JPH08296658A - 転がり軸受のシール構造 - Google Patents

転がり軸受のシール構造

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JPH08296658A
JPH08296658A JP12918195A JP12918195A JPH08296658A JP H08296658 A JPH08296658 A JP H08296658A JP 12918195 A JP12918195 A JP 12918195A JP 12918195 A JP12918195 A JP 12918195A JP H08296658 A JPH08296658 A JP H08296658A
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JP
Japan
Prior art keywords
seal
bearing
seal lip
contact
inner ring
Prior art date
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JP12918195A
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English (en)
Inventor
Shinji Seki
真二 関
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部からの水や異物の浸入を生じ難くする。 【構成】 外輪2に取付けられたシール5の弾性体のシ
ールリップ7を内輪1の外径面に接触させる。シールリ
ップ7は軸受幅方向の内側から外側へ斜めに延び、かつ
そのテーパ状の内側面7aと外向きの端面7bとの間に
内輪1との接触部となる内径面7cを有する断面形状と
する。このシール5において、シールリップ7の内径面
7cを、軸受組込み前の自然状態で軸受内側に開くテー
パ面とする。この内径面7cは、シールリップ7が内輪
1に接触した弾性変形状態では、内輪1のシール接触面
8aと平行となるか、または僅かに軸受内側に開くよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、接触型のシール付き
深溝玉軸受等の転がり軸受におけるシール構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、シール付き深溝玉軸受において、
図4,図5に示す接触型のシール51が設けられてい
る。シール51は、芯金52にゴム等の弾性体のシール
リップ53を設けた設けたものであり、軸受外輪(図示
せず)に取付けられてシールリップ53の先端で軸受内
輪54に接触する。シールリップ53の断面形状は、軸
受幅方向の内側から外側へ斜めに延び、かつそのテーパ
状の内側面53aと外向きの端面53bとの間に内輪5
4との接触部となる内径面53cを有する形状とされて
いる。内径面53cは、図4(A)に示すように、シー
ルリップ53の軸受組込み前の自然状態で内輪54のシ
ール接触面54aと平行となるように形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シール51は、軸受に
組み込んだ状態では、図4(B)に実線で示すようにシ
ールリップ53が元の状態(鎖線で示す)から弾性変形
する。この弾性変形状態で、シールリップ53の内径面
53cは、図5に拡大して示すように、外側に若干開い
た状態になる。すなわち、接触点Sを中心にシールリッ
プ53の先端面53cは角度αだけ開いた状態になる。
ところが、このようにシールリップ先端面53cと内輪
54のシール接触面54aとのなす角度αが鋭角となる
と、外部から水や異物の浸入が起こり易い。また、シー
ルリップ53の先端の接触幅が安定しないため、シール
性を低下させる要因となる。
【0004】この発明の目的は、外部からの水や異物の
浸入の生じ難い転がり軸受のシール構造を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の転がり
軸受のシール構造は、外輪に取付けられたシールの弾性
体のシールリップが内輪の外径面に接触し、シールリッ
プは軸受幅方向の内側から外側へ斜めに延び、かつその
テーパ状の内側面と外向きの端面との間に前記内輪との
接触部となる内径面を有する断面形状としたシール構造
において、前記シールリップの断面形状を次のように形
成したものである。すなわち、シールリップの内径面
を、軸受組込み前の自然状態で軸受内側に開くテーパ面
とする。また、この内径面は、シールリップが内輪に接
触した弾性変形状態で内輪のシール接触面と平行となる
か、または僅かに軸受内側に開くテーパ面になるものと
する。
【0006】請求項2の発明の転がり軸受のシール構造
は、シールを内輪に取付けた形式の軸受において、シー
ルリップを前記と同様に形成したものである。すなわ
ち、内輪に取付けられたシールの弾性体のシールリップ
