JP2000258303A - オートトランスミッション用ラインテスタの制御方式 - Google Patents

オートトランスミッション用ラインテスタの制御方式

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JP2000258303A
JP2000258303A JP11057867A JP5786799A JP2000258303A JP 2000258303 A JP2000258303 A JP 2000258303A JP 11057867 A JP11057867 A JP 11057867A JP 5786799 A JP5786799 A JP 5786799A JP 2000258303 A JP2000258303 A JP 2000258303A
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JP
Japan
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speed
motor
input
automatic transmission
line tester
Prior art date
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Pending
Application number
JP11057867A
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English (en)
Inventor
Masanobu Tsuji
政信 辻
Kaname Kawaguchi
要 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動変速状況が実用に近いテストを可能とす
る。 【解決手段】 トランスミッション(A/T)の入,出
力軸に入,出力モータM1,M2を設け、制御部1
1,112で制御し、A/Tを自動変速させてA/Tの
変速性能をテストするラインテスタにおいて、A/Tの
各運転ステップ(1st,2nd,3rd等の)毎に速
度の上限値を設定し、M1又はM2の速度が設定された
上限値を越えると異常として処理する速度判定監視部1
2を設ける。そしてM1,M2を共にトルク制御で制御
してA/Tの変速性能をテストする。M1,M2を共に
トルク制御すると負荷が小さくなった場合速度が許容範
囲を越えて上昇し、A/Tが破損する恐れがあるが、速
度判定監視部12を設けたことによりM1,M2を共に
トルク制御することが可能になり、自動変速が実用に近
いテストができ、高い自動変速機能評価が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オートトランス
ミッションのラインテスタにおける入力軸および出力軸
の制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オートトランスミッション(以下、単に
A/Tという)テスタは図5に示すように、コンベアC
により搬送されてくるA/Tの入力軸および出力軸に入
力モータM1および出力モータM2を結合可能に設け、
図4に示すようにモータM1,M2に速度制御器P
1,PP2とトルクメータTM1,TM2を設けてモータ
M1,M2を速度制御(ASR)とトルク制御(AT
R)の切替可能な制御部111,112で制御している。
【0003】
【表1】
【0004】一般には表1に示す組み合わせで使用する
が、何れのケースも入,出力軸どちらかのモータが速度
制御となる。この理由は、速度制御を行わないと、負荷
が小さくなった場合、速度が許容範囲を越えて上昇し、
トランスミッションが破損する恐れがあるためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実車においては、供試
体であるA/Tはエンジンによって駆動され、負荷とし
ては走行負荷を受ける。A/Tの入力軸,出力軸共に回
転は一定ではなく、エンジンの駆動状況や変速状況によ
り入力軸及び出力軸の回転数(走行スピード)が変化す
る。特にA/Tでは自動で変速するため、入力軸側,出
力軸側共に相対的に影響を受けながら速度が常に変化す
る。この場合、入力側のエンジン,出力側の走行負荷共
にトルクをある範囲の値に保った状態で変速していると
言える。
【0006】それに対し、従来A/T用ラインテスタで
は、入力軸,出力軸両方をトルク制御するのではなく、
入力軸又は出力軸のどちらか片方を速度制御していた。
これはトルク制御の場合、負荷が小さくなるのと速度が
許容範囲を越えてしまう危険性があるためである。(ど
ちらか一方を速度制御すると、その速度以上には回転は
上昇せず安全である。) しかし、どちらか一方を速度制御した場合、下記の問題
がある。 (1)図6に示すように自動変速状況が実車とは大幅に
異なってしまう。 (2)シフトタイム,タイムラグ等の変速性能や変速完
了点判別の困難性から自動変速機能評価が十分できな
い。
【0007】この発明は、このような課題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、自動変速状
況が実車に近づき、テストの評価精度が向上するオート
トランスミッション用ラインテスタの制御方式を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のオートトラン
スミッション用ラインテスタの制御方式は、供試体の入
力軸および出力軸に入力モータおよび出力モータを接続
し、入力モータおよび出力モータを制御し順次変速させ
て供試体の性能試験をするオートトランスミッション用
ラインテスタにおいて、各運転ステップ毎に速度の上限
値を設定し、モータ速度がこの設定された上限値を越え
ると異常として処理する速度判定監視部を設け、前記入
