JPH0587494U - 排気循環方式熱風乾燥装置 - Google Patents

排気循環方式熱風乾燥装置

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JPH0587494U
JPH0587494U JP3375792U JP3375792U JPH0587494U JP H0587494 U JPH0587494 U JP H0587494U JP 3375792 U JP3375792 U JP 3375792U JP 3375792 U JP3375792 U JP 3375792U JP H0587494 U JPH0587494 U JP H0587494U
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JP
Japan
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dryer
exhaust
hot air
exhaust gas
gas
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Pending
Application number
JP3375792U
Other languages
English (en)
Inventor
正坦 岸田
則弘 浜川
清治 釘宮
義昭 秋吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気循環方式熱風乾燥装置の排ガスの脱臭処
理を熱エネルギー損失を少なくして実施する。 【構成】 排気循環方式熱風乾燥装置において排ガスの
循環配管に分岐配管を接続し、該分岐配管に水洗手段お
よび生物脱臭装置を配設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば魚廃物等の有機性廃棄物を乾燥粉化して飼料、肥料等または それらの原料とするための乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
有機性廃棄物の乾燥過程で発生する乾燥排気中の有機性臭気成分を除去する方 法として、微生物を利用した生物脱臭装置を用いることは良く知られている。ま た、排気を循環利用する乾燥装置では実開昭57−169424号のごとく排気 を脱臭炉に導き600〜900℃の高温で燃焼脱臭する方法等がある。
【0003】 この方法は循環ガスの全量を先ず凝縮器に通し、循環ガス中の蒸気分を凝縮除 去した後、循環ガスの一部を脱臭炉を経由して排気しているが、凝縮の過程で循 環ガスの温度は低下し、乾燥機に導入する時点で熱風発生装置等により昇温する 場合に乾燥排気の熱を有効に利用できない欠点を有し、さらに脱臭炉で600〜 900℃の高温まで昇温するための多大な熱エネルギーを必要とする欠点を有す る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
生物脱臭装置では、微生物の生存、および活性を維持するために、脱臭装置を 通過するガスの温度を約40℃以下にする必要があるが、実開昭57−1694 24号に開示のごとく排気循環方式乾燥装置では排気の温度は通常約100℃以 上であり、生物脱臭装置の前段に何等かの冷却装置が必要である。また排気循環 方式乾燥装置では一般に乾燥装置に吹き込む熱風の温度が高いため被乾燥物の温 度が高くなり、被乾燥物中の有機性臭気成分の蒸発量が多く排気中の臭気濃度が 高くなる。そのため単にガスの冷却だけを目的とした冷却装置を生物脱臭装置の 前に設けただけでは、臭気濃度は低下せず脱臭効率は上昇しない。したがって生 物脱臭装置の容量が大きくなる欠点を有する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題を解決するものであって、乾燥機への乾燥用ガス入口側に熱 風発生装置を配設し、前記乾燥機からの排気ガス出口側に該乾燥機からの排気ガ スを前記乾燥機のガス入口側に戻す循環配管とブロワを設けた排気循環方式熱風 乾燥装置において、前記循環配管に前記乾燥機からの排気ガスの一部を系外に排 気する分岐配管を接続し、前記分岐配管に水洗手段および生物脱臭装置を配設し たことを特徴とする排気循環方式熱風乾燥装置である。
【0006】
【作用】
本考案の熱風乾燥装置においては、熱風発生装置から乾燥機に熱風を送り込む が、ブロワと循環配管により排気ガスは乾燥機のガス入口側に戻り循環している 。ここにおいて上記循環配管の途中に分岐配管を設けて排気ガスの一部を取出し て処理する。
【0007】 上記一部取出された排気ガスは水洗手段で冷却することにより排気ガス中の水 蒸気が凝縮分離され、系外に排気する排気量が少なくなる。また系外に排気する ガス中の、水に可溶な臭気成分が分離されるため脱臭効率が上昇し、生物脱臭装 置に導かれるガス中の臭気濃度が低くなるため生物脱臭装置の容量を小さくでき る。また、系外に排気するガスのみを冷却するため乾燥装置に戻す循環ガスの温 度は高温のままであり、乾燥排気の熱エネルギーは有効に利用される。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の実施例を示す系統図である。乾燥機2の入口側に熱風発生装置 1を備え熱風を送給するようになっている。一方乾燥機出口6からブロワ5を経 て熱風発生装置1の出口7に乾燥排気を戻す循環配管4が設けられている。さら にブロワ5の出口側8より、系外に排気するガスを抜き出す分岐配管9を設け、 該分岐配管9には水洗塔10および生物脱臭装置11を設け、系外に排気する臭 気を除去する。図中13は送水ポンプ、14は洗浄剤供給管である。
【0009】 図中12はミストセパレータであって、水洗塔10に海水等の生物脱臭に不適 な洗浄剤を使用する場合にはミストを分離除去するため必要であるが、淡水を使 用する場合等状況によって省略可能である。また、図示していないが乾燥機2か ら排出される乾燥排気の除塵の目的で、循環配管4の途中にサイクロン他の集塵 機を設けてもよい。また水洗手段としては本実施例に示すような水洗塔の他に、 ベンチュリスクラバー等のスクラバーや充填塔等でも良い。
【0010】 分岐配管から系外に排気するガス量の設定については、つぎのとおりにするこ とが望ましい。系外に排気するガス量が多すぎる場合は乾燥排気の保有熱量の損 失が多くなるとともに、乾燥用ガス量が少なくなるため乾燥効率が低下する。一 方、系外に排気するガス量が少なすぎる場合は、乾燥機2で発生する蒸気、臭気 が系内に滞るため、系内の圧力が上昇し、乾燥効率の低下を引き起こす。さらに はバーナー等を使用する熱風発生装置の燃焼用空気供給ファンの空気供給量低下 に伴う不完全燃焼を引き起こす可能性もある。このため乾燥機で発生する水蒸気 量、臭気量および熱風発生装置で発生する熱風量に相当するガス量を該循環系の 系外に排気するように、風量調節弁15、16で制御し、最適な運転状態を維持 する。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、従来の技術に比べ小さな設備容量で、高効率な脱臭が可能で あり、かつ熱エネルギーの損失が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す系統図
【符号の説明】
1 熱風発生装置 2 乾燥機 4 循環配管 5 ブロワ 6 乾燥機出口 8 分岐配管抜き出し口 9 分岐配管 10 水洗塔 11 生物脱臭装置 12 ミストセパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 釘宮 清治 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 日 鐵プラント設計株式会社内 (72)考案者 秋吉 義昭 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 日 鐵プラント設計株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥機への乾燥用ガス入口側に熱風発生
    装置を配設し、前記乾燥機からの排気ガス出口側に該乾
    燥機からの排気ガスを前記乾燥機のガス入口側に戻す循
    環配管とブロワを設けた排気循環方式熱風乾燥装置にお
    いて、前記循環配管に前記乾燥機からの排気ガスの一部
    を系外に排気する分岐配管を接続し、前記分岐配管に水
    洗手段および生物脱臭装置を配設したことを特徴とする
    排気循環方式熱風乾燥装置。
JP3375792U 1992-04-23 1992-04-23 排気循環方式熱風乾燥装置 Pending JPH0587494U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006116457A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Yamamoto Giken Koki Kk 汚泥乾燥機の脱臭装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60213784A (ja) * 1984-04-07 1985-10-26 菊地 良和 乾燥炉の脱臭方法
JPS6344921A (ja) * 1986-08-13 1988-02-25 Nisshin Oil Mills Ltd:The 排ガスの脱臭方法

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Effective date: 19980804