JPH0587342B2 - - Google Patents

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JPH0587342B2
JPH0587342B2 JP60219043A JP21904385A JPH0587342B2 JP H0587342 B2 JPH0587342 B2 JP H0587342B2 JP 60219043 A JP60219043 A JP 60219043A JP 21904385 A JP21904385 A JP 21904385A JP H0587342 B2 JPH0587342 B2 JP H0587342B2
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JP
Japan
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lead wire
punch
kink
end surface
die
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JP60219043A
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JPS6281234A (ja
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Yoshuki Yamana
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はリード線付きの抵抗、コンデンサなど
の電子部品をプリント基板に組付けるために上記
リード線を成形加工する電子部品のリード線成形
加工装置とくに電子部品のリード線矯正装置に関
するものである。 〔発明の背景〕 従来、第9図に示すような形状をした電子部品
1はたとえば第10図aに示す如くリード線2を
矯正し、同図bに示す如くリード線2を所定の長
さに切断し、同図cに示す如くリード線2の途中
にキンクeを成形したのち、同図dに示す如くリ
ード線2をピツチPにて折り曲げる4つの工程で
成形加工している。 しかるに実際の電子部品においては、上記キン
クeがなかつたり、あるいはリード線2の折り曲
げピツチP、高さH、電子部品1の径Dの寸法が
部品毎に異なつている。 これに対して従来のリード成形装置はたとえば
特開昭59−81000号公報に記載されているように、
リード線2の折り曲げピツチを調整する方式であ
るため、部品の成形寸法が変わる度毎に成形部の
寸法を調整する必要がある。またキンクeを加工
する必要がある場合には、これを加工することが
できないため、ペンチ式の手工具により後加工し
なければならないし、キンクeを加工する場合に
は一般に専用の型を使用しているため、リード線
の寸法が変わる度毎に型を新しく製作して交換す
る必要がある。 したがつて段取時間に多くの時間を要して作業
能率が低下し、かつ大幅に設備費が増加する欠点
がある。 また従来、曲がりの比較的少ないリード線を矯
正する方法として、2個のロールを回転させなが
らこれらの間に介挿するリード線に押し付けて曲
がりを与えたのち、緩やかに除荷して矯正する方
法が提案されている。 しかるにこの方法は、曲がりの大きいリード線
の矯正に使用した場合、リード線がロールから外
れて矯正することが困難になる。そのため、リー
ド線矯正に関しては適切な方法がないので、手作
業により行なつている。 〔発明の目的〕 本発明は前記従来の欠点を除去し、たとえ電子
部品の形状寸法が変つても、その都度型の交換お
よび成形部の駒を調整することなく矯正を可能と
する電子部品リード線矯正装置を提供することに
ある。 〔発明の概要〕 本発明は前記の目的を達成するため、電子部品
のリード線を矯正加工する電子部品のリード線矯
正装置において、 (1) ベース上にスライドベースを介して水平移動
