JPH0587002A - 機械式過給機付エンジンの吸気装置 - Google Patents

機械式過給機付エンジンの吸気装置

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JPH0587002A
JPH0587002A JP25257991A JP25257991A JPH0587002A JP H0587002 A JPH0587002 A JP H0587002A JP 25257991 A JP25257991 A JP 25257991A JP 25257991 A JP25257991 A JP 25257991A JP H0587002 A JPH0587002 A JP H0587002A
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engine
intake
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B2075/1804Number of cylinders
    • F02B2075/1824Number of cylinders six

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械式過給機付エンジンが搭載された車両に
おいて、有効に吸気抵抗を低減することができるコンパ
クトな吸気装置を提供する。 【構成】 吸気行程が隣合わない気筒の独立吸気通路3
2同士を上流側で集合させる第1,第2サージタンク3
0,38が複数設けられ、かつエンジンEによって回転
駆動される機械式過給機21が設けられたエンジンEの
吸気装置Qにおいて、機械式過給機21の吐出ポート2
5が機械式過給機21のロータケーシング外周部側方に
設けられ、吐出ポート25からエンジン前方側とエンジ
ン後方側とに分岐する第1,第2分岐吸気通路(26,2
9)(27,37)が設けられ、各分岐吸気通路(26,2
9),(27,37)が、互いに通路長が等しくなるように
して夫々対応するサージタンク30,38に接続され、
かつ各分岐吸気通路(26,29),(27,37)に夫々第
1,第2インタクーラ28,36が介設されていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械式過給機付エンジ
ンの吸気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンの吸気装置において
は、吸気の流れを安定化するために各気筒の独立吸気通
路を上流側で集合させる集合部が設けられる。しかしな
がら、吸気行程が隣合う気筒の独立吸気通路を集合部に
集合させると、集合部で吸気干渉が起こり吸気充填効率
が低下するといった問題がある。そこで、多気筒エンジ
ンにおいては、吸気行程が隣合わない気筒の独立吸気通
路同士を上流側で集合させる集合部を複数設け、かつ集
合部上流の吸気通路もある程度上流までは集合部毎に分
離して形成され、吸気干渉が防止されるようになってい
る(特開平2−227517号公報参照)。したがって、
エンジンに比較的近い部分では吸気系統が2系統設けら
れることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにすると吸気装置がかさばるといった問題がある。ま
た、両吸気系統の通路長が異なる場合には、両吸気系統
の応答性に食い違いが生じ、空燃比制御等に乱れが生じ
るなどといった問題がある。
【0004】ところで一方、機械式過給機を備えた多気
筒エンジンにおいては、エアが過給によって断熱圧縮さ
れ高温となるが、この高温のエアを燃焼室に供給したの
では充填効率が十分に高められない。そこで、過給機付
エンジンにおいては、普通、過給機下流の吸気通路にエ
アを冷却するインタクーラが設けられる(例えば、前記
の特開平2−227517号公報参照)。しかしなが
ら、エアは伝熱係数(境膜伝熱係数)が非常に小さいの
で、かかるエアを有効に冷却するには、かなりの伝熱面
積をもつインタクーラが必要となる。このため、インタ
クーラはかなりかさばる存在となる。また、インタクー
ラはかなり大きな吸気抵抗源となる。
【0005】したがって、機械式過給機を備えた多気筒
エンジンにおいては、夫々かなりかさばる、機械式過給
機、インタクーラ、2系統の集合部及びその上流吸気通
路等を配置しなければならないので、そのレイアウトが
むずかしいといった問題がある。さらに、機械式過給機
下流に種々の部材が設けられるので、吸気抵抗が大きく
なり過給効果が十分に発揮されないといった問題があ
る。とくに、近年車両の高性能化が求められ、エンジン
ルーム内に配置される機器ないし部材が増加する一方、
低ボンネット化等によりエンジンルームが狭くなる傾向
がある。このため、機械式過給機を備えたエンジンにお
