JPH0587690A - クラツチ試験装置 - Google Patents

クラツチ試験装置

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JPH0587690A
JPH0587690A JP3117452A JP11745291A JPH0587690A JP H0587690 A JPH0587690 A JP H0587690A JP 3117452 A JP3117452 A JP 3117452A JP 11745291 A JP11745291 A JP 11745291A JP H0587690 A JPH0587690 A JP H0587690A
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Fumio Mizushina
文男 水科
Takashi Goto
隆 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動エンジンの出力トルクを加算して実際の
車両状態を模擬できると共に、1つの装置によりドライ
ブ条件及びコースティング条件の両方の条件の模擬試験
を行うことができ、しかも、正確に効率の良い模擬試験
を行うことのできるクラッチ試験装置の開発。 【構成】 フライホイールを有して車両負荷を模擬した
駆動モータ2と、駆動エンジンを模擬した低慣性の低慣
性駆動・吸収装置3と、クラッチ1を締結及び解放可能
なピストン4と、駆動モータ2および低慣性駆動・吸収
装置3の駆動を制御する駆動制御回路5とを備え、駆動
制御回路5は、駆動モータ2を、回転数制御可能に形成
され、一方、低慣性駆動・吸収装置3を、クラッチ解放
状態では回転数制御すると共に、クラッチ締結状態では
トルク制御するようピストン4に連動して制御可能に形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の駆動系を等価
模擬してクラッチの性能試験を行なうクラッチ試験装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クラッチ試験装置として最も一般
的に知られている装置は、図6に示すように、供試体と
してのクラッチ01の入力軸02上に設けられて、フラ
イホイール03を有し、実車に相当する負荷又はテスト
上必要とする負荷に形成された駆動モータ04と、クラ
ッチ01の出力側に固定された供試体ケース05と、ク
ラッチ01を締結及び解放するピストン06とを備えた
ものである。
【0003】そして、駆動モータ04を一定回転で運転
しておき、ピストン06を駆動させて、クラッチ01の
締結及び解放を繰り返し行うことにより試験を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来装置にあっては、クラッチ締結時に、図7に
示すようなトルク波形が生じるが、このトルク波形は、
フライホイール03及び駆動モータ04による実車に相
当する負荷又はテスト上必要とする負荷の慣性分だけし
か生じないもので、駆動エンジンの出力トルク性分が含
まれておらず、駆動エンジンを用いた状態を完全に模擬
できないという問題があった。
【0005】また、クラッチ01の入力軸02のみを回
転させるようになっているため、コースティング条件の
みの模擬試験しか行えず、ドライブ条件の模擬試験を行
うことができなかった。
【0006】しかも、クラッチの締結及び解放をスイッ
チ操作により行っていたため、クラッチの解放時期が一
定せずに、クラッチが完全に締結される前に解放した
り、逆に、クラッチの締結が成されてからしばらく後に
解放したりすることがあるもので、前者の場合には、正
確な模擬試験を行うことができず、また、後者の場合に
は、試験に要する時間が無用に長くなるという問題が生
じる。
【0007】本発明は、上述のような問題に着目してな
されたもので、駆動エンジンの出力トルクを加算して実
際の車両状態を模擬できると共に、1つの装置によりド
ライブ条件及びコースティング条件の両方の条件の模擬
試験を行うことができ、しかも、正確に効率の良い模擬
