその時
針7とガラス3の間に在って回転しながら分を指示する
分針8が設けられている。
【0007】ハウジング5の中央には時針7及び分針8
を回転駆動するアナログムーブメント9が埋設され、そ
のアナログムーブメント9内には、中央で回転する2重
構造の回転軸に動力を伝達する輪列機構10、その輪列
機構10に動力を供給するステップモータ11が配設さ
れている。
【0008】ハウジング5の底部には回路基板12が設
けられ、また、この回路基板12に電力を供給する電池
13を収納する穴が設けられている。そして、ハウジン
グ5の周囲内側に円環状の孔が設けられ、その内部に
は、例えば特公平1-17354 号公報に示されている進行波
型の超音波モータが配置されている。超音波モータはリ
ング状の回転子からなるロータ14、そのロータ14に
回転を与えるリング状の弾性体からなるステータ15、
そのステータ15の底面に固定されてステータ15に振
動波を発生させるための複数の圧電素子16、及びその
圧電素子16に回路基板12からの高周波電圧を伝達す
る接点バネ17からなる。
【0009】また、ロータ14の上面には「1」から
「31」までの日付が印刷された幅広なリング状のカレ
ンダ板18が固定され、文字板6の3時方向にはカレン
ダ板18の1つの日付を露出するための窓20が形成さ
れている。
【0010】次に、上記構成の電子時計の動作を説明す
る。ロータ14、ステータ15及び圧電素子16からな
る超音波モータは、収納孔19に収納された状態で、ロ
ータ14を矢印Aの方向に1日に一度、ロータ14に固
定されたカレンダ板18に印刷された日付の数字1日分
だけ回転駆動する。小の月の日付調整、閏年の2月の日
付調整等は数日分の回転駆動により自動的に行う。これ
ら回転の制御は、特には図示しないが図1の回路基板1
2に設けられた制御回路により、一定周期のパルス信号
に基づいて、1日に一度の電圧印加処理がなされること
により行われる。
【0011】このように、リング状に形成した超音波モ
ータを用いることにより、極めて簡単な構成によるカレ
ンダ表示機能を設けることができる。また、その中央部
に従来同様の機構からなるアナログムーブメント9を埋
設することにより、時計内部の空間を無駄なく活用して
時針、分針による時刻表示を行うことが出来、特にアナ
ログムーブメント9の構成を変更する等の必要が全くな
く、小型化、薄型化が容易に実現出来る。
【0012】上記実施例においては、超音波モータによ
り日付を印刷したカレンダ板18を回転させて、窓20
を通して日付を表示するようにしているが、このような
表示方法に限ることなく、日付等の表示部分の方を固定
させ、超音波モータによりシャッター板を回転させて表
示部分を露出し或いは隠したりすることもできる。これ
を他の実施例として以下に説明する。
【0013】図3は、他の実施例に係る電子時計の内部
構成を示す断面図であり、図4はその分解斜視図であ
る。電子時計1′は、上記第1の実施例と全く同様の本
体側面を形成するケース2、本体上面を被うガラス3、
本体底面を被う裏蓋4及び各種の時計構成部材を収納す
るハウジング5が設けられている。そして、そのハウジ
ング5の上面を被っている後述する文字板6′、第1の
実施例と全く同様の構成の時針7、分針8、アナログム
ーブメント9が配設されている。また、ハウジング5の
底部の回路基板12、電池13を収納する穴も同様に設
けられている。さらに、ハウジング5の周囲内側の円環
状の孔、その内部に収納される超音波モータを構成する
リング状のロータ14、リング状のステータ15、複数
の圧電素子16及び接点バネ17も第1の実施例と全く
同様の構成である。
【0014】ロータ14には詳しくは後述するシャッタ
ー板18′が固定され、ロータ14と共に回転する。そ
のシャッター板18′に接するように直ぐ下方には液晶
表示装置21が設けられ、その液晶表示装置21を表示
駆動するためのLSI22が回路基板12上に備えられ
ており、液晶表示装置21とLSI22とは、回路基板
12及びインターコネクタ23を介して接続されてい
る。
【0015】文字板6には、12時方向と6時方向にそ
れぞれ中心角約60°の扇形の窓6′−1、6′−2が形
成されている。また、シャッター板18′には中心角約
60°の扇形のマスク部18′−1及び中心角約 120°の
扇形のマスク部18′−2と、中心角約60°の扇形の切
欠18′−3及び中心角約 120°の扇形の切欠18′−
4とが形成されている。
【0016】次に、上記構成の電子時計1′の動作を説
明する。まず、液晶表示装置21により例えば7曜カレ
ンダ、日付等が、文字板6′の扇形の2つの窓6′−
1、6′−2に対応する位置に表示される。超音波モー
タが回転し、ロータ14に固定されたシャッター板1
8′がロータ14と共に回転する。
【0017】シャッター板18′は、その回転角度によ
って、2つの扇形のマスク部18′−1、18′−2に
より、文字板6′の扇形の2つの窓6′−1、6′−2
を同時に閉じることが出来、また同時に開くことも出来
る。さらに、12時方向の切り欠き窓6′−1のみを開
くことも出来、また、6時方向の切り欠き窓6′−2の
みを開くことも出来る。こように4通りの表示(1つは
無表示となる)を任意に行うことが出来る。
【0018】尚、上記他の実施例においては、液晶表示
装置21により7曜カレンダ、日付等を表示するように
したが、液晶表示装置を用いず単に印刷によってカレン
ダ表示部分を構成するようにしてもよい。
【0019】また、上記2つの実施例において、ロータ
14に取り付ける回転板をカレンダ板18或いはカレン
ダ表示を開閉するシャッター板18′として、いずれも
カレンダ表示に用いているが、カレンダ表示に限定する
ことなく、クロノメータ、タイマー、デュアルタイム、
アラーム等の他の機能に利用してよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、時刻表示用の指針と他
の部材とをそれぞれ独立に回転駆動することができるの
で、指針駆動方法の制約を受けないため他の部材による
機能を任意に構成することが可能となる。また、他の部
材を回転駆動するために出力/重量比の大きな超音波モ
ータを使用するようにしているので、他のモータを使用
した場合に比較して軽量小型化、又は薄型化が実現でき
る。さらに、超音波モータ機構をリング状に構成し、そ
の超音波モータ機構の内側に、時刻表示する指針に対す
る回転駆動伝達機構及びステップモータを収納するよう
にしたので、時計内部の空間が有効に活用されるため、
更に時計の小型化、薄型化が容易に実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる電子時計の内部構成
を示す断面図である。
【図2】上記電子時計の主要部である超音波モータによ
る表示構成部分の分解斜視図である。
【図3】他の実施例に係わる電子時計の内部構成を示す
断面図である。
【図4】上記他の実施例に係わる電子時計の主要部であ
る超音波モータによる表示構成部分の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1、1′ 電子時計 2 ケース 3 ガラス 4 裏蓋 5 ハウジング 6、6′ 文字板 7 時針 8 分針 9 アナログムーブメント 10 輪列機構 11 ステップモータ 12 回路基板 13 電池 14 ロータ 15 ステータ 16 圧電素子 17 接点バネ 18 カレンダ板 18′ シャッター板 21 液晶表示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻を指示する指針を回転させるステッ
    プモータと、前記時刻を指示する指針とは異なる部材を
    回転させる超音波モータとを備えたことを特徴とする電
    子時計。
  2. 【請求項2】 前記超音波モータは、リング状の固定子
    からなるステータ部及びリング状の回転子からなるロー
    タ部を有し、前記リング状のステータ部及びリング状の
    ロータ部の内側に前記ステップモータ及び該ステップモ
    ータの回転を前記指針に伝達するための機構が配置され
    ていることを特徴とする請求項1記載の電子時計。
  3. 【請求項3】 前記超音波モータが回転させる部材は、
    カレンダ表示を行うための部材であることを特徴とする
    請求項1または2記載の電子時計。
JP3248037A 1991-09-26 1991-09-26 電子時計 Pending JPH0587950A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3248037A JPH0587950A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 電子時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3248037A JPH0587950A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 電子時計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0587950A true JPH0587950A (ja) 1993-04-09

