JP3861636B2 - エンジンの始動試験装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの始動試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エンジンを評価するための装置としては、エンジンとダイナモメータとを連結して構成したエンジンベンチシステムが知られている。この装置は図4で示すようにエンジン1とダイナモメータ2とをトルクメータを介して回転軸3で連結し、エンジン1側は図示省略されたスロットルアクチェータによりスロットル開度が制御されるように構成されている。
また、エンジンとトランスミッションを組み合わせ(ATあるいはMT、MTの場合にはクラッチ付)、回転軸を介してダイナモメータと連結して構成する場合もある。この場合、エンジン側はスロットルアクチェータによりスロットル開度が制御され、ダイナモメータ側には回転速度検出器5とトルク検出器(ロードセル)6を設け、これら各検出信号と設定器8,9によって設定された回転数とトルク設定信号を基にダイナモメータ制御装置7はインバータ4を介してダイナモメータ2に対して速度、トルクの制御を実施しながらエンジンの耐久性や燃費、排ガス計測等の性能試験およびECU(Electronic Control Unit)適合試験が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
エンジンを始動すると、過渡的には不完全燃焼となって燃費効率も悪くなる。このため、エンジン評価においては始動性能を評価することが行われている。エンジン始動時には、実際の車両と同じバッテリー及びスタータモータを使用して試験が行われるが、そのスタータモータは、温度、湿度など試験の環境条件により動作性能が変化してデータの再現性がないため真のエンジン始動時の評価が困難となっている。
他の評価手法としては、スロットル開度を0%とし、ダイナモメータによる速度制御によってエンジンのアイドリング相当回転数にまで増速させる所謂ダイナモメータによる押しがけ方法が行われている。
【0004】
しかし、その場合にはダイナモメータはスタータモータに比べて慣性が大きく、スタータモータと同等の挙動および特性を出すことができなかった。
すなわち、ダイナモメータは速度制御を行っているため、始動後もダイナモメータ側でエンジン回転を決定している。エンジン1のアイドリング回転数は一定ではなく、エンジンによって相違しているためダイナモメータの速度設定値を正確にアイドリング回転数に合わせることは困難である。このため、エンジン始動後、エンジンがアイドリングをしている状態を再現しているとは言い難いものとなっている。また、スタータモータによる始動回転数は、アイドリング回転数に対して低いが、ダイナモメータによる押しがけではアイドリング回転数を設定値とするため、その意味でもエンジン始動の再現性に欠け、始動時のエンジン挙動の検証には適さない等の問題点を有している。
【0005】
本発明が目的とするところは、エンジン始動時の試験が環境条件に影響されないエンジンの始動試験装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1は、エンジンに回転軸を介してダイナモメータを連結し、検出された軸トルクと回転速度の各信号をダイナモメータ制御装置のトルク制御部及び速度制御部に各別に導入し、ダイナモメータ制御装置の出力をもとにインバータを介してダイナモメータを制御することによってエンジン特性を試験するものにおいて、
前記ダイナモメータ制御装置に、前記軸トルクの検出信号を導入して当該軸トルク信号の極性反転後の所定トルク時にエンジン始動完了と判定する駆動トルク判定部と、前記速度制御部とトルク制御部の出力側に速度制御信号とトルク制御信号との切換器を設け、
前記速度制御部にはエンジンのスタータモータを模擬したスタータトルク特性が設定されたスタータモデル部を設け、且つこの速度制御部には、回転数設定器によって設定された回転数設定信号とスタータ回転数設定器により設定されたスタータモータの回転数設定信号の何れかを設定切換器を介して入力し、
前記駆動トルク判定部において、入力された軸トルク信号の極性反転後の所定トルク時にエンジン始動完了と判定し、前記切換器を介して前記インバータへの制御信号を速度制御部からトルク制御部に切換えると共に、トルク制御部へのトルク設定値を0にリセットするよう構成したことを特徴としたものである。
【0007】
本発明の第2は、前記ダイナモメータ制御装置にトルク設定器を設け、このトルク設定器により設定されたトルク設定信号をリセットするためのトルク設定リセット部を設け、前記トルク制御部によるエンジンの始動完了判定時にトルク設定リセット部を介してトルク設定値を0とし、無負荷状態にてエンジン自身のアイドリング回転を保持するよう構成したことを特徴としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態を示す制御ブロック図である。
1はエンジンで、このエンジン1は回転軸3およびトルクメータを介してダイナモメータ2に直結されている。エンジン1の軸トルクはトルク検出器6により検出してダイナモメータ制御装置10に出力する。インバータ4によって制御されるダイナモメータ2の速度は、回転速度検出器5により検出されてダイナモメータ制御装置10に出力される。ダイナモメータ2は、低慣性化のためにPMモータを使用してその冷却を水冷としたり、回転子の径を極力小さくしている。また、回転軸をカーボンファイバーとしたり、トルクメータをカップリング形とする等の手段を採ることによって試験装置全体の低慣性化が図られている。
【0011】
ダイナモメータ制御装置10は、速度制御部11とトルク制御部12とを有しており、速度制御部11には検出器5よりの速度信号の他、回転数設定器8,スタータ回転数設定器20により設定されたアイドリング設定信号が入力されるよう構成されて、その内部にスタータモデル部及び伝達比調節部を備えている。スタータモデル部には、図2で示すような試験に使用されるスタータモータを模擬したトルク特性が記憶されている。伝達比調節部は実機スタータに連結されているギヤ比に相当する値に調節される。