試験を行うことのできるクラッチ試験装置の開発を課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のクラッチ試験装置では、回転慣性体を有して
車両の慣性に応じた慣性に形成され、車両負荷を模擬し
て供試体としてのクラッチの入力側に設置される第1の
駆動・吸収手段と、駆動エンジンと同等に回転慣性を低
く抑えて形成され、駆動エンジンを模擬して前記クラッ
チの出力側に設置される第2の駆動・吸収手段と、前記
クラッチを締結及び解放可能なクラッチ締結手段と、両
駆動・吸収手段の駆動を制御する駆動制御手段とを備
え、該駆動制御手段は、第1駆動・吸収手段を、回転数
制御可能に形成され、一方、第2駆動・吸収手段を、ク
ラッチ解放状態では回転数制御すると共に、クラッチ締
結状態ではトルク制御するようクラッチ締結手段に連動
して制御可能に形成されていることを特徴とする手段と
した。
【0009】また、前記駆動制御手段は、上述の制御に
加えて、第2駆動・吸収手段に設けられたトルクセンサ
からの入力に基づき、クラッチ締結作動開始後、トルク
変化率が所定以下になったらクラッチ締結手段をクラッ
チ解放側に駆動制御可能に形成してもよい。
【0010】
【作用】クラッチの試験を行う時には、まず、クラッチ
締結手段の作動に基づきクラッチを解放状態としてお
き、この状態で第1の駆動・吸収手段及び第2の駆動・
吸収手段を試験目的に応じて駆動(吸収)させる。
【0011】この時、両駆動・吸収手段は、駆動制御手
段によりいずれも回転数制御されている。
【0012】次に、クラッチ締結手段を作動させてクラ
ッチを締結させる。このクラッチ締結作動に連動して第
2の駆動・吸収手段は、回転数制御からトルク制御に切
り換えられる。
【0013】このようなクラッチ締結時にあっては、車
両負荷の慣性に相当した第1の駆動手段のトルクに、駆
動エンジンに相当した慣性分の第2の駆動手段のトルク
が加算されることになる。
【0014】そして、締結が完全に終了した時点で、入
力側と出力側の回転数が一致する。
【0015】請求項2記載の装置の場合、このように締
結が完全に成されて、トルクセンサから入力されるトル
ク変化率が所定以下になると、駆動制御手段は、クラッ
チ締結手段をクラッチ解放側に駆動制御する。
【0016】そして、クラッチ締結手段によりクラッチ
を解放したら、第1・第2両駆動・吸収手段は、再び回
転数制御される。
【0017】以上により、クラッチ締結・解放の1回の
サイクルが終了するもので、これを繰り返して模擬試験
を行う。
【0018】尚、上述の試験に際し、ドライブ条件の試
験を行う場合には、出力側の回転数を入力側の回転数よ
りも高く設定しておく、一方、コースティング条件で試
験を行う時には、その逆に、入力側の回転数を出力側よ
りも高く設定しておく。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0020】まず、構成を説明する。
【0021】実施例のクラッチ試験装置は、図1に示す
ように、供試体としてのクラッチ1の入力軸1a上に車
両負荷の慣性に応じた所定の回転慣性のフライホイール
(回転慣性体)2aを有した駆動モータ(第1の駆動・
吸収手段)2と、駆動エンジンと同等に回転慣性を低く
抑えられ、クラッチ1の出力軸1b上に設置された低慣
性駆動・吸収装置(第2の駆動・吸収手段)3と、前記
クラッチ1を締結・解放可能なクラッチ締結手段として
のピストン4と、駆動モータ2,低慣性駆動・吸収装置
3及びピストン4の駆動制御を行う駆動制御手段5とを
備えている。尚、前記クラッチ1は、図示のように入力
軸1aの外周と出力軸1bに連結されたケース1cの内
周とに複数のプレート1dが設けられた多板クラッチ構
造となっている。
【0022】前記低慣性駆動・吸収装置3は、図2に示
すように、増速機構3aによりモータ3b,3cの回転
増速を行うもので、その増速比は、回転慣性をエンジン
と同等にするため10程度に設定している。尚、増速比
は、小さ過ぎると回転慣性の十分な低下を望めず、ま
た、大き過ぎるとモータ3b,3cの体格が大きくなる
ので、実用上適正な増速比範囲としては6〜20程度で
ある。また、前記増速機構3aの一例を示すのが図3で
