JPH0586716A - 二重床支持装置 - Google Patents
二重床支持装置Info
- Publication number
- JPH0586716A JPH0586716A JP24623791A JP24623791A JPH0586716A JP H0586716 A JPH0586716 A JP H0586716A JP 24623791 A JP24623791 A JP 24623791A JP 24623791 A JP24623791 A JP 24623791A JP H0586716 A JPH0586716 A JP H0586716A
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- Japan
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- fixing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は二重床支持装置に関し、組立精度を高
めることを目的とする。 【構成】床部材4を支持脚2上に支承する床受け部材3
は、支持脚2に嵌合固定されるキャップ部材6と受け台
部8とを有し、固定部材受け部5と位置決め部7との位
置関係を一定に保つために、キャップ部材6には固定部
材受け部5が、受け台部8には床部材4の位置決め部7
が各々形成される。
めることを目的とする。 【構成】床部材4を支持脚2上に支承する床受け部材3
は、支持脚2に嵌合固定されるキャップ部材6と受け台
部8とを有し、固定部材受け部5と位置決め部7との位
置関係を一定に保つために、キャップ部材6には固定部
材受け部5が、受け台部8には床部材4の位置決め部7
が各々形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重床支持装置に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5において従来の二重床支持装置が示
されている。この従来例において、受け台部8の中心部
には支持脚挿通穴10が開設されており、該支持脚挿通
穴10を床スラブ1上に立設される支持脚2の上端に嵌
合し、溶着される。上記受け台部8の表面には、ボス1
1が突設されており、該ボス11により位置決めされ
て、図示しないフロアパネル等の床部材が支承される。
なお、図において12はネジ孔12aが形成された固定
部材受け材であり、床部材4を支持脚2に固定するため
のボルトが受容される。
されている。この従来例において、受け台部8の中心部
には支持脚挿通穴10が開設されており、該支持脚挿通
穴10を床スラブ1上に立設される支持脚2の上端に嵌
合し、溶着される。上記受け台部8の表面には、ボス1
1が突設されており、該ボス11により位置決めされ
て、図示しないフロアパネル等の床部材が支承される。
なお、図において12はネジ孔12aが形成された固定
部材受け材であり、床部材4を支持脚2に固定するため
のボルトが受容される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、支持脚2を構成するパイプ材は真円度にバラ
付きがあるために、ネジ孔12aの中心と支持脚2の中
心、および、受け台部8の中心と支持脚2の中心を正確
に合致させることは困難なために、受け台部8に形成さ
れた床部材4の位置決め用ボス11と、該床部材4を固
定させるためのボルトが螺入するネジ孔12aの位置関
係に誤差が生じやすく、床部材の取付に支障をきたすこ
とがあるという欠点を有するものであった。
おいては、支持脚2を構成するパイプ材は真円度にバラ
付きがあるために、ネジ孔12aの中心と支持脚2の中
心、および、受け台部8の中心と支持脚2の中心を正確
に合致させることは困難なために、受け台部8に形成さ
れた床部材4の位置決め用ボス11と、該床部材4を固
定させるためのボルトが螺入するネジ孔12aの位置関
係に誤差が生じやすく、床部材の取付に支障をきたすこ
とがあるという欠点を有するものであった。
【0004】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、二重床の組立精度を高めることのでき
る二重床支持装置を提供することを目的とする。
たものであって、二重床の組立精度を高めることのでき
る二重床支持装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、実施例に対応する図1に示すように、床スラブ1上
に所定ピッチで立設された支持脚2の上端に固定された
床受け部材3により床部材4を支承する二重床支持装置
であって、前記床受け部材3は、前記支持脚2の上端に
嵌合、固定され、天井壁裏面に固定部材受け部5を形成
したキャップ部材6と、前記床部材4を位置決めする位
置決め部7が表面に形成された受け台部8とを有し、前
記床部材4は、キャップ部材6の固定部材受け部5に受
容される固定部材9により床受け部材3上に固定される
二重床支持装置を提供することにより達成される。
は、実施例に対応する図1に示すように、床スラブ1上
に所定ピッチで立設された支持脚2の上端に固定された
床受け部材3により床部材4を支承する二重床支持装置
であって、前記床受け部材3は、前記支持脚2の上端に
嵌合、固定され、天井壁裏面に固定部材受け部5を形成
したキャップ部材6と、前記床部材4を位置決めする位
置決め部7が表面に形成された受け台部8とを有し、前
記床部材4は、キャップ部材6の固定部材受け部5に受
