JPH0587245A - ボール圧入部構造 - Google Patents

ボール圧入部構造

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Publication number
JPH0587245A
JPH0587245A JP24958891A JP24958891A JPH0587245A JP H0587245 A JPH0587245 A JP H0587245A JP 24958891 A JP24958891 A JP 24958891A JP 24958891 A JP24958891 A JP 24958891A JP H0587245 A JPH0587245 A JP H0587245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
rubber bush
communication hole
rubber
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24958891A
Other languages
English (en)
Inventor
Asao Kosakai
朝 夫 小酒井
Seiichi Kojima
島 誠 一 小
Tomohiko Hosoda
田 朋 彦 細
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP24958891A priority Critical patent/JPH0587245A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボデーの軽量化とゴムブツシユの組付工数の
低減を図ることを目的とするものである。 【構成】 ボデー1と連通穴8の間隔をシールされたボ
ール2と、該ボール2を外気から保護すると共に前記ボ
デー1と前記連通穴8との間隔をシールされたシリコン
ゴム22からなるボール圧入部構造において、前記シリ
コンゴム22のボール2側に対抗する面には凹部10が
形成されたゴムブツシユ3を前記ボール2の外側から前
記連通穴8を通して挿入されたことを特徴とするもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボデー穴のボールを圧
入するシール部位において圧入シール部等に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】本発明に係わる従来技術としては、例え
ば、図5にて示したものがあるが、図5を説明すると、
20はボデー、21はボール、22は球の形状とするシ
リコンゴム、23は連通穴、dは連通穴の直径、lは連
通穴の先端からボール21までの深さである。
【0003】この従来技術は、ボデー20と連通穴23
の外部とのシール部位に、ボール21が圧入され、外部
環境の変化により、ボール21が腐食する恐れがあり、
腐食の恐れがあるためボデー20内にシリコンゴム22
を圧入し、シール性が確保され腐食防止を図るものであ
つた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような従来技術においては、球の形状としたシリコンゴ
ム22を用いる際に、連通穴のdが深さlより大きけれ
ば、即ち、シリコンゴム22を確保する場所がなくな
り、シリコンゴム22が脱落してしまうことがある。そ
のため深さlは連通穴のdより大きくする必要があり、
ボデー20のスペースが大きくなつた。またシリコンゴ
ム22を用いると、組付工数が大きくなりコストアツプ
となつていた。
【0005】そこで、本発明では、ボデー20の軽量化
及びシール部材の組付工数の低減を図ることを技術的課
題とする。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の技術的
課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、ボ
デーと連通穴の間隔をシールされたボールと、該ボール
を外気から保護すると共に前記ボデーと前記連通穴との
間隔をシールされたシリコンゴムからなるボール圧入部
構造において、前記シリコンゴムのボール側に対抗する
面には凹部が形成されたゴムブツシユを前記ボールの外
側から前記連通穴を通して挿入されたことを特徴とする
ものである。好ましくは、前記ゴムブツシユは、該ゴム
ブツシユの凹部の中央に空気穴を設けたドーナツ形状と
したことを特徴とするものである。もしくは、前記ゴム
ブツシユの凹部の外周に複数の凸部を形成しことを特徴
とするものである。
【0008】
【作用】上述した本発明の技術的手段によれば、各種の
ゴムブツシユの作用により、連通穴の深さが最小限にお
さえることが可能となり、即ち、ボデーの余肉削減がで
き軽量化となり、ゴムブツシユの組付工数の低減を可能
とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の技術的手段を具体化した実施
例について添付図面について詳細に基づいて説明する。
【0010】図1において、ボデー1との間隔に連通穴
8が形成されている。ボデー1と連通穴8との間隔に嵌
合されたボール2が圧入され、連通穴8の内外を図のA
部でシールしている。A部でシールしているボール2の
外側から連通穴8を通してゴムブツシユ3を挿入し図の
B部でシールされ、且つゴムブツシユ3がボール2を外
気より保護される。
【0011】ここで、ゴムブツシユ3は、両側面をボー
ル2の外形形状に沿うように中央部が削減された凹部1
0が形成され、ボデー1と連通穴8との間隔を図のB部
にて、ゴムブツシユ3の第1シール部3aにてシールす
る形状としている。
【0012】図2においては、図1の状態の如く圧入さ
れているボール2の外側から連通穴8を通してゴムブツ
シユ3aが挿入される。ここでゴムブツシユ3aは、ゴ
ムブツシユ30の両第1シール部30aがボデー1に図
のB部にてシールされ、ゴムブツシユ30の第2シール
部30bとボール2に図のC部にてシールするように形
成され、両側面をボール2の外形形状に沿うように中央
部を削減された凹部10が形成され、中心部を貫通させ
空気穴9が設けられ、ドーナツ型とするような形状とし
ている。
【0013】このゴムブツシユ30は、中心部に空気穴