可能に支持された一対のスライドテーブルと、 (2) 該スライドテーブル上に固定された一対のホ
ルダと、 (3) 該ホルダ内に上下方向に摺動自在に嵌挿さ
れ、下端部に逆V形状の溝を有する一対のパン
チと、 (4) 該パンチの逆V形状の溝に対応する逆V形状
の突起部を有するとともに、該突起部をパンチ
の逆V形状の溝に嵌入した際、該突起部の頂部
に、前記リード線の嵌入可能な、前記溝の底を
頂点とする断面が三角形状の空間が形成さる切
欠き面を設けた一対のダイスと、 (5) 該ダイスに固着され、前記各パンチの下端部
側面を案内する側板と、 (6) 前記ホルダを介して一対のパンチおよびダイ
スの水平間隔を調整する調整手段と、 (7) 前記ダイスの突起部頂部および側板の上端面
に前記リード線が載置された後、各パンチをダ
イスに接近させて押圧する押圧手段と、 を備えるように構成したことを特徴とするのもで
ある。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の一実施例を示す第1図乃至第8
図について説明する。第1図は本発明の一実施例
を示す電子部品リード線成形装置の斜視図、第2
図は第1図に示すリード線成形ユニツトの拡大断
面正面図にして左側半分は矯正前の状態、右側半
分は矯正中の状態を夫々に示し、第3図は第2図
のA−A断面拡大側面図、第4図は第2図に示す
矯正パンチの拡大斜視図、第5図は第2図のB−
B断面拡大側面図、第6図は第1図に示すリード
線切断ユニツトの拡大断面正面図にして、左側半
分は切断前の状態、右側半分は切断後の状態を示
し、第7図は第1図に示すリード線キンクユニツ
トの拡大断面正面図にして、左側半分はキンク前
の状態、右側半分はキンク中の状態を示し、第8
図は第1図に示すリード線折り曲げユニツトの拡
大断面正面図にして、左側半分は折り曲げ前の状
態、右側半分は折り曲げ中の状態を示す。 第1図において3はベースにして、その巾方向
中央部にチエンコンベヤを配置し、その供給側
端部にシユート5を配置し、上記チエンコンベヤ
4の搬送経路にそうてその両側にリード線成形ユ
ニツト、リード線切断ユニツト、リード線キ
ンクユニツトおよびリード線折り曲げユニツト
9を配置している。上記チエンコンベヤは2個
のチエンホイル10a,10bにて両端部を懸架
されたチエン11の外側面に2個で一対のクラン
プ爪12の下端部を間隔をおいてピン10cによ
り支持している。上記2個一対のクランプ爪12
はその下端の上記ピン10cの取付部より外側上
方に向かつて折り曲げられた突起部12bを形成
し、その上方部に上端部が弾性力にて常に内方に
押圧されるバネ43を介挿し、さらにその上方部
に電子部品1を挟持するためのV形状の溝12a
を形成している。上記突起部12bは図示しない
機構によりその先端部が下方向に押圧されたと
き、2個のクランプ爪12の上端部がバネ43の
弾性力に打ちかつて開放される如くしている。ま
た上記チエンコンベヤはその一方のチエンホイ
ル10aに接続して該チエンホイル10aを間欠
的に回転させるパルスモータ13を設けている。
上記シユート5は間隔をおいて2個で一対に形成
され、夫々電子部品1のリード線2を支持して重
力で上記チエンコンベヤに供給する如く先端部
を下方に向つて傾斜している。上記リード線成形
ユニツトは第2図乃至第5図に示す如く形成さ
れている。すなわち、14は2個のスライドベー
スにして、間隔をおいて上記ベース3上に固定支
持されている。15は2個のスライドテーブルに
して、間隔をおいて上記スライドベース14上に
水平方向に移動自在に支持されている。16は2
個のホルダにして、間隔をおいて上記スライドテ
ーブル15上に固定支持され、互いに対象形状に
形成されている。すなわち上方部には上下方向に
貫通する穴16aを形成しこの穴16aの下方部
に接続する位置には内方を開口し、内壁面に逃げ
溝16bを形成する穴16cを形成し、この穴1
6cの下方の上記穴16aの対向位置には切欠穴