いては吸気装置のコンパクト化が強く求められている。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
ものであって、機械式過給機付エンジンが搭載された車
両において、有効に吸気抵抗を低減することができるコ
ンパクトな吸気装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、第1の発明は、吸気行程が隣合わない気筒の独立吸
気通路同士を上流側で集合させる集合部が複数設けら
れ、かつエンジン出力軸によって回転駆動される機械式
過給機が設けられたエンジンの吸気装置において、機械
式過給機の吐出ポートが機械式過給機のロータケーシン
グ外周部に設けられ、上記吐出ポート下流の吸気通路か
ら、エンジン前方側とエンジン後方側とに分岐する2つ
の分岐吸気通路が設けられ、各分岐吸気通路が、互いに
通路長が等しくなるようにして夫々対応する集合部に接
続され、かつ各分岐吸気通路に夫々インタクーラが介設
されていることを特徴とする機械式過給機付エンジンの
吸気装置を提供する。
【0007】第2の発明は、第1の発明にかかる機械式
過給機付エンジンの吸気装置において、エンジンが、一
方のバンク側の気筒列ともう一方のバンク側の気筒列と
が互いにエンジン出力軸軸線方向にオフセットして配置
されているV型エンジンであって、機械式過給機が両バ
ンク間に配置され、機械式過給機の吐出ポートが、気筒
列がエンジン前方側にオフセットしている方のバンク
(前方オフセットバンク)側のロータケーシング側部に配
置され、エンジン前方側に分岐する分岐吸気通路がエン
ジン後方側にオフセットしている方のバンク(後方オフ
セットバンク)側へ延ばされ、エンジン後方側に分岐す
る分岐吸気通路が前方オフセットバンク側でエンジン後
方側に延ばされ、かつエンジン後方側に延びる分岐吸気
通路のインタクーラが、前方オフセットバンク側でエン
ジン後方に配置されていることを特徴とする機械式過給
機付エンジンの吸気装置を提供する。
【0008】第3の発明は、第2の発明にかかる機械式
過給機付エンジンの吸気装置において、機械式過給機の
吸入ポートがエンジン後方側に配置される一方吐出ポー
トがエンジン前方側に配置され、かつインタクーラが、
前方オフセットバンク側のエンジン後方と、後方オフセ
ットバンクの車両前方側の側方とに配置されていること
を特徴とする機械式過給機付エンジンの吸気装置を提供
する。
【0009】第4の発明は、第1の発明にかかる機械式
過給機付エンジンの吸気装置において、エンジンが、気
筒直列エンジンであって、一方のインタクーラ下流の分
岐吸気通路がエンジン前方側から対応する集合部に接続
され、もう一方のインタクーラ下流の分岐吸気通路がエ
ンジン後方側から対応する集合部に接続されていること
を特徴とする機械式過給機付エンジンの吸気装置を提供
する。
【0010】第5の発明は、第2または第3の発明にか
かる機械式過給機付エンジンの吸気装置において、エン
ジンが車両に横置きに搭載されていることを特徴とする
機械式過給機付エンジンの吸気装置を提供する。
【0011】第6の発明は、第1の発明にかかる機械式
過給機付エンジンの吸気装置において、エンジンが、2
つのバンクを備えた横置き搭載型のV型エンジンであっ
て、該エンジンが上部を車両前方に傾けて傾斜配置さ
れ、機械式過給機が両バンク間に配置され、該機械式過
給機の吐出ポートがエンジン前方側に配置され、かつ一
方の分岐吸気通路がエンジン幅方向の一方側に延ばさ
れ、該分岐吸気通路のインタクーラが、対応するバンク
の上方に配置され、もう一方の分岐吸気通路がエンジン
幅方向のもう一方側に延ばされ、該分岐吸気通路のイン
タクーラが、対応するバンクの上方に配置されているこ
とを特徴とする機械式過給機付エンジンの吸気装置を提
供する。
【0012】
【実施例】
<第1実施例>以下、本発明の第1実施例を具体的に説
明する。図1〜図4に示すように、車両WDの車体前部
1には、車体内壁2によってエンジンルーム3が画成さ
れている。なお、エンジンルーム3の車幅方向の両端部
には夫々サスペンションタワー4が配置され、またエン
ジンルーム3の上方はボンネット5によって閉じられて
いる。ここで、車両WDにおいては低ボンネット化が図
られ、エンジンルーム3の高さが比較的低くなってお
り、エンジンルーム3が比較的狭くなっている。
【0013】エンジンルーム3内には、6気筒V型エン
ジンEと、トランスミッションTと、エンジンEにエア
を供給する吸気装置Qとが、後で説明するような所定の
位置関係で配置されている。ここで、エンジンEは、エ
ンジン出力軸軸線が車軸軸線方向すなわち車幅方向(図
1では左右方向)を向くようにして配置されている。す
なわち、エンジンEは車両WDに横置き搭載されてい
る。そして、エンジンEの後側すなわち車両WDを基準
にすればエンジンEの左側(図1では右側)に、トランス
