JPH0586696U - コンソールボックス - Google Patents

コンソールボックス

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JPH0586696U
JPH0586696U JP2757192U JP2757192U JPH0586696U JP H0586696 U JPH0586696 U JP H0586696U JP 2757192 U JP2757192 U JP 2757192U JP 2757192 U JP2757192 U JP 2757192U JP H0586696 U JPH0586696 U JP H0586696U
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JP
Japan
Prior art keywords
lids
lid
locking
box body
rattling
Prior art date
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Pending
Application number
JP2757192U
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English (en)
Inventor
崇敦 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使いやすく、蓋体31a ,31b のがたつきを防
止したコンソールボックスを提供する。 【構成】 ボックス本体1の上面に、蓋体31a ,31b を
前後方向にスライド可能に設ける。蓋体31a ,31b を開
放方向に付勢する付勢手段41を設ける。蓋体31a,31b
を閉塞状態で係止する係止手段を設ける。係止手段によ
る蓋体31a ,31bの係止を解除させる操作手段73を設け
る。 【効果】 少なくとも蓋体31a ,31b を開放させる際に
は、自動的に開放させて、使いやすくする。蓋体31a ,
31b の閉塞状態および開放状態とも、付勢状態にあるた
め、蓋体31a ,31b のがたつきを防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車のコンソールボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のコンソールボックスは、運転席と助手席との間に配設され、上 面に開口する収納部を有するボックス本体およびこのボックス本体の上面を開閉 する蓋体を備えている。
【0003】 この蓋体の開閉構造としては、一般に、蓋体の後部をボックス本体の後部にヒ ンジなどで連結し、蓋体の前端側を回動させて開閉するようにしている。しかし 、この構造では、開放時に蓋体の前端部が後方に立ち上がることで後部座席側か らの収納物の出入れが行ないにくい。
【0004】 また、蓋体をボックス本体の上面に前後方向スライド可能に設け、蓋体を手動 操作でスライドさせて開閉するようにした蓋体の開閉構造があり、この蓋体の開 閉構造では、上記構造に比べて後部座席側からでも収納物の出入れが容易に行な える。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の蓋体をスライド式としたコンソールボックスでは、蓋体の開閉 を手動操作で行なわなければならず、使いずらい。また、蓋体の閉塞状態あるい は開放状態において、蓋体のスライド方向のがたつきを規制できないため、自動 車の走行振動などにより振動音が生じやすい。
【0006】 本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、使いやすく、蓋体のがたつ きを防止することができるコンソールボックスを提供することを目的とするもの である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上面に開口する収納部2を有するボックス本体1と、このボックス 本体1の上面に前後方向にスライド開閉可能に設けた蓋体31a ,31b と、この蓋 体31a ,31b を開放方向に付勢するダンパー42を有する付勢手段41と、前記蓋体 31a ,31b を閉塞状態で係止する係止手段71と、この係止手段71による蓋体31a ,31b の係止を解除させる操作手段73とを備えたものである。
【0008】
【作用】
本考案では、蓋体31a ,31b が付勢手段41で開放方向に常時付勢されていて、 係止手段71により蓋体31a ,31b の閉塞状態が保たれる。そして、操作手段73を 操作し、係止手段71による蓋体31a ,31b の係止を解除させると、付勢手段41の ダンパー42の作用により蓋体31a ,31b が緩やかにスライドして開放される。ま た、蓋体31a ,31b の閉塞状態および開放状態とも付勢手段41による付勢状態に あるため、蓋体31a ,31b のがたつきが防止される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照して説明する。
【0010】 1はコンソールボックスのボックス本体で、このボックス本体1は、前後方向 に細長く上面を開口した箱状に形成され、内側には収納部2の空間が形成されて いる。このボックス本体1の前後上縁部にはフランジ部3が突出形成され、この 両フランジ部3には、両側近傍に通孔4がそれぞれ形成されているとともに、そ の両通孔4の間に円筒状の突部5がそれぞれ突出形成されている。また、ボック ス本体1の両側面には、中央部に通孔6を有する取付片部7が突出形成され、さ らに、一側面の前後部に円筒状のボス部8がそれぞれ突出形成されている。なお 、このボックス本体1の上面は前後方向に緩やかな曲面に形成されている。