【0012】
また、トルク制御部12には、検出されたトルク信号の他にトルク設定器9によって設定された信号が入力されるよう構成されている。
13は駆動トルク判定部で、トルク検出器6よりの検出信号を導入してエンジンの始動が完了したことを判断し、その判定信号を切換器14に出力する。
15は設定切換器、16はトルク設定リセット部である。
【0013】
以上のように構成されたものにおいてその動作を説明する。
被試験体であるエンジン1は、燃料、空気、温度およびスロットル開度等の試験環境の条件下におかれてダイナモメータ2による始動が開始される。
先ず、予めオペレータによって所望するアイドリング回転数となるようにスタータ回転数設定器20で設定した後、オペレータによってエンジン始動スイッチが投入される。この投入によって設定切換器15の可動接点は点線で示す設定器20側に切換えられ、アイドリング指令値として速度制御部11に入力される。速度制御部11には、図2で示すようなスタータのトルク特性を模擬したスタータモデルが記憶されており、エンジンの回転数に対応したスタータのトルク信号が切換器14を通ってインバータ4に導入され、このインバータ4を介してダイナモメータ2は速度制御され、エンジン1の始動を開始する。
【0014】
エンジン1の始動が開始されると、ダイナモメータ2の速度制御に逆らってアイドリング回転数へその回転数を上昇させようとするが、しかし、ダイナモメータ2の回転数制御によってその回転数はスタータ回転数設定器20によって設定された回転数に押さえられる。このため、エンジン1の回転力は駆動力となってトルク検出器6により検出され、その検出値はトルク制御部12と駆動トルク判定部13に出力される。
【0015】
図3はエンジン始動時の軸トルク波形図で、時刻t1よりダイナモメータ2による始動が開始されるとエンジン1はダイナモメータ2により回転させられる。このため、ダイナモメータ2の回転に抗した軸トルクを発生し、トルク検出器6にはダイナモメータ2の回転を妨げる向きのトルクが検出される。時刻がt2となり、軸トルクはエンジン1がダイナモメータ2を駆動する向きと同方向のトルクを発生してトルク極性が負から正方向に反転する。その後、トルクはT1となりエンジンの始動が完了すると、エンジン1はアイドリングの回転数にまで上昇する。
【0016】
駆動トルク判定部13は、入力されたトルク信号の極性反転後のトルクT1を検出し、エンジン1の始動完了と判定して切換器14に対して接点の切換指令を出力して速度制御部11からトルク制御部12側に切り替える。これと同時に駆動トルク判定部13は、トルク設定リセット部16に対してもリセット信号を出力してトルク設定値0とする。したがって、ダイナモメータ2はトルク指令,すなわち無負荷制御の状態でエンジン1は自力でアイドリング回転数を保持しながらエンジンの始動プロセスは完了し、設定切換器15は実線で示す回転数設定器8側に接続される。また、無負荷アイドリング状態から負荷状態となるときには、トルク設定リセット部16は解除され、トルク設定器9で設定された設定値がトルク制御部 12に出力される。
【0017】
【発明の効果】
以上のとおり本発明によれば、スタータのトルク特性を模擬したスタータモデル部を設け、且つ、スタータの回転数を設定器により任意に設定し、エンジンの始動完了するまでこのモデル部よりのトルク信号にて始動するようにしたものである。したがって、実車のスタータ回路を用意しなくともエンジンの試験が可能である。また、試験時におけるスタータ特性は、例えば温度等の環境条件に影響されることなく同一特性を出力することができるから、エンジンはスタータモータの特性変動に影響されることなく試験ができ、真のエンジン評価を得ることかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す制御ブロック図。
【図2】スタータモデルのトルク特性図。
【図3】エンジン始動時の軸トルク波形図。
【図4】従来の試験装置の概略図。
【符号の説明】
1…エンジン
2…ダイナモメータ
3…回転軸
4…インバータ
5…回転速度検出器
6…トルク検出器
8…回転数設定器
9…トルク設定器
7,10…ダイナモメータ制御装置
11…速度制御部
12…トルク制御部
13…駆動トルク判定部
14…切換器
15…設定切換器
16…トルク設定器リセット部
Claims (2)
- エンジンに回転軸を介してダイナモメータを連結し、検出された軸トルクと回転速度の各信号をダイナモメータ制御装置のトルク制御部及び速度制御部に各別に導入し、ダイナモメータ制御装置の出力をもとにインバータを介してダイナモメータを制御することによってエンジン特性を試験するものにおいて、
前記ダイナモメータ制御装置に、前記軸トルクの検出信号を導入して当該軸トルク信号の極性反転後の所定トルク時にエンジン始動完了と判定する駆動トルク判定部と、前記速度制御部とトルク制御部の出力側に速度制御信号とトルク制御信号との切換器を設け、
前記速度制御部にはエンジンのスタータモータを模擬したスタータトルク特性が設定されたスタータモデル部を設け、且つこの速度制御部には、回転数設定器によって設定された回転数設定信号とスタータ回転数設定器により設定されたスタータモータの回転数設定信号の何れかを設定切換器を介して入力し、
前記駆動トルク判定部は、入力された軸トルク信号の極性反転後の所定トルク時にエンジン始動完了と判定し、前記切換器を介して前記インバータへの制御信号を速度制御部からトルク制御部に切換えると共に、トルク制御部へのトルク設定値を0にリセットするよう構成したことを特徴としたエンジン始動試験装置。 - 前記ダイナモメータ制御装置にトルク設定器を設け、このトルク設定器により設定されたトルク設定信号をリセットするためのトルク設定リセット部を設け、前記トルク制御部によるエンジンの始動完了判定時にトルク設定リセット部を介してトルク設定値を0とし、無負荷状態にてエンジン自身のアイドリング回転を保持するよう構成したことを特徴とした請求項1記載のエンジン始動試験装置。
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