ミッションTがその入力軸軸線がエンジン出力軸軸線と
一致するようにして配置されている。つまり、エンジン
EとトランスミッションTとが直列に連結されてなるパ
ワートレインPTが、車両WDに横置き搭載されている
ことになる。
【0014】以下では、車両WDに関して水平面内にお
ける方向を明快に示すために、図1〜図11中に矢印で
も示しているように、車両前方向を「X1方向」といい、
車両後方向を「X2方向」といい、エンジン前方向すなわ
ち車両右方向(図1では左方向)を「Y1方向」といい、エ
ンジン後方向すなわち車両左方向(図1では右方向)を
「Y2方向」ということにする。なお、車両WDの上下方
向については、単に上方向または下方向ということにす
る。例えば、車軸軸線方向あるいはエンジン出力軸軸線
方向は、Y1−Y2方向と表示される。
【0015】まず、エンジンEについて説明する。な
お、図5は、図1のエンジンEまわりを拡大した図であ
る。前記したとおり、エンジンEはエンジン出力軸軸線
がY1−Y2方向を向くように、すなわち車両WDに対し
て横置きとなるように配置されている。そして、エンジ
ンEには、シリンダヘッド6とシリンダブロック7とが
設けられている。ここで、シリンダヘッド6は、夫々Y
1−Y2方向に長手となる第1,第2バンク6a,6bからな
り、第1バンク6aはX1側(車両前側)に配置され、第2
バンク6bはX2側(車両後側)に配置されている。そし
て、両バンク6a,6b間には略V字谷状のV空間部8が
形成されている。また、両バンク6a,6bには、夫々、
互いに吸気行程が隣合わない3つの気筒がY1−Y2方向
に一列に配列されている。ここで、第1バンク6a側の
気筒列は、第2バンク6b側の気筒列に対して相対的に
2方向にオフセットして配置されている。なお、この
ようにオフセットさせるのは、エンジンEの幅をできる
だけ小さくするためである。このような気筒列のオフセ
ットによって、エンジンEでは、第1バンク6aのY1
の端部付近と、第2バンク6bのY2側の端部付近とに、
夫々若干の空間部(デッドスペース)が形成される。
【0016】シリンダブロック7の下側にはオイルパン
9が取り付けられ、またシリンダヘッド6(第1,第2バ
ンク6a,6b)の上側にはシリンダヘッドカバー10a,1
0bが取り付けられている。また、エンジンEないしト
ランスミッションTよりX1側において、エンジンルー
ム3内には、2つのファン11を備えたラジエータ12
が配置されている。なお、エンジンEのX1側の側部に
は、排気マニホールド51、O2センサ52、触媒5
3、水温センサ54、サーモスタットケース55、水パ
イプ56等が配置されている。また、X2側の側部には
スタータ58が配置されている。
【0017】前記したとおり、トランスミッションT
は、エンジンEのY2側の端部に直列に連結されてい
る。このため、エンジンEとトランスミッションTとか
らなるパワートレインPTは、Y1−Y2方向に伸長する
ことになるが、トランスミッションTの高さはエンジン
Eの高さに比べてかなり低いので、トランスミッション
Tの上方には比較的大きな空間部(デッドスペース)が形
成される。そして、パワートレインPTが横置き配置さ
れているので、このトランスミッションT上部の空間部
のX1側(車両前側)には、とくに大きな機器は配置され
ない。したがって、車両走行時にはこのトランスミッシ
ョン上方の空間部には走行風が比較的よくあたる。
【0018】以下、吸気装置Qについて説明するが、ま
ず吸気装置Qの全体的な構成を説明する。吸気装置Qに
は、吸気流れ方向にみて、上流側から順に、フェンダ1
4近傍でエンジンルーム3の内側に向かって(Y1方向
に)開口するエア取入口15と、フレッシュエアダクト
16と、エア中の浮遊塵を除去するエアクリーナ17
と、蛇腹部を備えた接続通路18と、所定の周波数の気
柱振動を減衰させて吸気系の騒音を低減するレゾネータ
19と、スロットルバルブを内蔵するスロットルボディ
20と、リショルム式の機械式過給機21とが設けられ
ている。この機械式過給機21は、ロータ(図示せず9
がプーリ22を介してエンジンEによって回転駆動され
るようになっている。ここまでの吸気系統は、すべての
気筒ないしバンク6a,6bに対して共通な部分であり、
1系統のみ設けられている。なお、フレッシュエアダク
ト15からレゾネータ19までの吸気系は、基本的には
樹脂で形成され、エンジンEよりY2側に配置されてい
る。
【0019】機械式過給機21の吐出ポート25のやや
下流で、吸気系統は、第1バンク6a側の各気筒にエア
を供給する第1上流分岐吸気通路26と、第2バンク6
b側の各気筒にエアを供給する第2上流分岐吸気通路2
7とに分岐する。第1上流分岐吸気通路26の下流側に
は、順に、空冷式の第1インタクーラ28と、第1下流
分岐吸気通路29と、第1サージタンク30(集合部)と
が接続されている。ここで、第1インタクーラ28には
