JPH0587298A - ガス供給方法およびガス供給装置 - Google Patents

ガス供給方法およびガス供給装置

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JPH0587298A
JPH0587298A JP24973091A JP24973091A JPH0587298A JP H0587298 A JPH0587298 A JP H0587298A JP 24973091 A JP24973091 A JP 24973091A JP 24973091 A JP24973091 A JP 24973091A JP H0587298 A JPH0587298 A JP H0587298A
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gas supply
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valve
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Hidehiko Fujioka
秀彦 藤岡
Yutaka Tanaka
裕 田中
Yuji Chiba
裕司 千葉
Yuji Sudo
裕次 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス供給方法およびガス供給装置を、ガスボ
ンベ交換後も安定して超高純度ガスを供給することがで
きるようにする。 【構成】 第1のガスボンベ101 の交換後に超高純度
のヘリウムガスを第1のガスボンベ101 からチャンバ
1に供給する前に、第1のガスボンベ101 と三方弁9
とを連通する配管を第1の制御バルブ131 で2つの閉
空間に区分して、高真空ポンプ16と第1および第2の
油回転ポンプ151,152により第1のガスボンベ10
1 側の閉空間内を真空排気する。その後、第1の制御バ
ルブ131を開いて超高純度のヘリウムガスを第1のガ
スボンベ101 から前記配管内に供給したのち、高真空
ポンプ16と第1および第2の油回転ポンプ151,1
2により該配管内を真空排気する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超高純度ガスを取扱う
ガス供給方法およびガス供給装置に関し、特に、半導体
素子製造過程における薄膜形成,露光およびエッチング
工程などに必要な超高純度ガスを取扱うガス供給方法お
よびガス供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、超高純度ガスを取扱うガス供給
装置の従来例の一つを示す概略構成図である。
【0003】このガス供給装置は、半導体素子のプロセ
ス処理を行うチャンバー101 内に超高純度のプロセスガ
ス(たとえば、ヘリウムガス)を導入するためのもので
あり、超高純度のプロセスガスのガス供給源である第1
および第2のガスボンベ1101,1102と、該2つのガスボ
ンベ1101,1102の切替を行う三方弁109 と、プロセスガ
ス導入バルブ108 とを含む。
【0004】ここで、第1および第2のガスボンベ11
01,1102には、第1および第2のボンベ開閉バルブ11
11,1112がそれぞれ一体的に設けられており、三方弁10
9 とプロセスガス導入バルブ108 との間には、高純度の
プロセスガスの流量を調節するためのレギュレータ107
と高純度のプロセスガスに含まれる微粒子を捕捉するフ
ィルタ105 とが三方弁109 側から順に介在されている。
また、レギュレータ107 とフィルタ105 との間には、高
純度のプロセスガスの圧力を検出する圧力計106 が介在
されている。さらに、第1のボンベ開閉バルブ1111と三
方弁109 との間には、この間の配管内のフラッシングを
行うための第1のフラッシング用バルブ1121が介在され
ており、第2のボンベ開閉バルブ1112と三方弁109 との
間には、この間の配管内のフラッシングを行うための第
2のフラッシング用バルブ1122が介在されている。な
お、第1および第2のガスボンベ1101,1102の2本のガ
スボンベを使用するのは、いずれか一方のガスボンベが
空になった場合に他方のガスボンベに切替えることによ
り、チャンバー101 内に高純度のプロセスガスを連続的
に導入するためである。
【0005】チャンバー101 には、チャンバー101 内の