Family

ID=17172261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3248037A Pending JPH0587950A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 電子時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0587950A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0564228A2 (en) * 1992-03-31 1993-10-06 Seiko Instruments Inc. Multi-function analog electronic timepiece
WO1999007063A1 (fr) * 1997-08-04 1999-02-11 Seiko Epson Corporation Actionneur, et horloge et element indicateur comportant ledit actionneur
JP2002354853A (ja) * 1997-08-04 2002-12-06 Seiko Epson Corp アクチュエータ、およびそれを用いた時計並びに報知装置
US8917578B2 (en) 2012-04-18 2014-12-23 Casio Computer Co., Ltd. Information display device and electronic timepiece
WO2017071133A1 (zh) * 2015-10-27 2017-05-04 歌尔声学股份有限公司 一种智能手表

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0564228A2 (en) * 1992-03-31 1993-10-06 Seiko Instruments Inc. Multi-function analog electronic timepiece
EP0564228A3 (en) * 1992-03-31 1995-07-19 Seiko Instr Inc Multi-function analog electronic timepiece
WO1999007063A1 (fr) * 1997-08-04 1999-02-11 Seiko Epson Corporation Actionneur, et horloge et element indicateur comportant ledit actionneur
JP2002354853A (ja) * 1997-08-04 2002-12-06 Seiko Epson Corp アクチュエータ、およびそれを用いた時計並びに報知装置
JP3387101B2 (ja) * 1997-08-04 2003-03-17 セイコーエプソン株式会社 アクチュエータ、およびそれを用いた時計並びに報知装置
US8917578B2 (en) 2012-04-18 2014-12-23 Casio Computer Co., Ltd. Information display device and electronic timepiece
WO2017071133A1 (zh) * 2015-10-27 2017-05-04 歌尔声学股份有限公司 一种智能手表

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6185158B1 (en) Small electronic apparatus having function display
US7027360B2 (en) Electronic timepiece with a date display function
US5023853A (en) Electric apparatus with silent alarm
US4426159A (en) Electronic time keeping device
JPH0587950A (ja) 電子時計
JP6903956B2 (ja) 電子時計
JP3063171B2 (ja) 電子時計
JPH01242987A (ja) 複合表示電子時計
JPS60113675A (ja) 電子時計のモ−タ−
JPS60111178A (ja) 指針表示式電子時計
JPH0618315Y2 (ja) 針式時計
JPH0355914Y2 (ja)
JP2501052Y2 (ja) 指針表示式多針時計
JPS6314312B2 (ja)
JPS6316715B2 (ja)
JPH0533990Y2 (ja)
JPS58112437A (ja) 小型同期電動機の減速歯車配列方法
JPS626191B2 (ja)
GB2064831A (en) Electronic time keeping device
JPH088474Y2 (ja) 発電機付腕時計および自動巻腕時計
JPH11194176A (ja) 時計の表示構造
JPH0453596Y2 (ja)
JP2992465B2 (ja) 目覚し時計
JPH11258361A (ja) 回転表示板付き時計の構造
JPH1082871A (ja) 時計の構造

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010306