JP2016191641A - クラッチの試験装置 - Google Patents

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健二 間瀬木
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基裕 堀内
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義浩 加藤
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Abstract

【課題】クラッチの試験をより適切に行なうことができるクラッチの試験装置を提供する。
【解決手段】クラッチ100のクラッチハブが取り付けられる第1シャフト22を第1電動機30によって回転駆動すると共に、クラッチ100のクラッチドラムが取り付けられる第2シャフト26を第2電動機34によって回転駆動し、クラッチハブおよびクラッチドラムを回転させながらクラッチ100を係合させる。これにより、実機のクラッチを係合させる際の様子をより十分に再現して、試験対象のクラッチ100の試験を行なうことができる。
【選択図】図1

Description

本開示は、クラッチの試験装置に関する。
従来、電動モータと、電動モータの出力軸に固定されたフライホイールおよびハブと、ハウジングに固定されたカラーと、ハブに取り付けられた摩擦材とカラーに取り付けられたセパレータプレートとを押圧するピストンと、を備える摩擦材の試験装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この試験装置では、摩擦材の摩擦特性を評価するサイクルを繰り返すことによって、摩擦材の耐久性の試験が行なわれる。各サイクルでは、まず、電動モータを所定時間だけ駆動して停止することによって出力軸をフライホイールの慣性エネルギ(回転エネルギ)によって回転させる。そして、フライホイールの慣性エネルギによって出力軸が回転しているときに、ピストンを移動させて摩擦材とセパレータプレートとを係合させる。ハウジングに固定されたカラーは回転しないから、摩擦材とセパレータプレートとが係合すると、摩擦材とセパレータプレートとの間の相対すべりによって摩擦熱が発生し、出力軸の回転数が減少して値0になる。その後、ピストンを移動させてセパレータプレートと摩擦材との係合を解除させる。このようにして、実機での摩擦材の耐久性を試験装置での単体の摩擦材による試験によって再現している。
特開2006−3183号公報
しかし、上述の試験装置では、カラーが回転しないから、ハブおよびカラーが回転する実機のクラッチを係合させる際の様子を十分に再現できていない。これを踏まえて、クラッチの試験により適した試験装置の考案が要請されている。
本開示のクラッチの試験装置は、クラッチの試験をより適切に行なうことができるクラッチの試験装置を提供することを主目的とする。
本開示のクラッチの試験装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示のクラッチの試験装置は、
クラッチハブおよびクラッチドラムを備えるクラッチの試験を行なうクラッチの試験装置であって、
前記クラッチハブおよび前記クラッチドラムのうちの一方が取り付けられる第1軸と、
前記クラッチハブおよび前記クラッチドラムのうちの他方が取り付けられる第2軸と、
前記第1軸を回転駆動する第1電動機と、
前記第2軸を回転駆動する第2電動機と、
前記クラッチの係合油室に油圧を供給する油圧供給装置と、
を備えることを要旨とする。
この本開示のクラッチの試験装置では、クラッチハブおよびクラッチドラムのうちの一方が取り付けられる第1軸を第1電動機によって回転駆動すると共に、クラッチハブおよびクラッチドラムのうちの他方が取り付けられる第2軸を第2電動機によって回転駆動する。したがって、試験対象のクラッチのクラッチハブおよびクラッチドラムを回転させながらクラッチを係合させることができる。これにより、実機のクラッチを係合させる際の様子をより十分に再現して、試験対象のクラッチの試験を行なうことができる。
本開示の実施形態に係るクラッチの試験装置20の構成の概略を示す構成図である。 クラッチ100およびクラッチの試験装置20の一部の構成の概略を示す構成図である。 クラッチの試験装置20を用いてクラッチ100の試験を行なう際の試験シーケンスの一例の示すフローチャートである。 試験シーケンスを行なうときのクラッチ100の油圧Poと第1,第2電動機の回転数Nm1,Nm2およびトルクTm1,Tm2の時間変化の様子の一例を示す説明図である。