排気を行うための真空ポンプ103 が、排気制御用の排気
用バルブ102を介在させた管路を介して連通されてお
り、また、チャンバー101 内の圧力を検出するためのチ
ャンバ用圧力計104 も取り付けられている。
【0006】このガス供給装置における前記各ボンベ開
閉バルブ1111,1112と三方弁109 との間の各配管内のフ
ラッシング動作、および前記各ガスボンベ1101,1102
空になったときの交換動作は、以下のようにしてそれぞ
れ行われる。
【0007】(イ)フラッシング動作 前記各ガスボンベ1101,1102をセッティングする前に、
前記各フラッシング用バルブ1121,1122を開状態にする
とともに、前記各配管とバルブ(不図示)を介して連通
された窒素ボンベ(不図示)から窒素ガスを前記各配管
内に供給することにより、該各配管内に存在する不純ガ
スや微粒子などを取り除く。その後、前記各ガスボンベ
1101,1102をセッティングしたのち前記各ボンベ開閉バ
ルブ1111,1112を開状態にして、超高純度のプロセスガ
スを前記各配管内にそれぞれ導入することにより該各配
管内のフラッシングを十分に行う。
【0008】(ロ)交換動作 空になった第1のガスボンベ1101を交換する際には、第
1のボンベ開閉バルブ1111を閉状態にした新たな第1の
ガスボンベ1101をセッティングしたのち、第1のフラッ
シング用バルブ1121を開状態にして、前述した窒素ガス
による第1のボンベ開閉バルブ1111と三方弁109 との間
の配管内のフラッシングを行い、さらに第1のボンベ開
閉バルブ1111を開状態にして前述した超高純度のプロセ
スガスによる前記配管内のフラッシングを行う。その
後、第1のフラッシング用バルブ1121を閉状態にして通
常の使用状態にする。空になった第2のガスボンベ1102
を交換する際にも同様の動作を行う。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述した従来のガス供給装置は、ガスボンベ交換時にフラ
ッシングを行うが、前記各フラッシング用バルブ1121
1122と三方弁109 との間の各配管の一部分がデッドゾー
ンとなるため、該各配管内の不純ガスや微粒子を完全に
取り除くことができないという問題がある。さらに、詳
しく言えば、フラッシング動作時に大気開放された三方
弁109 のシール部付近の微小空間にある不純ガスや微粒
子については従来全く考慮されておらず、フラッシング
動作後にも該微小空間に不純ガスや微粒子が残るため、
チャンバ101 内に供給する超高純度のプロセスガスの純
度を低下させるという問題がある。
【0010】本発明の目的は、ガスボンベ交換後も安定
して超高純度ガスを供給することができるガス供給方法
およびガス供給装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のガス供給方法
は、ガス供給源からガス導入バルブを介して超高純度ガ
スを供給するガス供給方法において、前記超高純度ガス
を供給する前に、前記ガス供給源と前記ガス導入バルブ
とを連通する配管を2以上の閉空間に区分し、該閉空間
の数を前記ガス供給源側から順次減らしながら、前記配
管内の不純ガスおよび微粒子を取り除くクリーニング動
作を行う。
【0012】本発明のガス供給装置は、ガス供給源から
ガス導入バルブを介して超高純度ガスを供給するガス供
給装置において、前記ガス供給源と前記ガス導入バルブ
とを連通する配管を前記ガス供給源側と前記ガス導入バ
ルブ側とに区分するバルブと、前記ガス供給源側の前記
配管と連通された真空排気手段と、前記ガス供給源側の
前記配管に設けられた配管内圧力検知手段とを含む。
【0013】ここで、配管内圧力検知手段が、ガス供給
源側の配管内の真空度を測定する圧力計であってもよ
い。
【0014】また、配管内圧力検知手段の代わりに、ガ
ス供給源側の配管内に残留するガスの濃度を検出する残
留ガス濃度検出手段を含んでもよい。
【0015】ここで、残留ガス濃度検出手段が、ガス供
給源側の配管内に残留する酸素ガスの濃度を検出する酸
素濃度モニタであってもよい。
【0016】
【作用】本発明のガス供給方法は、ガス供給源とガス導
入バルブとを連通する配管を2以上の閉空間に区分し、
該閉空間の数を前記ガス供給源側から順次減らしなが
ら、前記配管内の不純ガスおよび微粒子を取り除くクリ
ーニング動作を行うことにより、1回目のクリーニング
では取り除くことができない不純ガスおよび微粒子も2