16dを形成している。17は2個のパンチにし
て、夫々上記穴16a内に上下方向に摺動自在に
嵌挿し、下端部には第4図に示す如く逆V形状と
した溝17aと、この溝17aの両側の2個の突
起部17b,17cに間隔をおいて下端部が開口
する複数個のスリツト17dを穿設している。1
8は2個のダイスにして、夫々上記ホルダ16の
下方位置に形成された切欠穴16d内に固嵌支持
され、第5図に示す如く上記パンチ17の逆V形
状の溝17aに対応する如く逆V形状の突起部1
8aを形成し、この突起部18aの上方頂部に平
坦面をした切欠面18bを形成し、この切欠面1
8bと上記パンチ17の逆V形状の溝17aの底
部との間にリード線2が嵌挿しうる大きさの3角
形状した溝18cを形成している。19は4個の
側板にして、上記2個のダイス18の両端部上に
固定され、上記逆V形状の突起部18aを形成す
る斜面の対向位置には、第4図に示す如くパンチ
17の突起部17b,17cのスリツト17d間
の巾に相当する間隔にて上記斜面に対接する如く
歯形部19aを固定し、これによつて該側板19
がくし歯形状をしている。なお上記4個側板19
はその上端面を上記ホルダ16の下端面と間〓を
有する如く形成されている。20は〓形状をした
2個のブラケツトにして、下端部を上記2個のホ
ルダ16の上方外側面に締着され、上端上面にエ
アシリンダ21を固定支持している。このエアシ
リンダ21はその内部を上下方向に摺動するピス
トンロツド21aの下方先端に螺子部21bを形
成し、この螺子部21bを上記パンチ17の上端
面に螺着している。22は2個の連結桿にして、
夫々上記ベース3内に形成された穴3a内に水平
方向に摺動自在に嵌挿し、上端部を上記ホルダ1
6の下端面に固定し、下方部に螺合するネジ軸2
3をナツト24にて固定支持している。このネジ
軸23は上記ベース3の下端面に固定支持された
2個の軸受25にて回転自在に支持され、一方先
端部を駆動モータ26に接続している。この駆動
モータ26は軸受27を介して上記ベース3の下
端面に固定支持されている。 したがつてリード線成形ユニツトは前記の如
く形成されているから、駆動モータ26が駆動し
てネジ軸23が回転すると、このネジ軸23に螺
合する2個の連結桿22を介して2個のホルダ1
6が互いに同時に同一量だけ反対の水平方向に移
動して2個のパンチ17および2個のダイス18
の間隔量が調整される。調整後チエンコンベヤ
の2個一対のクランプ爪12にて介挿保持された
電子部品1が搬送されてそのリード線2がダイス
18の切欠面18b上に搭載されて搬送を停止す
ると、エアシリンダ21により2個のパンチ17
が第2図左半分の位置より下降しつつその突起部
17b,17cにて第4図に点線にて示す如く曲
がつたりリード線2を中央に寄せて行く、さらに
パンチ17が下降して第2図右半分の位置まで達
すると、パンチ17の逆V形状の溝17aを形成
する斜面によりリード線2を中央に寄せつつ直線
状に矯正してダイス18の切欠面18b上に搭載
するとともに上記パンチ17の逆V形状の溝17
aを形成する斜面に加わる力P2,P3および上記
ダイス18の切欠面18b上に加わる力P1によ
り軟銅線にて形成されたリード線2を矯正する。
矯正が終了すると、エアシリンダ21によりパン
チ17が第2図に右半分に示す位置から左半分に
示す位置まで上昇してリード線2の挟持を解除
し、同時にチエンコンベアが駆動してクランプ
爪12が電子部品1をつぎのリード線切断ユニツ
まで搬送する。 つぎにリード線切断ユニツトは第6図に示す
如く形成されている。なお、前記リード線成形ユ
ニツトと同一部品は第2図乃至第5図と同一符
号をもつて示す。すなわち、28は2個のホルダ
ーにして、間隔をおいて上記スライドテーブル1
5上に固定支持され互いに対象形状に形成されて
いる。すなわち、上方部内には上下方向に貫通す
る穴28aを形成し、この穴28aの下端部に接
続する位置には内方および下方が開口する穴28
