JPH082952Y2 - Ptcヒーター - Google Patents

Ptcヒーター

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JPH082952Y2
JPH082952Y2 JP1991004517U JP451791U JPH082952Y2 JP H082952 Y2 JPH082952 Y2 JP H082952Y2 JP 1991004517 U JP1991004517 U JP 1991004517U JP 451791 U JP451791 U JP 451791U JP H082952 Y2 JPH082952 Y2 JP H082952Y2
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JP
Japan
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plate
ptc
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conductive
resistor
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Application number
JP1991004517U
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English (en)
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JPH0587883U (ja
Inventor
崇 泰 張
Original Assignee
張 崇泰
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電熱を必要とする電気器
具に応用されるPTCヒーターに係る。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来のPTC(Positive Tempe
rature Coefficient)抵抗器を使用するヒーターの構造
は、或る数のPTC抵抗器を二枚の導電性のある枠の間
に挟み合せて構成され、各枠に電気の両極に接続すれ
ば、抵抗器が熱を発生するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、二枚の導電
性のある枠には各抵抗器を保持する貫通孔があって、発
生する熱の発散に供する。然しPTC抵抗器とその貫通
孔の間の接触面は大体平面状であるので、組み合せ後相
互接触の緊密度が不充分の為に通電の効果を悪くし、甚
だしい時には両者の間に間隙が生じて、抵抗器に電気が
通じなく熱を発生できないものもある。更に枠のPTC
抵抗器をはめ付ける貫通孔の内側面も平面である為、ヒ
ーターがゆれ動いたらPTC抵抗器はその中で容易に傾
き斜めになるので組み合せ作業がやや困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の従来のPTCヒー
ターの欠点であるPTC抵抗器とそれをはめこむ貫通孔
の間の接触緊密度不足を改善する手段として、本考案は
一枚の導電性定位板と一枚の導電性弾性板を使用し、こ
の二枚の定位板と弾性板に或る数の位置が相い向う正方
形或いは長方形の貫通孔を設けて、定位板の貫通孔には
その四内側面にアングル状の定位片を付設し、これらの
四本の定位片で包囲される空間にPTC抵抗器をはめ込
む。又弾性板の各貫通孔には弾性を持つ突出片を四内側
面に横に突き出るように付設して、PTC抵抗器を組み
付けた定位板と弾性板が二枚の絶縁板の中間に挟まれて
組み付け合わされたら、それらの突出片は各PTC抵抗
器の一表面を弾性を以て押し付ける様になり、それで抵
抗器はその位置に堅固に保持されて、定位板と弾性板と
の接触も極めて良好になり、たとえヒーター全体がゆれ
ても抵抗器がその貫通孔の中で動かないようにした。
【0005】
【実施例】本考案の第1実施例のPTCヒーターは、図
1,図2に示す如く、二枚の絶縁板10と、一枚の導電
性定位板20と一枚の導電性弾性板30と或る数のPT
C抵抗器40を組み合わせて構成される。二枚の絶縁体
10は或る数の正方形或いは長方形の貫通孔11を設
け、又定位板20と弾性板30にも同様な正方形或いは
長方形の貫通口21,31を絶縁板10の貫通口11と
同じ位置の所に設ける。これらの三種の板が組み付け合
わされた時、それらの貫通口11,21,31は相互に
向い合うようになる。定位板20に設けてある貫通口2
1は,その四内側面に各一方のアングル状の定位片23
を付設して、これらの四本の定位片23は一個の抵抗器
40をはめ入れる空間24を包囲形成する。又毎貫通孔
21の上下左右に隣接して網付貫通口22を設けてお
く。
【0006】導電性弾性板30に設けてある貫通口31
はその四内側面に定位板20の貫通口21の空間24に
はめてある抵抗器40に近い方に、弾性を持つ突出片3
3を横斜めに突き出る様に付設する。又貫通口31の上
下左右に隣接して、網付貫通口32を付設し定位板20
の網付貫通口22と向い合う。
【0007】このヒーターを組み合わせる時は、光に一
枚の絶縁板10と安定板をリベットで固く組み付け合
せ、更に別の絶縁板と弾性板とを同様にリベットで固く
組み付け合せておく。それからPTC抵抗器40を定位
板20の各貫通口21の空間24(勿論空間24のサイ
ズは抵抗器40のサイズと合わせてある)にはめてお
く。その後この二枚の絶縁板10と定位板20と弾性板
30とを中間に挟むように合せてボルトナットて固くし
め付けておけば、このヒーターは完成される。それでヒ
ーターを電気器具の中に組み付けて、定位板20と弾性
体30に電気の両極にそれぞれ接続して通電すれば、P
TC抵抗器40は熱を発生する。
【0008】ヒーターが完成されたら、弾性板30の各
貫通口31に設けてある突出分33は各PTC抵抗器4
0の一側面を弾性を持って押し付けられるので、各抵抗
器40と定位板20と弾性板30との間の接触は極めて
緊密で、又定位板20の貫通口21の定位片23の包囲
する空間24の中に定位されているので、相互の導電性
も非常に良好で、たとえ電気器具がショックを受けても
抵抗器40はそんなに容易に定位空間24からはずれた
りすることは絶対起こらない。
【0009】本考案の第2実施例は図3,図4に示す如
く、第1実施例と同じく二枚の絶縁板10と一枚の導電