回目以降のクリーニング動作で取り除くことができる。
【0017】本発明のガス供給装置は、ガス供給源側の
配管と連通された真空排気手段を有することにより、ガ
スボンベ交換時に大気が導入された前記ガス供給源側の
配管内を真空排気することができるため、ガスボンベ交
換時に残留する不純ガスおよび微粒子を取り除くことが
できる。また、配管内圧力検知手段または残留ガス濃度
検出手段を前記ガス供給源側の配管に設けることによ
り、該ガス供給源側の配管内の清浄度を確認した上で超
高純度ガスを供給することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0019】図1は、本発明のガス供給装置の第1の実
施例を示す概略構成図である。
【0020】本実施例のガス供給装置は、シンクロトロ
ン放射光を利用してマスク上の半導体製造用パターンを
ウエハ上のレジストに焼付けるX線露光装置用のチャン
バー1内に、X線の減衰が小さい超高純度のヘリウムガ
スを供給するためのものである。
【0021】このガス供給装置は、以下に示す点につい
て図4に示した従来のガス供給装置と異なっている。 (イ)第1のボンベ開閉バルブ111 と三方弁9とを連
通する配管に、該配管をガス供給源側(第1のガスボン
ベ101 側)とガス導入バルブ側(プロセスガス導入バ
ルブ8側)とに区分する第1の制御バルブ131 が介在
されている。また、第2のボンベ開閉バルブ112 と三
方弁9とを連通する配管に、該配管をガス供給源側(第
2のガスボンベ102 側)とガス導入バルブ側(プロセ
スガス導入バルブ8側)とに区分する第2の制御バルブ
132 が介在されている。 (ロ)第1のボンベ開閉バルブ111 と第1の制御バル
ブ131 とを連通する配管および第2のボンベ開閉バル
ブ112 と第2の制御バルブ132 とを連通する配管の
間に、一本の管路が連通されており、第1および第2の
配管排気用バルブ191,192が前記管路に直列に介在
されている。 (ハ)第1の配管排気用バルブ191 と第2の配管排気
用バルブ192 との間に、高真空ポンプ16(たとえ
ば、ターボ分子ポンプ)および第1の油回転ポンプ15
1 が第1の切換バルブ171 を介して連通されていると
ともに、第2の油回転ポンプ152 が第2の切換バルブ
172 を介して連通されている。 (ニ)第1のボンベ開閉バルブ111 と第1の制御バル
ブ131 とを連通する配管に、該配管内の真空度を測定
する第1の圧力計141 が設けられている。また、第2
のボンベ開閉バルブ112 と第2の制御バルブ132
を連通する配管に、該配管内の真空度を測定する第2の
圧力計142 が設けられている。
【0022】すなわち、前記各制御バルブ131,132
は、本発明のガス供給源とガス導入バルブとを連通する
配管を前記ガス供給源側と前記ガス導入バルブ側とに区
分するバルブとしてそれぞれ機能し、また、前記各配管
排気用バルブ191,192と前記各切換バルブ171
172と高真空ポンプ16と前記各油回転ポンプ151
152とは、本発明のガス供給源側の配管と連通された
真空排気手段としてそれぞれ機能し、さらに、前記各圧
力計141,142は、本発明のガス供給源側の配管に設
けられた配管内圧力検知手段としてそれぞれ機能する。
【0023】次に、本発明のガス供給方法の第1の実施
例として、図1に示したガス供給装置からチャンバ1内
に超高純度のヘリウムガスを導入する方法について説明
する。
【0024】プロセスガス導入バルブ8が閉状態にされ
て、排気用バルブ2が開状態にされたのち、チャンバー
1内部が真空ポンプ3により真空に排気される。チャン
バー用圧力計4により検出されたチャンバー1内の圧力
が所定値以下となると、プロセスガス導入バルブ8が開
状態にされて、超高純度のヘリウムガスのチャンバー1
内への導入が開始される。このとき、ガス供給装置の前
記各バルブの状態と三方弁9の状態とは以下のようにな
っている。 (イ)前記2つのボンベ開閉バルブ111,112と前記
2つの制御バルブ131,132とは、すべて閉状態にな
っている。 (ロ)前記2つの配管排気用バルブ191,192は、す
べて閉状態になっている。 (ハ)前記2つの切換バルブ171,172は、開閉いず
れの状態であってもよい。 (ニ)三方弁9は、第1のガスボンベ101 とチャンバ
ー内1とを連通するバルブ位置にある。
【0025】まず、第1のボンベ開閉バルブ111 と第
1の制御バルブ131 とがそれぞれ開状態にされて、第