容される固定部材9により床受け部材3上に固定される
二重床支持装置を提供することにより達成される。
【0006】
【作用】本発明において、床受け部材3は、支持脚2に
固定されるキャップ部材6と、受け台部8とを有してお
り、これらキャップ部材6と受け台部8とは、固定部材
9により共締めされる。上記固定部材9を受容する固定
部材受け部5をキャップ部材6に形成し、床部材4の位
置決めを行う位置決め部7を受け台部8に形成すること
により、固定部材9と位置決め部7との位置関係は、常
に一定に保たれ、床部材4の施工状態も一定にすること
が可能になる。
固定されるキャップ部材6と、受け台部8とを有してお
り、これらキャップ部材6と受け台部8とは、固定部材
9により共締めされる。上記固定部材9を受容する固定
部材受け部5をキャップ部材6に形成し、床部材4の位
置決めを行う位置決め部7を受け台部8に形成すること
により、固定部材9と位置決め部7との位置関係は、常
に一定に保たれ、床部材4の施工状態も一定にすること
が可能になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。本発明が適用された二重床を
図3に示す。この二重床における床部材4は、支持装置
上に架設されるビーム13と、該ビーム13上に架け渡
されるパネル支持材14と、該パネル支持材14により
支承されるフロアパネル15、15・・とから構成され
ている。
基づいて詳細に説明する。本発明が適用された二重床を
図3に示す。この二重床における床部材4は、支持装置
上に架設されるビーム13と、該ビーム13上に架け渡
されるパネル支持材14と、該パネル支持材14により
支承されるフロアパネル15、15・・とから構成され
ている。
【0008】図1、2は支持装置の詳細を示すもので、
床スラブ1上に立設される支持脚2と、この支持脚2の
上端に固定される床受け部材3と、床部材4を床受け部
材3に固定するためのボルト(固定部材9)とから構成
されている。
床スラブ1上に立設される支持脚2と、この支持脚2の
上端に固定される床受け部材3と、床部材4を床受け部
材3に固定するためのボルト(固定部材9)とから構成
されている。
【0009】支持脚2は、床スラブ1上に固定板2aを
介して立設される螺杆2bと、この螺杆2bに螺合され
るナット体2cと、該ナット体2cにより下端が保持さ
れる鋼管等のパイプ体2dと、該パイプ体2dを挿通
し、先端がナット体2cに圧接する回り止めボルト2e
とを有し、該ナット体2cを螺杆2bに沿って上下回動
させることにより、設置高さを調整可能とされている。
介して立設される螺杆2bと、この螺杆2bに螺合され
るナット体2cと、該ナット体2cにより下端が保持さ
れる鋼管等のパイプ体2dと、該パイプ体2dを挿通
し、先端がナット体2cに圧接する回り止めボルト2e
とを有し、該ナット体2cを螺杆2bに沿って上下回動
させることにより、設置高さを調整可能とされている。
【0010】一方、床受け部材3は、ビーム13を嵌合
して保持する受け台部8を表面に構成した平面視十字状
の上面板3aと、この上面板3aの裏面に接合される補
強板3bと、キャップ部材6とから構成され、上面板3
aには、ビーム13を位置決めするために四隅部近傍に
突設されるボス(位置決め部7)と、ワッシャ17を収
容するための凹部16と、この凹部16中心に穿孔され
るボルト挿通孔18が設けられている。
して保持する受け台部8を表面に構成した平面視十字状
の上面板3aと、この上面板3aの裏面に接合される補
強板3bと、キャップ部材6とから構成され、上面板3
aには、ビーム13を位置決めするために四隅部近傍に
突設されるボス(位置決め部7)と、ワッシャ17を収
容するための凹部16と、この凹部16中心に穿孔され
るボルト挿通孔18が設けられている。
【0011】キャップ部材6の内径は、上記パイプ体2
dに圧入可能な程度とされており、その天井壁において
上面板3aの裏面に接合される。また、このキャップ部
材6には、ボルト9が螺入するナット(固定部材受け部
5)が溶着されており、図1に示すように、ビーム13
の位置決め孔13aをボス7に嵌合させてビーム13を
上面板3a上に支承した後、ボルト9をナット5に螺入
することにより、ビーム13の固定が行われる。
dに圧入可能な程度とされており、その天井壁において
上面板3aの裏面に接合される。また、このキャップ部
材6には、ボルト9が螺入するナット(固定部材受け部
5)が溶着されており、図1に示すように、ビーム13
の位置決め孔13aをボス7に嵌合させてビーム13を
上面板3a上に支承した後、ボルト9をナット5に螺入
することにより、ビーム13の固定が行われる。
【0012】なお、以上の実施例において、床部材4
は、ビーム13上にパネル支持材14を張り渡し、パネ
ル支持材14によりフロアパネル15を支承して構成さ
れていたが、本発明は、図4に示すように、他の二重床
にも適用することが可能である。この実施例において、
受け台部8は平板状に形成されており、該受け台部8上
に直接フロアパネル15の四隅部裏面が支承される。
は、ビーム13上にパネル支持材14を張り渡し、パネ
ル支持材14によりフロアパネル15を支承して構成さ
れていたが、本発明は、図4に示すように、他の二重床
にも適用することが可能である。この実施例において、
受け台部8は平板状に形成されており、該受け台部8上
に直接フロアパネル15の四隅部裏面が支承される。
【0013】また、上記フロアパネル15を受け台部8
上に固定するための固定部材9は、ビス9aと、該ビス
