JPH0586893A - タイミングチエーンガイド - Google Patents
タイミングチエーンガイドInfo
- Publication number
- JPH0586893A JPH0586893A JP27851791A JP27851791A JPH0586893A JP H0586893 A JPH0586893 A JP H0586893A JP 27851791 A JP27851791 A JP 27851791A JP 27851791 A JP27851791 A JP 27851791A JP H0586893 A JPH0586893 A JP H0586893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timing chain
- sprocket
- cover
- guide
- chain guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、部品点数や組付工数を削
減し得るとともに軽量化を果たし得て、また、構造を簡
素化し得て剛性を向上し得るとともに組付性や保守性を
向上し得てコストの低減を果たし得るタイミングチェー
ンガイドを実現することにある。 【構成】 この目的を達成するために、この発明は、内
燃機関の少なくともクランク軸スプロケットとカム軸ス
プロケットとにタイミングチェーンを巻き掛けて設け、
このタイミングチェーンが上側に巻き掛けられた前記ス
プロケットの一を取り外した際に他のスプロケットの下
側に巻き掛けられた前記タイミングチェーンの脱落を防
止すべく前記他のスプロケットの下方に位置させて設け
られるタイミングチェーンガイドにおいて、このタイミ
ングチェーンガイドを前記タイミングチェーンを覆うタ
イミングチェーンカバーに一体的に設けたことを特徴と
する。
減し得るとともに軽量化を果たし得て、また、構造を簡
素化し得て剛性を向上し得るとともに組付性や保守性を
向上し得てコストの低減を果たし得るタイミングチェー
ンガイドを実現することにある。 【構成】 この目的を達成するために、この発明は、内
燃機関の少なくともクランク軸スプロケットとカム軸ス
プロケットとにタイミングチェーンを巻き掛けて設け、
このタイミングチェーンが上側に巻き掛けられた前記ス
プロケットの一を取り外した際に他のスプロケットの下
側に巻き掛けられた前記タイミングチェーンの脱落を防
止すべく前記他のスプロケットの下方に位置させて設け
られるタイミングチェーンガイドにおいて、このタイミ
ングチェーンガイドを前記タイミングチェーンを覆うタ
イミングチェーンカバーに一体的に設けたことを特徴と
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はタイミングチェーンガ
イドに係り、特に部品点数や組付工数を削減し得るとと
もに軽量化を果たし得て、また、構造を簡素化し得て剛
性を向上し得るとともに組付性や保守性を向上し得てコ
ストの低減を果たし得るタイミングチェーンガイドに関
する。
イドに係り、特に部品点数や組付工数を削減し得るとと
もに軽量化を果たし得て、また、構造を簡素化し得て剛
性を向上し得るとともに組付性や保守性を向上し得てコ
ストの低減を果たし得るタイミングチェーンガイドに関
する。
【０００２】
【従来の技術】車両等に搭載される内燃機関において
は、クランク軸の回転に同期して動弁機構のカム軸を回
転させるために、少なくともクランク軸スプロケットと
カム軸スプロケットとにタイミングチェーンを巻き掛け
ているものがある。また、内燃機関には、補機が設けら
れている。この補機を駆動するために、補機軸スプロケ
ットに前記タイミングチェーンを巻き掛けているものも
ある。前記タイミングチェーンは、タイミングチェーン
カバーにより覆われている。
は、クランク軸の回転に同期して動弁機構のカム軸を回
転させるために、少なくともクランク軸スプロケットと
カム軸スプロケットとにタイミングチェーンを巻き掛け
ているものがある。また、内燃機関には、補機が設けら
れている。この補機を駆動するために、補機軸スプロケ
ットに前記タイミングチェーンを巻き掛けているものも
ある。前記タイミングチェーンは、タイミングチェーン
カバーにより覆われている。
【０００３】このようなタイミングチェーンカバーとし
ては、実開昭５６−１７５５２９号公報に開示のものが
ある。この公報に開示のものは、歯車やベルト等を覆う
カバーをダンピングの大きな材質により形成するととも
に、前記歯車等との干渉を防止すべく外力と対抗する部
位に補強部材を配設したものである。
ては、実開昭５６−１７５５２９号公報に開示のものが
ある。この公報に開示のものは、歯車やベルト等を覆う
カバーをダンピングの大きな材質により形成するととも