が外輪の内径面に接触し、前記シールリップは軸受幅方
向の内側から外側へ斜めに延び、かつそのテーパ状の内
側面と外向きの端面との間に前記外輪との接触部となる
外径面を有する断面形状とした形式とする。このシール
構造において、前記シールリップの外径面を、軸受組込
み前の自然状態で軸受内側に開くテーパ面とし、かつこ
の外径面はシールリップが外輪に接触した弾性変形状態
で外輪のシール接触面と平行となるかまたは僅かに軸受
内側に開くテーパ面になるものとする。
【0007】
【作用】この構成によると、シールリップは内径面の全
体、または内径面の外側縁で軸受内輪に接触する。その
ため、シールリップの軸受内輪との接触点を中心とする
軸受内輪とシールリップとの外側開き角度は、シールリ
ップの端面と軸受内輪とがなす角度となり、例えば90
°に近い大きな角度となる。そのため、外部からの水や
異物の浸入が生じ難い。また、シールリップの内径面
は、軸受内輪に接した状態で、内輪のシール接触面と平
行となるか、または僅かに軸受内側に開くため、内輪の
シール接触面との接触状態が安定する。そのため、外部
からの水や異物の浸入を一層確実に防止できる。シール
リップの内径面を僅かに軸受内側に開くようにした場合
は、ある程度の公差内の製造誤差等が生じても、従来の
ようにシールリップの内径面が外側に鋭角に開くように
なることが防止される。シールを請求項2の発明のよう
に内輪側に取付けるようにした場合も、前記と同様に水
や異物の浸入防止効果が得られる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図1および図2(A)
に基づいて説明する。この実施例は、シール付き深溝玉
軸受に適用したものであり、図2に示すように内輪1と
外輪2の間に、保持器3に保持されたボール4を介在さ
せると共に、内外輪1,2の間を蓋する一対のシール5
を両面に設けて構成される。シール5は、芯金6を一体
に設けたゴムまたは樹脂等の弾性体からなり、その弾性
体部分で内径部にシールリップ7が形成される。内輪1
には外径面の両側部にシール溝8を設け、外輪2は内径
面にシール取付溝9を設けてある。シール5は、外輪2
のシール取付溝9に取付けられてシールリップ7で内輪
1のシール溝8の底面からなるシール接触面8aに接触
する。
【0009】図1に拡大して示すように、シールリップ
7は、軸受幅方向の内側から外側へ斜めに延び、かつそ
のテーパ状の内側面7aと外向きの端面7bとの間に内
輪1のシール接触面8aとの接触部となる内径面7cを
有する断面形状のものであり、さらに次の形状とする。
すなわち、シールリップ7の内径面7cを、図1(A)
に鎖線で示すように、軸受組込み前の自然状態で軸受内
側に開くテーパ面とする。また、この内径面7cは、シ
ールリップ7が内輪1に接触した弾性変形状態で図1
(B)のように内輪1のシール接触面8aと平行になる
ものとする。シールリップ内径面7cは、内輪1に接触
した弾性変形状態で図1(C)のように僅かな角度βだ
け軸受内側に開くテーパ面に形成しても良い。
【0010】この構成によると、シールリップ7は軸受
への取付状態において、内径面7cの全体、または内径
面7cの外側縁で軸受内輪1のシール接触面8aに接触
する。そのため、シールリップ7の軸受内輪1との接触
点Qを中心とする軸受内輪1とシールリップ7との外側
開き角度αは、シールリップ7の端面7bと軸受内輪1
のシール接触面8aとがなす角度となり、90°または
90°に近い大きな角度となる。そのため、外部から水
や異物が浸入し難い。また、シールリップ7の内径面7
cは、軸受内輪1に接した状態で、内輪1のシール接触
面8aと平行となるか(図1(B))、または僅かに軸
受内側に開く(図1(C))ため、内輪1のシール接触
面8aとの接触状態が安定する。そのため、外部からの
水や異物の浸入を一層確実に防止できる。シールリップ
7の内径面7cを図1(C)のように僅かに軸受内側に
開くようにした場合は、多少の公差内の製造誤差等が生
じても、従来のようにシールリップの内径面が外側に鋭
角に開くようになることが防止され、そのため信頼性の
高いシール効果が得られる。
【0011】図2(B)はこの発明の他の実施例を示
す。この例はシール5を内輪1に取付けて外輪2に接触
させるように構成したものであり、シール5の形状は内
径側と外径側とが逆になることを除いて、前記実施例と
同様に形成する。すなわち、シールリップ7は軸受幅方
向の内側から外側へ斜めに延び、かつそのテーパ状の内
側面7a′と外向きの端面7b′との間に外輪2との接
触部となる外径面7c′を有する断面形状とする。この
シールリップ7の外径面7c′を、軸受組込み前の自然
状態で軸受内側に開くテーパ面とする。また、この外径
面7c′は、シールリップ7が外輪2に接触した弾性変
形状態で外輪2のシール接触面8a′と平行となるかま
たは僅かに軸受内側に開くテーパ面に形成する。外輪2
のシール接触面8a′は、外輪2の内径面の両側部に設
けたシール溝8′の底面で形成される。このように構成
した場合も、前記実施例と同様なシール効果が得られ