性定位板50と一枚の導電性弾性板60と或る数のPT
C抵抗器70を組み付け合わせて構成されるが、定位板
50と弾性板60は第1実施例の中の網付貫通孔22,
32は皆網を付けてない貫通孔51,61になっている
点が異なる。定位板50と弾性板60の貫通孔51,6
1は第1実施例と同じく、貫通孔51はその四内側面に
各一本のアングル状定位片23を付設して、PTC抵抗
器をはめ付ける空間52を形成し、又弾性板60はその
四内側面に弾性を持つ突出片62を付設してある。この
第2実施例のヒーターは効率が大きく体積が余り大きく
ない電気器具に適用される。
【0010】更に、もしも絶縁板10の材質が耐熱性不
足の場合には図5,図6に示す如く、一枚の補強板80
を定位板50と一枚の絶縁板10との間に、又同時に弾
性板60と別の絶縁板10との間に付け加える。勿論、
補強体80の形状サイズは皆絶縁板10と同じくして、
この補強板80の増加設置により絶縁板が受ける熱量と
圧力を分離して絶縁板を補強できる。
【0011】
【考案の効果】本考案のPTCヒーターは構造が簡単で
組み合わせが容易で製造を迅速に行える。且つPTC抵
抗器が定位板と弾性板とで弾性を以ってしっかりとその
位置に保持されるので、ショックに耐えられ導電性も極
めて良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の分解斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例の側面断面図である。
【図3】本考案の第2実施例の分解斜視図である。
【図4】本考案の第2実施例の側面断面図である。
【図5】本考案の第2実施例に補強板を増設したものの
分解斜視図である。
【図6】本考案の第2実施例に補強板を増設したものの
側面断面図である。
【符号の説明】
10 絶縁板 11 貫通孔 20 導電性定位板 21 貫通孔 22 網付貫通孔 23 定位片 24 定位空間 30 導電性弾性板 31 貫通孔 32 網付貫通孔 33 弾性突出片 40 PTC抵抗器 50 導電性定位板 51 貫通孔 52 定位空間 60 導電性弾性板 61 貫通孔 62 弾性突出片 70 PTC抵抗器 80 補強板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のPTC(Positive Te
    mperatureCoefficient)抵抗器
    と、 或る数の正方形或いは長方形の貫通孔を持つ二枚の絶縁
    と、 一個のPTC抵抗器の形状に対応した正方形或いは長方
    形の貫通孔を或る数有し、各貫通孔は、その四内側面の
    夫々に一つずつ4つのアングル状の定位片が付設してあ
    り、該4つのアングル状の定位片が、上記一個のPTC
    抵抗器をはめ入れる空間を包囲して形成してい る一枚の
    導電性定位板と、上記一個のPTC抵抗器の形状に対応した正方形或いは
    長方形の貫通孔を或る数有し、各貫通孔は、その四内側
    面の夫々に一つずつ4つの弾性片が付設してあり、該4
    つの弾性片は、上記導電性定位板の上記空間にはめ入れ
    られている一個のPTC抵抗器の一側面を押しつけるよ
    うに横斜めに突出している一枚の導電性弾性板とよりな
    り、 上記二枚の絶縁板が、上記複数のPTC抵抗器と、上記
    一枚の導電性定位板と、上記 一枚の導電性弾性板とを中
    間に挟んでボルトナットで固くしめつけてあり、且つ上
    記各PTC抵抗器が、上記導電性定位板の上記空間には
    め入れられて且つ上記導電性弾性板の上記4つの弾性片
    により上記4つのアングル状の定位片に押しつけられて
    固定してあり、且つ上記一枚の導電性定位板と上記一枚
    の導電性弾性板とに電気の両極接続して通電すること
    によって上記複数のPTC抵抗器熱を発生する構成と
    したPTCヒーター。
  2. 【請求項2】 上記定位板の貫通孔のPTC抵抗器をは
    め入れる空間は、貫通孔の四内側面に、PTC抵抗器よ
    り遠い方に付設したアングル状の定位片に包囲されて形
    成される構成とした請求項1記載のPTCヒーター。
  3. 【請求項3】 上記定位板と一枚の絶縁板の間と、又弾
    性板と別の絶縁板の間とに、各一枚の補強板を挿設し
    て、絶縁板が受ける熱量と圧力を分担する構成とした請
    求項1記載のPTCヒーター。
JP1991004517U 1991-02-07 1991-02-07 Ptcヒーター Expired - Lifetime JPH082952Y2 (ja)

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JP1991004517U JPH082952Y2 (ja) 1991-02-07 1991-02-07 Ptcヒーター

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JP1991004517U JPH082952Y2 (ja) 1991-02-07 1991-02-07 Ptcヒーター

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JPH0587883U JPH0587883U (ja) 1993-11-26
JPH082952Y2 true JPH082952Y2 (ja) 1996-01-29

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ID=11586248

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5289841A (en) * 1976-01-23 1977-07-28 Hitachi Ltd Heating apparatus
JPS52111432A (en) * 1976-03-16 1977-09-19 Pilot Precision Exposing method in photooetching
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JP2673899B2 (ja) * 1988-11-28 1997-11-05 東海高熱工業株式会社 導電性ハニカムセラミックス

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