bを形成している。29は2個の切断パンチにし
て、夫々中央の細巾部29aを上記穴28a内に
後述の押え駒31とともに上下方向に摺動自在に
嵌挿し、その上方に太幅状のフランジ部29bを
形成してその下端面と上記ホルダ28の上端面お
よび後述の押え駒31の上端面との間に弾性力に
て常に該フランジ部29bが上方に押圧されるば
ね30を介挿し、下方部には一端面より突出して
その先端面にて押え駒31の下方部端面を上下方
向に摺動自在に対接し、下端面にカツタ29cを
形成するカツタ部29dを形成している。上記2
個の押え駒31は上方部一端面に先端面を上記2
個の切断パンチ29の細巾部29aの端面と互い
に上下方向に摺動しうる如く対接された突起部3
1aを形成し、この突起部31aの下端面31b
にて上記2個の切断パンチ29のカツタ部29d
の上端面と係合する如くし、下端面を平坦な面に
形成されている。32は2個の切断ダイスにし
て、夫々断面を矩形状にして上記2個のホルダ2
8の下方部に電子部品1の搬送方向に間〓をおい
て複数個固定されたガイド板28cの先端面に固
定支持され上端面と上記押え駒31の下端面との
間で電子部品1のリード線2を挟持する如くして
いる。 したがつてルード線切断ユニツトは前記の如
く形成されているから、駆動モータ26が駆動し
てネジ軸23が回転すると、このネジ軸23に螺
合する2個の連結桿22を介して2個のホルダ2
8が互いに同時に同一量反対の水平方向に移動し
て2個の押え駒31、切断パンチ29および切断
ダイス32の間隔量が調整される。調整後チエン
コンベヤの2個一対のクランプ爪12にて介挿
保持された電子部品1が搬送されてそのリード線
2が切断ダイス32の切欠面32a上に搭載して
搬送を停止すると、エアーシリンダ21により切
断パンチ29がばね30の弾性力に打ちかつて下
降し、ついでばね30の弾性力により押え駒31
が下降してその下端面と切断ダイス32の上端面
との間で電子部品1のリード線2を挟持する。さ
らに切断パンチ29が下降すると、その下方のカ
ツタ部29dのカツタ29cにてリード線2の先
端部を切断してガイド板28c間を通つて下方に
排出させる。この場合カツタ部29dは押え駒3
1の端面を摺動しながらカツタ29cにてリード
線2の先端部を切断するので、リード線2は2個
の押え駒31の下方部外側端面間の間隔量に相当
する長さに切断するとができる。切断が終了する
と、エアーシリンダ21の上昇に伴つてばね30
の弾性力により切断パンチ29および押え駒31
が上昇して元の位置に復する。これと同時にチエ
ンコンベヤが駆動してクランプ爪12が電子部
品1をつぎのキンクユニツトまで搬送する。 つぎにリード線キンクユニツトは第7図に示
す如く形成されている。なお、前記リード線切断
ユニツトと同一部品は第6図と同一符号をもつ
て示す。すなわち33は2個のホルダにして間隔
をおいて上記スライドテーブル15上に固定支持
され互いに対象形状に形成されている。すなわ
ち、上方部内には第7図と同様上下方向に貫通す
る穴33aを形成し、この穴33aに接続する下
方部には第2図と同様内方を開口し、内壁面に逃
げ溝33bを形成する穴33cを形成し、この穴
33cの下方の上記穴33aの対向位置に切欠穴
33dを形成している。34は2個のキンクパン
チにして、夫々中央の細巾部34aを押え駒31
とともに上記穴33a内に上下方向に摺動自在に
嵌挿し、その上方に太幅状のフランジ34bを形
成してそ下端面と上記ホルダ33の上端面および
押え駒31の上端面との間に弾性力にて常に該フ
ランジ部34bが上方に押圧されるばね30を介
挿し、下方部には一端面より突出してその先端面
を押え駒31の下方端面を上下方向に摺動自在に
対接し、下端面にキンク用突起部34cを形成し
ている。35は2個のキンクダイにして、上記2
個のホルダ33の切欠穴33d内に固嵌支持さ
れ、上端面上記キンクパンチ34の対向する部分
には上記キンク用突起部34cに対応する形状を