次に、本開示を実施するための形態について説明する。図1は、本開示の実施形態に係るクラッチの試験装置20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、クラッチ100およびクラッチの試験装置20の一部の構成の概略を示す構成図である。以下、まず、クラッチ100について説明し、その後、クラッチの試験装置20について説明する。
実施形態のクラッチ100は、図2に示すように、クラッチハブ102と、クラッチドラム106と、複数のセパレータプレート(第1摩擦係合プレート)110およびバッキングプレートと、複数の摩擦プレート(第2摩擦係合プレート)112と、ピストン120と、油室画成部材130と、図示しない複数のリターンスプリング(コイルバネ)と、を備える。
クラッチハブ102は、外周面に形成されたスプラインを有する筒状部103と、筒状部103から径方向(図中上下方向)内側に延出される環状の連結部104と、を備える。筒状部103のスプラインの歯先部には、径方向に貫通する複数の油孔103hが周方向に間隔をおいて形成されている。連結部104には、軸方向(図中左右方向)に貫通する油孔104hが周方向に間隔をおいて形成されている。このクラッチハブ102の連結部104は、クラッチの試験装置20の第1シャフト22(後述)に固定される。
クラッチドラム106は、軸方向の一方側(図中左側)が開口した有底筒状に形成されており、内周面に形成されたスプラインを有する筒状部107と、筒状部107の軸方向の他方側(図中右側)から径方向内側に延出される環状壁部108と、を備える。このクラッチドラム106の環状壁部108は、クラッチの試験装置20の第2シャフト26(後述)に固定される。
複数のセパレータプレート(それぞれの内周部)110は、クラッチハブ102の筒状部103の外周面に形成されたスプラインに嵌合される。これにより、複数のセパレータプレート110は、クラッチハブ102と一体に回転すると共に軸方向に移動自在となるようにクラッチハブ102によって支持される。複数の摩擦プレート(それぞれの外周部)112は、クラッチドラム106の筒状部107の内周面に形成されたスプラインに嵌合される。これにより、複数の摩擦プレート112は、クラッチドラム106と一体に回転すると共に軸方向に移動自在となるようにクラッチドラム106によって支持される。
ピストン120は、クラッチドラム106によって囲まれると共に内周側の一部がクラッチハブ102の筒状部103の内側に入り込むように配置され、第1シャフト22と一体に回転すると共に軸方向に移動自在となるようにクラッチの試験装置20の第1シャフト22によって支持される。油室画成部材130は、ピストン120とクラッチドラム106との間、即ち、ピストン120(その内周部)に対してクラッチハブ102の連結部104とは反対側に位置するようにクラッチの試験装置20の第1シャフト22に固定される。そして、ピストン120は、油室画成部材130およびクラッチの試験装置20の第1シャフト22と共にクラッチ100の係合油室132を画成する。また、ピストン120は、クラッチハブ102および第1シャフト22と共に係合油室132内で発生する遠心油圧をキャンセルするためのキャンセル室134を画成する。係合油室132には、クラッチの試験装置20の油圧供給装置40から第1シャフト22に形成された油路23を介してクラッチ100の係合油圧(作動油)が供給される。また、キャンセル室134には、油圧供給装置40から第1シャフト22に形成された油路24を介して作動油(例えば、潤滑・冷却用のドレン油)が供給される。なお、第1シャフト22などの回転による遠心力によってキャンセル室134に供給される作動油の一部は、油孔104hを介してクラッチ100外に排出されて径方向外側に移動し、油孔103hを介してセパレータプレート110や摩擦プレート112に供給される。これにより、セパレータプレート110や摩擦プレート112の潤滑・冷却が行なわれる。
複数のリターンスプリングは、ピストン120とクラッチハブ102の連結部104との間に位置するようにキャンセル室134の内部に周方向に間隔をおいて配置される。なお、リターンスプリングとしては、複数のコイルバネに代えて、単一の板バネを用いるものとしてもよい。