力モータおよび出力モータを共にトルク制御で運転する
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について図
面を用いて説明する。なお図1において従来図4,図5
と同一構成部分は同一符号を付してその重複する説明を
省略する。
【0010】トランスミッション(A/T)のラインテ
スタの入,出力モータM1,M2を制御するモータ制御
部111,112をトルク制御可能とする。
【0011】また、A/Tの各運転ステップ(1st,
2nd,3rd等の)毎に速度の上限値を設定し、速
度,検出器PPで検出したモータM1またはM2速度が
設定される速度の上限値を越えると異常として処理する
速度判定監視部12を設ける。
【0012】トルク制御時の速度判定監視周期は0.0
2秒と高速化する。異常として処理された場合、速度異
常として警報すると共に運転を停止又は速度を低下させ
る。
【0013】A/Tのテスト方法について説明する。コ
ンベアCによりテスト位置に搬送されてきたA/Tの
入,出力軸にそれぞれ入,出力軸モータM1,M2を接
続し、制御部111,112によりモータM1,M2を共
にトルク制御して変速1stの運転ステップから自動変
速の運転を開始する。各運転ステップにおいて、モータ
M1またはM2の速度が上記設定速度の上限値を越えな
かった場合は図3に示すような実車に近いデータが得ら
れ無事テスト終了となり、A/TからモータM1,M2
が外され、A/TはコンベアCにより下流側に搬送され
る。
【0014】上記テスト中にモータM1またはM2の速
度が上記設定速度の上限値を越えた場合は、速度判定監
視部12が速度異常の判定をなし運転を中止又はモータ
速度を低下させる。
【0015】以上のようにモータ速度を監視している状
態で入,出力軸モータM1,M2を共にトルク制御して
いるため、モータ速度が設定された上限値以上となるこ
とはないので、A/Tが破損する危険性はなくなる。こ
れにより入,出力軸モータM1,M2を共にトルク制御
して実車に近い自動変速状況でA/Tのテストを行うこ
とができ、十分な自動変速機能評価が可能となる。ま
た、変速性能が異常なA/Tの場合、データの変速カー
ブが変形するため異常の判別が容易となる。また、変速
完了点が見つけやすい。
【0016】
【発明の効果】この発明は、上述のとおり構成されてい
るので、以下に記載する効果を奏する。 (1)A/Tのラインテスタの入,出力軸モータを共に
トルク制御することが可能となり、実車に近い変速能力
が再現できる。 (2)入,出力軸モータを共にトルク制御すると、何ら
かのトラブルでA/Tのクラッチがスリップした場合オ
ーバランしてテスタを破損する危険性があるが、速度の
上限値を各変速毎に設定したため安全である。 (3)実車に近い変速状態をテスタ上で再現できるた
め、OK,OGの判定が容易かつ正確になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかるA/Tラインテスタのシス
テム構成図。
【図2】入力回転速度の上限値の設定を説明するグラ
フ。
【図3】A/Tの入,出力軸モータを共にトルク制御し
た場合の入,出力回転特性を示すグラフ。
【図4】従来例にかかるA/Tラインテスタのシステム
構成図。
【図5】従来例にかかるA/Tラインテスタの構成図。
【図6】 A/Tラインテスタを入力トルク制御,出力
速度制御した場合と、実車の入,出力回転数を示すグラ
フ。
【符号の説明】
11…モータ制御部 12…速度判定監視部 M1,M2…入,出力モータ。
フロントページの続き Fターム(参考) 2G024 AB01 BA11 CA09 CA12 DA05 DA09 3J052 AA09 AA20 DA01 EA08 GC42 GC46 HA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供試体の入力軸および出力軸に入力モー
    タおよび出力モータを接続し、入力モータおよび出力モ
    ータを制御し順次変速させて供試体の性能試験をするオ
    ートトランスミッション用ラインテスタにおいて、 各運転ステップ毎に速度の上限値を設定し、モータ速度
    がこの設定された上限値を越えると異常として処理する
    速度判定監視部を設け、 前記入力モータおよび出力モータを共にトルク制御で運
    転することを特徴とするオートトランスミッション用ラ
    インテスタの制御方式。
JP11057867A 1999-03-05 1999-03-05 オートトランスミッション用ラインテスタの制御方式 Pending JP2000258303A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7107829B2 (en) 2004-05-18 2006-09-19 Aisin Aw Co., Ltd. Powertrain testing apparatus
JP2016191641A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 クラッチの試験装置
CN106441885A (zh) * 2016-12-06 2017-02-22 重庆理工大学 变速器选换挡机构疲劳耐久试验系统
CN106556320A (zh) * 2016-12-06 2017-04-05 重庆理工大学 变速器选换挡机构的选换挡球头及换挡指的形位检测系统
CN106768934A (zh) * 2016-12-06 2017-05-31 重庆理工大学 变速器选换挡机构性能测量试验系统
CN107340142A (zh) * 2016-11-24 2017-11-10 安徽江淮汽车集团股份有限公司 换挡操作杆耐久试验设备及试验方法

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