したキンク用溝35aを形成し、上記押え駒31
に対向する面にて電子部品1のリード線2を挟持
する如くしている。 したがつてリード線キンクユニツトは前記の
如く形成されているから、駆動モータ26が駆動
してネジ軸23が回転すると、このネジ軸23に
螺合する2個の連結桿22を介して2個のホルダ
33が互いに同時に同一量反対の水平方向に移動
して2個の押え駒31、キンクパンチ34および
キンクダイ35の間隔量が調整される。調整後チ
エンコンベヤの2個一対のクランプ爪12にて
介挿支持された電子部品1が搬送されてそのリー
ド線2がキンクダイ35上に搭載され、搬送を停
止すると、エアーシリンダ21によりキンクパン
チ34がばね30の弾性力に打ちかつて下降し、
ついでばね30の弾性力により押え駒31が下降
してその下端面とキンクダイ35の上端面との間
で電子部品1のリード線2を挟持する。さらにキ
ンクパンチ34が下降すると、その下端面のキン
ク用突起部34cと、キンクダイ35のキンク用
溝35aにてリード線2にキンクeを形成する。
キンクが形成されると、エアーシリンダ21の上
昇に伴つてばね30の弾性力によりキンクパンチ
34および押せ駒31が上昇して元の同図左半分
に示す位置に復する。これと同時にチエンコンベ
が駆動してクランプ爪12が電子部品1をつ
ぎのリード線折り曲げユニツトまで搬送する。 つぎにリード線折り曲げユニツトは第8図に
示す如く形成されている。なお第1図乃至第7図
と同一部品は同図と同一符号をもつて示す。すな
わち36は2個のホルダにして、間隔をおいて上
記スライドテーブル15上に固定され互に対象形
状に形成されている。すなわち、2個のホルダ3
6の上方部内には上下方向に貫通する穴36aを
形成し、この穴36aの下端部に接続する位置に
は内方端部が開口する穴36bを形成し、この穴
36bに穴36cを介して接続する如く上下2個
所に配置されたバネ穴36dを形成している。3
7は2個の曲げパンチにしてその中央細巾部37
aを後述の押え駒38とともに上記穴36a内に
上下方向に摺動自在に嵌挿し、その上方に大幅状
のフランジ部37bを形成してその下端面と上記
ホルダ36の上端面および押え駒38の上端面と
の間に弾性力により常に該フランジ部37bが上
方に押圧されるばね30を介挿し、下方部には一
端面より突出して押え駒38の下方側端面を上下
方向に摺動自在に対接する折り曲げ部37cを形
成している。なお、上記穴36aの幅に対して曲
げパンチ37および押え駒38の幅は〓間εだけ
小さく形成されている。押え駒38は上方部38
aを太幅状に形成されて上記曲げパンチ37の中
央細幅部の側端面と互いに上下方向に摺動しなが
ら上記ホルダ36の穴36a内を上下方向に摺動
自在に嵌挿し、下方細幅部38bの側端面を上記
曲げパンチ37の折り曲げ部37cと上下方向に
摺動する如く対接し、上方部38aの段付面38
cと曲げパンチ37の折り曲げ部37cの上方段
付面とが係合する如くしている。39は曲げダイ
にして、断面L形状をして上記ホルダ36の下方
穴36bの開口側下方部に固定支持され、上記押
え駒38の下方細巾部38bの巾よりもリード線
2の径だけ細く形成された上下方向の壁体の内側
面にリード線2のキンクeを挿入するための溝3
9bを形成し、上端面と、上記押え駒38の下端
面との間でリード線2を挟持する如くしている。
40はボールにして上記ホルダ36の穴36d内
に挿入されたバネ41の弾性力にて穴36c内よ
り突出して曲げパンチ37の折り曲げ部37cの
端面を押え駒38の端面に押圧させ同時にリード
線2を介して曲げダイ39に押圧されている。4
2は止メネジにして、上記ホルダ36の穴36d
の外端部に螺着されている。 したがつてリード線折り曲げユニツトは前記
の如く形成されているから、駆動モータ26が駆
動してネジ軸23が回転すると、このネジ軸23
に螺合する2個の連結桿22を介して2個のホル
ダ36が互いに同時に同一量反対の水平方向に移