次に、実施形態のクラッチの試験装置20について説明する。実施形態のクラッチの試験装置20は、クラッチ100の試験を行なうために用いられる装置であり、図1に示すように、第1シャフト22と、第2シャフト26と、第1電動機30と、第2電動機34と、油圧供給装置40と、温度検出装置50と、電子制御ユニット70と、を備える。
第1シャフト22には、上述したように、試験対象のクラッチ100のクラッチハブ102が固定される。第2シャフト26には、上述したように、クラッチ100のクラッチドラム106が固定される。
第1電動機30は、例えば誘導電動機として構成され、回転子が第1シャフト22に接続されると共に第1インバータ33を介して電源39に電気的に接続されている。この第1電動機30は、電子制御ユニット70によって第1インバータ33が制御されることにより、回転数制御が行なわれる。第2電動機34は、例えば同期電動機として構成されており、回転子が第2シャフト26に接続されると共に第2インバータ37を介して電源39に電気的に接続されている。この第2電動機34は、電子制御ユニット70によって第2インバータ37が制御されることにより、回転数制御またはトルク制御が選択的に行なわれる。
油圧供給装置40は、油圧発生源としての電動のオイルポンプ42と、調圧装置44と、治具46と、を備える。治具46は、調圧装置44内の油路と第1シャフト22に形成された油路23,24とを連結するために用いられる。調圧装置44は、オイルポンプ42からの油圧を調圧して治具46および第1シャフト22の油路23を介してクラッチ100の係合油室132に供給したり、その調圧に伴って生じる作動油を治具46および第1シャフト22の油路24を介してキャンセル室134に供給したりする。なお、上述したように、第1シャフト22などの回転による遠心力によってキャンセル室134に供給される作動油の一部は、油孔104hを介してクラッチ100外に排出されて径方向外側に移動し、油孔103hを介してセパレータプレート110や摩擦プレート112に供給される。これにより、セパレータプレート110や摩擦プレート112の潤滑・冷却が行なわれる。そして、これらの潤滑油は、クラッチドラム106に形成された図示しない油孔などを介してクラッチ100外に放出され、オイルポンプ42に戻るようになっている。以上より、油圧供給装置40は、クラッチ100の係合油室132に油圧を供給する機能と、クラッチ100(セパレータプレート110や摩擦プレート112)に潤滑油を供給する機能と、を有すると言える。実施形態では、調圧装置44は、実機の油圧制御装置(有段変速機のクラッチ,ブレーキに作動油を給排する油圧制御装置)を用いるものとした。
温度検出装置50は、クラッチハブ102の筒状部103とボルトによって締結されており、セパレータプレート110の温度を逐次検出して記録することができるようになっている。また、この温度検出装置50の内径は、筒状部103の内径よりも小さくなっており、キャンセル室134から油孔104hを介してクラッチ100外に排出された潤滑油の一部を油孔103h側に導くことができるようになっている。
電子制御ユニット70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポートを備える。電子制御ユニットには、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。各種センサからの信号としては、以下のものを挙げることができる。第1電動機30の回転数を検出する回転数センサ31からの第1電動機30の回転数Nm1。第1電動機30の出力トルクを検出するトルクセンサ32からの第1電動機30のトルク。第2電動機34の回転数を検出する回転数センサ35からの第2電動機34の回転数Nm2。第2電動機34の出力トルクを検出するトルクセンサ36からの第2電動機34のトルクTm2。クラッチ100のセパレータプレート110の温度を検出する温度検出装置50からのセパレータプレート110の温度Tsp。電子制御ユニット70からは、各制御信号が出力ポートを介して出力されている。各種制御信号としては、以下のものを挙げることができる。第1電動機30への制御信号。インバータ37への制御信号。オイルポンプ42への制御信号。調圧装置44への制御信号。