あって、この増速機構3aは、複数の歯車gを組み合わ
せて構成されている。尚、図中bは軸受を示している。
【0023】次に、図4は、前記駆動制御手段5の、前
記低慣性駆動・吸収装置3のモータ3b,3cの駆動制
御を行う部分を示している。この部分は、回転速度セン
サ5aと、回転設定器5bと、エンジン出力模擬装置5
cと、締結スイッチ5dと、切換制御回路5eと、モー
タ制御部5fと、締結制御部5gと、トルクセンサ5m
とによって構成されていて、即ち、モータ3b,3c
は、回転設定器5bもしくはエンジン出力模擬装置5c
から出力される制御信号に基づいてモータ制御部5fか
ら出力される駆動信号により駆動制御される。 前
記回転設定器5b及び回転速度センサ5aは、前記クラ
ッチ1の出力軸1bの回転数を所定の回転数に設定すべ
くモータ3b,3cの駆動制御を行うもので、回転設定
器5bは、任意の回転数を選択できるようになってい
る。
【0024】前記エンジン出力模擬装置5cは、低慣性
駆動・吸収装置3がエンジンの出力を模擬したトルクを
発生させるようモータ3b,3cの駆動制御(トルク制
御)を行うもので、例えば、エンジン特性シミュレーシ
ョン制御プログラムを持ち、回転速度センサ5aや図外
のトルクセンサ等からの入力信号によりトルク目標値を
決めるつマイクロコンピュータを主体とする電子制御回
路により構成することができる。
【0025】前記回転設定器5bからの制御信号とエン
ジン出力模擬装置5cからの制御信号とは常時出力され
ていて、前記切換制御回路5eの切換作動に基づき、両
制御信号のうちのいずれか一方のみがモータ制御部5f
に入力されるようになっている。
【0026】この切換制御回路5eの切換作動は、前記
ピストン4をクラッチ締結側に操作する締結スイッチ5
dの投入及びトルクセンサ5mからの入力に連動して成
される。即ち、前記締結スイッチ5dは、締結制御部5
gの作動を切り換えるものであり、この締結スイッチ5
dの非投入時には、締結制御部5gがピストン4に対し
クラッチ解放側に油圧を供給するように作動し、一方、
締結スイッチ5dの投入時には、締結制御部5gがピス
トン4に対しクラッチ締結側に油圧を供給するよう作動
する。尚、この締結スイッチ5dは、投入時に投入信号
を1回出力した後、非投入状態となる構造である。
【0027】そして、前記切換制御回路5eは、この締
結スイッチ5dの非投入時(投入信号の出力がない時)
は、回転設定器5bの制御信号をモータ制御部5fへ出
力させる状態となっており、一方、締結スイッチ5dの
投入時には、エンジン出力模擬装置5cからの制御信号
をモータ制御部5fに出力する状態に切り換わる。
【0028】また、この切換制御回路5eには、モータ
3b,3cの近傍の出力軸1bに設けたトルクセンサ5
mからトルクサンプリング回路5nを経てトルクデータ
が入力されていて、エンジン出力模擬装置5cからの制
御信号を出力する状態に切り換わった後に、トルクデー
タの変化率が極小さくなったら、前述の回転設定器5b
の制御信号を出力した状態に自動的に切り換わると共
に、締結制御部5gの作動をクラッチ解放側に切り換え
るよう作動する。
【0029】また、図4において、5h,5j,5pは
増幅器、5kは付合せ回路である。
【0030】ところで、前記駆動制御回路5には、駆動
モータ2の回転数を常時所定の回転数に制御する部分が
設けられているが、この部分は、前記回転速度センサ5
aと回転設定器5bとを組み合わせた構成であるので、
図示及び説明を省略する。
【0031】次に、図5のタイムチャートに基づき、実
施例の作用を説明する。尚、このタイムチャートは、ク
ラッチ1を解放状態から締結状態とし再び解放状態とし
た場合を示している。
【0032】図において範囲Aは、クラッチ解放状態を
示しており、この場合、締結スイッチ5dが、投入信号
を出力しない非投入状態となっていて、それにより、締
結制御部5gがクラッチ1を解放するように作動し、ま
た、切換制御回路5eが、図示のようにモータ制御部5
fに対し回転設定器5bからの制御信号を出力している
状態となっていて、これにより、モータ3b,3cは所
定の回転数に制御される。よって、出力軸1bは所定の
