JPH058684A - 放電灯ヘツドランプ - Google Patents

放電灯ヘツドランプ

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Publication number
JPH058684A
JPH058684A JP3189174A JP18917491A JPH058684A JP H058684 A JPH058684 A JP H058684A JP 3189174 A JP3189174 A JP 3189174A JP 18917491 A JP18917491 A JP 18917491A JP H058684 A JPH058684 A JP H058684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
metal halide
pressure sodium
light source
headlamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3189174A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Kondo
俊幸 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP3189174A priority Critical patent/JPH058684A/ja
Publication of JPH058684A publication Critical patent/JPH058684A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の放電灯を光源とするヘッドランプにお
いては、その光源として採用されるメタルハライドラン
プの発光スペクトルの特性から赤色の視認が困難で、他
車のリフレックスリフレクタからの反射光の確認が困難
と成る問題点の解決を図る。 【構成】 光源としてメタルハライドランプ4と高圧ナ
トリウムランプ5とが選択され、放電灯ヘッドランプ1
内に設けられた一方の灯体2にはメタルハライドランプ
4を配設し、他の一方の灯体3には高圧ナトリウムラン
プ5を配設することで、点灯モードの如何に係わらず前
記メタルハライドランプ4と高圧ナトリウムランプ5と
が同時に点灯される放電灯ヘッドランプ1として、高圧
ナトリウムランプ5により長波長側の演色性を向上させ
て課題を解決するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用のヘッドランプに
関するものであり、詳細には光源として放電灯を採用し
た放電灯ヘッドランプに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の放電灯ヘッドランプ90
の例を示すものが図5であり、例えばプロジェクタ型と
称される楕円系の反射鏡91と投影レンズ92と遮光板
93とから成る灯体に、比較的に演色性に優れるとされ
るメタルハライドランプ94を光源として取付け、前記
遮光板93を開閉することで走行ビームとすれ違いビー
ムとに点灯モードの切換を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の放電灯ヘッドランプ90においては、その光源
として採用されたメタルハライドランプ94の演色性が
放電灯の内では優れているものと言えども、図6に発光
スペクトルMSで示すように500nm以上の長波長側、
即ち、赤寄りの光を殆ど含まないものであるために、例
えば赤色で描かれることの多い道路標識などの読み取り
が困難、あるいは他車のリフレックスリフレクタに対す
る反射効率が低いなど、安全上の問題点を生じ、この点
の解決が課題とされるものと成っていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、放電灯を光源
とし、走行ビームとすれ違いビームとに点灯モードの切
換が行われる放電灯ヘッドランプにおいて、前記光源と
してメタルハライドランプと高圧ナトリウムランプとが
選択され、前記点灯モードの如何に係わらず前記メタル
ハライドランプと高圧ナトリウムランプとが同時に点灯
されることを特徴とする放電灯ヘッドランプを提供する
ことで、演色性を改善して視認性を向上させ従来の課題
を解決するものである。
【0005】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1に示すものは本発明の第一実施例
であり、この第一実施例においては通常には自動車の左
右両端部に設けられる放電灯ヘッドランプ1(以下にヘ
ッドランプ1と略称する)の何れの側に取付けられるも
のも同一構成のものとされるものであり、よって、図示
は一方の側のみで行うものとする。
【0006】ここで、前記ヘッドランプ1には本発明に
より一対の灯体2、灯体3が設けられるものとされ、灯
体2、灯体3の夫々は両者共に、従来例で説明したのと
同様な遮光板2a、3aを開閉するなどで走行ビームと
すれ違いビームとに点灯モードの切換が可能な構成のも
のとされている。
【0007】しかしながら、前記灯体2、灯体3の夫々
に設けられる光源は、例えば一方の灯体2側にメタルハ
ライドランプ4が配設されるときには、他の一方の灯体
3側には高圧ナトリウムランプ5が配設されると言うよ
うに、メタルハライドランプ4と高圧ナトリウムランプ
5とが組合わされるものとされ、点灯時には必ず両灯体
2、3が同じ点灯モードで点灯されるものとされてい
る。
【0008】次いで、上記の構成とした本発明の作用、
効果について説明を行えば、本発明によりヘッドランプ
1の光源としてメタルハライドランプ4と高圧ナトリウ
ムランプ5とを同時に点灯するものとしたことで、従来
例でも説明したメタルハライドランプ4の発光スペクト
ルMSの特性(図5参照)に加えて、図2に示す高圧ナ
トリウムランプ5の発光スペクトルNSの特性が加算さ
れるものとなり、特にメタルハライドランプ4の発光ス
ペクトルMSの特性で不足する500nmより長い波長の
領域を高圧ナトリウムランプ5の発光スペクトルNSで
補って赤色寄りの発光量を増強し、例えばリフレックス
リフレクタなどの視認を確実なものとする。
【0009】尚、図示は省略するが実際の実施に当たり
仕向ちの保安基準が認可する場合においては、灯体2あ
るいは灯体3の何れか一方のみ、例えばメタルハライド
ランプ4が配設された灯体2の側にのみ前記した遮光板
2aの開閉機構を設けて走行ビームとすれ違いビームと
に点灯モードの切換可能な構成のものとし、他の一方、
灯体3の側は遮光板3aを固定してすれ違いビーム専用
とし、走行ビームとすれ違いビームとの切換は専らに灯
体2側で行うものとし、灯体3の側は常にすれ違いビー
ムの状態で点灯させる簡易的な方式を採用しても良い。
【0010】図3に示すものは本発明の第二実施例であ
り、前の第一実施例がヘッドランプ1に二体の灯体2、
3を収納していたのに対し、この第二実施例では一体の