【0011】 11はレールユニットで、両側の一対のガイドレール12を備えている。このガイ ドレール12は、前後端部に取付孔13a を有する側板部13、この側板部13の上縁部 および下縁部からそれぞれ内面側に突出する上側レール部14および下側レール部 15、この上側レール部14と下側レール部15との間に中間レール部16がそれぞれ平 行に形成され、ボックス本体1の上面と同様に前後方向に緩やかな曲面に形成さ れている。一方のガイドレール12の側板部13には、上側レール部14と中間レール 部16との間に連通開口するガイド溝17が前側略半分の領域に形成されているとと もに、下側レール部15と中間レール部16との間に連通開口するガイド溝18が後側 略半分の領域に形成されている。
【0012】 また、一対の両ガイドレール12の前後端部は連結部材19によって連結されてお り、この連結部材19は、両端部に各ガイドレール12の側板部13に接合する接合片 部20を有し、この接合片部20の通孔21を通じて図示しないねじを側板部13の取付 孔13a に螺着して固定される。各連結部材19には、ボックス本体1の各通孔4の 位置に対応して一対の通孔22が形成されているとともに、突部5が貫通する貫通 孔23が形成されている。
【0013】 31a ,31b は前側および後側の蓋体で、前側の蓋体31a は、収納部2の略前側 半分の前後方向長さで一対のガイドレール12の間隔よりやや狭い横幅で前後方向 に緩やかな曲面の上面板部32が形成され、この上面板部32の前端側に操作用凹部 33が形成され、上面板部32の前縁部および両側縁部に下方に突出する鍔部34が形 成されている。この鍔部34の一側前寄りにガイド溝17に貫通配置されるピン35が 突出する突片部36が形成されているとともに、鍔部34の他側前寄りおよび両側後 寄りに一対のピン37が突出する突片部38が形成されている。この突片部38の各ピ ン37には上側レール部14と中間レール部16との間に配置されるローラ39がそれぞ れ回転自在に軸支されている。
【0014】 なお、突片部38の一対のピン37の突出位置は上下にずれており、前側のローラ 39が中間レール部16の上面に当接し、後側のローラ39が上側レール部14の下面に 当接し、蓋体31a の上下方向のがたつきが防止される。また、ローラ39は、内面 側にピン37が嵌合する凹部39a が形成され、外面側に三角形状の凸部39b が形成 されており、この凸部39b がガイドレール12の側板部13の内面に接触して、蓋体 31a の左右方向のがたつきが防止される。
【0015】 また、後側の蓋体31b は、前側の蓋体31a と略同様の構造であり、蓋体31a の 両側鍔部34間の横幅の上面板部32、この上面板部32の後端側の操作用凹部33、上 面板部32の後縁部および両側縁部の鍔部34、鍔部34の一側後寄りのピン35を有す る突片部36、鍔部34の他側後寄りおよび両側前寄りの一対のピン37を有する突片 部38が形成されている。各ピン37に軸支されたローラ39が下側レール部15と中間 レール部16との間に配置され、前側のローラ39が下側レール部15の上面に当接し 、後側のローラ39が中間レール部16の下面に当接する。そして、ローラ39により 、蓋体31b の上下方向および左右方向のがたつきが防止される。
【0016】 41は付勢手段で、この付勢手段41は、各蓋体31a ,31b ごとに備えており、ロ ータリー式のダンパー42を有し、このダンパー42の両端にリンク43,44がそれぞ れ連結され、一方のリンク43の先端の嵌合孔43a がボス部8に回動自在に嵌合さ れてねじ45で抜け止めされ、他方のリンク44の先端の嵌合孔44a が各蓋体31a , 31b のピン35に回動自在に嵌合連結されている。そして、前側の蓋体31a に連結 された付勢手段41のダンパー42はその蓋体31a を後方へ開放する方向に常時付勢 力を有し、後側の蓋体31b に連結された付勢手段41のダンパー42はその蓋体31b を前方へ開放する方向に常時付勢力を有している。
【0017】 51はカバー体で、このカバー体51は、前後方向に緩やかな曲面の上面部52、前 後の端面部53、両側の側面部54から前記ボックス本体1より大形の箱状に形成さ れ、上面部52には、収納部2の上面形状に対応して開口部55が形成され、この開 口部55の縁部に下方へ突出する内面部56が形成され、開口部55の前後で前記ボッ クス本体1の突部5の上方位置に対応して窓孔57がそれぞれ形成されている。ま た、このカバー体51の内側には、ボックス本体1の両側の取付片部7の通孔6を 通じてねじ58が螺着される取付孔59を有する取付ボス60が形成され、同様に、図 示していないが、フランジ部3の各通孔4および連結部材19の各通孔22の位置に 対応して、ねじ58が螺着される取付孔を有する取付ボスがそれぞれ形成されてい る。
【0018】 また、ボックス本体1のフランジ部3および連結部材19上とカバー体51との間 には、係止手段としての係止片71が上下方向水平移動可能に配設され、この係止 片71の下側に係止片71を上方に付勢するスプリング72が突部5に嵌合して配置さ れ、係止片71の上部に操作手段としてのボタン73が連結されている。
【0019】 この係止片71は、先端に蓋体31a ,31b の鍔部34に係止する爪部71a が形成さ れ、スプリング72の付勢力で係止状態が保たれる。
【0020】 また、ボタン73は、窓孔57に嵌合して突出可能とし、下部周縁に窓孔57の縁部 に係合するフランジ部74が形成され、下面に係止片71に連結される連結片75が突 出形成されている。
【0021】 次に、本実施例の作用を説明する。