に、前記歯車等との干渉を防止すべく外力と対抗する部
位に補強部材を配設したものである。
【０００４】また、図１０に示す如く、内燃機関１０２
のシリンダブロック１０４下方にクランク軸１０６をク
ランク軸キャップ１０８により軸支して設けるととも
に、シリンダブロック１０４上方に夫々第１・第２シリ
ンダヘッド１１０・１１２を搭載したものがある。第１
・第２シリンダヘッド１１０・１１２には、夫々第１・
第２動弁機構１１４・１１６の第１・第２カム軸１１８
・１２０が軸支され、第１・第２ヘッドカバー１２２・
１２４が取付けられている。
のシリンダブロック１０４下方にクランク軸１０６をク
ランク軸キャップ１０８により軸支して設けるととも
に、シリンダブロック１０４上方に夫々第１・第２シリ
ンダヘッド１１０・１１２を搭載したものがある。第１
・第２シリンダヘッド１１０・１１２には、夫々第１・
第２動弁機構１１４・１１６の第１・第２カム軸１１８
・１２０が軸支され、第１・第２ヘッドカバー１２２・
１２４が取付けられている。
【０００５】前記クランク軸１０６には、クランク軸ス
プロケット１２６が設けられている。また、前記第１・
第２カム軸１１８・１２０には、第１・第２カム軸スプ
ロケット１２８・１３０が設けられている。クランク軸
スプロケット１２６と第１・第２カム軸スプロケット１
２８・１３０とには、クランク軸１０６の回転に同期し
て第１・第２動弁機構１１４・１１６の第１・第２カム
軸１１８・１２０を回転させるために、タイミングチェ
ーン１３２を巻き掛けている。
プロケット１２６が設けられている。また、前記第１・
第２カム軸１１８・１２０には、第１・第２カム軸スプ
ロケット１２８・１３０が設けられている。クランク軸
スプロケット１２６と第１・第２カム軸スプロケット１
２８・１３０とには、クランク軸１０６の回転に同期し
て第１・第２動弁機構１１４・１１６の第１・第２カム
軸１１８・１２０を回転させるために、タイミングチェ
ーン１３２を巻き掛けている。
【０００６】また、前記内燃機関１０２には、補機とし
てウォータポンプ１３４がシリンダブロック１０４に設
けられている。このウォータポンプ１３４には、ウォー
タポンプ軸１３６に補機軸スプロケットたるウォータポ
ンプ軸スプロケット１３８が設けられ、ウォータポンプ
１３４を駆動すべく前記タイミングチェーン１３２が巻
き掛けられている。
てウォータポンプ１３４がシリンダブロック１０４に設
けられている。このウォータポンプ１３４には、ウォー
タポンプ軸１３６に補機軸スプロケットたるウォータポ
ンプ軸スプロケット１３８が設けられ、ウォータポンプ
１３４を駆動すべく前記タイミングチェーン１３２が巻
き掛けられている。
【０００７】なお、符号１４０は、別の補機たるオイル
ポンプである。オイルポンプ１４０は、オイルポンプ軸
１４２に設けられたオイルポンププーリ１４４に、オイ
ルポンプベルト１４６が巻き掛けられている。オイルポ
ンプベルト１４６は、クランク軸１０６に設けられたク
ランク軸プーリ（図示せず）に巻き掛けられている。
ポンプである。オイルポンプ１４０は、オイルポンプ軸
１４２に設けられたオイルポンププーリ１４４に、オイ
ルポンプベルト１４６が巻き掛けられている。オイルポ
ンプベルト１４６は、クランク軸１０６に設けられたク
ランク軸プーリ（図示せず）に巻き掛けられている。
【０００８】前記タイミングチェーン１３２は、図７〜
図９に示す如きタイミングチェーンカバー１４８により
覆われている。このタイミングチェーン１３２は、図１
１に示す如く、振れを防止するタイミングチェーンホル
ダ１５０〜１５４により保持され、緩みを防止するチェ
ーンテンショナ１５６により張設されている。
図９に示す如きタイミングチェーンカバー１４８により
覆われている。このタイミングチェーン１３２は、図１
１に示す如く、振れを防止するタイミングチェーンホル
ダ１５０〜１５４により保持され、緩みを防止するチェ
ーンテンショナ１５６により張設されている。
【０００９】前記内燃機関１０２には、タイミングチェ
ーン１３２が上側に巻き掛けられた前記スプロケットの
一である例えば第１・第２カム軸スプロケット１２８・
１３０を取り外した際に、他のスプロケットである例え
ばクランク軸スプロケット１２６の下側に巻き掛けられ
た前記タイミングチェーン１３２が下方へ脱落すること
を防止すべく、クランク軸スプロケット１２６の下方に
位置させて、タイミングチェーンガイド１５８を設けて
いる。
ーン１３２が上側に巻き掛けられた前記スプロケットの
一である例えば第１・第２カム軸スプロケット１２８・
１３０を取り外した際に、他のスプロケットである例え
ばクランク軸スプロケット１２６の下側に巻き掛けられ
た前記タイミングチェーン１３２が下方へ脱落すること
を防止すべく、クランク軸スプロケット１２６の下方に