次に、こうして構成された実施形態のクラッチの試験装置20の動作について説明する。図3は、クラッチの試験装置20を用いてクラッチ100の試験を行なう際の試験シーケンスの一例の示すフローチャートである。なお、この試験シーケンスを行なう際には、油圧供給装置40から治具46および第1シャフト22の油路24を介してキャンセル室134に潤滑油が供給され、その一部が油孔104h,103hを介してセパレータプレート110や摩擦プレート112に供給される。
試験シーケンスでは、まず、電子制御ユニット70によって、第1電動機30および第2電動機34の回転数制御の実行を開始し(ステップS100)、所定時間tref1が経過するのを待つ(ステップS110)。実施形態では、第1電動機30の回転数制御として、第1電動機30(第1シャフト22)の回転数Nm1が第1所定回転数N1で保持されるように第1電動機30を制御すると共に、第2電動機34の回転数制御として、第2電動機34(第2シャフト26)の回転数Nm2が第1所定回転数N1よりも大きい第2所定回転数N2で保持されるように第2電動機34を制御するものとした。また、所定時間tref1は、第1,第2電動機30,34の回転数制御の実行を開始してからクラッチ100の係合を開始するまでの時間として予め定められる。この所定時間tref1は、例えば、第1,第2電動機30,34の回転数制御の実行を開始してから第1,第2電動機30,34の回転数が安定するまでに要する時間(例えば、1.5秒,2秒,2.5秒など)などを用いることができる。
第1電動機30および第2電動機34の回転数制御の実行を開始してから所定時間tref1が経過すると、油圧供給装置40から第1シャフト22の油路23を介してクラッチ100の係合油室132に油圧(作動油)の供給を開始することによって、クラッチ100の係合を開始する(ステップS120)。このとき、第1,第2電動機30,34の回転数制御を継続する。これにより、クラッチ100の係合開始後に、実機のクラッチ(有段変速機に用いられるクラッチ)の係合をトルク相とイナーシャ相との2相を伴って行なう際のトルク相を再現することができる。ここで、トルク相は、有段変速機の入力軸から出力軸にトルクを伝達する際に反力を受け持つクラッチやブレーキが、変速前の変速段に応じたものから変速後の変速段に応じたものに変更されるフェーズである。また、イナーシャ相は、有段変速機の入力軸の回転数が変速後の変速段に応じた回転数に変更されるフェーズである。なお、係合油室132に油圧が供給されると、クラッチ100がトルク容量を持ち始めるから、第1電動機30および第2電動機34の回転数を保持するために、第1電動機30および第2電動機34のトルクは、クラッチ100のトルク容量の増加に応じて増加する。
続いて、トルクセンサ36から第2電動機34のトルクTm2を入力し(ステップS130)、入力した第2電動機34のトルクTm2を所定トルクTrefと比較し(ステップS140)、第2電動機34のトルクTm2が所定トルクTref未満のときには、ステップS130に戻る。このようにして第2電動機34のトルクTm2が所定トルクTref以上に至るのを待つ。ここで、所定トルクTrefは、クラッチ100を係合する際にトルク相からイナーシャ相に移行する油圧として予め定められる。この所定トルクTrefは、例えば、実機のクラッチを係合させる際に生じる発熱と同程度の発熱が生じる油圧(例えば、60Nm,70Nm,80Nmなど)などを用いることができる。
第2電動機34のトルクTm2が所定トルクTref以上に至ると、第2電動機34の制御を回転数制御からトルク制御に切り替える(ステップS150)。実施形態では、第2電動機34のトルク制御として、第2電動機34のトルクTm2が所定トルクTrefで保持されるように第2電動機34を制御するものとした。これにより、第2電動機34のトルクTm2が増加から保持に切り替わるから、第2電動機34のトルクTm2がクラッチ100のトルク容量よりも相対的に小さくなり、第2電動機34の回転数が減少する。このようにすることにより、実機のクラッチを係合させる際のイナーシャ相を再現することができる。なお、第2電動機34のトルクTm2が一定となるように第2電動機34を制御することにより、第2電動機34のトルク制御をより簡易に行なうことができる。