動して2個の押え駒38及び曲げダイ39の間隔
量が調整される。調整後チエンコンベヤの2個
一対のクランプ爪12にて介挿支持された電子部
品1が搬送されてそのリード線2が曲げダイ39
上に搭載され、搬送を停止すると、エアーシリン
ダ21により曲げパンチ37が同図左半分に示す
位置よりばね30の弾性力に打ちかつて下降し、
ついでばね30の弾性力により押え駒38が下降
してその下端面と曲げダイ39の上端面との間で
リード線2を固定する。さらに曲げパンチ37が
下降すると、同図右半分に示す如くバネ41の弾
性力によりボール40を介して押え駒38の端面
に押圧された折り曲げ部37cでリード線2を下
方に折り曲げつつその折り曲げ部分を曲げダイ3
9に押圧するので、リード線2はそのキンクeが
溝39b内に挿入された状態で角度90°に折り曲
げられる。リード線2の折り曲げが完了すると、
エアーシリンダ21の上昇に伴つてバネ30の弾
性力により曲げパンチ37および押え駒38が上
昇して元の同図左半分に示す位置に戻る。これと
同時にチエンコンベヤが駆動してクランプ爪1
2が電子部品1を排出位置まで搬送し、図示しな
い排出ユニツトにより電子部品1をクランプ爪1
2より取外して排出する。 本発明による電子部品リード線成形装置は前記
の如く構成されているから、チエンコンベヤ
駆動によりシユート5の下端部に達すると、チエ
ンコンベヤの駆動が一旦停止し、2個のクラン
プ爪12の上端部が開いてシユート5上を重力に
て搬送される電子部品1をV溝12a間に挿入
し、バネ13の弾性力にて2個のクランプ爪12
の上端部が閉じて電子部品1を挟持する。 ついで、再びチエンコンベヤが駆動し、クラ
ンプ爪12がリード線成形ユニツトに達してリ
ード線2がダイス18の切欠面18b上に搭載さ
れ、クランプ爪12の搬送が停止すると、パンチ
17の逆V形状の溝17aがダイス18の逆V形
状突起部18aに嵌挿しつつ溝17aを形成する
2個の斜面に加わる力P2,P3と切欠面18bに
加わる力P1によりリード線2を矯正する。 リード線2の矯正が終了すると、チエンコンベ
の駆動によりクランプ爪12がリード線2を
支持した状態で搬送を開始する。 しかるのち、クランプ爪12がリード線切断ユ
ニツトに達してリード線2が切断ダイス32上
に搭載され、クランプ爪12の搬送が停止する
と、押え駒31の下端面と切断ダイス32の上端
面との間でリード線2が挟持された状態で切断パ
ンチ29のカツタ29cにてリード線2を所定の
長さに切断する。 リード線2の切断が終了すると、クランプ爪1
2がリード線2を支持した状態で搬送を開始す
る。 ついでクランプ爪12がリード線キンクユニツ
に達してリード線2がキンクダイ35上に搭
載され、クランプ爪12の搬送が停止すると、キ
ンクパンチ34の下降に伴つてその下端面とキン
クダイ35上との間でリード線2を挟持した状態
でキンクパンチ34と突起部34cとキンクダイ
35のキンク溝35aとの係合でリード線2にキ
ンクeを形成する。 リード線2にキンクeが形成されると、クラン
プ爪12がリード線2を支持した状態で搬送を開
始する。 しかる後クランプ爪12がリード線折り曲げユ
ニツトに達してリード線2が曲げダイ39上に
搭載され、クランプ爪12の搬送が停止すると、
曲げパンチ37および押え駒38が下降して押え
駒38の下端面と曲げダイ39上との間でリード
線2を挟持した状態で曲げパンチ37と曲げダイ
39との間でリード線2折り曲げる。 リード線2の折り曲げが終了すると、クランプ
爪12がリード線2を支持した状態で搬送を開始
し、排出位置まで搬送して排出ユニツトにより電
子部品1をクランプ爪12より取外して排出す
る。 上記は1個の電子部品1について述べたが、当
然のことながらチエンコンベヤには多数個のク
ランプ爪12を設置しているので、たとえば1個
の電子部品1のリード線2がリード線切断ユニツ
により所定の長さに切断される間につぎのク
ランプ爪12に支持されたリード線2がリード線