第1エアダクト31を通して、吸入エア冷却用の外気が
導入されるようになっている。そして、第1サージタン
ク30には、第1バンク6a側の各気筒の独立吸気通路
32が接続されている。なお、第1上流分岐吸気通路2
6と第1下流分岐吸気通路29とで、請求項1〜8の分
岐吸気通路を構成している。
【0020】他方、第2上流分岐吸気通路27の下流側
には、順に、空冷式の第2インタクーラ36と、第2下
流分岐吸気通路37と、第2サージタンク38とが接続
されている。ここで、第2インタクーラ36には第2エ
アダクト39を通して、吸入エア冷却用の外気が導入さ
れるようになっている。そして、第2サージタンク38
には、第2バンク6b側の各気筒の独立吸気通路32が
接続されている。なお、第2上流分岐吸気通路27と第
2下流分岐吸気通路37とで、請求項1〜8の分岐吸気
通路を構成している。
【0021】ここで、第1上流分岐吸気通路26から第
1サージタンク30に至る第1バンク6a側の吸気経路
長と、第2上流分岐吸気通路27から第2サージタンク
38に至る第2バンク6b側の吸気経路長とは、ほぼ等
しく設定されている。これによって、第1バンク6a側
と第2バンク6b側との間に、加速時等において、吸気
流れの応答性に食い違いが起こらず、空燃比制御等の精
度が高められる。
【0022】また、前記したとおり、各バンク6a,6b
側においては、これに属する各気筒の吸気行程が隣合わ
ないので、各サージタンク30,38では吸気干渉が起
こらず、充填効率が高められる。なお、機械式過給機2
1から、第1,第2インタクーラ28,36をバイパスし
て直接第1,第2サージタンク30,38に接続される第
1,第2バイパス吸気通路41,42が設けられ、エアを
冷却する必要がない場合は、第1,第2バイパス吸気通
路41,42を通して各気筒にエアが供給されるように
なっている。この切り替えは、アクチュエータ43によ
って開閉駆動される切替バルブ45によって行われる。
また、過給圧を制御するための過給圧制御バルブ44
(ABV)が設けられている。
【0023】以下、適宜図1〜図5を参照しつつ、吸気
装置Qの各部の具体的な構成、配置等について説明す
る。 (1)機械式過給機 エンジンEによって回転駆動されるリショルム型の機械
式過給機21は、そのロータの軸線方向に長手となるよ
うな細長い形状に形成され、両バンク6a,6b間のV空
間部8内に、Y1−Y2方向に長手となるようにして配置
されている。このようにV空間部8を有効に利用して機
械式過給機21を配置しているので、吸気装置Qがコン
パクト化される。
【0024】そして、このような配置状態において、吸
入ポート74(図8参照)は、ロータ軸線上において、機
械式過給機21のロータケーシングのY2側の端部に、
ほぼY2方向に向いて開口するように形成されている。
そして、この吸入ポート74はスロットルボディ20に
接続されている。このような吸入ポート74の形成・配
置により、スロットルボディ20から機械式過給機21
へのエアの流れが円滑化され、吸気抵抗が低減される。
【0025】また、吐出ポート25は、機械式過給機2
1のロータケーシングのY1側の端部近傍において、ロ
ータケーシング外周部からX2方向、すなわち第2バン
ク6b側に向かって開口するように形成されている。す
なわち、吐出ポート25は、最もエアの圧力が高められ
る位置において、ロータによってエアが送り出される方
向に向かって開口している。このため、吐出性能が高め
られる。図8に示すように、機械式過給機21は、ブラ
ケット73を用いてエンジン本体Eに取り付けられてい
る。リショルム型の機械式過給機21は高速回転するの
で、振動が生じやすい。かかる振動を抑制するため、ブ
ラケット73はとくに堅固な構造となっている。なお、
スロットルボディ20には、レバー75が設けられてい
る。
【0026】図9に示すように、機械式過給機21の、
第1,第2バイパス吸気通路41,42への分岐部77に
は、第1バイパス吸気通路41の開口部と第2バイパス
吸気通路42の開口部とが連通しないように仕切る仕切
壁78が設けられている。すなわち、第1,第2バイパ
ス吸気通路41,42からエアを供給する場合、この仕
切壁78が設けられていないと、分岐部77で吸気干渉
が起こり、充填効率が低下するからである。
【0027】(2)第1,第2分岐吸気通路 第1上流分岐吸気通路26は吐出ポート25からY1
向に分岐し、この後第2バンク6bのY1側の端部付近で
湾曲してX1方向に向きを変えて伸長し、第1バンク6a
のX1側に配置された第1インタクーラ28に接続され
ている。前記したとおり、気筒列のオフセットにより、
第1バンク6aのY1側の端部付近にはデッドスペースが
形成されているが、このデッドスペースを有効に利用し
て第1上流分岐吸気通路26を配置している。これによ
って、吸気装置Qがコンパクト化される。