9が設けられているので、ゴムブツシユ30の組付時に
組付工数の短縮を図ることができ、ゴムブツシユ30を
挿入する際に空気穴9から空気を抜くことができる。
【0014】図3においては、図1の状態の如く圧入さ
れているボール2の外側から連通穴8を通してゴムブツ
シユ31が挿入される。ここでゴムブツシユ31は、両
側面をボール2の外形形状に沿うように中央部を削減さ
れた凹部10が形成され、中心部を貫通させ空気穴9が
設けられ、ドーナツ型とするような形状としている。
【0015】また第1シール部31aは、ボデー1とゴ
ムブツシユ31の両先端部に図のB部にてシールされ、
ゴムブツシユ31の凹部10に第3シール部31cが図
のD部にて凸設されシールされている。
【0016】このゴムブツシユ31は、2箇所の第3シ
ール31cが形成されているのでシール性を向上するこ
とができる。
【0017】図4においては、図1の状態の如く圧入さ
れているボール2の外側から連通穴8を通してゴムブツ
シユ32が挿入される。ここでゴムブツシユ32は、外
面部をM字状に削減された凹部11が形成されている。
内面部は、ボール2の外形形状に沿うように中央部を削
減された凹部10を形成し空気穴9の所をピン穴形状と
している。またボデー1とゴムブツシユ32の第1シー
ル部32aが図のB部にてシールされ、凹部10の中心
に凸部された第4シール部32dが図のE部にてシール
するような形状としている。
【0018】このゴムブツシユ32は、ゴムブツシユ3
とゴムブツシユ30及びゴムブツシユ31に比べて余肉
を削減させ軽量化を図ることができる。
【0019】
【発明の効果】上述したように本発明では、ボデーと連
通穴とのシール部位にゴムブツシユを用いてシールする
ことにより、連通穴の深さを必要とせずにすむことがで
きる。
【0020】即ち、ボデーのスペースが最小限に押さえ
ることができ、軽量化を図ることができる。
【0021】また、ゴムブツシユを用いることで、ゴム
ブツシユの組付工数を最小限に押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された本実施例の断面図である。
【図2】本発明が適用された他の実施例の断面図であ
る。
【図3】本発明が適用された他の実施例の断面図であ
る。
【図4】本発明が適用された他の実施例の断面図であ
る。
【図5】従来のボール圧入部構造の断面図である。
【符号の説明】
1・・・ボデー 2・・・ボール 3、30、31、32・・・ゴムブツシユ 8・・・連通穴 9・・・空気穴 10・・・凹部 11・・・凹部 A・・・第1シール部 B・・・第2シール部 C・・・第3シール部 D・・・第4シール部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボデーと連通穴の間隔をシールされたボ
    ールと、該ボールを外気から保護すると共に前記ボデー
    と前記連通穴との間隔をシールされたシリコンゴムから
    なるボール圧入部構造において、 前記シリコンゴムのボール側に対抗する面には凹部が形
    成されたゴムブツシユを前記ボールの外側から前記連通
    穴を通して挿入されたことを特徴とするボール圧入部構
    造。
  2. 【請求項2】 前記ゴムブツシユは、該ゴムブツシユの
    凹部の中央に空気穴を設けたドーナツ形状としたことを
    特徴とする請求項1記載のボール圧入部構造。
  3. 【請求項3】 前記ゴムブツシユの凹部の外周に複数の
    凸部を形成しことを特徴とする請求項1記載のボール圧
    入部保護構造。
JP24958891A 1991-09-27 1991-09-27 ボール圧入部構造 Pending JPH0587245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24958891A JPH0587245A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 ボール圧入部構造

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JP24958891A JPH0587245A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 ボール圧入部構造

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Publication Number Publication Date
JPH0587245A true JPH0587245A (ja) 1993-04-06

Family

ID=17195252

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24958891A Pending JPH0587245A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 ボール圧入部構造

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JP (1) JPH0587245A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5604304A (en) * 1995-03-28 1997-02-18 Nippondenso Co., Ltd. Engine cycle timing and synchronization based on crankshaft angle measurements
JP2012087647A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の油路構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5604304A (en) * 1995-03-28 1997-02-18 Nippondenso Co., Ltd. Engine cycle timing and synchronization based on crankshaft angle measurements
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