回転数に制御されている。
【0033】一方、入力軸1aも、駆動制御手段5の制
御による駆動モータ2の駆動により所定の回転数に制御
されている。尚、この入力軸1aは、試験中は常時一定
の回転数で回転している。従って、図5に示すように、
範囲Aのクラッチ解放状態では、出力軸1bと入力軸1
aとは異なる回転数で回転しており、出力軸1bのトル
クは一定となっている。
【0034】次に、図においてCは、締結スイッチ5d
を投入した時を示している。
【0035】この締結スイッチ5dからの投入信号によ
り、締結制御部5gが、ピストン4に対しクラッチ締結
側に油圧供給させるように作動すると共に、切換制御回
路5eが、エンジン出力模擬装置5cからの制御信号を
モータ制御部5fに出力する側に切り換り、クラッチ1
は範囲Bに示す締結状態となる。
【0036】上述の作動に基づき、低慣性駆動・吸収装
置3のモータ3b,3cが、エンジン出力模擬装置5c
からの信号に基づくトルク制御に切り換えられ、出力軸
1bの回転数が徐々に入力軸1aの回転数に近づく。
【0037】またこの時、出力軸1bのトルクが図示の
ように上昇する。このトルク上昇時におけるトルク特性
は、フライホイール2a及び駆動モータ2による車両負
荷に相当する慣性分のトルク(2点鎖線で示す)に、低
慣性駆動・吸収装置3のエンジンに相当する出力トルク
及び慣性分のトルクを加算した状態となっている。
【0038】そして、クラッチ1が完全に締結されると
出力軸1bと入力軸1aとの回転数が一致し、また、出
力軸1bのトルクの変化率が小さくなる。
【0039】次に、図中Dは、上述の両軸1a,1bの
回転数一致に伴ないトルクサンプリング回路5nを経て
得られるトルクデータの変化率が極小さくなって、切換
制御回路5eが自動的に図示の回転設定器5bの制御信
号をモータ制御部5fに出力する状態に切り換わると共
に、締結制御部5gがクラッチ1を解放するよう作動し
た時点を示している。よって、再び、範囲Aに示すクラ
ッチ解放状態へと変化し、モータ3b,3cは、回転設
定器5bによる回転数制御に戻り、図示のように、元の
回転数に急速に復帰し、トルクも一定となる。
【0040】以上説明してきたように、実施例のクラッ
チ試験装置にあっては、下記に列挙する効果が得られ
る。
【0041】 供試体としてのクラッチ1の出力軸1
b上に、駆動エンジンと同等に回転慣性を低く抑えた低
慣性駆動・吸収装置3を設け、クラッチ締結時には、こ
の低慣性駆動・吸収装置3をトルク制御するようにして
いるため、クラッチ締結時に、入力軸1a上の車両負荷
の慣性分のトルクに、出力軸1b側の駆動エンジンに相
当する低駆動・吸収装置3の慣性分のトルクが加算され
るもので、このため、実際の車両状態と同等のトルク特
性が得られ、また、このように出力軸1bにトルクを与
えることができるため、1つの装置によりドライブ条件
及びコースティング条件の両方の条件の模擬試験を行う
ことができる。
【0042】 クラッチ1の締結開始後、入力軸1a
と出力軸1bとの回転数がほぼ一致して、出力軸1bに
設けられたトルクセンサ5mから得られるトルクデータ
変化率が極小さくなると、自動的にクラッチ1を解放す
るようにしたため、クラッチ1の解放を的確に行え、こ
れにより、クラッチ1の締結を確実に成しながら、効率
の良い実験が可能となる。
【0043】以上、実施例を図面に基づいて説明してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等
があっても本発明に含まれる。例えば、実施例では低慣
性駆動・吸収手段として、増速機構3aとモータ3b,
3cとの組合わせ手段の例を示したが、エンジンと同等
の回転慣性が得られる手段であれば他の手段を用いても
良い。
【0044】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のクラ
ッチ試験装置にあっては、クラッチの入力側の第1の駆
動・吸収手段に加えて、クラッチの出力側に駆動エンジ
ンと同等に回転慣性を低く抑えた第2の駆動・吸収を設
け、第1の駆動・吸収手段を回転数制御すると共に、第