【0028】第2上流分岐吸気通路27は吐出ポート2
5からほぼX2方向とY2方向の中間方向に分岐してこの
まま第2バンク6bのY2側の端部よりややY2側の位置
まで伸長して第2インタクーラ36に接続されている。
そして、前記したとおり、気筒列のオフセットにより、
第2バンク6aのY2側の端部付近にはデッドスペースが
形成されているが、このデッドスペースを有効に利用し
て第2下流分岐吸気通路37を配置している。この位置
はまたトランスミッションTの上方でもあるので、この
部分ではかなり空間的にゆとりがある。このため、第2
下流分岐吸気通路37のレイアウトはかなり自由に設定
できる。そこで、この第2下流分岐吸気通路37を若干
蛇行させ、その経路長を大きくすることによって、第1
分岐吸気通路26,29の通路長と、第2分岐吸気通路
27,37の通路長とを等しくするようにしている。し
たがって、第1バンク6a側の吸気経路長と、第2バン
ク6b側の吸気経路長の等長化が極めて容易である。
【0029】(3)第1,第2インタクーラ まず、インタクーラを第1,第2インタクーラ28,36
に分割しているので、インタクーラ1つあたりのボリュ
ームが小さくなり、エンジンルーム3内の比較的小さい
空間部をきめ細かく利用してこれらを配置できるので、
インタクーラのレイアウトが容易である。そして、第1
インタクーラ28は、エンジンEのX1側の側方に、広
がり面がX1方向すなわち車両前方を向くようにして配
置されている。この空間部は車両走行時には走行風が良
くあたるので、冷却性能が非常に高くなる。なお、第1
エアダクト31により走行風を第1インタクーラ28に
案内するようにしているので、冷却性能が一層高められ
る。
【0030】第2インタクーラ36は、第2バンク6b
のY2側の端部よりY2側となる位置において、トランス
ミッションTの上方の空間部(デッドスペース)に配置さ
れている。そして、第2インタクーラ36は、X2側が
高くなりX1側が低くなるようにして縦長に傾斜配置さ
れている。このため、第2インタクーラ36への通風性
が高められ、かつコンパクトな構成となる。前記したと
おり、この部分には気筒列のオフセットによるデッドス
ペースも形成されているので、第2インタクーラ36の
レイアウトは非常に容易となる。また、前記したとおり
この部分は通風性が良く、かつ第2エアダクト39が設
けられているので、第2インタクーラ36の冷却性能が
高められる。
【0031】(4)エアクリーナ 図6に示すように、エアクリーナ17は樹脂で形成さ
れ、その内部には吸音材が配置されている。このエアク
リーナ17は、複数の取り付け部材61を用いて車体フ
レーム62に取り付けられている。そして、エアクリー
ナ17の下部には樹脂製のフレッシュエアダクト16が
接続され、フレッシュエアダクト16のエア取入口15
は、フェンダ14と連結されたエプロン13に固定され
ている。また、エアクリーナ17の上部には基本的には
樹脂で形成された接続通路18が接続され、接続通路1
8の下流端はレゾネータ19に接続されている。この接
続通路18にはエアフローメータ63が介設され、また
接続通路18の中間部にはゴムで形成された蛇腹部が設
けられている。
【0032】(5)レゾネータ レゾネータ19は、樹脂で形成され、複数の締結部65
で所定の締結部材64を用いてトランスミッションTに
取り付けられている。このレゾネータ19には、膨張室
19aと共鳴室19bとが設けられ、両室19a,19b
は、首部(図示せず)を介して連通されている。ここで、
両室19a,19b内には吸音材が配置されている。この
レゾネータ19は、吸気系統内の所定の周波数の気柱振
動を減衰させ、吸気騒音を低減する。図7に示すよう
に、レゾネータ19には略円筒形の嵌合部71が設けら
れ、この嵌合部71を、スロットルボディ20の略円筒
形の連結部72と嵌合させることによって、レゾネータ
19とスロットルボディ20とが接続されている。
【0033】(6)スロットルボディ スロットルボディ20はアルミ合金で形成され、前記し
たとおり、その上流側のレゾネータ19とは連結部72
をレゾネータ19の嵌合部71に嵌合させることによっ
て接続されている。なお、スロットルボディ20には、
弁軸67に取り付けられたスロットルバルブ(図示せず)
が収容されており、スロットルバルブはリンク機構66
を介してアクセルペダル(図示せず)に連結されている。
【0034】図8に示すように、スロットルボディ20
は、その下流側の機械式過給21の吸入ポート74に接
続されている。そして、スロットルボディ20は、レゾ
ネータ19と機械式過給機21(吸入ポート74)とに接
続されているだけであって、パワートレインPT等には
支持されていない。つまり、スロットルボディ20は、
エンジン本体Eに取り付けられた機械式過給機21と、
トランスミッションケースTに取り付けられたレゾネー
タ19とによって、両持ち支持されているだけである。