位置させて、タイミングチェーンガイド１５８を設けて
いる。
【００１０】また、この内燃機関２には、タイミングチ
ェーン１３２が上側に巻き掛けられた前記スプロケット
の一である例えば第１・第２カム軸スプロケット１２８
・１３０を取り外した際に、他のスプロケットである例
えばウォータポンプ軸スプロケット１３８の下側に巻き
掛けられた前記タイミングチェーン１３２が下方へ脱落
することを防止すべく、ウォータポンプ軸スプロケット
１３８の下方に位置させて、タイミングチェーンガイド
１６０を設けている。
ェーン１３２が上側に巻き掛けられた前記スプロケット
の一である例えば第１・第２カム軸スプロケット１２８
・１３０を取り外した際に、他のスプロケットである例
えばウォータポンプ軸スプロケット１３８の下側に巻き
掛けられた前記タイミングチェーン１３２が下方へ脱落
することを防止すべく、ウォータポンプ軸スプロケット
１３８の下方に位置させて、タイミングチェーンガイド
１６０を設けている。
【００１１】前記タイミングチェーンガイド１５８は、
図１２に示す如く、タイミングチェーン１３２のクラン
ク軸スプロケット１２６から下方への脱落を防止すべ
く、クランク軸スプロケット１２６の下方に位置させ
て、取付ボルト１６２によりクランク軸キャップ１０８
のキャップ側取付ボス１６４に取付けられている。
図１２に示す如く、タイミングチェーン１３２のクラン
ク軸スプロケット１２６から下方への脱落を防止すべ
く、クランク軸スプロケット１２６の下方に位置させ
て、取付ボルト１６２によりクランク軸キャップ１０８
のキャップ側取付ボス１６４に取付けられている。
【００１２】また、前記タイミングチェーンガイド１６
０は、タイミングチェーン１３２のウォータポンプ軸ス
プロケット１３８から下方への脱落を防止すべく、ウォ
ータポンプ軸スプロケット１３８の下方に位置させて、
取付ボルト１６６によりシリンダブロック１０４のブロ
ック側取付ボス１６８に取付けられている。
０は、タイミングチェーン１３２のウォータポンプ軸ス
プロケット１３８から下方への脱落を防止すべく、ウォ
ータポンプ軸スプロケット１３８の下方に位置させて、
取付ボルト１６６によりシリンダブロック１０４のブロ
ック側取付ボス１６８に取付けられている。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のタイ
ミングチェーンガイド１５８・１６０は、専用の部品と
して別途に製作され、取付ボルト１６２・１６６により
取付けられていたため、部品点数の増加や組付工数の増
加を招く不都合があるとともに重量の増加を招く不都合
があった。また、キャップ側取付ボス１６４やブロック
側取付ボス１６８を設けなければならず、構造の複雑化
や剛性の低下を招く不都合があった。さらに、部品点数
や組付工数の増加は、組付作業や保守作業の煩雑化を招
き、組付性や保守性を悪化させる不都合があった。
ミングチェーンガイド１５８・１６０は、専用の部品と
して別途に製作され、取付ボルト１６２・１６６により
取付けられていたため、部品点数の増加や組付工数の増
加を招く不都合があるとともに重量の増加を招く不都合
があった。また、キャップ側取付ボス１６４やブロック
側取付ボス１６８を設けなければならず、構造の複雑化
や剛性の低下を招く不都合があった。さらに、部品点数
や組付工数の増加は、組付作業や保守作業の煩雑化を招
き、組付性や保守性を悪化させる不都合があった。
【００１４】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、内燃機関の少なくともク
ランク軸スプロケットとカム軸スプロケットとにタイミ
ングチェーンを巻き掛けて設け、このタイミングチェー
ンが上側に巻き掛けられた前記スプロケットの一を取り
外した際に他のスプロケットの下側に巻き掛けられた前
記タイミングチェーンの脱落を防止すべく前記他のスプ
ロケットの下方に位置させて設けられるタイミングチェ
ーンガイドにおいて、このタイミングチェーンガイドを
前記タイミングチェーンを覆うタイミングチェーンカバ
ーに一体的に設けたことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、内燃機関の少なくともク
ランク軸スプロケットとカム軸スプロケットとにタイミ
ングチェーンを巻き掛けて設け、このタイミングチェー
ンが上側に巻き掛けられた前記スプロケットの一を取り
外した際に他のスプロケットの下側に巻き掛けられた前
記タイミングチェーンの脱落を防止すべく前記他のスプ
ロケットの下方に位置させて設けられるタイミングチェ
ーンガイドにおいて、このタイミングチェーンガイドを
前記タイミングチェーンを覆うタイミングチェーンカバ
ーに一体的に設けたことを特徴とする。
【００１５】
【作用】この発明の構成によれば、タイミングチェーン