そして、回転数センサ31,32から第1,第2電動機30,34の回転数Nm1,Nm2を入力し(ステップS160)、第2電動機30の回転数Nm2から第1電動機30の回転数Nm1を減じた値(Nm2−Nm1)を閾値Nrefと比較し(ステップS170)、その値(Nm2−Nm1)が閾値Nref以下のときには、その状態が所定時間tref2に亘って継続したか否かを判定する(ステップS180)。そして、値(Nm2−Nm1)が閾値Nrefよりも大きいとき,値(Nm2−Nm1)が閾値Nref以下であるがその状態が所定時間tref2に亘って継続していないときには、ステップS160に戻る。このようにして、値(Nm2−Nm1)が閾値Nref以下の状態が所定時間tref2に亘って継続するのを待つ。ここで、閾値Nrefは、クラッチ100の係合が完了した可能性があると判定する回転数として予め定められ、例えば、1rpm,2rpm,3rpmなどを用いることができる。また、所定時間tref2は、クラッチ100の係合が完了したと確定する時間として予め定められ、例えば、100msec,150msec,200msecなどを用いることができる。
値(Nm2−Nm1)が閾値Nref以下の状態が所定時間tref2に亘って継続すると、クラッチ100の係合が完了したと判定し、第2電動機34のトルクが値0となるように第2電動機34の制御を行ない(ステップS190)、その後に、クラッチ100の係合油室132の作動油を排出させることによって、クラッチ100の係合を解除させて(ステップS200)、試験シーケンスを終了する。そして、再度、図3の試験シーケンスを実行する。本実施形態では、このようにして、クラッチ100の係合と解放とのサイクルを複数回行なうことによってクラッチ100の試験を行なうものとした。
実施形態では、この試験シーケンスを所定回数だけ行なう際に、温度検出装置50によってクラッチ100のセパレータプレート110の温度Tspを逐次検出して記録し、この試験シーケンスを所定回数だけ行なった後に、セパレータプレート110の温度変化の様子を用いてクラッチ100の評価を行なうものとした。なお、セパレータプレート110の温度変化の様子以外のデータを用いてクラッチ100の評価を行なうものとしてもよい。例えば、摩擦プレート112の温度変化の様子を用いるものとしてもよい。また、潤滑油の温度変化の様子を用いるものとしてもよい。潤滑油の温度としては、例えば、調圧装置44から治具46を介して油路23,24に供給される潤滑油の温度などを用いることができる。さらに、セパレータプレート110と摩擦プレート112との間のすべりの程度(摩擦係数)の変化の様子を用いるものとしてもよい。なお、セパレータプレート110と摩擦プレート112との間のすべりの程度(摩擦係数)は、クラッチ100の油圧Po,第1,第2電動機30,34のトルクTm1,Tm2などに基づいて逐次演算することができる。
図4は、上述の試験シーケンスを1サイクル分だけ行なうときのクラッチ100の油圧Poと第1,第2電動機の回転数Nm1,Nm2およびトルクTm1,Tm2の時間変化の様子の一例を示す説明図である。図示するように、第1,第2電動機30,34の回転数制御の実行によって第1,第2電動機30,34の回転数Nm1,Nm2を第1,第2所定回転数N1,N2で保持し、その最中の時刻t11に、クラッチ100の係合油室132に油圧(作動油)の供給を開始することによって、クラッチ100の油圧Poが増加し始める。クラッチ100の係合を開始した後に、第1,第2電動機30,34の回転数制御を継続することにより、実機のクラッチを係合させる際のトルク相を再現することができる。また、第1,第2電動機30,34の回転数制御を継続することにより、クラッチ100の油圧Po(トルク容量)の増加に応じて、第1,第2電動機30,34のトルクTm1,Tm2が増加する。そして、時刻t12に、第2電動機34のトルクTm2が所定トルクTrefに至ると、第2電動機34の制御を回転数制御からトルク制御に切り替えて、第2電動機34のトルクTm2を所定トルクTrefで保持する。これにより、第2電動機34のトルクTm2がクラッチ100のトルク容量よりも相対的に小さくなり、第2電動機34の回転数Nm2が低下する。このようにして、実機のクラッチを係合させる際のイナーシャ相を再現することができる。なお、このイナーシャ相の最中にクラッチ100の係合が実際に完了すると(クラッチ100の係合の完了は未だ判定されていない)、第2電動機34のイナーシャが第1電動機30によって吸収されるために、第1電動機30のトルクが所定トルクTrefまで低下する。そして、時刻t13に、クラッチ100の係合が完了したと判定すると、第2電動機34のトルクTm2を値0に減少させる。この第2電動機34のトルクTm2の減少に応じて、第1電動機30のトルクTm1も値0に減少する。
以上説明した実施形態のクラッチの試験装置20では、クラッチ100のクラッチハブ102が取り付けられる第1シャフト22を第1電動機22によって回転駆動すると共にクラッチ100のクラッチドラム106が取り付けられる第2シャフト26を第2電動機26によって回転駆動する。したがって、クラッチハブ102およびクラッチドラム106を回転させながらクラッチ100を係合させることができる。これにより、実機のクラッチを係合させる際の様子をより十分に再現して、試験対象のクラッチ100の試験を行なうことができる。もとより、このクラッチの試験装置20では、フライホイールを用いないから、フライホイールの慣性エネルギの調整を行なう行程などを設ける必要がない。
そして、このクラッチの試験装置20では、クラッチ100を係合させる際に、まず、第1,第2電動機30,34の回転数制御として第1,第2電動機30,34の回転数Nm1,Nm2が第1,第2所定回転数N1,N2で保持されるように第1,第2電動機30,34を制御しているときに、クラッチ100の係合を開始する。クラッチ100の係合を開始した後に、第1,第2電動機30,34の回転数制御を継続することにより、実機のクラッチを係合させる際のトルク相を再現することができる。そして、第2電動機34のトルクTm2が所定トルクTrefに至ると、第2電動機34の制御を回転数制御からトルク制御に切り替えて、第2電動機34のトルクTm2を所定トルクTrefで保持する。これにより、第2電動機34のトルクTm2がクラッチ100のトルク容量よりも相対的に小さくなり、第2電動機34の回転数Nm2が低下するから、実機のクラッチを係合させる際のイナーシャ相を再現することができる。そして、クラッチ100の係合が完了したと判定すると、第2電動機34のトルクTm2を値0に減少させる。
実施形態のクラッチの試験装置20では、第2電動機34のトルクTm2が所定トルクTref以上に至ると、第2電動機34の制御を回転数制御からトルク制御に切り替えて、第2電動機34のトルク制御として、第2電動機34のトルクTm2が所定トルクTrefで保持されるように第2電動機34を制御するものとした。しかし、第2電動機34のトルク制御としては、第2電動機34のトルクTm2が第1電動機30のトルクTm1(クラッチ100のトルク容量に応じたトルク)よりも相対的に小さいトルクとなるように第2電動機34を制御するものであればよいから、第2電動機34のトルクTm2が変化する(増加または減少する)ものとしてもよい。
実施形態のクラッチの試験装置20では、第2電動機34の回転数Nm2から第1電動機30の回転数Nm1を減じた値(Nm2−Nm1)が閾値Nref以下の状態が所定時間tref2に亘って継続したときに、クラッチ100の係合の完了を判定するものとした。しかし、値(Nm2−Nm1)が閾値Nref以下に至ったときに、直ちに、クラッチ100の係合の完了を判定するものとしてもよい。
実施形態のクラッチの試験装置20では、クラッチ100の係合の完了を判定すると、第2電動機34のトルクを値0に減少させるものとしたが、所定トルクTrefよりも小さいトルクであれば、値0以外の所定トルク(例えば、数Nなど)に減少させるものとしてもよい。
実施形態のクラッチの試験装置20では、油圧供給装置40は、クラッチ100の係合油室132に油圧を供給する機能と、クラッチ100(セパレータプレート110や摩擦プレート112)に潤滑油を供給する機能と、を有するものとした。しかし、クラッチ100の係合油室132に油圧を供給する機能を有する装置と、クラッチ100(セパレータプレート110や摩擦プレート112)に潤滑油を供給する機能を有する装置と、を別体に構成するものとしてもよい。
実施形態のクラッチの試験装置20では、第1電動機30が誘導電動機として構成されると共に第2電動機40が同期電動機として構成されるものとしたが、第1電動機30および第2電動機34が共に同期電動機として構成されるものとしてもよい。この場合、第1電動機30および第2電動機34について、回転数制御およびトルク制御を行なうものとしてもよい。
実施形態のクラッチの試験装置20では、第1シャフト22にクラッチハブ102が取り付けられると共に第2シャフト30にクラッチドラム106が取り付けられるものとしたが、第1シャフト22にクラッチドラム106が取り付けられると共に第2シャフト26にクラッチハブ102が取り付けられるものとしてもよい。