1のガスボンベ101 からチャンバー内1に超高純度の
ヘリウムガスが導入される。
【0026】次に、第1のガスボンベ101 の容量が少
なくなり、第1のガスボンベ101を交換するときの交
換動作について説明する。
【0027】第1のガスボンベ101 内の超高純度のヘ
リウムガスの残量が少なくなった時点で、第2のガスボ
ンベ102 とチャンバー内1とを連通するバルブ位置に
三方弁9が切換えられたのち、第2のボンベ開閉バルブ
112 と第2の制御バルブ172 とがそれぞれ開状態に
されて、第2のガスボンベ102 からチャンバー内1に
超高純度のヘリウムガスが導入される。その後、第1の
制御バルブ131 と第1のボンベ開閉バルブ111 とが
それぞれ閉状態にされたのち、第1のガスボンベ101
の交換が行われる。
【0028】第1のガスボンベ101 を交換するため
に、第1のガスボンベ101 が第1のボンベ開閉バルブ
111 とともに外される。このとき、第1の制御バルブ
131の手前までの配管内に大気が導入される。新たな
第1のガスボンベ101 が取付られると(このとき、第
1のボンベ開閉バルブ111 は閉状態となってい
る。)、前記配管内の大気を排気するため第1の配管排
気用バルブ191 と第2の切換バルブ172 とがそれぞ
れ開状態にされて、第2の油回転ポンプ152 による前
記配管内の排気が行われる。前記配管内の圧力が所定値
以下となったことが第1の圧力計141 により確認され
ると、前記配管内をさらに高真空にするため第2の切換
バルブ172 が閉状態にされるとともに第1の切換バル
ブ171 が開状態にされて、高真空ポンプ16と第1の
油回転ポンプ151 とによる前記配管内の排気が行われ
る。該配管内の圧力が所定値(たとえば、1×10-6
orr程度)以下となったことが第1の圧力計141
より確認された時点で、真空引きを終了するため第1の
配管排気用バルブ191 と第1の切換バルブ171 とが
それぞれ閉状態にされる。
【0029】以上により、前記配管内の大気は排出され
るが、超高純度のヘリウムガスをチャンバ1内に導入す
るためには、大気に接した第1の制御バルブ131 と第
1のボンベ開閉バルブ111 との各シール部の微小領域
にある不純ガスおよび微粒子を排出する必要がある。そ
こで、該不純ガスおよび該微粒子を排出するため、第1
のボンベ開閉バルブ111 が開状態にされて第1の制御
バルブ131 の手前までの配管内が超高純度のヘリウム
ガスで充填される。このとき、第1のボンベ開閉バルブ
111 のシール部の微小領域にある不純ガスおよび微粒
子が前記配管内に浮遊される。続いて、第1の制御バル
ブ131 が開状態にされて三方弁9の手前までの配管内
が超高純度のヘリウムガスで充填される。このとき、第
1の制御バルブ131 のシール部の微小領域にある不純
ガスおよび微粒子が前記配管内に浮遊される。その後、
第1のボンベ開閉バルブ111 が再び閉状態にされ、三
方弁9までの配管内が所定の圧力値になるまで(第1の
圧力計141 で確認)真空排気される。このときの真空
引きの手順は前述したものと同様である。
【0030】真空引き終了後、第1の配管排気用バルブ
191 は閉状態にされ、第1のボンベ開閉バルブ111
が開状態にされることにより、第1のガスボンベ101
はいつでも使用可能状態となる。
【0031】なお、第2のガスボンベ102 の交換時も
同様の動作が行われる。
【0032】図2は、本発明のガス供給装置の第2の実
施例を示す概略構成図である。
【0033】このガス供給装置が図1に示した第1の実
施例のガス供給装置と異なる点は、第1および第2の制
御バルブ131,132の代わりに、第1および第2の制
御三方弁201 ,202 をそれぞれ有する点である。
【0034】このガス供給装置における第1のガスボン
ベ101 の交換は、第1の制御三方弁201 が第1のガ
スボンベ101と各ポンプ(第1および第2の油回転ポ
ンプ151,152と高真空ポンプ16)とを連通するバ
ルブ位置に切換えられて行われる。したがって、該ガス
ボンベ交換時には、第1のガスボンベ101 と第1の配
管排気用バルブ191 とを連通する配管内に大気が導入
されるが、前記各ポンプによる1回目の真空引きで前記
配管内の大気を排出したのち、該配管内に超高純度のヘ
リウムガスを導入して前記各ポンプによる2回目の真空
引きで該配管内を排気することにより、第1のボンベ開
閉バルブ111 ,第1の制御三方弁20 1 および第1の