る。
【0012】図3(A),(B)は各々この発明の他の
実施例を示す。この例は、図1,図2の実施例におい
て、シール5の弾性体部分にシールリップ7と二叉状を
なす第2のシールリップ12を一体に内側へ突出させて
形成したものである。第2のシールリップ12は内輪1
のシール接触面8aに対して非接触とし、ラビリンスシ
ールを構成する。第1のシールリップ7の内径面7c
は、図1(B)の例と同様に、内輪1への接触状態で内
径面7cの全体が内輪1のシール接触面8aと平行とな
って接触するように、自然状態でのシールリップ7の形
状を形成しておく。図3(B)の例では、図3(A)の
例と同じ形状の第2のシールリップ12を設けておい
て、図1(C)の例と同様に、第1のシールリップ7
は、内径面7cを内輪1への接触状態でと内輪1のシー
ル接触面8aとの間に若干の開き角度βが生じるように
形成する。これら図3(A),(B)の構成の場合、第
2のシールリップ12によるラビリンス効果でシール性
能の向上が図られているが、図1の実施例と同様に第1
のシールリップ7よる確実な水および異物の浸入防止効
果が得られる。
【0013】なお、前記各実施例は深溝玉軸受に適用し
た場合につき説明したが、この発明は転がり軸受一般に
適用することができる。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明の転がり軸受のシール構
造は、シールリップの内径面を、軸受組込み前の自然状
態で軸受内側に開くテーパ面とし、かつこの内径面はシ
ールリップが内輪に接触した弾性変形状態で内輪のシー
ル接触面と平行となるか、または僅かに軸受内側に開く
テーパ面になるものとしたため、シールリップの軸受内
輪との接触点とを中心とする軸受内輪とシールリップと
の外側開き角度が大きくなり、外部からの水や異物の浸
入が生じ難い。また、シールリップの内径面を前記のよ
うに形成することにより、予め変形状態を考慮したテー
パ面としたため、シールリップの接触状態の管理が容易
となり、軸受外部からの水や異物の浸入防止が一層確実
となる。請求項2の発明のシール構造の場合も、前記と
同様に軸受外部からの水や異物の確実な浸入防止効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の第1の実施例の部分断面
図、(B)は同図(A)のB部分の拡大断面図、(C)
は同部分の変形例の断面図である。
【図2】(A)は同実施例のシール構造を応用した軸受
の部分断面図、(B)は他の実施例にかかるシール構造
を応用した軸受の部分断面図である。
【図3】(A),(B)は各々この発明の他の実施例を
示す軸受のシール構造の部分断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】図4におけるA部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…内輪、2…外輪、4…ボール、5…シール、7…シ
ールリップ、7a…内側面、7b…端面、7c…内径
面、8…シール溝、8a…シール接触面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外輪に取付けられたシールの弾性体のシ
    ールリップが内輪の外径面に接触し、前記シールリップ
    は軸受幅方向の内側から外側へ斜めに延び、そのテーパ
    状の内側面と外向きの端面との間に前記内輪との接触部
    となる内径面を有する断面形状とした転がり軸受のシー
    ル構造において、前記シールリップの内径面を、軸受組
    込み前の自然状態で軸受内側へ開くテーパ面とし、かつ
    この内径面はシールリップが内輪に接触した弾性変形状
    態で内輪のシール接触面と平行となるか、または僅かに
    軸受内側に開くテーパ面になるものとしたことを特徴と
    する転がり軸受のシール構造。
  2. 【請求項2】 内輪に取付けられたシールの弾性体のシ
    ールリップが外輪の内径面に接触し、前記シールリップ
    は軸受幅方向の内側から外側へ斜めに延び、かつそのテ
    ーパ状の内側面と外向きの端面との間に前記外輪との接
    触部となる外径面を有する断面形状とした転がり軸受の
    シール構造において、前記シールリップの外径面を、軸
    受組込み前の自然状態で軸受内側に開くテーパ面とし、
    かつこの外径面はシールリップが外輪に接触した弾性変
    形状態で外輪のシール接触面と平行となるかまたは僅か
    に軸受内側に開くテーパ面になるものとしたことを特徴
    とする転がり軸受のシール構造。
JP12918195A 1994-07-26 1995-04-27 転がり軸受のシール構造 Pending JPH08296658A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040120

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02