ガイドをタイミングチェーンカバーに一体的に設けたこ
とにより、専用の部品としてのタイミングチェーンガイ
ドを別途に製作する必要がなく、取付ボルトが不要とな
る。また、専用の部品としてのタイミングチェーンガイ
ドの取付ボスをクランク軸キャップ等に設ける必要がな
いことにより、構造を簡素化し得るとともに、タイミン
グチェーンガイドをタイミングチェーンカバーに一体的
に設けたことにより、タイミングチェーンカバーの強度
を補強することができる。さらに、部品点数や組付工数
の削減により、組付作業や保守作業を簡素化することが
できる。
ガイドをタイミングチェーンカバーに一体的に設けたこ
とにより、専用の部品としてのタイミングチェーンガイ
ドを別途に製作する必要がなく、取付ボルトが不要とな
る。また、専用の部品としてのタイミングチェーンガイ
ドの取付ボスをクランク軸キャップ等に設ける必要がな
いことにより、構造を簡素化し得るとともに、タイミン
グチェーンガイドをタイミングチェーンカバーに一体的
に設けたことにより、タイミングチェーンカバーの強度
を補強することができる。さらに、部品点数や組付工数
の削減により、組付作業や保守作業を簡素化することが
できる。
【００１６】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を詳
細に説明する。図１〜図６は、この発明の実施例を示す
ものである。図４において、２は内燃機関である。この
内燃機関２は、シリンダブロック４下方にクランク軸６
をクランク軸キャップ８により軸支して設けるととも
に、シリンダブロック４上方に夫々第１・第２シリンダ
ヘッド１０・１２を搭載している。第１・第２シリンダ
ヘッド１０・１２には、夫々第１・第２動弁機構１４・
１６の第１・第２カム軸１８・２０が軸支され、第１・
第２ヘッドカバー２２・２４が取付けられている。
細に説明する。図１〜図６は、この発明の実施例を示す
ものである。図４において、２は内燃機関である。この
内燃機関２は、シリンダブロック４下方にクランク軸６
をクランク軸キャップ８により軸支して設けるととも
に、シリンダブロック４上方に夫々第１・第２シリンダ
ヘッド１０・１２を搭載している。第１・第２シリンダ
ヘッド１０・１２には、夫々第１・第２動弁機構１４・
１６の第１・第２カム軸１８・２０が軸支され、第１・
第２ヘッドカバー２２・２４が取付けられている。
【００１７】前記クランク軸６には、クランク軸スプロ
ケット２６が設けられている。また、前記第１・第２カ
ム軸１８・２０には、第１・第２カム軸スプロケット２
８・３０が設けられている。クランク軸スプロケット２
６と第１・第２カム軸スプロケット２８・３０とには、
クランク軸６の回転に同期して第１・第２動弁機構１４
・１６の第１・第２カム軸１８・２０を回転させるため
に、タイミングチェーン３２を巻き掛けている。
ケット２６が設けられている。また、前記第１・第２カ
ム軸１８・２０には、第１・第２カム軸スプロケット２
８・３０が設けられている。クランク軸スプロケット２
６と第１・第２カム軸スプロケット２８・３０とには、
クランク軸６の回転に同期して第１・第２動弁機構１４
・１６の第１・第２カム軸１８・２０を回転させるため
に、タイミングチェーン３２を巻き掛けている。
【００１８】また、前記内燃機関２には、補機としてウ
ォータポンプ３４がシリンダブロック４に設けられてい
る。このウォータポンプ３４には、ウォータポンプ軸３
６に補機軸スプロケットたるウォータポンプ軸スプロケ
ット３８が設けられ、ウォータポンプ３４を駆動すべく
前記タイミングチェーン３２が巻き掛けられている。
ォータポンプ３４がシリンダブロック４に設けられてい
る。このウォータポンプ３４には、ウォータポンプ軸３
６に補機軸スプロケットたるウォータポンプ軸スプロケ
ット３８が設けられ、ウォータポンプ３４を駆動すべく
前記タイミングチェーン３２が巻き掛けられている。
【００１９】なお、符号４０は、別の補機たるオイルポ
ンプである。オイルポンプ４０は、オイルポンプ軸４２
に設けられたオイルポンププーリ４４に、オイルポンプ
ベルト４６が巻き掛けられている。オイルポンプベルト
４６は、前記クランク軸６に設けられたクランク軸プー
リ（図示せず）に巻き掛けられている。
ンプである。オイルポンプ４０は、オイルポンプ軸４２
に設けられたオイルポンププーリ４４に、オイルポンプ
ベルト４６が巻き掛けられている。オイルポンプベルト
４６は、前記クランク軸６に設けられたクランク軸プー
リ（図示せず）に巻き掛けられている。
【００２０】前記タイミングチェーン３２は、図１〜図
３に示す如きタイミングチェーンカバー４８により覆わ
れている。このタイミングチェーン３２は、振れを防止
するタイミングチェーンホルダ５０〜５４により保持さ
れ、緩みを防止するチェーンテンショナ５６により張設