成形ユニツトにより成形されるように構成され
ている。 〔発明の効果〕 以上述べたる如く、本発明においては、電子部
品の形状および寸法に応じて調整することがで
き、かつキンクの有無に応じて自由に選択するこ
とができ、かつ任意の大きさに成形することがで
きるので型の交換が不要になり段取り時間を大幅
に短縮することができる。また自動的に電子部品
の成形を行なうことができかつ1個の電子部品を
一種類の成形を行なつている間に他の1個の電子
部品を別の種類の成形を行なうことができるので
作業時間の短縮をはかることができ、これによつ
て大幅な設備投資費用の低減をはかることができ
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電子部品リー
ド線成形装置の斜視図、第2図は第1図に示すリ
ード線成形ユニツトの拡大断面正面図にして左側
半分は矯正前の状態、右側半分は矯正中の状態を
示し、第3図は第2図のA−A断面拡大側面図、
第4図は第2図に示す矯正パンチの拡大斜視図、
第5図は第2図のB−B断面拡大側面図、第6図
は第1図に示すリード線切断ユニツトの拡大断面
正面図にして左側半分は切断前の状態、右側半分
は切断後の状態を示し、第7図は第1図に示すリ
ード線キンクユニツトの拡大断面正面図にして、
左側半分はキンク前の状態、右側半分はキンク中
の状態を示し、第8図は第1図に示すリード線折
り曲げユニツトの拡大断面正面図にして左側半分
は折り曲げ前の状態、右側半分は折り曲げ中の状
態を示し、第9図は本発明が適用する電子部品の
斜視図、第10図は電子部品の成形順序を示す説
明図である。 1……電子部品、2……リード線、3……ベー
ス、……チエンコンベヤ、5……シユート、
……リード成形ユニツト、……リード線切断ユ
ニツト、……リードキンクユニツト、……リ
ード線折り曲げユニツト、10a,10b……チ
エンホイル、11……チエン、12……クランプ
爪、13……パルスモータ、14……スライドベ
ース、15……スライドテーブル、16,28,
33,36……ホルダ、17,29,34,37
……パンチ、18,32……ダイス、21……エ
アーシリンダ、22……連結桿、23……ネジ
軸、26……駆動モータ、31,38……押え
駒、29c……カツタ、32……切断ダイス、3
5……キンクダイ、37c……折り曲げ部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電子部品のリード線を矯正加工する電子部品
    のリード線矯正装置において、 (1) ベース上にスライドベースを介して水平移動
    可能に支持された一対のスライドテーブルと、 (2) 該スライドテーブル上に固定された一対のホ
    ルダと、 (3) 該ホルダ内に上下方向に摺動自在に嵌挿さ
    れ、下端部に逆V形状の溝を有する一対のパン
    チと、 (4) 該パンチの逆V形状の溝に対応する逆V形状
    の突起部を有するとともに、該突起部をパンチ
    の逆V形状の溝に嵌入した際、該突起部の頂部
    に、前記リード線の嵌入可能な、前記溝の底を
    頂点とする断面が三角形状の空間が形成される
    切欠き面を設けた一対のダイスと、 (5) 該ダイスに固着され、前記各パンチの下端部
    側面を案内する側板と、 (6) 前記ホルダを介して一対のパンチおよびダイ
    スの水平間隔を調整する調整手段と、 (7) 前記ダイスの突起部頂部および側板の上端面
    に前記リード線が載置された後、各パンチをダ
    イスに接近させて押圧する押圧手段と、 を備えたことを特徴とする電子部品のリード線矯
    正装置。
JP60219043A 1985-10-03 1985-10-03 電子部品のリード線矯正装置 Granted JPS6281234A (ja)

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