【0022】 まず、コンソールボックスの組立てについて簡単に説明すると、蓋体31a ,31 b の両側の各ピン37にローラ39を嵌合し、その両側に一対のガイドレール12を嵌 合し、一対のガイドレール12の前後端部を連結部材19で連結する。蓋体31a ,31 b を取付けたレールユニット21をボックス本体1の上面に嵌合し、各蓋体31a , 31b 用の付勢手段41を取付け、ボックス本体1の前後部にスプリング72、係止片 71およびボタン73をそれぞれ介在させてカバー体51を取付ける。
【0023】 このコンソールボックスの組立状態では、ボックス本体1の上面にガイドレー ル12の下面が嵌合するとともに、このガイドレール12の上面にカバー体51の内面 部56が嵌合し、ボックス本体1とカバー体51との間でレールユニット11が挟持さ れる。
【0024】 そして、図8はカバー体51の開口部55内に嵌合する各蓋体31a ,31b が閉塞さ れた状態にあり、係止片71の爪部71a が蓋体31a ,31b の鍔部34に係止した状態 にスプリング72で保持されている。この各蓋体31a ,31b の閉塞状態では、付勢 手段41により開放方向に付勢されている蓋体31a ,31b を係止片71で係止した状 態にあるため、蓋体31a ,31b の前後方向のがたつきが防止されている。
【0025】 次に、前側の蓋体31a を開放する場合には、前側のボタン73を押下げ操作する ことにより、係止片71の爪部71a が鍔部34から外れ、付勢手段41のダンパー42に より、図6の状態から図7の状態に蓋体31a が移動して、ボックス本体1の収納 部2の前側上面が開口される。このとき、ダンパー42の作用により、蓋体31a は 緩やかな速度で開放される。また、蓋体31a のピン35がガイド溝17の後部に当接 して蓋体31a の開放移動が止まる。この各蓋体31a の開放状態では、付勢手段41 により開放方向に付勢されている蓋体31a のピン35がガイド溝17の後部に圧接し た状態にあるため、蓋体31a の前後方向のがたつきが防止されている。
【0026】 また、蓋体31a を閉塞する場合には、蓋体31a の操作用凹部33に指を引っ掛け て前方へ移動させ、鍔部34を係止片71の爪部71a に係止させる。
【0027】 また、後側の蓋体31b も同様にして開放および閉塞することができる。
【0028】 そして、各蓋体31a ,31b は、上述のように、ガイドレール12に嵌合する複数 のローラ39により上下方向および左右方向のがたつきが防止され、かつ、付勢手 段41により閉塞状態および開放状態での前後方向のがたつきが防止されており、 自動車の走行振動などにより振動音が発生するのを防止することができる。
【0029】
【考案の効果】
本考案によれば、蓋体を付勢手段により開放方向に付勢するため、少なくとも 蓋体を開放させる際には自動的に開放させて、使いやすくすることができ、しか も、蓋体の閉塞状態および開放状態とも付勢手段による付勢状態にあるため、蓋 体のがたつきを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコンソールボックスの一実施例を示す
分解状態の斜視図である。
【図2】同上実施例の係止手段部分の一部の断面図であ
る。
【図3】同上実施例の断面図である。
【図4】同上実施例の断面図である
【図5】同上実施例の一部の内側面図である。
【図6】同上実施例の閉塞状態の斜視図である。
【図7】同上実施例の開放状態の斜視図である。
【図8】同上実施例の組立状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 ボックス本体 2 収納部 31a ,31b 蓋体 41 付勢手段 42 ダンパー 71 係止手段 73 操作手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に開口する収納部を有するボックス
    本体と、 このボックス本体の上面に前後方向にスライド開閉可能
    に設けた蓋体と、 この蓋体を開放方向に付勢するダンパーを有する付勢手
    段と、 前記蓋体を閉塞状態で係止する係止手段と、 この係止手段による蓋体の係止を解除させる操作手段と
    を備えたことを特徴とするコンソールボックス。
JP2757192U 1992-04-27 1992-04-27 コンソールボックス Pending JPH0586696U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2757192U JPH0586696U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 コンソールボックス

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2757192U JPH0586696U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 コンソールボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0586696U true JPH0586696U (ja) 1993-11-22

Family

ID=12224702

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JP2757192U Pending JPH0586696U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 コンソールボックス

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113199987A (zh) * 2020-01-31 2021-08-03 森六汽车配件株式会社 车辆用收纳装置

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