されている。
３に示す如きタイミングチェーンカバー４８により覆わ
れている。このタイミングチェーン３２は、振れを防止
するタイミングチェーンホルダ５０〜５４により保持さ
れ、緩みを防止するチェーンテンショナ５６により張設
されている。
【００２１】前記内燃機関２には、タイミングチェーン
３２が上側に巻き掛けられた前記スプロケットの一であ
る例えば第１・第２カム軸スプロケット２８・３０を取
り外した際に、他のスプロケットの他である例えばクラ
ンク軸スプロケット２６の下側に巻き掛けられた前記タ
イミングチェーン３２が下方へ脱落することを防止する
ために、クランク軸スプロケット２６の下方に位置させ
て、タイミングチェーンガイド５８を設けている。
３２が上側に巻き掛けられた前記スプロケットの一であ
る例えば第１・第２カム軸スプロケット２８・３０を取
り外した際に、他のスプロケットの他である例えばクラ
ンク軸スプロケット２６の下側に巻き掛けられた前記タ
イミングチェーン３２が下方へ脱落することを防止する
ために、クランク軸スプロケット２６の下方に位置させ
て、タイミングチェーンガイド５８を設けている。
【００２２】このタイミングチェーンガイド５８は、図
１〜図２に示す如く、タイミングチェーン３２を覆うタ
イミングチェーンカバー４８の内側に一体的に設けられ
ている。このタイミングチェーンカバー４８に一体的に
設けられたタイミングチェーンガイド５８は、内燃機関
２にタイミングチェーンカバー４８を取付けた際に、図
４に示す如く、クランク軸スプロケット２６下方に位置
されるものである。
１〜図２に示す如く、タイミングチェーン３２を覆うタ
イミングチェーンカバー４８の内側に一体的に設けられ
ている。このタイミングチェーンカバー４８に一体的に
設けられたタイミングチェーンガイド５８は、内燃機関
２にタイミングチェーンカバー４８を取付けた際に、図
４に示す如く、クランク軸スプロケット２６下方に位置
されるものである。
【００２３】これにより、タイミングチェーンガイド５
８は、第１・第２カム軸スプロケット２８・３０を取り
外した際に、タイミングチェーン３２のクランク軸スプ
ロケット２６から下方への脱落を防止することができ
る。なお、符号６０は、別途に製作されたタイミングチ
ェーンガイド６０であり、取付ボルト６２によりウォー
タポンプ軸スプロケット３８下方のヘッド側取付ボス６
４に取付けられている。
８は、第１・第２カム軸スプロケット２８・３０を取り
外した際に、タイミングチェーン３２のクランク軸スプ
ロケット２６から下方への脱落を防止することができ
る。なお、符号６０は、別途に製作されたタイミングチ
ェーンガイド６０であり、取付ボルト６２によりウォー
タポンプ軸スプロケット３８下方のヘッド側取付ボス６
４に取付けられている。
【００２４】このように、タイミングチェーンガイド５
８をタイミングチェーン３２を覆うタイミングチェーン
カバー４８に一体的に設けたことにより、専用の部品と
してのタイミングチェーンガイドを別途に製作する必要
がなく、また、取付ボルトが不要となる。このため、部
品点数や組付工数を削減することができるとともに、軽
量化を果たすことができる。また、専用の部品としての
タイミングチェーンガイドの取付ボスをクランク軸キャ
ップ８に設ける必要がないことにより、構造を簡素化し
得て剛性を向上し得るとともに、タイミングチェーンガ
イド５８をタイミングチェーンカバー４８に一体的に設
けたことにより、タイミングチェーンカバー４８の強度
を補強し得て、剛性を向上することができる。さらに、
部品点数や組付工数の削減により、組付作業や保守作業
を簡素化し得て、組付性や保守性を向上させることがで
きる。この結果、コストの低減を果たすことができる。
８をタイミングチェーン３２を覆うタイミングチェーン
カバー４８に一体的に設けたことにより、専用の部品と
してのタイミングチェーンガイドを別途に製作する必要
がなく、また、取付ボルトが不要となる。このため、部
品点数や組付工数を削減することができるとともに、軽
量化を果たすことができる。また、専用の部品としての
タイミングチェーンガイドの取付ボスをクランク軸キャ
ップ８に設ける必要がないことにより、構造を簡素化し
得て剛性を向上し得るとともに、タイミングチェーンガ
イド５８をタイミングチェーンカバー４８に一体的に設
けたことにより、タイミングチェーンカバー４８の強度
を補強し得て、剛性を向上することができる。さらに、
部品点数や組付工数の削減により、組付作業や保守作業
を簡素化し得て、組付性や保守性を向上させることがで
きる。この結果、コストの低減を果たすことができる。
【００２５】図５・図６は、この発明の別の実施態様を
示すものである。この実施態様においては、第１・第２
カム軸スプロケット２８・３０を取り外した際に、タイ