配管排気用バルブ191 の各シール部の微小領域にある
不純ガスおよび微粒子を取り除くことができる。
【0035】図1および図2に示したガス供給装置で
は、前記配管内圧力検知手段として、第1および第2の
圧力計141,142を用いたが、後述する図3に示す第
1および第2の酸素濃度モニタ321,322などの残留
ガス濃度検出手段を用いてもよい。
【0036】図3は、本発明のガス供給方法が適用可能
な他のガス供給装置を示す概略構成図である。
【0037】このガス供給装置が図4に示した従来のガ
ス供給装置と異なる点は、第1のフラッシング用バルブ
1121の代わりに、第1の三方弁301 および第2の三方
弁302 が第1のボンベ開閉バルブ111 と三方弁9と
の間に直列に設けられている点と、第2のフラッシング
用バルブ1122の代わりに、第3の三方弁303 および第
4の三方弁304 が第2のボンベ開閉バルブ112 と三
方弁9との間に直列に設けられている点と、第1の三方
弁301 と第2の三方弁302 とを連通する配管に第1
の酸素濃度モニタ321 が設けられている点と、第3の
三方弁303 と第4の三方弁304 とを連通する配管に
第2の酸素濃度モニタ322 が設けられている点とであ
る。ここで、第1乃至第4の三方弁301〜304はいず
れもフラッシングバルブを兼ね備えるものである。
【0038】次に、本発明のガス供給方法の第2の実施
例として、第1のガスボンベ101内の超高純度のヘリ
ウムガスの残量が少なくなり、第1のガスボンベ101
を交換するときの交換動作について説明する。
【0039】第1のガスボンベ101 内の超高純度のヘ
リウムガスの残量が少なくなった時点で、第2のガスボ
ンベ102 とチャンバー内1とを連通するバルブ位置に
三方弁9が切換えられたのち、第2のボンベ開閉バルブ
112 が開状態にされて、第2のガスボンベ102 から
チャンバー内1に超高純度のヘリウムガスが導入され
る。その後、第1の三方弁301 および第2の三方弁3
2 がそれぞれ大気開放状態のバルブ位置にされたの
ち、第1のガスボンベ101 の交換が行われる。
【0040】第1のガスボンベ101 を交換するため
に、第1のガスボンベ101 が第1のボンベ開閉バルブ
111 とともに外される。新たな第1のガスボンベ10
1 が取り付けられると(このとき、第1のボンベ開閉バ
ルブ111 は閉状態となっている。)、第1のボンベ開
閉バルブ111 が開状態にされて1回目のフラッシング
動作が行われる。一定時間経過後、第1のボンベ開閉バ
ルブ111 が閉状態にされたのち、第1のガスボンベ1
1 とチャンバー内1とを連通するバルブ位置に第1の
三方弁301 が切換えられる。その後、第1の三方弁3
1 の微小空間に存在する不純ガスや微粒子を取り除く
ため、第1のボンベ開閉バルブ111 が開状態にされて
2回目のフラッシング動作が行われる。このとき、第1
のガスボンベ101 から供給される超高純度のヘリウム
ガスは、第1の三方弁301 および第2の三方弁302
を介して大気中に放出される。一定時間経過後、第1の
ボンベ開閉バルブ111 が閉状態にされたのち、第1の
ガスボンベ101 とチャンバー内1とを連通するバルブ
位置に第2の三方弁302 が切換えられる。第1の三方
弁301 と第2の三方弁302 とを連通する配管内の酸
素濃度が第1の酸素モニタ321 により検出される。第
1の酸素モニタ321 の示す値が所定値以下であれば、
第1のガスボンベ101 が通常使用可能状態とされる。
一方、第1の酸素モニタ321 の示す値が所定値以上で
あれば、前記2回目のフラッシング動作が繰返される。
【0041】以上の説明においては、2本のガスボンベ
を使用して、チャンバ内に連続的に超高純度のプロセス
ガスを導入するガス供給装置について述べたが、1本の
ガスボンベを使用してチャンバ内に超高純度のプロセス
ガスを導入するガス供給装置であってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は次の効果
がある。
【0043】本発明のガス供給方法は、ガス供給源とガ
ス導入バルブとを連通する配管を2以上の閉空間に区分
し、該閉空間の数を前記ガス供給源側から順次減らしな
がら、前記配管内の不純ガスおよび微粒子を取り除くク
リーニング動作を行うことにより、1回目のクリーニン
グでは取り除くことができない不純ガスおよび微粒子も
2回目以降のクリーニング動作で取り除くことができる
ため、ガスボンベ交換後も超高純度ガスを安定して供給
することができる。
【0044】本発明のガス供給装置は、ガス供給源側の
配管と連通された真空排気手段を有することにより、ガ
スボンベ交換時に大気が導入された前記ガス供給源側の
配管内を真空排気することができるため、ガスボンベを
交換したのちも純度の劣化を生じさせることなく超高純
度ガスを安定して供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス供給装置の第1の実施例を示す概
略構成図である。
【図2】本発明のガス供給装置の第2の実施例を示す概
略構成図である。
【図3】本発明のガス供給方法が適用可能な他のガス供
給装置を示す概略構成図である。
【図4】超高純度ガスを取扱うガス供給装置の従来例の
一つを示す概略構成図である。
【符号の説明】 1 チャンバ 2 排気用バルブ 3 真空ポンプ 4 チャンバ用圧力計 5 フィルタ 6 圧力計 7 レギュレータ 8 プロセスガス導入バルブ 9 三方弁 101 第1のガスボンベ 102 第2のガスボンベ 111 第1のボンベ開閉バルブ 112 第2のボンベ開閉バルブ 131 第1の制御バルブ 132 第2の制御バルブ 141 第1の圧力計 142 第2の圧力計 151 第1の油回転ポンプ 152 第2の油回転ポンプ 16 高真空ポンプ 171 第1の切換バルブ 172 第2の切換バルブ 191 第1の配管排気用バルブ 192 第2の配管排気用バルブ 201 第1の制御三方弁 202 第2の制御三方弁 301 第1の三方弁 302 第2の三方弁 303 第3の三方弁 304 第4の三方弁 321 第1の酸素濃度モニタ 322 第2の酸素濃度モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C30B 25/14 9040−4G H01L 21/205 7454−4M 21/22 D 9278−4M 21/265 21/027 21/302 B 7353−4M 21/304 341 G 8831−4M 21/31 B 8518−4M 21/324 D 8617−4M (72)発明者 須藤 裕次 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給源からガス導入バルブを介して
    超高純度ガスを供給するガス供給方法において、 前記超高純度ガスを供給する前に、前記ガス供給源と前
    記ガス導入バルブとを連通する配管を2以上の閉空間に
    区分し、 該閉空間の数を前記ガス供給源側から順次減らしなが
    ら、前記配管内の不純ガスおよび微粒子を取り除くクリ
    ーニング動作を行うことを特徴とするガス供給方法。
  2. 【請求項2】 ガス供給源からガス導入バルブを介して
    超高純度ガスを供給するガス供給装置において、 前記ガス供給源と前記ガス導入バルブとを連通する配管
    を前記ガス供給源側と前記ガス導入バルブ側とに区分す
    るバルブと、 前記ガス供給源側の前記配管と連通された真空排気手段
    と、 前記ガス供給源側の前記配管に設けられた配管内圧力検
    知手段とを含むことを特徴とするガス供給装置。
  3. 【請求項3】 配管内圧力検知手段が、ガス供給源側の
    配管内の真空度を測定する圧力計である請求項2記載の
    ガス供給装置。
  4. 【請求項4】 配管内圧力検知手段の代わりに、ガス供
    給源側の配管内に残留するガスの濃度を検出する残留ガ
    ス濃度検出手段を含む請求項2記載のガス供給装置。
  5. 【請求項5】 残留ガス濃度検出手段が、ガス供給源側
    の配管内に残留する酸素ガスの濃度を検出する酸素濃度
    モニタである請求項4記載のガス供給装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0818565A2 (en) * 1996-07-12 1998-01-14 Shin-Etsu Handotai Company Limited Gas supplying apparatus and vapor-phase growth plant
JP2000323464A (ja) * 1999-04-22 2000-11-24 Tokyo Electron Ltd 半導体製造装置用のガス供給装置及びガス供給方法
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