本開示のクラッチの試験装置(20)は、クラッチハブ(102)とクラッチドラム(106)とを備えるクラッチ(100)の試験を行なうクラッチの試験装置(20)であって、前記クラッチハブ(102)と前記クラッチドラム(106)とのうちの一方が取り付けられる第1軸(22)と、前記クラッチハブ(102)と前記クラッチドラム(106)とのうちの他方が取り付けられる第2軸(106)と、前記第1軸(22)を回転駆動する第1電動機(30)と、前記第2軸(26)を回転駆動する第2電動機(34)と、前記クラッチ(100)の係合油室(132)に油圧を供給する油圧供給装置(40)と、を備えることを要旨とする。
この本開示のクラッチの試験装置では、クラッチハブおよびクラッチドラムのうちの一方が取り付けられる第1軸を第1電動機によって回転駆動すると共に、クラッチハブおよびクラッチドラムのうちの他方が取り付けられる第2軸を第2電動機によって回転駆動する。したがって、試験対象のクラッチのクラッチハブおよびクラッチドラムを回転させながらクラッチを係合させることができる。これにより、実機のクラッチを係合させる際の様子をより十分に再現して、試験対象のクラッチの試験を行なうことができる。また、フライホイールを用いないから、フライホイールの慣性エネルギの調整を行なう行程などを設ける必要がない。
こうした本開示のクラッチの試験装置(20)において、前記第1電動機(30)の回転数制御を行なうと共に前記第2電動機(34)の回転数制御とトルク制御とを選択的に行なう制御装置(70)を更に備えるものとしてもよい。こうすれば、制御装置によって、第1電動機の回転数制御を行なうと共に第2電動機の回転数制御とトルク制御とを選択的に行ないながら、クラッチの試験を行なうことができる。
制御装置(70)を備える態様の本開示のクラッチの試験装置(20)において、前記制御装置は、前記クラッチ(100)を係合させる際、前記第1電動機(30)の回転数制御として前記第1軸(22)の回転数が第1回転数で保持されるように前記第1電動機(30)を制御すると共に前記第2電動機(34)の回転数制御として前記第2軸(26)の回転数が前記第1回転数よりも大きい第2回転数で保持されるように前記第2電動機(34)を制御しているときに(S100)、前記係合油室(132)に油圧が供給されて前記クラッチ(100)の係合が開始されるように前記油圧供給装置(40)を制御し(S120)、前記第2電動機(34)のトルクが第1所定トルク以上に至ると(S140)、前記第2電動機(34)の制御を回転数制御からトルク制御に切り替えて、該トルク制御として前記第2電動機(34)のトルクが前記第1電動機(30)のトルクよりも小さくなるように前記第2電動機(30)を制御し(S150)、前記クラッチの係合の完了を判定すると(S170,S180)、前記第2電動機のトルクを減少させる(S190)ものとしてもよい。試験対象のクラッチの係合を開始するときに、第1電動機および第2電動機の回転数制御を継続することにより、クラッチの係合開始後に、実機のクラッチを係合させる際のトルク相を再現することができる。なお、クラッチの係合を開始すると、クラッチがトルク容量を持ち始めるから、第1電動機および第2電動機の回転数を保持するために、第1電動機および第2電動機のトルクは、クラッチのトルク容量の増加に応じて増加する。そして、第2電動機のトルクが第1所定トルク以上に至ると、第2電動機の制御を回転数制御からトルク制御に切り替えて、第2電動機のトルクが第1電動機のトルクよりも小さくなるようにすることにより、第2電動機のトルクがクラッチのトルク容量よりも相対的に小さくなり、第2電動機の回転数が減少する。これにより、実機のクラッチを係合させる際のイナーシャ相を再現することができる。そして、クラッチの係合の完了を判定すると、第2電動機のトルクを減少させる。
この場合、前記制御装置(70)は、前記第2電動機(34)のトルクが第1所定トルク以上に至ると、前記第2電動機(34)のトルク制御として、前記第2電動機(34)のトルクが前記所定トルクで保持されるように前記第2電動機を制御する(S150)ものとしてもよい。こうすれば、第2電動機のトルク制御をより簡易に行なうことができる。
また、前記クラッチ(100)の係合の完了の判定(S170,S180)は、前記第2電動機(34)の回転数と前記第1電動機(30)の回転数との差分が所定回転数以下の状態が所定時間に亘って継続したときに行なわれるものとしてもよい。