ミングチェーン３２のクランク軸スプロケット２６から
下方への脱落を防止するタイミングチェーンガイド５８
に併せて、タイミングチェーン３２のウォータポンプ軸
スプロケット３８から下方への脱落を防止するタイミン
グチェーンガイド６６を設けている。
示すものである。この実施態様においては、第１・第２
カム軸スプロケット２８・３０を取り外した際に、タイ
ミングチェーン３２のクランク軸スプロケット２６から
下方への脱落を防止するタイミングチェーンガイド５８
に併せて、タイミングチェーン３２のウォータポンプ軸
スプロケット３８から下方への脱落を防止するタイミン
グチェーンガイド６６を設けている。
【００２６】このタイミングチェーンガイド６６は、タ
イミングチェーン３２を覆うタイミングチェーンカバー
４８の内側に一体的に設けられている。このタイミング
チェーンカバー４８に一体的に設けられたタイミングチ
ェーンガイド６６は、内燃機関２にタイミングチェーン
カバー４８を取付けた際に、図５に示す如く、ウォータ
ポンプ軸スプロケット３８の下方に位置されるものであ
る。
イミングチェーン３２を覆うタイミングチェーンカバー
４８の内側に一体的に設けられている。このタイミング
チェーンカバー４８に一体的に設けられたタイミングチ
ェーンガイド６６は、内燃機関２にタイミングチェーン
カバー４８を取付けた際に、図５に示す如く、ウォータ
ポンプ軸スプロケット３８の下方に位置されるものであ
る。
【００２７】これにより、タイミングチェーンガイド６
６は、第１・第２カム軸スプロケット２８・３０を取り
外した際に、タイミングチェーン３２のウォータポンプ
軸スプロケット３８から下方への脱落を防止することが
できる。
６は、第１・第２カム軸スプロケット２８・３０を取り
外した際に、タイミングチェーン３２のウォータポンプ
軸スプロケット３８から下方への脱落を防止することが
できる。
【００２８】このように、タイミングチェーンガイド５
８及び６６をタイミングチェーン３２を覆うタイミング
チェーンカバー４８の内側に一体的に設けたことによ
り、第１・第２カム軸スプロケット２８・３０を取り外
した際に、タイミングチェーン３２がクランク軸スプロ
ケット２６及びウォータポンプ軸スプロケット３８から
下方へ脱落することを防止することができ、より効果的
に、部品点数や組付工数の削減、軽量化、また、構造の
簡素化による剛性の向上、タイミングチェーンカバー４
８の剛性の向上、さらに、組付性や保守性の向上を果た
し得て、コストの低減を果たし得る。
８及び６６をタイミングチェーン３２を覆うタイミング
チェーンカバー４８の内側に一体的に設けたことによ
り、第１・第２カム軸スプロケット２８・３０を取り外
した際に、タイミングチェーン３２がクランク軸スプロ
ケット２６及びウォータポンプ軸スプロケット３８から
下方へ脱落することを防止することができ、より効果的
に、部品点数や組付工数の削減、軽量化、また、構造の
簡素化による剛性の向上、タイミングチェーンカバー４
８の剛性の向上、さらに、組付性や保守性の向上を果た
し得て、コストの低減を果たし得る。
【００２９】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなように、こ
の発明によれば、タイミングチェーンガイドをタイミン
グチェーンを覆うタイミングチェーンカバーに一体的に
設けたことにより、専用の部品としてのタイミングチェ
ーンガイドを別途に製作する必要がなく、また、取付ボ
ルトが不要となる。このため、部品点数や組付工数を削
減することができるとともに、軽量化を果たすことがで
きる。また、専用の部品としてのタイミングチェーンガ
イドの取付ボスをクランク軸キャップ等に設ける必要が
ないことにより、構造を簡素化し得て剛性を向上し得る
とともに、タイミングチェーンガイドをタイミングチェ
ーンカバーに一体的に設けたことにより、タイミングチ
ェーンカバーの強度を補強し得て、剛性を向上し得る。
さらに、部品点数や組付工数の削減により、組付作業や
保守作業を簡素化し得て、組付性や保守性を向上させる
ことができる。この結果、コストの低減を果たし得る。
の発明によれば、タイミングチェーンガイドをタイミン
グチェーンを覆うタイミングチェーンカバーに一体的に
設けたことにより、専用の部品としてのタイミングチェ
ーンガイドを別途に製作する必要がなく、また、取付ボ
ルトが不要となる。このため、部品点数や組付工数を削
減することができるとともに、軽量化を果たすことがで
きる。また、専用の部品としてのタイミングチェーンガ
イドの取付ボスをクランク軸キャップ等に設ける必要が
ないことにより、構造を簡素化し得て剛性を向上し得る
とともに、タイミングチェーンガイドをタイミングチェ
ーンカバーに一体的に設けたことにより、タイミングチ
ェーンカバーの強度を補強し得て、剛性を向上し得る。
