JPH058668Y2 - - Google Patents

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JPH058668Y2
JPH058668Y2 JP12896485U JP12896485U JPH058668Y2 JP H058668 Y2 JPH058668 Y2 JP H058668Y2 JP 12896485 U JP12896485 U JP 12896485U JP 12896485 U JP12896485 U JP 12896485U JP H058668 Y2 JPH058668 Y2 JP H058668Y2
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cap electrode
rectangular
chip
electrode
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の技術的分野 本考案は、チツプ部品、例えば、抵抗、コンデ
ンサ、半導体素子、或いはチツプ型ジヤンパー線
等をプリント配線基板の導電パターンに取り付け
るためにキヤツプ電極に関するものである。
特に、本考案は、断面が角型のチツプ部品用キ
ヤツプ電極の構造を改良したものである。
(2) 考案の技術的背景 チツプ部品には、断面が丸型のものの他に角型
のものもあり、この角型チツプ部品の微細化が進
むに従つて、角型キヤツプ電極と角型チツプ部品
の電気的、機械的接続を確実にし、しかも角型キ
ヤツプ電極の製造を簡単にするための形状が問題
になつてきた。
(3) 従来の技術とその問題点 第1図は、チツプ部品1のキヤツプ電極2をプ
リント配線基板10の導電パターン11に半田1
2によつて取り付けた状態を示すものである。
従来の角型キヤツプ電極2は、第2図に示すよ
うな形状の板体4を数回に分けて角絞りを行つた
後、開口部3をトリミングして第3図のような角
型キヤツプ電極2を作つていた。そして、この角
型キヤツプ電極2の開口3に角型チツプ部品1を
挿入し、両者の摩擦によつて角型チツプ部品1が
角型キヤツプ電極2から脱落するのを防止すると
共に電気的な接続も行なつていた。
しかし、上記角型キヤツプ電極2を作る場合、
微小部品の多段絞りという工程が必要であるため
コストが高いという問題があるだけでなく、角型
キヤツプ電極2の工作精度にわずかのバラツキが
あると、角型チツプ部品が挿入し難いもの、或い
は角型チツプ部品が脱落し易いものなどが出ると
いう欠点があつた。
次に、上記欠点を除去したものとして、第4図
に示すような形状の十字型の板体5を点線に従つ
て直角に折り曲げ、第5図のような角型キヤツプ
電極2′が考えられた。
この場合、十字型板体5の厚さに薄いものを使
用すると、角型チツプ部品1と角型キヤツプ電極
2′の摩擦力は小さく、角型キヤツプ電極として
も強度が弱い。十字型板体5を厚くすると、角型
キヤツプ電極の強度は強く、角型チツプ部品と角
型キヤツプ電極との摩擦力も強くできるが、材料
及び加工コストは高価となる欠点があつた。
(4) 考案の目的 本考案は、上記のような欠点を除去するもの
で、角型チツプ部品と角型キヤツプ電極との電気
的、機械的な接続を安定に行うと共に、安価な製
造を可能とする角型キヤツプ電極に関する。
(5) 考案の構成 本考案は、第6図に示すように、十字型の板体
の4隅部に肉8を付けた形状のものを金型(図示
されていない)で1回押圧するだけで第7図のよ
うな形状の角型キヤツプ電極2″を作るものであ
る。
このようにしてできた本考案の角型キヤツプ電
極2″は、その開口3に近い隣り合つた面が合わ
される部分9では不連続となり、開口3より底部
に近い部分8では連続となつている。
第6図の肉8を付ける程度は、角型キヤツプ電
極2″の断面積にもよるが、実験によれば、角型
キヤツプ電極2″の一辺のほぼ1/2〜1/3程度にし
た場合、金型での加工を一回の押圧で角型キヤツ
プ電極2″が絞り形成された。
そして、このようにしてできた角型キヤツプ電
極2″に角型チツプ部品1を挿入した場合、両者
の電気的、機械的接続は、従来のものより優れた
ものができた。
(6) 考案の効果 以上のように、本考案は、角型キヤツプ電極を
作る前の板体の形状を十字型の隅部に肉を付けた
だけのものとし、これを金型の一回の挿圧によつ
て、角型キヤツプ電極2″が絞り形成されるだけ
でなく、この時に形成される角型キヤツプ電極
2″の稜線部分に連続部と不連続部とができるこ
とによつて、角型チツプ部品を角型キヤツプ電極
に挿入し保持する場合の接触圧は適当に強靱で、
かつ柔軟性をもつ事となり、電気的、機械的にも
従来のものより優れたものとなつた。
また、本考案によれば、角型キヤツプ電極は、
円筒型キヤツプ電極より簡単に製造でき、しかも
取り付けに際して信頼性が高い。
すなわち、本願考案の角型キヤツプ電極は、一
度の押圧成形により製造できると共に、この角型
キヤツプ電極を備えた電子部品は、自動挿入機等
により印刷配線板の配線パターン上に置かれた後
のはんだ付けに際し、円筒状電子部品に比べて安
定性が良いだけでなく、はんだの取り付け面積が
大きいので、所定位置に確実に接続される。
【図面の簡単な説明】
第1図はチツプ部品のキヤツプ電極をプリント
配線基板の導電パターンに半田付けした状態を示
す断面図、第2図及び第4図は、従来の角型キヤ
ツプ電極を作る前の板体の形状、第3図及び第5
図は従来の角型キヤツプ電極の斜視図、第6図は
本考案の角型キヤツプ電極を作る前の板体の形
状、第7図は本考案の角型キヤツプ電極の斜視
図。 1……チツプ部品、2,2′,2″……角型キヤ
ツプ電極、5,7……十字型板体、8……肉部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 4隅部に肉を付けた十字型板体を金型で押圧し
    て形成する角型キヤツプ電極の底部から開口部に
    向かう4つの稜部において、 開口部に近い不連続部と、 底部に近い連続部と、 を備えたことを特徴とする角型チツプ部品用キヤ
    ツプ電極。
JP12896485U 1985-08-24 1985-08-24 Expired - Lifetime JPH058668Y2 (ja)

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JPS6237913U JPS6237913U (ja) 1987-03-06
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JPH0756856B2 (ja) * 1990-06-22 1995-06-14 太陽誘電株式会社 保持部付きキャップ電極およびその製造方法
JP2541281Y2 (ja) * 1990-06-22 1997-07-16 太陽誘電 株式会社 回路基板と電子部品素体との取付組立体

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