本開示のクラッチの試験装置(20)において、前記クラッチ(100)に潤滑油を供給する潤滑油供給装置(40)を更に備えるものとしてもよい。こうすれば、クラッチの潤滑・冷却を行ないながらクラッチの試験を行なうことができる。
本開示のクラッチの試験装置(20)において、前記クラッチ(100)の摩擦係合プレート(110,112)の温度を検出する温度検出装置(50)を更に備えるものとしてもよい。こうすれば、例えば、クラッチを係合させる際の摩擦係合プレートの温度変化の様子を用いてクラッチの評価を行なうことができる。
以上、本開示を実施するための形態について説明したが、本開示はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本開示は、クラッチの試験装置の製造産業などに利用可能である。
20 クラッチの試験装置、22 第1シャフト、23,24 油路、26 第2シャフト、30 第1電動機、31,35 回転数センサ、32,36 トルクセンサ、33 第1インバータ、34 第2電動機、37 第2インバータ、39 電源、40 油圧供給装置、42 オイルポンプ、44 調圧装置、46 治具、50 温度検出装置、70 電子制御ユニット、100 クラッチ、102 クラッチハブ、103,107 筒状部、103h,104h 油孔、104 連結部、106 クラッチドラム、108 環状壁部、110 セパレータプレート、112 摩擦プレート、120 ピストン、130 油室画成部材、132 係合油室、134 キャンセル室。

Claims (7)

  1. クラッチハブおよびクラッチドラムを備えるクラッチの試験を行なうクラッチの試験装置であって、
    前記クラッチハブおよび前記クラッチドラムのうちの一方が取り付けられる第1軸と、
    前記クラッチハブおよび前記クラッチドラムのうちの他方が取り付けられる第2軸と、
    前記第1軸を回転駆動する第1電動機と、
    前記第2軸を回転駆動する第2電動機と、
    前記クラッチの係合油室に油圧を供給する油圧供給装置と、
    を備えるクラッチの試験装置。
  2. 請求項1記載のクラッチの試験装置であって、
    前記制御装置は、前記第1電動機の回転数制御を行なうと共に前記第2電動機の回転数制御とトルク制御とを選択的に行なう、
    クラッチの試験装置。
  3. 請求項2記載のクラッチの試験装置であって、
    前記制御装置は、
    前記クラッチを係合させる際、
    前記第1電動機の回転数制御として前記第1軸の回転数が第1回転数で保持されるように前記第1電動機を制御すると共に前記第2電動機の回転数制御として前記第2軸の回転数が前記第1回転数よりも大きい第2回転数で保持されるように前記第2電動機を制御しているときに、前記係合油室に油圧が供給されて前記クラッチの係合が開始されるように前記油圧供給装置を制御し、
    前記第2電動機のトルクが第1所定トルク以上に至ると、前記第2電動機の制御を回転数制御からトルク制御に切り替えて、該トルク制御として前記第2電動機のトルクが前記第1電動機のトルクよりも小さくなるように前記第2電動機を制御し、
    前記クラッチの係合の完了を判定すると、前記第2電動機のトルクを減少させる、
    クラッチの試験装置。
  4. 請求項3記載のクラッチの試験装置であって、
    前記制御装置は、前記第2電動機のトルクが第1所定トルク以上に至ると、前記第2電動機のトルク制御として、前記第2電動機のトルクが前記所定トルクで保持されるように前記第2電動機を制御する、
    クラッチの試験装置。
  5. 請求項3または4記載のクラッチの試験装置であって、
    前記クラッチの係合の完了の判定は、前記第2電動機の回転数と前記第1電動機の回転数との差分が所定回転数以下の状態が所定時間に亘って継続したときに行なわれる、
    クラッチの試験装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1つの請求項に記載のクラッチの試験装置であって、
    前記クラッチに潤滑油を供給する潤滑油供給装置を更に備える、
    クラッチの試験装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1つの請求項に記載のクラッチの試験装置であって、
    前記クラッチの摩擦係合プレートの温度を検出する温度検出装置を更に備える、
    クラッチの試験装置。
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