さらに、部品点数や組付工数の削減により、組付作業や
保守作業を簡素化し得て、組付性や保守性を向上させる
ことができる。この結果、コストの低減を果たし得る。
【図１】この発明の実施例を示すタイミングチェーンガ
イドを設けたタイミングチェーンカバーの背面図であ
る。
イドを設けたタイミングチェーンカバーの背面図であ
る。
【図２】図１の〓−〓線断面図である。
【図３】タイミングチェーンカバーの正面図である。
【図４】内燃機関のタイミングチェーンカバーを外した
状態の正面図である。
状態の正面図である。
【図５】この発明の別の実施態様を示す内燃機関の概略
正面図である。
正面図である。
【図６】図５の〓−〓線断面図である。
【図７】従来例を示すタイミングチェーンカバーの背面
図である。
図である。
【図８】図７の〓−〓線断面図である。
【図９】タイミングチェーンカバーの正面図である。
【図１０】内燃機関のタイミングチェーンカバーを外し
た状態の正面図である。
た状態の正面図である。
【図１１】内燃機関の概略正面図である。
【図１２】図１１のＸ〓−Ｘ〓線断面図である。
２ 内燃機関 ４ シリンダブロック ６ クランク軸 ８ クランク軸キャップ １０ 第１シリンダヘッド １２ 第２シリンダヘッド １８ 第１カム軸 ２０ 第２カム軸 ２６ クランク軸スプロケット ２８ 第１カム軸スプロケット ３０ 第２カム軸スプロケット ３２ タイミングチェーン ３４ ウォータポンプ ３６ ウォータポンプ軸 ３８ ウォータポンプ軸スプロケット ４０ オイルポンプ ４８ タイミングチェーンカバー ５０〜５４ タイミングチェーンホルダ ５６ チェーンテンショナ ５８ タイミングチェーンガイド ６６ タイミングチェーンガイド
Claims (1)
- 【請求項１】 内燃機関の少なくともクランク軸スプロ
ケットとカム軸スプロケットとにタイミングチェーンを
巻き掛けて設け、このタイミングチェーンが上側に巻き
掛けられた前記スプロケットの一を取り外した際に他の
スプロケットの下側に巻き掛けられた前記タイミングチ
ェーンの脱落を防止すべく前記他のスプロケットの下方
に位置させて設けられるタイミングチェーンガイドにお
いて、このタイミングチェーンガイドを前記タイミング
チェーンを覆うタイミングチェーンカバーに一体的に設
けたことを特徴とするタイミングチェーンガイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27851791A JPH0586893A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | タイミングチエーンガイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27851791A JPH0586893A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | タイミングチエーンガイド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0586893A true JPH0586893A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17598391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27851791A Pending JPH0586893A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | タイミングチエーンガイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0586893A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2733812A1 (fr) * | 1995-05-02 | 1996-11-08 | Remon Paul Auguste | Butoir anti-saut de dent pour courroie et poulies crantees de distribution |
| WO2005085675A1 (de) * | 2004-02-26 | 2005-09-15 | Schaeffler Kg | Ketten- oder zahnriementrieb sowie spann- oder führungselement zur integration in einen ketten- oder zahnriementrieb |
| EP1843020A3 (en) * | 2006-04-07 | 2010-10-13 | Nissan Motor Co., Ltd. | Slippage prevention mechanism for toothed torque transmission member |