9aが挿通する頭部9bとを有し、ビス9aをキャップ
部材6に溶着したナット5に螺入して頭部9bをフロア
パネル15の段部15aに押し付けることによりフロア
パネル15の固定がなされる。
上に固定するための固定部材9は、ビス9aと、該ビス
9aが挿通する頭部9bとを有し、ビス9aをキャップ
部材6に溶着したナット5に螺入して頭部9bをフロア
パネル15の段部15aに押し付けることによりフロア
パネル15の固定がなされる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による二重床支持装置によれば、床部材を支持する床受
け部材に位置決め部と固定部材受け部とを一体に形成し
たので、これらの位置関係が常に一定に保たれ、床部材
の組立精度を向上させることが可能になる。
による二重床支持装置によれば、床部材を支持する床受
け部材に位置決め部と固定部材受け部とを一体に形成し
たので、これらの位置関係が常に一定に保たれ、床部材
の組立精度を向上させることが可能になる。
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】床受け部材を示す分解斜視図である。
【図3】本発明が適用された二重床を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】本発明の他の実施例を示す分解斜視図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
1 床スラブ 2 支持脚 3 床受け部材 4 床部材 5 固定部材受け部 6 キャップ部材 7 位置決め部 8 受け台部 9 固定部材
Claims (1)
- 【請求項1】床スラブ上に所定ピッチで立設された支持
脚の上端に固定された床受け部材により床部材を支承す
る二重床支持装置であって、 前記床受け部材は、前記支持脚の上端に嵌合、固定さ
れ、天井壁裏面に固定部材受け部を形成したキャップ部
材と、 前記床部材を位置決めする位置決め部が表面に形成され
た受け台部とを有し、 前記床部材は、キャップ部材の固定部材受け部に受容さ
れる固定部材により床受け部材上に固定される二重床支
持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03246237A JP3112723B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 二重床支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03246237A JP3112723B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 二重床支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0586716A true JPH0586716A (ja) | 1993-04-06 |
JP3112723B2 JP3112723B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=17145551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03246237A Expired - Fee Related JP3112723B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 二重床支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3112723B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6267995A (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-27 | Toshiba Corp | 電子交換機 |
KR200483193Y1 (ko) * | 2016-04-22 | 2017-04-18 | 크리노버 주식회사 | 배관 트레이용 받침대 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06118347A (ja) * | 1992-10-05 | 1994-04-28 | Miki:Kk | 眼鏡枠 |
KR101430059B1 (ko) * | 2013-05-06 | 2014-08-14 | 이정율 | 수영장 수위조절용 안전마루 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP03246237A patent/JP3112723B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6267995A (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-27 | Toshiba Corp | 電子交換機 |
KR200483193Y1 (ko) * | 2016-04-22 | 2017-04-18 | 크리노버 주식회사 | 배관 트레이용 받침대 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3112723B2 (ja) | 2000-11-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |