JPH0587883U - Ptcヒーター - Google Patents
PtcヒーターInfo
- Publication number
- JPH0587883U JPH0587883U JP451791U JP451791U JPH0587883U JP H0587883 U JPH0587883 U JP H0587883U JP 451791 U JP451791 U JP 451791U JP 451791 U JP451791 U JP 451791U JP H0587883 U JPH0587883 U JP H0587883U
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- localization
- resistor
- ptc
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 PTC抵抗器とそれをはめこむ貫通孔の間の
接触緊密度不足を改善することを目的とする。 【構成】 本考案は一枚の導電性定位板と一枚の導電性
弾性板を使用し、この二枚の定位板と弾性板に或る数の
位置が相い向う正方形或いは長方形の貫通孔を設けて、
定位板の貫通孔にはその四内側面にアングル状の定位片
を付設し、これらの四本の定位片で包囲される空間にP
TC抵抗器をはめ込む。又弾性板の毎貫通孔には弾性を
持つ突出分を四内側面に横に突き出るように付設して、
PTC抵抗器を組み付けた定位板と弾性板が二枚の絶縁
板の中間に挟まれて組み付け合わされたら、それらの突
出片は各PTC抵抗器の一表面を弾性を以って押し付け
る様になり、それで抵抗器はその位置に堅固に保持され
る。
接触緊密度不足を改善することを目的とする。 【構成】 本考案は一枚の導電性定位板と一枚の導電性
弾性板を使用し、この二枚の定位板と弾性板に或る数の
位置が相い向う正方形或いは長方形の貫通孔を設けて、
定位板の貫通孔にはその四内側面にアングル状の定位片
を付設し、これらの四本の定位片で包囲される空間にP
TC抵抗器をはめ込む。又弾性板の毎貫通孔には弾性を
持つ突出分を四内側面に横に突き出るように付設して、
PTC抵抗器を組み付けた定位板と弾性板が二枚の絶縁
板の中間に挟まれて組み付け合わされたら、それらの突
出片は各PTC抵抗器の一表面を弾性を以って押し付け
る様になり、それで抵抗器はその位置に堅固に保持され
る。
Description
【0001】
本考案は電熱を必要とする電気器具に応用されるPTCヒーターに係る。
【0002】
一般に、従来のPTC(Positive Temperature Coefficient)抵抗器を使用す るヒーターの構造は、或る数のPTC抵抗器を二枚の導電性のある枠の間に挟み 合せて構成され、各枠に電気の両極に接続すれば、抵抗器が熱を発生するもので ある。
【0003】
ところで、二枚の導電性のある枠には各抵抗器を保持する貫通孔があって、発 生する熱の発散に供する。然しPTC抵抗器とその貫通孔の間の接触面は大体平 面状であるので、組み合せ後相互接触の緊密度が不充分の為に通電の効果を悪く し、甚だしい時には両者の間に間隙が生じて、抵抗器に電気が通じなく熱を発生 できないものもある。更に枠のPTC抵抗器をはめ付ける貫通孔の内側面も平面 である為、ヒーターがゆれ動いたらPTC抵抗器はその中で容易に傾き斜めにな るので組み合せ作業がやや困難である。
【0004】
上述の従来のPTCヒーターの欠点であるPTC抵抗器とそれをはめこむ貫通 孔の間の接触緊密度不足を改善する手段として、本考案は一枚の導電性定位板と 一枚の導電性弾性板を使用し、この二枚の定位板と弾性板に或る数の位置が相い 向う正方形或いは長方形の貫通孔を設けて、定位板の貫通孔にはその四内側面に アングル状の定位片を付設し、これらの四本の定位片で包囲される空間にPTC 抵抗器をはめ込む。又弾性板の各貫通孔には弾性を持つ突出片を四内側面に横に 突き出るように付設して、PTC抵抗器を組み付けた定位板と弾性板が二枚の絶 縁板の中間に挟まれて組み付け合わされたら、それらの突出片は各PTC抵抗器 の一表面を弾性を以て押し付ける様になり、それで抵抗器はその位置に堅固に保 持されて、定位板と弾性板との接触も極めて良好になり、たとえヒーター全体が ゆれても抵抗器がその貫通孔の中で動かないようにした。
【0005】
本考案の第1実施例のPTCヒーターは、図1,図2に示す如く、二枚の絶縁 板10と、一枚の導電性定位板20と一枚の導電性弾性板30と或る数のPTC 抵抗器40を組み合わせて構成される。二枚の絶縁体10は或る数の正方形或い は長方形の貫通孔11を設け、又定位板20と弾性板30にも同様な正方形或い は長方形の貫通口21,31を絶縁板10の貫通口11と同じ位置の所に設ける 。これらの三種の板が組み付け合わされた時、それらの貫通口11,21,31 は相互に向い合うようになる。定位板20に設けてある貫通口21は,その四内 側面に各一方のアングル状の定位片23を付設して、これらの四本の定位片23 は一個の抵抗器40をはめ入れる空間24を包囲形成する。又毎貫通孔21の上 下左右に隣接して網付貫通口22を設けておく。
【0006】 導電性弾性板30に設けてある貫通口31はその四内側面に定位板20の貫通 口21の空間24にはめてある抵抗器40に近い方に、弾性を持つ突出片33を 横斜めに突き出る様に付設する。又貫通口31の上下左右に隣接して、網付貫通 口32を付設し定位板20の網付貫通口22と向い合う。
【0007】 このヒーターを組み合わせる時は、光に一枚の絶縁板10と安定板をリベット で固く組み付け合せ、更に別の絶縁板と弾性板とを同様にリベットで固く組み付 け合せておく。それからPTC抵抗器40を定位板20の各貫通口21の空間2 4(勿論空間24のサイズは抵抗器40のサイズと合わせてある)にはめておく 。その後この二枚の絶縁板10と定位板20と弾性板30とを中間に挟むように 合せてボルトナットて固くしめ付けておけば、このヒーターは完成される。それ でヒーターを電気器具の中に組み付けて、定位板20と弾性体30に電気の両極 にそれぞれ接続して通電すれば、PTC抵抗器40は熱を発生する。
【0008】 ヒーターが完成されたら、弾性板30の各貫通口31に設けてある突出分33 は各PTC抵抗器40の一側面を弾性を持って押し付けられるので、各抵抗器4 0と定位板20と弾性板30との間の接触は極めて緊密で、又定位板20の貫通 口21の定位片23の包囲する空間24の中に定位されているので、相互の導電 性も非常に良好で、たとえ電気器具がショックを受けても抵抗器40はそんなに 容易に定位空間24からはずれたりすることは絶対起こらない。
【0009】 本考案の第2実施例は図3,図4に示す如く、第1実施例と同じく二枚の絶縁 板10と一枚の導電性定位板50と一枚の導電性弾性板60と或る数のPTC抵 抗器70を組み付け合わせて構成されるが、定位板50と弾性板60は第1実施 例の中の網付貫通孔22,32は皆網を付けてない貫通孔51,61になってい る点が異なる。定位板50と弾性板60の貫通孔51,61は第1実施例と同じ く、貫通孔51はその四内側面に各一本のアングル状定位片23を付設して、P TC抵抗器をはめ付ける空間52を形成し、又弾性板60はその四内側面に弾性 を持つ突出片62を付設してある。この第2実施例のヒーターは効率が大きく体 積が余り大きくない電気器具に適用される。
【0010】 更に、もしも絶縁板10の材質が耐熱性不足の場合には図5,図6に示す如く 、一枚の補強板80を定位板50と一枚の絶縁板10との間に、又同時に弾性板 60と別の絶縁板10との間に付け加える。勿論、補強体80の形状サイズは皆 絶縁板10と同じくして、この補強板80の増加設置により絶縁板が受ける熱量 と圧力を分離して絶縁板を補強できる。
【0011】
本考案のPTCヒーターは構造が簡単で組み合わせが容易で製造を迅速に行え る。且つPTC抵抗器が定位板と弾性板とで弾性を以ってしっかりとその位置に 保持されるので、ショックに耐えられ導電性も極めて良好である。
【図1】本考案の第1実施例の分解斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例の側面断面図である。
【図3】本考案の第2実施例の分解斜視図である。
【図4】本考案の第2実施例の側面断面図である。
【図5】本考案の第2実施例に補強板を増設したものの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図6】本考案の第2実施例に補強板を増設したものの
側面断面図である。
側面断面図である。
10 絶縁板 11 貫通孔 20 導電性定位板 21 貫通孔 22 網付貫通孔 23 定位片 24 定位空間 30 導電性弾性板 31 貫通孔 32 網付貫通孔 33 弾性突出片 40 PTC抵抗器 50 導電性定位板 51 貫通孔 52 定位空間 60 導電性弾性板 61 貫通孔 62 弾性突出片 70 PTC抵抗器 80 補強板
Claims (3)
- 【請求項1】 或る数の正方形或いは長方形の貫通孔を
持つ二枚の絶縁板の間に、或る数の同様な正方形或いは
長方形の貫通孔を持ち、この貫通孔はその四内側面に一
本のアングル状の定位片を付設して、一個のPTC(Po
sitive Temperature Coefficient)抵抗器を四本の定位
片が包囲して形成する空間にはめこめられた一枚の導電
性定位板と、或る数の同様な正方形或いは長方形の貫通
孔を持ち、この貫通孔の四内側面にPTC抵抗器に近い
側に各一本の横斜めに突出する弾性片を付設して、毎P
TC抵抗器の一側面を押しつめる様に形成した一枚の導
電性弾性板とを中間に挟んでボルトナットで固くしめつ
けて構成され、定位板と弾性板に電気の両極に接続して
通電すれば、PTC抵抗器は熱を発生するPTCヒータ
ー。 - 【請求項2】 その中の定位板の貫通孔のPTC抵抗器
をはめ入れる空間は、貫通孔の四内側面に、PTC抵抗
器より遠い方に付設したアングル状の定位片に包囲され
て形成されるPTCヒーター。 - 【請求項3】 その中の定位板と一枚の絶縁板の間と、
又弾性板と別の絶縁板の間とに、各一枚の補強板を挿設
して、絶縁板が受ける熱量と圧力を分担するPTCヒー
ター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991004517U JPH082952Y2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | Ptcヒーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991004517U JPH082952Y2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | Ptcヒーター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0587883U true JPH0587883U (ja) | 1993-11-26 |
JPH082952Y2 JPH082952Y2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=11586248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991004517U Expired - Lifetime JPH082952Y2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | Ptcヒーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082952Y2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5289841A (en) * | 1976-01-23 | 1977-07-28 | Hitachi Ltd | Heating apparatus |
JPS52111432A (en) * | 1976-03-16 | 1977-09-19 | Pilot Precision | Exposing method in photooetching |
JPS63115574A (ja) * | 1986-11-04 | 1988-05-20 | 加藤 正己 | 浴用遠赤外線装置 |
JPH02144874A (ja) * | 1988-11-28 | 1990-06-04 | Tokai Konetsu Kogyo Co Ltd | 導電性ハニカムセラミックス |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP1991004517U patent/JPH082952Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5289841A (en) * | 1976-01-23 | 1977-07-28 | Hitachi Ltd | Heating apparatus |
JPS52111432A (en) * | 1976-03-16 | 1977-09-19 | Pilot Precision | Exposing method in photooetching |
JPS63115574A (ja) * | 1986-11-04 | 1988-05-20 | 加藤 正己 | 浴用遠赤外線装置 |
JPH02144874A (ja) * | 1988-11-28 | 1990-06-04 | Tokai Konetsu Kogyo Co Ltd | 導電性ハニカムセラミックス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH082952Y2 (ja) | 1996-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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