| DE102009003115B4 (de) * | 2009-05-14 | 2019-06-13 | Ford Global Technologies, Llc | Nockenwellenantrieb |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP27851791A patent/JPH0586893A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2733812A1 (fr) * | 1995-05-02 | 1996-11-08 | Remon Paul Auguste | Butoir anti-saut de dent pour courroie et poulies crantees de distribution |
| WO2005085675A1 (de) * | 2004-02-26 | 2005-09-15 | Schaeffler Kg | Ketten- oder zahnriementrieb sowie spann- oder führungselement zur integration in einen ketten- oder zahnriementrieb |
| EP1843020A3 (en) * | 2006-04-07 | 2010-10-13 | Nissan Motor Co., Ltd. | Slippage prevention mechanism for toothed torque transmission member |
| US7946939B2 (en) | 2006-04-07 | 2011-05-24 | Nissan Motor Co., Ltd. | Slippage prevention mechanism for toothed endless torque transmission member |
| DE102009003115B4 (de) * | 2009-05-14 | 2019-06-13 | Ford Global Technologies, Llc | Nockenwellenantrieb |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1752645B1 (en) | Front structure of engine | |
| KR950003163B1 (ko) | 엔진의 오일펌프 부착구조 | |
| JP4275846B2 (ja) | Ｖ型バーチカルエンジン及び船外機のハンガ構造 | |
| JPH0586893A (ja) | タイミングチエーンガイド | |
| US4944263A (en) | Cylinder head of DOHC engine | |
| JPH09196283A (ja) | 車両用エンジン装置 | |
| JP3096182B2 (ja) | エンジンのマウント構造 | |
| JPH07167218A (ja) | エンジンにおけるバランサ支持装置 | |
| JP3900389B2 (ja) | 船外機用エンジンの吸気通路取付構造 | |
| JPH04292529A (ja) | エンジンの補機取付構造 | |
| JP2932777B2 (ja) | Ｖ型エンジンの補機取付構造 | |
| JP3157371B2 (ja) | 自動車用エンジンへの付属品取付構造 | |
| JPH08100670A (ja) | エンジンのマウントブラケット取付構造 | |
| JPH07127478A (ja) | ４サイクルエンジンのタイミングチェーンケース構造 | |
| JP3024344B2 (ja) | エンジンのシリンダブロック構造 | |
| JP3006264B2 (ja) | エンジンのテンショナ | |
| JPH07189638A (ja) | エンジンの潤滑油誘導装置 | |
| KR200153505Y1 (ko) | 클립 고정식 타이밍벨트 커버 | |
| JPH0932574A (ja) | 内燃機関のチェーンガイド | |
| JP3072395B2 (ja) | 多気筒エンジン | |
| JP3077392B2 (ja) | エンジンの潤滑装置 | |
| JP3028683B2 (ja) | Ｖ型エンジンのカム軸駆動装置 | |
| JP4081637B2 (ja) | Ｖ型エンジンのタイミングチェーン構造 | |
| JP2551620Y2 (ja) | 内燃機関用ベルトカバー構造 | |
| JP2521210Y2 (ja) | エンジンの補機取付構造 |