灯体6内にメタルハライドランプ4用の反射面7と、高
圧ナトリウムランプ5用の反射面8とを形成したもので
あり、前記反射面7、8として回転放物面を採用するこ
とで実施が可能となる。尚、例えばすれ違いビームを得
るための前記反射面7、8に対する夫々のランプ4、5
の位置などは公知の技術で設定すれば良いものである。
【0011】図4に示すものは本発明の第三実施例であ
り、前の何れの実施例もが自動車の左右両側端に設けら
れる夫々のヘッドランプ1、即ち、左側端側のヘッドラ
ンプ1においても右側端側のヘッドランプ1において
も、メタルハライドランプ4と高圧ナトリウムランプ5
とを組合わせた一対の灯体2、3を使用するものであっ
たのに対し、この実施例ではヘッドランプ10として、
自動車の例えば左側端には走行ビームとすれ違いビーム
とが切換可能とした灯体11にメタルハライドランプ4
を光源としたものを配置し、右側端には同様な構成とし
た灯体12に高圧ナトリウムランプ5を光源としたもの
を配置したものである。
【0012】この実施例においても自動車のヘッドラン
プ10が原則的に左右両側端が同時に点灯され、且つ走
行ビームとすれ違いビームとの切換も同時に行われるも
のである以上は、照射方向前方においてメタルハライド
ランプ4と高圧ナトリウムランプ5との発光スペクトル
が加算され、演色性を改善するものであることは同様で
ある。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、光
源としてメタルハライドランプと高圧ナトリウムランプ
とが選択され、点灯モードの如何に係わらず前記メタル
ハライドランプと高圧ナトリウムランプとが同時に点灯
される放電灯ヘッドランプとしたことで、従来使用され
ているメタルハライドランプの長波長(赤色)側の発光
スペクトルの不足を高圧ナトリウムランプの有する長波
長側の発光スペクトルで補い、以て道路標識、あるいは
他車のリフレックスリフレクタからの反射光など長波長
側の視認性を向上させて、交通安全の向上に優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る放電灯ヘッドランプの第一実施
例を一部を透視した状態で示す斜視図である。
【図2】 高圧ナトリウムランプの発光スペクトルを示
すグラフである。
【図3】 同じく本発明に係る放電灯ヘッドランプの第
二実施例を要部で示す斜視図である。
【図4】 同じく本発明に係る放電灯ヘッドランプの第
三実施例を自動車への取付状態で示す斜視図である。
【図5】 従来例を示す断面図である。
【図6】 メタルハライドランプの発光スペクトルを示
すグラフである。
【符号の説明】
1、10……放電灯ヘッドランプ 2、3、6、11、12……灯体 2a、3a……遮光板 4……メタルハライドランプ 5……高圧ナトリウムランプ 7……メタルハライドランプ用の反射面 8……高圧ナトリウムランプ用の反射面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯を光源とし、走行ビームとすれ違
    いビームとに点灯モードの切換が行われる放電灯ヘッド
    ランプにおいて、前記光源としてメタルハライドランプ
    と高圧ナトリウムランプとが選択され、前記点灯モード
    の如何に係わらず前記メタルハライドランプと高圧ナト
    リウムランプとが同時に点灯されることを特徴とする放
    電灯ヘッドランプ。
  2. 【請求項2】 前記メタルハライドランプと高圧ナトリ
    ウムランプとが同時に点灯されるための構成は、一体の
    灯具内にメタルハライドランプを光源とする灯体と高圧
    ナトリウムランプを光源とする灯体とが組込まれ、且つ
    少なくとも一方の灯体で点灯モードの切換が行えるもの
    とした構成であることを特徴とする請求項1記載の放電
    灯ヘッドランプ。
  3. 【請求項3】 前記メタルハライドランプと高圧ナトリ
    ウムランプとが同時に点灯されるための構成は、自動車
    の左右両側端に取付けられる一対の灯具の一方がメタル
    ハライドランプを光源とし、他の一方が高圧ナトリウム
    ランプを光源とした構成であることを特徴とする請求項
    1記載の放電灯ヘッドランプ。
JP3189174A 1991-07-03 1991-07-03 放電灯ヘツドランプ Pending JPH058684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3189174A JPH058684A (ja) 1991-07-03 1991-07-03 放電灯ヘツドランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3189174A JPH058684A (ja) 1991-07-03 1991-07-03 放電灯ヘツドランプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH058684A true JPH058684A (ja) 1993-01-19

Family

ID=16236726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3189174A Pending JPH058684A (ja) 1991-07-03 1991-07-03 放電灯ヘツドランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH058684A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6791267B2 (en) 2001-10-02 2004-09-14 Ngk Insulators, Ltd. High pressure discharge lamps, lighting systems, head lamps for automobiles and light emitting vessels for high pressure discharge lamps
US7619351B2 (en) 2005-03-31 2009-11-17 Ngk Insulators, Ltd. Structures for supporting discharge lamps and illuminating system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6791267B2 (en) 2001-10-02 2004-09-14 Ngk Insulators, Ltd. High pressure discharge lamps, lighting systems, head lamps for automobiles and light emitting vessels for high pressure discharge lamps
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