2の駆動・吸収手段を回転数制御及びトルク制御する手
段としたため、クラッチ締結時に、入力側の車両負荷に
相当する慣性分のトルクに出力側の駆動エンジンに相当
する第2の駆動・吸収手段の慣性分のトルクが加算され
るもので、このため、実際の車両状態と同等のトルク特
性が得られるという効果が得られ、加えて、1つの装置
によりドライブ条件及びコースティング条件の両方の条
件の模擬試験を行うことができるという効果が得られ
る。
【0045】加えて、請求項2記載の装置にあっては、
駆動制御手段が、クラッチ締結作動開始後に、トルク変
化率が所定以下になったらクラッチ締結手段をクラッチ
解放側に制御する手段としたため、クラッチの解放を的
確に行え、これにより、クラッチの締結を確実に成しな
がら、効率の良い模擬実験が可能となるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明実施例のクラッチ試験装置を示す
全体図である。
【図2】図2は実施例装置の要部である低慣性駆動・吸
収装置を示す構造説明図である。
【図3】図3は実施例装置の要部である増速機構を示す
説明図である。
【図4】図4は実施例装置の駆動制御回路の要部を示す
回路図である。
【図5】図5は実施例装置の作動特性を示すタイムチャ
ートである。
【図6】図6は従来装置を示す全体図である。
【図7】図7は従来装置により実験を行った際の作動特
性を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 クラッチ 1a 入力軸(入力側) 1b 出力軸(出力側) 2 駆動モータ(第1の駆動・吸収手段) 2a フライホイール(回転慣性体) 3 低慣性駆動・吸収装置 (第2の駆動・吸収手段) 4 ピストン(クラッチ締結手段) 5 駆動制御回路(駆動制御手段) 5m トルクセンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転慣性体を有して車両の慣性に応じた
    慣性に形成され、車両負荷を模擬して供試体としてのク
    ラッチの入力側に設置される第1の駆動・吸収手段と、 駆動エンジンと同等に回転慣性を低く抑えて形成され、
    駆動エンジンを模擬して前記クラッチの出力側に設置さ
    れる第2の駆動・吸収手段と、 前記クラッチを締結及び解放可能なクラッチ締結手段
    と、 両駆動・吸収手段の駆動を制御する駆動制御手段とを備
    え、 該駆動制御手段は、第1駆動・吸収手段を、回転数制御
    可能に形成され、一方、第2駆動・吸収手段を、クラッ
    チ解放状態では回転数制御すると共に、クラッチ締結状
    態ではトルク制御するようクラッチ締結手段に連動して
    制御可能に形成されていることを特徴とするクラッチ試
    験装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動制御手段が、第2駆動・吸収手
    段に設けられたトルクセンサからの入力に基づき、クラ
    ッチ締結作動開始後、トルク変化率が所定以下になった
    らクラッチ締結手段をクラッチ解放側に駆動制御可能に
    形成されていることを特徴とするクラッチ試験装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1762833A1 (de) * 2005-09-10 2007-03-14 LuK Lamellen und Kupplungsbau Beteiligungs KG Verfahren zur Kupplungsprüfung
JP2016191641A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 クラッチの試験装置

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JP2016191641A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 クラッチの試験装置

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