したがって、エンジン本体Eの振動の振動がスロットル
ボディ20を介して機械式過給機21に伝達されること
がなく、機械式過給機21の耐久性ないし信頼性が高め
られる。
【0035】(7)ISC機構 一般に、エンジンには、スロットルバルブ全閉時に、ア
イドル回転に必要なエアを供給するためのISC機構が
設けられ、かかるISC機構は、普通、スロットルボデ
ィ内に配置される。しかしながら、本実施例では、前記
したとおり、スロットルボディ20を、エンジン本体E
には固定せず、機械式過給機21とレゾネータ19とに
よる両持ちだけで支持するようにしているので、スロッ
トルボディ20ができるだけ軽量であることが好まし
い。そこで、本実施例では、スロットルボディ20の軽
量化を図るため、ISC機構をスロットルボディ20の
外部に設けている。
【0036】すなわち、図10と図11とに示すよう
に、スロットルバルブ全閉時には、レゾネータ19内の
エアが、夫々スロットルボディ20の外部に設けられ
た、レゾネータ19に接続される接続部82aを備えた
上流側ISCホース82と、ISCバルブ83と、下流
側ISCホース84とを介して、スロットルボディ20
より下流側のエアパイプ81に供給されるようになって
いる。
【0037】ここで、ISCバルブ83はアイドルエア
量を調節してアイドル回転数を制御するといったアイド
ル制御を行うようになっているが、かかるアイドル制御
においては、アイドルエア量をエンジン温度に応じて変
える必要がある。そこで、ISCバルブ83にはエンジ
ン冷却水が導入される。すなわち、シリンダヘッド6の
ウォータジャケット87内のエンジン冷却水が、ISC
バルブ83のウォータジャケット88に導入され、この
冷却水はこの後、順に、上流側ヒータホース89と、ス
ロットルボディ20内と、下流側ヒータホース90とを
通って、サーモケース92に流入する。なお、このよう
にエンジン冷却水をスロットルボディ20内に導入する
のは、寒冷時においてスロットルバルブが凍結するのを
防止するためである。
【0038】<第2実施例>以下、図12,図13を参
照しつつ、請求項1,6にかかる第2実施例を説明する
が、説明の重複を避けるため、図1〜図11に示す第1
実施例と共通な部分には同一番号を付してその個々の説
明は省略し、第1実施例との相異点についてのみ説明す
る。図12と図13とに示すように、第2実施例では、
エンジンEを、所定の角度だけ車両前方に傾斜させてい
る。図13中で、直線L1は水平方向、L2は鉛直方向、
3はエンジンEの上下方向を示している。つまり、エ
ンジンEは直線L2と直線L3とによってはさまれる角度
だけ前傾配置されている。このためエンジンEの全高す
なわち鉛直方向(L2方向)の長さが小さくなり、エンジ
ンEとボンネット5との間には比較的大きい空間部(デ
ッドスペース)が形成される。そこで、第1インタクー
ラ28を第1バンク6aの上方に配置し、第2インタク
ーラ36を第2バンク6bの上方に配置している。
【0039】また、エンジンEとボンネット5との間に
は十分な空間部が形成されるいので、機械式過給機21
の吐出ポート25をロータケーシングの上側に設けてい
る。そして吐出ポート25下流の吸気通路は、吐出ポー
ト25との接続部からエンジン前方に伸長した後、左右
に分岐して対応するインタクーラ28,36に接続され
ている。かかる構成によっても、デッドスペースを有効
に利用して、エンジンルーム3内の空間部を有効活用す
ることができ、また分岐吸気系統の等長化を図ることが
できる。
【0040】<第3実施例>以下、請求項1,4の発明
にかかる第3実施例を説明する。図14に示すように、
第3実施例では、エンジンSEが、第1〜第6気筒#1
〜#6を備えた直列6気筒エンジンとなっている。な
お、図14中で左側が車両前方である。以下では便宜
上、車両前方(図14では左方向)を「前」といい、これと
反対方向を「後」ということにする。またエンジン長手方
向にみて第1気筒#1方向を「左」といい、第6気筒#6
方向を「右」ということにする。
【0041】エンジンSEの点火順序は、#1→#5→
#3→#4→#2→#6となっている。そして、吸気行
程が隣合わない第1〜第3気筒#1〜#3の独立吸気通
路101の上流端が第1サージタンク102に接続さ
れ、吸気行程が隣合わない第4〜第6気筒#4〜#6の
独立吸気通路101の上流端が第2サージタンク103
に接続されている。ここで、第1サージタンク102は
第1〜第3気筒#1〜#3の前方に配置され、第2サー
ジタンク103は第4〜第6気筒#4〜#6の前方に配
置されている。そして、第1サージタンク102と第2
サージタンク103とは、エンジンSEの中央部に対し
てほぼ左右対称となる位置に配置されている。
【0042】エンジンの後方左寄りの位置にはプーリ1
06を介してエンジンSEによって回転駆動される機械
式過給機107が設けられ、この機械式過給機107下
流の吸気通路108はエンジンSEの中央位置の前方と
なる分岐部109で左右に分岐して第1,第2分岐吸気
通路104,105となっている。そして、第1,第2分
岐吸気通路104,105には、夫々第1,第2インタク
ーラ110,111が、エンジン中心に対して左右対称
となる位置に介設されている。ここで、第1インタクー
ラ110下流の第1分岐吸気通路104は左側から第1
サージタンク102に接続され、第2サージタンク11
1下流の第2分岐吸気通路105は右側から第2サージ
タンク103に接続されている。
【0043】かかる構成によれば、分岐部109下流の
両分岐吸気系統は左右対称となるので、吸気通路長が等
しくなり、かつ吸気系統がコンパクト化される。また、
両インタクーラ110,111がエンジンSEの前側に
配置されるので、インタクーラ110,111には走行
風が十分にあたり、冷却性能が高められる。
【0044】
【発明の作用・効果】第1の発明によれば、機械式過給
機の吐出ポートがロータケーシング外周部に設けられる
ので、吐出ポートが、ロータからエアが送り出される方
向に向き、吐出性能が高められる。また、2つの分岐吸
気系統が等長化されるので、加速時等の応答性が良好と
なり、かつ吸気系統がコンパクト化される。
【0045】第2の発明によれば、基本的には第1の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、機械式過給
機がバンク間に配置され、また分岐吸気通路が気筒列の
オフセットによって生じるデッドスペースを利用して配
置されるので、エンジンルーム内の空間部が有効活用さ
れ、吸気装置がコンパクト化される。
【0046】第3の発明によれば、基本的には第2の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、インタクー
ラが気筒列のオフセットによって生じるデッドスペース
に配置されるので、エンジンルーム内の空間部が有効活
用され、吸気装置がコンパクト化される。
【0047】第4の発明によれば、基本的には第1の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、2つの分岐
吸気系統が、エンジン中心に対して対称形となるので、
分岐吸気系統が等長化され、吸気装置がコンパクト化さ
れる。
【0048】第5の発明によれば、基本的には第2また
は第3の発明と同様の作用・効果が得られる。さらに、
エンジンが車両に横置き搭載されるので、インタクーラ
への通風性が高められ、冷却性能が高められる。
【0049】第6の発明によれば、基本的には第1の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、エンジンが
V型であって前傾配置されるので、エンジンとボンネッ
トとの間にデッドスペースが生じる。そして、このデッ
ドスペースにインタクーラが配置されるので、エンジン
ルーム内の空間部が有効活用され、吸気装置がコンパク
ト化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示すパワートレインの
平面説明図である。
【図2】 図1に示すパワートレインの側面立面説明図
である。
【図3】 図1に示すパワートレインの正面立面説明図
である。
【図4】 図1に示すパワートレインの後面立面説明図
である。
【図5】 図1に示すパワートレインの拡大平面説明図
である。
【図6】 吸気装置のエアクリーナまわりの立面説明図
である。
【図7】 吸気装置のレゾネータまわりの立面説明図で
ある。
【図8】 吸気装置の機械式過給機まわりの立面説明図
である。
【図9】 機械式過給機の一部断面平面説明図である。
【図10】 吸気装置に設けられたISC機構の平面説
明図である。
【図11】 図10に示すISC機構の後面立面説明図
である。
【図12】 本発明の第2実施例を示す、前傾配置され
たエンジンを備えたパワートレインの平面説明図であ
る。
【図13】 図12に示すパワートレインの側面立面説
明図である。
【図14】 本発明の第3実施例を示す直列6気筒エン
ジンとその吸気装置の平面模式図である。
【符号の説明】
WD…車両 PT…パワートレイン E…エンジン Q…吸気装置 T…トランスミッション 6a,6b…第1,第2バンク 25…吐出ポート 26,27…第1,第2上流分岐吸気通路 28,36…第1,第2インタクーラ 29,37…第1,第2下流分岐吸気通路 30,38…第1,第2サージタンク 32…独立吸気通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02B 67/00 L 9247−3G 75/22 C 9247−3G F02M 35/10 102 F 9247−3G 301 C 9247−3G

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気行程が隣合わない気筒の独立吸気通
    路同士を上流側で集合させる集合部が複数設けられ、か
    つエンジン出力軸によって回転駆動される機械式過給機
    が設けられたエンジンの吸気装置において、 機械式過給機の吐出ポートが機械式過給機のロータケー
    シング外周部に設けられ、上記吐出ポート下流の吸気通
    路から、エンジン前方側とエンジン後方側とに分岐する
    2つの分岐吸気通路が設けられ、各分岐吸気通路が、互
    いに通路長が等しくなるようにして夫々対応する集合部
    に接続され、かつ各分岐吸気通路に夫々インタクーラが
    介設されていることを特徴とする機械式過給機付エンジ
    ンの吸気装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された機械式過給機付エ
    ンジンの吸気装置において、 エンジンが、一方のバンク側の気筒列ともう一方のバン
    ク側の気筒列とが互いにエンジン出力軸軸線方向にオフ
    セットして配置されているV型エンジンであって、機械
    式過給機が両バンク間に配置され、機械式過給機の吐出
    ポートが、気筒列がエンジン前方側にオフセットしてい
    る方のバンク(前方オフセットバンク)側のロータケーシ
    ング側部に配置され、エンジン前方側に分岐する分岐吸
    気通路がエンジン後方側にオフセットしている方のバン
    ク(後方オフセットバンク)側へ延ばされ、エンジン後方
    側に分岐する分岐吸気通路が前方オフセットバンク側で
    エンジン後方側に延ばされ、かつエンジン後方側に延び
    る分岐吸気通路のインタクーラが、前方オフセットバン
    ク側でエンジン後方に配置されていることを特徴とする
    機械式過給機付エンジンの吸気装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された機械式過給機付エ
    ンジンの吸気装置において、 機械式過給機の吸入ポートがエンジン後方側に配置され
    る一方吐出ポートがエンジン前方側に配置され、かつイ
    ンタクーラが、前方オフセットバンク側のエンジン後方
    と、後方オフセットバンクの車両前方側の側方とに配置
    されていることを特徴とする機械式過給機付エンジンの
    吸気装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載された機械式過給機付エ
    ンジンの吸気装置において、 エンジンが、気筒直列エンジンであって、一方のインタ
    クーラ下流の分岐吸気通路がエンジン前方側から対応す
    る集合部に接続され、もう一方のインタクーラ下流の分
    岐吸気通路がエンジン後方側から対応する集合部に接続
    されていることを特徴とする機械式過給機付エンジンの
    吸気装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項3に記載された機
    械式過給機付エンジンの吸気装置において、 エンジンが車両に横置きに搭載されていることを特徴と
    する機械式過給機付エンジンの吸気装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載された機械式過給機付エ
    ンジンの吸気装置において、 エンジンが、2つのバンクを備えた横置き搭載型のV型
    エンジンであって、該エンジンが上部を車両前方に傾け
    て傾斜配置され、機械式過給機が両バンク間に配置さ
    れ、該機械式過給機の吐出ポートがエンジン前方側に配
    置され、かつ一方の分岐吸気通路がエンジン幅方向の一
    方側に延ばされ、該分岐吸気通路のインタクーラが対応
    するバンクの上方に配置され、もう一方の分岐吸気通路
    がエンジン幅方向のもう一方側に延ばされ、該分岐吸気
    通路のインタクーラが対応するバンクの上方に配置され
    ていることを特徴とする機械式過給機付エンジンの吸気
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017141789A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 マツダ株式会社 エンジンの吸気冷却装置
CN109209699A (zh) * 2017-06-30 2019-01-15 本田技研工业株式会社 进气歧管
JP2020186674A (ja) * 2019-05-14 2020-11-19 マツダ株式会社 多気筒エンジンの吸気装置

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